今日の産経ニュース(8/9分)

■【五輪競泳】オーストラリア選手団長が中国の謝罪要求を拒否 全面対決の構え 中国国営メディアはIOCの態度を拡大解釈
http://www.sankei.com/rio2016/news/160809/rio1608090023-n1.html
 過去にドーピング違反歴があるとは言え、今回ドーピングが発覚したわけでもないのに「ドーピングがどうこう」言えば中国側が反発するのも当然でしょう。そんな事言う必要はどこにもないわけですから。
 ぶっちゃけ「わびればいいのに」「つうか最初からそう言うことを言うな」と思いますがたぶん「内柴某*1」と同じでこの選手は甘やかされてるんでしょうね(さすがに内柴ほど酷くはないでしょうが)。
 「ウチのエースだし、あまり厳しいことも言えない。中国の方が大目に見て欲しい。今回はともかく過去にドーピング違反歴あるのは事実やんか」と。なおIOCは「事実関係がわからないので現時点ではノーコメント」だそうです。まあ事実なら豪州選手を批判せざるを得ないが、そう言うことは避けたいと逃げ腰なんでしょう。

参考

http://j.people.com.cn/n3/2016/0808/c94475-9096931.html
■人民日報『「金」ホートンが「銀」孫楊*2を薬物使用の詐欺師と罵倒 中国水泳協会、豪水泳協会に文書で抗議』
 中国競泳協会は7日朝、ホートン選手が孫楊選手を「薬物使用の詐欺師」呼ばわりしたことについて、オーストラリア競泳連盟にメールで抗議の文書を送った。この文書には、「この2日間、オーストラリアの競泳選手が、悪意に満ちた愚劣な言行で中国選手に対して攻撃したことを、我々は非常に重視している。その選手の誤った言論は、中豪両国競泳界の互いに対する感情を大きく損ない、オーストラリア選手のイメージをも損なった、きわめて素質と教養に欠けた振る舞いであると認識している。我々はこの選手が謝罪するよう強く求める」と示されていた。
 解放日報の報道によると、孫楊選手は2014年、全国大会に出場した際に、薬物に対する陽性反応があった。この事件は、世界水泳界で孫選手を妬む人々や彼らの背後にいる海外メディアにとって、決して見逃せない恰好のスキャンダルだった。オーストラリアのメディアは、2014年からずっと、「薬物使用の詐欺師」というレッテルを孫選手に貼り続けた。孫選手は「誤用」しただけに過ぎないという事実が世界アンチ・ドーピング機関(WADA)に認められ、彼に対する処罰が行われない決定が下された後でさえも、この攻撃は止まらなかった。
 さらに重視すべきは、孫選手が誤用した「トリメタジジン」は、2014年は「使用禁止」リストに掲載されていたが、2015年にはそのリストから外され、アスリートが心臓代謝の調節薬として使用して問題ないことが正式に認められたことだ。


■【産経抄】国民に示された宿題 8月9日
http://www.sankei.com/column/news/160809/clm1608090002-n1.html
 「奥歯に物の挟まった表現とは言え」、どう見ても「生前退位を希望してるとしか理解できない」現天皇の発言を前に自称皇室シンパ・産経も「生前退位反対」「陛下の真意か分からない」というのはあきらめたようです。ただしそれでも社説(http://www.sankei.com/column/news/160809/clm1608090001-n1.html)では「生前退位はひとまず現天皇一代限りとしてはどうか」としていますが。

*1:アテネ北京五輪で金メダル(柔道66キロ級)。

*2:ロンドン五輪で金メダル(400メートル自由形、1500メートル自由形