25歳の僕に仕事を頼む

二十代半ばまでの僕は
しゃかりきで負けん気が強かった。
それゆえ人にあまり優しくなかった。
けれど他人を羨むことも少なかった。
ついでに恋愛も無いか単にエロだった。
と振り返る。


今、
考えなくてもしゃかりきになれた
二十代が懐かしい。


三十代の僕は正直…、
仕事のノリがなんでかイマイチだ。
なんか、迷いがホント多い。
少なくともしゃかりきだった頃の輝きは
ずっと失われたままだ(>_<;)。


今もし25歳の僕が突如現れて、
36歳の僕が今やってる仕事を
代わりにしたのなら…


…なんだかすごい早そう☆
25歳の僕になら安心して仕事を頼めるよ。
でも、36歳の僕のほうが質の高い仕事できると思う☆
 ↓
これは何を意味しているのか?
自惚れの拡大と謙虚さの縮小。


三十代になってからは向けられる目も、扱いも違う。
自己責任への認識がより多く求められてるのを
身に沁みて感じる。
どんな事情が生じたにせよ、
結果に、より完全な責任を負う意識が求められる。


三十代は二十代よりも残された活動可能時間
が短いという当然の事実。
失敗を恐れず始めるのが大事なのは変わらないが、
失敗しない努力もさらに大事になっている。


どうやったら謙虚になれるかが問題だ。
経験と知識が邪魔をする。
これを使って人を評価したり批判したりする。
三十代は、自分が通ってきた二十代のことも、
社会人の経験10年ほどでつかんだ将来の年代の
イメージも持ってるつもりになる。


後輩、若い年代から学べるものも限りなくある。
だけどやっぱり年上らしく、若い年代に向けて
恥ずかしくない模範となる言動をとることを
日々肝に銘ずるべきだ。


どの年代にも熱く頑張ってる人と
内心諦めちゃってる人がいる。
三十代においてその雰囲気は、
若いとき以上に如実に表へ現れる。
熱い人はそこらじゅうに溢れては居ない。
今の僕も熱い人のグループじゃないだろう。


もう一度しゃかりきになりたい僕は、
熱く頑張ってる人へ必死に意識を向ける。


後輩から目指してもらえるような
大人の責任感を持っていて、
愚痴を聞いてやるみたいな軽いのじゃなく
仕事の本質のところ、高いレベルで頼りになって、
そして熱く頑張ってる三十代になるっ!


謙虚さは、
自分に対してだけじゃない、
関わる他人やプロジェクトに対しても責任感を持ち、
真剣に付き合うことによって
拡大できるかな。


そう、だからしっかり全体に対して責任を持たなくちゃ!
自分の責任を果たすとはそういう意味だ。
自分の直接の責任だけ果たして満足げな顔
をしてるヤツなんか参考にするな。
と俺は俺に向かって厳しく言っておかなければいけない。


結局、どうしたら
しゃかりきを復活できるのか?
まず迷いを取り除かなくちゃいけない。
何を迷っているのか?
独立はしても、いまだ事業体として自立できずに、
人の仕事を手伝い、スケジュールも作業もコントロールされ、
社員でいた頃よりも発言力がない。
それに、本当にモチベーションを一致する取引先は実は少ない。


再三繰り返して認識するけどもう一度整理だ。

  • 希少な価値観の合う取引先と大切に付き合う
  • 自社製品開発を一日も早くスタートすべきだ
  • 駄目な取引先と仕事するくらいなら堅く派遣で行こう


フリーランスにおける派遣のメリット・デメリット
☆メリット

  • 契約中は安定して収入が得られる
  • 自分の実力を確認できる
  • 人脈を広げる機会を得られる(自分を世間にアピールするチャンス!)

