黒的九月( ´⊇`)の死亡遊戯

2016-08-06

[]久々に戦争遺跡を見てきた

今回は見ただけでハッキリそれとわかる高射砲台跡や地下要塞跡ではなく、射撃標的の跡なのである。

砲撃の標的として有名なのはアメリカ軍に占領された後に使われた茅ヶ崎の烏帽子岩(姥島)などがあるが、神奈川県にはもう一つ知られざる標的がある。

 場所は真鶴の三ツ石。

夫婦岩のように岩と岩の間に注連縄が張られ、正月にはその岩の間から日の出が見ることができて人気の初日の出スポットだが、実はあの岩が大戦中に日本軍の標的になっていたことがあるのだ。

 

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 凄まじい暑さの中、引き潮を狙って行くが、よりによって一番クソ暑い時間帯(今日は12時40分ごろ)であった。以前自転車で行ったときにゴロタ石や岩場なのがある程度分かっているのでケープ真鶴(レストハウス)の階段を降りたところでマリンシューズに履き替えたのだが、これが大失敗だった。 一応こういうところを歩くための靴のはずなのだが滑ること滑ること。海藻が生えていない岩でも波で磨かれてつるっつるで踏ん張りがきかない。 突先にたどりつくまで数回転倒してしまった。

 悪戦苦闘しながら突先にたどり着くと、三ツ石はケープ真鶴や海岸に降り立ってすぐの所から見た時には想像つかないほど大きい。 というか、三ツ石の突先は考えていた以上に遠かったのだ。簡単にGooglemapの距離測定を使うと、満潮時でも水を被らず草が生えているあたりから470mほどの距離があった。

 目的の戦跡は海岸側から見て右側と一番奥の部分だ。 この二つの石の間を結ぶように上部がコンクリートで固められていて、それが標的となっていたらしい。 とはいえ固められているのは天辺と外洋に向かった部分だけでこちらからはただの岩場である。

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かつて作業が行われていたのなら階段状に切り出されているか、もう少し登りやすくてもよさそうなものだが、そういう痕跡はなかった。 登りきるとそこだけコンクリートが打たれた平坦な場所が現れる。

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言われなければ戦争遺構とはとてもわからないが、船着き場でもないこんなところの一部分だけがコンクリで固められているのは確かに違和感を覚えなくもない。 時折ここに来る人はいるようだが、そのうちの何人がここが戦争遺構だと知っていたりただならぬ用途に使われた事に気付くだろうか。 

さて、標的だったとはいってもここには目立つ弾痕のようなものはない。ここは普通の銃砲弾ではなく、イ号一型乙無線誘導弾(今でいう対艦ミサイル)の投下標的だったのだ。

 ちなみにその誘導弾はどうなったかというと、数回の実験の末伊東上空でぶっ放された一発が無線誘導装置の故障で盛大に外れ、熱海にある旅館に飛び込み爆発炎上。 女中二人と客二人の計四人を死傷させるという大惨事を起こしたんだそうである。女風呂を直撃したとのことで「イ号爆弾」ではなく「エロ爆弾」と揶揄されたとかなんとか。

それにしても神奈川にある大戦末期の戦争遺構というのはこれといい、久里浜の伏龍訓練所、油壷(小網代)の震洋基地、黒崎の鼻の要塞砲陣地といい、なんともやりきれなさというかがっくり来るようなものばかりである。



特に面白いというわけではないが、行ってみたい人は干潮時を狙って行くこと。 できれば底にフェルトが貼られた釣り用の足袋(こんなやつ↓)

か何かあったほうが良いと思う。 ちなみに帰りも盛大にすっころんで肘をざっくり切ってしまった。

2016-01-02

[]5年越しの宿題 鎌倉七福神朱印コンプ

 2011年にChieさんに教えてもらった本覚寺の十日戎を尋ねたら、社務所のおっさんに勧められるままに流れで鎌倉・江ノ島七福神を回る事になったものの、手際が悪く(要は効率のいいコースで回らなかった)5つ朱印を捺してもらったところで時間切れとなり色紙には空白が残ったままになってしまった。 その後は年末に毎回のように体調を崩したりなんだりでいつの間にか5年も経過しようとしていた。しょっちゅう鎌倉に行っているのにこんなやりかけの事が残っているのも気分が悪いので、今年は残りの朱印を捺してもらうためにまた自転車で回る事にした。

