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2018-07-23

7月27日(金)杉田 敦 ナノスクール[How to be tolerant:寛容になるための方法 #3]


前回のナノスクールを振り返る 2018.6.29|宮澤 響

http://blanclass.com/japanese/archives/20180629/


f:id:blanClass:20180723140913j:image


寛容になるための方法と題して始まった今季のナノスクール。6月の実践は「旗を作る」でした。


国旗やチーム旗など、ある集団のシンボルであり拠り所になるアイテムである旗を予測不可能な方法によって作りました。


旗に描かれる絵の原画は前々回ナノスクール内で書かれ、参加者全会一致で選出されたものです。


その原画をもとに一人ワンパーツずつ白い布に描いていきました。描く人だけ隣の部屋に行きワンパーツ描き戻ってくる。そして次の人が次のパーツを描きに隣の部屋へ、、、。


自分が描いたパーツがこの後どうなってしまうのか、そして次に描く自分の目の前にはどんな絵が描かれているのか。予測やコントロールができない中での制作。


前に描かれた絵につられながら、次に描く人へなにかアクションを起こしながら、もしくは次の人につなぐために。


最後に”How to be tolerant”と文字を入れて完成です。


こうしてできた、今期のシンボルである旗のもと、さらに寛容になるための方法を模索していきます。


みやざわひびき


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月イチセッション

杉田 敦 ナノスクール《nano school #53》[How to be tolerant:寛容になるための方法 #3]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20180727/

https://www.facebook.com/events/255650175198184/


あなたの横を、いかにも先を急いでいる男が通り抜けてゆく。肩にかけているバッグがあなたにあたる。あなたはすこしよろめいてしまう。男は気づいている。男は振り向かない。遠ざかりながら、男の舌打ちが聞こえてくる。あなたは怒りがこみ上げてくる。あなたに為すすべはない。


あなたはどうして怒ってしまったのだろう。男には先を急ぐ理由があり、あなたは少し男の行手を塞いでいたのだ。いや、男にはこれといった理由もなく、あなたは十分、身を寄せていたのだとしてもだ。あなたは怒る必要はない。あなたはあなたの貴重な人生の時間を、そんなことのために費やすべきではない。あなたはちょっとだけ肩をすくめて、なんなら、振り向いて、後ろの人と笑い合ったっていいはずだ。


数学や語学、歴史学社会学、そうしたものを学ぶのと同じように、わたしたちは寛容さを学ばなければならない。ナノ・スクールの第5期は、"How to be tolerant:寛容になるための方法"と名付けて、寛容について考えます。一年を通して、Fischli & Weissの"How to work better"のような標語を作成できたら素晴らしい。


※ナノスクールは完全予約制となります。 参加資格は、アート、あるいはそれに関連する分野の専門家、あるいは専門家を目指す人とさせていただきます。


日程:2018年7月27日(金)18:30〜

参加費:1,500円/学生 \1,000円(要予約)

会場:blanClass(横浜市南区南太田4-12-16)

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アクセス:京浜急行「井土ヶ谷」駅の改札出て正面の信号わたりすぐを左折、一つ目の交差点を右折、二つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階

https://goo.gl/maps/Q7Aat7nBarE2

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〈予約方法〉

ご予約は前日までにご連絡をお願いします。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。

〈タイトル〉ナノスクール予約〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数

上記の内容でイベント前日までに以下のメールアドレス送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。

info@blanclass.com

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杉田 敦 Atsushi SUGITA

2017-03-06

3月10日(金)杉田 敦 ナノスクール第4期 [ブッダに会ったらブッダを殺せ #11]&3月11日(土)杉田 敦 ナノスクール《nano school》[出国手続き]

2012年11月に始まった杉田敦[ナノスクール]。4年と4ヶ月続いてきたナノスクールも今回が最終回です。まずは、3月10日(金)に月一セッションのナノスクールがあり、その翌日、3月11日(土)に今期の発表があります。


結果的に最終章になってしまった、今期のナノスクール。テーマは「ブッタに会ったらブッタを殺せ」でした。臨床心理学者のシェルドン・コップの『ブッタに会ったらブッタを殺せを』(青土社)参考に、杉田敦が様々な課題を出してきました。この本のタイトルは、臨済宗の「仏に逢うては仏を殺せ。祖に逢うては祖を殺せ。羅漢に逢うては羅漢を殺せ。父母に逢うては父母を殺せ。親眷に逢うては親眷殺せ。始めて解脱を得ん。」という教えからとったものだという。


