美山で三年目のお米作り開始 2014年5月6日〜播種

今年で三年目となります、京都美山町で毎月開催されている子ども自転車教室ウィーラースクールにあわせ企画された「みんなでお米を作ろう!美山銀輪米プロジェクト」。
今年も、ウィーラースクールの本部のある宮島地区和泉の農事組合のご協力を得て、12家族、総勢50名以上の参加をいただき、2014年5月5日(土)の播種(種まき)を皮切りにはじまりました。
サイクリングの聖地として人気の高いこの美山町も、近年の人口減少により田んぼを耕作し続けることが、徐々に困難な状況に陥りつつあります。
それでも地元の農家の方々の努力により、現在も田んぼは営々と維持され、私たちサイクリストは美しい田園風景を楽しむことができています。
そんな価値のある環境を、サイクリストも自ら行動して守っていこうというのが、美山自転車の聖地プロジェクトの理念でもあります。

そしてその環境を使って年間10回以上のプログラムを運営し、広く町内外から多くの子どもたちを集めている、ウィーラースクールを活用し、そのスクールで美山に訪れた子どもたちに、是非お米を作る楽しみ、そして苦労、なにより自分たちで作ったお米のおいしさを感じてもらおうというのが、この銀輪米プロジェクトの趣旨です。
作付けの品種はキヌヒカリ
すべて無農薬、無化学肥料で栽培し、刈り取り後は天日で干します。

昨年までの二回は約0.4反の田んぼで耕作していましたが、今年は2反の田んぼに四倍増!
なかなかの苦労が予想されますが、たとえ収穫量が少なくとも、とれたてのお米をお釜で炊いて食べることのできるその瞬間まで、みんなで楽しみながらがんばろう!

写真は、5月6日に行われた播種の様子です。