「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(9/25分:荒木和博の巻)(追記・訂正あり)

防衛省に要請
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news211428210-0.html

特定失踪者の中で自衛官及び元自衛官が9名存在します(別紙資料)。あらためて調査及び情報の提供をお願いする次第です。

 もちろん特定失踪者は荒木の与太に過ぎません。自衛官から失踪者がでただけで北朝鮮拉致認定など呆れて話になりません。防衛省自衛隊も内心「バカもいい加減にしろ」と荒木には怒り心頭でしょう。

(ボーガス注:拉致)被害者救出のために防衛省自衛隊が何らかの対応をするのは当然と思います。

 「何らかの対応」とは例の「自衛隊救出論」でしょう。居場所もわからないのに北朝鮮のどこに自衛隊を突っ込むのか。これまた全くお話になりません。


■処刑
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news211528211-6.html
 いつもながら馬鹿げた荒木の主張です。
 先ず第一に荒木は韓国政府の「李永吉・朝鮮人民軍総参謀長処刑説」を支持していますがそこには何の根拠もない。現時点では北朝鮮も自ら処刑を認めた張成沢国防副委員長・朝鮮労働党行政部長以外は「処刑は間違いなく事実」と言える人間は一人もいません。
 李英鎬・朝鮮人民軍総参謀長(李氏の前任)にせよ玄永哲*1人民武力部長にせよ、「処刑説」に過ぎず現在はっきりしていることは「表舞台に出ないから失脚したのだろう(失脚でない場合は病気辞任したのだろう)」ということだけです。当然ながら「失脚=処刑」ではない。単に左遷されただけで復権の可能性すらあるのかも知れない。
 北朝鮮のこうした極端な秘密主義は批判されて当然でしょうが、それは「秘密主義の北朝鮮が悪いから、ガセかも知れない怪しいネタを事実扱いして非難していい」と言うことでは無論ありません。
 第二に荒木は

ミサイル発射の前倒しもおそらく体制の動揺と関係しているんでしょう

と放言していますが、もちろん何の根拠もありません。
 第三に

相次ぐ幹部の処刑をしっかり分析し、「金正日主義対外情報学」の言葉で言えば「瓦解」工作をしっかりやった方が遥かに国民の安全は確保できると思います。

なんて荒木は放言していますがそんなことはできるわけもなければすべきでもない。
 大体「平和的に瓦解」すればいいですが内戦状態になったら、よほど「日本国民の安全が害される」でしょう。シリア難民がヨーロッパに大勢押し寄せたような事態が、北朝鮮崩壊によって日本で起こったら対応は困難でしょう。そうした対応をするだけの覚悟が荒木にあるのか。あるいは北朝鮮で内戦が起こった場合、ウンギョンさんや寺越さん、日本人妻や拉致被害者(今も拉致被害者がいればの話ですが)の命をどうやって守るのか。単に「北朝鮮が嫌いだから打倒論を放言した」ではお話になりません。荒木を黙認している拉致被害者家族会の馬鹿さには心底呆れます。
 「平成の無責任男」荒木にいつまでも下駄の雪か金魚の糞のようについて行き、蓮池透氏を敵視するなど、家族会の態度は正気の沙汰ではありません。

 今回北朝鮮のミサイルごときで大騒ぎして、脅威だといって独自の制裁を決めたわけですが、本当に心配するなら防空壕を作るとか退避の訓練を国民にさせなければいけないはずです。そのような話は全くありませんでした。
(中略)
 結局、本当は脅威だと思っていないのではないでしょうか。

 前も指摘しましたがこうした荒木の主張は「拉致しか食い扶持がない(ロケット(ミサイル)発射を食い扶持にできない)」荒木の「俺の食い扶持(拉致)をもっと騒げ、食い扶持にならないこと(ロケット発射)は騒がなくていい」という醜い逆ギレに過ぎません。仮にロケット発射が本当に脅威だとしても荒木は「飯の種でないことは騒がれても意味がない」という理由で脅威でないと言うでしょう。
 ただしそうした荒木の醜い主張動機はともかく「ロケット発射は脅威ではない、それを日本政府もマスコミも一般国民も自覚している」という主張自体は正論でしょう。北朝鮮のロケットなぞ何ら脅威ではない。なぜなら「人工衛星打ち上げでのロケット発射ならともかくミサイル攻撃などしたら反撃で北朝鮮が確実に滅ぶから」です。そんな馬鹿な事は誰もしない。
 だからこそ政府もマスコミも一般日本国民も本気では騒がないわけです。
 まだ「キューバ危機」の方が日本社会は本気で騒いでたんじゃないか。

いずれにしても北朝鮮が長距離弾道ミサイルの開発や核開発をやめるのは体制が変わったときだけです。

 もちろんそんなことはないでしょう。要するに「開発する動機がなくなればいい」わけです。

政治家も役人も、そうしなければ処刑されると思えばもっとしっかりやるのでしょうが。

 荒木や西岡、島田の方こそ「今年中に成果を上げるといって、失敗したら荒木らに横田夫妻がガソリンかけて焼き殺す」「金属バットで(以下略)」とかしたらどうですかね。もちろん冗談ですが。


■大騒ぎ
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news21102828-16.html
 「北朝鮮のロケット(ミサイル)発射は大騒ぎするようなことではない。日本国民に人的、物的被害など何一つなかったではないか」という荒木(特定失踪者問題調査会代表、予備役ブルーリボンの会代表、元巣くう会事務局長)です。
 一方、荒木の巣くう会仲間・西岡(巣くう会会長)は
■【三重「正論」懇話会】 北朝鮮ミサイル「情勢深刻さに日本の認識低い」 西岡力・東京基督教大教授が警鐘
http://www.sankei.com/west/news/160208/wst1602080072-n1.html
で荒木と違い「在日米軍基地攻撃もあり得る深刻な事態」と主張しています(小生個人は「何の問題もない」とまでは言いませんが荒木同様、大騒ぎするほど深刻な事態とは思っていません。少なくとも西岡の言うような在日米軍基地攻撃などないでしょう)。
 さて荒木と西岡の違いは何なのかといえば、おそらく「何故か拉致しか食い扶持がない荒木」と「拉致以外の北朝鮮ネタも食い扶持にしてる西岡」の違いでしょう。
 荒木ははっきりとこの記事で「ロケットより拉致を騒げ!」「ロケットは犠牲が出てないが拉致は拉致被害者という犠牲が出てる!」と言っていますから。
 何故「西岡は拉致以外も食い扶持にしてるのに、荒木が拉致しか食い扶持にできなかったのか」はともかく「拉致しか食い扶持がない荒木」にとっては北朝鮮問題が騒がれても「それが拉致とは関係ない問題(例えば今回のロケット問題)」でその結果、拉致が埋没するようでは全く嬉しくないわけです。
 荒木にとっては西岡のような「ロケット発射を騒ぐ存在」は迷惑でしかない。
 そうした荒木の「荒木がロケット発射を騒がない動機(ただの党利党略)」はともかく

 日本の領土に着弾する可能性は限りなくゼロに近く、せいぜい海に落ちたのが船に当たるかどうかです。
(中略)
 もしミサイルのことが本当に心配なら、核弾頭が搭載されたのが飛んできたときに直ぐに地下に退避できるように施設を作り避難訓練もし、といったようなことをしなければならないはずですが、そんな雰囲気はまるでありません。

という荒木の主張自体は全く正論だと思います。要するに本気で北朝鮮のミサイルにびびってる人間など日本にはいない。本当にびびってたら、ワイドショー的なおちゃらけで報道したりはしない。おそらく日本人に何故ロケット発射を問題だと思うかと聞けば「日本政府(安倍政権、与党自公、外務省)も野党(民主、共産、社民、維新、生活)も、外国政府(米韓中露など)もマスコミもほとんど皆が批判してる」「安保理決議に違反してる」「韓国が脅威を感じてる」といったところが答えでしょう(そう言う答えの是非はともかく)。
 「日本にとって脅威だ」なんて人間はおそらくほとんどいない。実際脅威じゃない。


■ミサイル
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news21092827-8a.html

核とミサイルを放棄すれば北朝鮮はただの貧乏な独裁国家で誰も見向きもしないでしょう。

 この荒木の見方が正しければ*2、そこから出てくる回答は「核とミサイルを持たなくても国際社会でやってけるという自信が北朝鮮につけば自ずと核やミサイルを放棄する」でしょう。俺の考えでは「そういう考えに基づいて太陽政策はされた」わけです。
 ところが荒木がそこから引き出す答えが太陽政策ではなく「体制転換」だからわけがわかりません。

