「一千兆円の身代金」

フジテレビで、SMAPさんの名作ドラマを年内に再放送するということで、今日は香取慎吾の「一千兆円の身代金」が再放送されました。

これ去年観て、号泣したんだよね。香取慎吾が「誘拐犯」を演じているんだけど、あまりに切なすぎる展開。「誘拐」される本田望結ちゃんの演技がまた泣かせる。「香取慎吾と子供」という組み合わせの相性もいいんだと思う。

SMAPの中では私は昔から慎吾ちゃん派なんだけど、基本的に明るい慎吾ちゃんが好き。だけど、ドラマに関しては明るい役柄より、今回みたいな影のある役柄の方が好きなんだよね。

SMAP活動もそりゃあ、続けられるなら続けてほしいけど、「役者、香取慎吾」にとっては「SMAP」の肩書ってむしろ必要ないのかなって思ったりもする。SMAPのイメージが邪魔しちゃうこともあるかも?


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余談ですが、明るいキャラものから犯罪者まで様々な役柄をこなす彼ですが、「歌」における振り幅も広いということに最近、気付きました。SMAPの歌を聴いていて「あれ、この声は誰だ?」というと大概、彼の声。他の4人の声は特徴的ですぐわかるのですが、彼の声はわからないときがある。

単に声に特徴がないのかなと思ったのだけど、なんか意識的に曲によって声や歌い方を変えている気がするんですよね。アイドルっぽく歌ったり、がなり声で歌ったり、ささやくように歌ったり。パワフルでもあり、繊細でもあり。裏声も予想外の声だし、ラップもこなれてる。

「ココニイルコト」の慎吾ちゃんの声なんて渋くて味わい深くて、本当に「誰?」だった。

かなり話がそれて「香取慎吾論」みたいになっちゃったけど、またいい作品に出会って役者としても頑張ってほしいです。新しい話、聞こえてこないけれど・・