落日の洛陽
こんにちは。
渋谷の長坂です。
昨日和泉店長が東京に出張だったので、
一緒に九段下の東京都近代美術館に行って来ました。
ブルードレスblogでも何度か話題に上がっている、
『ジャクソン・ポロック展』
あまりにも直球ですが、
「カッコイイ!」
の一言。
今回の展覧会は、作家初期の段階から亡くなられる直前までの彼の創作人生をなぞらえるような流れで見せてくれています。
時代と共に変化していく技法に彼の創作に対する思考錯誤や苦しみが確かに感じられるのですが、
それと共に彼の変わらず残り続く「癖」
にも作家の無二の個性を感じずにはいられません。
というかそれ自体も自覚的だったんでしょう。
晩年の作品は社会的に評価もあまり受けず売れなくなってしまい、ポロックの苦悩の晩年とも言われますが、
彼自身今一体何をしていて、何に向かっているのかが驚くべき明確さで「純化」していったようにも感じられます。
走り抜けた人生の熱量は人を感動させます。
5月6日までやってるのでまだ未体験の方は是非言ってみて下さい!