つまり、師として仰ぎ信奉しているものを一度投げ捨て、そこから考え始めなければならないということである。信奉しているものは、”ひと”のみならず、国家や制度、資本主義の中で生まれ続ける生産と消費の形、ありとあらゆるものが権威化し、信じるという意識さえないまま、信じているというのが現在の社会のあり方なのかもしれない。


今期はそのような信じているかもしれない何かを探り、それを投げ出す方法を考えてきました。

このテーマになってから1年が経とうとしていますが、しっくりくる答えにたどり着くことはなく、もう少し考え続けなければいけないなと感じます。


杉田敦によれば4月からは国外で開催するとのことです。そこで最終回のナノスクールは[出国手続き]と題されたイベントになっています。3月10日(金)は[出国手続き]に向けた準備で、3月11日(土)は[出国手続き]です。これまでの実践が無事出国できるかどうか、ナノスクールに関わってきた皆さま、そして気になっていたけどこれなかった皆さま、できるだけ多くの方と検討できればと思います。


みやざわひびき

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★月イチセッション

杉田 敦 ナノスクール《nano school》#48[ブッダに会ったらブッダを殺せ #11]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20170310/

https://www.facebook.com/events/1846772712250016/


極小の学校、ナノスクール第4期。知っていると思い込んでいることを可能な限り小さくして、再び、本当の意味で知るために努力してみること。アートにとって重要だと思われるそうした姿勢を、これからもいろいろ試していければと思います。


井土ケ谷事件の当事者になってみるというスタートから、「協調/反駁/誤解」、「そこにそれはない、あるのかもしれないけれど」、「裸になること、左になること」とテーマを替えて開催してきたナノ・スクール第4期は、「ブッダに会ったらブッダを殺せ」のタイトルのもと、権威から自由になり、自律性を保つための精神そのものについて考えます。五日市憲法文化学院ホモソーシャル連続体、イスラ・クラブ、グルジェフゾロアスター教シュタイナー大逆事件人間原理、安藤昌益、ブランショセリーヌなどがテーマとなります。指摘しやすい権威のみならず、ときにそれを糾弾するものの中にさえはびこっているはずの権威の本質を凝視め、考え、試み、挑みます。

また、現在開催中の《第3回イドガヤ・ビエンナーレ》(2017年12月12日まで開催中)は随時振り返りながら、今後のあり方について考察していけたらと考えています。


※ナノスクールは完全予約制となります。 参加資格は、アート、あるいはそれに関連する分野の専門家、あるいは専門家を目指す人とさせていただきます。


日程:2017年3月10日(金)18:30〜

参加費:1,200円/学生 \1,000円(要予約)

〈予約方法〉ご予約は前日までにご連絡をお願いします。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。

〈タイトル〉ナノスクール予約〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数

上記の内容でイベント前日までに以下のメールアドレス送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。

info@blanclass.com


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★ナノスクール第4期最終特別イベント

杉田 敦 ナノスクール《nano school》[出国手続き]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20170311/

https://www.facebook.com/events/286642415087458/


2012年から開催されてきた nano school、第4期 “ブッダに会ったらブッダを殺せの” も最終回になりました。今期は、あらゆる権威化に抗うための実践を主眼に行ってきましたが、それができたのかどうなのかは、参加者のそれぞれに判断いただくしかありません。しかし、抵抗すること自体が抵抗すべき当のものを生み出してしまうこと、その困難については、各自お考えいただけたのではないかと思います。


さて、nano school は4月から1年間、国外での開催となります。主な開催地はリスボンですが、カッセルミュンスターアテネイスタンブールリヨン、アスコナー、ヴェネチアなどです。情報は引き続き blanClass から発信してもらいます。小林さんの美味しいご飯はありませんが、海外での活動も有料とし、その一部をblanClass に還元できたらと思います。テーマはまだ未定ですが、近々お伝えできると思います。1年間限定の、海外版 nano schoolを宜しくお願いします。


日程:2017年3月11日(土)

開場:18:30 開演:19:30

入場料:1,600円(ワンドリンク付)


〈予約方法〉ご予約は前日までにご連絡をお願いします。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。

〈タイトル〉ナノスクール予約〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数

上記の内容でイベント前日までに以下のメールアドレス送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。

info@blanclass.com


杉田 敦 Atsushi SUGITA

2017-02-14

2月17日(金)杉田 敦 ナノスクール第4期 [ブッダに会ったらブッダを殺せ #10]

2012年11月に始まったナノスクールだが、通常の月イチセッションで行われるのは残すところあと2回。もうすでに発表されているように、3月11日に行われるイベント[出国手続き](http://blanclass.com/japanese/schedule/20170311/)で月イチセッションのナノスクールは一度幕を降ろす。なので、ナノスクールに参加されたことのある方はもちろん、ナノスクールに行こうか行くまいか迷っていた方も、ぜひともご参加いただきたい。


