bogus-simotukareの日記

2017-04-30

今日の産経ニュース(4/30分)(追記・訂正あり)

| 23:45 |

■天下り温床の“身内意識”丸出し OB用庁舎入構フリーパス文部科学省先輩証」の仰天! ネーミングセンスはゼロ

http://www.sankei.com/premium/news/170430/prm1704300023-n1.html

 是非はともかく「OB用庁舎入構フリーパス」は当然に「OBを介した天下りをもたらす」わけではないので文科省批判としてずれてると思います。また「逆に」このパスなくしてもたぶん口利きしようと思えば、OBが現役官僚を外に呼び出すだけでしょうから。

 つうか産経はこのパスについて「知らなかったよー、そんなパスがあったとはー(『空がこんなに青いとは』風に)」なんて言ってますが「お前ら取材で文科省に出入りしてるだろうに本当かよ?」と思いますけどね。

 さすがに天下り口利きは文科省側も「隠す」でしょうし、そうそう簡単には外部には分からないでしょう。しかし俺のような一般人ならともかく、産経のような「文科省に取材で出入りしてる」マスコミ

「イヤーOB用庁舎入構フリーパスなんてモンがあるとは今まで全く知りませんでした。」

「OBとのなれ合いの一例でよろしくないと思う」

と今頃、他人事みたいなことを言うのは

「お前らマスコミは役所相手(文部科学省に限らない)にちゃんと取材してるのか!」

記者クラブで役所となれ合ってるだけと違うのか!」

「他人事みたいな口がきける立場か!」

「本当はこのフリーパスの存在を知ってて『まあ望ましいことと思わないけど別にいいんじゃん』位に思ってたが、今さら知ってたと言えないからとぼけてるのと違うのか!」

などと批判されるべきだと思います。

 つうか文科省に出入りしてるマスコミ(産経に限らないが勿論産経を含む)がこういう事言っていいのならそれこそ産経がよく言う「何故社会党は北朝鮮とつきあいがあって幹部が訪朝したこともあったのにあの国の内部事情(強制収容所云々とか)についてまるで無知だったのか、許せない」云々とか言う批判が崩壊すると思うんですけどね。産経が文科省に出入りしてる回数なんて社会党の訪朝回数を当然上回るでしょうに。


■【追悼・渡部昇一さん】「虚に吠えた中韓」暴いた渡部昇一さん 「侵略→進出」誤報事件を振り返る

http://www.sankei.com/premium/news/170428/prm1704280009-n1.html

 むしろ「虚に吠えてる」のは産経と渡部の方です。

 日本側に何の問題もなければ、その後、いわゆる「宮沢*1官房長官談話http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/miyazawa.html参照)」だの「近隣諸国条項*2」だのできるわけもないわけです。

当初報道と違い書き換えは華北ではなかった(東南アジアだった)

ようですが、だからといって検定による「侵略戦争の矮小化」がなかったわけではないし、誤報の原因は「文部省がマスコミの取材に非協力的だったから」です。その結果「教科書会社側の情報だけで記事を書かざるを得ず」、誤報になったわけですが、それは教科書会社やメディアのせいと言うより文部省のせいではないのか(俺の理解ではこれ以降さすがに文部省もメディアの取材に協力的になりますが)。

 それはともかくこの「教科書問題事件(1982年)」のときの韓国の政権が「全斗煥政権」だということが重要なポイントでしょう。

 「韓国併合正当化発言」での藤尾*3文相更迭(1986年)の時も全斗煥政権でしたが、もちろん全政権を「反日親北朝鮮」と呼ぶことはできないでしょう。基本的には自民党に近い立場の全政権ですら「日本右翼のあまりにも無神経な言動」には批判を行うという話です。

 なお「朝日ガー」という産経ですがこの報道の最初は「日本テレビ」であり朝日は後追いにすぎません(また朝日以外*4も同様の後追い報道を行った)。「日本テレビガー」といわない辺り産経の偏向が実にわかりやすい。


■【新聞に喝!】朝日は「宗教的な執念」、産経は「反日思想?」 あまりに不可解な寺社への液体テロ 元東京大学史料編纂所教授・酒井信彦

http://www.sankei.com/column/news/170430/clm1704300007-n1.html

 こういう事件は「犯行声明が出ていない以上」、犯人を逮捕しない限り*5

1)「いたずら」にすぎないのか

2)何らかの政治的思想があるのか

3)あるいは精神病者の犯行なのか

なんて分かりようがないのだから、犯人逮捕前に「神社本庁への敵意の表れだろうか」云々などと議論するのは全く時間の無駄です。


■「日本の礎は殉難者として散った同胞の御霊の上に成り立っている」 昭和殉難者法務死英霊を追悼 高野山で法要

http://www.sankei.com/west/news/170430/wst1704300033-n1.html

 なんで高野山(真言宗)でそういうことをやるのかよくわかりません。高野山は右翼宗教団体だという理解でいいんでしょうか?

 昭和殉難者というのは東条英機ら戦犯死刑囚を「英雄扱いして呼ぶ言葉」ですからもちろん「単なる死者の追悼」なんて言い逃れは通用しません。


■【仏大統領選】ルペン候補が首相候補発表  

http://www.sankei.com/world/news/170430/wor1704300004-n1.html

 フランス大統領選の決選投票を前に29日、極右「国民戦線」のルペン候補が記者会見し、大統領に当選した場合、第1回投票で落選した保守派候補のニコラ・デュポンエニャン国民議会(下院)議員(56)を首相に任命すると発表した。

 デュポンエニャン氏は自身が創設した保守派政党「立ち上がれ共和国」から大統領選に立候補し、23日の第1回投票で4・70%を獲得して6位となった。首相指名には同氏に投票した有権者の支持を集めると同時に、3位となった中道右派「共和党」のフィヨン元首相(得票率20・01%)に投票した保守系の支持者を取り込む狙いがあるとみられる。発表を前に、デュポンエニャン氏はルペン氏への支持を表明していた。

 デュポンエニャン氏は「共和党*6」の前身の「国民運動連合」出身。2008年に「立ち上がれ共和国」を結成し、欧州連合(EU)に対する国家主権の強化を主張してきた。

 1位マクロン経済産業相保守新党)、2位ルペン(国民戦線、党首)、3位フィヨン元首相(共和党)、4位メランション元職業教育相(左翼党、党首)、5位アモン元教育相(社会党)ですから、6位デュポンエニャン(立ち上がれ共和国、党首)を取り込んだというのはまあ、「なかなかの好手」ではあるでしょう。本当ならフィヨンでも取り込んで保守票総取りを狙いたかったでしょうが、それはさすがに無理(フィヨンがのらない)なんでしょう。

 しかし「ここまでやる」とは「当選は無理と思いますが」かなりルペンも本気のようです。

 しかし「立ち上がれ共和国」ねえ。例の石原の党「たちあがれ日本」の元ネタが今初めて分かりました。


■【杉田水脈なでしこリポート(27)】愛国心あふれる仏大統領選 各陣営の集会比較 右派も左派も国歌の大合唱

http://www.sankei.com/premium/news/170430/prm1704300017-n1.html

 「右派も左派も国歌の大合唱」て「フランスと日本では国歌の歴史が違うから」で終わる話です。

 大体フランスにおいてだって「数は少ない」としても今の国歌に否定的な政治グループはあるでしょうし、フランスの国歌合唱は強制してるわけじゃないでしょう。そして日本に置いて右翼集会以外に国歌合唱なんてそんなにあるのか。自民党など右派政党の集会だってそんなに国歌なんか歌ってないんじゃないか。

 なお右派も左派もという杉田ですが彼女が行った集会は「国民戦線のルペン」「社会党のアモン元教育相」「保守新党マクロン経済産業相」の三人です。

 まあ、たぶん国歌合唱という事情は変わらないのでしょうが誰もが「共和党フィヨン元首相と左翼党共同代表のメランション元職業教育相は?」と思うでしょう。泡沫候補の集会にまで行けとは言いませんが有力候補フィヨンとメランションぐらいは集会に行ってもいいでしょうに。

 マクロン氏の勝因(今回の選挙は本当にどんぐりの背比べで勝ったというよりは僅差で抜けたという感じです。ルペン氏についても同じ)は、保守も革新も取り込む選挙戦を展開したことにあります。左の人からは「右すぎる」、右の人からは「左すぎる」と批判されていましたが、最後はそこに勝利の女神が微笑みました。

(中略)

 (ボーガス注:政策を曖昧にしている)大阪維新や小池新党が人気の日本では、理解されやすい勝ち方ではないでしょうか?。よく、ルペン氏やトランプ氏を「ポピュリスト」と表現する報道がありますが、どちらかといえばマクロン氏の方がポピュリズムに支えられている印象です。

 「マクロンの方が」かどうかはともかく俺もマクロンには「ポピュリズム的なモン」を感じます。なにせ政策的に一番オランドに近いのに社会党を離党して改革者気取りですからね。杉田が言うように「フランス小池百合子*7」といっていいんじゃないか。

 植民地と移民の関係はまた違うレポートで詳しく触れたいと思います。が、人種差別撤廃を掲げ、大東亜戦争植民地解放に尽力した日本が目指したことはなんなのか、改めていろいろ考えさせられました。フランスの「自由・平等・博愛」も、アメリカの独立宣言やリンカーンの有名な「人民の人民による人民のための政治」も、対象となるのは白人だけ*8なのだな、などと。

 産経らしいですが今時「大東亜戦争はアジア解放戦争」なんて非常識なことを言うなつう話です。しかもフランス大統領選レポートでそんな話が出てくるのがおかしい。

 つうか移民をほとんど受け入れてない日本が偉そうにそんな事言える立場じゃないんですが。日本の今の現状で米国やフランスレベルの移民受入なんかやったら間違いなく、「米国やフランスを上回る極右の移民排斥」が起こりますよ。いやそう言う国だからこそ「極右の反発が怖くて」移民受入をしない、出来ない訳ですが。

 EU(欧州連合)についていえば、極右と言われるルペン氏と極左と言われるメランション氏の2人が離脱を訴えていました。ここも有権者が混乱した点だと思います。正反対の2人が同じ政策を訴えている。日本でも「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)反対」を訴える保守論客が多くいましたが、政党としてきちんと反対していたのは日本共産党のみだったことと似ているかもしれません。

 EUとTPPは違うし、何処まで本気かはともかく*9野党の中には共産以外にTPP反対派もいましたが?。

 まあ与党にいなかったことだけは確かですが。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(4/30分:高英起の巻)ほか北朝鮮最新ニュース(追記・訂正あり)

| 07:27 |

有田芳生氏のツィート

 日本政府は残留日本人、さらにいわゆる日本人妻が映像で姿を現して一時帰国をしたいと語っても完全な放置です。普通ならメディアもどういう経歴の日本人なのかを調査して報道します。報道機関も政府に過度に忖度し人間の人生を封じ込めています。ひどいものです。

 全く同感ですね。ただし残留日本人や日本人妻に政府が冷たいのは「拉致最優先」を唱える救う会や家族会のせいなので有田氏は政府よりも「救う会や家族会」を強く批判すべきです。


■産経【今週の焦点】北朝鮮、人道てこに工作再始動 拉致「誰も関心ない」…日朝合意から3年

http://www.sankei.com/world/news/170528/wor1705280043-n1.html

 「父母の墓参りをしたい」。

 北朝鮮東部の咸興(ハムフン)で4月19日、「荒井琉璃子」と名乗る残留日本人女性(84)が、訪朝した日本の記者団にこう一時帰国への思いを語った。

(中略)

 北朝鮮側は記者団を、現地で死亡した日本人の遺骨の埋葬地にも案内し、遺骨が早く日本の遺族の元へ返されるべきだと訴えた。

(中略)

 残留日本人のインタビューに先立ち、宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担当大使は記者団に、日朝合意は「既になくなった」と主張。拉致問題に「誰も関心がない」と述べる一方、残留日本人や日本人配偶者の問題には「日本から要望があれば、人道問題として取り組む用意がある」と強調した。

 そもそも残留日本人や日本人妻だって重要な人権問題です。拉致問題に比べ価値が劣るなんて事はない。

 またこうした問題に取り組むと拉致が解決しないわけでもなければ、問題に取り組まないことによって拉致が解決するわけでもない。

 北朝鮮の思惑は確かに産経らウヨが言うように「拉致の埋没、風化」かもしれませんがそんなことで、「残留日本人や日本人妻」の問題を無視することははっきりいって反人道的です。

 家族会や救う会が「拉致をおざなりにしない限りぜひ他の問題も交渉してください。ただし拉致がおざなりにならないよう私たち監視しますし、おざなりになったら批判します」といえばいいだけの話ですが何故かそうはしない連中です。日本人妻らの人権を踏みにじっていて、ふざけてるとしかいいようがない。


■産経『韓国警察が突然、高圧放水自制を表明 デモ鎮圧で、疑念の声も』

http://www.sankei.com/world/news/170528/wor1705280031-n1.html

 文氏大統領当選効果でしょう。もちろん今後の監視が必要ですがひとまずいいことだと思います。


■金正恩氏より中国企業を頼りにする北朝鮮の人々

https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170528-00071402/

 咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、道内の協同農場の35%が中国資本との合弁で営まれている。昨年はそのすべてが豊作となり、注目を集めているという。

 中でも最も成功した事例として、北朝鮮の冠帽峰(クァンモボン)会社と、中国の延辺天下之本農業生産資料有限公司の合弁事業が挙げられる。

 天下之本社のウェブサイトによると、同社は2004年、道内の穏城(オンソン)郡の下三峰(ハサムボン)協同農場の田畑50ヘクタールの生産を請け負い、科学的に生産量を増加させるために、技術指導を行い、除草剤、殺虫剤などの農薬を提供し、生産量の増大に成功した。この農場は、川を挟んで中国吉林省延辺朝鮮族自治州の龍井市開山屯鎮と向かい合っており、収穫物の運送にも便利な場所だ。

 農場では、合弁相手の要求する作物を優先的に栽培する。天下之本社が要求しているのは、小豆だ。北朝鮮では春には肥料の値段が上がる一方で、小豆の値段は下がる。中国では小豆の値段が高い。その価格差を利用すれば、3倍以上の利潤が得られるという。

(中略)

 何もくれない国よりも、いたれりつくせりの中国企業のほうがよっぽど頼りになるということだ。

 まあいつもの金正恩君への罵倒ですがそれはさておき。

 高の指摘が事実なら北朝鮮は「積極的か」、それとも「現状追認的か」はともかく改革開放してるつう事です。

何もくれない国よりも、いたれりつくせりの中国企業のほうがよっぽど頼りになるということだ。

と書く高ですがそもそもこうした改革が金正恩君ら政権幹部の了承無しにできるはずもない。

 「中国企業の農業参入なんか認めません」と政権幹部が言えばそれで終わるわけですから。

 「限定的改革」で過大評価は禁物かもしれませんがこうした改革を金正恩君らは容認してるわけです。

 北朝鮮の農業は、故金日成主席と故金正日総書記が提唱した「チュチェ(主体)農法」に長年縛られてきた。

(中略)

 合弁農場が、このような状況からどのようにして脱することができたのかは詳らかでないが、何らかの方法で、最高指導者と国家のメンツを立てているものと思われる。

 「何らかの方法で、最高指導者と国家のメンツを立てている」とし、何か「末端がうまく金正恩君を丸め込んでる」みたいな書き方する高ですが、そんなひねくれた見方しないで素直に「正恩君ら政権上層部が改革に乗り出した」と見るべきじゃないんですかね。どっちにしろ改革は実行され、「あのアンチ北朝鮮・高ですら認めざるを得ない」一定の成果を上げてるわけです。そうした事実は高がどう悪口しようが変わるもんでもない。


サンデー毎日北朝鮮:東京大パニック 「極秘兵器」電磁パルス弾の脅威』(富坂聰*10

https://mainichi.jp/sunday/articles/20170523/org/00m/030/007000d

 日本が声高に武力による決着を求めれば*11、米国が武力行使をして中国がそれを黙認する別のシナリオが現実となる。そうなれば作戦にかかる莫大(ばくだい)なコストや朝鮮半島復興のための資金の大半を日本が背負わされることにもなりかねない。

 重要な指摘ですね。

 まあ北朝鮮の反撃による死者の恐怖を考えればそうしたことはないとは思います。しかし仮に実施するとなれば「戦争で発生する難民の引受」「戦乱後の旧北朝鮮(統一韓国北部)の復興」等について日本にも何らかの負担要求が来るのは間違いないでしょう。軍事攻撃なんて事抜かすのであればそれだけの覚悟が必要です。

 日本にとって最も悲劇的な結末とは、これだけではない。

 現状ではまだ確認の取れない疑惑ではあるが、北朝鮮が極秘裏に開発している兵器があり、万が一、それを使用した場合、地域に甚大な被害が及ぶ。米韓などの専門家の間から、そんな指摘が挙がっている。電磁パルス(EMP)を核爆発で強力にした兵器のことだ。

(中略)

 日本にとって厄介なのは、米軍の攻撃能力を奪うため米軍基地のある日本と韓国の上空でこれを爆発させた場合、日本全土の通信設備がほぼ破壊されるのみならず、電力の供給そのものまでストップするという可能性が指摘されていることだ。

 そんな事態に陥れば、その被害は数年間携帯電話が使用不能になるといった程度にとどまらない。夜に明かりさえ灯(とも)らない日々が数年間も続くともいわれているからだ。

 当然、電気が供給されなければ冷蔵庫も止まる。そうなれば数日のうちに各戸の生鮮食料品はすべてが腐り、スーパーにある食品も瞬く間に腐敗するだろう。食料を新たに補給しようにも、全地球測位システム(GPS)が使えない状態では、流通もストップする可能性が高い。

 食料は生産地で積まれたまま腐り、大量消費地の東京には届かず、大パニックが引き起こされかねない。

 まあ北朝鮮関係で一番怖いのは電磁パルスより、ミサイルを日本にぶち込まれたあげくそのミサイルが原発、ガスタンク、ダムなどを直撃し「原発事故」「大規模火災」「水害」等が起きることだと思いますが、電磁パルスによる被害も考えた方がいいのでしょう。

 5月17日早朝、国連安全保障理事会は緊急会合を開いたが、北朝鮮への制裁強化は見送られた。議長を務めたウルグアイのロセリ国連大使は「多くの対応策が議論された。平和的な解決の道を閉ざさないまま制裁を科すことが、明らかに望ましい」と述べたという。

 アンチ北朝鮮の極右を除けば何処の国も朝鮮半島有事なんか望んでないわけです。


■産経【日曜経済講座】実態なき北への経済制裁 貿易拡大続ける中国の思惑 上海支局長・河崎真澄

http://www.sankei.com/premium/news/170528/prm1705280019-n1.html

日本貿易振興機構ジェトロ)の調べによると、北朝鮮が2015年に貿易を行った取引相手の中で、ドルベース輸出入額が最も多いのは全体の59・3%を占めた中国。次いで韓国の29・6%だった。

ジェトロによると、16年通年で中国からの輸出は31億9203万ドル(現在のレートで約3540億円)、輸入は26億3440万ドル。15年比で輸出は8・3%増、輸入は6・1%増、輸出入総額でも7・3%増となっている。

