Hotel Therme Vals
デザイン:ピーター・ズントー
ADRESS:Hotel Therme Vals, SWITZERLAND
TEL:+41-081-9268080
ピーター・ズントーがデザインしたThermeに併設されたホテル。赤のレストランと青のラウンジ。そして外は白いアルプスの景色。素敵過ぎる。
これが客室。すべての客室がズントーによるデザインではないが、私はこのズントーデザインの「SELVA STUCCO」という部屋に泊まった。壁も天井も赤のスタッコ仕上げ。他にも青、緑、オレンジの部屋などあるらしい。
イタリア・スイス建築巡礼-8日目(ロンシャン→ヴァルス)
ロンシャンの朝。朝食には奥さんの大好きなECHIREのバターが出てきた。ホテルを後にして昨日に続いて車でロンシャンの礼拝堂へ。昨日は夕方だったので朝の表情も見たかったので。昨日よりもさらに天気がよくて本当に素晴らしかった。
ロンシャンを後にして、レンタカーで再び国境を超えてフランスからスイスへ。チューリッヒを目指す。予定ではチューリッヒ空港でレンタカーを返却して、列車でチューリッヒ市内に移動して、明日帰国するY氏と別れ、私は一人でアルプスの温泉保養地ヴァルスに向かう予定だった。しかし、車の中でヴァルスに行ったことがあるY氏と話していると、重いスーツケースを持ってヴァルスに行くのは乗り換えも多くて大変なので、明後日泊まるチューリッヒのホテルで荷物を預かってもらって、身軽にしてヴァルスに行った方がいいよとのアドバイス。それは名案だということで、チューリッヒ空港に戻る前に、チューリッヒ市内の私が明後日に泊まるホテルに寄って、そこで荷物を預けて、Y氏も降ろしてから、私一人でチューリッヒ空港にレンタカーを返却しに行くことにした。
しかし、これが大変な事態の始まりだった。昨日と今日のレンタカーの旅はほぼ高速道路のみで海外での運転が初めての私でも余裕だったが、覚悟はしていたものの、市街地での運転は甘くなかった。カーナビがボロくておかしな場所にナビされたり、ナビの主張する道が工事中で通行止だったりで、大混乱。一方通行も多いし、もう気が狂いそうになった。ヘロヘロになりながらホテルに到着。スーツケースは快く預かってもらえた。そしてここでY氏とお別れ。そこから一人で空港へ。ここでも道がわからないわ渋滞にはまるわで大変だったけど、なんとか空港に到着。疲れた。。。
気を取り直して空港でSBB(スイス国鉄)のカウンターで乗り放題券のスイスパスを購入。カウンターのお姉さんはとても綺麗で親切で癒された。ヴァルスまでの乗り継ぎの方法だけでなく、テルメに入るのに必要な海パンを忘れてきたけどテルメ・ヴァルスで借りられるかどうかまで教えてくれた。
チューリッヒ空港から列車でチューリッヒ中央駅へ。中央駅、とても大きい。そこから特急列車で出発。そこからはまさに世界の車窓から的な風景が広がる。チューリッヒ湖がとても綺麗。
クールという駅で降りて乗り換えてイーランツへ。そこからはバス。駅の目の前にヴァルス行きのバスが止まっていた。
イーランツからヴァルスまでは20kmくらい。ヴァルスはスイスアルプスの山奥にある小さな村。途中ものすごい崖っぷちを縫うようにバスが進む。かなり怖い。そして19時過ぎに目的地のテルメ・ヴァルスに到着。ピーター・ズントーの代表作である温泉施設が今回の旅の3つ目の目玉。そのズントーのお風呂は夜遅かったのでもう閉まっていたので明日へのお楽しみ。同じくズントーが手がけたホテルにチェックインし、ホテル内のレストランでディナー。詳しくは後述。すごく美味しかったけど、こういうちゃんとしたレストランで一人ワイン飲みながら食事するのはやはり寂しいものだ。奥さんと一緒に来たかったなと思った。
今日はロングドライブもしてとても疲れたので早めに寝た。