2014-03-25 ユトレヒト大学 図書館 architecture 設計:ヴィール・アレッツ(2004年) 木の葉がプリントされたガラスと同じデザインのコンクリートパネルで覆われたファサード。そういう表層的なギミックのみだと思っていて、実はあまり期待していなかったのだけど、入ってみて驚いた。8層吹き抜けの超開放的なアトリウム空間にまず度肝を抜かれる。閲覧室はそのアトリウムの空中にランダムに配置され、同様に黒い閉鎖的なボックスの書庫も空中にランダムに配置されている。その閉鎖と開放のコントラストがとにかく素晴らしい。こんなところで勉強してみたいと心から思った。