前回の課題である。それは「私は○○○の職務を忠実に遂行し全力を尽くして×××を維持、保護、擁護することを厳粛に誓います。」という文章の○○○と×××という部分に参加者それぞれの立場を当てはめて、皆の前で言うというもの。


全員言い終わったところで、この文章とは何かがネタバラシ的に告げられた。これは、アメリカ合衆国大統領就任式で新大統領が行う宣言文なのだという。


“私は合衆国大統領の職務を忠実に遂行し、全力を尽して合衆国憲法を維持、保護、擁護することを厳粛に誓う(もしくは確約する)。”


1月20日に大統領に就任式を行ったドナルド・トランプも観衆の前で、また、全米で数百万人が反トランプデモを行っている状況の中で、この宣言をした。


大統領就任式の宣言を自らの立場に当てはめて、宣言するというのには違和感や、抵抗感を感じる方もいるかもしれない。僕は少なくとも感じてしまう。


一番困っているのは僕自身この課題に対して、どうコメントしたらいいのかわからないということだ。もしかしたらコメントする必要はないのかもしれない。やってみて、違和感を手掛かりにそれに反応するということがナノスクールのエクササイズなのだと思う。


繰り返しになりますが出国まであと2回です。ぜひお越しください。



みやざわひびき

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★月イチセッション|杉田 敦 ナノスクール《nano school》#47[ブッダに会ったらブッダを殺せ #10]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20170217/

極小の学校、ナノスクール第4期。知っていると思い込んでいることを可能な限り小さくして、再び、本当の意味で知るために努力してみること。アートにとって重要だと思われるそうした姿勢を、これからもいろいろ試していければと思います。

井土ケ谷事件の当事者になってみるというスタートから、「協調/反駁/誤解」、「そこにそれはない、あるのかもしれないけれど」、「裸になること、左になること」とテーマを替えて開催してきたナノ・スクール第4期は、「ブッダに会ったらブッダを殺せ」のタイトルのもと、権威から自由になり、自律性を保つための精神そのものについて考えます。五日市憲法文化学院ホモソーシャル連続体、イスラ・クラブ、グルジェフゾロアスター教シュタイナー大逆事件人間原理、安藤昌益、ブランショセリーヌなどがテーマとなります。指摘しやすい権威のみならず、ときにそれを糾弾するものの中にさえはびこっているはずの権威の本質を凝視め、考え、試み、挑みます。

また、現在開催中の《第3回イドガヤ・ビエンナーレ》(2017年12月12日まで開催中)は随時振り返りながら、今後のあり方について考察していけたらと考えています。

※ナノスクールは完全予約制となります。 参加資格は、アート、あるいはそれに関連する分野の専門家、あるいは専門家を目指す人とさせていただきます。


日程:2017年2月17日(金)18:30〜

参加費:1,200円/学生 \1,000円(要予約)



〈予約方法〉ご予約は前日までにご連絡をお願いします。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。

〈タイトル〉ナノスクール予約〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数

上記の内容でイベント前日までに以下のメールアドレス送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。

info@blanclass.com


美術批評。オルタナティヴ・スペース art & river bankディレクタ。女子美術大学教授。最近の著書に、『静穏の書』、『ナノ・ソート』(共に彩流社)、『アートで生きる』(美術出版社)、『リヒター、グールドベルンハルト』(みすず書房)、『inter-views』(美学出版)がある。作品に”critics coast”(越後妻有アートトリエンナーレ, 2009)など、キュレーションポルトガル現代美術展『極小航海時代』(JAM)などがある。また、批評タブロイド紙 “+journal” の編集、アーティストの増本泰斗と、ディスカッション・プロジェクト”Picnic”も行っている。

2017-01-09

1月13日(金)杉田 敦 ナノスクール第4期 [ブッダに会ったらブッダを殺せ #9]

blanClass、新年一発目の月イチセッション杉田敦さんのナノスクールから始まります!


去年の4月に始まったテーマ「ブッダに会ったらブッダを殺せ」を現在も継続して続けています。今回で9回目になりますが、ブッタに会うことすら結構な難題で、未だに何かという具体的な答えは僕自身出せていません。


もしかしたら、あらゆることに対して思い込みや、偏見を持っていて、それに気づかないまま暮らしているのかもとも思います。


だけどあまり考え込んでも発見やアイデアはでてこないものです。ではどうしたらいいのでしょうか。


それを探すのもナノスクールでしたね。


ナノスクールは連続のセッションですが、一回きりの参加も十分楽しめる内容になっています。初めての方も、続けて参加していただいている方も、2017年最初のナノスクールにぜひお越しください!