止めさせるためにはあの体制を変えるしかないことは明らかです。

 荒木の寝言には心底呆れます。後で中央日報コラムを紹介しますが、「体制を変えること」それ自体を目指すのならともかく「ロケット(ミサイル)発射を辞めさせたいだけ」なら別に体制転換の必要もないでしょう。
 それではこの件についての中央日報コラムを紹介しておきます。「沖縄米軍基地*3の現状を容認しているらしい点」「中露が反対しているTHAADの韓国配備を主張している点」を除けば「北朝鮮の軍事力は在韓米軍&韓国軍と比べたら何ら脅威ではない」「むしろ太陽政策的態度で南北国家同時承認、米朝国交正常化などで北朝鮮の警戒感をなくすべき、そうすれば自然と核実験やロケット(ミサイル)発射もなくなるのではないか」などおおむね全く正論だと思いますね。なお中央日報保守系であることを指摘しておきます。

http://japanese.joins.com/article/754/211754.html
 対北朝鮮制裁はいくら厳しくても核・ミサイル問題を解決することはない。核・ミサイル問題の解決なしに韓半島朝鮮半島)に持続可能な平和はない。挑発と効果のない制裁と緊張の無限反復だけがある。核問題解決の最終段階は休戦協定*4に代わる平和協定だ。その前の段階が朝米修交だ。朝米修交の条件としてもう非核化*5は望むこともできない。それで核モラトリアム*6だ。北朝鮮はモラトリアムの交換対象に朝米修交より韓米合同軍事演習の中断に重みを置くようだ。良い結果ではないのか。韓米連合軍事力は(ボーガス注:合同軍事演習をせずとも)十分に対北朝鮮抑止力を備えている。在来兵器体系で北朝鮮は数的に優勢なだけで、質的には韓・米連合戦力にはるかに及ばない。レーダーに探知されず北朝鮮に出撃して指揮部を攻撃できる沖縄のF-22、核弾頭搭載が可能なB-2ステルス爆撃機、グアムから5時間以内に到着するB-52戦略爆撃機、結局配備されてしまう高高度迎撃ミサイルTHAADと組まれる低高度下層防御用PAC3ミサイルが恐るべき対北朝鮮抑止力だ。北朝鮮が自滅を覚悟せずには本格的な挑発はできない。
 北朝鮮政権が軍縮平和研究所の研究員名で観測気球を浮かした核モラトリアムと韓米合同軍事演習の交換*7は、対北朝鮮制裁とは別に真摯に考慮する価値がある。北朝鮮がモラトリアムを違反すれば軍事演習はいつでも再開すればよい。今はもう韓半島の平和を考えなければいけない。「厳しい代価」警告は制裁と孤立に慣れた北朝鮮には通用しない。核モラトリアムと軍事演習中断→朝米修交→平和協定だけが、核実験と制裁の悪循環を断ち切って北朝鮮非核化の突破口を開く。その後に信頼が十分に築かれればCVID(完全かつ検証可能で不可逆的な非核化)を議論できる。朝米修交は北朝鮮IMF世界銀行アジア開発銀行の借款を使う門戸を開く。後に続く朝日修交は100億ドル以上の賠償金を北朝鮮に抱かせる。

今日行われた総理を初めとする拉致関係の四大臣*8会合ではあくまでストックホルム合意に基づいて交渉を続けるとのこと。何を考えているのかと思います。

「何を考えてるのか」はむしろ荒木の方でしょう。拉致解決には交渉以外に何か手があるのか。交渉以外の手なんかないでしょう。

圧力をかけるのなら日本国内の工作員の摘発でもしていけば十分な威圧になると思います。

 摘発が可能なら荒木に頼まれなくてもやるでしょう。つまりは「もはや国内に工作員なんかいない」とか「逮捕するだけの証拠がない」とかそういうことでしょう。


■情報の収集と分析
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news21082826-c9.html

自治体と連携すると言いながら避難訓練をするわけでもありません。

 安倍政権には危機意識が足りないと非難する荒木ですが要するにそういうことです。
 過去の発射実験でもロケット(ミサイル)の残骸が日本に落ちてきて人的、物的被害が出るなんてことは起こってない。今回も被害はないでしょう。であるなら時間と金をかけて避難訓練する必要もない。北朝鮮の発射実験を「何の問題もない」と肯定的に評価するにせよ、「地域の緊張を高める無法」と否定的に評価するにせよ少なくともこの実験が「日本に直接、人的、物的な実害を及ぼす性格のものではないこと」は確かでしょう。
(追記:というか荒木はhttp://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news21092827-8a.htmlでは「国土に落ちてくる可能性の限りなく小さかったミサイル発射」と明言しています)

 もし北朝鮮相手にミサイルを撃たせなくするのなら「ミサイルを撃てばそれがどこに向けたものであっても直ちに反撃する。金正恩の住んでいるところは火の海になる」とでも言うしかありません。もちろん政府がそんな発表をするとは思えません。

 おいおいです。日本なり韓国なりどこかの国に向けて軍事攻撃としてミサイルをぶち込んだのならともかく、今回のような「単なる発射実験(それも少なくとも建前は人工衛星打ち上げロケットで、近隣を航行している飛行機や船舶に被害が出ないよう事前に発射予告しているもの)」で北朝鮮への軍事攻撃なんかできるわけがないでしょう(荒木は「日本への軍事攻撃としての発射」とは限定しておらず「どこに発射しようとも日本は軍事的に反撃すればいい」といってるのだから今回のような発射実験ですら攻撃すべきだという話でしょう)。
 北朝鮮から軍事攻撃がなされてないのに、北朝鮮に軍事攻撃を仕掛けたらそれは侵略(違法な武力行使)以外の何物でもない。「発射実験が地域の緊張を高めてる」なんてことは何ら北朝鮮への軍事攻撃を正当化しません。
 憲法違反以前に国際法違反でしょう。そんな馬鹿な事は日本も韓国も米国もどこもやらない。大体そんなことをやったら「生存拉致被害者がまだあの国にいるとしての話」ですが、拉致被害者が死亡しかねない。いやそれだけでなく日本人妻やウンギョンさん、寺越武志さんの命も危険にさらされる。
 こんなことを言う荒木が拉致問題や「日本人妻やウンギョンさん、寺越武志さんのこと」をまともに考えてないことは明白でしょう。
 こういう荒木のようなバカが拉致業界ででかい面して、拉致被害者家族会も容認してるんですからまともな人間は拉致問題なんかにつきあえません。「拉致の風化=拉致敗戦」は家族会の自業自得です。そうした惨状を見るに見かね苦言を呈する蓮池透氏を敵視し、荒木ら巣くう会一味にべったりなんですから家族会の馬鹿さには心底呆れます。


■国基研「高速増殖炉こそ日本が取るべき道」(岡本孝司*9
http://jinf.jp/weekly/archives/18013
 「既に商業用実用炉*10が稼働してる一般的な原発」ならまだしも、世界で未だかつて「商業用実用炉」として成功したことがなく、日本でも事故続きの「高速増殖炉(日本だともんじゅ)」を推進しようといえる国基研は正気ではないと思います。
 もんじゅの再稼働を認めない原子力規制委員会に「間違ってる、再稼働を認めろ」と悪口雑言ですが「何がどう間違ってるのか」まともに説明できないのだから話になりません。

 原子力の素人である原子力規制委員会は、たいへん恥ずかしい勧告を出した。高速増殖炉の安全とはほとんど関係のない保全のミスをあげつらい、文句をつけたのである。
 例えると、自動車のバックミラーの裏側にごみがついているのはけしからんと言っているようなものだ。自動車では、エンジンやブレーキがちゃんと動くことが重要である。バックミラーは後方が見える事が重要で、裏側にゴミがついていても運転の安全と関係がない。

という岡本ですが「重大なミス」と判断した規制委員会に対し、何故岡本が「些細なミス」というのかについては「バックミラー」云々という「意味不明なたとえ話があるだけ」で具体的な説明は何一つありません。
 また規制委員会を「原子力の素人」と岡本がいうのもすさまじい暴論です。規制委員会の事務局を務める「原子力規制庁」(環境省の外局)の前身は「原子力安全・保安院」(経産省の外局)ですがならば、保安院も素人だったのか(なお、「経産省の外局ではお手盛りになる恐れがある」として福島第一原発事故を契機に環境省の外局に移行しましたがおそらく職員自体に大きな変動はないでしょう)。
 規制委員会の委員も

・田中俊一委員長:
 日本原子力研究所*11東海研究所長・理事、日本原子力研究所副理事長、日本原子力研究開発機構特別顧問を歴任。元・日本原子力学会会長。
・更田豊志委員:
 元・日本原子力研究開発機構原子力基礎工学研究部門副部門長。
・田中知委員:
 東京大学大学院工学系研究科教授(原子力国際専攻)。元・日本原子力学会会長。
・伴信彦委員
 国際放射線防護委員会(ICRP)第1専門委員会委員、原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)日本代表団メンバーを歴任

と到底素人と言えるようなメンバーではありません。

参考
赤旗
高速増殖炉もんじゅ 廃炉しかない、停止命令で済まない数々の危険
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-05-16/2013051603_01_1.html
■「もんじゅ」運転再開とんでもない、田村智子氏批判 保安規定違反 次々、参院文科委
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-07-01/2015070104_03_1.html
■主張「「もんじゅ」勧告へ、存続は有害、ただちに廃止を」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-11-06/2015110601_05_1.html
■「もんじゅ廃炉しかない、参院復興特 田村智子議員が追及
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-12-12/2015121202_03_1.html


■国基研『2月3日開催「原子力規制委員会に問う−観念的安全論を排せ」』
http://jinf.jp/report/archives/18053

 国家基本問題研究所は2月3日、東京・内幸町のイイノホールで、「原子力規制委員会に問う−観念的安全論を排せ」と題した月例研究会を開催した。櫻井よしこ国基研理事長が司会、パネリストとして下村博文・前文部科学大臣、鈴木実・京都大学粒子線腫瘍学研究センター教授、奈良林直・北海道大学大学院工学研究院教授の三氏が登壇、原子力規制委員会や我が国の原子力政策の今後について議論を展開した。

 国基研の集会に参加するなど「私は非常識右翼です」と自白してるようなもんです。大体まともな学術集会ならまだしも国基研の集会で「原発万歳」て叫んでもまともな人間は呆れるだけです。
 よくもまあ下村、鈴木、奈良林の三バカはあほなことができるもんです。しかしこういう低能でも京大や北大の教授になれるんですね。


■馬鹿の一つ覚え
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news21072825-1d.html
 「バカの一つ覚え」というのは「制裁すれば全てがうまくいく」しか言わない巣くう会にこそむしろ当てはまる言葉でしょう。