・中国税関総署が今月23日に公表した輸出入統計月報で、北朝鮮への輸出は今月1〜4月に10億434万ドルと、前年同期に比べ31・7%も増大している。

 北朝鮮からの輸入は同期に5億9845万ドルで2・7%減と、わずかなマイナスとなった。

北朝鮮にとって最大の外貨獲得手段は石炭の輸出だ。製鉄所の高炉向け燃料として北朝鮮産の石炭は高品質で価格も安いとされ、中国の製鉄業にとっては、国際競争力を生み出す源泉になっている。

 貿易業界関係者は、「北朝鮮産の石炭は中国の国有製鉄大手や発電所などにとって欠かせぬ燃料で、輸入禁止の裏をかいてロシアや香港経由にするなど、別ルート開拓を急いでいる」と明かした。

・匿名を条件に取材に応じた政治学者は、「地政学的にみて中国は米国やその同盟国の日韓と対峙(たいじ)する最前線に(北朝鮮が韓国と接する)38度線を死守する必要があり、経済的に北朝鮮を支えねばならない」と話した。

・仮に、国際社会と協調して経済制裁を厳格に行えば、北朝鮮は中国への反発から予想外の軍事行動に出る懸念がある。北京も上海も北朝鮮ミサイル射程内。「ロシア北朝鮮に経済的、軍事的な影響力を強めることも警戒しなければならない」との思惑もある。

 まあ「制裁の効果が薄いのは中国のせいだけではない」でしょうが、一方で「中国の存在」も大きいのでしょう。

 正直、「制裁を強めよう」といっても何がどうにもならないので、もうあきらめた方がいいんじゃないですかね。


月刊日本亀井静香*12:日本は韓国・北朝鮮とがっちり手を結べ』

http://gekkan-nippon.com/?p=12233

 日本外務省はG7で行われた日米首脳会談について、日米両首脳は北朝鮮に対して「今は対話ではなく圧力をかけていくことが必要であること、中国の役割が重要であることを改めて確認した」と発表しています(外務省HPより)。確かにアメリカの軍事力をもってすれば、北朝鮮に圧力をかけ、金正恩体制を崩壊させることも容易*13でしょう。しかし、その過程で、北朝鮮が暴発して日本を攻撃したり、北朝鮮にいる拉致被害者たちが危険にさらされる可能性もあります。どれほどの圧力ならば金正恩は暴発せず、どれほどの圧力ならば暴発するのか、その基準は全くわかりません。

 また、金正恩は中国の言うことに従いませんし、中国も朝鮮半島情勢が混乱することを望んでいません。これでは拉致問題を解決することは困難でしょう。日本はもっと積極的に打って出るべきです。

 ここでは、弊誌6月号に掲載した、衆議院議員亀井静香氏のインタビューを紹介したいと思います。

 極右雑誌の月刊日本がここまで日朝交渉に好意的な理由はよく分かりませんが「その他の極右的主張」はともかく「日朝交渉に好意的な態度」は一応評価できるかと思います。

インタビュアー

 韓国の大統領選で文在寅氏が圧勝しました。亀井さんは選挙前に韓国を訪れ、文氏の側近と会談しています。

亀井氏

(前略)

 日韓関係では慰安婦問題とか日本が過去にやったことを清算する必要がある。そうしたことをきちんとやって、経済や文化、その他の面で協力していく。それが私の描いている夢なんです。

(中略)

 彼の側近たちとは何度も会って、肝胆相照らす関係になりました。

(後略)

インタビュアー

 (ボーガス注:文在寅大統領の)注目すべき側近は誰ですか。

亀井氏

 一番のポイントは国家情報院院長に指名された徐薫です。彼はもともと国家情報院の幹部を務めていて、金大中や盧武鉉政権時代に南北首脳会談を取り仕切っていた人物です。文政権では安全保障や治安、北朝鮮との交渉の全権を握ることになっています。

 私は徐薫に何度も会って、非常に仲良くなりました。彼は私に、「日本の拉致問題は自分がきちんと対応する。日朝平壌宣言が少しでも前に進むように全力を挙げる」と確約してくれた。それが今回の(ボーガス注:訪韓の)最大の収穫です。

 まあ亀井氏の主張「俺は文政権にパイプがある」は自画自賛話として「割り引く必要がある」でしょうが本来、徐薫氏のような人物とパイプをつくることは政府、与党、外務省がやるべきことです。果たして政府、与党、外務省はそう言うパイプづくりをしてるんでしょうか?


ちきゅう座『「北朝鮮」を悪魔のように言う日本の人たち、この歴史を知っていますか:ブルース・カミングス*14朝鮮半島の血塗られた歴史」』

http://chikyuza.net/archives/73031

 5月26日、イタリアでの日米首脳会談において北朝鮮について「対話ではなく圧力をとの認識で一致」と日本メディアは一斉に報道していますが、報道を見ていて、わざわざ「対話ではなく」なんていうかな、と思いました。そこでホワイトハウスの発表(下記1)を見てみたら、案の定、「圧力を強める」とは言っていますが「対話でなく」などと言っていません。トランプ大統領は5月1日に、金正恩とは適切な状況でなら会うことは光栄だと言ったばかりです。日本のメディアの情報源はこの外務省の発表(http://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/us/page1_000337.html)でしょう。

 「両首脳は,北朝鮮問題に関して政策のすりあわせを行い,今は対話ではなく圧力をかけていくことが必要であること,中国の役割が重要であることを改めて確認した。」と言っています。「すりあわせ」という言葉は、意見の不一致を示唆します。おそらく「対話ではなく」というのは安倍首相の意見だったのでしょう。ホワイトハウスの発表をみるかぎりこの点において「一致」していたとは思えません。

 コレが事実*15なら「安倍への忖度」でしょうか。それとも忖度なんて甘いモンではなく「安倍のマスコミへの命令」か。


■空母3隻を北朝鮮に差し向けるトランプ政権の本気度

https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170527-00071399/

 正恩氏はこれまで、重要な弾道ミサイル実験には必ず現場で立ち会ってきた。それはつまり、米軍の偵察衛星に姿をさらしているということであり、そこを襲撃されたらひとたまりもない。

 それでも、現地での立ち会いを止めるわけにもいくまい。そんなことをすれば、「チキン」ぶりを国内外にさらすことになってしまう*16

 身辺の安全に異常なほど気を使っている正恩としては、しばらくは生きた心地のしない日々が続くのではないか。

 いやいやガチで米国が北朝鮮相手に「斬首作戦(金正恩暗殺)」なんかできるわけもないでしょう。

 そんなことをしたら中露の反発が確実に予想されますし、北朝鮮は「正恩君のカリスマ性で成り立ってる国家ではない」ので彼一人暗殺しても何も変わらない。そういうリスキーで無価値な行為を米国はしないでしょう。まあそんな事本当は高も分かってるでしょうが。


■産経【安倍首相内外記者会見北朝鮮の核・ミサイル開発「放置すれば脅威が伝染病のように広がる」

http://www.sankei.com/politics/news/170527/plt1705270031-n1.html

 率直に言ってそこまでの脅威じゃないですね。「北朝鮮が核保有するから俺も持ちたい」なんてのはせいぜい「韓国と日本の核武装論者」くらいでしょう。

 そして「NPT加盟してない核保有国」は北朝鮮以外に「インド」「パキスタン」「イスラエルインドパキスタンと違い公式には認めてないが公然の秘密)」がすでにあるわけです。


■産経【G7首脳会議】安倍晋三首相「北朝鮮国際社会との約束を破ってきた*17。今は圧力をかけるべき時」 サミット討議の冒頭発言で強調 拉致問題「猶予許されない」

http://www.sankei.com/politics/news/170527/plt1705270005-n1.html

 政権成立後4年以上事実上、拉致問題を放置した男が今さら「猶予許されない」だそうです。口から出任せも大概にしろと言いたいですね。


■産経【日米首脳会談】対北朝鮮「過去の過ちから学ばなければならない」

http://www.sankei.com/politics/news/170526/plt1705260059-n1.html

 俺的には「過去の過ち」とは「韓国が太陽政策を辞めたこと」「日本が小泉訪朝の成果を経済制裁でお釈迦にしたこと」「米国がブッシュ政権成立後クリントンの米朝合意(カーター合意)を潰したこと」であり「今こそ対話外交」「今こそ制裁解除」ですが安倍とトランプは違うようです。


朝鮮日報北朝鮮の金剛山観光 関係地域住民らが再開に期待=韓国』

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/28/2017052800286.html

 時間がかかることは覚悟していますのでナントカ、大統領在任中に再開を実現して欲しいモンです。


■NHK『韓国政府 人道支援で民間団体と北朝鮮側との接触を承認』

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170526/k10010995981000.html

 大変いい傾向だと思います。今後もこの方針で交流を着実に進めてもらいたい。


■産経『北朝鮮への観光渡航を禁止する法案提出 米国民について米超党派議員』

http://www.sankei.com/world/news/170526/wor1705260046-n1.html

 「自由の国アメリカ」で果たしてこうした法案はとおるのでしょうか?


日経新聞在韓米軍司令官「北朝鮮への先制攻撃困難」 』

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM25H85_V20C17A5FF1000/

 まあ、そりゃ「北朝鮮の反撃による犠牲」を考えたらとても先制攻撃なんかできないでしょう。

 かつ先制攻撃など中露が容認するとも思えない。


聯合ニュースプーチン氏「北朝鮮に特使派遣の用意ある」 韓国特使と会談』

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/05/25/0200000000AJP20170525001700882.HTML

 文在寅(ムン・ジェイン韓国大統領の特使としてロシアを訪れた与党「共に民主党」の宋永吉(ソン・ヨンギル)国会議員らは24日(現地時間)、モスクワクレムリン大統領府)でロシアプーチン*18大統領と45分ほど会談した。

 宋氏によると、プーチン氏はその席で、北朝鮮の状況と金正恩(キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の意図を探るため北朝鮮へ特使を送る用意はないかとの宋氏の問いかけに、「用意がある」と返答。

(中略)

 また、韓国と北朝鮮ロシアの経済協力事業と関連し、プーチン氏はロシア産天然ガスを韓国に供給するため北朝鮮内にガスパイプラインを建設する事業、鉄道や電力網を連結する事業などの再開に意欲を示した。

 こうした動きで北朝鮮を取り込むことこそが正しい核、ミサイル問題の解決方向だと思います。


ロイター『企業調査:北朝鮮との軍事衝突想定せず、9割対応策なし』

https://jp.reuters.com/article/reuters-poll-north-kroea-idJPKBN18K376

 5月ロイター企業調査によると、日本企業の多くが、北朝鮮を巡る有事をほとんど想定していないことがわかった。

(中略)

 軍事衝突には至らないとの回答は87%にのぼった。

(中略)

 軍事衝突には至らずとみている企業からは「北朝鮮自ら破滅の道を選択することは考えられず、かつ米国の先制攻撃も考えにくい」(機械)との回答があった。

(中略)

 有事を想定して何らかの対応を検討している企業は10%にとどまり、残り90%は何も検討していないと回答。

 俺的には「そりゃそうだろう」という感想ですね。


琉球新報北朝鮮拉致:「沖縄県に窓口を」 家族会・金武川氏ら要請』

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-502309.html

 沖縄県議会文教厚生委員会(狩俣信子委員長)は19日、「北朝鮮による拉致の可能性を排除できない失踪者の早期救出と真相解明を求める家族会」の金武川政司氏(58)、支援者の久志勝則氏(59)を参考人招致した。同会の陳情を受けた審議の一環。

 まあバカバカしいですね。百歩譲って「北朝鮮拉致だとしても」政府がそう認定する根拠がないんだから何もどうにもなりません。


新潟日報日本社会の不可解さ 映画で問う:米在住県人学生 拉致題材で制作』

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20170525325958.html

 新潟市中央区出身で米国在住の大学生、坪田孝明さん(25)が、北朝鮮による拉致問題を題材とした映画「追憶と消失」を自主制作した。新たな拉致疑惑が持ち上がった現代の東京を舞台に、被害者家族が根拠のない非難に苦しむストーリーを通じ、「日本社会の不可解さ」を描いた。

(中略)

 坪田さんは1977年に新潟市で拉致された横田めぐみさん=当時(13)=の母校・新潟小、寄居中の卒業生。

(中略)

 ジョージ・ルーカス監督がOBの南カリフォルニア大映画学部に通う。

 58分の作品は、東京の男子中学生が失踪し、北朝鮮に拉致された疑惑が浮上する設定だ。家族は世間の同情を集めるが、次第にインターネットや報道で「中学生は夜遊びしていた」「事件は家族の自作自演」などと疑いの目を向けられ家族間に溝ができる。しかし、共通する過去の記憶をたどる中で絆を取り戻していく。

 米国から見た日本社会への違和感が、この映画をつくるきっかけになった。大事件が起きると、ネットなどで明確な根拠なく被害者の「落ち度」をあげつらい、たたく風潮があると感じていた。

 ばかばかしい。いくらフィクションでも「現代の東京」で北朝鮮拉致なんて設定は下らないにもほどがあります。例えば数年前に起こった「朝霞市の女子中学生失踪(変質者による誘拐)」だってまともな人間は誰も「北朝鮮拉致だ」なんて言わなかった。

 こういうバカ「坪田君」の脳みそは理解しがたいですね。いい若いもんが荒木和博ら「巣くう会の類友」でしょうか?

 もちろん「不当な被害者非難(例:イラク人質事件での自己責任論)」は日本で残念ながら良くあることですが少なくとも拉致においては「反共主義や在日差別の影響か」、『有本恵子は自分で北朝鮮に行ったのだから自業自得』なんてことはまず聞きません。

 むしろ「特定失踪者が国内で何人も発見されても」ろくに救う会批判がされないのが今の日本です。

 この坪田君はぶっちゃけ政治感覚が完全に狂っています。まあ坪田君をネタに記事を書く新潟日報も相当のバカです。

坪田さんには、国民の関心が薄れているように見える。

 そりゃ薄れるでしょう。ぶっちゃけ他人事ですし。

 坪田さんは「多くの人が解決させたいという意思を持たなければ拉致問題は解決しない。拉致問題について改めて考え、議論することが重要。映画がそのきっかけになってほしい」と話した。

 他の人権問題、たとえば女性差別外国人差別等ならまだしも拉致は「国民の関心が高まれば」云々なんて話では全くありません。小泉訪朝で分かるように日朝間で外交交渉が成り立てば解決する問題です。全く坪田君と新潟日報の馬鹿さには心底呆れます。


東洋経済オンライン北朝鮮経済の実像は「原油」から読み解ける:なぜ1日でガソリン価格が高騰したのか』

http://toyokeizai.net/articles/-/173245

 何故「ガソリンが高騰したのか」。その直接の理由は「中国が石油輸出を減らしたから」ですが、「発展途上国」でガソリンなど使用してなければ高騰などしないわけです。つまりは「北朝鮮もそれなりに経済発展してる」つうことでしょう。

 対外依存度を高めれば暴走はない

 重要な指摘ですね。つまり太陽政策開城工業団地など)とは「自給自足経済ではなく、対外依存度(この場合、韓国への依存度)を高めれば(外部を敵に回すと経済がやっていけなくなるので)北朝鮮の暴走はない」という認識の元に行われた「極めてシビアな政策」であり決して「ただの北朝鮮びいきではない」つうことです。逆に制裁をすればするほど「対外依存度が低くなり」かえって暴走*19に拍車をかける恐れすらあるのではないか。

 まあ、話は変わりますが「一帯一路」や「AIIB」も「対外依存度(この場合中国への依存度)を高めれば暴走(つうか中国への敵対行為)はない」つう判断もあって進められてる政策でしょう。

 その中国の経済外交の結果、たとえばノルウェーが中国批判しづらい状況、「ノルウェーに霞を食えとは言えない(id:Mukkeの名言)」という状況が出現するわけです。 

 実際、あの極右で反中国の安倍ですら「中国への日本経済の依存度がかなり大きい(例:中国への商品輸出、中国からの日本への観光客)」がゆえに「中国相手に暴走しまくること」にはブレーキがかかってるわけです(まあそれでも歴代総理に比べれば充分安倍は異常な反中国ですが)。


■産経【北朝鮮拉致拉致被害者の奪還へ東京で集会 緊張高まる中、実質的交渉へ動き加速を

http://www.sankei.com/world/news/170525/wor1705250032-n1.html

 ジャーナリストの恵谷治氏は「北朝鮮は核・ミサイル開発をやめない。やめさせるには、高いハードルがあっても今の政権を潰すしかない」と指摘した。

 言ってることが無茶苦茶ですね。「今の政権を潰す」とはどういうことなのか。政権転覆と言う事なのか。そんな事は現実問題できることではないし、そんなことをすれば「核、ミサイル開発」は仮に挫折させることができたとしても拉致被害者を見殺しにすることになるのに、良く家族会も恵谷なんぞ支持できるモンです。

 

■中国が金正恩氏を見放す決定的な兆候

https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170525-00071288/

 高の言う「見放す」が「東欧の共産政権崩壊*20をソ連が黙認したように北朝鮮政権崩壊を黙認」、「米国の北朝鮮軍事攻撃を容認」だのを意味するならそんな事はあり得ないでしょう。

 「北朝鮮政権崩壊が平和的に起こり」かつ「統一韓国*21が中国にとって問題ない(つまり北朝鮮に緩衝国としての価値がない)」という判断に立たない限り、「北朝鮮に対して締め付けを加えること」はありえても見捨てることはないでしょう。そして幸か不幸かそう言う判断に中国は当面、立ちそうにない。

 高が記事で上げる話も「中国が最近、脱北者の北朝鮮送還を控えてる」つう話にすぎません。決して脱北者取締を辞めたわけでもなければ、韓国に送致してるわけでもない。

 まあそんな事は高も分かってるでしょうが。


■産経『中国による外国人拘束、欧米は外交交渉で救出も 取り残される日本』

http://www.sankei.com/world/news/170525/wor1705250004-n1.html

 中国当局がスパイ行為に関与したとして外国人を拘束する事件*22は後を絶たないが、欧米諸国では外交交渉を通じて国民を“救出”したケースが目立つ。一方、2015年以降に拘束された日本人男女のうち4人は拘束から約2年を迎えるが、早期釈放に向けた日本政府の強力な外交努力は確認できない。

 4月末、中国当局に約2年間拘束されていた米国人女性実業家が釈放され帰国した。女性は米連邦捜査局(FBI)のために情報収集を行っていたとして15年3月に広東省で身柄を拘束され、その後スパイ罪で起訴されていた。

 「女性の釈放にはティラーソン米国務長官が役割を果たした。こうした問題に対してトランプ政権が沈黙しないことの表れだ」。

 釈放運動に関わった米国の非政府組織(NGO)関係者は、米メディアにこう語った。

 ティラーソン氏は3月に国務長官として初訪中した際、中国側と釈放に向けて交渉。トランプ大統領と習近平国家主席との初の首脳会談から約3週間後、女性は懲役3年半の有罪判決を受けた上で釈放された。

 中朝国境の遼寧省丹東で中国の軍事情報を盗んだなどとして拘束されたカナダ人男性が16年9月に釈放された際も外交が大きく関与した。前月に訪中したトルドー首相は男性の釈放を中国側に要求。李克強首相との共同会見では李氏から「人道的な待遇を与える」との言質を引き出した。翌月、男性は釈放された。

