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↑私の本家サイトです↑
ブラックムービーが満載...な筈

観た映画全てではありませんが、ブラックムービーを中心に、なるべく最新作品、
そしてどうしても書きたい作品を中心に書いております。
99%自腹でお金払って観ておりますので、とても自由に書いております。
映画の邦題は私が観た・書いた当時のものです。
その後に日本公開となったりDVDが発売されて邦題がついている作品もあります。
「こちら」でリンクしてある私のサイトで最新情報を確かめてください。

最近はニュースや予告編等はツイッターが早めかも?訳す時と訳さないでRTだけの時もありますが...
なので若干古めの記事もあったりかもですが、ご了承くださいませ。

*別冊映画秘宝アメコミ映画完全ガイド2018にて黒人スーパーヒーローの歴史と『ブラックパンサー』について寄稿させて頂きました。(6/27/18)
*映画秘宝 6月号にて『私はあなたのニグロではない』と『ロクサーヌ、ロクサーヌ』について寄稿させて頂きました。(4/24/18)
*映画秘宝 5月号にて『Brawl in Cell Block 99』、『Accident Man』、『ストロング・アイランド 』&『イカロス』、『クイーン・オブ・カトウェ』についてさせて頂きました。(3/20/18)
*映画秘宝 4月号にてTVシリーズ『ブラックライトニング』と『マーシャル 法廷を変えた男』について寄稿させて頂きました。(2/21/18)
*映画秘宝 3月号にて秘宝ベスト&トホホ10&ドラマ・オブ・ザ・イヤー2017に参加させて頂きましたに参加させて頂きました。(1/20/18)
*映画秘宝 2月号にて『デトロイト』&『オール・アイズ・オン・ミー』について寄稿させて頂きました。(12/21/17)
*サイゾー12月号の映画特集にてアーロン・ウルフォーク監督にインタビューさせて頂きました。(11/17/17)
*映画秘宝EX 闘うヒロイン大図鑑にてパム・グリア&闘う黒人女優年代記を寄稿させて頂きました。(9/21/17)

過去記事

直接質問のある方はこちらこちらへ!分かる範囲で答えますので、お気軽に!

Dec 12, 14 King: A Filmed Record... Montgomery To Memphis / 日本未公開 (197

King: A Filmed Record... Montgomery

King: A Filmed Record... Montgomery To Memphis / 日本未公開 (1970) 1308本目

この作品、私ごとき絶対に見る事が出来ない作品だと思っておりました。というのも、制作当時の1970年ですら1日の1回きりの上映。もちろんアメリカで。しかも私、まだ生まれてないしー!!という事で、もう無理ぽなんだと思っていたのです。所が!2013年、あのキング牧師の有名な「私には夢がある」のスピーチから50年だった8月28日に、選ばれし20州の映画館にてこれまた1日の1回きりの上映が決定!しかし、田舎に住んでいる私には無理ずら...と思っていたら、なんと我が州でも上映が!でも夜ー、しかも同じ州でも遠いー!真夜中の運転無理ー!という事で泣く泣く諦めていたら、DVDが出ていた!その前に!でもNETFLIXではつい先週入荷したばかりなので、気がつかなかった!(´・ω・`)ショボーンという事で見ました。ってか、NETFLIXで借りている場合じゃなかった。買うべきだった!買うー!と、なぜにこんなに興奮しているかと言うと、これはあのマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師映像をまとめた作品で、しかも1回きりの上映なのにアカデミー賞にもノミネートされている作品しかし、それ故かフィルム数が少ない為に、レア作品となっていたのです。しかしこの映画の当時の共同プロデューサーの1人が、この作品は多くの人に見てもらうべき!と、営利目的ではない会社設立して、こつこつ編集してここまで辿りついたのです!って書くと、私だけじゃなくみんなのテンションも上がるでしょ?

