ちょっと困った話。

ちょっと困った話。


癌や他の内臓疾患を患っている時など、
常に平熱より高い微熱が続くときがあります。


平熱より高い微熱が続くとき。


体の中の筋肉の状態はどのようなことが起きているでしょうか。


体のふらつきがあります。
それを抑えこむように立ち歩きます。
動くときのウエイトシフトや
腰椎や頚椎の回転やスパイラルな動作は影をひそめる。
大脳に気があがって大脳が力むこともある。
「なんでこんなに動きづらいのだ、あ〜嫌だよ」と、
ネガティブな考えが、さらなる問題を引き起こすことになるのでしょう。
それはさらに平衡感覚をあまくしてしまうでしょう。
筋肉への命令系統の神経系の情報伝達が悪くなる。


いつもと違う私に不安を感じてしまうときに、
ちゃんと動ける体の部位もあることを忘れてしまいがちになります。


特に私は平熱を少し上回るだけで、
頭がぐらぐらしてきてまったく動けなくなってしまいます。


そのような状況のときにでも安全に効率的なエクササイズができないか?


体に負担を蓄積させてはダメ。


ではどのようなものが具体的にあるのだろうか。
先日、知人の施術をしにいくときの電車の中で
いろいろと思いを巡らせてみました。


たとえば・・・
フェルデンクライス・メソッドの動きや、
ヴィパッサナー瞑想の実況中継やスローモーションや、
気功のベッドに横になっておこなう禅のようなものや。


気づいてみれば『感覚』を鋭敏に冴え渡らせることで
体の内側に流れるべき気の流れが滞りなくさせるもの、
というものを選択している。


意識、呼吸と動作をうまく結びつけて動かしていく。
意をもって気を導き、気によって血をめぐらします。


真剣に無心に取り組んでみれば
それにより体内の血行を改善させ、
血流の足らない患部にまで届ける。


それが養生には成果をもたらしたという例はあります。


私が感覚的に感じ取りにくいはずの部位を察知して、
その感覚を誘導的に目を開けるようなことをしていけばいい。
そうすれば病により囚われている意識から少しだけ、
少しの間の時間だけでも離れることができるだろう。
気が休められる少しだけの時間。


それは貴重なものになるかもしれない。


ただなかなか体がだるくつらいという人に、
新しいエクササイズをしてみてくださいと
負担を感じさせたくなくて口にだせません。


エクササイズの触りだけを紹介して
気に入る様子をみるのでしょうね。