 要するに外国政府などに自国民が身柄拘束されたら現実的には「交渉以外に道がない」つうことです。

 これは北朝鮮拉致問題でも同じでしょう。

 もちろん「中国は大国なので制裁などの揺さぶりが聞きにくい」つう問題はありますが、「北朝鮮は小国だから制裁で解決するか」といったらそれで拉致は全然解決しないわけです。

 あるいは「テロリストだから交渉しない」ではいつまで経ってもヌスラに身柄拘束された安田氏の解放はできないでしょう。


日経新聞『対北朝鮮 独自制裁「柔軟に解除も」 韓国大統領ブレーン』

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM24H7Y_U7A520C1FF2000/

 韓国の文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保特別補佐官は24日、聯合ニュースに対し、2010年の韓国哨戒艦「天安」沈没事件を受け韓国政府が発動した北朝鮮との貿易禁止や人的交流の原則中断などの制裁措置を「現実的に再整備する必要がある」と述べ、段階的な解除を求めた。

 南北緊張緩和のために是非その方向で動いて欲しいモンです。


■産経『金正恩氏を「不安定な奴」 米比両大統領の電話会談内容が流出か』

http://www.sankei.com/world/news/170525/wor1705250006-n1.html

 俺的に重要なことはトランプ相手に正恩君を「不安定な奴」呼ばわりしたドゥテルテでも「軍事的解決は主張してないこと」ですね。ドゥテルテには少なくともその程度の常識はあるわけです。


■産経【北朝鮮「秘密工作」ファイル】テレビ局が朝鮮総連に苦慮するワケ

http://www.sankei.com/premium/news/170524/prm1705240003-n1.html

 在京テレビキー局が、北朝鮮出先機関としての役割を演じる在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)への対応に苦慮している。テレビ局は取材の機会が限定される北朝鮮内の様子を少しでも放映することで視聴率を稼ぎたいところ。渡航ビザを出す北朝鮮当局の機嫌をできるだけ損ねたくないのが本音だ。

 産経の言うことですし、「ホンマかいな」ですね。そんなに日本のメディア北朝鮮に好意的とも思えません。またそんなに北朝鮮報道で視聴率が穫れるとも思えません。


ウェッジ北朝鮮の核弾頭搭載ICBMの開発は、全面戦争以外に阻止できない』(岡崎研究所

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9663

 タイトルだけ見ると「全面戦争の教唆」のようにも見えますが、実は違います。

 ニューヨークタイムズ記事の紹介だそうです。

 NYタイムズは「ICBM開発」について「そうしなければ米国の侵攻から国が守れない」という北朝鮮危機意識によるモノなのでその危機意識が消えない限り絶対にICBM開発は辞めないし、無理に辞めさせようとすればそれこそ全面戦争になりかねないという危惧を表明してるそうです。

 そこからは

1)ICBM開発をやめさせるには体制保障するしかなく

2)体制保障ができないならICBM開発を事実上黙認するしかないのではないか

という厳しい認識が出てくるわけです。


■産経【主張】北のミサイル 一層の圧力をかける時だ

http://www.sankei.com/column/news/170523/clm1705230002-n1.html

 いい加減「制裁すれば問題が解決する」つう謎論理も大概にして欲しいモンです。単に北朝鮮を敵視してるだけじゃないですか。


■赤旗『北朝鮮の暴挙に抗議する 外交的解決の努力の強化を:北 弾道ミサイル発射 志位委員長が談話』

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-05-22/2017052201_03_1.html

 北朝鮮を批判しながらも、「外交交渉しか解決の道はない」としている点は大いに評価出来ます。


■産経『北朝鮮、韓国に選手派遣へ テコンドー世界大会で』

http://www.sankei.com/world/news/170522/wor1705220037-n1.html

 北朝鮮の行為がどうもちぐはぐで整合性がとれてないようにも見えますが、いずれにせよあの国は韓国とさすがに全面対立する気はないのでしょう。


■金正恩氏が配る激マズ「ミサイルお菓子」に子供たちから悲鳴

https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170524-00071253/

 デイリーNKは、北朝鮮当局が先月15日の太陽節(故金日成主席の生誕記念日)に全国の小学生に配布したお菓子セットのパッケージを単独入手した。

(中略)

北朝鮮国民も、市場での商売で儲ければ美味しい食べ物を買える時代になった。今さらこんな不味いお菓子セットなど誰が喜ぶのか」(情報筋)

といつものように金正恩政権に悪口雑言の高ですがそれはさておき。

 「市場での商売で儲ければ美味しい食べ物を買える時代になった」ということは「北朝鮮が改革開放しているということ」のわけです。その改革開放が「金正恩政権が積極的に推進してるか」、はたまた「庶民の現状を渋々、おそるおそる追認してるのか」はともかく。

 やはり「北朝鮮は一路衰退し、危機にあるかのような一部の物言い」はデタラメだと言う事ですね。


■北のミサイル連射、米空母の増派で「朝鮮半島危機」は再燃するか

https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170522-00071181/

 「俺の願望込み」ですが再燃はしないでしょう(再燃されても困りますが)

 先ず北朝鮮が米国と全面戦争したら確実に負ける。そんな事を北朝鮮からやるわけがない。

 一方米国だって「無傷で北朝鮮に勝つこと」はまず考えられず、かつ今の「低支持率のトランプ」ではうかつなことをすれば政権が終わってしまいます。結局どちらもチキンゲームしかできないわけです。もちろんチキンゲームでも不測の事態が危惧されるのでそうした事は辞めるべきですが、一方で高のように危機を煽るのも論外です。

 北朝鮮の地雷が韓国軍兵士を吹き飛ばした事件が発端となって発生した2015年8月の軍事危機の方が、状況的にはずっとヤバかった。

 これまた少しもやばくないと思いますね。いくら韓国軍兵士が負傷したとは言え、その程度で全面戦争に突入するのは北朝鮮、韓国双方にとって無謀でしかない。

 金正恩党委員長は14日の弾道ミサイル発射の際、ミサイルの搬出と準備、発射のすべてについて現地で立ち会っていたことが判明している。恐らく、21日の発射も同様だろう。

 これは、北朝鮮ミサイル発射の動向を常時監視する米軍の偵察衛星に、正恩氏が意図的に自らの姿をさらしているということだ。ステルス戦闘機などで襲撃されたら、殺されてしまう可能性が高い。

 つまり正恩氏の行動は、「米国にはそんなこと出来ない」という現実を、国内と世界に見せつけるものでもあるということだ。

 「高はバカか」としか言い様がないですね。金正恩暗殺なんか技術的にできるかどうか自体疑問ですが仮に可能だとしても米国はしないでしょう。

 先ず第一にそんな行為は国際法違反ですし、米国の最近の言動「交渉の用意がある」に明らかに反します。北朝鮮は勿論中露の反発が避けられない。

 第二に金正恩を暗殺してどうするのか。今の北朝鮮国家体制は「彼の個性によるモノではない」から彼を暗殺したところで何も変わらないでしょう。とはいえ、「なら北朝鮮政権転覆か」といったらそんなことは暗殺以上にリスキーです。

 大体「いつ米国が暗殺してくるか分からない」と思うほど北朝鮮疑心暗鬼なら米国による「口先だけの体制保障」に北朝鮮が応じないのは当然でしょう。「何か具体的なお土産がなければ信用できない」と成るのは当然です。

 しかし北朝鮮が交渉に応じないことを「交渉の意思がないのか」と悪口するのが高ですから全く無茶苦茶です。一方「口先だけの体制保障」でも交渉に応じる程度に米国を信用してるなら暗殺の恐怖なんか感じるわけがない。

 高の主張は全く矛盾だらけです。

 トランプ政権が軍事行動を検討するとすれば、何らかの偶発的な事件をきっかけに、北朝鮮の指導部を素早く「斬首」してしまおうというものだろう。

 そんな事は考えてないでしょうね。斬首なんてことがそう簡単にできるわけがない。トランプ政権も一時は「軍事行動」というハッタリをカマしては見た物の、「中露の反発」や「急激な円高ドル安」を見て、リスキー過ぎて現実問題、できるわけがないことに気付き、矛をおろしただけでしょう。


■スーパーゲームズワークショップエンタテイメント『文在寅について:姦臣再臨』

http://roodevil.blog.shinobi.jp/Date/20170522/

 韓国で文在寅*23政権の組閣や政府新人事が徐々に形作られて来ている。これまで話題になった例としては憲法裁判所所長に金二洙(キム・イス、憲法裁判事としては唯一統合進歩党解散に反対票を投じた)、ソウル地検検事長に尹錫(ユン・ソギョル、朴槿恵を当選させる為に国情院が大統領選挙に介入したと言われる不正選挙疑惑捜査を担当した検事だったが、あまりにも真面目に捜査をしてしまった為に朴槿恵の機嫌を損ねて左遷させられた)といった例があり

 こうした人事についてはひとまず高く評価したいと思います。

 これを契機に「政財官癒着の是正」「統合進歩党弾圧の撤回」がされれば良いことですがそこまで行くかどうか。

 こうした人事を

東亜日報社説『国家綱紀の要である憲法裁と検察を「文在寅コード」に変えようというのか』

http://japanese.donga.com/List/3/0501/27/929323/1

としてまるで不当な党派人事であるかのように非難する東亜日報には全く賛同できません。

 ただし一方でこのブログ主は重要な指摘(文在寅人事批判)もしています。

 文正仁(ムン・ジョンイン)、このインチキ学者がまたしても新政権で要職に入り込んだのである。新大統領の名が「ムン・ジェイン」でその特別補佐官になった人物の名が「ムン・ジョンイン」と少々ややこしいが、このインチキ学者が大統領の特別補佐官、それも「統一外交安保」分野を担当するというのは全く冗談にならない深刻さを秘めていよう。

(中略)

 文正仁はかつて金大中・盧武鉉政権で政府要職に就いて南北首脳会談太陽政策の実現に働いたくせに、その後は朴槿恵にもゴマをすって政府審議会の要職に潜り込むのに成功するなど、その無節操ぶりは筆舌に尽くし難いものがある。

(中略)

 文正仁は韓国において朴裕河の熱烈な擁護者であったという事実を決して忘れてはならない。

(中略)

 従軍慰安婦被害者が(ボーガス注:朴裕河の著書)「帝国の慰安婦」を名誉毀損で訴えた際、これに反対する知識人声明や反対集会へ真っ先に名乗りを上げたのが文正仁であった。繰り返すが、そんな人間が「統一外交安保分野を担当する大統領特別補佐官」なのである。朴裕河の熱烈な擁護者が果たして日韓慰安婦合意を覆すような真似をするであろうか。

 いたずらに文在寅非難する気はないですがやはり十分な監視が必要なようです。


人民日報『外交部、朝鮮半島問題は単純な「二者択一」の論理では処理できない』

http://j.people.com.cn/n3/2017/0519/c94474-9217858.html

【記者】

 報道によると、米国のヘイリー*24国連大使は「国際社会は米国を支持するのか、それとも朝鮮を支持するのかを選択しなければならない。朝鮮を支持するのなら、国際社会の他のメンバーと対立するということだ」と述べた。これについてコメントは。

【華報道官】

 朝鮮半島問題は長く続き、複雑に入り組んでおり、単純な二者択一の論理では処理できない。中国側は朝鮮が国連安保理決議に違反して核・ミサイル開発活動を繰り返すことにも、無闇な制裁または制裁強化の威嚇にも反対する。中国側は、対話と協議が朝鮮半島核問題解決の唯一の正しい道だと主張する。

 朝鮮半島核問題においては、どのような状況が生じようとも、2つの基本的方向を堅持すべきだ。1つは朝鮮半島の非核化*25を実現し、国際的な核不拡散体制*26を守ること。もう1つは朝鮮半島の平和と安定を維持することだ。各国*27ともに緊張を一層激化させることをしないのが当面の急務だ。

 ということで北朝鮮の核保有は容認しないモノの、トランプ路線を手放しに支持するわけでもない中国です。


北朝鮮の「慰安婦像」計画、金正恩氏が不許可…「日本を刺激するな」

https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170519-00071087/

 まあ実際コレが事実なのかどうなのかはわかりません。別に俺個人は慰安婦像をつくったからと言って北朝鮮に対する反感など感じません。勿論「積極的にどんどんつくれ」とはいいませんがむしろコレが事実なら、「きちんと日本批判すべきことでへたれるなよ、何が主体の国だ。主体性ゼロじゃねえか!」とがっかり(?)しますし「ミサイル発射や核開発」をする限り、日本人マジョリティは慰安婦像をつくろうがつくるまいが反感を北朝鮮に感じ続けるでしょう。

 いずれにせよコレが事実なら是非はともかく*28北朝鮮もそれなりの計算をしてるわけです。高などアンチ北朝鮮の主張「北朝鮮は無計画に暴走してる」がデマだと言う事になるわけですが、よくもまあ高もこんな「自分の常日頃の主張に反する情報」を記事にできるモンです。

 しかし日本ウヨとつるんで朴クネ政権を反日呼ばわりしてたゴミ野郎の高が北朝鮮批判したいが故に

慰安婦にせよ拉致被害者にせよ、国家によって生活を蹂躙された被害者の人権は等しく救済されるべきであり、そのために必要なことは何であれなされるべきだろう

というのには呆れます。「お前、韓国や米国の慰安婦銅像を支持してたのかよ!」ですね。


■韓国新大統領の誕生を大喜びする北朝鮮の幹部たち

https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170516-00071001/

 朴クネ残党派のような極右に比べたらそりゃ喜ぶでしょうね。

 とはいえ「日本を例にとれば」

1)最低でも県外移設と言っていた鳩山首相は「党内右派」「最大野党自民党」「米国」などの圧力に屈し、公約を反故にし

2)あげく今は「沖縄にとって最悪の」安倍政権 。

 あるいは過去の韓国を例にとれば

1)一時は金大中、盧武鉉の太陽政策

2)こともあろうに朴クネ。

 つまりは北朝鮮だって文大統領が期待はずれだったり、ポスト文でまた朴クネレベルつう事は充分覚悟はしてるでしょうね。


弾道ミサイル発射成功で米朝の「殺るか、殺られるか」が加速する

https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170515-00070967/

 タイトルだけで吹き出しました。

 まあ、「ICBM発射実験成功(理屈の上では米国を直接攻撃出来る)」位に物騒だと「殺るか、殺られるか」に行く危険性が「完全には否定できません*29」が、今回のミサイル発射実験なんてそこまで物騒じゃありませんからね。いかに「アンチ北朝鮮」で「日本ウヨの類友」とはいえ、高も戦争を扇動するようなまねして恥ずかしくないんでしょうか。

 まあ本気ではないでしょうけど。

 2009年7月、オバマ前政権のクリントン国務長官は次のような提案を行っている。

「完全かつ後戻りできない非核化に同意すれば、米国と関係国は北朝鮮に対してインセンティブ・パッケージを与えるつもりだ。これには(米朝)国交正常化が含まれるだろう」

 インセンティブ・パッケージとは、米国が国交正常化、体制保障、経済・エネルギー支援などを、北朝鮮は核開発プログラム、核関連施設はもちろん、ミサイルなどすべての交渉材料をテーブルに載せ、大規模な合意を目指すことを念頭に置いていたものとみられる。

 北朝鮮は、これさえも蹴っ飛ばしたのだ。

 そりゃ「核廃棄したリビアのカダフィが国交正常化してもらった物の、後に米国が支援する反体制派にぶっ殺されたこと(結果的にはカダフィは米国にだまされたこと)」を考えれば、こんなもん蹴っ飛ばすでしょうね。俺が正恩君の立場でも蹴っ飛ばすでしょう。

 「カダフィの二の舞」になる危険性が否定できないからです。

 大体「与える」と確約したわけではなく、「与えるつもりだ」「与える用意がある」ですからねえ。「核廃棄した後」に「やっぱ、やーめた」とならない保障がない。つうか「核廃棄した」カダフィをあんな目にあわせておいてよくもまあこんなしょっぱい提案を正恩君がのむと思えるモンです。

 正恩君は「俺が核廃棄する前にまずお前らがサード配備中止などの誠意を見せろ」といってるんだからそうすればいいでしょうにね。

 トランプ政権とて、オバマ政権時代のやり取りについて知らなかったわけではあるまい。恐らく、航空母艦「カール・ビンソン」を中心とする空母打撃群を北朝鮮の近海に展開させた軍事的圧力下で「4つのノー」を示すことで、「死ぬか、生きるか」を迫ったつもりだったのではないか。

 カールビンソンが朝鮮半島へ直行しないで「南シナ海」で時間潰してたことを考えれば、全然「死ぬか、生きるか」を迫ってないでしょう。

 14日の弾道ミサイル発射の様子を伝えた労働新聞を見ると、掲載された大量の写真から、ミサイルの搬出・展開・準備・発射のすべての段階で、正恩氏が立ち会っていたことがわかる。作業の過程は米軍の偵察衛星に捕捉されていたはずだから、この現場をステルス戦闘機などが急襲すれば、正恩氏を殺害できた可能性が高かったことになる。

 「アホか?」ですね。そんなん明らかに違法行為だし、中露は確実に反発するしできる話じゃないでしょう。大体、正恩君一人殺害しても何もどうにもなりません。北朝鮮体制は彼の個性で成り立ってるわけじゃないでしょう。彼が死ねば民主化します、核廃棄します、つう単純な話ではない。

 だからといって「彼の暗殺にとどまらず」、全面戦争なんか仕掛ければそれこそ恐ろしい事態になるでしょう。

 大体、「金正恩と対話の用意がある」といったのにいきなり暗殺などしたら、トランプがただのデマ屋になってしまいます。

 したがって、次の文章

正恩氏は「そんなこと出来やしない」とたかをくくり、堂々と自分自身を衛星にさらしていた

なんて高の言い分は馬鹿げています。

 「そんなこと(斬首作戦)はできない」と思うのは普通の感覚であり「たかをくくる」なんて話ではない。つうか「視察時に、衛星写真を利用して米国が斬首作戦を発動するかも」と正恩君や側近たちが本気で思ってるほど米国への不信感が高いなら、「北朝鮮が核廃棄を先行しない限り何もしない」という、事前のお土産が何もない「口先だけの平和路線(米国)」なんかそれこそ信用するわけがないでしょう。

 そして「口先だけの平和路線(米国)」を蹴ったからと言って「北朝鮮は対話が成立しない」つうことにもならなくなる。

 一方北朝鮮が「北朝鮮が核廃棄を先行しない限り何もしない」という、事前のお土産が何もない「口先だけの平和路線(米国)」でも米国を信用して交渉に応じるなら「斬首作戦の恐怖」なんか感じるわけがない。

 高の文章は全く論理矛盾だらけです。

偶発的な衝突が生じれば、危機は一気に加速しかねない。そのような展開が起きないことを祈るばかりだ。

 さんざん、戦争を煽る文を書きながら最後にとってつけたように「米朝のチキンレースの応酬で辞退が悪化しないことを望む」と書く高です。

 「お前前半と内容が違いすぎるだろ」「最後にそう書けばごまかせると思ってるのか」と呆れますが、高も最後まで戦争を扇動し続けることには躊躇があったようです。


■金正恩氏のやりたい放題が韓国新政権に「無様な失敗」の烙印を押す

https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170515-00070938/

 まあ別に「やりたい放題」ではないですよね。

 つい先日のミサイル発射も「ICBM発射実験」ほど物騒なモンじゃないし、核実験は今のところやってません(今後もやらないかどうかはあの政権と勿論パイプがあるわけでもない、素人の俺には分かりませんが「今のところやってない」のは要するに現時点では自重してるのでしょう)。