米国を直接交渉の場に引き出して何らかの安定した関係を作り、在韓米軍を撤退させ、韓国の中に工作組織を作って情報収集と瓦解工作を行う。これがうまくいったら戦争を始める

 北朝鮮は「可能ならば」在韓米軍には撤退して欲しいでしょう。また韓国内に工作員がいて情報収集していてもおかしくない。
 しかし荒木の主張で正しいのはここまでです。今時「在韓米軍が撤退したら戦争だ」なんて思ってるわけがない。韓国軍だけですら今の北朝鮮には勝利するすべはないでしょう。在韓米軍に撤退して欲しいのは「在韓米軍から北朝鮮に対して戦争を起こす危険性をなくしたい」だけです。ちなみにロシアや中国も可能なら「中国やロシアも仮想敵国にしているであろう在韓米軍にはいなくなって欲しい」でしょう。
 それにしても、こういう荒木のような嘘つきがでかい面をしてるのでは拉致敗戦も当然というべきでしょう。

 したがって軍事施設の周辺で失踪が起きるというのは考えてみれば不思議でも何でもありません。
 来週水曜日にはこの件で防衛省にも要請を行います

 防衛省も「自衛隊基地のある自治体で失踪者がでただけで北朝鮮拉致の疑いがあるとかほざいてんじゃねえよ」と心底呆れてるでしょう。マジな話、今巣くう会や家族会をまともに相手してる人間なんて外務省にも警察にもマスコミにもどこにもいないと思います。「あいつら本当にバカだな」と思いながらも「タブー化してしまったが故に」表で批判されないだけでしょう。その意味では「一時期の部落解放同盟(無茶苦茶な暴力路線をとったが何故か共産党以外ほとんど批判せず)」のような恥ずべき状況にあると言っていいでしょう。
 部落解放同盟も「無茶な暴力路線」がたたって「部落差別問題への無関心(触らぬ神にたたり無し)」を招いたと思いますが今、拉致で起こってることも全く同じでしょう。

日本が戦争を放棄しても戦争は日本を放棄してくれなかった

 日本が放棄したのは政府見解では戦争一般ではなく「侵略戦争(つうか専守防衛でない戦争)」ですし、そもそも「戦争は日本を放棄しない」とはどういう意味なのか。もし「日本が戦場になること」を意味するならそんな事は今の国際情勢ではありえないことです。どこの国が何を理由に日本を攻めるというのか。もちろん拉致レベルのことは「非道な犯罪行為」ではあっても、戦争と呼べる話じゃありません。


■自殺偽装について
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news21062824-e3.html
 川人博*12てこんなバカなことを荒木と一緒に言うようなバカでクズだったのかと思うと唖然としますね。川人が過労死問題で主張していたことも嘘八百ばかりだったのではないか、川人は過労死撲滅運動にとって「無能で有害な男、敵に塩を送る男だったのではないか」という疑心に駆られます。
 先ず第一に「遺体が見つかってないだけ」であって「自殺ではない」という保障はどこにもありません。
 第二に仮に自殺ではなく、自殺偽装だとしましょう。
その場合、俺が思うに次の3パターンが考えられるでしょう。
1)失踪者当人による偽装、つまり失踪は自発的失踪
2)失踪は犯罪に巻き込まれたもので偽装は犯人によるもの、犯人は北朝鮮工作員
3)失踪は犯罪に巻き込まれたもので偽装は犯人によるもの、犯人は北朝鮮工作員ではない
 で荒木や川人は2)だと主張するわけですがそう主張するまともな根拠は何もありません。1)や3)という可能性は何ら否定できていない。川人も「あの世からのお迎えが近づいてきた今になって」こんな与太話に関与しなくてもいいだろうと思いますけどね。本多勝一氏がエセ科学にはまってるらしいという話*13くらい「小生には理解ができない話」ではあります。
 本多氏や川人の醜態を見てると「人間は長生きしない方がいいのかも知れない」と「一寸だけ思います」。いや別に俺が「覚醒剤にはまった清原」のような精神的重圧から「自死を考えてる」つう話ではないので安心して下さい。「若かりし頃それなりに評価されていた人間(南京事件報道での本多氏や過労死問題での川人)」が老いて醜態をさらすのは見ていて正視に耐えないという話*14です。本多氏や川人には自死(自決)して欲しいとすら思う。人間は年老いると知性が劣化するんでしょうか。それとも昔から本多氏や川人にはそういう異常性(?)があったのか?


拓殖大学海外事情研究所『「一つの中国」と「台湾独立」という言葉への疑問』(渋谷司*15
http://www.kaiken.takushoku-u.ac.jp/column.html

 国際法上はともかく、実態として、どこに「一つの中国」が存在するというのでしょうか。

 ばかばかしいですね。国際法上は「一つの中国」のわけです。こんな物言いが成り立つなら
1)「日韓国交正常化で韓国が唯一の正統政府と日本は認めたけど、そんな事実ねえじゃん、朝鮮半島の北側を支配してるのは北朝鮮で今や国連にも加盟してるし、欧米諸国とも国交があるジャン。もういい加減、日本は国交正常化して北朝鮮を国扱いした方がいいよ」
2)「竹島北方領土は日本の領土って言っても実効支配してないし、今後、実効支配できる見込みもねえじゃん。何が日本の領土だよ、バカバカしい」
3)「チベット亡命政府とか抜かしてもインドでくだらねえ政治ごっこやってるだけジャン。チベット本土に何の影響力もないジャン。インドですらチベット独立なんか認めてねえじゃん。本当にダライ一味はウスラバカだな」
などとも言えるわけです。まあそう言う物言いをウヨの渋谷は認めないでしょうが。

もともと、1971年に台湾が国連を脱退するまで(一部はその後も)、欧米日本は台湾を「国家」として承認していたのではないでしょうか。

 中国との国交樹立で「昔の台湾との国交」なんてもんは、欧米や日本では既に反故になってるのに何抜かしてるんでしょうか。「田中*16政権以前(吉田*17、鳩山、石橋*18、岸*19、池田*20、佐藤*21内閣など)は台湾と国交があった」といって何か意味があるのか。

 「台湾独立」という言葉にも問題があるのではないでしょうか。その本来の意味は、(反国民党人士による)「中華民国体制からの独立*22」でした。それがいつの間にか、「中華人民共和国からの独立」という意味にすり替えられたのです。

 そもそも「民主化による国民党の下野=陳水扁*23政権の誕生」で蒋介石の産んだ「中華民国体制」なんつうもんは実質としては終わったと言っていいでしょう。まあ確かに「中華民国」という国名は「台湾国」にかわってないですが、陳水扁民進党政権時代だってそんなことはできなかったし、ポスト馬英九*24の「蔡英文民進党政権」もそんなことはしないでしょう。
 中国や「中華民国という国号に愛着を感じる台湾住民」の反発を買うだけでメリットがないからです。

 今後、台湾が真の「独立」を達成するためには、中国国内が大混乱した時、台湾は国名を変更(例えば「台湾共和国」)し、大国から国家承認される必要があるでしょう。

 反中国ウヨの拓殖大学教員らしい主張ですが現実性は皆無です。


■ワンパターン
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news21042822-ff.html

 旧ソ連から続くロシアのスパイの情報の取り方には極めてワンパターンなものがあります。

 拉致をテーマにした「はず」の会のメルマガで「旧ソ連、ロシア」云々とまるきり関係ない話を始める荒木のあほさにはいつもながら呆れます。


■虚偽情報
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news21032821-be.html
 荒木が北朝鮮を「嘘つき国家だ、小泉訪朝まで拉致を否定していた」と罵倒してるだけの駄文です。そういうことをして何か意味があるのか。今さらそんな事をしても意味はないわけです。北朝鮮が嘘をついたことがあるなんてのは皆知ってる。
 これが「安倍はアベノミクスが成功してると言うが嘘だ」などというなら意味はあるでしょう(今だにアベノミクスに期待してるという人がいるというのが情けないですが)。
 なぜなら「情けないことですが」アベノミクス成功という虚偽情報を政府が垂れ流し、マスコミもろくに批判しないことによって「株価が上がってるし成功してるんかな」という人がマジで俺の周囲にもいるからです。「広く流布・浸透してる嘘」というのは批判する必要がある。しかしモロバレの嘘なんか批判する必要性は低いわけです。
 情けないことに日本では歴史修正主義南京事件否定論河野談話否定論など)やエセ科学ホメオパシー水からの伝言など)すら「批判せざるを得ない一定の影響力を持つ」状況にありますが。
 しかも荒木自身が「特定失踪者は北朝鮮拉致だ」「山本美保さんの遺体は山梨県警の捏造だ」「南京事件慰安婦中韓の捏造だ」などと抜かすデマ右翼の一人なんだからそう言う意味でも荒木には呆れます。

