biscoの地雷備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード


ボードゲームの感想を綴るメモ。もしくは。
余談、推測、ムダ知識と飽くなき物欲を存分に迸らせながら、
何気ない構造に潜むオモシロをヒネた世界の見方で突付き回す、あるコレクターの備忘録。
全てのキッカケはボケ防止。脳力の衰えを感じる今日この頃。
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2006-04-13

[]このロケットって、もしかしてミサイルこのロケットって、もしかしてミサイル?を含むブックマーク

”「シュートザムーン(Shoot the moon)」”

FunDex発のイイ感じトリックテイク。

何その会社?ってなるかもですが、あれですよ、例のアルフレッドフードファイトを送り出したとこです。

良い意味で大味で、最後まで気の抜けない仕上がり。オモシロ。




箱こんな風。




小箱です。カドゲです。


ゲームはというと。

トリックを通じて獲得できるチップを規定数集めた人が勝ち。

ま、俗にいう目標達成型のトリックテイクですが、目先がちょっと変わっててイケてます。

まず第一に、カードが配り切りではありません。スート4色各12枚もあるのに、1ラウンドは手札5枚。余りまくりの沈みまくり。

たった5枚なので配られる手札も時に端的。「うわ」っていう時も「おお」っていう時もあるでしょうが、どちらにせよ最善を尽くすしか!な流れが熱いですね。

ちなみに、基本的にはラウンド終了ごとに全カードをリシャッフルするんですが、「山札切れでリシャッフル」にしたほうがオモシロ。特殊カードが手札に混ざる可能性を均して、ギャンブルぶりやらリスキーな感じを強調したいのかもですが、それよりもここはテンポ重視。そこまで気にすることもないかと。つか、毎度のシャッフルは面倒ですし、若干のカウンティングも効くので、「山札切れキッカケ」がやっぱりオススメです。


話逸れました。


手札5枚で何を頑張るか。

トリックは切り札あり(固定色)のマストフォローで進行。

で、目標達成型というからには目標を達成するわけですが。

その目標とは「トリックを奇数分獲得する」。

言い換えると、総数5トリックのうち「1もしくは3もしくは全部を獲得する」ってことです。

可変目標とでもいいますか。

よくある目標達成ものは「○トリック取る」という目標は決して揺るがず。目標を一度上回っちゃったら達成の見込み無し、あとは他人の達成の邪魔する他ないなあ、死なばもろともな空気が漂うわけですよ。

が、本作ならば融通利きます。だもんでラウンド最後まで頑張れます。1トリック取って達成!→と思ったら2トリック目を取らされた→じゃあ3トリック目を狙うか、みたいな。可変目標ならではのフレキシブルな流れ。

ちなみに全トリックを取ると「シュートザムーン」ってんで、チップを通常の倍獲得できたりするという粋な計らいまで。

この融通利く感じがラウンドを最後まで投げさせないというか、ランダムな手札をしてゲーム足らしめているというか。それぞれの思惑が交錯しつつオモシロな展開、濃密な5トリック。



カードをばらり。



さらにラウンド中のやり取りに緊張感を持たせているのが、2種類の特殊カードの存在

名を「ビッグムーン」「リトルムーン」カードと言いまして。

トリック必殺かつ、目標達成とは別に即座にチップをゲットできるビッグムーン。

特殊トリックが起こるやら、トリックを取った者からチップを吐き出させるやらのリトルムーン。

どちらも非常に強力&使い勝手がいいので是非に欲しいところなんですが、各2枚計4枚の行方は完全に運なんですよねえ、これが。豪運が問われるところですよ。



とまあ、大体こんな感じのトリックテイクなんですが。

前述した山札切れキッカケのリシャッフルさえ採用しておけば、とてつもなく軽くて早くてステキなカドゲが誕生します。

目標を修正しながらトリックを争うのは、あたかも月に向かってふらふらとロケットを飛ばしている体。上手い操縦が勝利のカギですなあ。



あ、そうそう。

あんまり関係ないかもですが、付属のチップもいい感じ。ロケットのマークが浮き彫りになってます。

ちょっとしたことですが素チップよりも断然いいですよね。ありがたし。