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師財団協力のもと、モントゴメリーバスボイコットが起きた1955年からキング牧師が短い生涯を終える1968年メンフィスでの戦いまでの記録映像の数々で追うドキュメンタリーハリー・ベラフォンテポール・ニューマンという俳優達が協力し、途中彼等のモノローグでもキング牧師の姿を振り返る。

キング牧師について、私は生涯学習だと思っている。中学英語教科書の後ろに載っていたキング牧師スピーチに感動して以来、色んな文献や映画に触れてきた。あの時中学生だった私もキング牧師が亡くなった時の39歳という年齢を超えてしまった。と同時に、彼は私の年齢であそこまでの偉業と功績を残したのかぁあああ!!と、自分を情けなく思うばかりである。この歳であそこまでの断固としたビジョン信条を持ち合わせていたなんて!私なんて映画の採点するだけでもブレブレなのに...と、いくら同年齢になったとは言え、私とキング牧師を並べようとするのがそもそも間違いでおこがましいのである!でもこの映画では、誕生日を祝って貰って、嬉しそうにはにかむキング牧師が見られる。さらには飛行機の中でカメラを前にして実に饒舌に語り、そして嬉しそうに冗談を言って笑うという人間らしい一面も見られる。私ほどアホな事は言ったり書いたりしないけれど、私と同じように人生を楽しんでいたのだ。キング牧師だって

この映画を見て強く感じたのが、キング牧師が戦っていた相手は明白であったという事。バスでの人種差別に反対し、バスボイコットする。アラバマのバーミングハムでの人種差別に反対し、行進で歩き続ける。アメリカ各地で起きている人種差別に反対し、ワシントンDCで集会を開きスピーチをする。アラバマセルマでの黒人投票権を訴えて、行進で歩き続ける。シカゴでの黒人住民の非道な扱いに反対し、白人地区を歩き続ける。国内黒人問題蔑ろにされているのにベトナム攻撃するベトナム戦争を反対し、声明を出す。メンフィスゴミ収集の人々の扱いが差別的なので、訪れて指導する。どれも敵が明白であった。だからキング牧師はどうしたらいいのか?というビジョンを持ち、人々を指導し、導いた。暴力暴力で返す事は、自分たちが正しいという信条を強く訴えられないので、非暴力を守り続けた。たまにキング牧師を穏健で柔な政策だと思っている人が居るけれど、それは決してそんな事はない!シカゴで石や物や火炎瓶を投げつけられ、最後メンフィスでは暴力まであったのに、キング牧師は耐えた。人種差別の本当の戦場...グランドゼロを歩いてきたのがキング牧師だ。有名大学で偉そうに演説していた生ぬるい指導者たちではないのだ!暴力暴力で返す事が本当の強さではない事、そしてそれが正義じゃない事をキング牧師は誰よりも理解していたからだ。

その証拠がこの映画には残っている。この映画では、様々な行進などの運動の記録が長々と映し出される。それだから分かった事もある。例えば、シカゴ映像などは、子供達がふざけて水遊びをしていた所に、突然やってくる警察官たち。たしか公共の水を勝手に開けて遊んでいるのは良くない。だけど、あの後から暴力的暴動と発展したのは、警察官たちが執拗子供達を追い込み暴力行使したからだ。他にもバーミングハムでの平和的な行進中、突然歩道に入り込み、先頭のキング牧師の目の前スレスレで止まる白バイ。そして投票権を訴える若き指導者CT・ヴィヴィアンに襲いかかるシェリフ達。悪いのは一目瞭然なのである

ふと思う。今日アメリカの姿をキング牧師が見たなら?ファーガソンで起きた略奪に、心を痛める事だろう。それと同時に警察の不必要暴力という明確な敵を倒す為に、しっかりとしたビジョンで私達を導いてくれた事と思う。でも、もうそキング牧師はいない。居なくなってから46年も経つ。でも私達は彼が残した文献や映画などを通じて、キング牧師に少しだけでも近づける学習能力はあるのではないか?そうやってキング牧師は生き続け、そして歩き続ける。この映画と共に。

感想やあらすじなどはこちら

(5点満点:12/4/14:DVDにて鑑賞)