虚偽情報は敵が信じるように作らなければならない。そのためには事実的資料を主として作りながら偽資料を部分的に差し込む方法で作らなければならない。

 荒木が紹介する「情報学*25」とやらの一節ですがまあ普通に考えてそうでしょう。「全部嘘」だと信頼性は著しく低くなる。オレオレ詐欺なんかもだから最近は事前に「だまそうとするターゲット」の個人情報をある程度調べて「モノホン情報を語ること」をやるわけです。
 荒木の「特定失踪者」という嘘の信頼性が低いのは「謎の失踪をした」以外は全部嘘だからです。「北朝鮮拉致じゃないか」と判断するまともな根拠は何もない。それで「特定失踪者は北朝鮮拉致だ」といったところで信頼性なんかない。
 山本美保さんの件にしたって「警察のDNA鑑定にご遺族は不信を感じ情報公開を求めてるが警察は応じてない」という部分以外は全部嘘です。「美保さんは北朝鮮拉致」「DNA鑑定は捏造」だの何の根拠もない。普通の人にとっては「警察も情報公開すればいいと思うけど、それ警察に悪意に解釈しても『誤鑑定』『誤鑑定ではないが他の誤鑑定事件に話が拡大することを恐れてる』で十分説明つくよね、北朝鮮持ち出す必要ないよね」て話でしかない。
 たとえば南京事件否定論の信頼性が低いのも「否定論に真実部分が全然ない」「肯定論の真実部分を虚偽と否定するために無理な論法を取るから」です。
 たとえば南京事件については事件発生当時から欧米メディアが報じています。東京裁判でも事件当時の陸軍司令官・松井石根南京事件の責任で裁かれ死刑判決が出てる。
 この時点で「中国捏造論」なんて成り立ちませんがそこで否定論者は「南京戦当時の欧米メディアも、東京裁判の検事団や判事団も捏造の共犯だ」と「世界中が日本を貶めるための中国の陰謀に荷担した」という無茶苦茶言い出すわけです。そんな事があり得るわけもないし、それで話が済むなら「大韓航空機爆破・北朝鮮犯行説」「カチンの森虐殺事件・ソ連犯行説」だってなんだって「世界が何と言おうとこれは陰謀だ」と当人が居直れば済むわけです。
 いやもちろんそれですまないからたとえば北朝鮮は爆破事件で批判されるし、産経などが「南京事件否定論」を放言したところで安倍政権はそれを正式な国家見解にできないわけですが。
 まあ、南京事件資料のユネスコ記憶遺産資料登録の時の態度で「ああ、内心は安倍は産経のように否定したいんだな」という汚い本性はモロバレですが。


■戻って来ている可能性
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/news210228131-6.html

 よど号グループのリーダー、田宮高麿の言葉の中で「帰った人間もいるんや。日本に戻っても、面倒なことに巻き込まれたくないから、黙ってじっとしているのと違うんか」という言葉がありました。
 「金正日主義対外情報学」には次のような文言があります。

 (拉致した人間で)民族的良心があり解説と説伏に心から応える人物については送り返すこともできる。

 荒木の馬鹿さにはうんざりしますね。そもそも田宮の言葉が事実かどうか自体不明ですし、仮に事実だとしても現時点では「田宮の言葉が事実だと証明できる証拠」はどこにもないわけです(なお、何度もしつこくて恐縮ですが情報学云々の入手経路は不明でありモノホンという証拠はありません。産経ですらこんなものはほとんど騒いでいません)。
 国内で所在が確認された特定失踪者にしたって「北朝鮮に拉致されてから幸いにして日本に帰って来たわけではないこと」「つまり荒木の認定がデタラメであったこと」は明白です。
 まさかとは思いますが荒木がこんな事を言い出すのは「小泉訪朝後に帰国した蓮池夫妻、地村夫妻、曽我さんの5人」を今頃になって「帰って来れたのは北朝鮮に刃向かわないと約束したからで奴らはだから俺達に非協力的なんだ」とネガキャンでもする気でしょうか。


蓮池透氏のツィート

(ボーガス注:中山議員の行為は私、蓮池に対する)名誉毀損、人権侵害の極み。大の大人が国会で。もっとやることあるでしょ!!
蓮池透氏を「北朝鮮工作員」呼ばわりする中山恭子のゲスの極み。: くろねこの短語
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-cd61.html

蓮池さんがツィートで紹介した某エントリについても紹介しておきましょう。

http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-cd61.html
 北朝鮮拉致問題ではけっこう食えないおばさんってことが蓮池透さんに暴露されちゃった中山恭子君がちょいとはめはずしてやらかしてくれたようだ。蓮池さんが上梓した『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)の中で、拉致問題を政治利用していると指摘されたことにイラついたんだろうね。なんとまあ、「北朝鮮のある種の工作活動の一旦と考えている」なんてことを口走ったってね。
 いやいや、それって名誉毀損だから。
(中略)
 しかしまあ、かつては拉致問題で行動を共にしたひとを「北朝鮮工作員」呼ばわりとは、恐れ入谷の鬼子母神とはこのことか。こんなんだもの、蓮池さんに痛烈な批判されちゃうのも、さもありなんってことです。元家族会の幹部とはいえ、いまは市井のひとですからね。それを国会で欠席裁判のようにして、ネトウヨ並みの言葉で誹謗中傷する。これこそ、ゲスの極みってもんだ。


蓮池透インタビューを読む(2015年12月22日版)
http://thepage.jp/detail/20151222-00000005-wordleaf
 一寸長いですが蓮池氏の考えがよく分かるインタビューであり、何故巣くう会一味が蓮池氏を敵視するかも良く理解できますので紹介しておきます。

司会:
 先ほど最後にちょっと触れた日米関係のことでございますが、もしかしたら(ボーガス注:日本が北朝鮮に対し植民地支配の)過去を清算するっていうことになりますと、北朝鮮に資金援助をするということも考えられますので、それに関しまして外国、特にアメリカが非常に懸念するかもしれないとおっしゃったんでございますが、米国はこの件についてどういうような立場にいると思いますでしょうか。そして、米国がこの問題の解決のために、何をすべきだと思いますでしょうか。
蓮池:
 私もアメリカに訪れて、当時の(ボーガス注:国務副長官の)アーミテージ*26さんにお会いしたりしたこともありましたけれども、結局アメリカを頼っても、アメリカはアメリカが日本人を助けてくれるっていうことは私はまず考えられないというふうに思いますので。今のところ、日本と北朝鮮のパイプはありますから、確かに側面支援をしていただければありがたいですけど、やはりメインは日本側がやることだと思います。
 で、さっき申し上げた経済支援とか、資金援助っていうことに関して、アメリカはそれをやったら北朝鮮はまた核開発、ミサイル開発に回してしまうんじゃないかっていうことを言ってくると思うんですね。(中略)ぜひそこはアメリカにも理解していただきたいし、もしそれが駄目であれば日本政府としては別の支援方法を考えなきゃいけないんじゃないかなというふうに思います。
フリー記者:
 フリーのタケウチと申します。
(中略)
 2点についてお伺いします。まず1点目ですね。政治利用について。安倍さんとか、あと中山*27元参与、こういった右寄りの政治の方が拉致問題を政治利用してきたというふうにおっしゃいまして、結局この拉致被害者を支援することで、右翼が存在理由を見つけてきたんじゃないかなというふうにみえているんですけども、(中略)右翼の人たちが在日韓国・朝鮮人の方のヘイトまで、こういう問題を利用してするようになってきていると思われるんですが、その状況をどう思われますか。これが1点目。
 もう1つが金銭問題についてのことです。国民からのカンパが1億円近く集まっているのではないかということが書いてあるんですけれども、これが被害者に直接渡っていないというお話は本当でしょうか。それから国の補償金が月額13万円で、収入があった場合はそれが減らされると。帰国した方々がそれで食べていけるのかという実態がまったく明らかになっていなかったと思うんですけれども、そこのところをはっきりとお知らせいただければと思います。
蓮池:
 ご質問ありがとうございます。第1点目についてですけれども、政治利用ということは、これはもう明らかでありまして、この問題を利用してそして反北感情をあおって、そして世の中を右傾化していくっていうのが1つの政治利用だと思うんですけれども、その中で(中略)朝鮮高校の無償化除外っていうのがありました。あと朝鮮学校に出ている補助金を停止せよというような話はありました。実際行われているところもあります。それは家族会や救う会も支持しておりますが、それは私は言語道断だというふうに考えております。単なる北憎しの八つ当たりにすぎないのではないかというふうに思っています。1点目はそういう。
 拉致問題と高校無償化とか、あるいは在日の方々の存在とか、まったく関係がないというふうに私は考えています。もう1つ、いわゆるヘイトスピーチの材料に使われているっていうのも非常に残念なところですね。
 それから2点目の金銭問題ですけれども、これは本質的には直接この問題とは関係ないのかもしれませんが、すでに日本のマスコミの方は全員承知、周知の事実であるにも関わらず活字や映像にできなかったのを、私がそれを活字にしたまでのことです。おっしゃるようにカンパは1億円以上集まっているのは、これは間違いないことです。で、その使い道ですけれども家族会の活動費ということに、誰が決めたのかそういうふうになってしまいまして、被害者には1円も渡ってないとは言えませんが、具体的に言うと被害者の子供たちが帰国、来日したときに家族会からお祝い金という名目で数十万円はいただいたことはあります。それ以外は一切もらっていません。
 それから支援金なんですけども月額13万円程度、これでは絶対暮らしていけないと思います。
(中略)
 夫婦で26万円ですから家があり、そういうインフラがそろっていればなんとかやっていけるかもしれませんが、働き出すと、収入が増えると金額が減っていくっていうのは弟も翻訳、韓国文学の翻訳をやりまして、印税収入があったら国から今月は支援金ありませんというようなことを通告されたっていうことがありましたので。
 私はこの支援金というのは何かといいますと、お金を出すんで早く日本で自立してくださいっていうことなんですね。補助するから。それは私はおかしいと思う。24年間も放っておいたんだったら、これからまとめて日本政府は生活面倒見ますよっていうぐらいのことをやらないと帰ってこないと思いますよ。それから月額13万円っていう金額はあまりにも知られていないんですよね。ですから多くの国民の皆さんは、もう手厚い待遇で被害者はのうのうと暮らしているんだろうなっていう感覚をお持ちだっていうふうに思うんですが、それは絶対あり得なくて。
 ですから、弟にしても外食に行けば、税金で食事ですか、いいですねと。旅行に行けば、税金で旅行ですか、いいですねと。もうそういう精神的な苦悩は、苦渋はもう絶えられないっていうことで、弟はもう一切の支援金は返上しています。
(後略)
記者1:
 スペインの通信会社でございます。時々、(中略)失踪者、あるいは拉致被害者を見たというような報道が出るわけでございます。例えば、田口八重子さんが平壌の街を歩いてたというような報告が載るわけですが、これを信じますでしょうか。それとも誰かが意図的にそのようなうその事実を、何かの理由で出していると思いますでしょうか。
蓮池:
 私はこれ*28にも書きましたけれども日朝間で何か動きがありそうになる、あるいはあったときに必ず韓国側からそういう目撃情報なり、死亡情報なりが出るんですね。ですからなぜそういうことを、韓国のマスコミはそういう報道をするか、よく分かりませんけれども私はそれを、私はあまりそれを信頼するには値しない情報ではないのかなというふうに思います。ちょっとうがった見方をしますと韓国側が情報を出すことによって、日朝の接近をちょっと妨害しようとしているのかなというような、そういう印象を受けます。ですからにわかには信じがたいということです。

