交流戦開幕。
BSで３試合もやってたのに、一番数字取れそうな日ハム（大谷）がないとか(´・ω・`)
BSは視聴率関係ないんだけどさ。
楽天弱い。西武悲惨。
お届き物
「奇械仕掛けのブラッドハウンド」ついへいじりう（ガガガ文庫）
「夏の終わりとリセット彼女」境田吉孝（ガガガ文庫）
「蒼井葉留の正しい日本語」竹岡葉月（富士見ファンタジア文庫）
「神さまのいない日曜日 IX」入江君人（富士見ファンタジア文庫）
「居酒屋ぼったくり」秋川滝美（アルファポリス）
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある――
旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の書籍化!
全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!
これはまたやばい本と出会ってしまった。深夜に読書する自分にはこれはいけない。
「ぼったくり」というけったいな店名とは裏腹にそこに出てくるものは、
お手軽なのに旨そうな季節のつまみの数々に、決して高価ではないが料理や気候に合わせて飲み方や温度を変えてくれる気の利いたお酒。それらが読むだけで味覚に直接訴えてくる。
それに加えて、人情味溢れる下町気質の常連客たちと、彼らを足しげく通わせる若い女主人の人柄（と料理）。さらに店を訪れる人たち（常連客も含む）の人生の機微も味わえる。愚痴は酒を不味くするが、人情は酒を美味くする。
中でも、ふと立ち寄ったことで常連となる男性客と女主人のお客以上恋愛未満なやり取りが格別。時に大人らしい語らい、時に子供じみた意地の張り合い。そんな微笑ましいやり取り読んでいると、他の年上の常連客と一緒に彼らを見守っているような気分になって、自分もお店にいるかのよう。
こんなのどこをとっても酒が美味くなる要素ばかりじゃないか。
本なのに最高の酒の肴だった。料理好きでのんべえの自分には最高の一冊。ゆえに深夜に読んではならない。
元は「小説になろう」のようだけど、まだ話のストックはあるのかな？ いくらでも読みたい。
