「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(11/6分:巣くう会集会の巻&北朝鮮最新ニュース、ほか)(追記・訂正あり)

 巣くう会集会以外にも色々と書いています。
日経新聞平壌「ショーウインドー都市」の裏を撮った男』
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO10925090R21C16A2000000/

北朝鮮の経済は疲弊しているのに、平壌の生活は豊かになったように見えるのはなぜか。

 そりゃ「言われてる程、疲弊してないから」「都会とか中産階級とかはそれなりに豊かだから」でしょうね。
 「平壌ショーウインドー都市」つう話では恐らくない。米国や日本だってスラム街や上野のドヤ街には貧乏人がいる一方で、銀座などに行けば金持ちがいるわけです。
 何も北朝鮮でなくてもミャンマーとか他の発展途上国でも話は同じでしょう。


夕刊フジ北朝鮮、日本のミサイル避難訓練を批判 「ありもしない『ミサイルの脅威』を騒ぎ立て…」』
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20161222/frn1612221130005-n1.htm
 実際、「日本攻撃したら自衛隊在日米軍の反撃で国が滅びかねない」と言う意味で脅威ではないし、そもそも向こうも撃ってくるときは当然予告無しですから避難出来るわけもないでしょう。
 無意味なくだらない訓練です。北朝鮮側が疑うように「北朝鮮脅威論を高めて軍拡や自衛隊の海外派兵に悪用する魂胆」ではないのか。


NHK北朝鮮工作船と銃撃戦 “脅威あっても法に基づき対処”』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161222/k10010815821000.html
毎日新聞北朝鮮工作船事件15年 指揮官が語る緊迫の現場』
http://mainichi.jp/articles/20161222/k00/00m/040/022000c
 「工作船事件から15年経ったからなんなんだ?」と言いたくなるくだらない記事です。NHKと毎日に偶然、似た記事が載るとは考えられませんので「北朝鮮脅威論を煽りたい」政府の仕込みでしょう。「国営放送NHK」はともかくいつから毎日新聞は政府の振り付けに従う「国営新聞」になったんでしょうか。
 毎日新聞は恥を知れと言いたい。こんなことでは日本マスコミがろくに安倍批判出来ない、しないのも当然です。


日経新聞『防衛費「聖域」扱い 中国・北朝鮮の脅威名目に 』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS22H6D_S6A221C1PP8000/
 虚構の脅威に基づく日本版先軍主義と言っていいでしょう。中国や北朝鮮が日本に軍事侵攻するわけもない。もちろん両国が平和主義だからではなく「やることにメリットがないから」です。軍事的に勝てるか分からないし、仮に勝てたところで予想される欧米の制裁などを考えたらメリットがない。大体「南北統一」「台湾統一」ならまだしも何を理由に日本を軍事攻撃するのか。
 中国や北朝鮮の軍事予算を非難しながら「彼らの軍事予算を口実に」軍拡をすすめ、教育や福祉の予算を削る。それをろくにマスコミが批判せず財界や国民が容認する。これでは日本の将来は暗いと言っていいでしょう。


■産経『朝鮮学校補助金1400万円増額 神奈川県、授業料値上げで』
http://www.sankei.com/life/news/161221/lif1612210005-n1.html
 もちろん産経ですから因縁です。小生はぶっちゃけ神奈川県知事の黒岩は好きではないのですが、黒岩の朝鮮学校に対する態度や「朝鮮学校問題に限らない彼の政治全般」、「そうした政治に現れてる彼の人間性」に「色々と問題があるとしても」朝鮮学校差別(無償化除外)を安倍政権が公然と実施しているなか、増額したことについては黒岩を素直に評価したいですね(もちろんこの件について黒岩が知らない事はあり得ないでしょう。安倍政権以前なら「ルーチンワーク」で多分処理してたでしょうが、安倍が公然と朝鮮学校を差別してるなか、役人も黒岩に説明するでしょうし、黒岩の方も「朝鮮学校の件はどうなってるのか」と説明を求めるでしょう)。
 そして「左派でも何でもない」「むしろ右派フジサンケイのアナウンサー出身」で「自公の支援を受ける黒岩」がこうしたことでわかるように朝鮮学校差別なんて「朝鮮学校なんかウヨとして嫌いだからいたぶる」というゲスな反共主義外国人差別以外には何ら正当性はない。「利権になるから箱物作る」のような何らかの合理性があるわけでは全くない。
 とにかく黒岩にはこうした方向性を続けて欲しいし、そもそも国や各自治体も「朝鮮学校差別」などという愚行は辞めるべきです。そのためにも「安倍下野」が必要なわけです。いや朝鮮学校に関係なく「独裁的である(例:恫喝による古舘キャスター、国谷キャスターの降板。沖縄に対する問答無用の態度)」「極右的である(例:靖国問題慰安婦問題に対する態度)、そしてその結果中韓との関係を悪くしている」「年金カットや庶民増税などを強行し庶民生活を何とも思ってない」「アベノミクスで良くなったのは株価だけで統計上、賃金や消費はむしろダウンしている、むしろ景気は悪化している」「島返還という意味では何の成果もない日露首脳会談を成果があったと強弁したり、自衛隊を撤退したくないが故に南スーダンを戦場じゃないと言ったり酷い嘘つき」などの意味で安倍には一日も早く下野して欲しいですが。
 「安倍が下野すれば全てがうまくいく」と思う程、俺も単純じゃないですが、安倍が総理で居続けてもいいことなどないのは明白です。安倍を支持するなど愚劣の極みです。「大企業減税などの安倍政治の利益」をほとんどの庶民は受けないわけですから。


夕刊フジ【編集局から】拉致問題は風化の危機 北朝鮮向けラジオ放送の公開収録、客席はがら空き(報道部・森本昌彦)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20161214/dms1612141131009-n1.htm

収録が行われたのは土曜日でした。にもかかわらず、客席はがら空きでした。

 客席ががら空きなのは
1)人気歌手が出るわけでもなく
2)こんな公開収録を聞いたところで拉致が解決するわけではないのだから当たり前です。
 客を増やす一番簡単な方法は「人気芸能人を呼ぶこと」でしょう。
 実際、平成26年のコンサートでは

http://www.rachi.go.jp/jp/archives/2014/1208gyoji.html
司会
 宇崎竜童*1阿木燿子
出演
 森昌子*2(歌手)
 日野皓正(ジャズトランぺッター)
 渡辺裕之(俳優)
 笹野高史*3(俳優)

など、テレビでも見ることが多いそれなりに人気や知名度のある芸能人が出演してました。 
 しかし平成27年以降はこんな有名人は使われてない。何でかといえばおそらくは「救う会と関係がないから」でしょう。救う会と関係があれば「無名でも人気がなくても」使われるが、救う会と関係がない宇崎竜童、阿木燿子森昌子などは人気や知名度があっても使われないわけです。全く本末転倒です。何のためのコンサートなのか。広報効果を考えたら人気や知名度のある芸能人を使うのが当然でしょう。
 まあ俺個人はこんなコンサートに意味があるとは全く思ってないので「人気や知名度のある芸能人を使おうと賛成はしない」のですが、何で人気も知名度もない芸能人なんか使うのかという話です。
 したがって産経の

 風化を防ぐには、知名度を上げることが大切です。その意味で芸能人の協力を仰げればいいのでしょうが、協力者は決して多くありません。
 災害のたび、ボランティアを行う芸能人の様子が報じられます。同じく命のかかった拉致問題にもその力を生かしてもらえないものでしょうか。 

というのは「産経の主観はともかく」客観的には人気のある有名芸能人たちへの言いがかりでしかありません。過去には宇崎竜童、阿木燿子森昌子などが出演してるし、今出演してないのは何度も言うように「救う会が人気のある有名芸能人でも救う会と関係のない人間の出演を望まないから」です。
 もちろん人気や知名度のある芸能人が出演する場合、ギャラや日程調整の問題はあるでしょう。とはいえ「日程調整やギャラの問題で誰もこのコンサートに出ない」と言うことは考えがたい。こういう問題で「さすがにノーギャラではない」にせよ高額ギャラを要求するとも思えないし、「既に予定が入っている場合はともかく」そうでないなら「政府からの出演のオファーさえあれば」参加、協力する芸能人は決して少なくはないでしょう。
 とはいえもちろん産経には「救う会系列の無名芸能人使うな」という度胸はないでしょう。


NHK横田めぐみさん同級生 拉致担当相に早期再会を要請』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161216/k10010809781000.html
 ろくでもないアホ同級生*4ばかりでめぐみさん(ほぼ確実に故人)やウンギョンさん、ウンギョンさんの子どもさんが本当にかわいそうです。横田夫妻もいい加減こういう与太に惑わされないでウンギョンさんやその子どもにもっと会うべきでしょう。いっそ平壌に移住してもいいんじゃないか。


朝日新聞北朝鮮トップ校、オバマ大統領の母校に姉妹交流打診』
http://www.asahi.com/articles/ASJDJ31XYJDJUHBI00B.html
 北朝鮮も中国やベトナムの改革開放成功を見習い、それなりの改革開放に取り組んでるという話です。


東洋経済オンライン『日本は、ついに「1人あたり」で韓国に抜かれる』デービッド・アトキンソン(小西美術工藝社社長)
http://toyokeizai.net/articles/-/149624
 つまりは日本は、ウヨが自画自賛するほど経済力において中韓と段違いの差があるわけでは全くない、ということでしょう。アトキンソン氏が警告するように将来的には「誰の目にもわかる形で」中韓の後塵を日本は拝することになるのかもしれません。


赤旗『「6カ国協議は重要」、衆院委 北朝鮮問題で参考人、赤嶺議員質問』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-14/2016121402_05_1.html