 ここまでは蓮池氏の主張に異論はほとんどないですね。

蓮池:
 日本の国会で、なんと当時の梶山静六*29国家公安委員長*30が当時、70年代後半に失踪していたカップル3組*31北朝鮮による拉致の疑いが濃厚であるという答弁をしているわけですね、国会で。それはわれわれ、マスコミがまったく報道しませんでしたので、われわれは知るよしもなかったです。それを知ったのは2002年以降です。

「ええ?、マジ?」ですね。小泉訪朝が「2002年9月」ですから蓮池氏の言う「2002年以降」が仮に「2002年1月」だとしても信じられない話です。拉致被害者家族会はもちろん「2002年より前にできてます」のでね。
 質問者が日本共産党の橋本敦参院議員と言う事で「反共」巣くう会が教えたがらなかったんですかね。多分このことも「巣くう会の奴ら反共だから、共産党の質問を俺に教えなかったんじゃないか」と不信の原因になったんでしょうね。なお、共産党の質問については拙エントリ『共産党の「北朝鮮拉致問題追及」のすばらしさをしんぶん赤旗で学ぼう』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20071015/1307052595)を参照頂ければ幸いです。

蓮池:
 ですから、そういう、何度かチャンスはあったのもかかわらず(ボーガス注:北朝鮮拉致疑惑を認めた竹下内閣の梶山国家公安委員長、宇野外相答弁から小泉*32訪朝で拉致被害者が帰ってくるまで)延々24年間も引っ張ってきてしまったということで。

 蓮池氏の気持ちは大変よくわかりますが「竹下内閣の時に俺の弟の拉致疑惑を認めた癖に、宇野や梶山は何をやっていたんだ!。宇野は首相(短命ですけど)になったし、梶山だって自民党幹事長(宮沢総裁時代)や橋本内閣官房長官になったじゃないか」「竹下*33以降の内閣(宇野*34、海部、宮沢*35、細川、羽田*36、村山、橋本*37、小渕*38、森*39)はなんで成果が出せなかったんだ」といわれても梶山、宇野氏ら関係者も「我々を罵倒したいお気持ちは分かりますが色々と困難な事情がありまして(後、無言)」でしょうねえ。
 とはいえ巣くう会のように長い間野党の社会党*40社民党)に悪口雑言するよりはまだ「梶山や宇野は、あるいは竹下以降の歴代内閣の首相や外相(三塚*41、中山*42、渡辺*43、武藤*44、羽田、柿沢、河野*45、池田*46、小渕、高村*47)は何やってたんだ!」などという方がまだ道理にかなってるでしょう。
 ただ「拉致疑惑を認めたのなら」、そのことを1989年当時に政府として蓮池透氏に伝えても良かったんと違うかと思います(ご本人曰く知ったのは2002年以降)。しかし「じゃあ弟を取り戻せとか言われても困るから蓮池透には連絡しないでおこう」つうことだったんでしょう。まあマジな話、蓮池氏が怒ってるのは「梶山答弁の後、帰国まで24年もかかったこと」よりも「面倒臭いことになると困るから」ということで1989年当時政府からなんの連絡もなかったことじゃないかとは思います。

蓮池:
 (ボーガス注:小泉訪朝があった)2002年以降はちょっと私は変な方向に日本の民意というか、そういうものが右傾化していったんではないかなというふうに思います。でも、それをあおった人は多く、私もその1人だったわけですけれども、それはなぜかと言えば被害者への同情とそれから北朝鮮への怒りという、それの相乗効果によるものだというふうに思っていまして、日本の世論がそういうふうに傾いていくということは、私は今になって考えるとあまりいい状態ではなかったのかなというふうに回想しています。
(中略)
 私は日韓関係や、あるいは日中関係を飛び越えて日朝をうまくするっていうのは難しいというふうに考えています。
(中略)
 ぜひ日中関係、中国の脅威をあおるだけではなく日中関係も良好にしていただいて、それから日韓関係も良好にして、そういう状況を整えておかなければ日朝関係もうまくいくわけはないというふうに考えます。

 逆に日中、日韓関係を悪化させる方向で動いてるウヨの巣窟が巣くう会の訳です。

記者5:
 最後の質問でございますが、実際に拉致被害者は何人存在すると思いますでしょうか。
蓮池:
 政府認定は17人です。その中で5人帰って来ましたので、政府認定者は今のところ12人ですね。

 蓮池氏が特定失踪者なんて与太を相手にしていないことが分かります。


■産経『【拉致問題蓮池透氏の著書「冷血な面々」に家族から怒りの声続出!「救出運動の邪魔しないで」「明らかにうそ。講談社も責任を!」』
http://www.sankei.com/premium/news/160130/prm1601300031-n1.html

 1月28日の集会で、まず声を上げたのは、拉致被害者有本恵子さん(56)=拉致当時(23)=の父、明弘さん(87)だった。
 「蓮池透氏が講談社の本の中に、安倍首相の批判を書いて、その批判を拉致家族を見殺しにした安倍晋三というタイトルで書いてきた。私はこのことに対し、ものすごく怒りを覚えている一人で、家族会は団結してこれにものをいわなければならないという思いがあって、私の考えを書類にしてもってあがりました」
 そう話すと、明弘さんは用意してきた文書を読み始めた。まず批判の対象となったのは、透さんの著書のタイトル。明弘さんは「表紙は、安倍首相のイメージを下げるための表紙であって全くの虚偽の表紙であります」と話した。
(中略)
 拉致被害者、増元るみ子さん(62)=拉致当時(24)=の弟、照明さん(60)はまず、「面白おかしく書かれるのが嫌だったので、無視しようという話になっていた」と被害者家族が沈黙を守っていた理由を説明。そのうえで透さんの著書についてはまだ読んでいないとして、「お金を払って買うだけの価値はないと思っておりますので買いません*48」と語った。
 透さんは現在、家族会とは距離を置き、北朝鮮への強い制裁を訴える家族会とは異なる主張をしている。照明さんは「被害者を取り戻したご家族がもうこれ以上、外部にいろいろなことをしゃべらないでほしい。救出運動を邪魔してほしくないと思っています」と話した。
(中略)
 (ボーガス注:家族会に集まる拉致被害者)家族にとって、透さんの行動はショックだった。横田めぐみさん(51)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(79)はこう話した。
「一緒にまだ活動していたときの透さんが、一生懸命やっていた姿を私はいつも思いだしながら、本当にどうしてこんなことになったのかなという悲しい思いをしております」

 まあ、家族会が「どうしようもないバカの集まりだ」と言う事は改めてよく分かりました。特に「まだ読んでないし、今後も読む気はない*49」といいながら批判してる増元は論外のバカです。読まずにどうして批判出来るのか。
 ただこの三人のようなタカ派以外は意外と「蓮池さんみたいに除名されたくなくて付和雷同してるだけ」かもしれません。


蓮池透氏の著書について 
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/news210128130-4.html
 蓮池本を無視していた荒木ですがいよいよ無視できなくなったようです。
 蓮池本について「考えられる荒木の対応」は無視以外では
1)糞味噌に悪口雑言
2)自らの非を認め謝罪
3)1)はしないものの、2)もせず『蓮池氏の誤解を解きたい』などと言う、つまり蓮池本の主張それ自体は認めず否定するが「善意の誤解」として、「寛大な荒木ちゃんアピールする」
の3つが考えられると思いますが、実際に今回荒木がしたことは1)といっていいでしょう。
 なお、これは「特定失踪者問題調査会の記者会見での発言」であり、その発言を荒木は「調査会メルマガ」でも配信していますので「荒木の個人的見解」というわけにはいきません。「特定失踪者問題調査会としての公式見解」としか理解できません。当然ながら荒木や「特定失踪者問題調査会」と巣くう会や家族会がつきあい続ければ「荒木と同意見」と認識されます。いや実際同意見でしょうけど。

1、「タブー」の問題について
 著書の中で蓮池氏は家族会にマスコミも政府もものを言えなくなったと述べている。「報道に多様性がなくなっている」とも書かれている。
 しかし、拉致問題でもっともタブー化されているのは弟蓮池薫氏ら帰国した5人である。

 バカバカしい。「家族会批判がタブーになってる」という批判に対して「帰国拉致被害者の方がタブーだ」というのは話のすり替えであり反論になってません。そもそもタブーも何も帰国拉致被害者の何を批判するのか。

