いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「まよチキ!2」あさのハジメ(MF文庫J)

まよチキ!〈2〉 (MF文庫J)
まよチキ!〈2〉 (MF文庫J)

ゴールデンウィーク。口うるさい妹の紅羽が合宿に出かけてしまうため、俺のテンションは最高にハジけていた。そんな休日を満喫する気マンマンの俺のもとに、クラスメイトの男装執事少女こと近衛スバルがやってくる。え? 屋敷を追い出されてしまったので泊めてほしい? その代わりに俺の執事になる? ――って、うちにこいつと二人きりってことか!? さらにスバルの主のお嬢様・奏まで押しかけてきやがった。俺のメイドになるので、使用人の座をかけてスバルと勝負がしたい……だと……? 学園執事ラブコメ第二弾! 執事系女子vsメイド系主の戦いが、今、幕を開ける――。


2巻も普通に面白かった。
テンポのいい会話がメインの多くのおふざけとちょっとのいい話で構成されたラブコメで、癖のなくて読みやすい。やっぱりMF文庫Jのラブコメらしい作品だなあと。
それはそうと1巻でも少し思ったのだが、スバルがこれまで男子として振舞ってきたのは本当か? 行動が女の子女の子していてやたらと可愛らしい。紅羽や涼月に比べると女の子力はかなり上と言わざるを得ない。いくら寡黙で人付き合いが悪くてもこれだけ所作が女の子だとバレそうな気がするが。
も一つ疑問が。
著者紹介文の生年月日は本物か? 逐一小ネタが古いんだが。
「僕は死にましぇん」を当たってからやるあたりは剛の者しかいないこの作品ならではかなw
このラストは次からラブの比重が増える?

「シャドウ・ホームステイ」水口敬文(一迅社文庫)

シャドウ・ホームステイ (一迅社文庫 み 2-2)
シャドウ・ホームステイ (一迅社文庫 み 2-2)

普通の高校生・加賀原結人は、ある日、光の樹から産まれた全裸の少女と出会う。
生まれたての赤ん坊のように何も分からず、しかも身体を影のように変化させることができる能力を持ったその少女・佳夜に懐かれてしまい、仕方なく面倒をみることになった結人。
幼馴染みの少女・文乃たちも巻き込んで、風変わりな日常が始まった!


空気みたいな物語だった。
いい話だとは思うのだけど、あまりにありきたりでこれといった色が無い。逆に吃驚してしまうほどあらすじ以上のことが起こらず、読み応えが無い。
唯一の見所は幼馴染みの文乃。堅物で理知的な彼女が突如現れたライバルの存在に右往左往する姿に萌える。でもこれももう一押し何かが欲しくなる物足りなさを感じた。
終盤に申し訳程度の異能バトルを入れるくらいなら、家族や恋の話を濃くてくれた方がもう少し読み応えがあったと思うのだが。

お返事(22日分)

◆ぐりさん
80マソありです♪
ベン・トー5巻読了乙です。他のライトノベルと違い、どのページも真っ黒なベン・トーは読むのに時間が掛かりますよね。
>某校門でのやり取り
そういえばあの方も変態ですね。しかも作中でもかなりハイレベルなw あのシーン佐藤の洗練されたジョジョ立ちは是非とも挿絵で見たかった。


作中弁当は・・・時間が出来たら考えます。現状無理><