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↑私の本家サイトです↑
ブラックムービーが満載...な筈

観た映画全てではありませんが、ブラックムービーを中心に、なるべく最新作品、
そしてどうしても書きたい作品を中心に書いております。
99%自腹でお金払って観ておりますので、とても自由に書いております。
映画の邦題は私が観た・書いた当時のものです。
その後に日本公開となったりDVDが発売されて邦題がついている作品もあります。
「こちら」でリンクしてある私のサイトで最新情報を確かめてください。

最近はニュースや予告編等はツイッターが早めかも?訳す時と訳さないでRTだけの時もありますが...
なので若干古めの記事もあったりかもですが、ご了承くださいませ。

*映画秘宝 5月号にて『Brawl in Cell Block 99』、『Accident Man』、『ストロング・アイランド 』&『イカロス』、『クイーン・オブ・カトウェ』についてさせて頂きました。(3/20/18)
*映画秘宝 4月号にてTVシリーズ『ブラックライトニング』と『マーシャル 法廷を変えた男』について寄稿させて頂きました。(2/21/18)
*映画秘宝 3月号にて秘宝ベスト&トホホ10&ドラマ・オブ・ザ・イヤー2017に参加させて頂きましたに参加させて頂きました。(1/20/18)
*映画秘宝 2月号にて『デトロイト』&『オール・アイズ・オン・ミー』について寄稿させて頂きました。(12/21/17)
*サイゾー12月号の映画特集にてアーロン・ウルフォーク監督にインタビューさせて頂きました。(11/17/17)
*映画秘宝EX 闘うヒロイン大図鑑にてパム・グリア&闘う黒人女優年代記を寄稿させて頂きました。(9/21/17)
*映画秘宝 11月号にて『チェイサー』のレビューを寄稿させて頂きました。(9/21/17)
*別冊映画秘宝アメコミ映画完全ガイド2017にて『スパイダーマン:ホームカミング』の舞台NYクイーンズについて寄稿させて頂きました。(8/3/17)
*映画秘宝 9月号にて『スパイダーマン:ホームカミング』の舞台NYクイーンズについて寄稿させて頂きました。(7/21/17)
*別冊映画秘宝 21世紀ホラームービー年代記(クロニクル)にて『ゲット・アウト』について寄稿させて頂きました。(7/20/17)

過去記事

直接質問のある方はこちらこちらへ!分かる範囲で答えますので、お気軽に!

Apr 17, 18 The Man / ザ・マン/大統領の椅子 (1972)

The Man / ザ・マン/大統領の椅子 (19

Yes We Can and Yes We Did!『ザ・マン/大統領の椅子 (1972)』

第44代アメリカ合衆国大統領バラク・オバマ2008年11月選挙勝利し、44代目にしてアメリカ初のアフリカ系アメリカ人大統領に選ばれた歴史的出来事であった。あの時の感動は今でも昨日の事のように思い出される。そのオバマ大統領選出馬してから話題になったのがこの映画である。『スター・ウォーズ』のダースベイダーの声や、『The Great White Hope / ボクサー (1970)』の論争となったボクシングチャンピオンジャック・ジョンソンを演じてアカデミー賞主演男優賞ノミネートされた事もある名優ジェームスアールジョーンズが、オバマ大統領誕生の37年も前に映画の中だが先にアメリカ大統領を演じた歴史的作品である

西ドイツサミット出席中、アメリカフェルト大統領下院議長が殺された。本来ならば繰り越しで副大統領大統領就任するが、カルヴィン副大統領ルーエアーズ)は車いす自身の体調を理由に、引き継ぐ事を頑なに拒否してしまった。継承順位のその次は国務長官となる。国務長官のアーサー・イートンジェームスアールジョーンズ)は、黒人であった。黒人大統領になった事のないアメリカ歴史が変わろうとしていた。その大役に、イートンは大きなプレッシャーと、そして自分も殺されるのではないか?という恐怖も抱く。そして、政治家の中でもイートン大統領にしたくない人々の策略が動き出し...