 私はこれまで何度か薫氏に事実を話すよう促す手紙を送ってきたが、「話せない」という返事を受け取ったことすらなく、完全に黙殺されている。それどころか透氏の別の著書では「(調査会から)脅迫めいた手紙が来たりする」と書かれているほどである。

 つまりは荒木は「荒木に好意的対応をしない帰国拉致被害者とその親族」、とりわけ「公然と家族会や巣くう会の現状を批判する」蓮池兄弟(特に蓮池兄)を激しく敵視し、罵倒したかったのでしょうがそれは「拉致被害者の応援団=巣くう会や特定失踪者問題調査会」という建前上できなかったわけです。
 なお荒木が「5人の帰国拉致被害者がタブー」云々と書いている以上「一番敵視されているのは蓮池夫妻」でしょうが
1)蓮池氏と違い巣くう会批判はしないものの、曽我ひとみさんと違い巣くう会集会に出席などしない地村夫妻
2)自らは「母を助け出したい」として巣くう会集会に出席などするものの「夫や娘は出席させない*50」曽我さん
も「あいつら、俺達に敵対的な蓮池程じゃないが、全然協力的じゃねえ。なんで地村は曽我ひとみみたいに巣くう会集会に参加しねえんだ。そして曽我は自分は参加してもなんで夫や娘は参加させないんだ」といらだってるのは間違いないでしょう。勿論そうした荒木の「黒い意思」が丸見えだからこそ、帰国拉致被害者5人は「曽我さんを除いて」荒木に協力しないし、協力する曽我さんですら「夫や娘は協力しない」わけです。こういう事を荒木が言えば言うほど帰国拉致被害者は荒木から離れていくでしょう。というか既に荒木は「帰国拉致被害者5人の協力を得るための信頼関係など成立しないこと」を前提に「拉致が解決しないのは俺達に帰国拉致被害者が協力しないからだ」と責任転嫁してるだけでしょう。とんでもない野郎です。

 透氏が家族会などのことで批判をするならば、薫氏が重要な問題を話していないことについても言及すべきである。

「家族会や、荒木ら巣くう会一味に対して話してない」のは間違いないでしょうが「政府や兄・透さんに対しても話していないかどうか」はわかりません。もちろん「話したかどうか」そんなことを蓮池兄弟が荒木に言う義務もない。
 「政府には話した」といえば荒木は「何故俺達に話さない」と言い出すでしょう。本音の話をすれば「政府はともかくお前らに話して意味あるの?。単に手前らの金儲けや売名に利用するだけじゃないの?(蓮池薫さん)」でしょうが、まあそんな事言って荒木らと喧嘩してもばからしい。黙殺するのが一番無難なわけです。

 現時点で優先されるべきはまだ帰国を果たしていない拉致被害者(認定未認定*51を問わず)をどう取り返すかであって、帰国を果たした人たちへの対応はその次であるべきだ。

 おいおいですね。「帰国を果たした人たちへの対応」て彼らやその家族は確か一応皆就職して生活のめどは立ってる。後は生活支援金が国から出ていたかと思いますが、これについて「地村夫妻や曽我さんはどうか知りませんが」蓮池夫妻は「生活のめどが立ったある時点」で確か「政府に物が言えなくなると困る」「受領に反感を持ってる人がいる」という理由で受領を辞退していたかと思います。
 大体支援金は「月額一人13万円程度」ですから「安い」とは言いませんが贅沢三昧できるような金額でもない。貯金でもなければ支援金だけでは、働かないと食うのが難しいでしょう。
 荒木が「その次であるべき」などというほど「好待遇受けてるわけでもなんでもない」わけです。
 大体、蓮池透氏も著書に書いていたかと思いますが「今、帰国拉致被害者が5人しかいない」のにろくに支援してないのに今後「帰国拉致被害者がもっと増えたら」支援なんかどんどん先細りになるんじゃないか。下手したら「ろくな支援が受けられないのなら北朝鮮で暮らした方がいい、今さら帰国しても生活がむしろつらい」なんてなる可能性もゼロじゃないわけです(まあその場合でも荒木は「北朝鮮に言わされてる」とか馬鹿な事しか言わないでしょうが)。それなのに「帰国拉致被害者への支援に因縁」とは荒木は何を考えてるのか。

2、認定被害者を優先すべきであるとの指摘について

これは蓮池兄弟でなくてもまともな人間なら「特定失踪者なんて怪しい代物持ち出したら交渉が成り立たないし交渉できなければ拉致なんか解決しねえよ。自衛隊で救出なんかできるわけないだろ」と思うでしょう。本当は北朝鮮に因縁つけてるだけの荒木ら巣くう会一味はともかく、「特定失踪者なんて馬鹿げてる」と家族会が言わないのは本当に理解できません。

 (ボーガス注:蓮池透氏は)政府、特に安倍政権のやり方に対して厳しく批判しており、また家族会発足の頃の政府の拉致「疑惑」としての対応を強く非難しているのに、交渉になると認定被害者に限定するのは矛盾である。

 何が矛盾だかさっぱりわかりませんね。


■情報要衝地
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/news210028128-c.html

 本日の産経新聞1面に「特定失踪者 自衛隊施設周辺121人不明」という記事が出ています。
 http://www.sankei.com/world/news/160128/wor1601280005-n1.html

 いつもながらバカらしくて話にならないですね。「北朝鮮拉致だと疑うまともな根拠は何もない」わけですから。荒木も産経もどこまでバカでクズなのか。
 しかし「荒木の普段の行いが悪い」せいか、本日、「甘利*52大臣辞任」という荒木の与太話など吹っ飛ばす大事件が飛び込んできました。


■「ここには、ようけ日本人がいるんや」 
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/news209928127-9.html

 「ここには、ようけ日本人がいるんや…。どこに誰がいるのか、われわれでは連絡もつかない*53…」
 高沢皓司著『宿命:「よど号」亡命者たちの秘密工作』の中で平成5年(1993)ないし6年頃、グループのリーダー田宮高麿が著者高沢氏に語った言葉です。

 「はあ?」ですね。『宿命:「よど号」亡命者たちの秘密工作』が出版されたのは1998年(平成10年)ですが今さら約17年前の本を持ち出して何の意味があるんでしょうか。もちろん荒木が「高沢本出版後、明らかになった新事実(もちろんガセでない)」を元に話をするならともかく、荒木がしてることはただの思いつきを根拠レスで放言してるだけなのだから話になりません。17年前の本を持ち出すなんてよほど今の荒木にはネタがないのでしょう。
 それはともかく今高沢某て人はどこで何をしてるんですかね?。ググってもさっぱりヒットしません。物書きを引退したんでしょうか。まあ、荒木みたいにガセネタを流すくらいなら「北朝鮮情報についてネタがない」として引退する方が誠実でしょう。

 北朝鮮に行ったという証拠はありませんが、1980年代に新潟の海岸で失踪して2年後に沖縄で「記憶喪失」になって現れた男性(既に物故されていますが)もいました。

 やれやれですね。「北朝鮮に行ったという証拠がない」のなら持ち出しても全く無意味です。


■国際講座
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/post-d930.html

最終講(第15講・2月13日)は講師が変更になり川上高司海研所長と私のトークになりました。

 バカウヨの巣窟・拓殖大がまともな大学とは全く思ってはいませんが、それにしてもただの右翼活動家でしかない荒木を教員にしてしまうんだから全くレベルの低い大学です。しかも国際講座名目で荒木のトークって何を考えてるんでしょうか。
 こういう大学の教職員だの学生だのやれる人間の気が知れません。


■対北情報注入
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/news209728125-e.html

 可能であればドローンか何かで空中からピンポイントでビラやDVDを撒布するようなこともできないかと思っています。

 やれやれですね。今でも「しおかぜ放送経費」名目で政府の税金にたかる巣くう会ですが、とにかく何でもいいから「効果があると強弁して」政府の税金なり、家族会の献金なりをさらにふんだくって私腹を肥やそうという算段のようです。正直「家族会からふんだくる」のは「俺のカネではない」ので知ったことではありません。「バカだからカネふんだくられてるんで自業自得」としか思わない。
 しかし税金からふんだくるのはいい加減にしろと言いたい。
 俺は「巣くう会の私腹を肥やすために納税している」わけではありません。


■脅迫
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/news209628124-8.html

金正日主義対外情報学」の脅迫に関する項目には次のような一節があります。

 一応お断りしておけばこの「情報学」とやらがモノホンだという保障はどこにもありません。なにせ荒木が紹介する「書かれてる内容」は「KGBの資料」「CIAの資料」「旧日本軍の資料」などと言われても違和感がないくらい「北朝鮮独自のオリジナリティがない」からです。

 脅迫対象に要求を履行できる可能性があってこそ将来に対する未練を持って脅迫者の要求に応じることになる。

 荒木の引用する「情報学」の一文です。
 これをわかりやすく言うと「要求履行の可能性なんかゼロ」の「特定失踪者*54の解放」なんて要求すれば北朝鮮側は「あいつら言いがかりつけてるだけジャン」「俺が何やったってとにかく言いがかりしかつける気ないだろ」となって特定失踪者以外の「その他のことについても要求に応じる気なんかなくなる」ということです。荒木もよくもまあ「履行可能性のない要求(特定失踪者の解放)」なんかしながら

脅迫対象に要求を履行できる可能性があってこそ将来に対する未練を持って脅迫者の要求に応じることになる。

なんて一文を紹介できるもんです。
 それはともかく「荒木が履行可能性のない要求を北朝鮮相手にする」からこそ、蓮池透氏は荒木批判を始めたわけですが、蓮池氏を会から除名したあげく、未だに荒木とずぶずぶの家族会には心底呆れます。


