さて、いよいよアイドルマスター2が発表され、これからアイマス界隈の話題もそれ一色になってくることと思う。
なので、その前に今までの総決算……というほど大袈裟なものではないが、2が発売されるまでのアイマスについてのマイランキングなどをまとめてみたいと思う。
対象になる作品は「アーケード版アイドルマスター」「XBOX360版アイドルマスター」「アイドルマスター・ライブフォーユー」「アイドルマスターSP」「アイドルマスターDS」の5作品である。
5位 The IdolM@ster
この曲は、アーケード版アイドルマスターで大変お世話になった曲だ。アーケード版の中では一番BPMが早く、リズムが取りやすくて点が稼ぎやすい。困った時にはユニットの曲をこれに設定して、なんとかオーディションを潜り抜けるのがセオリーだった。
4位 私はアイドル
この曲は、私のニコマス再生リピート数でダントツトップの曲である。尤も私が聞いているのは「私はアイドル」じゃなくて「私は強キャラ使い」だけど!
3位 NextLife
M@sterArtist、M@sterSpecialを通じて二番目に好きな曲(「スタ→トスタ→」、「フタリの記憶」とかなり迷ったのだけどこちらを)。響の(961時代の)イメージに合わせた曲ということなんだろう。今までのアイマスにはなかった系統の曲で、いかにも黒井社長の趣味っぽい。でも、きっと響は「あなたの遺伝子が呼んでる」とか歌ってる意味が自分でもあんまりよくわかってなかったんだろうなーとか想像しつつ。
2位 空
M@sterArtistシリーズの最終回にして、それまでカバー曲だけしか歌ったことのなかった小鳥さんの美声が初めて披露された曲。この曲はいい曲だよ! マイニコマスでも再生数2番目の曲。……まぁ、聞いてるのは(ry)なんだけどね!(動画参照)
1位 Dazzling World
映えある1位はこの曲。なんと765プロの曲じゃなくて876プロの曲なんだけど、この曲はいい曲だよ! ちなみに男声バージョンと女声バージョンが存在する。中の人は一緒だが。
3位 双海亜美・真美
一応、2の直前までは真美単独でプロデュースできる作品はないので、二人合わせて一人扱いとさせてもらう。響も好きで甲乙つけがたかったけど(伊織はぱっつん限定なもんで)、アケマス時代はずっと亜美真美だったしなぁ。とはいえ、コミュの選択肢にトラップっぽいのが多くて(一見正解に見える返答がノーマル以下だったりする)、思い出稼ぎはもっぱら素直なやよいに頼っていた。個人的に一番印象に残っているイベントはライブフォーユーの楽屋裏イベント。真美は不憫な子のはずだったのに……。
2位 水谷絵理
DSで彼女のシナリオをやってぶっとんだ。DSに登場する3人のアイドルのうち、女装男性アイドルである秋月涼のインパクトに隠れて目立たないけど、実は絵理もアイマス史上前代未聞のアイドルである。これは、アイドルマスターDSのゲームとしての特性に由来するものだ。
アイドルマスターに登場する他のアイドルは、様々な悩み、あるいは課題を持ち、それぞれに葛藤を抱えている。それをサポートし、解決に導くのがプレイヤーの分身たるプロデューサーの役目だ。しかし、アイドルマスターDSは違う。絵理は引きこもりのネットアイドルで、アイドルデビューのきっかけもプロデューサーに誘われたから……となると、主体性のない、引っ込み思案のキャラのように見えるが、実はそうではない。
DSのプレイヤーの分身はアイドル自身である。絵理は確かに最初悩みを抱えているが、それを(プレイヤーの選択によって)自ら克服していく。それだけではない。絵理のシナリオで葛藤を抱えているのはプロデューサーである尾崎玲子であり、足を引っ張るのは周りの大人達である。絵理はデパート屋上に引きこもろうとする(!)尾崎を懸命に説得し、彼女がトラウマを克服できるよう助けるのだ。(*1)ゲームの構造上、そうならざるを得ないのだが。
絵理は、語尾を疑問形にする独特の口調も手伝って、一見気弱そうに見える。しかし芯は強い。もしかしたら765と876、16人のアイドル候補生の中で一番強い女性かもしれない。余談だが、ニコマス作品で絵理を「気弱そうに見えるが実は気が強い」という設定にしているプロデューサーは多分クリア組である。
というわけで、そんなギャップが魅力的なDSでイチオシの彼女もお気に入りのキャラである。
(*1)上田夢人氏による公式コミカライズ「アイドルマスター・リレイション」の美希とプロデューサーの関係はこれに近い。千早プロデュースの失敗というトラウマを抱えたプロデューサーを、美希が持ち前の天真爛漫さで力づけて前に進んでいくのがストーリーのメインだ。今度発売された絵理が主役コミック「アイドルマスター・イノセントブルー」では、その美希と絵理の絡みが見られる。
アイドルマスターInnocent Blue for ディアリースターズ (1) (IDコミックス REXコミックス)
アイドルマスター relations (1) (IDコミックス REXコミックス)
1位 四条貴音
2位の理由とはまさに対照的になってしまうのだが、彼女についてはSPではほとんど何も明かされなかったといっていい。そのミステリアスなところが彼女の魅力である。毅然としたところと弱さ脆さ、大人びている部分と妙に世間知らずな部分など、矛盾する要素をいくつも併せ持ったキャラで、出身地すら明らかではない。
だがそこがいい。
もし想像どおり2であずささんが背後からみんなを見守る立場に退いているとすると、現役アイドル候補生としては彼女が一番の最年長ということになる。意外なことに、彼女のプロフィールは「高校中退」だ。アイドルをやるために高校を辞めてしまったのだろうか? 2では彼女についてもう少し詳細な情報が判明するのかもしれない。楽しみだ。
とか書いてたら、アイマスDSに携わったプロデューサーがバンナムを退社していることが判明。
3月31日をもってバンダイナムコゲームスを退社しました。在職中さまざまなかたちで応援してくださったかたがた、ありがとうございました。現在求職中の身です。
6:48 AM Jul 9th webから
うーん、こりゃ本格的に876プロの存在は黒歴史になるのかなぁ。アイマスDSの不振はラブプラスとバンナムの会社全体の業績悪化のせいでプロデューサー個人のせいじゃないとは思うんだけど……残念。