 衆院安全保障委員会は13日、北朝鮮の核・ミサイル問題についての参考人質疑を行い、東京国際大学の伊豆見元*5・教授と政策研究大学院大学の道下徳成*6教授が意見陳述しました。日本共産党から赤嶺政賢議員が質問に立ちました。
 伊豆見、道下両氏は、北朝鮮の核・ミサイル開発が進展する現状を指摘する一方、対話の枠組みとして、「6カ国協議は依然として有効なツールだ」(伊豆見氏)、「6カ国協議は重要な枠組みだ」(道下氏)と述べました。
 北朝鮮に対するこれまでの国際社会の対応の問題点についてただした赤嶺氏に対し、伊豆見氏は、「国際社会が、北朝鮮普通の国家としてまともに相手にしてこなかったことが問題だ」と指摘。「国際社会は、今のままの北朝鮮を交渉対象にし、取引することを拒んできた。まずまともな相手として扱ってやるかどうかが大事だ」と提起しました。

 救う会(西岡や荒木、島田)のような自称「北朝鮮専門家」でない、まともな専門家なら当然こういうでしょう。というか救う会なんぞと一緒にされたら伊豆見氏も道下氏も憤慨するでしょうが。


毎日新聞『水害救援:日赤、北朝鮮に1000万円…日本政府は静観』
http://mainichi.jp/articles/20161213/k00/00e/040/222000c
産経新聞北朝鮮水害で日赤が1千万円支援 日本の独自制裁下も「あくまで人道目的」』
http://www.sankei.com/world/news/161213/wor1612130031-n1.html
 静観も何も違法行為じゃないですからね。それにしても北朝鮮相手だと毎日でもこんな酷い記事なんですね。絶句します。皇族が役員を務める「由緒正しい(?)日赤」ですら国賊扱いですか?


■激動する南北情勢の中で拉致問題を考える国際セミナー報告9
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5689.html

寺越昭男(寺越昭二さん長男)
 私も増元さんと同じで、拉致問題の解決は、一つは交渉による解決、もう一つは強制的奪還の2つだと思います。

 本当にこういう与太は勘弁して欲しいですね。強制的奪還、つまり自衛隊による救出なんかできるわけがないでしょう。


■激動する南北情勢の中で拉致問題を考える国際セミナー報告8
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5688.html

横田早紀江横田めぐみさん母)
 しかし、今日のお話で金正恩に(ボーガス注:安倍総理、岸田外相ら日本政府高官が)会うとピエロになってしまうというようなお話を聞いて愕然としてしまったんですが、ピエロになってもいいじゃないかと思うんです。何を言われようと国民みんなが応援して、頑張れと言って、それだけの力を(ボーガス注:安倍総理、岸田外相ら日本政府高官が)発揮した方がいいと思うんです。何も動かないまま、何年も待っているわけにはいかないんです。私たちもみんな歳をとりました。

 興味深いですね。結局救う会と縁切りができないし批判もできない「困った人間」の彼女ですが「会ったらピエロになるから会うな」という救う会に対し「会わないと解決しないんじゃないか、ピエロでもいいじゃないか」と反論する程度には救う会に対し疑念や不信感を抱いてるようです。
 そしてそんな彼女を「蓮池兄弟のようには罵倒できない」のが巣くう会です。つまりは横田夫妻が巣くう会を見捨てても救う会は何もできないのだからいい加減縁切りしたらどうなんですかね。

めぐみちゃんは死んでいません。

 いい加減にしてほしいですね。そんな根拠はどこにもありません。率直に言って死んでるとみるほうが自然でしょう。

増元照明(増元るみ子さん弟)
 みなさんこんにちは。先ほどから国会議員の先生方も色々とお話をされましたが、中山恭子さん、松原仁さん以外切迫感がないですね。

 公明党の議員などは増元が期待したほどの右翼発言をしないのが増元には気に食わないようです。
 でも現実を考えたら松原や中山の極右放言より公明党のほうがよほど現実的で誠実でしょう。支持すべき人間(例:公明党)を敵視し、支持すべきでない人間(例:松原や中山)を支持するのだから増元のあほさにはあきれます。もはや増元は
1)拉致解決のために何が大事かわからない、まともな知性のないアホか
2)北朝鮮を敵視する極右活動家で、拉致解決などかけらも考えてないか
のどっちかでしょう。2)でも「ある意味」増元はあほですが。

わが国政府は、「ストックホルム合意に基づいて北朝鮮と交渉する」ことを基本方針としています。

 それ以外に何か手があるのか。はっきり言って何もないでしょう。

先日、街頭署名をやっている時に、30くらいの若者が、「本当にもうどうしようもないですね。どうしたらいいですか」と。私は、「自衛隊に行ってもらうしかないんじゃないですか」と言ったら、その若者は「現実としてそれは無理ですね」と。

 まあまともな若者ならそういうでしょうね。というか街頭署名でそういう非常識発言をして恥じない増元には心底呆れます。

自衛隊の方々が北朝鮮に行って、被害者を救出するという作戦をとるのも、選択肢の一つとして持たなければならない事態になっているのではないでしょうか(拍手)。

 拉致被害者の居場所もわからないのにどこに自衛隊を送り込むのか。非常識すぎて二の句が継げません。

有本明弘(有本恵子さん父)
 もう60何年前、マッカーサー元帥が「核を使わせてくれ」と言ったのです。
 朝鮮軍鴨緑江まで追い上げていったら、中国の大軍が見えたんです。だからマッカーサーは本国へ「核を使わせろ」と本国へ打診したら、本国が慌ててしまって、マッカーサーを解任して、今の38度線があるわけなんです。

 やれやれですね。どうみても「マッカーサーを解任しないで朝鮮戦争で米国は核兵器を使用すればよかった」と有本は言ってるとしか理解できませんが正気じゃないですね。
 そんなことをやったらそれこそ第三次世界大戦になりかねません。つうか「当時そんなことはすべきではない」でしょうが、それ以前に今さらそんなこと言ったって拉致が解決するわけもない。どれほど有本ってバカなんでしょうか。


■激動する南北情勢の中で拉致問題を考える国際セミナー報告7
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5687.html

朝鮮大学校の認可を取り消すべき

 ばかばかしい。そんなことと拉致の解決と何の関係があるのか。

金泌材
 (ボーガス注:朴クネ弾劾で)内乱が起きるのではないかと心配もします

 ばかばかしい。内乱なんか起こるわけがないでしょう。

島田洋一
 古森さんのレジュメ(配布資料)にアメリカ人の名前も出ていますが、(中略)ある報道によると、ダナ・ローラバッカーという中国に対して強硬な下院議員の方が国務長官
(中略)
古森義久
 ローラバッカーという人は、中国に対してはものすごく、言い尽くせないくらい強硬です。例えば北京の指導者と言わずに、北京のブッチャーと言います。ブッチャーというのはこういう場で使ってはいけない用語で屠殺人のことです。

 ばかばかしい。そんな人間を国務長官にして、しかも彼が「ブッチャー云々」の暴言を続ければ米中関係がそれこそ恐ろしいことになるでしょう。つうかそんなんが拉致とどう関係があるのか。

金泌材
 中国の世界戦略の中で北朝鮮核武装したのです。従って中国共産党を倒さない限り北朝鮮の核問題は解決できない。

 北朝鮮打倒だけでも非常識ですが、もっと非常識な「中国打倒」だそうです。非常識すぎて二の句が継げませんね。マジで中国打倒なんかしたら日本にせよ韓国にせよ、中国経済の混乱で経済が大ダメージを受けるでしょう。まあ中国打倒なんかやりたくても現実問題、実現性皆無で、できる話ではありませんが。


■激動する南北情勢の中で拉致問題を考える国際セミナー報告6
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5686.html

島田洋一(巣くう会副会長)
 朴槿惠大統領は慰安婦問題などでは日本にとってうっとうしかった

 唖然ですね。拉致と慰安婦は関係ないし、こうした慰安婦を侮辱するような物言いをすればまともな人間は家族会や救う会からは離れていきますがこれを黙認するのが家族会です。心底呆れます。

 朴槿惠さんが倒されて、その後開城公団を再開するとか、様々な援助をする政権ができると、大変困ることになります。

 「打倒北朝鮮」が目的ならともかく開城工業団地など拉致の解決(拉致被害者救出)とは関係のない話です。そもそも小泉訪朝は「開城工業団地が実施されていた頃の話」です。救う会が拉致解決ではなく「打倒北朝鮮こそが目的の極右団体だ」ということがよくわかります。

金泌材(ジャーナリスト)
 「大韓民国の領土は韓半島とその付随島嶼とする」と書いてあるんですが、それを変えてしまう。

 変えて何が悪いのか。「朝鮮半島北部も韓国領だ」なんてフィクションでしかないわけですから。「我が国は北朝鮮を国家承認するから、北朝鮮も我が国を国家承認してくれ、お互いフィクションは辞めようじゃないか」で何が悪いのか。

大韓民国という国家が自然消滅してしまう可能性が高いと見ています。

 ばかばかしい。何で自然消滅するのか。全くわけがわかりません。つうか極論すればそんな事は拉致の解決と関係ない。俺が家族会会員なら「拉致と関係ない話するな」と怒ってますよ。

北朝鮮全体がアウシュビッツ収容所だと見ればいいわけです。

 やれやれですね。そう言う馬鹿げたことを言ったところで何がどうなるわけでもない。

 トランプ大統領金正恩と会うようなことは絶対あってはならないと思います。
(中略)
 韓国、日本、アメリカ、どの国の指導者も金正恩に会ってはなりません。

 ばかばかしい。会って成果が出るなら会えばいいわけです。例えば小泉総理は金正日とあったからこそ今、蓮池一家、地村一家、曽我一家は日本にいるわけです。金大中の「訪朝&金正日との会談」だって「意義がある」と認められたから彼はノーベル平和賞を受賞した。もちろん成果が出ないなら会わなくていい。
 しかし「とにかく会うな」なんてのは非常識です。結局「打倒北朝鮮」で交渉する気がないからこうなる。それで北朝鮮との間の問題が解決するのかって話です。
 解決するには交渉するしかない。それを「反共主義」持ち出して北朝鮮と交渉しないなんてばかげています。