いやー、凄い作品でした。テレビ映画として制作されたが、スポンサーがその内容に激怒して放送されず、劇場公開となった作品。この作品のジョセフ・サージェント監督は数年前に他界されてしまいましたが、面白いテレビ映画を撮り続けてくれました。『Miss Evers’ Boys / ミス・エバーズ・ボーイズ〜黒人看護婦の苦悩 (1997) (TV)』と『A Lesson Before Dying / ジェファーソン/冤罪の死刑囚 (1999) (TV)』は最高です。『Buck and the Preacher / ブラック・ライダー (1972)』では解雇されちゃったけれど。ラストが最高に痺れた!大統領を称える曲「Hail to the Chief」と大きな星条旗をバックにスピーチするジェームスアールジョーンズ。この映画オバマ大統領大統領選に出ると声明を出した後すぐに公開、もしくはメディア販売するべきだった!恐らく、アメリカ黒人99%があのラストで涙するわ!そしてこれ観ると、オバマ大統領もこんな感じで苦悩しただろうし、大変だっただろうなーと思ってしまいます。この映画のアーサー・イートンオバマ大統領が物凄くリンクする。2人ともに娘いるし。そんなイートン大統領を嵌めようと悪ーーーい企みをしているのが、バージェス・メレディス演じるワトソン上院メレディスと言えば、『ロッキーシリーズミッキー!私は『ロッキー3』を見る時、絶対に泣かない!と思っていても、確実に毎回ミッキーのシーンで泣いてしまいます。そんなメレディスが物凄ーーーーく悪い人。こういう悪い人居る!という感じで、メレディスも好演。

37年も掛かってしまったが、アーサー・イートンバラク・オバマという名前に代わって実際に誕生したんだ!あのラストは最高に希望Hope)に満ちていた。今見ても、やっぱり泣ける。Yes We Can!そして、We Did It

The Man / ザ・マン/大統領の椅子 (1972)(5点満点:1628本目)

Apr 11, 18 Marlon Wayans: Woke-ish / マーロン・ウェイアンズのコメディ・スペ

Marlon Wayans: Woke-ish / マーロン・

いつの間にか成長した末っ子『マーロン・ウェイアンズのコメディ・スペシャル』

私の長年の研究の一つ...と言っても過言じゃないのが、ウェイアンズ家族。私を完全にこっち(ブラックムービー)の世界にひき釣り込んだ家族である。あの時新宿で『Mo’ Money / モー・マネー (1992)』を観なかったら...私の人生は全く違っていたであろう。もしあの時デーモン・ウェイアンズのボールド(禿げ頭)を何て素敵なの!と恋していなかったら、現在の私の夫である男性にもなーーーんの興味も沸かなかっただろうし、出会ってすらいなかったであろう。そんな私の人生を大きく変えた映画で本格的デビューしたのが、今回のマーロン・ウェイアンズ。今現在2世代目も活躍中なので、ウェイアンズ家族と私は呼んでいるが、いわゆるウェイアンズ兄弟末っ子10兄弟末っ子。人前に出る芸能活動しているのは10人中5人。5人のうち数名は裏方で参加する事はある。で、勘違いされ易いのだけど、上のキーネン・アイヴォリー、デーモン、キム姉、ショーンの4人はスタンダップコメディアンとしてキャリアをスタートされているけれど、マーロンだけは違った。マーロンは最初から俳優を目指しNYの芸術高校(あの『フェーム』の!)に通い、ハワード大学に進む程優秀だった。キーネン・アイヴォリーの映画にチョイ役として出ていたり、『In Living Color / 日本未放送 (1990-1994)』にも出てコントなどはやっていたが、本格的なスタンダップコメディはやっていない。マーロンが本格的に始めたのは、スタンダップコメディアン神様リチャード・プライヤー自伝映画出演が決まっていた時に、役作りの一環で始めた。でも、その自伝映画から監督やら色々と変更になり降板したが、スタンダップコメディは続けている。そして、Netfilx独占で配信開始。

ワシントンDCの大きな会場。最近音楽の変化からバスケットボール選手話題、そしてトランプにまで話が及んでいく...