 天安事件やヨンビョン島砲撃のように死人が出たわけでもない。

 あのミサイル発射程度で

北朝鮮に体制変更を強制する以外に、韓国が、そして日本を含む周辺国が安全を確保できる道はない

という高は正気ではない。無理矢理そんな事強制したらそれこそ安全が破壊されますよ。北朝鮮がそんなモン黙って、喜んで受け入れるわけもなく、確実に北朝鮮軍と戦争になりますから。その場合、どれほどの被害が出るかは分かりませんが最悪の予想だと、北朝鮮の攻撃で万人単位の死者ですからねえ。恐ろしくてできる話じゃない。「万人死んでも構わない」とか「そんな予想は間違ってる、万単位でなんか死なない。せいぜい数十人台の死者*30しか出ない」とか言える度胸が高にはあるのか。まあ、高は本気じゃなくてウケ狙いで暴論吹いてるだけだと思いますけど。

 俺が高の立場ならいかに「太陽政策に否定的な立場」でもこの時点では「制裁強化」ならまだしも政権転覆なんて公言しませんね。正気を疑われますから。

 ミサイル発射の是非はともかく、金正恩君と側近連も「それなりの計算はしてる」。ミサイル発射も「文政権の立場を非常に悪くして朴クネ残党派(自由韓国党)を有利にしてはいけないが、だからといって文政権に舐められてもいけない」つう計算による行為でしょう(その計算結果の是非はひとまずおきます)。

 したがって高のように「やりたい放題」だのいうのは大間違いにもほどがありますし、あの程度で「韓国新政権は無様な失敗」「もはや体制変更を強制する以外、道がない」というのも言いがかりにもほどがあります。

 まあ、「アンチ北朝鮮の極右」高としては何が何でも「太陽政策の復活」を阻止したくてこういうんでしょう。最初からまともな、客観的な分析じゃない。

 高のような極右野郎のことを考えれば、北朝鮮にとって「発射しない方が良かったんじゃないか」とは思いますが、まあ、向こうが発射した以上は今さらどうしようもない。

 「太陽政策派」としては発射を「緊張を高めかねない無法」と北朝鮮批判した上で「ただし、ICBM発射実験や核実験でない点は北朝鮮も一定の自重をしたと見られる」として「太陽政策の推進」を訴えていくほかないでしょう。なにせ戦争なんてできる話ではないし、制裁も思った効果を上げないわけです。もはや外交交渉しかないでしょう。


■金正男氏を米国政府が資金援助か…殺害の引き金に!?

https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170513-00070908/

 実際どうか知りませんがそれが事実なら一つ思うことは「暗殺犯が誰であれ*31」、『正男も米国もそれで北朝鮮による暗殺の危険性を予想してなかったのならバカじゃないのか?』つうことですね。

 米国も正男に護衛つけるなり何なりしてもいいんじゃないか。

 もちろん「米国がやすやすと正男を暗殺されたこと」を考えれば「そんな資金援助はそもそもない、噂話にすぎない」つう可能性もあるでしょうが。資金援助するからにはその資金がいくらであれ「利用価値を正男に感じていた」のでしょうし、それならばあそこまでやすやすと米国が正男暗殺を許すだろうかと疑問は感じます。


■金正恩氏の抱える「恐怖心」がいずれ北朝鮮を変える

https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170513-00070895/

 まあ恐怖心だろうが何だろうがいい方向で変わるのなら「カムカム、ウエルカム」です。

 北朝鮮は2000年代に入ってようやく、障碍*32者の人権に対する配慮を装い始めた。

 北朝鮮は2003年6月に障碍者保護法を制定したのに続き、2013年7月には国連障碍者権利条約に署名した(未批准)。障碍者のスポーツ選手をパラリンピックに参加させたり、障碍者の音楽舞踊公演をヨーロッパで行ったりしている。最近完成した平壌順安空港の新ターミナルや科学技術殿堂にも、障碍者用の施設が作られた。

 「装い始めた」つう表現が「さすが、反北朝鮮業界のスター・高さんらしくてステキ!」と言う意味で大笑いですね。

 それで、北朝鮮の障碍者の置かれた状況はどのくらい改善したのだろうか。

 まあ少なくとも「ないよりはまし」「しない善より、する偽善」でしょうがそこでやれ「政治犯収容所ガー」と言い出すいつもの高です。

 なお、こうしたことが「本心」だろうが「国際社会の目を気にしたポーズ」だろうが俺にとってはそれは「ある意味」どうでもいいことです。

 ここから分かることは北朝鮮だってそれなりに常識があるし、「体制維持に反しないなら」いくらでも譲歩するし、交渉も成り立つと言う事でしょう。

 しかし、北朝鮮当局の障碍者への配慮が、たとえ批判回避のためのポーズに過ぎないものであっても、かの国の障碍者たちが想像を絶する苦難から解放されるまでの道のりが1ミリでも縮まるのなら、それに越したことはないとすら思える。

 そう言うコト言う人間が一方では北朝鮮政権転覆を叫ぶのだから本当に論理性や一貫性皆無で無茶苦茶です。

 金正恩党委員長が最も恐れているのは、こうした「人道に対する罪」の責任を問われることに他ならない。そして、もはやそこから逃れられないことを知っているために、半ば自暴自棄になって「核の暴走」を続けているのである。

 ばかばかしい。正恩君が核開発するのは「米軍侵攻の危険性が全面的には否定できないから」です。米軍が体制保障し、それを正恩君が信用すればいつでも核廃棄するでしょう。

 もちろん核の開発は「合法性や道徳性」をひとまず置けば、綛田芳憲氏が『北朝鮮の核兵器開発は「異常」なのか?』(http://blog.livedoor.jp/kasedayoshinori/archives/1811584.html)で指摘するように充分合理的であり自暴自棄でも暴走でも何でもありません。つうか「インドパキスタンの核保有は合理的だが北朝鮮の場合は自暴自棄で暴走」なんて何の論理整合性もないでしょう。


北朝鮮、「美人ウェイトレス」に続き「イケメン従業員」を外貨稼ぎに投入

https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170512-00070852/

北朝鮮サービス業には、美女従業員が欠かせない。

 「北朝鮮をネグりたいらしい」高の文章に吹き出しました。客商売なら何処の国でも「可能ならば」美人従業員を使いたいでしょう。北朝鮮に限った話じゃない。


■韓国新大統領がいずれぶち当たる「この世の地獄」とは

https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170511-00070840/

自国民に対して暴虐な国家は、隣人にとって安全な存在とはなり得ない。人権を保障された北朝鮮国民のつくる、民主的な体制とのみ平和共存は可能である

 吹き出しました。勿論誰だって隣国は「人権が保障された民主的体制の方がいい」。とはいえ中国、ベトナムキューバ(共産党一党独裁)、エジプト、タイ(軍事政権)、サウジアラビアオマーン(王制)など世界には北朝鮮以外にも人権面や民主主義で問題のある国は多数存在します。

 高はそれらの国に対しても同じ事を言うのか。そもそもこの発言、戦争の扇動でしかないでしょう。

 「民主的体制でなくても」平和共存は可能だし、平和共存しないといけないわけです。

 どのような道を進もうとも、文氏もまた、朴氏と同様に北朝鮮の人権問題という深刻な課題にどこかでぶち当たるはずだ。ぶち当たらないならば、それは間違った道でもあるとも言える。

 つまりは「北朝鮮人権問題をまじめに考えれば、俺のような政権転覆論になるはずだ」といういつもの高の与太です。


■「日本に核の雨を浴びせる」…金正恩氏の「脅し」に潜む本当の危険度

https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170510-00070784/

 論評は例えば、次のように述べている。

「日本の反動層は北東アジア地域の安保地形が大きく揺れている今こそ、長い間かぶっていた平和憲法の帽子を脱ぎ捨てて戦争国家への突破口を開くことのできる絶好のチャンスだと見なしている」

 全体の内容を要約すると、日本の安倍政権は米国のトランプ政権の対北圧迫に便乗して憲法改正を成し遂げようとしており、さらには朝鮮半島での戦争勃発さえも待望している――というものだ。

 これが、相手にする価値もない「言いがかり」に過ぎないのは言うまでもない。

 日本ウヨとお友達の高にとっては言いがかりなんでしょう。

 ただし「実際にこうしたこと(朝鮮半島有事を口実に改憲したい、朝鮮半島で戦争が起こっても構わない)を主張する極右とのつきあいがある現総理・安倍」では残念ながら「言いがかり」と言えるかどうかは甚だ疑問です。

「第二の朝鮮戦争が過去のように日本に黄金の夕立をもたらすと考えるのは、愚かな妄想である。第二の朝鮮戦争は日本に黄金の夕立ではなく、核の夕立、砲火の夕立を浴せかけるであろう」

 1950年6月25日から3年にわたって繰り広げられた朝鮮戦争は、日本経済が第2次世界大戦の敗北から立ち直るための特需をもたらした。しかし次に朝鮮半島で戦争が起きる時には、米軍基地のある日本も戦場となり、核攻撃の標的となるのは免れないだろう――このように言っているのだ。

 「あ、そう(昭和天皇風に)」ですね。「在日米軍基地」がある以上、朝鮮半島有事になれば、在日米軍朝鮮半島に向かう可能性は当然あるし、当然それを阻止しようと北朝鮮が日本攻撃する可能性もあるでしょう。北朝鮮に言われなくても常識があれば分かる。

 大体、北朝鮮の主張は「だから日本は、米国の先制攻撃に荷担するな」つう話であって「ワシから日本を先制攻撃する」なんて話じゃないし、そんなに脅威視する話じゃない。

安倍政権の進める安保政策が、戦争のリスクを高めているのは一面において事実

 「一面どころか全面そうだろ」と思いますが、あの高ですらこういうようです。 

 かつて1990年代には、北朝鮮高官が「ソウルを火の海にする」と語っただけで世界的なセンセーションを巻き起こした。今や北朝鮮は、この程度のことはしょっちゅう言っている。そして、こうした脅し文句が韓国国民の耳に馴染んでしまうと、韓国軍に対して海戦を挑んだり、韓国海軍の哨戒艦を撃沈したり、民間人も済む島しょ部に砲撃を加えたりと、軍事挑発のレベルを高めてきた。そんな中、2015年8月には北朝鮮の地雷が韓国軍兵士の身体を吹き飛ばしたことがきっかけとなり、戦争の瀬戸際まで行きかかった。

 つまり、北朝鮮の「核の脅し」は現在は口先だけだが、今後どこかの時点で、何らかの形をともなったものに化ける危険性がないとは言えないのである。

 隣国韓国ならともかく距離の離れた日本相手にそんな事が可能とはとても思えませんが。なお、「韓国国民の耳に馴染んでしまうと」ではなく「李明博や朴クネが太陽政策を放棄したから」でしょうね。

 天安事件にせよヨンビョン島砲撃にせよ、李明博政権以降のことです。

 なお、天安については北朝鮮は犯行を否定していますし、ヨンビョン島砲撃は死者2名です。

 何が言いたいかと言えば北朝鮮だってそれなりに自重してると言う事です。「俺を怒らせたら怖いことになるぞ」アピールしながら「韓国との全面戦争に突入しないような寸止め行為」をしているわけです。

 今まだ余裕がある時期に、北朝鮮の「核リスク」をどのようにすれば除去できるか、抜本的な方策について考え始めるべきだと思う。

 そこで「太陽政策」という話は絶対にしないのが高です。


韓国大統領選、誰が当選してもロクな展開は期待できない

https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170508-00070743/

 「え?、自由韓国党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)でも評価しないの?」ですね。

 アンチ北朝鮮の高が「太陽政策への転換」を唱える

・「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補

・「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス

を評価してないのはよく分かりますけど。

 「どういうこっちゃ?」と思って読んでみたら

 洪氏は選挙演説で、「有事の際には軍を北進させ、金正恩ら指導部を除去して国土を制圧する」とまで言ってのけた。

 ところが現地のジャーナリストによれば、「この発言はネット上で『頭がおかしいんじゃないか』『ぜったいに投票しない』と叩かれまくった」という。

ということで「国民の反発が強いから」いかに洪でも「高が希望するほどの極右政策は北朝鮮相手に穫れない」つうことで高は「誰が当選してもロクな展開は期待できない」というわけです。

 しかし「必要最低限の反撃」ならまだしも「カウンター攻撃で北朝鮮政権転覆狙う」とは、

『頭がおかしいんじゃないか』『ぜったいに投票しない』

つうのは普通の感覚でしょうにそれに否定的な高は「有事の際には軍を北進させ、金正恩ら指導部を除去して国土を制圧すべきだ」とでも言うんでしょうか。

 本気か、反北朝鮮の極右へのこびへつらいかはともかく全く高とは「気が狂ってる」、「頭がおかしいんじゃないか」としか言い様がないですね。

 韓国社会の厭戦ムードは、2年足らず前(2015年8月)の軍事危機と比べても強まっている。

(中略)

 この状況を克服するためには、韓国が総力を挙げて、北朝鮮の民主化に取り組むしかない。

 論理展開が意味不明すぎます。「厭戦ムードを克服しないといけない(そんなに戦争がしたいのか?)」つう主張も理解不能ですが「克服のためには北朝鮮の民主化が必要」つうのはもっと意味不明です。大体、高はどうやって「北朝鮮の民主化」をやるのか。平和的、漸進的な民主化なら俺も反対はしませんが「ただの北朝鮮政権転覆論の言い換えに過ぎない(しかも武力転覆もあり得る)」のなら勿論反対です。

 韓国国民の多くは、有名大学を卒業した若者までが就職に苦労する閉塞感の中で、北朝鮮になど関心すら持てないのが現状である。

 まあそりゃそうでしょう。「北朝鮮叩きで飯食ってる高」以外はそんな事には興味はないでしょう。


■金正恩氏の外見を遠慮なくけなし始めた北朝鮮若者たち

https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170430-00070434/

 まあ、ぶっちゃけ「自虐的になる上」、ややプライベートなことなのであまり言いたくありませんし、実際言う事もまずありませんが小生は太ってて不細工な男です。その点では金正恩君に似ています(いや正恩君の場合やせれば、結構イケメンかな?)。まあ、まじめな話、小生に限らず「不細工な中年太り男」はこの日本に「掃いて捨てるほどいる」でしょう。だから例えばライザップのCMに「不細工な中年太り男」の代表として森永卓郎が登場するわけです。

 何が言いたいかと言えば「金正恩氏の外見を遠慮なくけなし始めた北朝鮮若者たち」なんてもんにはまるきり共感できないつう事です。

 「顔が不細工」だの「太ってる」だの「はげてる」だの外見で非難する人間は小生は大嫌いですが、自分自身が「太って不細工」なのでなおさら大嫌いだという話です。

 というと高などは「多くの人間が餓死してるらしいのに金正恩だけが太ってるのはおかしいという批判だ」といいそうですが、だったらそう言う批判をすればいいのであってただただ「デブ」だ「ブタ野郎」だの言うのはレベルの低い悪口雑言にすぎないでしょう。

 当然ながらそんな悪口雑言では

その怒りが、金正恩体制をひっくり返すほどに強くなる日が待ち遠しい。

なんてこともないでしょう。

 例えば戦前「見よ、東条*33の禿頭」「あの禿どけろと口惜し泣き *34」なんて替え歌があったそうですが、だからといってそんなことで東条内閣は崩壊しなかったわけです。

 なお東条内閣の直接の崩壊原因はサイパンの陥落で昭和天皇の信頼を東条が失ったことです。

 何が言いたいかと言えば陰口を叩く程度では、しかもその陰口のレベルが低いのでは鬱憤晴らしにはなっても、政治への影響という意味では話にならないと言う事です。

*1:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相。

*2:現在もこの条項はありますが安倍政権によって有名無実化されてるのではないかという批判があります。

*3:鈴木内閣労働相、自民党政調会長(中曽根総裁時代)、中曽根内閣文相など歴任

*4:この産経記事に寄れば産経自身もそう言う後追い報道をしています。この頃は未だ産経も今よりはまともだったのかも知れません。

*5:まあ犯人を逮捕しなくても朝日赤報隊事件のように政治的声明(朝日事件の場合は右翼的声明)が出ている場合はその声明から物をいうことも許されるとは思いますが。

*6:2015年にサルコジ党首(当時)によって「共和党」に改称された。

*7小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事

*8フランス革命当時やリンカーン当時はそうでしょう。今は違うと思いますが。

*9:菅政権時代にTPP参加を打ち出した民主党を主として想定しています。

*10:最近の著書に『風水師が食い尽くす中国共産党』(2016年、角川新書)、『トランプVS習近平、そして激変を勝ち抜く日本』(2016年、KADOKAWA)、『中国がいつまでたっても崩壊しない7つの理由』(2017年、ビジネス社)など

*11:まあ現時点では「在野の極右」はともかく、安倍はそんな事求めてませんが。

*12:村山内閣運輸相、橋本内閣建設相、自民党政調会長(森総裁時代)、国民新党代表、鳩山、菅内閣金融担当相など歴任

*13:イヤー容易ではないでしょうね。

*14:著書『北朝鮮アメリカ:確執の半世紀』(2004年、明石書店)、『戦争とテレビ』(2004年、みすず書房)、『アメリカ西漸史:「明白なる運命」とその未来』(2013年、東洋書林)、『朝鮮戦争論:忘れられたジェノサイド』(2014年、明石書店)など

*15:恐らく事実なのでしょうが。

*16:いやいや「本当に命の危険がある」なら当然「立ち会いは辞める」でしょうね。そんなことで無理に虚勢を張る必要もない。

*17:なお、「北朝鮮安保理決議を無視してることの是非」はともかく、少なくとも安保理決議つうのは「国際社会との約束」ではありません。敢えて誤解を恐れずに言わせてもらえれば「道義的に問題ある行為」ならともかく「北朝鮮の約束違反」なんてあるんですかね?。思い浮かばないんですが。一方、有田芳生氏が批判するように根拠レスで「首相在任中に解決する」といいながらその見通しを出せず拉致被害者家族会を事実上、だまし裏切り「約束違反」してるのが安倍です。魔安倍の約束違反を家族会が黙認してるので俺的にはどうでもいいことですが。

*18エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領

*19:とはいえ北朝鮮もそれなりの政治的計算は当然していますが。

*20:多くの場合、一応平和的崩壊ですが、ルーマニアでは短期間とは言え内戦になっています。

*21北朝鮮崩壊に中国が進駐して統一韓国を阻止、つう事はないでしょうね。まあ「予想できなかった崩壊で進駐強行」ならともかく、少なくとも「進駐前提」で崩壊支持はないでしょう。