古森義久麗澤大学特別教授)
 トランプさん自身は中国に対して厳しいことを言い続けています。まず貿易の問題から入って、為替レートを不当に操作しているとか、貿易では一方的に自分たちだけが得をしているから中国の輸入品には45%の関税をかけるとか厳しいことを言いました。

 ばかばかしい。そんなことと北朝鮮問題と何の関係もない。敢えて言えばトランプが中国に敵対的態度をとれば「トランプ政権がそういう態度なら俺は米国に協力しないから(中国)」ということで北朝鮮問題に悪影響が出ることすら危惧される。

島田洋一(巣くう会副会長)
 崔成龍チェ・ソンヨン)氏、韓国の家族会の一つの代表が、「デヴィッド・スネドンさんが拉致されて、北朝鮮で結婚している」という情報を出してきました。

 勿論こんな主張には何一つまともな根拠はありません。
 何度も言いますが
1)失踪時期が小泉訪朝後
2)失踪場所が北朝鮮から遠く離れた中国雲南省
3)救う会は何一つ「北朝鮮拉致だ」とする具体的な根拠を提示できない
4)米国政府(CIA、FBI、国務省)は北朝鮮拉致認定してない、なんてスネドン君の失踪が北朝鮮拉致である可能性は皆無です。

西岡力救う会会長)
 崔成龍さんという人が最近、3つの情報を公開しました。スネドンさんは北朝鮮にいる。結婚している。金正恩にも英語を教えていた(8/30)。
 タイに増元さんと一緒に国際会議に行ったのですが(11/17)、その少し後に、「アノーチャさんが平壌にいる」という情報を話しました。日本のマスコミはほとんど報道しませんでしたが、共同通信が書いています。
 さらに、松本京子さんが病気で、平壌赤十字病院に入院しているという話をしました(10/15)。

 「日本のマスコミが報じない」のは信憑性が怪しいからです。

 但し崔成龍さんは、「横田めぐみさんは死んでいる」、「北朝鮮の中の病院に死亡診断書がある。その死亡診断書の写しを自分は見た」と言っています。
 私は崔成龍さんとは一時期仲がよかったのですが、今はあまりよくない。

 やれやれですね。崔成龍の主張のウチ、「スネドン君生存情報」は信用して、「めぐみさん死亡情報」は信用しないなんて救う会の態度はただのご都合主義でしかありません。


■激動する南北情勢の中で拉致問題を考える国際セミナー報告5
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5685.html

西岡力救う会会長、東京基督教大学教授)
 金正恩政権になってから彼は一度も外国の指導者に会っていない。モンゴルの大統領が訪朝した時も会いませんでした。中国やロシアの指導者にも会っていません。
(中略)
 彼が外国の指導者に会えないことも、彼らにとっては痛みです。

 というのは西岡の勝手な主張に過ぎません。別に正恩君が会わなくても部下が会えばそれで事足りると思いますが。

 金大中大統領は、金正日に会った時に、実は「アジア開発銀行から融資をもらいなさい」とアドバイスした。そこで北朝鮮アジア開発銀行に加入しようとしたんです。

 米国の反対でうまくいかなかったそうですがそれはさておき。
 北朝鮮がアジア開銀に入ればむしろ改革開放が進んでいいことだと思いますけどね。そもそも改革開放とは「進めば進む程、北朝鮮も『失いたくない物が増えて』うかつに軍事挑発ができなくなる」ので何も北朝鮮にしかメリットがないわけでは全然ありません。金大中も単純な善意でこういう事をやってるわけではない。

北朝鮮は日本が制裁を強めれば強めるほど、反応がなくなる。

 そりゃ対話して制裁解除の可能性があるなら反応するでしょうね。ないから反応しないわけです。

まず第一に拉致だ、と。

 ばかばかしい。解決できることから解決すればいいのであって拉致を最優先しないといけない理由は何処にもありません。単に「拉致は日本人妻など他の問題より高いハードルだ」と考えてる救う会が因縁つけてるに過ぎません。もし「拉致は低いハードルだ」と思えば救う会は「拉致だけが解決しても意味がない」と全く違うことを言ってるでしょう。

 横田さんたちはお孫さんとの面会でもう満足している。次の人道問題は横田さんたちが東京でお孫さんと会うことだ。

 これまたばかばかしいですね。日本国内で会えるのなら勿論それは悪い事ではない。しかしそれが難しいなら、会う場所が平壌だろうと第三国(モンゴル*7や中国、インドネシア*8など)だろうと何の問題もない。これまた単に「ウンギョンが訪日することは難しい」と思ってる救う会が因縁つけてるだけです。

 日本人妻の問題や在朝日本人が、日本に帰ってくられるようにすることだ。日本人の遺骨を日本に戻すことだ。拉致問題を優先してそれをやらないのは差別だ。そういうことを言う勢力が今、出てきています。そこに野党の国会議員もついている。

 もちろんそういう主張には何の問題もない。ご遺族や日本人妻の人権を考えればそう言う主張が出てきて当たり前です。北朝鮮シンパでも何でもない。本来なら家族会こそが「拉致最優先なんてそんな自分勝手なことは私たちは言いません。日本人妻とか他の問題だって重要です」と言うべきですが家族会にはそうした人情や常識はかけらもない。だからこそ俺は家族会には憎悪や反感と言ったネガティブな感情しか正直ありません。家族会の身勝手さに腹が立つので俺は彼らには何一つ同情しません。彼らが高齢化の結果、死のうと俺にとってはどうでもいい話です。家族会の自業自得です。家族会が自分勝手で非常識なバカなんだからどうしようもない。


■激動する南北情勢の中で拉致問題を考える国際セミナー報告4
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5684.html

西岡力救う会会長)
 この1、2か月、突然韓国の中で大統領のスキャンダルが表に出て、そしてデモをしている人たちが北朝鮮につながる人たちだという状況で、国際包囲網に穴が開くかもしれない。

 もはや保守派もいる朴クネ批判派を北朝鮮シンパ呼ばわりするなどデマにも程があります。

金泌材(ジャーナリスト、趙甲済ドットコム記者)
 民労総がこの間ずっと主張してきたことは、在韓米軍撤退、連邦制統一、そして国家保安法の撤廃です。韓国の公安の専門家たちは、この3つが実現すれば、韓国の国体が変わってしまうと結論づけています。

 ばかばかしい。そんなことをしたからって韓国の政治体制(韓国ウヨ・金の言う国体(国家体制))が変わるわけもないでしょう。
 在韓米軍が撤退したからって北朝鮮が侵攻できるわけもない。
 国家保安法は「日本の治安維持法のような反共立法」であって「スパイ防止法のような刑事法」ではないからなくしても別に問題もない。正直、国家保安法があるから未だに韓国では共産党が結党できない。いやそれどころか、未だに「法律上は外国の共産党」、つまり日本共産党だって国家保安法の適用対象です。さすがに日本で議席を持ってる政党に国家保安法を適用して入国拒否などすると国際問題になるので適用を見合わせてるだけです。
 連邦制にしても「一つの中国(台湾は中国の一部)」のようなものでしょう。今すぐ「政治、経済面での完全な南北統一」という話ではないし、そもそも「北朝鮮の国力」を考えればそうした統一において「北朝鮮が主導し韓国は何もできない」ということもありえないでしょう。

私はずっと韓国の左派勢力を取材してきましたが、彼らが狙っているのは政権交代、そして国体を変えることです。

 左派がセヌリ党を支持するわけがないから政権交代は希望してるでしょう。当たり前の話です。
 そして、もちろん左派は国体変革(まあ、北朝鮮主導の国家体制でしょうか)なんてもんは希望してない。
 もちろん「国家保安法や在韓米軍(左派には国家保安法廃止、在韓米軍撤退の主張が強い)」それ自体が「韓国にとっての不動の国体」と言うなら話は別ですがそんなんは金個人の価値観に過ぎません。少なくとも国家保安法や在韓米軍がなくなったからといって北朝鮮主導の統一なぞあり得ない。
 つうか極論すれば「韓国の国体」なんか拉致解決に関係ない。また韓国政治を語るにおいて「金のような極右に話を聞くこと自体」非常識です。

 民労総は過去に反日集会があった時、反米集会があった時はいつも登場していた団体で、例えば2015年夏、日本大使館の前で、集団的自衛権の行使に反対して日の丸を破った団体です。

 集団的自衛権の行使に反対することは親北朝鮮だという酷い言いがかりです。「集団的自衛権行使反対派」として「集団的自衛権北朝鮮に限定行使されるもんじゃないだろ!、ふざけんな!」ですね。
 というかこの発言、北朝鮮に「自衛隊が在韓米軍や韓国軍ともに軍事行使することがありうる」としか理解できません。そんな事はする必要もないでしょう。在韓米軍や韓国軍で十分対応可能だからです。というか、「トンキン湾事件」など考えれば最悪の場合「でっちあげによる北朝鮮攻撃」すら危惧されるわけで、自衛隊北朝鮮への軍事行使などとんでもない話です。

 我々韓国の自由民主主義勢力は、崔順実(チェ・スンシル)ゲートについては、それらの事実が証拠に基づいてきちんと明らかにされなければならない。それまでは疑惑に過ぎないのに、断定的にすべきではないという立場です。

 おいおいですね。この期に及んで「崔の不正に朴は関係ない」と強弁する気なのか。

韓国の憲法秩序が崩れて左派政権になってしまったら、38度線が対馬の上、朝鮮海峡まで動いてくるということがあり得るのです。

 「左派政権=憲法秩序崩壊」という珍論には呆れます。「憲法秩序=法治主義」と考えればそれを過去に破壊し、現在も破壊しているのは「韓国極右・金が詭弁でかばう朴クネ」のほうでしょう。朴が取り巻き・崔スンシルらと一緒に行った無法の数々(財界への寄附金強要など)は「憲法秩序=法治主義」の破壊以外の何物でもない。
 そもそも「左派=北朝鮮主導の統一を画策してる北朝鮮の奴隷」と決めつけ自体がデマですし、そもそも「北朝鮮関係なく」韓国が仮に「対馬は我が国の領土だ」と主張したところでそんな事が実現できるわけもないでしょう。

