いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「負けました。……ありがとう」

いいなぁホイミ(誰に言ってんだ
最寄り(と言っても約6km)のローソンが潰れてしまってからは20km圏内にローソンが一軒もないんだ(´・ω・`)





三者三葉 第6話「野菜肉肉肉肉肉肉魚」
凄いタイトルだなw まあ今回は内容に出てきたからいいけど。
やっぱり双葉がナンバーワン! 夏の女の子は健康的な小麦色に限る(おい、おっさん
葉子様は最後折角寝られたのに。不憫だ;;

「りゅうおうのおしごと!3」白鳥士郎(GA文庫)

りゅうおうのおしごと! 3 (GA文庫)
りゅうおうのおしごと! 3 (GA文庫)

「あいも師匠と一緒に『おーるらうんだー』めざしますっ!!」
宿敵《両刀使い》に三度敗れた八一は、更なる進化を目指して《捌きの巨匠》に教えを乞う。
一方、八一の憧れの女性・桂香は、研修会で降級の危機にあった。急激に成長するあいと、停滞する自分を比べ焦燥に駆られる桂香。
「私とあいちゃんの、何が違うの?」
だが、あいも自分が勝つことで大切な人を傷つけてしまうと知り、勝利することに怯え始めていた。そして、桂香の将棋人生が懸かった大事な一戦で、二人は激突する―−!
中飛車のように正面からまっすぐぶつかり合う人々の姿を描く関西熱血将棋ラノベ、感動の第三巻!!

振り飛車を学びに銭湯へバイトに行くシリーズ第3弾。
間違ってはいないけどこれだとなんのこっちゃだな(^^; デビュー戦で負けて以来天敵になってしまった相手を倒す為、実家が銭湯を営む生石王将に師事してもらおうとしたら、見返りにバイトしろと言われた話。
銭湯+小学生……これはまずいですよ!と思っていたら案の定だった。どこまでもロリ道を直走る竜王のブレない姿勢には畏怖を禁じ得ない。
でも、今回のおちゃらけはここくらい。あとは将棋道一直線。
まずは「勝つ」という事、正しくは「相手を負かす」ことの意味を学ぶ あいを通じて、勝負の世界に生きること為の覚悟を、八一の(珍しく)竜王らしい活躍からプロ棋士女流棋士の脳の違いについて印象付けられる。
そして話は今回のメイン、桂香さん降級危機へ……。
桂香さん。あなたは何回人を泣かせれば気が済むのですか?
これまでいつもニコニコしている良き姉として、八一目線では聖母のような存在として書かれていた桂香が、羨み、妬み、怨み、どす黒いものをこれでもかと吐き出しながら鬼気迫る様子で勝ちに行く姿に戦慄する。勝負の世界に生きる者の生き様、一般人には到底出来ない覚悟を強烈に見せつけられる。こんなの涙腺崩壊するに決まってる。エピローグ前からエピローグ前半までは何度読み返しても泣く自信がある。
3巻も最高に面白かった。いや「も」じゃないな。3巻が最高峰だ。


ところで一番最後に我らが主人公・ロリ竜王が確実に頓死されているのですが、これ次の巻出るんですかね?w