■最終兵器
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/news209428120-a.html

 いわゆる「第2延坪海戦」で韓国側は北朝鮮の艦船が境界線を越えても絶対に先制攻撃できないことになっていました。

 ばかばかしい。普通は「境界線を越えた程度」では「先制攻撃」なんてもんはしないでしょう。
 そもそも荒木の物言いではまるで韓国がやられっぱなしのようですがウィキペディア「第2延坪海戦」によれば「韓国側戦死者6人」に対し、「北朝鮮側戦死者13人」なのですから韓国もちゃんと反撃しているわけです。また「6人程度なら死んでいい」とは言いませんが、せいぜい北朝鮮の攻撃力なんてそんなもんです。「6人の命を守るために先制攻撃」なんて馬鹿な事は普通しません。先制攻撃して本格的戦争なんかやらかしたら何がどうなるか分からない。6人以上死ぬ可能性もあるわけです。
 なお、ウィキペディア「第2延坪海戦」によれば、北朝鮮側が「偶発的事件」であるとした上で「遺憾の意」表明もしたこともあって、特に制裁などの措置は執らなかったとのことです。まあ、何も強硬論を唱えるばかりが能じゃありませんし、別に問題はないと思いますね。

 映画の中でも攻撃する北朝鮮海軍の艦長に上官が「心配するな。今南朝鮮*55の海軍はわれわれに何もすることができない*56んだ」と言うシーンがあります。

 まあこれはあくまでも「映画のシーン」ですからねえ。実際にそうだと言うよりは「映画の作り手がそう言うことにしたい」だけの話でしょう。見ないと何とも言えませんが「アンチ北朝鮮反共主義)」や「愛国主義」を煽るウヨ映画なのかも知れません。

このシーンはやがて尖閣あたりで日本にとっても現実になるかも知れません。

 ばかばかしい。尖閣でドンパチなんて中国はやる気ないでしょう。つうか日中両国ともそういうことをやってはいけませんが。そうならないようにどう外交をしていくかという話のわけです。つうか何で「北朝鮮拉致をテーマにしているはずの団体(特定失踪者問題調査会)のメルマガ」で「尖閣がどうこう」なんて拉致に関係ないことが出てくるのか。むしろ拉致を解決するためには「中国に媚びろ」とは言いませんがこうした中国敵視ではなく「北朝鮮とパイプを持つ中国にどう拉致解決への協力を求めていくか」が大事なわけです。
 俺が拉致被害者家族だったら蓮池透氏同様、荒木に呆れて批判を始めますが、実際の拉致被害者家族はそうじゃなくて蓮池氏を敵視し荒木べったりなんだから本当に呆れます。

 おそらく何隻か沈められ、何百人か戦死してから「これではまずいのではないか」という議論が始まるのが関の山です。対処するころには尖閣に中国軍の基地くらいできているかも知れません。

 ばかばかしい。まあそう言う戦闘事態は起きないと思いますし、起こしてもいけません。ただし「不幸にして戦闘状態に突入すれば」最低限度の反撃はするでしょう。荒木が言うような一方的に日本が攻撃される事態はあり得ない。むしろ今の極右・安倍政権では、そう言う事態になったときに最低限度の反撃ですむかどうかすら危惧されます。

海保は日本の船が尖閣に行くことは厳しく取り締まっても、中国の船には極めてソフトな対応しかしていません。

 実際には「時には船の乗組員を強制退去させてる」ので全然ソフトではありません。まあ多少ソフトだとしても「外交問題にはなり得ない日本の船」と「外交問題が危惧される外国の船」で扱いが違うのは別に不思議でもない。

海保は警察と同じ「警察比例の原則」で対応

 「警察比例の原則」とは、平たく言えば「問題解決に必要な最低限度の対応」ということです。海保で言えば相手の船舶が武力攻撃など何もしてないのにいきなり砲撃して沈めるような物騒なまねはしないということです。あるいは警察で言えば、ピストル強盗相手ならまだしも、ただの万引き犯人に対していきなり警官が拳銃なんか発射しないということです。
 「相手に対して必要以上の反撃をすること」は道義的、政治的にも問題ですし、そもそも違法の疑いも強い。つまり「警察比例の原則」とは当たり前の話でしかありません。

どんなに少なくみても100人以上の日本人が拉致をされている。

 もちろんそんな根拠はどこにもありません。私見ですがおそらく「政府認定拉致17人」を大幅に超えるなんて事はない*57でしょう。
 それはともかく、荒木の宣伝してる特定失踪者は800人程度いるわけで、この荒木の主張「少なく見ると100人」とあわせて考えれば荒木は「800人−100人=700人の特定失踪者は拉致ではないかも知れない」と言ってるわけでとんでもない話です。
 いや「特定失踪者800人はほぼ全て拉致です」と公言されても嫌ですけどね。荒木も「絶対に800人いる」ということに躊躇したのかも知れませんがそれだったら最初から「800人」なんて言うなって話です。まあ100人だって「政府認定拉致よりはずっと多い」上に荒木の主張には何の根拠もなく、おまけに「特定失踪者が拉致でないことが判明したケース(生存確認ケースもあれば遺体発見ケースもあります)がいくつもある」のだからお話になりません。

 拉致ではなくても北朝鮮の工作活動の中で殺害された人もいるでしょう。

 可能性としてはあり得るでしょうが「あるかもしれない」なんてことを根拠レスで言っても何の意味もありません。

 我が国は、今も北朝鮮の拉致に対してそれを止める手段は何もしていません。嘘だという方は、5人が帰国した平成14年(2002)以降、何が変わったのか教えていただきたい。もしあるとすれば、そのときの「平壌宣言」に「日朝が不正常な関係にある中で生じたこのような遺憾な問題が、今後再び生じることがないように適切な措置をとることを確認した」とあること位です。

・冗談も大概にして欲しいですね。以前も指摘しましたが「九州南西海域工作船事件」(2001年)なんて「北朝鮮と思われる不審船*58と海保が交戦した結果、不審船を沈没させる」なんて事件が起こってるのに何が「何もしていない」なのか。あの事件以降も「懲りずに(?)」北朝鮮ががんがん不審船を出してるなんて事実があるのか。おそらくないでしょう。
・また、日朝平壌宣言だってそうした手段の一つであるわけです。もちろんこういう宣言に同意した以上、北朝鮮が未だに拉致をやってるなんて事はないわけです。しかし「小泉訪朝後も拉致がある」と与太飛ばすバカが荒木であり、それを黙認するバカの集まりが家族会のわけです。
・また、対北朝鮮経済制裁について荒木らは「拉致を止める手段である」と言っていたかと思うのですがそれはどうなったんでしょうか?。この荒木の文章は「平成14年以降、日朝平壌宣言以外何もない」と言ってるのだから「今制裁解除してるから何もない」と言う意味とは読めないでしょう。
 荒木は事実上「過去の経済制裁は無価値だった」と言ってるのも同然です。過去の荒木の主張と明らかに矛盾しますが、「交渉路線に転じた安倍」を非難するためにはそんなことはどうでもいいようです。全く困った男です。

 博物館行きのような兵器ばかりの北朝鮮にとって(他の国もそうですが)、最も有効な兵器は日本の「『平和』憲法」や「専守防衛」なのかも知れません。

 タカ派改憲派として護憲派を小馬鹿にしてるつもりのようですが「拉致に護憲・改憲なんか関係ねえだろ。改憲すれば解決するのかよ」「お前ら拉致を口実に改憲論とか右翼主張をしたいだけじゃん」「だから蓮池氏に『拉致を政治利用する冷酷な面々』て非難されるんじゃねえか」と呆れられるだけです。


■国基研『【第350回・特別版】出てきた「日米台」対中国の構図』(田久保忠衛*59
http://jinf.jp/weekly/archives/17934
 「民主進歩党の政権奪還」をネタに反中国だぼら吹いてるだけの駄エントリです。まあ、実際には民主進歩党も日本ウヨ連中が望むほどの反中国路線など取りはしないでしょうが。そもそも国民党にしたって日本ウヨが言うほどの「中国べったりでもない」ですし。単に日本ウヨが「中国を敵視しない奴は中国の飼い犬」という常軌を逸した価値観なだけです。


■国基研『「日帝強占期」とはなにか』鄭大均*60首都大学東京特任教授)
http://jinf.jp/feedback/archives/17931
 「日帝強占期」とは「日本帝国主義が強力な力で朝鮮を占領していた時期」、つまりは「日本の朝鮮植民地統治時代」です。まあ、呼び名はある意味どうでもよろしい。
 問題はこの鄭某というバカが何をとち狂ってるのか、「日本の朝鮮植民地統治を全面美化してる」つうことです。もちろん主張自体間違いですがそれ以前に在日が何故そう言うことをするのか、何を考えてるのかさっぱり分かりません。
 この男の妹・鄭香均氏*61が「東京都管理職国籍条項訴訟」の原告であることを知っていればなおさら意味不明です。もしかして「偉大な妹(?)」に対する「天の邪鬼的な逆張り」なんでしょうか。


■国基研「日印共同研究を推進しよう」NCビジ・ビベカナンダ国際財団(VIF)所長
http://jinf.jp/news/archives/17940
 日印政府間とか「日本の有名大学(東大、京大や慶應、早稲田など)とインドの有名大学」とかならまだしも「国基研と国基研の同類ウヨ組織・ビベカナンダ国際財団」の共同研究ですからねえ。鼻で笑う他はありません。つうかインドにいくら何でも「反中国を理由に」国基研とつきあうほど「頭がイッチャッテル連中」がいるとは思いませんでした。


■高見到さんについて
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/news209328118-8.html