北朝鮮勢力が釜山まで降りてきたら、日本は2000機のミサイルを防がなければならず、より強い危機を迎えることになります。

 ばかばかしい。何で北朝鮮が釜山に進出するのか。そんな事が北朝鮮の国力でできるわけもないでしょう。もちろん韓国左派も「日本の革マル派中核派並みのマイナー団体」ならまだしもメジャーな団体は「北朝鮮に対するハト派」ではあっても韓国極右が誹謗するような北朝鮮言いなりの団体のわけもない。
 こういうデマカセを聞いていられる家族会の神経は俺には理解不能です。理解したいと思いませんが。これでは「救う会や家族会、拉致議連=右翼運動」と認識され「左派は勿論」左派以外も距離を置き拉致が風化するのも至極当然です。

古森義久麗澤大学特別教授、ジャーナリスト)
 5月になって、「ロイター通信」のインタビューを受けて、この時は、「北朝鮮の核開発を阻むために私が金正恩と直接話をする」と。「ハンバーガーでも一緒に食べながら話す」と言った。

 トランプにそんな事ができるか、そもそもやる意思すらあるか疑問ですが問題はそうした外交でしか解決しないでしょう。

デヴィッド・スネドンさんの失踪に関しての決議の採択です。9月28日に下院で全会一致で採択され、上院でも採択されそうです。

 バカバカしいとしか言い様がないですね。米国上下院に心底呆れました。小泉訪朝後に中国雲南省で失踪なんてもんが北朝鮮拉致のわけがない。大体、国務省、CIA、FBIと言った政府機関が北朝鮮拉致認定してない。

9月中旬に韓国から出た情報で、「デヴィッド・スネドンさんは今平壌にいて、子どもが二人いる。金正恩に英語を教えている」という情報です。

 もちろんこんな情報に信憑性など何もない。

 「レジーム・チェンジ」、政権を代えること、その背後には政権崩壊、政権打倒という言葉がありますが、こういう選択肢がアメリカの全体の選択肢に残っている。

 中露が支援してる以上レジームチェンジ(政権打倒)の可能性は低いでしょう。
 そもそも何のために政権打倒するのか。少なくとも政権打倒が「拉致被害者救出」に逆行することだけは確かでしょう。「政権打倒」が「東ドイツ旧ソ連崩壊」のような平和的な物ならともかく「今のアフガンやイラク、シリア」「過去のユーゴ」のような内戦状態になったら手に負えません。そして平和的に崩壊する保証はどこにもない。

 トランプ政権の防衛問題の顧問をやっているジム・ウールジーはCIAの元長官ですが、この人はずっと一貫して、「核兵器問題を解決する方法は一つしかない。それは拠点攻撃だ」と。軍事施設を破壊してしまうことだと今も言い続けています。

 そんなことをしたら北朝鮮の報復があり得ますし、場合によってはロシアや中国が「北朝鮮への不当な攻撃は許さない」と介入してくる危険性すらあります。リスキーにも程があります。


■激動する南北情勢の中で拉致問題を考える国際セミナー報告3
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5683.html

松原仁民進党拉致問題対策本部長代行)
 ストックホルム合意を破棄するということを示さなければ、北朝鮮に日本人の怒り、日本政府の怒り、拉致被害者家族の怒り、救う会の怒り、調査会の怒りは伝わらないのではないかと思います。

 松原仁のような「安倍や下村の方がマシじゃないか」と思えるアホ右翼が民進党内ででかい面する限り俺は民進党に投票する気はかけらもありません。幸いにも今のところ埼玉では「共産党が出馬し続けてる」のでその辺り悩む必要もないのですが。
 「ストックホルム合意破棄」て非常識にも程があるでしょう。

 私は、「日本人妻の問題や遺骨問題の進展で制裁緩和はないでしょうね」と予算委員会で質問しました。それは、菅さん(官房長官)に「それはありません」という答弁をしてもらうためです。

 「松原は、民進党はふざけんな」としか言い様がないですね。「松原と民進党」は「遺族や日本人妻」をバカにするのも大概にしたらどうなのか。この種のバカには心底殺意を覚えます。正直「安倍の方が民進党よりマシじゃないか」とすら思い始めている俺です。まあ、松原みたいなバカが民進党ででかい面してるからこそ「安倍がでかい面できるし」、俺のようなアンチ右翼は民進党を支持する気に全くならないわけです。正直、辻元氏ら民進党内左派にはまるきり存在感がないですしね。

 拉致問題については外務省が中心でやるというのではなく、今日も加藤担当大臣がお見えですが、この問題は警察が主体でやる問題です。

 ばかばかしい。何で外交問題が警察の問題なのか。


■激動する南北情勢の中で拉致問題を考える国際セミナー報告1
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5679.html

加藤勝信拉致問題担当大臣衆議院議員
 今日は、デヴィッド・スネドン氏のお兄さん、マイケル・スネドンさん、ジェームス・スネドンさんにもご参加をいただきありがとうございます。

 「小泉訪朝後」という失踪時期と言い、「北朝鮮から遠く離れた中国雲南省」という失踪場所と言いスネドン君失踪が北朝鮮拉致の可能性は皆無です。「百歩譲っても」少なくとも北朝鮮拉致と認定するだけの根拠は何もなく、当然、米国政府も北朝鮮拉致認定していない。にもかかわらずこうした放言ですから日本人であることが恥ずかしくなります。しかしまともな常識があればこんな集会には出ないでしょうが、残念ながらスネドン君のご家族は「錯乱状態」でそうした常識は欠如しているようです。

国内では明日から北朝鮮人権侵害問題啓発週間が始まります。

 小生のような「物好き以外」は「誰も知らない、話題にならない週間」がまたやって参りました。


■国基研「朴槿恵大統領の弾劾訴追は人民裁判だ」西岡力東京基督教大学教授)
http://jinf.jp/feedback/archives/19679
 タイトルだけで唖然ですね。「朴クネ程、反北朝鮮の政治家は今の韓国にいない」と思ってるのか「朴クネが退陣したら、日韓合意がぽしゃる」と思ってるのか知りませんが、まともな人間ならあの弾劾を人民裁判だなんて言わないでしょう。人間性が確実に疑われる。それにしてもこんな非常識右翼が「救う会会長」なんだからため息が出ますね。「拉致敗戦」も全くもって「西岡なんぞを容認する」家族会の自業自得としか言い様がありません。


■産経【北朝鮮「秘密工作」ファイル】朝大在校生ら訪朝活発化 北朝鮮が思想教育徹底指示 独自制裁前に逆戻り
http://www.sankei.com/premium/news/161212/prm1612120001-n1.html
 まあくだらないですね。訪朝しようがすまいが、産経には関係のない話です。


有田芳生ツィートにコメント

有田芳生 ‏@aritayoshifu
石丸次郎・古川勝久北朝鮮 経済制裁に効果はない」(「文藝春秋」)。古川さんは前・国連安保理専門家パネル委員。アジア以外の国際社会で北朝鮮の核とミサイルはさほど重要なテーマではないという。ISのテロ、イラン、イスラエルのミサイル問題、米露の核保有問題に比べると「窓際族」だという。

 まあそりゃそうでしょう。難民が大量に出て大弱りの「ISやシリア内戦」の方が大問題でしょう。
 北朝鮮が「米韓の侵攻を防ぐための牽制用」とか「瀬戸際外交の道具」とかならともかく、本気で核ミサイルを「自分から打ち込む」なんて誰も考えてないわけです。


NHK『中国 北朝鮮からの石炭輸入 年内の停止を発表』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161211/k10010802681000.html
 中国も「お前が甘いから北朝鮮が頭に乗る」と米韓に言われることに正直「北朝鮮は好き勝手しやがって」と頭に来ているのでしょう。
 とはいえもちろんそれは「調子こいてるから北朝鮮を少し締め上げるか(中国)」という話にはなっても「打倒北朝鮮」ではありえませんが。


■スポーツ報知『横田夫妻さかもと未明さんの媒酌人務めた…拉致被害者めぐみさんと共通点』
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20161209-OHT1T50235.html

 北朝鮮による拉致被害者・めぐみさんの両親・横田滋(84)、早紀江(80)夫妻が9日放送のTBS系「爆報!THEフライデー」(金曜・後7時)で、膠原病による闘病生活を続けている漫画家・さかもと未明さん(51)と親子のような関係を続けていることを明かした。
 横田夫妻とさかもとさんの出会いは16年前。知人の紹介で食事をすることになり、横田夫妻の娘・拉致被害者のめぐみさんとさかもとさんが1歳違い、さかもとさんが漫画家でめぐみさんも子どもの頃マンガの絵を描くことが好きだったという共通点があり、数奇な運命を感じたという。
 以後毎年のように食事や旅行に行くようになり、さかもとさんは横田夫妻のことを「パパ、ママ」と呼ぶような関係に。
 2012年、さかもとさんが再婚したときには結婚式の媒酌人を横田夫妻が担当。同番組のインタビューで、娘を送り出すように喜んでくれた2人へさかもとさんは「帰ってきたら、めぐみちゃんの結婚式*9やろうね」と誓っていた。

