いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「そっかー、王様は大変だねー。よしよし」

MHX
ぼちぼち村を進めて☆3へ
7〜8割ニャンターなのは内緒w


エスト「忍び寄る気配」 ははーん。ティガ登場クエですね、わかります。
睡眠片手もあるしこれは睡爆+閃光漬けでサクッと初対面討伐してきましょうかね……ゾウさんだと!?
攻撃方法がわからずあっさり2乙して逃げ帰ってまいりました(^^; まだ初期装備なもので。
これはオウガ登場クエが泡狐で、レウス登場クエがディノかライゼってところかな?

「楽園への清く正しき道程 0番目は北国産のツンドラ王妃?」野村美月(ファミ通文庫)

楽園への清く正しき道程 0番目は北国産のツンドラ王妃? (ファミ通文庫)
楽園への清く正しき道程 0番目は北国産のツンドラ王妃? (ファミ通文庫)

庶民から一転、玉座を継ぐことになってしまったルドヴィーク。さっそく「国王の一番大切なお仕事」として告げられたのは、「大陸で一番高貴な血筋のお妃様を迎えること」! ところが現れた美しい花嫁は、彼の顔を見るなり呟いた。「キモイ……」そのまま王妃となった彼女と冷戦状態に突入するルドヴィークだったが、実は王妃にはある秘密があり、それを知った彼は、彼女とひとつの契約を交わすことに……。ファンタジー・ハーレム(予定)コメディ、開幕!!


紆余曲折あって王様になった服屋の店員がハーレムを築いていくファンタジーハーレムラブコメ
主人公の境遇の説明が濃かったり、ヒロインは0番目だったりと、まさに“序章”な内容の1巻。


少女漫画のファンタジーで使い古されたようなシチュエーションやイベントで固められているのに、ちゃんとどこか透明感のある野村美月ワールドになってるのが流石。
でも正直、序盤はヤバイと思っていた。
作者の作品にはメイン(かそれに近い)キャラクターに軽薄な男子が出てくることが割と多くて、自分はそのタイプのキャラが大の苦手。そして序盤だけ読んだら今作の主人公もそのタイプの匂いがしたので、嫌な予感がよぎった訳だ。結局、読み進めたら良くも悪くも「いい人」で苦労人だったので、問題なく楽しめたのだけど。
その苦労人の印象を濃くしたのがサブタイトルのツンドラ王妃ことカテリナ。
ツンドラの名に相応しい拒絶で主人公・ルドヴィークの精神を削っていく一方で、読者にはちょこちょこと隙を見せていき、最後には可愛い姿とデレの気配を見せていく見事なツンデレぶり。相変わらず野村先生のツンデレキャラは絶品である。
そこで気になるのは予言(帯に書いてあるやつ)。絶対に手に入らない七番目とはなんなのか。普通の流れならカテリナになりそうなところだけど、彼女は0番目になってるんだよね。今のところ主人公の置かれた境遇から考えるとかなり陽気な話になっているは、叶わぬ恋に身を焦がす切ない話になるのだろうか。
とりあえず次は一番目って言ってるから攻略可能ヒロインなんだろう。