Little Rock Central: 50 Years Later / 日本未公開 (2007) 73本目
丁度リトル・ロック・ナインが50周年を迎えた時にHBOで放送が開始。
でも尽く録画に失敗。調べていたら割りと早くにDVDが発売するのが決まっていたので、面倒なのでDVD発売まで待ってました。
素晴らしいドキュメンタリーでした。本当に「今」に焦点が当てられていて、あの時に9人が頑張った成果はどうなのか?ですよね。残念ながら同じ高校には通っては居るけれど、教室と括りで真っ二つに人種で分裂している。同じ校内に2つの別の学校が存在しているようでした。
黒人の生徒4人をメインにカメラは追っていきます。1人はお金持ち坊ちゃんで生徒会長、1人は13歳で妊娠・出産した女子生徒、お母さんと喧嘩して家を追い出されたボクサーを目指す男子生徒、家は貧乏で進学組に入っている女子生徒。4人それぞれ環境は違うけれど、全員が勉強したいと思ってるんですよね。でも、ボクサー目指している子だけは、出席率も悪く成績も悪い。分かっては居るんだけど、中々やらない。
市の仕事に関わる人が、市庁にあるリトル・ロック・ナインの銅像を見て言った言葉が凄く印象的。
「こうやって見ると彼等もただの子供だったんだよね」
彼等が成し遂げた事はあまりにも偉大だったので、彼等が子供だって事すら忘れられていた気がする。
そこで、今回の主役の1人でもあるリトル・ロック・ナインの1人であるミニージーン・ブラウンの当時の姿が出てくる。カメラとマイクを向けられて大人ぽく答えているのだけど、間違えてしまって9人がみんなで子供ぽく笑うシーン。ハッとしましたね。
また学校内で生徒同士が話し合うシーンが結構多くて興味深いです。割りとみんなフランクに語ってます。
リトル・ロック・ナインの歴史記念館みたいな所には、ミニージーンの娘さんが勤めていて、彼女がツアーガイドとして案内してくれるらしい。素敵ですよね。カッコいい母の背中を見て育ったからこそかもしれないです。
なんでだろう?地元の人のインタビュー聞いてると何か懐かしい感じがする。
(5点満点:DVDにて鑑賞)
Animal 2 / 日本未公開 (2007) (Video)
Cast >> Ving Rhames (James 'Animal' Allen), K.C. Collins (James Jr), Vicellous Reon Shannon (Darius), Yannick Bisson (Dillen) ...
Director >> Ryan Combs
総合ポイント >> 3.5/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 3 Direct >> 4 Music >> 3
Even Animal needs help
ジェームス・”アニマル”・アレン(ヴィング・ライムス)は、終身刑で刑務所にいたが、刑務所内で黒人対メキシカンの対立で暴動がおき、別の刑務所に移動になった。そこでは、以前アニマルと対立していたカサダが囚人でありながら牧師となって、刑務所内を牛耳っていた。成長したアニマルの息子のジェームス・ジュニアがトラブルに巻き込まれ、兄のダリアス(ヴィセロアス・レオン・シャノン)が、父アニマルの助けを借りて、ジェームス・ジュニアを救おうとするが...
前作の終わり方から察するに、まさか続編が作られるとも想像もしていなかったので、ビデオ発売のCMを見た時にはただただ驚いた。前作は、結構華のある共演陣に救われたのもあって、かなり見ごたえのあるプリズン映画にプラスして、父親と息子の交流を描いた佳作だった。この続編も確かに、見ごたえあるプリズン映画に、プラス父親と息子の交流が描かれているのは間違いない。前作からの軸はしっかり受け継がれてはいる。さらにプラスして、兄弟の関係もしっかりと描かれてはいる。でもやはり前作の俳優の華やかさと演技から比べてしまうと、今回はヴィング・ライムスだけがそれを背負っているので、些か映画の魅力が弱まっているのは否めない。前回の見せ場でもあった、ヴィング・ライムスとチャズ・パルミンテリのクールな大人の男の戦いも、今回カサダを演じたコンラッド・ダンの奇妙さだけが目立ったのが残念でならない。パルミンテリが前作で作り上げ、そして魅せた粋なギャングのボスがあのようになっていたのは、非常に残念である。
今作品も決して悪くはない。ただ孤高なアニマルにだってもうちょっといい共演者に恵まれたら、もうちょっと面白くなったかもしれないとは思うのだ。
(10/19/07:DVDにて鑑賞)
コロンバス・ショートがグリーンランタンを拒否
実写版の「ジャスティス・リーグ」のグリーンランタン役のキャスティングが、いまいち上手くいっていない。前にお伝えしたようにラッパーのT.I.や歌手のタイリースの話もあったが、今回は俳優の「ストンプ・ザ・ヤード」のコロンバス・ショートに話しを持っていったが、拒否された。「確かに凄い事で、僕にとっても大きな事だけど、僕向くじゃない」と拒否した。
アメギャンが1位
今週末から公開されたデンゼル・ワシントン主演の「アメリカン・ギャングスター」が興行成績第1位を獲得。
http://movies.yahoo.com/mv/news/va/20071104/119422206200.html
あれ?
あれ?「アメギャン」見てないんですか?
ですって??
いやいや、私は割りと後から劇場に行くタイプな者で。あんまり早く見たい!ってタイプじゃないんです。いや、早く見たいのは見たいですよ。でも慌てていくタイプじゃないんです。劇場でキツキツなのとかムカつくし。映画は逃げませんしね。
BETのギャング紹介シリーズ「American Gangster」が丁度アメギャンのフランク・ルーカスの回なんですわ。それを見てからって思ったんですが、これまた尽く見逃してます。
っていうか「アメギャン」って何?ですてって?
今や流行る物はすべて略される運命ですよ。「アメリカン・ギャングスター」略して「アメギャン」。もっと略されてAGになる日も近いかもね。
それ見てから来週にでもゆっくりと劇場に向かいます。
ちょっと老けたデンゼル目的というか、完全にキウェテル・イジョフォーにピント合ってますから... ますから...(シャレ山紀信)
っていうのも丁度?「Talk to Me」のDVDが発売されました。劇場で見た映画はDVDであんまりすぐには見直さないんだけど、これだけはシッカリと。いやー、本当にいい映画ですね。大好きですわ。また号泣です。オマケ映像もシッカリと見させて頂きました。あのビリヤードのシーンは他の人がやってるんだと思ったら、イジョフォー本人じゃないですか!カッコええわ〜。
自分のタイミングで機を熟してから行きたいタイプな者でして...