★デメリット

  • 単価が安くなりがち
  • 時間契約になるので早く終わっても帰れないのが非効率
  • …要するに単にキャッシュを得ることだけに目を向けてしまうと非効率

ブックマーク

IEのお気に入り、
Googleブックマーク、はてなブックマーク、PAIPO READER、
そのほかRSSリーダーのブックマーク‥。
それとブログやmixi


Web上のサーバーに書き込むことで、家からも会社からも友達のうちからも
自分の情報にアクセスするのが簡単になった。
けれど、あっちこっちのサーバーに分散してきて、
その良さも最近は半減してきてる。


僕にとって今一番の不満は、ブックマーク。
せっかく良い情報をブックマークしても、
後から読みたいとも思ってしたはずなのに、
古いブックマークで本当に見るのはごく一部。


階層ではなく鮮度。ならばRSSリーダーが便利のはず。
でもRSSのないページはどうするの?


ブックマークしたページを一気に見て行こうと思っても、
ページの読み込みを都度待つのが鬱陶しい。一つ一つは数秒なのに。


ブックマーク数なんて、気がついたら100個とかになってる。
これにサッと目を通す手段がほしい。
一括で全ブックマーク先を読んでPDFかページにアーカイブしてくれたら、
持ち歩いて、喫茶店や電車の中で読んだりできる。

シェアウェア

シェアウェアの歴史ってものすごい長いのに、
いまだにお金を支払う文化がなじんでない気がする。
ベクター窓の杜は、その役目を十分に果たしていない気がしてならない。


便利だと思ったシェアウェアにペイするのが
当たり前、もしくは格好良いと思わせてくれるくらいの
サイトが現れてほしい。
人A.「この前、ちょと便利なソフト買ったんだけど。結構安かったよ。」
人B.「お、それ便利そうじゃん。どこで買ったの?俺も買ってくる。」
みたいな。


楽天Yahoo!ショッピングでも amazon でも、あんな風に
お買い物する場所っていう雰囲気があればいいんじゃないか。
ベクター窓の杜だと、無料ソフト集っていう雰囲気だから。
仮にamazonシェアウェア販売を扱ったら売れそうに思うんですけど、
どうですか?

ITの仕事、好き?

今年はまだ儲かってません。
そうなんです、とんでもなく儲かってないんです。
そんな中でどんどん自社開発を考える心の余裕がなっていく今月後半。


UMLだったり、設計ツールだったり、描画ツールだったり、
ここまでの日記で書いてきた、こういうようなものが作りたい
という思いは変わっていないです。


けれど、儲けに結びつけることを考えると、とたんに難しくなってしまう。
この2つを同時に達成できるように考え抜かなくちゃいけないんだ
とこの1ヶ月余り調査と検討を続けてきました。


そんな調査の中で垣間見たものは、
「PCホビイスト」について触れた下記記事
⇒「解き放たれるPCホビイスト――面白いから作る今どきの開発 (1/4)

“PCホビイスト”は、一般的にプロと分類されない。

それと、オープンソースとその開発に携わっている人たちの存在、
“商売できそうなくらい使える”フリーウェアを開発してる人など。


僕が社会人=プログラマとしてデビューした1990年前後、
だれでもプログラマになれそうな時代だった。
そのころはプログラマが不足すると言われていたから、
猫も杓子もいらっしゃいという印象があった。


今言われている技術者不足というのは、できる技術者の不足なのだ。
そして僕がこの1ヶ月余りでおぼろげに見えてきたものは、
この業界で活躍していけるタイプは2通りということだった。
(※社会人として、大人として、人間として、ていう根源的なこと抜きに)
その2通りとは、
Good1. ITをビジネスと捉えてまっとうにできるタイプ
Good2. ITが大好きでこの業界に身をおいてるタイプ


反対に、生き残れない、フェードアウトしていくタイプは、
Bad_1. ITが大好きじゃないのに身をおいてるタイプ
Bad_2. 技術者なのに勉強しないタイプ


そして今時点の僕は、
Good1に対して‥苦手。
Good2に対して‥好きの気持ちがフェードアウト気味。
Bad_1に対して‥ 〃
Bad_2に対して‥技術の勉強けっこう好き!