私的には、マーロン・ウェイアンズフィジカルコメディ。体を張って笑いを取るタイプ。お尻を出す事も多かったし、何よりも長い手足で、しかも体が柔らかい彼のフィジカルコメディ面白い。だから余計に喋る事が主なスタンダップコメディはマーロンには向いていないのではないか?と思い込んでいた。でもそんなのは私の杞憂だった。思ったよりも面白くて、ゲラゲラと笑えた。会場の沸かせ方も流石に上手くて、クールエイドの所を会場のみんなに言わせていたのは良かった。

Naked / ネイキッド (2017) (VOD)』といい、最近マーロン・ウェイアンズは良い感じで私を驚かせてくれる。ずっとまだまだ可愛い若い...と思っていた末っ子はいつの間にか良い感じに成長していたパターン。ってもう末っ子も45歳。立派なおっさんだ。おっさんでもまだまだ愛おしい末っ子よ、これからも良い感じで驚かせ続けて欲しい。

Marlon Wayans: Woke-ish / マーロン・ウェイアンズのコメディ・スペシャル (2018) (VOD)(3.5点:1627本目)

Apr 05, 18 Chris Rock: Tamborine / クリス・ロックのタンバリン (2018) (VOD)

Chris Rock: Tamborine / クリス・ロッ

クリス・ロックの現在地『クリス・ロックのタンバリン』

スタンダップコメディにおいて、クリス・ロックという名前を聞くと、「いよっ、真打登場!」そんな感じがする。今現在は、デイヴ・シャペルにケヴィン・ハートが有名だけれど、クリス・ロックは90年代終盤からゼロ年代初頭において、時の人的なコメディアンだった。クリス・ロックは、『サタデー・ナイト・ライブ』から人気と思われがちだけど、そこまで『SNL』がクリス・ロックを人気にした訳じゃない。実際にクリスは『SNL』が嫌で嫌で仕方無く、わざと首になった程黒人の人ならば、『I’m Gonna Git You Sucka / ゴールデン・ヒーロー/最後の聖戦 (1988)』のリヴを買いに来るあのワンシーンだけでだいぶお馴染みになっていた筈。そして彼の人気を決定づけたのはもちろん『New Jack City / ニュー・ジャック・シティ (1991)』だし!スタンダップコメディアンとしては、自身初のHBOスペシャルChris Rock: Big Ass Jokes / 日本未公開 (1994)』で人気だったが、一番人気を決定づけたのは『Chris Rock: Bring the Pain / 日本未公開 (1996)』だ。そして『The Chris Rock Show / 日本未放送 (1997-2000)』でクリス・ロックは完全に時の人となった。

サンダーキャットの「Them Changes」が流れる部屋。人々が談笑する中、クリス・ロックが椅子に座った後ろ姿が映される。故郷ニューヨークのブルックリンの舞台にクリス・ロックが登場する。いきなり、社会問題となっている銃乱射による事件について語っていく。もちろんやり玉に挙げられるのは白人加害者。冒頭からジャブの連続。しかし、クリス・ロックも有名となり昔の頃とは違う心情があるのも当然で、警官に対する考え方が実に率直だった。「黒人から、やっぱりファッ×・ポリス!と思う。でも今は土地や車など財産を所有していて、何か盗まれた時に呼ぶのはクリップス(青い方のギャング)じゃない」とか... 割と時事が多い。でも他のコメディアンと違って、トランプをこき下ろすという事は無かったのが意外だった。名前出たのは数回...3回もあったかな?という程、名前が出てこなかった。でも、名前を出さずに、かなり強烈に批判はしていた。あの学校のいじめっ子にトランプを対比させた話は上手かった。そして最後は下ネタ。やはりクリスも年を取ったというネタで笑わせてくれる。