みやざわひびき

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★月イチセッション|杉田 敦 ナノスクール《nano school》#46[ブッダに会ったらブッダを殺せ #9]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20170113/

極小の学校、ナノスクール第4期。知っていると思い込んでいることを可能な限り小さくして、再び、本当の意味で知るために努力してみること。アートにとって重要だと思われるそうした姿勢を、これからもいろいろ試していければと思います。

井土ケ谷事件の当事者になってみるというスタートから、「協調/反駁/誤解」、「そこにそれはない、あるのかもしれないけれど」、「裸になること、左になること」とテーマを替えて開催してきたナノ・スクール第4期は、「ブッダに会ったらブッダを殺せ」のタイトルのもと、権威から自由になり、自律性を保つための精神そのものについて考えます。五日市憲法文化学院ホモソーシャル連続体、イスラ・クラブ、グルジェフゾロアスター教シュタイナー大逆事件人間原理、安藤昌益、ブランショセリーヌなどがテーマとなります。指摘しやすい権威のみならず、ときにそれを糾弾するものの中にさえはびこっているはずの権威の本質を凝視め、考え、試み、挑みます。

また、現在開催中の《第3回イドガヤ・ビエンナーレ》(2017年12月12日まで開催中)は随時振り返りながら、今後のあり方について考察していけたらと考えています。

※ナノスクールは完全予約制となります。 参加資格は、アート、あるいはそれに関連する分野の専門家、あるいは専門家を目指す人とさせていただきます。


日程:2017年1月13日(金)18:30〜

参加費:1,200円/学生 1,000円(要予約)



〈予約方法〉ご予約は前日までにご連絡をお願いします。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。

〈タイトル〉ナノスクール予約〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数

上記の内容でイベント前日までに以下のメールアドレス送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。

info@blanclass.com


美術批評。オルタナティヴ・スペース art & river bankディレクタ。女子美術大学教授。最近の著書に、『静穏の書』、『ナノ・ソート』(共に彩流社)、『アートで生きる』(美術出版社)、『リヒター、グールドベルンハルト』(みすず書房)、『inter-views』(美学出版)がある。作品に”critics coast”(越後妻有アートトリエンナーレ, 2009)など、キュレーションポルトガル現代美術展『極小航海時代』(JAM)などがある。また、批評タブロイド紙 “+journal” の編集、アーティストの増本泰斗と、ディスカッション・プロジェクト”Picnic”も行っている。

2016-12-08

2016年12月10日(土)遠藤麻衣[アートプロジェクト|「ボクは神の子を妊娠した。」プロジェクト?:代理母マリアの出産]



今回のイベントは、遠藤さんが昨年、阿佐ヶ谷のTAVギャラリーにて発表された作品の、設定の中のとある場面を新たに撮影する、というイベントです。(遠藤麻衣 公演「ボクは神の子を妊娠した。」http://tavgallery.com/sonofgod/


そのプロジェクトに向けてblanClass放送室を行いました。放送室は3本に分かれています。


なかなか壮大なプロジェクトなのですが、この収録したラジオをお聞きすれば、プロジェクトの全貌が分かります。今回のイベントのコーディネーターの河口遥さんによればラジオなので作業をしながら、電車に乗りながら、などながら聞きをして欲しいとのことです。


1本目は11月4日に遠藤麻衣さんと河口遥、ウラブラ(宮澤響+野本直輝)が参加して収録したものです。ウラブラ(宮澤響+野本直輝)の二人と河口遥が遠藤麻衣さんのTAV GALLARYでの展示についてお話を伺いました。


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2016/12/2/Mai ENDO/blanClass broadcasting 1/3


2本目は11月4日に遠藤麻衣さんが、出産されてまもないお母さんである花子さんに出産体験について取材収録したラジオです。


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2016/12/2/Mai ENDO/blanClass broadcasting 2/3


3本目は11月9日に風邪をひいてしまった遠藤さんと河口さんが、遠藤さんの家で収録したラジオです。


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2016/12/2/Mai ENDO/blanClass broadcasting 3/3


ぜひお聞きください。


みやざわひびき

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遠藤麻衣[アートプロジェクト|「ボクは神の子を妊娠した。」プロジェクト?:代理母マリアの出産]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20161210/

https://www.facebook.com/events/157706474703274/


現代において出産とは何か?

