パフォーマンス・パーティー [クリスマスナイト]

 今年最後の+nightは、恒例のクリスマスナイトで締めくくり!! 4組のゲスト、を招いてのパフォーマンス・パーティー
 今回のゲストは、音を拠点に空間表現をこころみる小久保晴太郎。同じように音を拠点に考えながら、建築や都市のデザインのように音をデザインしようとしている坂本悠。ディスクジョッキーやプレゼンテーションなどのコミュニケーション言語を自由な表現の手段に変換しようとしている松本真幸。ユーモアとアイロニーの宝庫、朗読「ときたま」プロジェクトとサウンドクリエイター・塚田耕司のコラボレーションと盛りだくさんの内容。お気軽にご参加ください。
 いろいろあった2011年もいよいよ押し迫ってきました。この時期は毎年、せわしなくなって、あれやこれやとプチパニックに陥りますが、時は着実に過ぎてゆきます。個人的な問題も、世の中にドンと横たわっている問題も、たいがいは来年に持ち越しのようです。今年は流石に楽観ぶっても様にならないような気もしますが、それでも悪いことばかりではないと思っています。
 blanClassでは、それがどんなにささやかであっても、毎週事件が起こっていました。いろいろな価値観の、いろいろな段階の発言や表現が拮抗し交差しました。今年ほどそういうことが豊かなことだと実感したことはなかったかもしれません。
 まだまだ続きます。が、とりあえず今年最後の土曜日は楽しく騒ぎたいと思います。
 スペシャルメニュー「フライドチキン、フレンチフライ、コールスロー、きのこスープ、パウンドケーキ」お楽しみに!!


こばやしはるお
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今週の+night↓
http://blanclass.com/japanese/


パフォーマンス・パーティー [クリスマスナイト]
日程:12月24日(土)
開場:17:00 パフォーマンス開演:18:00
入場料:1,500円/学生:1,300円


小久保晴太郎 Seitaro KOKUBO
[近未来のためのファンタスマゴリア第一番]
音、映像、彫刻などいくつかのメディアを用いて、特別な空間をつくります。あらかじめシーケンスされた空間に、その場でしか起こりえない変化を反映させます。クリスマスなので、とにかくキラキラして楽しくなれる時間をつくりたいと思います。
◆ 1989年生まれ。2003年よりピアノ曲電子音楽などの作曲をはじめる。大学進学後、映像、インスタレーションなどの制作や、実験音楽などの演奏を行う。日本大学芸術学部映画学科映像コース在籍。
http://seitarokokubo.tumblr.com/


坂本悠 Yu SAKAMOTO [rec life]
歩く速度、起床時間、気分、持ち物など、それぞれが絡み合って、それぞれの生活の音を作る。街、地域、社会がその人の音に影響を与え、それぞれの人の音の集合体がその環境を作る。それぞれの生活の音を通して見えてくるものは何か? 何人かの生活を録音し、その音から環境や生活との関係を見てみたいと思います。
◆ 2011年東京造形大学インダストリアルデザイン専攻卒業。2007年「とあるグループ展」(Galerie Juillet)、2009年「メディアアート主役は誰だ展 ver3」(東京工芸大学)、2009年「産学協同プロジェクト展」(AXIS GALLERY)、2010年「バイオミミクリ展」(東京造形大学)。
http://soundcloud.com/yu-sakamoto


松本真幸(A子)Masaki MATSUMOTO
[ポインセチアの赤い色が心を浮き立たせてくれるこの頃、いかがお過ごしですか。]
◆ 1985年 埼玉県生まれ。2004年 埼玉県立伊奈学園高等学校普通科芸術コース(美術)卒業。東京造形大学 造形学部 美術学科 在学中。「ウィークリーマンショ ンプロジェクト」(2010)「traveliving」(ZOKEI展・東京造形大学・東京・2010)、blanClass+nightでは、 2009年12月のクリスマスナイト、2010年1月の スチューデントナイトで共に作品として「アルファベットバスケット」を行う。
ABラジオ http://akotobko.seesaa.net/


ときたま+塚田耕司 [コトバカ]
ときたまは18年間毎週コトバを作り、官製はがきにプリントアウトし、出し続けています。その数830枚以上。今回はラップトップを駆使して様々な音を紡 ぎ出すサウンドクリエイター・塚田耕司さんとのコラボレーションです。ときたまコトバの朗読をマイクで拾い、変化させて流したり、いろいろな音と組合わせ たり、電子音で読み上げたり……未体験の音の世界をお楽しみください。


ときたま TOKITAMA
◆コトバのアーティスト。1993年より自作のコトバを官製ハガキにプリントした「週刊『ときたま』」を発行、現在790号。2006年より「ときたま」へのコメント映像「onときたま」シリーズを開始。参加者は600人以上に。2010年から自作とのコラボレーションによるメールアートプロジェクトを開始。参加者は460名以上。ライブや展示、ガチャなど様々な形で「ときたま」を展開し、自分や世界とのコミュニケーションの活性化に励む。blanClassでは2010年3月「ときたま@blanClass」に出演ている。
http://www.tokitama.net


塚田 耕司 Kouji TSUKADA
◆録音技師・作編曲家。1974年生まれ。サウンドエンジニアとして音楽・映像制作の現場に関わる傍ら、2008年よりラップトップを使用したサウンドインスタレーション制作を開始。「都市工芸」をテーマに映像作家・手塚敦嗣と共にパフォーマンスや空間演出に精力的に取り組んでいる。
http://www.studiobatucada.com