いつも月夜に本と酒

2017-12-11 「言葉は『ことのは』だし、葉っぱの一種なのかもしれないね」

やることないし(電撃が来ない所為で)、25日発売分までぽちっといたしましょうと、杜さんとか密林ちゃんとかを周ったら、レクキールは延期してるわ、ゲーマーズは延期してるわ。時間や期限にルーズな業界ですこと。今に始まった話じゃないけど。

そしてノーゲーム・ノーライフさん、今月も無事延期。知ってた。

「活版印刷三日月堂 庭のアルバム」ほしおさなえ(ポプラ文庫)

| 17:54

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([ほ]4-3)活版印刷三日月堂 庭のアルバム (ポプラ文庫)

小さな活版印刷所「三日月堂」には、今日も悩みを抱えたお客がやってくる。店主の弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった想い。しかし三日月堂を続けていく中で、弓子自身も考えるところがあり……。転機を迎える、大好評シリーズ第三弾!

活版印刷所を舞台にした短編連作小説、第三弾。



やっと彼女の番が来た。

これまで悩みを抱えたお客さん達の心を、活版印刷の独特の味わいと丁寧な仕事(とその姿勢)で少しずつ救ったり解したりてきた三日月堂の店主・弓子。でも本当は、彼女こそが最も救いを必要とする天涯孤独の身だったりするわけで。そんなわけで今回は弓子本人と早く病気で亡くなった彼女の母カナコが一つの大きなテーマ。

弓子が天涯孤独なのだから、彼女の過去が語られる=家族との死別の話になる……当たり前の事なのに頭から抜けていて油断していた。母の大学時代の友人達が母の思い出を語っていく二話目「カナコの歌」、これはずるいよ。よくお見舞いに行っていた友人から語られる死ぬ直前の母の言葉と、家族への強い愛と無念さが感じられる生前の母が詠んだ短歌の相乗効果で涙が止まらなかった。

また、本来の三日月堂を中心にした物語の方は「ついにここまで来たか」って感じ。

前の話で作ったものが次の話の人の目に留まり、その人が三日月堂を訪れる。そうやって三日月堂を中心に繋がって広がってきた人の縁が、三日月堂再開時からの宿題だった平台=大判印刷機まで辿り着いた。

まだ直せる人と出会っただけで、動かせるようになるかは次になってみないと分からないが、弓子が刷った活版印刷に出会って心動かされた人の、ほんの少しの幸運とそこから尋ねてみようと一歩を踏み出す勇気によって辿り着いた大きな幸運に感慨も一入。

弓子の一つの夢が現実味を帯びてきて、おまけに彼女のことが気になる男性も出て来て、これは次が楽しみだ。

2017-12-10

ざつだん

17:39

◆くれない


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降る紅葉






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積る紅葉




キレイデスネ(棒)

落ち葉があっちこっち飛ぶから掃除が大変なんじゃい!ヽ(`Д´)ノ

ネタにでもしなきゃやってられん。

おかげさまで、寺や神社や並木道で紅葉が綺麗なところが紹介されていると「掃除大変そうだなー」が真っ先に来てしまうようになった。そう考えると桜もか。






◆ほんなし

電撃来なかった(´・ω・`)

それ以前にまだ発送されてもいない。こりゃ12日着だな。9日発売……。

来週のブログ更新は自転車操業だやったー\(^o^)/






◆すとーぶ

元韓国代表DFファン・ソッコ獲得へ J1清水|静岡新聞アットエス



エスパルスにしては珍しく的を得た補強。

後はボランチ。何がなくともまずはボランチの補強だ。

でもその前に監督決めないとね。






◆このはな

このはな綺譚 10話「姉上襲来」

前半ミニ化で、後半姉参上の皐回。

隣の芝は青いってね。皐さん家姉妹は似た者姉妹。

ミニ皐はただひたすらに可愛かった。家にも一匹欲しい。お菊ちゃんの顔www

やっぱり皐×柚の方が微百合度が丁度良くて好きだな。

2017-12-09 『劣等感や焦燥感とかは、ある種の妄想』

毎年北海道から送られてくる新巻鮭がしょっぱ過ぎて大変難儀しております。

ネットに載ってる塩抜き方法をいくつも試みてはいるが、どれも今一つ効果なし。どんな調理法でも塩の塊を食べているかのようで、食事後もしばらく口の中がしょっぱい。でも冷凍庫を圧迫しているから減らさないとならない。ぶっちゃけ捨てたい

そんなわけで最近、塩分過多です(^^;

「ぶたぶたラジオ」矢崎存美(光文社文庫)

| 21:00

ぶたぶたラジオ (光文社文庫)

ぶたぶたラジオ (光文社文庫)

東京のAMラジオ局で、朝の帯番組パーソナリティを務める久世遼太郎は、木曜日の新しいゲストに、山崎ぶたぶたという人物(?)を迎えることになった。ぶたぶたの悩み相談コーナーは、一味違う答えがもらえる、とすぐ大人気に。今日もラジオに耳を澄ませると、ぶたぶたの渋い声が聞こえてくる。それだけで、不思議と心が落ち着くんだな。胸に響く三編を収録。



今度のぶたぶたさんはラジオパーソナリティ

と言っても週一度木曜午前のゲストパーソナリティでお悩み相談コーナーを受け持つだけだけど。一応『ぶたぶたの本屋さん』の続編なので、その本屋さんで水曜にやるコミュニティFMもあるから、ぶたぶたさん的には週二度になる。この世界の人は週に二度もぶたぶたさんの落ち着いた渋い美声のラジオで聴けるのか……羨ましい。ぶたぶたシリーズには珍しく一話目が短編と言うには長いため、いつもは4〜5話が通例なのが今回は全三話と少なめ。

その一話目はぶたぶたさんをスカウトした、そのラジオのメインパーソナリティの悩みで、ソリが合わない妻と子供の話。問題に対して意外にもストレートな物言いのぶたぶたさんに驚きつつ、外野から見ればデリケートな話をボソッとでも父親に漏らせるような家庭なら大丈夫だよと思う、そんな話。

二話目は人気女性アナウンサーの悩み。職種の違いか性別の違いか、正直彼女の悩みには共感できるところは少ない。しかし彼女がぶたぶたに抱く想像や感想がことごとく事実と外れていて、何度もツッコミが入れられる、長年のぶたぶた読者には別のところで楽しい話。

三話目はリスナー(四十代女性)の悩み。

他人のSNSを見て羨んでいるおばさんに「それはハイライトだから普段の生活はあなたと大差ないぞ」と思いつつ、女性の悩みはあまり共感できないのかなと読んでいたら、最後にちょっと意外な展開が。

会って話したぶたぶたさんに、またSNS仲間の友達に対して、思い付いた一言を飲み込む勇気とその何気ない理由に感銘を受けた。自分が思ったことがすぐ口に出てしまうタイプなので余計に。

最後の最後に思いがけない言葉に出会って良い読後感。