2011-03-04
■[Art]琳派芸術 ―光悦・宗達から江戸琳派―@出光美術館
第2部〈転生する美の世界〉
金曜の夜間延長で。酒井抱一の銀屏風の使い方の美しさを伝える、というのが今回の展覧会のテーマかも。
しかし、鈴木其一の方がより気になる今の私にとって、一番印象的だったのが其一の芒野図の屏風。抑えた色使い、殆ど繰り返しの図柄ながら、(いつもの理知的な面白さだけでない)不思議な情感を感じさせる作品で、いつまでも立ち去りがたく、会場を一周した後は閉館までの残り時間、その前で過ごしていた。
館蔵品だけで展覧会が開けるのに、これだけ千葉市美術館から借りてきた美術館のセンスに賛同。こういう驚きを毎回、与えてくれるので、この美術館の展覧会は外せない。
2011-02-26
■[Art]椿、咲く−絵画と工芸−@茅ヶ崎市美術館
保険会社の椿コレクション。茅ヶ崎の海岸側ではこの時期「椿まつり」。というわけで「椿」らしい。
椿の絵という切り口で、色々な画家の作品を見比べることが出来たし、椿の絵をまとめて見る、という事自体多分、初めてのことで結構、新鮮だった。
ん〜、椿というのは、ただ綺麗に描くのが意外と難しい花なのかも。描くべきポイントというのが分かりにくいというか。多くの人にとって「赤い」のがそこにあるという印象らしく、桜や牡丹のように、まずディテール有りき、という花とは違うことが分かった。あと、何か情念が入り込み易いというかw 赤に黒い色が混じっている人が多くて。
というか、椿といえば(地面にボトッと真っ赤なものが無残に落ちている様子からは)もっと怖い絵も有りそうな気がするけど、保険会社の椿コレクションにはそういうのは無し? まぁ、ある程度の大作でないと、そういう感情は盛り込めなさそうだけど。