昨日と同じリンク

携帯ゲーム機っぽいWindows PC「GPD WIN」が展示デモ中、ドスパラ


 昨日と同じリンクだが、ミスではない。たまたま代休が取れたので、現物を拝みに行ってみた。見ていたのは私だけではなかったとはいえ、人が鈴生りというわけでもなかったので特定されるかもだが……(笑)。


 実物を見た感触としては、Windowsマシンとして欲しいというコメントは撤回する。
 まず、記事に文章として書かれていなかったので注意を払っていなかったのだけど、記事内の写真にははっきりと写っているとおり、これはスタッフのお土産(私物)という位置づけのようだ。そりゃ販売しないはずだ。販路があるとかでもなんでもないわけだから……。
 そのうえで、300g台という軽さは間違いではない。軽い。しかも、LifetouchNoteのように重心が悪いなどということもなく、普通にキーボード側に重心があるので、使っていて反対側に倒れ込むということもない。
 しかし、本来記事にある寸法などから予測しておくべきだったことだが、このキーボードはVaioUの最後期バージョン(参考リンク:「いつも両手で握っていたい」秀逸の使い心地──ソニー「VAIO type U VGN-UX50」)、あるいはBlackberry(Priv)のそれのようなデザインである。すなわち本体を両手でホールドし、両手の親指で打鍵することを前提としているのだ。これをノートPCのようなイメージでテーブルに置き、両手の五本の指でタイピングすることは、本体サイズ、キーピッチからいって相当困難である。つまり、私の企図していたような用途には使えないということだ。せめてMobioかLibretto並みのキーピッチがあればいいのだが……。このマシンのキーボードはあくまでも補助的な用途、それこそオンラインゲーム中のチャットに使うことくらいしか想定されていないのだろうし、マシンのコンセプトからすれば別に誤りではない。
 とはいえ、これをテキストエディタに使えれば、などと考えていた邪道な人間にとっては、少々期待はずれであることも確かなのだが……。