 横田夫妻が「北朝鮮問題専門家でも何でもない」、お笑い芸人・爆笑問題の「報道番組でも何でもない」、「あの人は今」をテーマにしたバラエティー「爆報!THEフライデー」に登場とは「もうそんだけ精神的に追い込まれてるのか」感が半端ない*10ですがそれはともかく。
 横田夫妻の考えてることがよくわからないですね。さかもと某とつきあうことに何か意味があるのか。大体こういうのは誰が考えても「さかもとの売名要素」があるでしょうし、今の横田夫妻とつきあうなんて「さかもと=右翼的人士」の可能性濃厚でしょう。
 実際、ウィキペ「さかもと未明」によれば

・2004年(平成16年)8月からは、日本文化チャンネル桜スカイパーフェクTV!767ch)の番組、「週刊ほめ殺し」にレギュラー出演。翌年10月1日からは、産経新聞にて時事漫画「憂ちゃんの おしえてプリーズ!」の連載を開始した。

ですからどう見ても救う会系統の右翼です。
 もう横田夫妻は完全に迷走してると思いますね。赤の他人のさかもとに会うくらいなら孫ウンギョンさんやひ孫(ウンギョンさんの赤ちゃん)にもっと頻繁に会えばいいのに。

参考

■爆報!THEフライデー(ウィキペ参照)
・2011年(平成23年)10月からTBS系列で毎週金曜日の19:00〜19:56に放送されている情報バラエティ番組。司会を務める爆笑問題冠番組。出演者は爆笑問題太田光田中裕二)の他に、田原俊彦テリー伊藤アンガールズ田中卓志山根良顕)、オリエンタルラジオ(藤森慎吾、中田敦彦)、友近
・番組は、当初、芸能人の知られざる意外な素顔をニュース形式で紹介していたが、現在は一世を風靡したが、その後テレビで見かけなくなってしまった著名人(芸能人やスポーツ選手など)の現在を紹介する『あの人は今』特集が中心になっている。

つうことでこの「爆報!THEフライデー」、最近では「逮捕前の高樹沙耶」を「人気ドラマ・相棒にも出演したあの人気女優は芸能界を引退して今沖縄に!」などとやってましたが、今や横田夫妻も「あの人は今」扱いのわけです。まあ横田夫妻だけじゃなくてさかもとの方も「あの人は今」扱いのようですが。
 それにしても一世を風靡した横田夫妻が出演しても今や大して話題にならないわけです。
 横田夫妻出演に気付かず裏番組の

日本テレビのバラエティ『沸騰ワード10』
・フジテレビの医療情報番組『その原因Xにあり』
テレビ朝日のアニメ『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん

などを見ていた人もいるでしょう。


NHK『政府 北朝鮮に寄港したすべての船舶の入港禁止に』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161209/k10010801421000.html
 そんな事をやることに何の意味があるのかさっぱり分かりません。「家族愛や救う会が喜ぶから」というならもはやまともな外交じゃありません。


■コミュニケーション不全や情勢認識誤認識の結果としての日米開戦

 http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/01/the-pacific-war-yoko-kato_n_13349530.html
■1つ目の岐路:満州事変(1931年)とリットン報告書(1932年)
(中略)
インタビュアー
(ボーガス注:満州事変での国際連盟の態度に対し)日本側はどう対応したのでしょうか?
加藤氏*11
 意外かも知れませんが、全権の松岡洋右*12は粘りに粘って交渉しました。ただ、主たる交渉の向かう先が本国の外務大臣内田康哉*13であったことは悲劇でした。イギリスの仲介や中国政府内の対日妥協派の態度に望みをかけていた内田外相は、(ボーガス注:満州国建国は認めないが中国側の言い分全面擁護ではなく、日本の要求にも配慮している)連盟の「19人委員会」がまとめた解決案に妥協すべきだとの、松岡全権のもっともな要請を拒絶し続けたのです。
 33年1月、松岡は「物は八分目にてこらゆるがよし」とし、「脱退のやむなきにいたるがごときことは、遺憾ながらあえてこれをとらず」と述べ、妥協を内田に薦めます。しかし、内田は、日本側が強硬に主張し続ければ、イギリスと中国は最後に日本に屈服するとして、最後まで妥協を許しませんでした。
インタビュアー
 なぜ内田外相は、二国間協議でいけると楽観的だったのでしょうか。
加藤氏
 中国の国民政府内に、汪兆銘など対日妥協派がいたのは事実です。この勢力に内田は賭けたといえる。
(中略)
■2つ目の岐路:日独伊三国同盟(1940年)
加藤氏
 この同盟は39年9月から始まった第二次世界大戦と、37年7月から始まっていた日中戦争アメリカが介入しないよう、日独伊3カ国がアメリカを牽制するために40年9月に結んだ条約です。
(中略)
 三国同盟調印の2カ月間前(1940年7月)、外務省と陸海軍の担当者が参集し、何を話し合っていたかといえば「ドイツの勝利で第二次世界大戦が終了してしまった場合どうなるか」ということです。
 会議には、大臣・次官ではなく課長級、軍で言えば佐官級の40歳前後の人が参集していましたが、彼らの頭には、日本がいまだ参戦もしていないうちに、ドイツの勝利で第二次世界大戦が終わってしまったら、ドイツが敗北させた宗主国(オランダやフランス)が持っていた植民地、つまり、東南アジアや太平洋の植民地が、ドイツに獲られてしまうという危機感だけがありました。
(中略)
 日本が(ボーガス注:ドイツと組んでフランス領インドシナやオランダ領インドネシアなど)南方の石油資源と基地を手に入れたいというのはわかります。しかし、これは「小」なる価値ではなかったでしょうか。手に入れたい価値と、そのための対価(アメリカを仮想敵国とすること)が、余りにも引き合わないことになぜ気づかなかったのでしょうか。
 ドイツの勝利がすぐに確実に起こると思われていた。
(中略)
■3つ目の岐路:日米交渉(1941年4月〜11月)
インタビュアー
 日米とも衝突は避けたかったけど、実際には戦争へと至りました。なぜでしょうか。
加藤氏
 いくつかの答えがあります。一つには、最も有望視された近衛文麿首相とルーズベルト大統領の洋上会談計画が、日本国内の国家主義勢力に漏れ、極めて効果的な批判がなされ、つぶされたからです。彼らは近衛首相のことを、「ユダヤ的金権幕府を構成して皇国を私(わたくし)」する勢力の傀儡だと批判しました。
 日米交渉をつぶしたかった国家主義者たちは、幕末維新期における幕府が天皇の条約勅許を待たずに開国した非を思い出させるような口調で非難します。近衛の対米交渉は屈服にほかならず、そのような政府は「討幕」すべきだと批判したのです。
(中略)
インタビュアー
 日米交渉中にもかかわらず、なぜ日本は南部仏印に進駐したのでしょうか。アメリカを刺激すると気付きそうですが…。
加藤氏
 これには南部仏印に進駐する1年前、1940年9月に日本が行なった北部仏印(フランス領インドシナ北部)への進駐時の、アメリカの対応がカギとなります。フランスのドイツ降伏を受け、日本は北部仏印へ進駐します。日本はフランス側と交渉をした上で進駐しました。
 この時、アメリカはどう対応したかといえば、日本へ圧力はかけたものの、ある意味、計算された圧力のかけ方を選んだ。日本側はアメリカから戦略物資である石油や屑鉄(鋼材の原料)を輸入していましたが、その輸入を許可制にしたのです。
 許可制や禁輸といえば一見強硬ですが、この時アメリカは日本の飛行機が用いない「オクタン価87以上の航空機用ガソリン」と「潤滑油」のみを禁輸としました。ハルがいた国務省などは、「厳しい経済制裁や禁輸を日本に課せば、それは日本に南進や開戦の口実を与えるだけだ」と考えていたのです。
 日本側は、1年前の北部仏印の時のアメリカ側の対応から類推し、南部仏印への対応を甘く予測しました。しかし、41年7月の日本の南部仏印進駐に対しては、対日輸出の全面禁輸という方策に出たのです。
インタビュアー
 なぜこの時は全面禁輸になったのでしょうか?これまでのハルやルーズベルトの姿勢とは異なります。
加藤氏
 40年7月に日本が北部仏印に進駐したとき、ルーズベルトやハルに対して、財務省(ボーガス注:長官)のモーゲンソーなど対日強硬派からは、「敵国日本に、なぜアメリカにとっても必須の航空用ガソリンなど輸出し続けるのか」といった批判が出ました。そのため、オクタン価での制限などの措置が取られた訳です。
 ところが41年7月、日本の南部仏印進駐時には、アメリカ国内状況に変化が起きていた。41年夏、ルーズベルトとハルはワシントンを離れていました。
 この2人の不在時に暗躍したのが、先のモーゲンソーです。彼は対日強硬派が影響力を持ちうる、外国資産管理委員会という機関に、禁輸に関する職務を専管させるようにしてしまいます。
 ハルの国務省ルーズベルト大統領は、この委員会が対日資産の全面凍結と全面禁輸を実施していたことを、日本の野村*14大使からクレームがつけられるまで、なんと知らなかったのです。アメリカ側にも官僚制の対立があり、対日態度の差異による権力闘争があったということです。

 加藤陽子氏の主張がどの程度正しいのかは小生は無知なので分かりません。また加藤氏が触れるこの3つ以外にも「トラウトマン和平工作を蹴ったこと」「近衛声明(蒋介石を相手にせず)」など事態を悪化させた事件はあると思いますがそれはさておき。
 うかつに強硬論を唱えることは「情勢認識の誤り」から最悪の事態を招きかねないとは言えるでしょう。北朝鮮問題とて話は同じでしょう。加藤氏が紹介する、右翼による「近衛はユダヤ(つうか英米)に弱腰だ」つう批判は家族会、救う会が「外務省は北朝鮮に弱腰だ」と非難して交渉を潰してきた歴史を思い起こさせます。


時事通信『「見返り」カードに交渉を=拉致問題解決で蓮池薫氏−新潟』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112800759&g=prk

