「広義」=党派的、「狭義」=客観的というデマゴギー

Apemanさんのところでの田中さんのコメントを読んで気付いたのですが、

数学屋さんは「広義」「狭義」の問題を「広義」=党派的、「狭義」=客観的、という概念にすり替えているのだと思います。

このすり替えがインチキなのは、「狭義」もきわめて「党派的」である場合があるからです。
実際、数学屋さんの(戦時国際法を無視するほどに)「狭義」な虐殺概念もまた(殺す側の立場にべったりの)「党派性」丸出しなんですね。

しかし彼は、
・「党派性」に満ちた自らのスタンスを「客観的」とすり替えて優位におき、
・「広義」の虐殺概念を採用する人間を「党派的と扱って劣位におく、
という「操作」を行っています。
これはデマゴギーの典型的手法ですが、「数学屋」さんに限らずこういう手法を用いる「似非論理」系の人は一定の割合で存在するでしょうから、今後のための覚え書きとしてエントリしておきます。