 前回は十日戎が目当てで最初に本覚寺に向かってしまったが、効率のいいルートを取るならば、浄智寺→鶴岡八幡宮→宝戒寺→妙隆寺→本覚寺→長谷寺→御霊神社→江島神社と回るのが一番早い。 ん?8個あるんじゃね、と今になって気付いたのだが、鎌倉江ノ島七福神は弁財天が鶴岡八幡宮と江の島神社の二カ所あるのだった。

で、朱印を捺さずに残っているのは前から順に3つなのでちょちょいと回ってしまいましょう。 川崎から横浜経由で鎌倉に行くとなると、大抵県道21号を使うので七福神めぐりにはお誂え向きとなる。

 やり残し一番目の浄智寺は山を挟んだ隣に縁切り駆け込み寺として有名な東慶寺が、はす向かいに円覚寺があって、ちょこっと奥まったところにあるので殆ど気にせずに通り過ぎていた。 ただ、昔この辺のハイキングコースを歩いた時にこのお寺の脇を通って高徳院のほうまで出たような朧げな記憶が残っているような気がしないでもない。 有難いことに、ここには駐車場の他にバイク・自転車用の駐輪場があるので停める場所の心配はなかった。

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 山門をくぐって境内に入ると、鎌倉の自然と一体化したというか、うまく調和していて気分のいい庭園のようなお寺だった。光の取り入れ方が良いのか、湿っぽさが感じられず、ここでコーヒーでも入れて飲んだら美味かろうなあ、と考えてしまう。 境内には水事情が悪かった時代に鎌倉の重要な水源だった「鎌倉十井」のひとつがあったり、重要文化財や指定文化財の巨木やら様々な供養塔や記念碑があってなかなか変化に富んでいる。 そしてお目当ての七福神・布袋尊は「お腹を撫でてね!」の注意書きがしてあり、尋ねる人々が次々に撫でていくためあやしく黒光りしているのであった。 まずはここでナデナデして朱印を捺してもらい、残るは後二つ。

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 ここで予想外の事が起きた。 すっかり失念していたが、3が日は交通規制がかかっていて巨福呂坂トンネルより先は自転車から下りさせられてしまったのだ。反対側から登ってきた他のライダーと話すと、さすがに自転車から降ろされるのは考えていなかったとのこと。鶴岡八幡宮は人出が多すぎるので後回しにして先に宝戒寺へ進む。

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 宝戒寺は5年前に時間切れになって目の前でピシャリと門を閉ざされた因縁のお寺であるが、祭神が毘沙門天だからなのか、天台宗という宗派のせいなのか知らないが、これまでに回ったお寺と違って俗っぽさが無いというか厳しめというか、スタンプラリー感覚の不真面目な人間には緊張感を強いられるお寺であった。 なお、建物の内部は撮影禁止。

 結局一番時間がかかりそうな鶴岡八幡宮(旗上辨財天)が一番最後に残ってしまった。 鳥居の前から凄まじい人・人・人で、誰かがぶっ倒れたのか、救急車がけたたましく走り回っている。 全く正月からなんという騒がしさだ。参道の両脇には屋台が並び香ばしいにおいが漂っており、すきっ腹を刺激する。

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 それにしてもはるか向こうの本宮社殿から行列ができているのを見ると気が滅入るというか、朱印を捺してもらう気が失せてしまうのであるが、有難いことに朱印は源平池に浮かんでいる旗上辨財天社のほうで捺してもらうので、こちらも多少並んでいるとはいえ本宮の殺人的な行列には並ばずに済んだのであった。

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 これでようやく5年越しの鎌倉七福神めぐりはコンプリートしたのだが、のこり3つの朱印を捺してもらうだけなのはあまりにもスタンプラリー的感覚でいじましく失礼なのではないかという気持ちになり、改めて既に捺印済みのところも回って参拝しておくことにした。

 もっとも楽しみだったのは3が日の間三日戎をやっている恵比寿様の本覚寺である。 三が日と十日の本戎は境内でお酒やお餅が振る舞われるというなかなか楽しいお寺で、ご利益が商売繁盛とか家内安全とかなので雰囲気も明るく開放的だ。ちなみにお酒をふるまってくれるのは福娘という檀家の娘さん(回り持ちでやる)のだが、今年は全員びっくりするぐらいの美人さん揃いであった。甘酒も甘さが絶妙で空きっ腹に優しい。

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 次に訪れた大黒天の長谷寺は境内が広く眺望参拝路も長いのだが、ここも四季折々の花に彩られる、明るく美しく開放感があるお寺なのでついまんべんなく回ってしまう。 しかし、前回も来たはずなのだが経蔵(輪蔵)の回転式書庫やマニ車なんて回したっけっか?と首をひねることしきり*1