 特定失踪者高見到さん(平成15年、2003年、兵庫県で失踪・当時大阪府職員)のお父さんで調査会からの連絡先になっていた高見明さんが昨年11月に亡くなっていたことがご家族からの連絡で分かりました。
 高見明さんは一昨年脳卒中で倒れ、介護施設に入っておられた*62ためこちらからの連絡も停止していました。平成24年3月1日の大阪での1万キロ現地調査の折には当時住んでおられた静岡から大阪まで来られ、調査に同行して下さいました。
(中略)
今後高見到さんに関するお問い合わせは調査会が窓口になります。報道関係の方はよろしくお願いします。

・小泉訪朝が、「今から約13年前の」2002年(平成14年)9月ですから荒木は恐れ入ることに「小泉訪朝後に北朝鮮拉致がある」と放言してるわけです(なお、荒木が「小泉訪朝後の失踪を特定失踪者認定している」のはこの高見さん一人ではありません)。小泉訪朝後の拉致なんかあるわけがないでしょう。まあ、まともな人間なら、ばかばかしくておよそつきあいきれません。
 実際、蓮池透氏は「小泉訪朝後にも拉致がある」という荒木の主張について行けず荒木批判を始めたわけです。荒木と未だにつきあってる上に、蓮池氏を家族会から除名した飯塚(現会長)や増元(元事務局長)らがいかにバカで異常かと言うことです。いつもながら家族会の異常さには本当に呆れて二の句が継げませんね。
・それはともかく「高見明さんの死が荒木に伝わったのが大分遅れたこと」といい「今後の問い合わせは調査会が窓口と荒木が言ってること」といい、おそらく「残されたご遺族」は荒木との縁切りをする気なのでしょう。おそらく特定失踪者云々に「それなりに熱心だったのは高見明さんだけ」だったのでしょう。それは当然でしょう。小泉訪朝後の失踪が北朝鮮拉致のわけがない。
  まあ、明さんだって本気で北朝鮮拉致と思っていたわけではなく「とにかく何かしないと不安で仕方ない」とか「とにかく何かしないと何も動かないから何かしないと」とかその程度の話でしかないでしょう。まあ、「残されたご遺族」は明さん生前から「北朝鮮拉致のわけがねえだろ(呆)」「何かやらないといけないって言ったってとんちんかんなことやったて意味がねえよ(呆)」と冷ややかな眼で見ていたのでしょうが「一応俺達の家族だし、爺でもう残り少ない人生だし、オヤジのやりたいようにやらせるか(でも死んだ後は、オヤジには悪いけどこんな与太話引き継がないから)」つう話だったのでしょう。
 しかし荒木も「明さんが死に、残された遺族も全く荒木に協力する気はない」のに「はっきりと退会を申し出ないのをいいことに」今後も「高見到さんの調査」とやらをやる気のようです。全くもって「最低のゲス野郎」と言うべきでしょう。

*1:荒木は「玄容哲」と書いていますがこれは誤記のようです。

*2:俺個人はこの見方に限れば珍しく「荒木は正しい」と思いますが

*3:この中央日報記事でも分かるように沖縄米軍基地は「北朝鮮その他に対する対外作戦を前提とした基地」であって日本防衛のためにあるわけではありません。

*4:現在の南北国境線は建前では国境ではない。朝鮮戦争も建前では休戦に過ぎず終戦していない。

*5:核兵器、核開発の廃棄のこと

*6:核実験の中止のこと

*7:「韓米合同軍事演習を中止すれば、核実験を中止する用意がある」という北朝鮮の提案。実際には韓米はこの提案を無視し軍事演習を実行、北朝鮮は対抗措置として核実験を行った。

*8:首相、官房長官、外相、拉致担当相の4名。

*9:著書『証言・班目春樹:原子力安全委員会は何を間違えたのか?』(2012年、新潮社)

*10:まあ小生個人は脱原発の考えですが。

*11:日本原子力研究開発機構の前身の一つ。核燃料サイクル開発機構と統合し、日本原子力研究開発機構に再編。

*12:著書『過労自殺』(1998年、岩波新書)など

*13:氏の著書『はるかなる東洋医学へ』(2004年、朝日文庫)は「読んだことはありませんが」残念ながらそう言う駄本らしいです。

*14:今回の清原の事件もその一例ではあるでしょう。

*15:著書『中国高官が祖国を捨てる日:中国が崩壊する時、世界は震撼する』(2013年、経済界新書)、『人が死滅する中国汚染大陸:超複合汚染の恐怖』(2014年、経済界新書)など

*16:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

*17:東久邇、幣原内閣外相を経て首相

*18:吉田内閣蔵相、鳩山内閣通産相などを経て首相

*19:自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相などを経て首相

*20:吉田、石橋内閣蔵相、岸内閣通産相などを経て首相

*21:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*22:そもそも国民党を支持していたのが渋谷のようなウヨの癖に良くもこんな事が言えたもんです。

*23:台北市長、台湾総統を歴任

*24:連戦内閣法相、台北市長、台湾総統を歴任

*25:何度もしつこいですがモノホンの保証はありません。

*26:レーガン政権国防次官補、ブッシュ子政権国務副長官など歴任

*27:小泉内閣官房参与、第一次安倍、麻生内閣首相補佐官(拉致担当)、福田内閣拉致担当相などを経て現在「日本のこころを大切にする党」代表。

*28:蓮池本『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷酷な面々』のこと

*29:竹下内閣国家公安委員長退任後も宇野内閣通産相、海部内閣法相、自民党幹事長(宮沢総裁時代)、橋本内閣官房長官といった要職を歴任。

*30:それプラス宇野外相(後に総理)です。

*31:蓮池夫妻、地村夫妻、増元るみ子&市川修一(敬称略)の三組。これら全てについて北朝鮮は小泉訪朝時に「末端の犯罪であり上層部の命令ではない」と断った上で拉致の存在を認めた。蓮池夫妻、地村夫妻については帰国がなされたが、増元&市川について北朝鮮は「死亡した」と発表。拉致被害者家族側は「死亡発表は信用できない」と反発、日朝間の対立点となっている。

*32:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*33:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*34:田中内閣防衛庁長官福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相

*35:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*36:中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、細川内閣外相などを経て首相

*37:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、村山内閣通産相などを経て首相

*38:竹下内閣官房長官、橋本内閣外相などを経て首相

*39:中曽根内閣文相、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*40:村山、橋本内閣時代は与党なのでまた話も別ですが。

*41:中曽根内閣運輸相、竹下内閣通産相、宇野内閣外相、橋本内閣蔵相など歴任

*42:鈴木内閣沖縄開発庁長官、海部内閣外相など歴任

*43:福田内閣厚生相、大平内閣農水相、鈴木内閣蔵相、中曽根内閣通産相自民党政調会長(中曽根総裁時代)、宮沢内閣外相など歴任

*44:大平内閣農水相、海部内閣通産相、宮沢内閣外相、橋本内閣総務庁長官など歴任

*45:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*46:宇野内閣総務庁長官、海部内閣防衛庁長官、橋本内閣外相、自民党政調会長、総務会長(小渕総裁時代)など歴任

*47:村山内閣経済企画庁長官、小渕、福田内閣外相、森内閣法相、第一次安倍内閣防衛相などを経て現在、自民党副総裁

*48:別に買わなくていいので読むべきではあるでしょう。読まずに著書を批判するなどとんでもない話です。

*49:もちろん本当に読んでないのか、読んだ上で「読んでない、相手する気はない」としてトンズラしているのかは不明です。

*50:まあ別人格ですからね。出席したくないと夫や娘に言われれば強要できる話ではありません。

*51:未認定なんてもん(特定失踪者)は拉致被害者じゃありません。

*52:小渕内閣労働相、第1次安倍、福田内閣経産相麻生内閣規制改革担当相、第三次安倍内閣経済財政担当相を歴任

*53:この「高沢が紹介する田宮の言葉」が事実かどうかは分かりません。しかし、「蓮池氏ら帰国拉致被害者もおそらく他の日本人拉致被害者について知ってることは決して多くはないであろう事」からすれば真実だとしてもおかしくないでしょう。そしてそう言う状況では荒木の放言する自衛隊による救出など論外であり「交渉で取り戻す以外に手はないこと」も明白でしょう。

*54:なぜなら北朝鮮拉致じゃないからです。

*55:韓国のこと

*56:北朝鮮船舶が軍事攻撃しない限り」ならそういえるかも知れませんが「軍事攻撃してくれば当然反撃し」北朝鮮側にも死者は出るわけです。

*57:もちろん仮に越えていたとしても証拠がなければ交渉に持ち出すわけに行かず全く無意味ですが。

*58:ただし不審船の目的はおそらく情報収集であってもはや日本人拉致ではないでしょうが

*59:著書『戦略家ニクソン』(1996年、中公新書)、『新しい日米同盟』(2001年、PHP新書)、『憲法改正、最後のチャンスを逃すな!』(2014年、並木書房)など

*60:『なぜ抑制が働かないのか:韓国ナショナリズムの不幸』(2002年、小学館文庫)、『在日・強制連行の神話』(2004年、文春新書)、『姜尚中を批判する:「在日」の犠牲者性を売り物にする進歩的文化人の功罪』(2011年、飛鳥新社)、『韓国が「反日」をやめる日は来るのか』(2012年、新人物往来社)など嫌韓国本の著書多数。

*61:著書『正義なき国、「当然の法理」を問いつづけて:都庁国籍任用差別裁判の記録』(2006年、明石書店

*62:まあ脳卒中で倒れたあと、たとえば「寝たきり」なんかにはなられては家族では到底面倒は見れないでしょう。施設入所も仕方のないことです。