09:00-10:25 KMLとR
10:30-11:00 RExcelパッケージの紹介
石田基広さんの発表。
一見、“裸の大将”的な風貌の方ですが、話し方も話の組み立ても上手いなぁ。
プレゼンの仕方を見習いたいです。
準備中のデスクトップにはWordMinerやTextMiningStudioのアイコンも見えて、個人的には親近感を覚えました。
- R in Emacs on Ubuntu は便利。
- でも、学生に教えるときは英語&CUIという段階で全滅。
- PC100台中SPSSが導入されているのが10台、という状況なので止むを得ずExcelで統計の講義。
- 『R Through Excel』翻訳中。「現実をしっかり見据えましょう。統計で最も広く使われているソフトウェアはExcelなのです」
- そこで、RExcel登場。statconnからダウンロードしてインストールすると、R本体を含めて必要なパッケージ丸ごと一気に導入できる。
- RExcelを起動するとExcelのメニューにRcmdrのメニューが追加されている。Excel上のデータをRに送ったり、RのグラフをExcelに出力したり。
11:05-11:35 Rによる環境疫学・大気汚染の健康影響
谷村晋さんのRを使った研究事例の発表。
- 季節変動、週間変動などを組み込んだモデル作り。
- それでも当てはまりが良くならないので、交絡因子を探索する。フェイラー変換(?)。気温?
オープンなビジネスデータ分析環境
エフプライムの鈴木了太さん。
まずは第3回Rユーザー会で発表されたR AnalyticFlowのバージョンアップの話。
R AnalyticFlowは、まぁ要するにRをClementineのように使おうというツール。
オブジェクトブラウザとコードエディタが便利そう。
R Foundationに寄付をしている日本の企業はエフプライムだけだそうです。
クロスマーケティングあたりはお金を出したほうがいいんじゃないかと思いますがねぇ。
Tsukuba.Rの活動
今回のRユーザー会で楽しみにしていた講演のひとつです。
はてな界隈でも活発に活動されているid:syou6162さんのお話。
Tsukuba.RはRについて関心のある若者の集いと言う感じでしょうか。
大学生のサークル活動の延長と言った雰囲気で非常に楽しそうに活動されている様子が伝わってきました。
楽しいって言うことは大切だね。
パッケージccgarchによる多変量GARCHモデルの推定
北海道大学の中谷朋昭さんの講演。
正直、私には難しすぎてチンプンカンプンでした。
GARCHは「がーち」と読むのですね。
インタラクティブPDF作成ライブラリPDF2の紹介
id:tadakadoさんの講演。
Rで出力するPDFファイルにハイパーリンクを埋め込むパッケージ。
ポップアップで説明を表示させることができたり、なかなか使えそう。
高橋メソッドでの発表って、実際にやってるのは始めて見ました。