劇場版!


待ちに待った初日!
毎年恒例、初日に観に行きました^^


名探偵コナン〜業火の向日葵〜


怪盗キッドが出てくるということで、感動系ではないだろうという事前の予測(笑)
以前から怪盗キッドが出てくる映画は感動しないものですから^^;


単行本だと、キッドとコナンは敵対の関係ですが・・・
『世紀末の魔術師』『銀翼の奇術師』『探偵たちの鎮魂歌』『天空の難破船
全ての映画でキッドとコナンが協力して犯人たちを追い詰めていくのが定石なので、
今回もキッドとコナンが協力して犯人を追いつめていくんだろうと思っていました。


がしかし・・・


序盤から、キッドとコナンが敵対心むき出し(笑)
そのあたりは期待を裏切ってくれて良かったです。


キッドが今までと行動が全然違う(飛行機爆破容疑・殺人未遂)ので、他人物の何かトリックかキッドが偽物かのどちらかだなというのは容易に想像つきますね。


序盤で、新聞が映ったときに『東さんの名前が新聞に載っていた(ゴッホの画を見つけた人として)』・・・
コレを見逃さなかった自分は、7人のサムライに東さんがいたときに、コレ犯人だったら前代未聞の拍子抜けだと思いましたね(笑)
今回は、ゲスト声優(榮倉奈々)の演技がめちゃくちゃ下手クソだったので、コレが犯人なのは勘弁だと思っていました。
ちなみに、自分は榮倉奈々は好きですよ?(笑)


ゲスト声優は、ゲストと気づかれない(違和感がなければ)場合はOKだと思うのですが、酷すぎる場合はすぐゲストと気づく・・・


ちなみに・・・
『絶海の探偵』の柴咲コウ
『異次元の狙撃手』の福士蒼汰・パックン
あとは、何かで声優していた、香川照之広末涼子戸田恵子あたりは本人と全く気が付かずに違和感なかった。


今までで過去最低は・・・
『漆黒の追跡者』のDAIGO
11人目のストライカー』の遠藤
『異次元の狙撃手』の赤星
このあたりでしょうか(笑)



序盤で笑ったのは、鈴木次郎吉の半端ない資産・・・さすがに底なしすぎる(笑)


個人的には、ストーリーは悪くなかったですねぇ。
よくありがちな、途中の間延び感もそんなになかったのも良かった。
ただ、今回はお笑い的な要素がほぼなかったですね。劇場で笑い声が聞こえるところもなかったですし。


新参の中では、アメリカのチャーリー警部の洞察力が凄すぎて感心した(笑)
あの読みと洞察力はかなりのモノで、怪盗キッドの今回の事件の考えも全て分かっていましたしね。



にしても・・・
犯人がやめてくれ!!って思っていた、榮倉奈々なのは凹まされた。
感情が何も入っていないと思うくらいに演技が酷かった。


さらに・・・
犯人のしょうもない動機!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
コレなんとかならなかったの?


マジで過去最低レベルのしょうもない動機でしたよ^^;
あまりにしょうもなさすぎたからか、この犯人を詰めるシーンもあっけなく終わっていましたね(笑)


あとは、毎回恒例の蘭ちゃんorコナンのピンチ場面があるわけですが・・・
今回はコナンでしたね。このときのコナン復活(行き逃れる)場面も相当あっけなかった。
あそこで感動を生むのがコナン映画のセオリーですよ。
ラスト場面には、幾度となく劇場で泣いたものですが、今回は涙の一滴も出ませんでしたねぇ(笑)


あとは、花火ボールまだあったのか!って感じ・・・
アレは『異次元の狙撃手』では素晴らしい演出で使っていたのですが、水の中で使っても意味ないだろと(笑)



良かったシーンとしては・・・
事前に、向日葵の花言葉「私はあなただけを見つめる」というのは頭に入れていたのですが・・・
おばあさんから灰原への助言でそれが出てきたのは個人的にヒットした(笑)
その伏線が最後に出てきたのも良かった。


キッドの連れのジイさんにスポットライトを充てるという想定外の設定も良かった。
美術館で見せたジイさん(変装)のあの涙も良かった。
こういう期待を裏切るのが何個もないと満足できないですよ(笑)



この作品で一番思ったのは・・・
園子が最も輝いた作品』ということではないだろうか(笑)
登場場面が多かっただけだけど、それがなかなかないことなので、園子ファンは満足では。



そういえば・・・
序盤で伏線ではないかと思っていた、スイカ割り機は最後まで出てこなかったのと、
前回からクイズは灰原になったんじゃないのか!っていうのは少し思った(笑)



映画終わりの主題歌はいつもしんみりしながら聴いているのですが・・・
今回は主題歌もイケてない(笑)
ポルノグラフィティが悪いと言っているわけではないですよ^^;



とまぁ、完全に満足というわけではなかったですが・・・
『銀翼の奇術師』『戦慄の楽譜』のときみたいな拍子抜け感はなかったです(笑)
まぁまぁって感じですかね。



一番テンションが上がったのは、毎年恒例、来年の映画のヒント・・・


●次回は映画20作品目の記念映画
●ジンの口から『キールバーボン』という単語


20作品目で豪華にやるでしょうし、そこに黒の組織がMAXに絡んでくるのはさすがに興奮する(笑)


『異次元の狙撃手』のような、単行本ストーリーに紐付く映画になるのかな。
それとも、ストーリーとは全く関係のないオリジナルでしょうか。


個人的には・・・
キール(CIA諜報員で黒の組織にスパイ)・バーボン(公安で黒の組織にスパイ)がジンにスパイだとバレる展開だと最高(笑)
というか、そんなのが映画かされるとか思うと、今から興奮してしまう!!(笑)


とまぁ、来年の作品に期待しつつ・・・
青山先生が早く元気になることを心より願っております!