当たり前といえば本当にそうなのだけど、
稼ぐにしてもなんにしても、それよりもはじめに‥
まず楽しんでいなければ、そして好きでなければ、
後が続かないでしょ!と。


要するに、
せっかく楽しいって思って作りたいものを見つけたのに、
稼ぐことを同時に考えたら楽しくできなくて。


今はフリーランスだけど、いつかは自社製品を持って
その稼ぎで会社をまわしたいと、
ありふれてますが僕もそう考えてるわけですが、
僕の場合はこの際、同時に解決するのはやめるべき
という判断に至るのが良い。


とした場合、こうなります(次の日記へ)。

ビジョンV2!

最初の3年くらいは楽しいから作る。
楽しくて作るのだから3年やって1円さえ稼げなくても全然構わない。
ただしホビーに徹する訳ではないのだから、
仕事に結びつく何か、儲け以外の何かを得ていきたい。


たとえば、
・“製品”という観点での開発ノウハウの蓄積
・作ったものの広め方(広報ノウハウ)の蓄積
・利用者をサポートするノウハウの蓄積
・製品が呼び寄せる人脈の蓄積
・製品に寄せられる声からの新たなニーズの蓄積
など。
お〜、目先のお金なんか得られなくたって、
貴重なものがこんなにいっぱいあるじゃん!!

オープンソースプロジェクトの入り口

オープンソースの開発コミュニティに参加しよう♪と考えて、
どこに行けばそういう仲間に入れるんだろうと探してみたら、
「あ、ここね。」ていうくらい身近なところにあるんですね。
SourceForge.jp


「ソフトウェアマップ」というページでカテゴリの一覧にある各件数をおおざっぱに合計すると1,000近くのオープンソースプロジェクトが日本語であるみたい?です。ここから参加してみたいプロジェクトを探して、あったらユーザー登録して参加していけるようです。インターネット関係と開発ツール関係の開発プロジェクトが圧倒的に多くて、ソフトウェアのトレンドと連動してるもんだなぁと思いました。UML関連のプロジェクトは現状11個ありましたが、大半が「活発さ: 0%」でちょっとさびしいです。


オープンソースプロジェクトへの参加を考えてしばらく物色して、実際に参加してみたいのを見つけてユーザー登録して、さぁ参加だ♪と思った瞬間、自分に待ったをかけました。そのプロジェクトは、僕が作ってみたいと思っていたものに似ていたからです。僕は参加してそのソフトウェアの成長に寄与したいという思いは本当にあり、目先では良いと思ったのですが、一方でいつか同じような製品を自ら作ることになるならば、この参加がスパイ行為的に思えて嫌だなと思い、やめました。もし参加するなら自分から始めるつもりはないけれど、利用者としてそのソフトウェアの成長に寄与したいと思えるものが良いなと思いました。具体的には、.NETのソースコメントからドキュメントを自動生成するNDOCのプロジェクトだったら参加してみたいな♪って思いました。
SourceForge.jp Project Info - NDOC日本語版

カネ、情報公開他

どうしたものかと思いました。単刀直入に言って、

  • ここまでカネカネ言ってきたこの日記で、考えを改めたあとの開発日誌を書いてよいものか?「所詮カネなんでしょ?違うの?」ていう印象が、開発したものに付くのはとても切ない。
  • 情報公開が戦略として良いらしい。かと言って企業が内部情報をすべてネットにさらけ出してる‥はずはないと思う。公開すべきか選別してるはずだ。開発日誌ならば、どの時点からの、どんな内容を公開するのが妥当で有意義か?
  • 開発中のものの情報公開なんてしたならば、下手したらパクられて個人の片手間の微力さでは損なことになってしまうんじゃないか?⇒パクられるくらい魅力的だったら素敵ジャン☆目先の利益を超えて、本当に世の中に対して役立つものを作っていこうと思っているのならば、パクッた人(企業)がよりいいものにするか早く市場に出してくれるなら結構じゃないか。それを込みで、更に良いものを作ることに励めば良い。そんくらい、情熱と自信がなくっちゃね☆


それに、ライバルがいたほうが楽しそう♪