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びるとてぃるとのかけら

2011-02-04 ネットは広大だわ

 インターネットってすごいなと思った最近の出来事。


 ずーっと昔に触れた作品のかけらをひょんな拍子に思い起こし、頭の片隅に引っかかったまま、どうしても思い出せなかったものがいくつかあった。もう半分諦めていたのだが……。


1.小学校中学校教科書に掲載されていた短編小説(?)で、主人公は侍。とある有名な剣士を訪ねてその家にやってくるが剣士はおらず、代わりに年老いた農夫がいて、侍は農作業を手伝うことになるが思いのほか苦戦。ようやく農作業の大変さを理解してきた最後の場面で、その農夫が自分が訪ねてきた剣士本人であるとわかる。


 侍が剣士を訪ねた理由をすっかり忘れていたり(剣の奥義を習いに来た)、剣士の娘の存在をまったく失念していたなど、作品の重要ポイントが抜け落ちていたにも関わらず、国語教科書に掲載されていたというだけであっさりと判明。

 山本周五郎氏の「内蔵允留守」という作品だった。どうも記憶に残ったと思ったら、私が好きな「樅の木は残った」と同じ作家だったのか……納得。


山本周五郎中短篇秀作選集〈1〉待つ


2.レンタルで見た何かのOVAの主題歌。たぶんエンディングテーマ曲。作品名と歌手が誰なのか思い出したかった。でも「なくした愛は 昨日の涙 どこかでそっとなく誰かに めぐり合うために旅立つの」……という歌詞の一部分しか思い出せず。


 OVA「BurnUp W」第3巻主題歌「いつも夢だけは味方だから」。歌手仲村知夏さんだった。ググったらAV女優が出てきたんだけど、どうやら別人みたい。

 どうやら「誰が歌ってたかも忘れた、歌詞の一部分しか覚えていない昔の曲」というのは、ネット検索で最も見つけやすい情報の一つみたい。「なくした愛は 昨日の涙」だけで出たからなぁ……。



 ちなみにこれはその作品のオープニングである


3.ジャンプ系の何かの雑誌に掲載されていた読みきりマンガタイトルとその作者。

 覚えているのは「主人公は柳生十兵衛」「敵がFF2に出てきたような真っ黒いフルプレートを着た外人」「敵ボスが部下に裏切られて斬られる。そうすると鎧の中からなぜか美少女が」「止めを刺されそうになったところで主人公が割って入る」「『三池典太を振るうには一に精進二に精進、近道はございませんぞ』という爺の言葉を思い出すシーンがある」ことだけ。


 これが一番苦戦した。ネット以外で調べても、例えば友達に聞いてもまず答えが得られないだろうことはわかっていた(めちゃくちゃマイナーな作品な気がした)ので、いろいろと検索条件を絞ってみたんだけど「柳生十兵衛 美少女」とかで検索すると当然のように十兵衛ちゃんとか百花繚乱しか出てこない(笑)

 なかなか見つからなかったのは、私がある勘違いをしていたせいもあった。史実だと三池典太の所有者は柳生十兵衛なので、てっきり主人公は柳生十兵衛だと思い込んでいたのだが、この作品に登場していたのは「柳生連也斎」だった。

 というわけで、私の探していた作品はどうやら少年ジャンプ増刊号スペシャルに掲載された野口賢氏の「サヤカ」という作品だったらしい(先に検索に引っかかったのは読み切り作品である「サヤカ」でなく、それを元にした連載作品の「柳生烈風剣連也」だったのだが、そちらは読んだ記憶がない)。

 そもそもどうしてその増刊号を買ったかすら覚えていないのだが……(バスタードか何かが目当てだったのかなぁ)。


柳生烈風剣連也 1 (ジャンプコミックス)

柳生烈風剣連也 1 (ジャンプコミックス)


 上記の作品は3つとも、ネットの力がなければ詳細を思い出すことは不可能のまま忘れ去っていたと思う。集合知というのはすごいなと改めて思い知った(もちろんそれがネガティブな方向に働けば大変なことになるわけだが……)。