そのことを初音ミクと聖母マリアを通して考え、実践するアートプロジェクト、それが「ボクは神の子を妊娠した。」です。


初音ミクは、ライブ会場で透過スクリーンに映し出され、踊り歌います。ポップでありながらもある種の崇高さを感じさせるようです。インプットされた音声を彼女は拒絶することなく、そのまま歌声としてアウトプットし、聴衆は熱いまなざしと声援を送ります。彼女のからっぽの身体は、大衆の欲望を引き受け、映し出す鏡です。そのさまは、生々しいアイドルというよりはむしろ、聖母を連想させるのではないでしょうか。


ミクのような存在を歴史をさかのぼり辿ってゆくと、僕に想起されるのは聖母マリアです。処女懐胎を天使より告げられたマリアは、神様の思し召しのままに神の子を引き受けます。けっして拒絶することなく、その身が容れ物となることを引き受けたマリアは、やがて神の子を出産します。彼女もまた、人々の欲望や期待を一身に引き受け、祝福されて、聖母となりました。


初音ミクと聖母マリア。この二つの存在は、人々の欲望を引き受け、異世界と現世の邂逅を表象するイコンとして重ね合わせることができるのではないでしょうか。


マリアとミク、二つの存在を重ね合わせてみたときに起こるずれ、それが出産です。純潔のまま子を身籠った聖母マリアと、けっして大きくなることのないミクのお腹。現代の欲望は、歌い踊るアイドルにその身をやつすことに向かいこそすれ、出産には向いていません。このずれについて思考することはつまり、現代の僕たちにとって出産とは何か?を問うことでもあるのではないでしょうか。なぜマリアは身籠ったのでしょうか。それは人々が待望していたからです。では現代のイコンにあたってどうでしょう。誰かミクの受胎を望む者はいないのでしょうか。


この問いに応える形で、僕はとある女性二人をカップリングし、代理母出産をアートプロジェクトとして進めてきました。昨年12月には、TAV GALLERYにて一連のプロセスをレクチャー・パフォーマンスとして発表しました。子供が欲しい夫婦と、子供が産みたい女性を引き合わせて、幸せな出産を実行すること。これがこのアートプロジェクトの目的です。


そして今回、臨月を迎えた代理母の出産をblanclassで行わせていただけることとなりました。彼女の名前はマリア。マリアは、ドゥーラの河口遥さん、助産師の立蔵葉子さん、そして生まれる子供の父親となる渡辺さんとともに予定日にblanclassに入り、出産の準備をいたします。みなさまにはぜひ、この祝福すべき瞬間にお立会いいただきたいと思っています。


出演:遠藤麻衣、立蔵葉子、野本直輝、渡辺美帆子

生演奏:當麻卓也

コーディネート:河口 遥

still撮影:松尾宇人

movie撮影:河口遥

スペシャルサンクス:花子さん(仮名)、赤ちゃん

*作品記録のための撮影が入ります。


日程:2016年12月10日(土) 

開場:18:30 開演:19:30(約2時間の予定)

入場料:1,500円(ワンドリンク付)

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遠藤 麻衣 Mai ENDO

  • 俳優・美術家。東京芸術大学美術研究科博士後期課程在籍。主な作品に「あなたに生身の人間として愛されたいの。」(MOTアニュアル2016 キイセイノセイキ/東京都現代美術館)、「ボクは神の子を妊娠した。」(キュレーション:飯盛希/TAV GALLERY, 2015)、「アイ・アム・フェミニスト!」(コーディネート:河口遥/GALLERY BARCO, 2015)。主な出演に《へんなうごきサイファー》(二十二会, 2014~)、《イスライスライスラ!》(岡崎藝術座/三重県総合文化センター, 2016)《始末をかく》(戯曲:岸井大輔, 2013~2018)。

http://maiendo.net/

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河口 遥 Haruka KAWAGUCHI

  • 1985年千葉県生まれ。主な個展に「そんなにロマンチックな目つきをするな。」(22:00画廊,2012年)、「あなた」(blanclass,2013年)、「一人の男に三人の妻、もしくは、どうして俺のことをもう愛していないの?そして、無関心な女」(永田絢子企画,blanClass,bardenbarden,HIGURE17-15cas,2014年)。主なグループ展に「開館記念展示〜青梅ゆかりの名宝展」(国立奥多摩美術館,2012年)、「土湯アラフドアートアニュアル2014」(土湯温泉,2014年)、「第3回イドガヤ・ビエンナーレ」(blanClass, 2014–2017年)など。また小平市にて、22:00画廊(http://2200gallery.com/)を運営している。「母に描かれる 母の子 母とモデル」(2015年)を寄稿したタブロイド紙『Pa+ フォビアと芸術生産』(http://t.co/By2Cj04Hs3)が販売中。

http://2200gallery.com/20120609kawaguchiharuka.html