【産経抄】8月22日

今回は「本日の産経SHOWと阿久根政界NOW:感想戦やりたきゃ「提督の決断」でもやってろ」(http://d.hatena.ne.jp/slapnuts2004/20100822/p1)がほとんど私の言いたいことを書いてるのであまり書くことがありません。
 あえて付け加えるなら感想戦自体は多くの人が既にやってると言うことでしょうか(典型的には歴史学者)。

それと

今月18日付本紙「正論」の藤岡信勝氏の論文はそうした国民の鬱憤を十分にはらしてくれた。

と言うのが産経にとっての感想戦の意味を語っています。鬱憤をはらすことが目的の一つだそうです(苦笑)。

【主張】携帯ゲーム依存・実体験の豊かさ伝えたい

 もちろん何であれ「過剰にはまること」は良くないことですが、一部の子どもならともかく大騒ぎするほど携帯ゲーム依存の子っているのでしょうか?。「やり過ぎは良くない」「携帯ゲーム以外にも面白いことはある」ということには反対しませんが騒ぎ過ぎじゃないかな?。

【from Editor】サハリン残留韓国人って?

多くの国民が知らないまま、長年、巨額の血税がつぎ込まれてきた、「サハリン残留韓国人問題」への“デタラメ人道支援”のことである。

この問題については詳しくないので突っ込みません(産経が「デタラメ」と言うんじゃ、一部に問題があったとしても全体としては正当じゃないのかと疑いたくなりますが)。
突っ込むのは「長年巨額の血税をつぎこんできた」のは自民党政権であると言うこと。これは自民党政権時代からの事業です。菅政権になって金額が激増したなんてこともありません(むしろ、あとで紹介する産経記事によると支援希望者が減ったという理由で額は減っているようです。後で紹介する産経記事は、菅談話批判の立場なのに、菅談話に矛盾するという意味不明な批判をしています。また支援希望者の減少が減額の理由なら本当に矛盾するのかも疑問です)
また菅談話自体はこの問題について明確なことは何も言っていません。
これで菅政権を産経のような形で叩くのはこじつけが過ぎます。産経とは逆にサハリン残留韓国人支援支持派がもっと支援を積極的に進めよと菅氏を批判するならその批判の是非(サハリン残留韓国人支援を今後も積極的に進めるべきかどうかなど)はともかく、菅氏はサハリン残留韓国人支援に積極的とは言えないようなので理解できますが。

「在サハリン韓国人支援を減額へ・菅首相談話と矛盾」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100819/plc1008190130001-n1.htm

なお、同様の批判を「Apes! Not Monkeys! はてな別館:どんな関連が?」(http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20100823/p1)もやっておられます。