 拉致被害者蓮池薫氏は28日、新潟市内のホテルで開かれた内外情勢調査会で講演し、「カードをつくり、対話に引き込んで解決に持っていくのが唯一の方法ではないか」と述べ、拉致問題の早期解決には北朝鮮への見返りも含めた交渉が必要との認識を示した。
 蓮池氏は、北朝鮮への経済支援については(中略)北朝鮮では送電線の劣化や水漏れするダムがあると指摘し、「技術と資材を持って行って指導すればいい」とインフラ支援を見返りの例に挙げた。

 まあ巣くう会の制裁論よりは常識的、現実的な考えでしょう。なお、「劣化した民生インフラのメンテナンス」を蓮池氏が例に挙げているのはこれなら巣くう会がよく言う「金や物の支援では軍事転用される」という批判ができないからでしょう。蓮池氏は彼なりに拉致について「巣くう会などよりもずっと真剣に」問題を考えているわけです。まあ、俺が彼の立場だったら自分の家族は全員日本に帰ってるし、兄貴は家族会から不当除名という酷い侮辱を受けたし、何か言っても家族会や巣くう会に逆ギレされるだけなので何も言いませんが。


バンコク 拉致問題国際シンポジウム11/17報告
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5673.html

 シンポジウムには、家族会から増元照明さん*15救う会から西岡力会長も参加しました。
(中略)
 現在身元判明しているタイ人拉致被害者は1名で、チェンマイ出身のアノーチャー・パンチョイさん(1978年にマカオから拉致)だ。
 2005年のチャールズ・ジェンキンスさんの証言(北朝鮮で10年近くタイ人拉致被害者女性「アノーチェ」と同じ区域に住み親しく過ごした)からタイの家族が名乗りを上げ、タイ政府が人定調査し、2006年に身元判明するに至った。
 以来タイ政府は北朝鮮と拉致解決交渉を続けている。
(中略)
 今回の国際会議は、以前のタイでの会議とは異なる点がいくつもあった。
(中略)
 これまでタイ国内の拉致関係会議で、タイ政府担当者が発言することは一度もなかった。しかし今回は、タイ政府で拉致を担当し北と交渉に当たっている、チュートチャイ・チャイワイウィット、タイ外務省東アジア第4課長が登壇した。

 タイ政府が拉致問題北朝鮮と交渉してることを知りながら「自衛隊北朝鮮に突っ込む」と放言してる巣くう会がいかに無責任でデタラメかは言うまでもないでしょう。


■産経【北朝鮮拉致】「拉致被害者救出へ道筋を」 加藤勝信担当相、国連で開催の会合出席へ訪米
http://www.sankei.com/world/news/161130/wor1611300035-n1.html
 そんな会合に出ることがどう拉致の解決に繋がるのかさっぱりわかりません。


■産経【北方領土 屈辱の交渉史(5)】「抑留者の命には限りがある」 領土問題棚上げでも日ソ国交回復急いだ鳩山一郎*16
http://www.sankei.com/politics/news/161129/plt1611290002-n1.html
 記事タイトルで分かるように「抑留者の命には限りがある、抑留者を帰国させるためには日ソ国交正常化しかない、抑留者を見殺しにする非人道的なことはできないby鳩山一郎」だそうです。実際にはそれ以外にも「国連常任理事国ソ連と国交正常化しないと国連加盟できない(実際、国連加盟は日ソ国交正常化後です)」「ソ連と国交正常化しないと漁業交渉で支障が出る」とか色々あるとは思いますが。
 で、まあこれは「北朝鮮拉致問題」でも話は同じです。
 「拉致被害者や家族の命には限りがある」。
 しかし何故か日本では「拉致被害者や家族の命には限りがある、拉致被害者を帰国させるためには日朝国交正常化しかない」とはならないわけです。いや訪朝した金丸信*17・元自民党副総裁や、田辺*18・元社会党委員長(いわゆる金丸訪朝団)、小泉*19元総理などはそうした考えであり、小泉氏に至っては「日朝国交正常化」を前提とした日朝平壌宣言まで締結しますが何故かそうした路線は日本では定着しませんでした。せめて正式な国交樹立はしないまでも「国交樹立前の日本が中国に政府代表事務所を置いたようなこと」はするべきだと思いますね。


■産経【北朝鮮拉致】家族会・飯塚繁雄会長「国連の対北非難決議のフォローできない状態」 北朝鮮人権問題調査団に対し
http://www.sankei.com/world/news/161128/wor1611280030-n1.html
 フォローも何も別に拉致問題の解決のために非難決議出してるわけでもないですからね。家族会がこういうバカ言ってる限りいつまで経っても拉致は解決しないでしょう。


時事通信『THAAD、検討本格化=北朝鮮対応で防衛省
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112600040&g=prk
 焼け太りもいい加減にして欲しいですね。北朝鮮の日本攻撃などまず考えられないわけですから。
 そんなことより教育や福祉に予算をつけたらどうなのか。


NHK
■国際赤十字 近衞*20会長が来月5日からの北朝鮮訪問を調整
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161127/k10010785771000.html
■水害の北朝鮮人道支援を 国際赤十字 近衞会長が視察に出発
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161203/k10010793831000.html
北朝鮮人道支援を IFRC会長が呼びかけ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161213/k10010805731000.html
時事通信
北朝鮮水害支援訴え=国際赤十字の近衛会長
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121300724&g=prk
 もちろんこうした人道支援は行われて当然でしょう。
 安保理制裁を是とする場合でもそれとは関係のない話です。


■産経『柳美英氏死去、北朝鮮の政党委員長』
http://www.sankei.com/world/news/161124/wor1611240023-n1.html
 いわゆる衛星政党に過ぎませんが、北朝鮮にも朝鮮労働党以外の政党はあるわけです。ちなみに中国もそうで、そうした「中国の衛星政党の会議」が「中国人民政治協商会議(政協)」です。歴代政協主席は「毛沢東*21周恩来*22トウ小平*23」など共産党最高幹部なので最終的指導権はがっちり共産党が握ってるわけですが。

 韓国在住だったが、朴正煕政権時代に夫の故崔徳新*24・元韓国外相と共に米国に亡命した後、86年に夫婦で北朝鮮に渡った。

 「米国亡命後、北朝鮮」というのはやはり「身の安全」でしょうか。外相まで務めたにもかかわらず、「何が理由かはともかく」朴チョンヒに疎まれ、粛清される恐怖から米国に逃げたモノの、「米国政府が何処まで守ってくれるか分からない」という恐怖感が捨てきれず再度、北朝鮮に亡命つうことでしょうか。


■産経『北朝鮮の旅券台紙、持ち込み阻止 東京税関、羽田空港で100冊発見 総連特権揺さぶり』
http://www.sankei.com/affairs/news/161124/afr1611240003-n1.html
 ただの嫌がらせであり本当にバカバカしいですね(もちろん特権でも何でもないし、違法行為でもない)。こんな嫌がらせが拉致だの、核ミサイル問題だのの解決に繋がるわけもないでしょう。日本人であることが心底恥ずかしくなります。
 ちなみにこの記事には

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.sankei.com/affairs/news/161124/afr1611240003-n1.html
Arturo_Ui
 「総連特権揺さぶり」が全く以て意味不明。北朝鮮とは正式な外交関係がない以上、総連がパスポート管理の窓口を代行しているだけの話。台湾交流協会も同様の「特権」を有している、と主張するつもりなのだろうか。

という当然すぎる批判ブクマがついています。


■産経【外交・安保取材の現場から】「トランプさんは拉致問題を知らないのでは…」 安倍政権は被害者家族の心配にどう応えるのか
http://www.sankei.com/premium/news/161123/prm1611230014-n1.html
 いつもながら産経も家族会もバカです。
 何で米国大統領に拉致解決への協力を期待するのか。ブッシュやオバマは一体何をしてくれたんだ、て話です。何もしてない。
 当然ながらトランプだって何もしないでしょう。仮にヒラリー・クリントンが当選したって何もしない。当たり前の話です。米国は拉致の当事者じゃない(スネドン君拉致疑惑なんて与太は論外です)。北朝鮮問題で米国が関心あるのは自らが当事者である核・ミサイル問題だけでしょう。
 そして外交問題に限定したって米国には北朝鮮以外にも「米軍を投入しているアフガン、イラク、シリアの問題」「オバマ政権が手をつけたキューバとの国交回復やイラン核廃棄合意」「ウクライナ問題などロシアとの関係」「南シナ海問題など中国との関係」「移民問題(トランプが国境に壁つくると言っている)やNAFTA(トランプが見直すと言っている)などメキシコとの関係」「トランプが脱退表明しているTPPや温暖化パリ協定の問題」などなどいろいろあるわけです。
 「拉致」なんて自分に関係ない問題に関わってる余裕なんかない。

 拉致被害者田口八重子さんの兄で家族会代表の飯塚繁雄さんは「選挙戦で具体的政策はあまり出なかった。トランプ氏は日本人拉致を知らないだろう」と語る。

 「選挙戦で具体的政策はあまり出なかった」つうのが重要ですね。何も選挙戦で拉致なんて言わないのがトランプだけじゃない。トランプと予備選挙共和党候補の座を争ったクルーズやルビオも、あるいは民主党クリントンやサンダースもそんな事言わないわけです。米国マスコミも拉致について聞かない。米国選挙民もそんな事に興味関心などないわけです。