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いつもより多めに回って(ry


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御霊神社


 この後御霊神社の参拝も済ませ、〆に江の島神社へ向かったのだが、肝心の弁財天が祭ってある辺津宮奉安殿は凄まじい行列で安全のために規制されていてなかなか進まない。

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 中津宮も似たような状況でいつまでかかるか判ったものではない。日も大分傾いてきて自転車で帰るにはギリギリの時間になってしまった(今日は朱印を捺していなかった3ケ所だけで帰るつもりだったので輪行袋を持ってきてない)結局奥津宮だけ参拝して帰るという最後の最後で締まりの無い事になってしまったが、中津宮からの帰りの急階段で車椅子を担ぎ下ろす手伝いをして功徳を積んだという事でここはひとつご容赦を。

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ところであそこ、下りエスカーも設置したほうが良いよね。 

*1:マニ車はいつでも回せるが、輪蔵の本体書庫は年3回しか回せないらしい。前回は十日だったので固定されていたわけだ

2015-01-30

[]うん、無理だよ


これ

道頓堀プール計画、中止に 資金繰りや調整難航

もう忘れてる人も多いと思うけど事業計画はこう↓

全長1キロ、「道頓堀プール」は実現するか

  • 毎年6月下旬から9月上旬までを予定する。
  • 利用料金は1時間1000円、以降は1時間ごとに500円
  • 年間100万人の入場を目指す

さて、ここで他のプールがどのくらい入場者があるか比較してみよう

俺がよく利用する某S田谷区の温水プール

50m公認プール(50m×21m、8レーン)

25mプール(25m×13m、6レーン)

幼児プール、屋外幼児プール

ジャグジー

料金 シーズンオフ 480円 時間無制限

   夏季 1時間240円、2時間480円 以降30分ごとに120円

これで通年営業で2012年度(開館日数328日)の入場者数が34万4017人である。

ソース(pdf)


んでもってレジャープールとしてはもっとも名が知られているであろう東京サマーランド(あきる野市)の場合

屋内プール・アドベンチャードーム

  • コバルトビーチ(波のプール)
  • ロックビーチ
  • 湯遊大洞窟
  • Tikiスライド(大型すべり台)
  • フルーツアイランド(幼児エリア)
  • 軟水ジャグジー

屋外プール・アドベンチャーラグーン(6〜9月のみ)

  • デカスラ(高さ24m、長さ130mの大型スライダー)
  • ドボン(高さ4mの空中に放り出されるスライダー))
  • タワーロック(ボートに乗るタイプのスライダー)
  • ビーバーレイク(40×30mのプール)
  • グレートジャーニー(全長650m×幅5〜10mの流れるプール)

…他にもいろいろある

んで、これの入場料(1日)

デカスラ除くプールエリア…3000円

プール施設全部&園内乗り物乗り放題フリーパス…4500円

これで入場者数どうかと言うと営業期間は3月〜11月の9か月で100万前後。

真夏のクソ暑い休日にはこうなってもである。



道頓堀プールの「2ケ月ちょいで100万を目指す」ていうのは昼間っから飲みっぱなしの午前4時の頭で考えたのではないのかね…

2014-05-25

[]サントリーウェルネスに負けず劣らず

昨年の3月にサントリーウェルネスの広告がキモ過ぎるというエントリーがあったが

自分の娘に性欲のはけ口を求めるサントリーウエルネス広告がキモすぎる

最近その不愉快なの見なくなったと思ったら、協和発酵バイオがとってかわったようだ。

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やめてくんないかなこういうの…

2013-06-18

[][]【梅雨は】市内に紫陽花寺があるので行ってみた【梅雨らしく】

 妙楽時というお寺。場所はココ↓


大きな地図で見る

県道9号から「あじさい寺入り口」の表示のある角を曲がり、くねくねとした細い坂を上がっていく。なるべく徒歩のほうがいいでしょう。

 鎌倉の成就院とか明月院に比べてどうだろう?とあまり期待していなかったが、コンパクトな敷地内にぎゅっと濃縮されていてなかなかよろしげでした。

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寺に行く前のアプローチの道で既にいい感じのアジサイが一杯

  

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駐車場で既にこんな感じ

鐘撞き堂と戦没者慰霊碑の奥が斜面になってて、そこに多彩な紫陽花がみっしりと密集していて一番の見所。

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この二枚は駐車場周り

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外の道路からでもこの通り

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