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↑私の本家サイトです↑
ブラックムービーが満載...な筈

観た映画全てではありませんが、ブラックムービーを中心に、なるべく最新作品、
そしてどうしても書きたい作品を中心に書いております。
99%自腹でお金払って観ておりますので、とても自由に書いております。
映画の邦題は私が観た・書いた当時のものです。
その後に日本公開となったりDVDが発売されて邦題がついている作品もあります。
「こちら」でリンクしてある私のサイトで最新情報を確かめてください。

最近はニュースや予告編等はツイッターが早めかも?訳す時と訳さないでRTだけの時もありますが...
なので若干古めの記事もあったりかもですが、ご了承くださいませ。

*サイゾー12月号の映画特集にてアーロン・ウルフォーク監督にインタビューさせて頂きました。(11/17/17)
*映画秘宝EX 闘うヒロイン大図鑑にてパム・グリア&闘う黒人女優年代記を寄稿させて頂きました。(9/21/17)
*映画秘宝 11月号にて『チェイサー』のレビューを寄稿させて頂きました。(9/21/17)
*別冊映画秘宝アメコミ映画完全ガイド2017にて『スパイダーマン:ホームカミング』の舞台NYクイーンズについて寄稿させて頂きました。(8/3/17)
*映画秘宝 9月号にて『スパイダーマン:ホームカミング』の舞台NYクイーンズについて寄稿させて頂きました。(7/21/17)
*別冊映画秘宝 21世紀ホラームービー年代記(クロニクル)にて『ゲット・アウト』について寄稿させて頂きました。(7/20/17)

過去記事

直接質問のある方はこちらこちらへ!分かる範囲で答えますので、お気軽に!

Mar 03, 17 John Lewis : Get in the Way / 日本未公開 (2015) (TV) 1526本目

John Lewis : Get in the Way / 日本未

自国の歴史すら知らないアホで間抜けな人々に捧ぐ『John Lewis : Get in the Way』

今年の1月からアメリカ大統領になった男は、ジョン・ルイスツイッターでこう噛みついた「トークトークトーク。行動も結果もなし!」と。元々、第45代アメリカ大統領”と呼ばれている男”の事はアホで間抜けだと思っていたが、ここまでバカ無知な男だったとは腹が立ってしょうがない。「アメリカを再びグレートにする」予定の男は、そんな自国アメリカ歴史を知らない。どのようにして、また再びグレートにするつもりなのか...理解に苦しむ。

そんな自国歴史すらしらないアホで間抜けバカ無知な人々の為に、実にタイミング良く制作されPBSという高いケーブル料を払わずにしても、アメリカに住んでいてテレビがあれば誰でも観れるチャンネルで放送されたのが『John Lewis : Get in the Way / 日本未公開 (2015)』だ。アラバマ州の小さな町の農家に生まれ育ったジョン・ルイス牧師になる事を夢見ていた。夢を叶えるべくテネシー州ナッシュビルにある神学校入学した事が彼の人生を変える。マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師説教と彼が指導したモントゴメリーバスボイコットに感銘を受けたルイス。その頃学生たちもキング牧師に続いて何か運動をしようと度々ナッシュビルにある大学生たちが集まっていたのだ。ジムローソンリーダーシップを取り、ダイアンナッシュジェームスバベル等が居た。そこにルイスは参加するようになる。そこで彼らはシット・インという運動を始める。彼らは後の学生非暴力調整委員会(SNCC)の母体となった。それ以降、ルイス公民権活動積極的に参加。映画Selma / グローリー/明日への行進 (2014)』にもなった「血の日曜日」では、ルイスが殴られている映像が今でも残っているし、ドキュメンタリー映画Freedom Riders / 日本未公開 (2010)』の題材であるフリーダムライダーズ」にも参加して、やはり殴られ血だらけになったルイス写真は有名だ。そしてキング牧師の「私には夢がある」のスピーチでお馴染みの「ワシントン大行進」でもSNCC代表としてスピーチしている。その後ルイスは、アトランタ代表下院議員となり、1987年から連続で今現在も在職中だ。政治家となったルイスは休む事なく、今も様々な問題と格闘中。銃規制法案を巡ってフィリバスターしたニュースなども記憶に新しい。現在76歳。公民権運動時にはあどけなさすら残っていたルイスも、正直に書くと今はもうおじいちゃんだ。それでも彼は自国での当然の権利を求めて戦い続けている。自国で起きる問題の数々は、問題解決する「良いトラブルだ」と言い、キング牧師意思を継ぎ平和非暴力解決法を見出すのがルイス同性愛者の権利を、そして移民たちの権利を求め、今でも歩き続けるルイスの姿をこの作品は追っている。

自国歴史すら知らないアホで間抜けバカ無知大統領と呼ばれる男のツイッターが如何に恥ずかしいかを、この作品は図らずも痛烈に批判しているのだ。トランプよ、ツイッターやる時間あるなら、とりあえず自国歴史でも勉強しようか?

参考文献

WALKING WITH THE WIND

WALKING WITH THE WIND



John Lewis : Get in the Way / 日本未公開 (2015)(4.5点:1526本目)