今日の人民日報ニュース(12/4分)

■『「新中日友好21世紀委員会」が3年ぶりに開催』
http://j.people.com.cn/n/2014/1204/c94474-8818169.html

日本側座長の西室泰三氏は「日中首脳会談は関係改善のきっかけに過ぎず、決してゴールではない」と応じた。

 何故か人民日報は西室氏の肩書きに触れませんが西室氏はウィキペディアに寄れば「東芝社長、会長、東京証券取引所会長、日本郵政社長」などを歴任した大物財界人です。
 さすがに「今の日中関係のママじゃまずい」という危機感が西室氏のような財界人にも出始めてきたのでしょうか。
 ちなみに外務省「新日中友好21世紀委員会」メンバーについてはhttp://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/jc_yuko21-2/参照。
 大学教員の中西だの長谷川だのという名前が見えたので一瞬「つくる会の中西某」「NHK経営委員の長谷川某」かとびっくりしましたがよく見たら下の名前が違いました。まあ、さすがに安倍もそこまでキチガイではないでしょう。


■『新中日友好21世紀委員会、4つの共通認識』
http://j.people.com.cn/n/2014/1205/c94474-8818706.html
 4つの共通認識の一つは「日中首脳会談前の4つの合意(共通認識)を日中関係の前提におく」ということです。安倍政権は「ウヨ支持層への言い訳」にアレは合意じゃないだの、合意でも靖国尖閣で譲歩してないだの強弁してますがそんな強弁を中国は許す気はないし、正面切って「あの合意でやっていきましょう」と言われれば日本側も「嫌だ」などとは言えないわけです。