クリス・ロックをはじめとするアメリカコメディアンは、実体験の苦しみとか疑問をコメディにするのがやっぱり上手い。クリスは離婚を通して、自分が常にリードシンガーではなくて、たまにはタンバリンを叩く役にならないといけないと学んだそうだ。あの大オチを聞く限り、確かにクリス・ロックは年を取ったけれど、タンバリンを片手にまだまだ現役。だって、ラストはプリンスの官能的な「Tamborine」が流れるんだから自分の役割・位置を以前にも増して理解しているだけの事。そしてやっぱり...面白いんだよね。ここ最近のでは一番笑った。もしスタンダップコメディ世界にも階級があるならば、やはりクリス・ロックは真打だ。「いよっ、真打ち登場!」その掛け声が相応しい。

Chris Rock: Tamborine / クリス・ロックのタンバリン (2018) (VOD)(4.5点:1626本目)

Apr 02, 18 Eddie Griffin: Undeniable / 日本未公開 (2018) (TV)

Eddie Griffin: Undeniable / 日本未公

過小評価コメディアンのエディ・グリフィンの好きなコト『Eddie Griffin: Undeniable』

Undercover Brother / アンダーカバー・ブラザー (2002)』などでお馴染みのエディ・グリフィンのスタンダップコメディスペシャル。ショータイムにてTV放映。エディ・グリフィンはもっともっと有名になってもいいはず!と私は思っている。どういう訳か過小評価されているコメディアンの1人。もちろん、スタンダップコメディ面白いが、映画TVでも面白い!『アンダーカバー・ブラザー』もそうだし、『Double Take / ダブル・テイク (2001)』とかマスターPと作った『Foolish / 日本未公開 (1999)』とか好き。脇では、デンゼル・ワシントンの『John Q / ジョンQ -最後の決断- (2002)』とか『The Meteor Man / スーパーヒーロー・メテオマン (1993)』とかで良い感じだった。私はTVシリーズの『Malcolm & Eddie / 日本未放送 (1996-2000)』が大好きで、放送された分は全てDVDに落として持っている程!オフィシャルのDVDはシーズン1までしか出ていないので貴重。という訳で、エディのスタンダップコメディを。

ボストンの大きな会場。みんなのエディへのツイッターの書き込みメッセージが映し出される。エディが登場し、トランプをいきなり「オレンジ」と呼び、トランプと観客を挑発していく...

と、時期的にもトランプ話題が多い。ここ最近コメディアンのスタンダップコメディ・ライブの放映・配信が立て続けにあったが、その中でもエディが一番批判していた。何ていうか、一番一般人の声に近いかなとも感じた。コメディアンだから上手い事言ってやろうという感じではなく、率直な一般人の...特に若い人たちの意見という感じを受ける。そう、若い兄ちゃんがCNNのトランプのニュースを見ながら、ブツクサ言っている...そんな感じを受けた。

そして下ネタコーナーに突入。かなり濃厚です。でも、実体験を元にというか、実体験から得た妄想で濃厚に語られていきます。それにしても、エディ・グリフィンもこの前のキャット・ウィリアムスも「年取った」下ネタが増えてきた。

最後はエディお得意の物まねコーナー!ずっと一緒にツアーしていた盟友の故チャーリー・マーフィの物まねは愛情たっぷり彼との思い出と共に。バーニー・マック、プリンス、マイケル・ジャクソン、サミー・ディヴィス・ジュニア、リチャード・プライヤー...と、エディが影響を受け愛した故人をよみがえらせてくれた。私、前々からずっと書いているのですが、サミー・デイヴィスの自伝映画が出来るならば、エディ・グリフィンかトミー・デイビットソンにやってもらいたいのです。エディは『Foolish』でのサミーが最高でしたから

エディが愛するものへの敬意と嫌いな物への警告。それをとても感じるスタンダップコメディ

Eddie Griffin: Undeniable / 日本未公開 (2018) (TV)(1625本目:3.5点)