■タイで外国人拉致に関する国際会議
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5662.html
 日本人がこういう事に手を出すのは「色々な意味で」やめるべきでしょう。
 先ず第一にこれで「外国人拉致被害者の家族(中には拉致と言えるか怪しい外国版特定失踪者もいますが)」に「日本人が俺達のために最後まで活動してくれる」なんて思われたら、後で手を引くに引けなくなる。最後まで面倒見る気があるのか。
 第二に「日本人拉致被害者救出」だけでも難しいのに「外国人拉致被害者救出なんて言い出したら」、北朝鮮は「特定失踪者の次は外国人拉致被害者か、ハードルあげて日朝交渉ぶちこわす気か」と思って日朝交渉をする気を失いかねない(まあ救う会について言えばそう言う交渉ぶちこわしが目的で外国人拉致云々と言ってるわけですが)。
 以上の意味でこんな事に日本人は手を出すべきではない。つうか俺が横田夫妻ら日本人拉致被害者家族の立場ならこんなもんに手を貸すことは断ります。「申し訳ないが外国人の面倒まで見てられない」と。例えば韓国人のことは韓国政府が、タイ人のことはタイ政府に任せればいい訳です。
 「日本企業が海外で環境破壊(無茶苦茶な森林伐採とか)して外国の方に迷惑かけた」という日本が当事者の話ならともかく、そうでもないことまで面倒見切れません。


■河信基*25の深読み『“秘線実勢疑惑”で空騒ぎする韓国病』
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/47194794.html
 以前、スーパーゲームズワークショップエンタテイメント『河信基はもう朝鮮半島研究家としては完全に終わってる』(http://roodevil.blog.shinobi.jp/Date/20130914/) が河氏の最大の問題点として『朴チョンヒ、朴クネ父子への甘すぎる見方(その結果、朴批判はどんなものであれ否定される)』を指摘してますがここに来て最悪の形で「無茶苦茶な朴クネ擁護」が発動されています。そして、スーパーゲームズワークショップエンタテイメント『大韓民国終了のお知らせ in 2016』(http://roodevil.blog.shinobi.jp/Date/20161030/)が改めてそうした河氏の醜態を批判しています。

 日本の政界では御意見番や指南役という言葉があるように、私淑する人物に助言を求める事は珍しくない。池田*26、佐藤*27、三木*28、福田*29、大平*30ら歴代首相が陽明学者の安岡正篤に演説文の草稿に助言を仰いだのは有名な話である。
 朴槿恵大統領と崔スンシルとの関係はそれと似たようなもの

 「演説原稿問題」以外にも「裏口入学疑惑」「財団裏金疑惑」「人事介入疑惑」などが発覚していることを考えれば似ているかどうか甚だ疑問ですが、仮に似ていたとしてそれは「歴代総理と安岡のつきあいもおかしい」ということではないのか。そもそも当事者の朴が「演説原稿問題」で謝罪会見してるのに何故無理してかばうのか。なお安岡を陽明学者と表現するのもかなり問題で、彼は「児玉誉士夫」「笹川良一*31」「田中清玄」のような右翼フィクサーの一人です。真偽不明ですが池田勇人派に「宏池会」と命名したのは安岡だという説がある大物右翼です。安岡は晩年は「認知症を患い、あげく細木数子に食い物にされた」とかでワイドショーでも取り上げられてたのでご存じの方も多いかも知れません。

米国を参考に(ボーガス注:1期5年で再選禁止の現行制度から)2期10年に変え、朴槿恵大統領の信任投票を行ったらどうか。

 どう見てもそんな事ができる政治状況ではないでしょう。朴の政治生命はもはや終わったと見るべきでしょう。そして終わって当然でしょう。仮に「大統領の任期や再選制限を変えるにしても」それは朴が大統領を辞めてからのことになるでしょうし、そうすべきです。


■河信基の深読み『朴槿恵大統領退陣デモの深層(下) 』
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/47219977.html

崔のような無識な人物に国政を壟断する能力などあり得ない。

 壟断(完全支配)は確かに言いすぎでしょうが「介入する権限、資格のない崔」が「不当に国政に介入し、それを朴が容認。朴が容認したため誰も崔の無法を止められなかったこと」は事実です。

崔に関わる2つの財団に朴大統領が寄付をするように企業に圧力をかけた職権濫用が問題視されているが、朴大統領がそれにより何らかの利益を得た証拠はなく

 おいおいですね。私腹を肥やしていなければ、企業を恫喝していいのか(実際には「現時点では私腹を肥やしたといえるか疑問」という話でしかないのですが)。

・仮に日本でその程度のことで法的責任を問うことになれば、無事な政治家は一人もいなくなるだろう。
・朴大統領が辞任する必要はさらさらない。週刊誌レベルの無責任な噂や伝聞が政治問題化して大統領が退陣する前例を残せば、韓国の民主政治は後退し、国政は混乱するばかりである。
 歴代大統領が任期後半になると必ずといって良いほどスキャンダルめいた事件に足を取られ、国政の混乱を招いている。今回の騒動を奇禍として、大統領2期10年制に憲法改正し、朴大統領の信任投票をしたらどうであろうか。

 びっくりですね。日本にあんなことをやる政治家がごろごろいるか知りませんが、いたらそのこと自体が異常であって、河氏のように朴免罪に利用できる話ではない。
 また「支持率5%」なんて大統領が今更何の信任投票なのか。河氏の朴擁護はもはやid:Mukkeのダライ免罪(猊下が日本ウヨと野合して、猊下がオウム麻原から1億円受領して何が悪い、など)と同レベルに達しています。


■河信基の深読み『秘線国政介入疑惑騒動のお粗末な顛末』
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/47227938.html

 「キム・ヨナ*32、『朴大統領の手を振り払った』疑惑を否定」と報じたのは朝鮮日報(11月23日日本語電子版)であるが、いみじくも一連の崔順実ゲート疑惑報道の本質を如実に示している。
 そもそも「手を振り払った」疑惑が為にする噂や伝聞、つまり嘘であり、これをまともに扱う方が頭の程度を疑われる。

 とどまるところを知らない河氏の醜態です。
 朝鮮日報は確かにその記事で「キム・ヨナの件はデマだろう」としていますが、別に朝鮮日報は崔順実ゲートそれ自体を「朴大統領と崔とのつきあいに法的・政治的・道義的問題はない。ゲート呼ばわりされる疑惑は何もない」「検察の発表も、反朴デモも、野党やセヌリ党内反朴派の朴批判も全て間違い」「朴氏は大統領辞任もセヌリ党離党も何もしなくていい」と朴擁護しているわけではない。「崔ゲートによる朴批判」を当然の前提とした上で、あえて「根拠ある朴批判を行おう」と朝鮮日報は言ってるだけです。


■河信基の深読み『韓国の反政府デモの最大動員力27万の意味』
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/47233162.html
 とどまるところを知らない「朴シンパ」河氏の醜態です。「検察が崔らを逮捕起訴し、起訴状で朴との共謀を事実上認定し」、「朴クネも『あんなんじゃ謝罪と言えない』と批判されたものの謝罪会見し」、「野党どころか与党内からも朴辞任論、朴離党論が出ている」のに何でこんな無茶な朴擁護をするのか。

先の26日のソウルでの朴槿恵大統領退陣デモ参加者数について主催者の「朴槿恵退陣非常国民運動」発表は150万人だが、警察発表は27万人であった。専門人員を配置して集計している警察発表の方が正確度は高く、27万が実態に近い。

 おいおいですね。もちろん「自分の政治力をアピールしたい」主催者の発表は「水増しの疑い」がある。これは韓国に限らず何処のデモでも同じです。一方で「デモ隊を敵視し、その政治力を過小評価したい」警察の発表には「過小評価の疑い」がある。これまた韓国に限らず何処のデモでも同じです。
 つまりは「警察発表より多く主催者発表よりは下」と見るのが妥当と言う事です。「足して2で割った」85万人程度と見るのが適切じゃないか。
 つうか「27万人」でも相当の規模であり、もうここまで行くと「数が何人か」なんてことはある意味どうでもいいことでしょう。
 警察発表が正しいなんて河氏の主張には何の根拠もない。大体、この河主張を河氏は「韓国以外のデモ、たとえば日本や欧米でも採用するのか」ということです。採用するのなら筋はとおっていますが、それは事実に反する主張です。「警察発表が常に正しい」なんて根拠はない。一方「いや日本や欧米は別だ」と河氏が言うならそれは単なるご都合主義でしかない。

リアルメーターが28日発表した朴大統領の支持率は9・7%で、先週と同じである。

 一方で「別の調査」では「5%」です。そして河氏が都合良く持ち出した「リアルメーター調査ですら」朴の支持率は一桁しかないし、上昇機運にもないわけです。
 つうか河氏が批判的な「安倍やトランプ」でこの支持率にいったら確実に「辞めろ」と言ってるでしょうにね(苦笑)。

朴大統領の父親朴正煕元大統領以来の支持基盤である保守層や慶尚南北道で支持が少しずつ上向いている。例えば、与党セヌリ支持層の41・6%、大邱での15・8%と比較的高い。逆に全羅道では4・6%と極端に低い。

 「与党支持層で41%」てのは事実なら唖然*33ですが「大邱での15・8%」はどう見ても「高い」などと言える数値ではないでしょう。

 特に注目すべきは、韓国のトランプと注目される李在明・城南市長の支持率が文在寅*3421%、潘基文*3517・7%に次ぐ11・9%に急上昇していることである。

 李市長について良く知らないので意見は保留します。いずれにせよ現時点では「3位」に過ぎず最有力は「前回選挙にも出馬した前『共に民主党』代表・文氏」なのだから、李氏に問題が仮にあるとしても、その事をそれほど懸念することもないでしょう。むしろ問題なのは朴が居座ることによる政治不信や国際的評価低下でしょう。

 トランプ大統領を誕生させた米国を筆頭にポピュリズムはもはや左右の枠を超えているが、韓国の特徴はいわゆる秘線がどうのこうのといった熱病に保守層がもろに巻き込まれ、与党セヌリ党が内部分裂を起こしていることである。

 朴があれだけの不祥事を起こしたのに、子分(朴派)と一緒に居直ってるのでは与党内の反朴派との間で対立するのは当然です。そもそも朴批判それ自体はポピュリズムではない。「ポピュリズム的な朴批判」があったとしても批判されるべきは「ポピュリズム的な朴批判」であって朴批判それ自体が問題ではない。
 そして朴が辞めれば「こうした対立」は全面解消しないまでも「かなり解消される」だろうに「反朴派は朴大統領攻撃を辞めろ」と言うんだから河氏もどうしようもないバカです。