*22北朝鮮も時々米国民相手に「スパイ行為に関与したとして拘束」しています。なお、これらの拘束が「言いがかりや誤解」なのか事実なのかは部外者には分かりません。

*23:盧武鉉政権大統領秘書室長、「元に民主党」代表などを経て大統領

*24:サウスカロライナ州知事を経て国連大使

*25:「朝鮮半島非核化」ですから否定されてるのは「北朝鮮の核保有」だけではありません。「韓国の核保有」「在韓米軍基地への核持ち込み」も否定されています。

*26:いわゆるNPT体制のこと

*27:具体的には米国、韓国、日本、ロシアでしょう

*28:既に書いたように俺個人はこうしたヘタレ路線を是とはしませんが

*29:ただICBM実験成功の場合でも、北朝鮮攻撃した場合の反撃の恐怖を考えたらそうそう北朝鮮攻撃には踏み切れないでしょう。

*30:数十人台だって俺的には勘弁して欲しいですけど

*31:まあ一番可能性が高いのはやはり北朝鮮でしょうが

*32:高は「障害」「障がい」ではなく「障碍」と書く方針のようです。

*33:関東憲兵隊司令官、関東軍参謀長、陸軍次官、近衛内閣陸軍大臣などを経て首相。戦後、A級戦犯として死刑判決。

*34愛国行進曲の歌詞「見よ、東海の空あけて」「金甌無欠 揺るぎなき」の替え歌

デュオ・マックスウェルデュオ・マックスウェル 2017/05/01 10:06 >仏大統領選
「どっちも嫌だ」ということで棄権を呼びかける集会が開かれていますが、どうなるかという感じです。

「どっちもタチが悪い」から棄権の方向性も出ているのは分かりますが、ルペンの危険さを理解していればいいのですが。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2017/05/01 18:14 デュオ・マックスウェルさん
 まあルペンは勿論危険ですがマクロンが「ルペンに比べて安全か」というと「ウーン(まあ安全だとは思うけど)」というところがねえ。マクロンは極右ではないにせよ弱者切り捨て傾向の強いネオリベラルでしょうから。

リベラルリベラル 2017/05/02 04:54 産経新聞の阿比留瑠比もデブでブサイクです(笑)

2017-04-29

今日の産経ニュースほか(4/29分)(追記・訂正あり)

| 23:45 |

安倍晋三首相帰国の途 ロシア英国訪問終え

http://www.sankei.com/politics/news/170429/plt1704290031-n1.html

 問題は「官僚でも外相でもなく首相がわざわざ行ったからには何か成果がないとおかしい」つうことですがその辺り果たしていかがな物か。

 まあ成果があればそれなりに宣伝するでしょうが、なければ黙りでごまかそうとするんでしょうね。


主権回復記念日国民集会 「日本は独立国家なのか」 めでたい日にも嘆きの声 憲法改正も、拉致解決もまだ…

http://www.sankei.com/politics/news/170429/plt1704290004-n1.html

・4/28の「サンフランシスコ講和条約締結の日」を「独立回復の日として祝う」という考えは「建国記念日2/11」などという「フィクションの上に極右反動」、「昭和の日4/29」という「フィクションではないが設立趣旨が昭和天皇をあの戦争も含め偉大だと賛美する*1という極右反動」という「全く賛同できない日」と比べたら、分からないでもありません*2。一方で「サンフランシスコ講和の日=米軍基地がその後も日本に置かれ続け、沖縄が佐藤*3政権時代に日本復帰するまで日本から切り離された屈辱の日」とみて祝日化などに批判的な意見も分かります。

参考

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-268569.html

琉球新報『きょう「4・28」 沖縄屈辱の日」を知ってますか?』

 1952年4月28日にサンフランシスコ講和条約が発効してから28日で64年となった。敗戦後、連合国軍の占領下にあった日本は条約発効で独立を果たしたが、沖縄奄美は日本から切り離された*4沖縄が日本復帰するまで米施政権下にあった27年間、本土から沖縄へ基地が移転。日本国憲法適用されず、人権が蹂躙(じゅうりん)された。過重な基地負担など現在の沖縄差別の源流ともなったこの日は「屈辱の日」と呼ばれる。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-04-24/2016042403_01_0.html

赤旗沖縄の「屈辱の日」って?』

 なぜ沖縄で4月28日を「屈辱の日」と呼ぶの?

 1952年4月28日は、日本が連合国サンフランシスコ講和条約を結び、国際社会に復帰した日。同時に、日米安保条約によって米国の軍事的支配の鎖に縛りつけられました。沖縄から見れば、沖縄を分離することで日本国が独立を回復したので、「屈辱の日」と呼ばれています。米国の統治下では、日本国憲法適用されず、人権侵害が横行しました。

・「ゴールデンウイークが増える」つうことで一般国民も気軽に賛成するかも知れない(一方で「5/1のメーデーを祝日にしよう、ゴールデンウイークが増えるし」という声がほとんど聞こえない辺り、「5/1を祝日にすることの是非」はひとまずおいても、「日本社会の反動右翼性」を象徴していると思います)。

 問題は「何ゆえにウヨにおいてはサンフランシスコ条約締結を祝うことがウヨ的な運動に結びつけられるのか」が理解できない、つうことですね。

 繰り返しますが「サンフランシスコ講和の日=米軍基地がその後も日本に置かれ続け、沖縄が佐藤政権時代に日本復帰するまで日本から切り離された屈辱の日」と言う要素は明らかにあるわけです。そうした事はウヨにとって屈辱ではないのか。

 かつ「サンフランシスコ講和できた」のは建前では「日本があの戦争の非を認め2度とああいうことはやらない」と国際社会に誓い、それを国際社会も認めたからです。「サンフランシスコ講和を祝いながら」、その前提である「日本はあの戦争の非を認めた」をチャラにしようなど無茶苦茶ですが、日本ウヨにはそう言う常識は通用しないようです。

 集会には拉致被害者の家族も参加した。被害者の増元るみ子さん(63)=拉致当時(24)=の弟、増元照明さん(61)は、姉を失った直後は北朝鮮による国家主権の侵害という認識がなかった*5と振り返り、「学校では日本の主権に関することは学ばなかった。子供のうちに近代史を学び、日本という国を考える機会をつくることが必要だ」と語った。

 増元以外には家族会から参加者はなかったようですが、さすが「次世代の党から出馬する人間」らしい極右ぶりです。せめてもの救いは増元が「家族会事務局長を辞めたこと」でしょう。

 なお、もちろん子どものウチに「近代史国家主権に関すること」も皆学んでいます。問題はそれらの学びが「ウヨの増元にとって気にくわない」つうことにすぎません。


■【主張】昭和の日 元号あればこその歴史だ

http://www.sankei.com/column/news/170429/clm1704290002-n1.html

 そもそも元号とは中国文化です。日本に縄文時代からあったわけではない。ウィキペ元号」によれば日本で「記録上、元号の制定が確認できる」のは「大化の改新」で知られる「大化(645年)」が一番最初です。

 元号の元ネタと成ってるのも「中国の古代文献」で、漢学者などから意見を求めることが多い。

 昨今は、年数計算が便利で合理的だといった理由から西暦が重視される傾向にある。

 そりゃそうでしょう。明治以前の元号は「頻繁に変わっていた」ので全然不便です。

 明治以降は「頻繁に変わらなくなり」多少便利になりましたがそれでも「人間(天皇)の寿命」はまちまちなので非常に不便です。

 例えば1918年生まれです(例:中曽根*6首相)といえば、単純に「2017年マイナス1918年」で「98or99歳ですか?」と分かるわけです。これが「大正7年生まれです(注:内容的には『1918年生まれ』と同じです)」では「平成29年マイナス大正7年?。ええとちょっと待って下さい。」となって非常に不便です。

 しかも元号が意味を持つのは国内だけでしょう。国外で元号なんか持ち出しても意味がない。

 つうか以前、「自称・尺貫法支持者」永六輔が書いていたと思うのですが「太陰暦旧暦)を国際化を理由に廃止して太陽暦新暦)に移行*7したり、尺貫法を国際化を理由に廃止してメートル法に移行したりした連中が、元号にこだわる理由が分からない」ですね。それ伝統文化維持じゃなくてただの「天皇制万歳」でしょうよ(まあ天皇制も伝統の一つですけど)。

 だから「天皇制と関係ない太陰暦や尺貫法は伝統として保護されない」わけです。

【参考:尺貫法と永六輔について】

http://motoda.exblog.jp/1250295/

 永先生が展開した一大復古運動。日本においては明治以来物を測る単位として尺貫法とメートル法が並存していたが、計量法の改定により昭和34(1959)年からは尺貫法の使用が禁止され、メートル法の使用が義務付けられた。これにより曲尺鯨尺は公には使用できないこととなり、これに違反した場合には法律違反として処罰が課されることとなっていた。

 昭和51(1976)年、知り合いの指物師から曲尺で仕事をして警察に呼び出された、という話を聞いた永先生は、この計量法の在り方に疑問に感じ政治家に相談するが改正は不可能と告げられる。義憤を発した先生は、自らのラジオ番組「誰かとどこかで」で尺貫法復権を提唱、全国の職人衆に決起を呼びかけたほか、自ら尺貫法を使用し警察に自首するデモンストレーションや、曲尺鯨尺の密造密売、プロパガンダ芝居「計量法伝々」の全国公演などの形で尺貫法復権運動を大々的に展開した。

 その結果、法律自体の改定は行なわれなかったものの処罰は行なわれなくなってゆき、尺貫法の使用は黙認されるようになったという。

■参考文献

 永六輔『さよなら芸能界』(朝日文庫 2001年)

 もともと中国由来の元号制度ではあるが、特筆すべきは、中国の威に屈する形で中国元号を遵奉(じゅんぽう)し、自らの元号をほとんど建てられなかった周辺の多くの国とは異なり、わが国では独自の元号を使い続けてきた事実である。

 まあどうでもいい話ですね。前近代の日本に置いては「中国から独立して元号をつくること」はある種の「ブランド」だったわけですが今そう言う時代じゃない。むしろ「元号主体暦金日成*8の生誕が主体元年)と何処が違うんですか?」「主体暦が個人崇拝で問題なら元号だって問題じゃないですか?」つう話になるわけです(なお、ウィキペディアに寄れば主体暦金日成の死後に制定されました。さすがに生前にそう言うコトをやる度胸はなかったようです)。

【追記】

 産経は「日本以外は独自の元号がなかった」かのような書き方をしていますが、ウィキペ元号」によれば

 ベトナムでは、970年、時の丁朝が太平の元号を制定して以来独自の年号が使われ、1945年阮朝滅亡*9まで続いた。

だそうです。

 ただし

 19世紀後半にフランス植民地支配が始まると、新たに公用文となったフランス語文書元号が使われることはなく、元号の認知度は次第に低下した。

ということで独立前からベトナムでは元号は廃れていきます。

中国では既に失われ、今や日本にのみ存続している元号は、いわば国家独立の象徴でもあり、今後も大切に守っていきたい。

 いやそう言う話じゃないでしょう。

 不便だし「元号なんかつくる理由、メリットがない」から中国は辞めたわけです。

 しかし中国において「主体暦」のような「毛沢東*10生誕をスタートとするある種の元号」ができなかったのは興味深いと思います。

 なお、ウィキペ元号」によれば「政府法律で制度として定め公式に採用してるかどうか」はよく分かりませんが台湾では「辛亥革命をスタートとする民国紀元」なる物が使われているそうです。

*1:何も考えず、旅行に出かける人間はともかくウヨにおいてはそう言う日です。

*2:ただしこうした「独立回復記念日」を「建国記念の日」とせず「フィクション」を「建国記念の日」とすることはよく分かりません。

*3:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*4奄美1953年に、沖縄1972年に日本に復帰した。

*5:「拉致と知った直後」ならともかく「失った直後」なら「北朝鮮拉致と分かってない」のだから「国家主権の侵害という認識がなかった」のは当たり前でしょう。「拉致と分かった直後」の誤記でしょうか?

*6:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*7:まあ中国韓国なんかは未だに太陰暦を併用して旧正月を祝ってるようですが。

*8北朝鮮国家主席朝鮮労働党総書記朝鮮人民軍最高司令官

*9ホーチミンによって阮朝が打倒されるが、フランスは「阮朝最後の王」バオ・ダイを担ぎ出してベトナム国(国王バオ・ダイ)を作り出し、植民地支配復活を画策、インドシナ戦争(1946〜1954年)が勃発した。インドシナ戦争では結局フランスは植民地支配をあきらめベトナムから撤退。しかし今度は米国ゴ・ジン・ジェム大統領に担ぎ出し、1975年の南北ベトナム統一までベトナム戦争が展開された。

*10中国共産党主席

Bill_McCrearyBill_McCreary 2017/04/29 07:22 こういう時代錯誤な記事を書くのは、まさに産経ならではですね。

>4/28の「サンフランシスコ講和条約締結の日」

4月28日は、昔は「沖縄デー」なんて言って左翼もデモや集会をした日でしたから、たしかに戦後の日本のさまざまな価値観がぶつかり合う日ではあるのでしょうね。稲田朋美も百人斬りの本を、わざわざ出版社に頼んで4月28日の奥付にしてもらったということを本に書いていました。

www.amazon.co.jp/dp/4166605666

>昭和の日 元号あればこその歴史だ

次の天皇になって元号が変われば、産経のような頑迷かつ極右な連中以外には元号はますます使われなくなるんじゃないんですかね。使い勝手の悪さがひどくなる。役所以外では使われなくなるでしょう。私の感覚ですが、一般人にも相当西暦が広まっていますから、ここで元号が変われば、ぐぐっと西暦志向が広まるでしょう。私はどっちみち仕事以外では西暦しか使いません。

>なお、ウィキペ「元号」によれば「政府が法律で制度として定め公式に採用してるかどうか」はよく分かりませんが台湾では「辛亥革命をスタートとする民国紀元」なる物が使われているそうです。

台湾では、硬貨の年号やレシートなどはまだこれを使用していると思います。一応継続しているから、元号よりは使えます。ただこれは現地の人や台湾人に聞いてみないとわかりませんが、元号同様台湾でも昔と比べればだいぶ廃れているでしょうね。昔には日本でも、元号を使用させることを政府がやや強権をもって指示していましたが、昨今はそのようなことはあまりされていません。台湾も似たようなところがあると思います。が、これは今度台湾に行く際に、ホテルの人とかに聞いてみてもよさそうですね。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2017/04/29 14:04 id:Bill_McCrearyさん
>仕事以外では西暦しか使いません。

 まあ「元号で書類をつくることが義務化されてるケース」でもないと「元号に思い入れがある人間以外は」自分から使う動機はあまりないですよね。不便ですから。
 そして「元号義務化」もそんなにはないでしょうね。役所の文書くらいじゃないか。

nordhausennordhausen 2017/04/29 21:03 私の両親は戦後のベビーブーム世代(母はそれより少し下の世代)なので、昭和期の事柄を表すときには元号(昭和)を使用することが一般的ですね。ただ、平成改元後の事柄については西暦を用いることが時々ありますね。確かに昔の人は元号を用いる傾向が目立ちますが、また元号が変われば西暦志向になる可能性はありますね。

2017-04-28

今日の産経ニュースほか(4/28分)(追記・訂正あり)

| 23:45 |

朝日新聞『台湾、WHO総会の招請状届かず 陰に中国の圧力強化』

http://digital.asahi.com/articles/ASK4T4GXPK4TUHBI01M.html

 中国と台湾が「一つの中国」に属するという原則を受け入れていない台湾の蔡英文(ツァイインウェン)政権に対する中国側の圧力が強まっている。来月ジュネーブで開かれる世界保健機関(WHO)総会の招請状が届いておらず、参加できない恐れが出ている。さらに(中略)中国は台湾と外交関係を持つ国への働きかけも強めている。

 台湾と現在、外交関係を結ぶ21カ国は、中米やアフリカなどの比較的小規模な国々だ。西アフリカの島国サントメ・プリンシペは、台湾に巨額の財政支援を求めたが、台湾が応じずにいた結果、昨年12月に断交に至った。同国はすかさず中国と国交を回復した。

 今年1月には、同じく西アフリカブルキナファソの閣僚が海外メディアの取材に対し、「中国側から500億ドル(5兆円超)の財政支援を条件に台湾と断交するよう働きかけられたが断った」などと語った。こうした「断交圧力」も続いているとみられる。

 蔡英文も中国相手に挑発的態度をとったつけを今払わされてるわけです。


【ここから産経です】

■【トランプ政権】トランプ氏、台湾の蔡英文氏と再度の電話に慎重 対北強調で中国に配慮か

http://www.sankei.com/world/news/170428/wor1704280039-n1.html

 トランプ米大統領は27日のロイター通信とのインタビューで、台湾の蔡英文総統との再度の電話協議について、当面は応じない意向を示した。蔡氏は27日(台湾時間)の同通信の取材で、再協議に期待を示したばかり。米国との良好な関係を強調してきた蔡氏にとり、思わぬ痛手になりそうだ。

 トランプ氏は、中国の習近平国家主席と「個人的に良い関係を築いた」として、「今は彼の邪魔になることはしたくない」と述べた。北朝鮮問題で中国の協力を取り付けたい思惑があるとみられる。

 予想の範囲内ですが「反中国派に空しい期待をさせた」トランプも全く罪作りな男です。

朝鮮学校差別反対と森友ウヨ教育批判は何ら矛盾しない

| 23:48 |

 まあ矛盾するかのように理解して「サヨはダブスタだ」とか抜かしてるバカウヨがいるようですが「朝鮮学校差別(無償化除外、補助金不支給、減額など)に反対」とは「朝鮮学校の教育は非の打ち所がないスバラシイもん」といってるわけではない。「不当な差別反対」といってるだけにすぎないわけです。

 たとえば小生は何も朝鮮学校でなくて「幸福の科学学園高校」「塚本幼稚園(森友学園)」だって不当な差別は反対です。しかし、「個々の生徒や保護者はともかく」塚本や幸福(経営陣とか運営方針とか)などは大嫌いです。

 まあ、少なくとも今のところ幸福や、森友に不当な差別などないでしょうが。「幸福の科学学園大学(仮称)不認可」も「森友の経営危機」も別に差別ではないでしょう。むしろ経営危機になる前は不当な優遇を受けていたのが森友で、野党などの批判によって、政府が森友に掌返しし、その「不当な優遇がなくなったら」途端に経営が傾いたにすぎません。

 それはともかく、似たような話としてはたとえばもう昔のことですが「オウム破防法訴訟」つうのがあり、それに多くの法学者は「破防法は適用すべきでない」としましたが、これまた「オウムはスバラシイ宗教だ」といってるわけでもない。

 あるいは、イラク戦争に世界の平和団体が反対したのも「フセイン大統領は立派な人だ」つう話ではない。

 ただそう言うコトが分からないバカも残念ながら結構いるわけで疲れる話です。

「安田純平救出を政府に求めるな」と放言する藤原亮司とそれを正論として宣伝する常岡浩介(珍右翼が巣くう会・番外編シリーズ)

| 21:27 |

 今まで「常岡」タグは使ってなかったのですが、今後は使おうかなと。

 常岡が正気を疑う行為をしていましたので。まあ、常岡が非常識なのはいつものことですけど、今回は特に酷い。

常岡浩介*1リツイート

Ryoji Fujiwara*2‏ @JP_Fujiwara

 社会正義やらを振りかざす人が、その延長線上に「政府は救出しろ」みたいなことに安田さんを持ち出してる*3のをみると情けなくなります。本人は良いこと言ってる、みたいな気になってるのでしょうが。

 おいおいですね。この藤原ツィートはどう見ても「政府に安田救出を求めなくていい」としか読めないでしょう。そして常岡のリツィート行為は「藤原への賛同表明」としか読めないでしょう。

 「日本国民安田純平*4が無法な犯罪集団タハリール・アル・シャーム(旧称:ヌスラ戦線)に拉致されてる」のに「日本政府に、日本国民は安田救出を求めなくていい」とはどういうことなのか?

