フランス・オランダ・イギリス建築巡礼-1日目(パリ入り)

今日から9泊11日の海外出張。パリとロンドンで上司と少しの時間だけ行動を共にする以外は、ほぼ一人旅。オランダはアムステルダムユトレヒトなどの現代建築を巡る。
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朝5時半起床、6時半出発。娘もボサボサの髪型でお見送りしてくれた。バスで成田空港へ。春休みということもあり空港はすごく混み合っていた。お昼前の便でパリへ向けて出発。今回はビジネスクラスで。
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2年ぶりのビジネスクラスで少しわくわくしていたのだけど、旧型のシートで仕切りが無いタイプで少しがっかり。ただ隣に人が居なかったので、とても快適だった。訳あって最近はお酒の量を減らしているのだけど、今日は飲むことにした。食事は洋食にした。メインは甘鯛のソテー。

機内では映画を2本観た。「ゼロ・グラビティ」と「清須会議」。「ゼロ・グラビティ」は、前々から観たかったけどチャンスを逸していたのでラッキー。映画の天才試写会でも「ゼロ・グラビティ」ときだけ仕事で行けなかった。ただ、この映画を強烈に推薦していた映画解説者N氏は「この映画は絶対に映画館で3Dのスクリーンで観るべし。」と言っていた。結局、3Dでない、家のテレビより自分のパソコンより小さい機内ディスプレイで観てしまった。まあでも観られてよかった。
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フランス時間の17時にシャルル・ド・ゴール空港に到着。この一番古いターミナル1は空港建築の傑作。エスカレーターが行き交う未来的空間は、めちゃくちゃカッコいいけど、めちゃくちゃ使いにくい。
明日の夜にはアムステルダムに移動してしまうので、今夜は空港内のホテルに泊まる。ターミナル3に直結する何の変哲もないホテル。CDGVALでターミナル間を移動し、ホテルにチェックイン。荷物を置いて、明日使う交通機関のパスを買ったり、ターミナル2を探検したりした。
再びホテルに戻ったころにはさすがに眠くなっていた。機内では2時間くらい寝ただけなので、今日は早めに就寝。

シャルル・ド・ゴール空港 ターミナル1

設計:ポール・アンドリュー(1974年)
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2回目の訪問。ドーナツ状のプランが4層積み上がっており、普通の空港と違って出発が下層階で到着が上層階。チェックインを終えると、吹き抜け斜めに行き交う空中エスカレーターで上がってゆく。すごい未来空間。搭乗ゲートや到着ゲートとは、ドーナツ状の本体からタコの足のように放射状に伸びた起伏のある洞窟のような通路で結ばれている。これまた未来的。
1974年の開港当時は画期的と言われたが、今見ても十分に画期的。というか今こんなプランは許可されないと思う。まず拡張性がゼロ。でもそんな使いにくさを抜きにして、めちゃくちゃカッコいい。