桜餅と草団子で春を待つ


今月の和菓子レッスンは、ひなまつりということで桜餅と草団子を作りました。桜餅は鉄板の上に桜色の餅生地をのばして焼いていくのですが、鉄板にもちがこびりついてしまい、ひっくり返す時に「あっつーーー」てなことになり、とっても大変でした。でも苦労した甲斐があって、塩気のきいた桜の葉につつまれた餅生地はとってもおいしかったです。上南粉という、売っているところを見たことがない、もち米を蒸して細かくして煎った粉を入れると、もっちり感が出ておいしくなるそうです。しかしこれが鉄板にくっつく原因なので、今後作るとき入れるかどうか迷います。ピンクは着色料でつけていますが、やっぱり春をしみじみと感じさせてくれるので、入れないとダメかなと思いました。

こちらは着色料なし、たっぷり入ったフレッシュなよもぎの色だけで緑に色づいた草団子は、自分が作ったブツながら、人生で1,2を争うおいしい草団子でした。もっちりしていてぷりぷりしているのに、後味がすーっと溶けてなくなってしまうのです。4種類くらいの粉をミックスさせて作ると、こんな食感でこんなおいしいものができるのかと感動しました。そして教室の餡がとっても美味しいのもポイントです。他の生徒さんによると、富澤商店やcuocaなどで売られている餡に比べると、しっとりしていて比べ物にならないくらいおいしいとのこと。来月はついにこの餡の作り方が学べるので、今からとっても楽しみなのです。