1)藤原と常岡は「政府に救出を求めないで」どうやって安田を救出する気なのか?

 いやもちろん俺も「政府に救出を求めることがかえって安田の事態を悪くする」というなら藤原と常岡を支持しますよ。でも普通に考えてそんな事ないでしょう。「政府が自国民救出に動くこと」も「政府に救出に動けと国民が要求すること」も当たり前のことです。

2)それとも藤原や常岡は「安田は救出されなくていい」というのか。日本国民が不当に拉致されたのに救出されなくていいとはどういうことなのか。

 「安田は救出を望んでない」とでも強弁するのか。いや安田氏の意思が何かなんて「彼が身柄拘束されてる以上」わかりません。

 ここは「普通の人間だったら救出を望むだろう(常岡や藤原だと望まないかも知れないが)」「家族や友人も救出を望むだろう(常岡や藤原の家族、友人なら望まないかも知れないが)」と考えるべきでしょう。

 仮に常岡や藤原が「俺だったら政府に救出されなくていい。そう言う考えを俺の家族や友人も支持してくれると思う」と思ったとしてもそれは「常岡や藤原以外にも一般化できる話」じゃありません。まあ、本当は安田氏みたいな目にあったら「政府でも誰でもいいから俺を助けてくれー」と泣きが入るのが「人間のくず」であるこいつら2人だとは思っていますが。

 大体仮に安田氏が本気で「政府は私を救出しなくていい」と思っていたとしても「そうですか、じゃあ救出しません」が政府に許されるわけがないでしょう。

3)それとも藤原や常岡は「安田救出を訴えると、『そんな面倒臭いことになるのならフリージャーナリストは戦争取材に行くな』となること」を恐れてるのか。

 「俺達が戦場取材に行きたいから安田を見捨てよう」つうのはまともな人間のすることではない。かつそれをすれば常岡らが身柄拘束された場合「あいつらは安田は政府が救出しなくていいといってたんだから政府は見捨てて問題ないですよ」になりかねない。

 つうか藤原はどうか知りませんが、常岡がクルドに身柄拘束されたときに「高世仁らが常岡に何かがあったらしいと政府に通報して、政府が動いたこと」(http://d.hatena.ne.jp/takase22/20161031参照)を常岡はどう思ってるんですかね?

 それとも「そもそも俺達は安田が大嫌いだから救出されなくていい」つう鬼畜で不人情な話なのか。

4)それとも「安田救出を訴えて安倍政権ににらまれるのが怖い」「いやにらまれるのが怖いどころか、俺達安倍支持者だから安田救出を訴えて政権を困らせたくない」「安田救出を訴える人間に俺達の嫌いな奴らが沢山いるからあいつらを支持したくない」とかそういうくだらない話なのか。

5)常岡はツイートしていませんでしたが

藤原は

■ハーパービジネスオンライン『シリア拘束中の安田純平さんを救出するカギ』

https://hbol.jp/97919

の安田写真や「ハーパーの記事を自ブログやツイッターで紹介する人間」について

Ryoji Fujiwara‏ @JP_Fujiwara

 なにゆえ最も彼の意にそぐわず、彼が屈辱的なことをさせられている*5こんな写真を繰り返し使うのか。自らの善意があるがゆえなら、人の誇りを踏みにじることはいいのか???

と意味不明なことを言っています。

 いやいや「安田救出」を訴えるのならそれこそ「助けて下さい」というプラカードを安田氏が掲げてる(藤原的には『掲げさせられてる』)写真を使用するのは当たり前でしょう。

 そうすることによって「コレ(プラカード掲示)が彼の本心ならもちろん彼は追い詰められた立場にある。コレが彼の本心でなくてもそうしないと酷い目にあわされるからそうしてるのだろうという意味で、彼は追い詰められた立場にある。」ということで安田救出を強く訴えやすいと思うんですけどね。

 大体「安田の誇りを守るために政府に救出を訴えない」と藤原は言いたげですがそれ誰が考えてもおかしいでしょう。

 「政府が安田を見殺しにすることで守られる安田の誇りとはなんなのか」、「誇りとやらのために見殺しにしていいのか」つう話です。

 何もこれは安田氏のようなジャーナリストに限らない。たとえば「植村直己のような冒険家」は「事故に遭遇しても」他者に助けられるくらいなら「死んだ方がマシだ」と思うかも知れない。だからといって「そう言うコトなので捜索しません、見殺しにします」とはいかないわけです。

 いやそもそも安田氏は「見殺しにしてくれ」とは一言も言ってません。「安田ならそう思うはずだ」と藤原が勝手に決めつけてるだけです。

6)

■藤原亮司ブログ『友人*6の誕生日に』

https://ameblo.jp/chibikurumi/entry-12256930000.html

 2016年3月16日、シリアで拘束されているジャーナリスト安田純平の映像が流されてから1年が過ぎた。

(中略)

 しかし、彼ならきっと、拘束されている側であるとはいえ、コミュニケーションをはかり、元気にサバイバルを続けているはずだ。

(中略)

 いつか、無事に生き延びて帰国した彼が書くであろうルポは、誰一人外国人が伝えたことのない貴重なルポになるはずだ。

 まあ生きて帰れれば確かにそうでしょうね。ただしそんな保証はないわけで藤原は全く無責任です。

 藤原のような奴に「安田は友人」といわれても俺が安田氏本人や彼の身内なら怒りしか湧いてきません。

7)

■危険地報道を考えるジャーナリストの会声明(2017年4月15日)『安田純平さん解放のための日本政府へのアピール』

http://www.kikenchisyuzai.org/2017/04/30/post-348/

 2015年6月にジャーナリスト安田純平さんがシリアの北部でヌスラ戦線(現・シリア征服戦線)と見られる武装組織に拘束されて2年が経とうとしています。16年5月に、「助けてください これが最後のチャンスです」と日本語の紙を掲げる安田さんの画像がネットで公開されて以来、新たな情報もありません。

 安田さんと同時期にヌスラ戦線に拘束されたスペイン人ジャーナリスト3人が16年5月に無事解放され、同年9月には約1年前から拘束されていたドイツ人女性ジャーナリストも解放されました。それぞれスペイン政府、ドイツ政府が解放のために動いたと報じられています。

 安田さんの画像が出た日の会見で菅義偉官房長官は「邦人の安全確保は政府の最も重要な責務」と公言しました。しかし、安田さんの解放について、政府が積極的に動いている様子が見えません。

(中略)

 安田さんを解放するためには、シリア征服戦線(ヌスラ戦線)と関係の深い「第三国」の協力が不可欠です。それには日本政府の働きかけによる政府レベルの交渉が求められます。安田さんの一日も早い帰国が実現するよう日本政府が中東諸国や欧米と連携しつつ、最大限の努力をするよう求めます。

 土井敏邦*7、川上泰徳*8、石丸次郎*9綿井健陽*10各氏が世話人を務める『危険地報道を考えるジャーナリストの会』の声明について常岡や藤原は同じジャーナリスト仲間として何というのでしょうか?

 「安田純平救出を政府に求めるな」と放言する藤原や常岡ですから、理屈の上では「土井氏らは間違ってる」ということになるのでしょうが、まあ、このバカ二人もそこまでいう度胸はおそらくないでしょう。

8)いずれにせよ「政府に安田救出を求めなくていい」という常岡と藤原は「人間のくず」です。俺が安田氏本人、あるいは安田氏の身内(家族、友人)なら絶対にこのクズ野郎2人を許さないでしょう。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む・番外編(4/28分:常岡浩介と黒井文太郎と桜木武史の巻、ほか)(追記・訂正あり)

| 01:00 |

常岡がらみという事でロシア、シリア関係ネタ等、他のネタも少し書いています。

■どうしてイスラーム教はわかりにくいの?、危険だと誤解を招く4つの理由

宗教学者・飯塚正人さん*11

http://toshin-sekai.com/interview/17/

インタビュアー

 イスラームというと、一般的な日本人にはどうも馴染みが薄いように思います。(後略)

飯塚

 日本人のイスラーム観は、2001年9月11日の同時多発テロ「以前」と「以後」とで大きく変わったんですよね。「9.11以前」は‟神さまを信じ、厳しい戒律を守って生きている人たちなのかな”という風に見ていたかと思うんですが、「9.11以後」は、すっかり‟テロリスト”というイメージになってしまった。

 イスラームのイメージが常に画一的なのは、やはり情報量が圧倒的に少ないことが原因。高校の世界史でも扱いは小さいですしね。

 だからわたしが講演をするときは「なぜイスラームはわかりにくいか」ということに半分以上時間を割いてお話をしています。

インタビュアー

 なるほど。どうしてわかりにくいのでしょうか?

飯塚

 大きく4つの理由があるのですが、まずひとつ目は「宗教会議がない」ということ。宗教会議がないと「これが正統教義です」という統一の見解が決まらないんです。

 例えば、一般的にイスラーム教は一夫多妻制だと思われていますが、トルコやチュニジアなどではそうではありません。結婚制度ひとつとっても、いろんな解釈や意見があるわけです。正統教義が決まっていないことはイスラーム教徒同士でも意見が割れる大きな要因にもなっています。

 二つ目は「イスラーム教徒自身でさえイスラーム教のことをわかっていないことがある」ということ。エジプトスーダンには、女性器の一部または全部を切除する女子割礼という風習があるのですが、彼らはこれをイスラームの教えだと信じて行っています。でも、実は割礼の儀式はイスラーム諸国のなかでもこの近辺でしか見られない。もし本当に正しい教えなのであれば、イスラーム諸国すべてで行われていないとおかしいですよね?。つまりこれは、教徒自身のイスラーム教に対する単なる誤解。そういうことがたくさんあります。

 三つ目は「政治が宗教を利用する」ということです。独裁政権の大統領や国家元首が民主化を拒む理由として「イスラーム教が禁じているから」と言ったりする。本当はそんなことないですし、イスラーム教と民主主義は共存できるはずですが、政治のために都合よく教義を捻じ曲げてしまうことも多いんです。

 以上がイスラーム側の問題で、四つ目は教徒以外の人たちが「イスラーム教徒の行動のすべてを、イスラームの教えの反映だと思い込んでしまう」ことです。

 世界にはキリスト教の国もたくさんありますが、それらの国が問題を起こしても、「キリスト教が悪い」とはならないですよね。でも、彼らが事件を起こした場合にだけ「イスラーム教が悪い」となってしまう。

インタビュアー

 イスラーム教徒は過激なテロのあとに「これは神の教えだ」と声明を出すこともあります。これはどう捉えたらよいのでしょう?

飯塚

 確かに、「テロリスト本人がそう言っているんだから、暴力的なものがイスラームの教えなんだ」と思ってしまいますよね。

 でも、冷静に考えるとよくわかるのですが、イスラーム教徒は世界中に約17億人もいます。対して、ISIL(イスラム国)の戦闘員はどんなに多く見積もっても3〜5万人。つまりものすごく少数の人が言っていることにすぎないわけです。

 もしも彼らの言うように「暴力的なものがイスラームの教え」なのであれば、世界中はテロだらけ。大多数のイスラーム教徒がテロリストにならず平和に暮らしていることを考えれば、どちらが教えとして正しいと思われているのかは明白でしょう。

 どこの社会でも民族でも、犯罪者というのは一定数いるので、そうした誤解がついてまわるのは仕方がないですけどね。

インタビュアー

 では、「イスラーム教とは平和の宗教だ」と言ってしまってもいいのでしょうか?

飯塚

 いや、そんなに単純でもないんです。もちろんイスラーム教には無条件に人を傷つけていいという教えはありません。でも、ふたつだけ暴力が認められるケースがあります。犯罪を犯した人に対する「刑罰」と「敵対する異教徒に対する戦闘」です。

(中略)

インタビュアー

 中東ではいつもどこかで紛争が起きている印象もあります。

飯塚

 戦争や内戦が長引くのは、(ボーガス注:イスラムのせいではなく)大国がいろんな理由で介入してきてしまうからなんですよね。シリアの内戦なども、最初は「生活苦をなんとかしてくれ」という普通のデモから始まったものですが、そこにいろいろな国が介入し、アルカイダも入ってきた。さらにはそのなかからISILという存在も出てきてしまった。

 やや長い文章ですが共感したので紹介してみました。


時事通信アイルランド首相が辞任:後任は同性愛者が有力』

https://this.kiji.is/247517966278542837

 常岡が「与党幹部と書かずに同性愛とのみ書くのは無神経だ」とツィートしてたので気付きました。「安田純平氏をオモチャにして恥じない、手前が言うな、この屑野郎」とは思いますが、まあ正論ではあるでしょう。

 なお、別に時事通信をかばう義理はないのですが、「無神経ではある」でしょうが「悪意はない」、「少なくとも主観的には差別ではない」と思います。少なくとも俺的には「無神経な時事」より「安田氏をオモチャにしてるクズの常岡」の方が何倍も非難に値します。

 「アレ、アイルランドってカトリックがメジャーやなかったけ?」「カトリックって同性愛否定やなかったけ?」「こいつはアイルランドが同性愛に寛容な社会になったつうビッグニュースと違うか?」程度の話でしょう。日本でたとえるなら「皇族が同性愛をカミングアウトする」ようなもんです。ちなみにそうなったらウヨは何と言うんですかね?

 ちなみに今回ググって知りましたが

http://www.sankei.com/world/news/150524/wor1505240036-n1.html

■産経『アイルランド同性婚合法化 厳格なカトリック国に“社会革命”の波』

ロンドン=内藤泰朗】

 カトリック教徒が多数を占めるアイルランドで22日、同性婚を合法とする憲法改正の是非を問う世界初の国民投票が行われ、23日の開票の結果、賛成票が62%にのぼった。今秋には、憲法改正が行われ、「結婚は当事者の性別を問わない」と明記される。同性婚の完全平等化に反対してきたカトリック教会のマーチン大司教は「社会革命が起きている。教会は現実を見つめる必要がある」と語った。

ということで同性婚は既にアイルランドで合法化されています。


時事通信『ロシアがカタールサイバー攻撃か=アラブ諸国断交のきっかけに−CNN』

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017060700737&g=int

 ロシアは「そもそもそんな事実はなくデマ」と否定していますがそれはさておき。

 正直「そんな馬鹿な」と思いますね。ロシアが偽ニュースを流したかどうかはひとまず保留するとしても「断交」という重大決定を行うにおいて「偽ニュースに踊らされる」ほど、サウジやエジプトなどが軽率とも思えません。

 結局、カタールが「ロシアに責任転嫁すること」で事態改善を図ってるだけでしょう。

 ただしそれにサウジやエジプトが乗ってくれるかは不明ですが。「そんな事で断交を決めたんじゃない」と蹴飛ばされればアウトです。それとも水面下でサウジなどと手打ちをしているが故の「ロシアへの責任転嫁」でしょうか。


■三浦瑠璃ブログ『教育無償化加計学園問題をつなぐもの』

http://lullymiura.hatenadiary.jp/entry/2017/05/21/204021

 『いや教育無償化加計学園疑惑と何一つ関係ねえジャン』で終わる話です。

 俺個人は「教育無償化に賛成」ですが別に「教育が無償化されようがされまい」がそんなことと加計学園疑惑と全く関係ない。

 このタイトルで予想できるように「安倍の疑惑についてまともな安倍批判が書かれてるわけでは全くありません」。

 何でこういう恥ずかしい文章が書けるんですかね?。ご本人も本気で書いてるわけではないでしょうが「安倍の免罪ご苦労様です」としか言い様がない。


■三浦瑠璃ブログ『改憲運動に欠けているもの』

http://lullymiura.hatenadiary.jp/entry/2017/05/04/005929

 2012年の自民党憲法改正案で展開される復古調の価値観は、憲法改正の最大の障害であると思っています。「家族を大事にしよう」的な道徳論は求められていないし、封印すべきです。

 やれやれですね。親米保守として「何よりも日米共同軍事行動をするために改憲で集団的自衛権を容認したい」三浦氏にとってはそうでしょう。しかし日本会議にとっては「復古的改憲」こそが本丸の訳です。

 封印しろと言っても「隠す」と言う意味での封印ならともかく「やらない」と言う意味での封印は「日本会議とずぶずぶ」の安倍自民では望み薄でしょう。いやそもそも本当に「やらない」と言う意味で封印して欲しいなら、三浦氏は日本会議を批判すべきですがそうはしないのだからせいぜい彼女の主張は「隠せ」程度の意味でしかないことは見え透いています。


■「常岡と類友のツィート」その他に突っ込む

黒井文太郎‏ @BUNKUROI

 大方は単に「反安倍」と「反・反安倍」がそれぞれ自分に都合よく善玉悪玉を持ち出して*12バトルしてるだけに見えますね

 「大方」ってのは誰のどんな言動なのか、たとえば

・森友・加計疑惑での野党の追及

などとはっきり書かない辺りが黒井も全く姑息な男です。それにしても「親・安倍」とか「安倍支持」とか書けばいいところを「反・反安倍」て(苦笑)。分かりづらいだけヤン。

 「反・反安倍」という「珍語」を使う黒井が安倍批判派を不当に貶め、安倍を擁護したいバカであることがよく分かります。

 しかし加計学園疑惑発覚当初ならともかく、安倍がかなり追い詰められてる現在、詭弁で安倍擁護に走る黒井の神経がよく分かりません。黒井の評判が落ちるだけですが、黒井とつきあってる連中は今や「黒井の同類」しかいないのでしょう。まともな人間はそもそも黒井とつきあわないと。

黒井文太郎さんがリツイート

因幡のよっちゃん(CV・玄田哲章)‏ @japanesepatrio6 19時間19時間前

その他

加計学園の優遇はなかった」内部から見た獣医学部新設の一部始終(八田達夫)ダイヤモンド・オンライン http://diamond.jp/articles/-/134825

凄いわかりやすいし納得出来る。なんか国会本当にバカバカしいな.

