いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



J1 第32節

清水 2−1 広島


おお!また勝った。4連勝(リーグ戦は3連勝)だ。
これまで下位チームと不調横浜相手だったから半信半疑だったけど、これは復調とみていいのでは? ただ、やっぱり復活が遅すぎたよな。3位以内はかなり厳しそう。
それでも天皇杯に向けては好材料か。

「聖剣の刀鍛冶10」三浦勇雄(MF文庫J)

聖剣の刀鍛冶10 (MF文庫J)
聖剣の刀鍛冶10 (MF文庫 J み)

セシリーを守るため、最後の変化の呪文で剣の姿のままとなったアリア。彼女を胸に独立交易都市へと戻ったセシリーを待っていたのは、ルークとユーインの消息が絶たれたという悲報だった。件のルークとユーインは、突如襲った地震によって閉じこめられたヴァルバニルの封印される洞窟内で、その末端らしき触手との攻防を繰り広げていた。他の出口を探して灼熱の闇の中を彷徨い続けるルークたち。そしてその奥底で、地面に突き立てられた直刀を見つけるのだが――!? 壮大なファンタジー叙事、薄闇の底で真紅に燃える刀身を打つが如き“鍛錬の刻”!!


ユーインよく言った。よくぞ言ってくれた。
読者の心を代弁し、ルークのヘタレを一刀両断する一言は凄くスカッとした。
すまんユーイン。出てきてからずっと要らない子だと思ってたw


10巻は前回の最後に火山に閉じ込められたルークが主役。
息を付かせないピンチの連続に、そこまでしなくてもと言いたくなる悪条件を重ねに重ねた窮地と、まさにいつもの「聖剣の刀鍛冶
・・・なんだけど、そういう展開に慣れてしまったからか、先に待つものと比べてしまうからなのか、各話のタイトルに付く程“試練”には感じなかった。それより結果として陥ったルークの状態の方が試練のような。これだけの窮地を脱しても本当の試練のステップでしかないのが恐ろしい。
しかし、苦難ばかりのこの作品で二人の(特にセシリーの)笑顔で続かないのは結構辛いな。
次は事実の一部を知ってしまったセシリーがどう動くかが見所か。今度の苦難もいつものセシリーで跳ね返してくれると信じている。


最後に一言
全力でありがとうございます屡那先生!