野党主導の大統領弾劾案に賛成する動きが一部に出ているが、自分の生き残りに目の色を変えた当人たちはそれが朴正煕政権から始まる保守政党自壊のプロセスの始まりとなることに全く気付いていない。

 むしろ朴の弾劾に反対したらそれこそ「保守政党自壊のプロセス」でしょうね。
 もはや保守政党が「朴弾劾」を避けるためには「朴に辞任してもらう」しかないでしょう。

呆れたことに、朝鮮日報中央日報など保守系紙まで売上部数を伸ばそうと、野党系のハンギョレ顔負けの秘線追求に熱を上げ

 「売り上げが伸びる」とは要するにそう言うコトです。「デモ隊なんか27万人しかいない」という河氏ですがこういうのを「問うに落ちず語るに落ちる」と言います。

槿恵大統領は今日、3回目の対国民談話を発表し、「国のため国民のために全てを捧げ、私益を求めたことは一切、ない」と崔某に操られたとする秘線疑惑を否定

 だったら「朴は検察の事情聴取を受けろ」という話です。疑惑解消の手立てもうたずに「私は崔の不正に何一つ関与してないし、そもそも知らなかった」と言っても何の説得力もありません。
 ならば財閥関係者が「大統領に直接、崔財団への献金を要求された」と言ってるのは一体何なのか。

来月に日本で予定されている韓日中3国首脳会談は昨年朴大統領の外交的努力で再開されたものであり、国内の混乱で朴大統領の訪日が難しくなれば中国も参加せず、流れてしまう。

 おいおいですね。今の朴が参加したところで実のある話ができるかどうか。結局、やるとしたら「首相が参加」になるでしょう。仮に会談が「流れた」としても、「崔疑惑追及するな」なんて話じゃない。

私の見たところ、与野党含め韓国の政治家で外交的手腕を発揮できるのは朴槿恵大統領しかいない。

 ここまで朴クネ愛を語るのはもはやひいきの引き倒しでしょう。


■河信基の深読み『絶妙な譲歩案で主導権を取り戻す朴槿恵大統領』
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/47236868.html
 つまりは「朴クネの狂信的信者」河氏もアレは「素直な辞意の表明」ではなく「弾劾逃れの薄汚い政治的謀略だ」と太鼓判を押すわけです。全く河氏もどういう神経してるんですかね。ただそう朴の思惑通りに行くかは疑問ですが。弾劾が逃げられるかがまず疑問ですし、仮に弾劾からは逃げられたとして野党や与党内反朴派など多方面からの批判から逃げられるか、朴が巻き返せるかは疑問です。せいぜい「弾劾から逃げられたのは俺達のおかげだ」と与党内反朴派に恩に着せられ、実権を失ってジエンドがオチでしょう。まあそれでも朴にとっては「野党に弾劾されるよりはまだマシ」なのかもしれませんが。


■河信基の深読み『韓国の熱病、日本の認知症(1)』
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/47244254.html
 今日も朴の狂信者・河氏に突っ込んでみます。

朴槿恵政府の崔順実など民間人による国政壟断疑惑事件真相究明のための国勢調査特別委員会」なるやたら長い委員会が、一連の疑惑の核心問題への証人喚問を行ったが、まさに泰山鳴動して鼠一匹であった。

 それ、事実だとしても単に野党のツッコミがぬるかった、てだけなんですが。

崔順実被告が私物化したと噂される2財団への財閥企業の出資を巡り、サムスン電子現代自動車、韓国ロッテなど8財閥トップを証人に呼び、朴大統領からの強要、赦免・特恵・税務調査など見返りの有無について複数の議員が追求したが、8人の財閥総帥はいずれも「政府からの代価を期待して金を出した事はない」と明確に否定した。

 そりゃそんな事認めたら贈賄で逮捕されかねないし、朴やセヌリ党の恨みを買って報復される恐れもあるからじゃないですか。朴が潔白である根拠になるわけもない。

トランプ次期大統領がラストベルトの工場移転を阻止したと誇り、日本でも安倍首相が頻繁に企業首脳と会い、投資を促している。米日でそれを問題視したら笑われるであろう。

 崔の利権あさりに朴が荷担することとトランプや安倍の行為と何処が同じなんですかね?

*1:1970年代中期から1980年初頭にダウン・タウン・ブギウギ・バンド、1980年代中期から1990年代初頭に竜童組、1990年代中期から後期に宇崎竜童 & RUコネクション with 井上堯之を率い、バンド活動の合間にソロとしても活動。妻は作詞家の阿木燿子で、「作詞阿木・作曲宇崎」のコンビは山口百恵の全盛期を支えた。

*2:1971年(昭和46年) 13歳で日本テレビ『スター誕生!』(1971年10月開始)に出場。初代グランドチャンピオンとなる。番組には、昌子本人ではなく、激しい人見知りを克服してほしい母親が内緒で申し込んだものだったという。オーディション当日は、「洋服を買ってあげるついでだから」という口実で歌を歌わせた。グランドチャンピオンになった結果、家に色々な芸能プロが来て、昌子を芸能界に勧誘するようになった。父親は猛反対だったものの、家が貧しかったこと、母親の体が弱かったことから、家計の助けになるであろうと、昌子本人が父を説得して芸能界入り。ホリプロに決めたのは、学業と両立させてくれるからであったという。1972年(昭和47年)『せんせい』で歌手デビュー。翌年デビューした同学年の山口百恵桜田淳子とともに「花の中三トリオ」と呼ばれる。なお、この中三トリオで最初にNHK紅白歌合戦(第24回)に初出場を果たしたのは森であり、15歳(当時女性最年少)での出場であった(1973年)。

*3:1985年の『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』以来、『男はつらいよシリーズ』(1985〜1995年)、『キネマの天地』(1986年)、『学校シリーズ』(1993、1996、1998、2000年)、『虹をつかむ男』(1996年)、『虹をつかむ男 南国奮斗編』(1997年)、『隠し剣 鬼の爪』(2004年)、『武士の一分』(2006年)、『母べえ』(2008年)、『おとうと』(2010年)、『小さいおうち』(2014年)、『家族はつらいよ』(2016年)と山田洋次監督作品の常連となる。2007年には山田監督の『武士の一分』で第30回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめ数々の賞を受賞

*4:まあ中には売名野郎もいるのでしょうが。

*5:著書『北朝鮮で何が起きているのか:金正恩体制の実相』(2013年、ちくま新書

*6:著書『北朝鮮瀬戸際外交の歴史:1966〜2012年』(2013年、ミネルヴァ書房

*7:横田夫妻が孫と会った場所です。

*8:曽我ひとみ氏が家族と会った場所です

*9:実に無責任な放言です。さかもとを張り倒してやりたいですね。

*10:残念ながら俺はこの番組を見ていません。

*11:著書『戦争の日本近現代史』(2002年、講談社現代新書)、『満州事変から日中戦争へ』(2007年、岩波新書)など

*12:満鉄総裁、近衛内閣外相など歴任。戦後、A級戦犯として裁判中に病死。

*13:西園寺、原、高橋、加藤友三郎、斎藤内閣で外相

*14:海軍軍人。阿部内閣で外相

*15:高齢化してるし、健康の問題もあるし、日本から遠く離れてるし、日本に直接関係ないし、ということで家族会からタイくんだりまで行くのはさすがに増元位なのでしょう。

*16:戦前、田中義一内閣書記官長、犬養、斎藤内閣文相を歴任。鳩山和夫衆院議長の息子。鳩山威一郎外相の義父。鳩山由紀夫元首相、鳩山邦夫(由紀夫氏の実弟)元総務相の祖父。鳩山二郎代議士(邦夫氏の息子、元福岡県大川市長)の曾祖父(こうして見ると鳩山一族は戦前から四代に亘って続く政治家一族のわけです。二郎氏は父(元総務相)や、おじ(元首相)、祖父(元外相)、曾祖父(元首相)に比べれば明らかに小物ですが)。

*17:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、自民党総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)などを歴任

*18:社会党国会対策委員長、書記長、副委員長を経て委員長

*19:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*20:国際赤十字・赤新月社連盟会長、日本赤十字社社長。細川護貞(近衛内閣で首相補佐官)と温子(近衛元首相の次女)の次男として生まれた。兄は細川護熙(元熊本県知事、元首相)。外祖父・近衞文麿の長男で伯父にあたる文隆がシベリア抑留中に死去し、近衞家の当主が不在となったため、1965年(昭和40年)に母の実家である近衞家の養子となった。

*21:共産党主席

*22:首相

*23:副首相、党副主席、人民解放軍総参謀長などを経て国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*24:朴チョンヒ政権で外相、西ドイツ大使など歴任。北朝鮮亡命後は天道教青友党中央委員長、祖国平和統一委員長、朝鮮宗教人協議会長、最高人民会議代議員など歴任

*25:著書『韓国IT革命の勝利』(2000年、宝島社新書)、『韓国を強国に変えた男・朴正煕』(2004年、光人社NF文庫)、『証言「北」ビジネス裏外交』(2008年、講談社)など

*26:吉田、石橋内閣蔵相、岸内閣通産相などを経て首相

*27:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*28:片山内閣逓信相、鳩山内閣運輸相、岸内閣科学技術庁長官(経済企画庁長官兼務)、自民党政調会長、幹事長(池田総裁時代)、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官などを経て首相

*29:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*30:池田内閣官房長官自民党政調会長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*31:国際勝共連合名誉会長、日本船舶振興会(現・日本財団)会長

*32:2010年バンクーバー五輪金メダル、2014年ソチ五輪銀メダル

*33:それでも過半数は割ってるわけですが。

*34:前「共に民主党」代表。盧武鉉政権で大統領秘書室長。

*35:盧武鉉政権で外交通商相。現在、国連事務総長