 バカバカしいのは黒井と「因幡のよっちゃん(CV・玄田哲章)」のほうでしょう。

 八田なんて「加計の新学部設置を認めた特区会議議員」という当事者です。

 「八田の言い分を鵜呑みにする」などたとえるなら

教科書検定審議会委員が「教科書検定に政府・自民党の圧力などない」といったから、「ないはず」

・トランプ政権幹部が「ロシアゲートフェイクニュース」といったから「事実無根」

レベルの珍論です。八田の立場で「明らかに不正はありました」ということはまずありえない。

 そもそも本当に「加計に対する不当な政治的配慮がなかった」のなら安倍があれ程までに「前川氏参考人招致」を拒否するわけがないでしょう(都議選惨敗で結局応じましたが)。

 読売新聞を使って前川氏の個人攻撃をする必要もない。

 しかも前川証人喚問に応じても、和泉首相補佐官や木曽元内閣官房参与参考人招致には未だ応じないわけです(今後応じる可能性はありますが)。

 まあ、仮に八田の主観では「不正はなかった」のだとしても*13、それは「八田が単にぼんくらで気付かなかった」「八田の気付かないところで巧妙に工作していた」だけという可能性もあります。

 そもそも「疑惑があれば追及してただすのは当然」で仮に結果的に「不正がなかった」と判明した*14としても「だから追及しなくて良い」ということには全く成りません。

 つうか何で黒井はこんなにまで「加計疑惑は虚妄だ」と言いたがるんですかね。いや黒井は姑息にも「リツィートするだけ」ですが「因幡のよっちゃん」と同意見なんでしょうね。

黒井文太郎‏ @BUNKUROI

 ロシアによる偽情報工作の大規模さが注目されていますね。

 自分はかねてウクライナやシリア情勢に関して「ロシアの主張は全て詭弁と欺瞞」と指摘し、その検証記事を書いてきましたが、まあその反証情報なども露側が仕組んだ偽情報にすぎませんでした。それを見抜けるか否かが問われたわけですが

 そんな「ご立派な」黒井先生でも上で指摘したように「加計側の指摘は全て詭弁と欺瞞」とは言わず、「八田達夫が仕組んだ偽情報」は見抜けないわけです(皮肉)。

 つうかロシア問題では「ロシアは悪だ」と一方的に批判する男・黒井が安倍批判に対しては

 大方は単に「反安倍」と「反・反安倍」がそれぞれ自分に都合よく善玉悪玉を持ち出してバトルしてるだけに見えますね

ですからねえ(苦笑)。

 誰かが黒井への皮肉で

 大方は単に「反ロシア(プーチン)」と「反・反ロシア(プーチン)」がそれぞれ自分に都合よく善玉悪玉を持ち出してバトルしてるだけに見えますね

といったら黒井は何と反論するんでしょうか。

黒井文太郎がリツイート*15

藤原かずえ‏ @kazue_fgeewara

・前川喜平前次官の最大の武器は、【論点回避】のテクニックであると思います。

・内閣不支持続落の一因として、マスメディアの自民党大バッシング報道に影響を受けた自民党の都議選惨敗とそれに引き続く執拗な政府バッシング報道によって情勢を解釈した大衆の一部が【バンドワゴン効果】によって内閣不支持に回った可能性が考えられます。今まさに日本は一方向に動かされています。

 どのアタリが「論点回避」なんですかねえ。しかも「マスコミの悪質なバッシングのせいで不当なバンドワゴン効果ガー。支持率低下で私たちの安倍様が(号泣)」だそうです。どんだけお前ら安倍好きなんだよ。常識はずれすぎて開いた口がふさがらんわ。

 むしろ

獣医学部は必要だ(問題は加計学園に不当な便宜が図られたかどうかであってそんなことではない)」

「前川は天下り問題で引責辞任した男だ。出会い系バー通いもしていた(そんなことは前川告発の信憑性と関係ない)

なんてことばかりいう安倍一味の方がよほど論点回避ですが。

 まあ正直、加計問題では仮に前川氏を何らかの理由で批判する場合でも「ただし私は安倍氏、下村氏(ヤミ献金疑惑)、萩生田氏の加計疑惑についての説明に納得はしてない。前川氏を批判したからといってその点は誤解しないで欲しい」といわなければ誰がどう考えても、安倍擁護以外の何物でもないわけですが黒井と言い藤原女史と言い前川批判しかやらない時点で「安倍自民をかばいたい!」「加計疑惑追及をうやむやにしたい!」という腐った性根はモロバレです。まあ無名人のこいつらがツイッターで安倍擁護してもほとんど無意味ですけど。

 つうかあんだけ安倍が内閣支持率を落としたあげく、「前川氏と対決するのをおそれて海外にトンズラした」のにかばって恥じない黒井や藤原女史のような輩がいるんですねえ。産経をホームグランドとするウヨ連中には良くそう言うのがいますが、「自称アンチウヨの黒井」がこれです(藤原女史の自己認識がウヨかどうかはよく分かりません。興味もないですが)。

 しかし「自称軍事ジャーナリスト国内問題は専門外のはず)」の黒井に「安倍をかばう動機が何故あるのか」よくわかりません。結局、何だかんだ格好つけても黒井が阿比留だの櫻井よしこだのの同類のバカウヨと言う事でしょう。

 常岡の友人なのか、常岡が黒井を頻繁にリツィートしてるので黒井の存在を知ったのですが、まあ、何というか「巣くう会とつるむ」高世と言い、「前川氏を誹謗する」黒井と言い、「安田純平日本政府は救出しなくていいと放言する」藤原亮司と言い、常岡の類友って本当にろくな奴がいない。まあ、常岡自体「海外で武装勢力に拉致されることしか能がないバカ(自称ジャーナリスト)」ですけど。

黒井文太郎‏ @BUNKUROI

 「ロシアは2島なら返す」と根拠なき思い込みで総理大臣がロシア大統領と握手してカネを出し続けるのは、外交の素人の総理の問題ではなく、官邸に「ロシアは2島なら返す」との誤分析を報告している関係省庁の官僚の問題

 おいおいですね。何を根拠に黒井が「安倍のロシア外交は外務省の影響」と見なすのか分かりません。そもそも「橋本*16、小渕*17、森*18、小泉*19、福田*20、麻生など、安倍以前の最近の自民党政権」あるいは「鳩山*21、菅*22、野田*23民主党政権」と比較しても安倍ほど「ロシア経済支援」に踏み込んでる人間はいないのだからむしろ安倍の個人的責任が大きいんじゃないか。

 どっちにしろ黒井のやりたいことは詭弁による安倍擁護でしょう。呆れて二の句が継げません。

黒井文太郎‏ @BUNKUROI

「帰れコール」

どちらサイドにせよ、相手がどんな嫌いな相手でも、安全地帯から徒党を組んでこういうことをするのは自由だけど好きではないです

 安倍の目の前で「帰れコール」をやってる上に、「相手が野党幹部ならまだしも」、安倍はいざとなったら警察、検察も動かせる「日本国首相」なんだから「帰れコールの是非はともかく」全然安全地帯じゃないでしょう。それなりの覚悟がなければこんな事はできない。

 「安倍信者らしい」黒井は言ってることが本当にずれています。

常岡浩介

 死に票覚悟で、民進に投票してみたら、自民候補が落ちて、民進は当確出てたよ。中野区*24

 いや、民進に入れるのもすごくいやだったんだけど、他は自民、都民ファ、共産、幸福、公明しかいないし。

 常岡の評価基準がよく分かりません。俺だったら共産ですけどね。だって石原知事時代にぶれずにきっちり石原批判したのは共産だけだし。民主党(現・民進党)なんか「豊洲問題」であれ「新銀行東京問題」であれ石原への態度がぐらぐらですよ。今回も小池批判をきちんとしてるのは共産だけだし。まあ「小池批判&反自公&反極右プラス当選可能性」で選んだら「共産しかない」て情けない話ですが。

 都民ファーストを常岡が支持しないんだったらそれこそ共産に投票すべきじゃないのか。

 常岡の「反共右翼性」が共産支持を拒むのか。

常岡浩介がリツイート

貫洞欣寛

 一昨年、シリアの戦乱を現地取材した(ボーガス注:私、貫洞ら)朝日取材陣を「退避勧告が出ている場所に入った」と批判した読売新聞が、同じく待避が出ているイラク北部に入り、取材。ではどうして当時、僕らを叩いた。誰に言われて書いた。

 まあ、「貫洞非難した連中A(官邸の手先?)」と「今回イラク取材した連中B」は同じ読売記者でも、おそらく別であり「AとBはお互い仲が悪い」のでしょうがそれにしても酷い話です。貫洞氏が憤慨するのも無理はない。

常岡浩介

 「アベ政治を許さない」と、おっしゃってる皆さんが、一方で、「アラブの春は米帝の陰謀で…」とか、おっしゃってるのを耳にしますと、ご自分たちもどなたかの陰謀で街頭でデモやっていらっしゃるのかなあと思いますけども。

 いつもながら常岡には「やれやれ」ですね。全ての「安倍政治を許さない」派が「アラブの春は米帝の陰謀*25」といってるのならともかく、そうでないなら*26、常岡の行為は安倍政治批判派(野党各党など)に対する不当なネガキャンでしかありません。

 週刊金曜日が911陰謀論を一時期、唱えたことを理由に「安倍批判派の方が911陰謀論を唱えてるのを耳にすると」云々というくらい常岡の主張は不当な物言いです。安倍批判派のほとんどは911陰謀論なんか支持してないわけです。

 常岡はこうした不当な物言いをせずにはっきりと「安倍政治を許さないと言っているホニャララさんやホニャララという組織が『アラブの春は米帝の陰謀』というのには納得できない」と具体的個人名、団体名を出して批判すればよろしい。

 結局、そうした具体名を常岡が出さないのは「不当なネガキャン安倍批判派に対して常岡がしたいから」でしょうが。しかしそういうことを常岡がすればするほど「まともな人間」は常岡評価を引き下げるわけですが、まあ常岡はもう「まともな人間が自分をどう評価しようが構わない」と居直ってるのでしょうね。

常岡浩介

 ロシアで判決を受ける男が有罪であれ、無罪であれ、ネムツォフ*27暗殺の真犯人は依然クレムリンに匿われている(マケイン*28議員)

 アンチロシアの常岡らしいですが、このマケイン発言ははっきりいってトンデモ発言です。

 なぜなら「ネムツォフ暗殺・ロシア公安犯行説」は一つの説にすぎず確証があるわけではないからです。

黒井文太郎

 中国かロシアがリードする世界が良き世界とは思えない

 実に「親米派」黒井らしいですね。しかし小生は黒井とは意見が違う。

 「きれい事であり実現は困難だ」ということを理解した上で書いていますが、「米国でアレ、中国でアレ、ロシアでアレ、EUでアレ、我が祖国日本でアレ、G7であれ」、特定の国家や国家グループが「リーダー面する世界」はいい加減辞めるべきでしょう。

 あくまでも「小国でも正論なら受け入れられる世界」を目指すべきだ。

 なお、小生は

1)中国やロシアなどの勃興により米国の地位は落ちるが

2)中国でアレロシアでアレ他の国でアレ、米国に取って代わりリーダーとなる国はなく

3)米国、EU、中国、ロシア、日本など経済大国が力を持ちリーダーなどない状態(あえてリーダーをあげれば米国だが昔ほどの力はない)

というのが現在進行している状況であり、こうした「リーダー国不在状況」は当面続くだろうと思っています、そしてそれが悪い事だとも別に思ってない。むしろいいことだと思っています。

常岡浩介

 ハサンせんせ*29がさっき公開した「質疑応答」なる文書を読んで頭を抱えている。ここまで大雑把で幼稚なものは、専門家は相手にしないだろうが、今のハサンせんせのパートナーは専門家ではなく、シロート衆だ。

 いたいけな大学生の中でも愚鈍なものは、これを真に受けてしまうかも知れない。

というなら「真に受けてしまうものがでないよう」、何故か更新が長期間止まってるhttp://d.hatena.ne.jp/shamilsh/ででもきっちり批判したらどうなんですかね?。

黒井文太郎‏

 いわば減点回避型エリートのオバマ前大統領、とにかく事なかれ主義を徹底し、全部裏目に。

 オバマがシリアへの積極軍事介入を避けたことを「減点回避型エリート」「事なかれ」「裏目に」ととんでもない評価をするアホの黒井です。

 「減点回避型エリート」「事なかれ」では「オバマケア」「イラン核合意」「キューバとの国交正常化」という「ブッシュ前政権とは違う政策の大きな転換」はできないでしょう。つまりはオバマは事なかれではなく「オバマケア」「イラン核合意」「キューバとの国交正常化」という「オバマにとって政治生命を賭ける価値のある重要なことでは力こぶを入れる」が「重要とは思えなかったシリア積極軍事介入はしなかった」つうだけの話です。

 なお、俺はオバマが積極軍事介入しなかったことを、黒井とは違い、むしろ評価していますが、ここで言ってるのはそう言うコトではありません。黒井のオバマ評価はおかしいと言うだけの話です。

常岡浩介

日本政府は先進主要国中もっともアサド政権寄りなのだが、今に続くアサド政権による市民虐殺への不処罰を決定づけたのが安倍総理の対米外交だったという分析

日米関係を大きく狂わせた「シリア空爆」問題。あの時安倍が「空爆支持」だったら?

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140226/p2

 常岡と言い、常岡が紹介してるエントリと言い、色々な意味でバカバカしいですね。先ず1)安倍が空爆支持になる可能性はなかったでしょう。

 そして2)安倍が空爆支持してもオバマが空爆に踏み切る可能性もなかった。最後に3)今さらそんな事を言っても何もどうにもならない。これからのことを考えていく上で意味もない(なお、常岡は「今らでも遅くないからアサド軍を米軍で空爆」なんでしょうね。是非以前に現実性ないと思いますが)。

 なお、1)、2)の理由は簡単です。

 先ず第一にシリア空爆論については米国の野党共和党どころか、オバマ政権与党民主党内ですら「すべきでない」という批判がありました。ヨーロッパでも英国、フランス、ドイツ、イタリアなどで反対論が強く結局何処の国の政府も空爆支持になんか踏み切れません。

 第二にそう言う状況で「安倍やオバマに空爆に踏み切るだけの動機があった」か。何もないわけです。支持者がほとんどない状況で踏み切って、「批判派が危惧するように」泥沼戦争化したらオバマ政権は「イラク政権で潰れたブッシュ子政権、ブレア政権」のように政権がレイムダック化しかねない(もちろんこれは安倍も同じです)。

 さて、http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140226/p2についても簡単にコメントしておきます。

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140226/p2

 オバマ大統領から安倍総理に電話がかかってきました。

「アサド側が化学兵器を使った明確な証拠がある」(オバマ大統領

(略)

 「明確な証拠があると大統領自ら言っているのだから、同盟国の日本は支持表明してくれるものと信じている」(ライス*30大統領補佐官

 ここで、麻生*31副総理が割って入りました。

 「イラク戦争の(ボーガス注:幻の大量破壊兵器の)例がある。明確な証拠開示が支持の条件だ」(麻生副総理)

 その後、アメリカ側は日本に対する情報開示に踏み切りました。

(略)

 「アサド政権側が化学兵器を使用した」と断定した共同声明への署名をようやく許可しました。

 「こちらが困っているのに、証拠を出さないと安倍は信じてくれなかった」

 ホワイトハウスと官邸の関係が、「亀裂」へと悪化したのはこの時期だと関係者は見ています。

 「ホンマかいな?」「ウソやろ!」ですね。正直「靖国に絶対に行くなよ、絶対に行くなよ」と事前に米国がアピールしたのに「ダチョウ倶楽部のネタ振りみたいなモンだろ。『俺は安倍に行くなと言ったから、責任は果たした』つうオバマのアリバイづくりだよ。行っても無問題」と勘違いしたらしい安倍が靖国参拝した時点で「あいつ、ふざけてる」と米国の安倍評価は最悪でしょう。

 シリアの件なんかおそらく「今後安倍政権はシリア問題で俺達米国にハイ、分かりましたで従えよ。ぐちゃぐちゃ余計なことを言うなよ」と安倍を牽制、恫喝するために「必要以上に話を盛ってるだけ」でしょうね。

 つうか「俺が証拠があると言ってるんだから信じろよ、俺達仲間だろ(オバマ)」てのも酷い話です。「歴史修正主義(例:河野談話否定論)、独裁体質、森友疑惑」などを理由に「アンチ安倍」で「オバマケア、イラン核合意、キューバとの国交正常化」などを理由にオバマを評価する俺ですが、これ「証拠出してくれ、イラク戦争の『幻の大量破壊兵器』の二の舞は嫌だ」つう安倍や麻生の方がまともで「トラストミー」で片付けようとしたオバマやライスの方が異常ですよね。

常岡浩介

「拷問なんて、事実無根だ!。暗殺しただけだ」と、いう話なのでは?

■TBS『北朝鮮「拷問は事実無根」 米大学生死亡で談話』

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3086818.html

 もちろん北朝鮮が言ってるのはそういうことではないことは言うまでもないでしょう。

 常岡のくだらない冗談のわけですがこういう冗談は

1)北朝鮮に対する酷い誹謗中傷であり

2)ワームビア君のご遺族の心情を傷つける悪質な暴言であり

3)当然ながら少しも面白くないし、北朝鮮理解に役立つわけでもありません。

 常岡のクズさには改めて呆れますね。まあ、常岡以外の「大新聞の記者(産経を除く)」辺りがこんな事言ったら確実に謝罪に追い込まれてるでしょうが、不幸なことに、常岡だとそうならないわけです。

 なお、俺個人は「拷問はなかった」と「断言はしませんが」、下手に死なせたら「その時点で人質として使えなくなる」ので、拷問の可能性は低いと思います。

常岡浩介

 シリアで捕まっている安田くんに関しては、「身の代金が取れる」と犯人グループに誤解させた人間たちが救援妨害したので、当分無理だろう

 やれやれですね。未だに常岡のバカは「俺が安田純平を救えなかったのは西谷文和が救出を妨害したせいだ。西谷の妨害がなければ救出できた」というデマの流布を止める気はないようです。つうかそんな醜い言い訳は結構ですので「どう安田を救うのか」「そのために我々は何が出来るのか」を真剣に常岡は考えたらどうなのか。常岡のような、ここまで恥知らずの『人間のくず』も珍しいと思います。

 常岡にデマ中傷されてる西谷氏はもちろんですが「西谷が全て悪い」で片付けて安田氏救出をまともに論じない常岡に対しては「安田氏本人」「安田氏のご家族や友人知人」は正直マジで激怒してるんじゃないか。

常岡浩介

 サウジって国は夜盗の頭目*32新興宗教の教祖*33を押し立てて聖地*34と油田を占拠し権威を勝手に名乗ってるヤバいところ

 「夜盗の頭目」て、これはもはやサウジ批判なんて生やさしいモンではなく、誹謗中傷以外何物でもないでしょう。

 常岡は「過激に書けば受ける」と思ってるのかも知れませんが、こういうのはまともな人間なら書く以前に「思いつくことすら難しい」でしょう。大体、ジャーナリストというのは「受ければいい」というもんじゃないでしょう。

常岡浩介

 なんか、「日本の右傾化」を憂う左派の主張をよく見かけるんだけど、憂うべきは右傾化じゃなく、ポピュリズム化だと思う

 単に常岡が

1)「左翼嫌いのウヨ」として左翼に因縁をつけたいだけ

2)自己顕示欲の強い人間として「俺は凡百の人間とは違う」アピールしたいだけ

なんでしょうが、常岡って本当に言ってることが意味不明ですね。右傾化とポピュリズムは対立する概念ではないし、例えば「米国のトランプ」、「フランスのルペン」、「日本の橋下徹や小池百合子」といった「ポピュリストのウヨ政治家」が批判される場合、日本でアレ、海外でアレ、多くの場合は「ポピュリズム批判」もされていたはずです。

 まあ、「平沼赳夫のようなポピュリスト性のない右翼政治家」「田中康夫(元長野県知事)のような右翼性のないポピュリスト政治家」の場合はまた話が別ですが。

常岡浩介がリツイート

kazukazu88‏

 バーニー・サンダース*35の妻のジェーン・サンダースが大学の学長を務めていた頃の銀行からの融資をめぐってFBIが捜査中で、その捜査にはバーニーが銀行に融資をするよう不適切に圧力をかけた疑惑も含まれるとな

 勿論これが事実ならサンダースは批判されてしかるべきでしょう(クリントン国務長官のメール疑惑捜査が結局「違法性無し」で終わったように結局「違法性なし」で終わる可能性も勿論ありますが)。サンダース政治的主張を支持する俺ですがそれとこれとは話が別です。

 ただしこうしたサンダースの「不正疑惑」と「彼の政治的主張の是非」は全く別問題です。

 これをごっちゃにするのは「前川氏は出会い系バーに行っていたから加計問題での内部告発は信用できない」「田中角栄ロッキード疑惑政治家だからその政治的業績(例:日中国交正常化)は一切評価できない」などというレベルの低能発言です。

 さすがに常岡はそこまで酷くないですが「サンダースに疑惑が発覚した!」としかいわない、常岡やその類友が「サンダース政治的主張(例:大学教育無償化)」を「サンダース疑惑」をネタに抹殺したがってることは間違いないでしょう。

 「大学教育無償化」が非常にわかりやすいですが別にサンダース政治的主張は、彼に金銭疑惑があろうともその価値が否定されるもんではありません。まあ、常岡やその類友が正面からサンダース批判しないのも「批判出来ないから」でしょう。前川氏批判に「バー通い」を持ち出してる産経、読売みたいな存在が常岡です。

 つうかこんなんで「サンダース全否定」できるのなら、「常岡の過去の全業績」なんか「俺が安田純平を救えなかったのは西谷文和が救出を妨害したせいだ。西谷の妨害がなければ救出できた」という常岡の酷いデマ一発で全否定できるんですけどね。まあ、正直な話、「デマ屋の常岡」に後の時代に残せるような業績があるのかは俺個人は疑問に思ってますけど。しかしここまで酷いデマ屋・常岡がジャーナリスト面してるんだから、本当に日本人であることに絶望的な思いがしてきます。

黒井文太郎‏ @BUNKUROI

ソウルを火の海にすると言ってきた北朝鮮が短距離核弾道弾を実戦配備という段階に至っている状況で、米がせっかく進めてくれてるTHAAD配備に反対する韓国の人々の考えはまったくわからない

1)中国やロシアがサード配備に対し「本当のターゲットは北朝鮮ではなく我が国」と強く反発しており正式配備したら報復措置を執りかねないこと

2)中国やロシアは韓国にとって重要な貿易相手国であること

3)北朝鮮の主張はどう考えてもフカシでしかないこと

4)むしろサード配備などしたら北朝鮮との間にチキンゲームが始まりかねないこと

を考えれば「支持するかどうか*36」はともかく、「理解できない」どころか良く理解できますけどね。

 もし本当に理解できないのなら単に黒井が馬鹿なだけです。

常岡浩介

・なにを捏ねくり回したところで勝てるようにはならない。(ボーガス注:米国が)対タリバン和平交渉するしかないことは、ホルブルック*37が特別代表だったときからはっきりしていた

タリバンと和解して、IS打倒で共闘するしかない

 常岡って本当に面白いですね。

 確かに「タリバンと交渉するしかない」のでしょうがその常岡がシリア問題では何故かアサド打倒を唱えるわけです。「イランやロシアがアサドを支援してるのに無理だろ?」ですよねえ。

 また常岡はロシアのアサド政権軍事支援を内政干渉として非難しますが、タリバンについても「真偽不明ですが」

https://jp.sputniknews.com/russia/201703113419795/

 ロシア外務省は、ロシアがアフガニスタン反政府勢力タリバン」に資金提供し、武器を供与しているとする声明について、ナンセンスだと指摘した。

http://www.sankei.com/world/news/170330/wor1703300010-n1.html

 米中央軍のボーテル司令官は29日、下院軍事委員会の公聴会で証言し、アフガニスタンで米軍と敵対するイスラム原理主義勢力タリバンに対し、ロシアが軍事支援を行っているとの見方を明らかにした。

https://mainichi.jp/articles/20170519/k00/00e/030/281000c

 戦乱が続くアフガニスタンを巡り、米国とロシアが対立している。米軍幹部らはアフガン政府軍と戦闘を続ける旧支配勢力タリバンに対し、ロシアが支援していると主張。ロシアは疑惑を全面否定している

(中略)

「(ロシアによるタリバンへの)支援は昨年後半に始まった」。

 先月24日、駐留米軍のニコルソン司令官はカブールでの記者会見でこう語り、ロシアがタリバンに武器を供与しているとの疑惑についても「否定しない」と述べた。

(中略)

 一方、ロシア外務省は「でっちあげだ」と非難。タリバンも否定しており、真相は不明だ。

ということで「ロシアのタリバン軍事支援説」が存在します。

 普通に考えると「ロシアのアサド軍事支援を非難しながら、タリバン軍事支援は容認する」とも思えないので「常岡はロシアのタリバン軍事支援説をガセと判断してる」ということになるのでしょうが、どんなもんなんですかね。いずれにせよ軍事支援説の真偽はともかくこういう説が出るのはロシアが事情はともかくタリバンに比較的好意的*38だからですがその辺り「アンチロシア」常岡的には別にどうでもいいのか。

常岡浩介がリツイート

岡口基一‏ @okaguchik 11 時間11 時間前

 これでも不起訴(^_^)

 警察官が,17歳少女から「悩みの相談を受けて気持ちが舞い上がり、性欲を抑えられ」ずに,ラブホテルなどで複数回、みだらな行為をしたほか、勤務先の交番で体を触るなどした

http://www.sankei.com/affairs/news/170609/afr1706090036-n1.html

 「不起訴」といっても警察を懲戒免職になっていますからねえ。不当に甘い処分とまでは言えないでしょう。まあ、これが「県青少年健全育成条例違反(淫行)」ではなく「警官の地位を悪用したレイプ」ならまた話も別ですけど。

常岡浩介がリツイート

deepthroat‏ @gloomynews

 トランプ大統領がTweetでカタール批判、サウジを支持。一方でカタール駐在のダナ・シェル・スミス米大使はトップTweetでカタールのタミーム・アル=サーニ首長との写真を掲げて支持表明。米国の中東外交は大混乱か。

 少なくともこの件について言えばトランプ批判が適切かどうかは難しい問題です。

 というのもサウジ以外にも「アラブ首長国連邦バーレーンイエメンエジプト」もカタールとの断交を発表したし、これらの国は全て米国にとって重要な国だからです。

 とはいえこれがトランプでなければうまく仲介者となって「サウジ他とカタールを和解」させていたのかもしれませんが。

 なお、サウジのカタールとの断交の理由の一つは「カタールのイランへの接近」なんで、「イランのアサド政権支援」でイランを敵視する常岡にとって「トランプ良くやった!」かと思いきや何故かそうではないようです。

常岡浩介がリツイート

fj197099‏ @fj197099

 実質機能していない「六者協議」から「ロシアを追放する」位のことを考えてもいいのではなかろうか。

 「北朝鮮・ロシア間の万景峰号航路開通」、「北朝鮮の核保有を助長したのは米国の対決路線だbyプーチン」に対する常岡の意見表明です。おいおいですね。そんなことはできるわけもなければすべきでもないでしょう。

 まあ常岡も本気で言ってると言うよりは反北朝鮮、反ロシア分子に対するウケ狙いでしょうが。

常岡浩介

 (ボーガス注:被害者が記者会見もした『首相に近いマスコミ人・山口敬之のレイプ犯罪を警察がもみ消した』という重大疑惑について)朝日、読売が一行も書かなかったというのに、さもありなんとも、どこまで腐りきっているんだとも思いました。日本の新聞は要らないよねえ。

 常岡にそんな事言う資格があるとは思いませんがそう言われても仕方のない無様さでしょう(ただし新聞の名誉のために断っておけばテレビやラジオも似たり寄ったりの無様さですが)。

 しかし、加計や森友は書くのに何で書かないんですかね、朝日は(読売にはもはや期待していません)。

 「そう言う記者会見があった」位は書かないと駄目でしょう。

Ryoji Fujiwara‏ @JP_Fujiwara

 子供の頃からずっと産経を読んで育ちました。極端なことも書くけど、好きな新聞でした。しかし、今の産経ときたら

 「極端なこと」じゃなくて「嘘八百の反動極右新聞」ですよねえ。南京事件否定論河野談話否定論のような戦前美化のための歴史修正主義にしても最近始まった訳じゃありません(最近いっそう酷くなってることは事実ですが)。

 まあまともな人間なら「産経が昔はまともだった」「産経が昔は好きだった」なんて、ちょっと賛同できないツィートですね。藤原亮司という男にまともな常識がないこと、産経よりのウヨだと言う事はよく分かります。

黒井文太郎‏ @BUNKUROI

・北朝鮮が午後にミサイル発射したのは何故か?というお問い合わせをいただいてますが、時間などあちらが随意で決めるだけの事。夕方も撃てる事を示す意図とか、関係ないです。何時でも撃てますから。

・北朝鮮自身が「核とミサイルの戦力強化を今後もやり続ける」と宣言していますから、ミサイル発射実験にいちいち「なぜこのタイミングで?真の意図は?」みたいな論点はもう的外れにしか見えないです

 勿論コレは黒井の判断にすぎません。実際問題黒井が言うように「いつ発射するかはあまり北朝鮮にとって重要ではないのか」、はたまた「それなりの政治的計算があるのか」はわかりません。

 従って黒井の立場でも一番適切な答えは「私個人はいつ発射するかは深い意味はないと思います」でしょう。少なくとも「深い意味はない」と断言できる根拠はどこにもないでしょう。

 なお、俺個人は「午後という時刻」はともかく「選挙期間中ではなく」、「文大統領当選後のこの時期」つうのはそれなりの政治的考えがあるのだろうとは思います。

 黒井が言うほど「軍事技術的な考え」だけで発射実験してるわけではないでしょう。

 つうか何で黒井なんて「まともな回答が来るとは思えない奴」にマスコミが話を聞きたがるのかよく分かりません。

常岡浩介

 杉本祐一氏の旅券返納命令訴訟について、書いてるメディアが金曜日ぐらいしかなかったところ、執筆者のシヴァレが法律知識皆無で支離滅裂な内容*39でコメントしようもなくて地獄

 常岡が志葉玲氏*40と週金を敵視していると言う事「しか」わからないくだらないツィートです。

 なにせ何が「法律知識皆無で支離滅裂」なのか、具体的指摘は何一つありませんからねえ。

 正直「杉本祐一氏の件について常岡はまともに論じたいのではなく、志葉氏や週金を小馬鹿にするネタとして杉本氏を持ち出してる。志葉氏や週金はもちろん杉本氏にも失礼だ」て話です。もちろんこうした常岡の無礼さ、くだらなさは「志葉氏の週金記事の内容の是非」とは全く関係ありません。

 「コメントしようもない」云々とかいってお茶を濁さないで「常岡の考える法的に正しい杉本問題の考え方*41」でも「なぜか2016年1月21日以降、1年以上も更新がない」自ブログ(http://d.hatena.ne.jp/shamilsh/)にでも書いたらどうなんですかね?

 ある程度まともな脳みその持ち主なら常岡の「杉本問題をまともに議論する気がない阿呆な態度」に呆れる他はないでしょう。正直常岡みたいな「バカでクズ」とつきあえる人間(例:id:takase22こと高世仁)の神経は理解できません。

常岡浩介

 一体何人の、「シリアはアサドに任せろ」と説く日本の「中東専門家」をみたことか。

 俺は「アサド打倒なんて現実的じゃない」「アサドとは交渉するしかない」つう「中東専門家」は見た覚えがありますが「シリアはアサドに任せろ」なんて専門家は見たことがありません。現実問題あそこまで内戦が深刻化すれば「アサドの力だけでどうにかなる」状況じゃないでしょう。アサド側ですら、反体制派との一定の妥協は覚悟してるでしょう。

 まあ、たぶん常岡のことだから「アサド打倒論以外はアサドシンパ」つうくだらない話でしょうが。

常岡浩介が鳩山由紀夫*42リツイート

 由紀夫氏が独裁者たちに対してではなく、独裁者に苦しめられる人たちに友愛を持とうとする日は来るのだろうか?

鳩山由紀夫@hatoyamayukio

 北京で一帯一路フォーラムが行われています。習近平*43主席の演説は高い評価です。一帯一路の目的は1に平和、2に繁栄です。何か日本が取り残されている感があります。北朝鮮がミサイルを発射したようですが、誰一人言及しませんでした。日本では騒いでいるようですね。

 吹き出しました。「一帯一路に日本は参加すべきだ」「日中友好は重要だ」「北朝鮮のミサイル発射は大騒ぎするほどの脅威じゃない(注:決して「発射していい」とは言っていない)」というと「(習主席や正恩君という)独裁者に対して友愛を示してること」になるそうです。

 なるほど、俺はこの鳩山氏の主張に全て賛成なので俺も常岡的には

 ボーガス氏が独裁者たちに対してではなく、独裁者に苦しめられる人たちに友愛を持とうとする日は来るのだろうか?

になるんでしょう。まあ「社会的影響力皆無・常岡(無様に国外で身柄拘束されたときだけ話題になる)のツィート」なんぞは、id:noharraが小生を北朝鮮シンパ呼ばわりするようなモンで「勝手に言ってろ」としか思いませんが。

 つうか「北朝鮮のミサイル発射は大騒ぎするほどの脅威じゃない」はまだしも「一帯一路に日本は参加すべきだ」「日中友好は重要だ」レベルで「独裁者に友愛」ですか。その理屈だと「鳩山氏に限らず」二階自民党幹事長などかなりの人間が「独裁者に友愛」になりますね。

 すげえなあ、常岡の非常識さ。

 さてこの際、鳩山氏の他のツィートも紹介しておきましょう。一応お断りしておきますが小生は鳩山氏の首相時代の「福島少子化担当相更迭」を許せないと思っていますが「それとは別に」鳩山氏の主張は是々非々で評価するつもりです。まあ、常岡よりは鳩山氏の方がずっと共感できるかな。

鳩山由紀夫‏ @hatoyamayukio

・文在寅新大統領は早期の南北会談を望んでいる。トランプ大統領も条件が整えば金正恩委員長との会談をしたいと言っている。連休中ソウルに一日いたが、北のミサイルについて、日常茶飯事だからと平然としていた。日本だけがミサイルが飛んできたらどう逃げるかなど騒いでいる。何か(ボーガス注:九条改憲に利用するなどの?)意図を感じる。

・明日から始まる「一帯一路」フォーラムに招聘されたので今日から北京に行きます。二階幹事長が行くことになり、突然日本も注目し始めました。私は二階訪中を歓迎します。AIIBの諮問委員として、日本もAIIBに参加する決断をするのではないかと期待しています。

・木村草太さん*44の理論は実に明解でした。共謀罪法案について、立法の理由として1)テロ対策、2)国際組織犯罪防止条約への参加を政府は強調していますが、テロの準備は既存の法律で十分に処罰でき、今のままで条約にも参加できると明言されました。立法理由がない法案は成立させてはなりません。

・なぜ出会いカフェを視察した前川前文科次官が大手メディア*45に酷く書かれ、準強姦罪を犯した(ボーガス注:疑いがある)安倍首相と昵懇の元TBS支局長山口氏の逮捕状は、菅官房長官秘書官だった中村刑事部長によって葬られながら、東京新聞以外のメディアには書かれないのか。メディアはこの国の正義を官邸に売ったのか。

・平和学のガルトゥング*46博士が示唆に富むことを述べています。人間は間違いを犯すことがある。だから、間違ったら元に戻せるようにしておかないといけない。不可逆的な事はしないことだ。最も不可逆的な事は戦争である。だから戦争はしてはならない。

安倍首相が習近平主席が提唱する一帯一路構想に、条件付きでも協力していく姿勢を示されたことは良かったです。

・共謀罪の法案が参議院では委員会の採決も行わないで本会議で中間報告として採決されるという暴挙で成立しました。森友、加計問題に蓋をしたいという安倍首相の意向で立法府が行政に屈服しました。それだけ森友、加計問題は深刻である証左です。

安倍首相記者会見を見ました。反省の言葉はありましたが、野党が印象操作をするのでついと、野党の責任の方が大きいかの言い訳をして聞き苦しかったです。

常岡浩介が黒井文太郎をリツイート

 提供先が公安でなく、防衛省だったみたいなので、ちょっとホッとしました。自衛隊は(警視庁と違って)現実主義が理解でき、現実的な判断ができる。人にもよるけど

黒井文太郎がNHK「クローズアップ現代+」公式をリツイート

 NSAが防衛省情報本部に大量監視プログラムをそのまま提供するわけがあるまい。

 情報本部側も仮に一部のプログラムの提供を受けたとしても、それを国民監視に使う度胸はあるまいに

NHK「クローズアップ現代+

 スノーデン ファイル第2弾

 ”大量監視プログラム”は日本に提供されていたのか?

 「どんだけお前ら防衛省を信頼してるんだよ」「そんなに権力に甘い奴がジャーナリストとか自称するなよ」と呆れました。

 「スノーデンファイルによれば、大量監視プログラムを米NSAが日本防衛省に提供した可能性がある」つうなら普通の人間なら恐怖を感じると思うんですけどねえ。いずれにせよひとまずは事実確認でしょう。事実確認もしないで「防衛省をボクらは信じる」つう常岡と黒井はおよそまともではない。

 なお、黒井のツィートをパロれば

 北朝鮮も仮に核開発をすすめていたとしても、それを先制攻撃に使う度胸はあるまい

ですね。まず先制攻撃に使われることはあり得ない「北朝鮮の核開発を恐れる奴」黒井*47が「防衛省がNSAから大量監視プログラムの提供を受けていてもボクは恐ろしくない、(防衛省には常識があるから、or発覚したときの国民の批判が防衛省は怖いから?)多分使わないと思うから」といっちゃうのには呆れます。

 それ

1)黒井が防衛省(あるいは米国?)擁護のため、詭弁、強弁をしている

2)黒井が異常なまでに防衛省を信用してる、下手したら「防衛省とボクは友人さ」位に思ってる、つう異常な話でしかないでしょう。

 あるいは「ロシアに庇護されてるというスノーデン」を「ロシア嫌いの常岡と黒井」が全否定したいつうくだらない話なのか。「スノーデンとロシアの関係」に関係なく「スノーデンファイルの真偽については徹底追及すべき(スノーデンを安易に信じるべきではないが一方で無視すべきでもない)」でしょうにね。

 しかし「一時期に比べれば安倍批判が減った」といわれるNHKですが「元ネタは海外でも話題のスノーデンファイル」とはいえ、なかなか日米政権を攻めるモンですね。

参考

■赤旗『米国が日本政府盗聴、宮本徹氏 確認なしを批判』

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-05-12/2017051204_05_1.html

 日本共産党の宮本徹議員は10日の衆院決算行政監視委員会で、米インターネットメディアが公表した米国家安全保障局(NSA)の機密文書(スノーデンファイル)について政府の認識をただしました。同ファイルには、NSAが国際捕鯨委員会での日本政府ロビー活動について盗聴していたことが記されています。

 宮本氏が「米国に抗議したのか」とただしたのに対し、岸信夫外務副大臣は「米国に逐一確認を求める考えは今もっていない」と答弁。宮本氏は「あまりにも情けない」と批判しました。

 同ファイルには、日本政府が2004年に米軍横田基地内に監視用アンテナを製造するための施設を提供したことも記されています。防衛省の深山延暁地方協力局長は「04年、横田飛行場で施設提供費7億8千万円、面積約3100平方メートルの工場を米側に提供した」と認めました。

 宮本氏が「監視用アンテナアフガニスタンなどで使用されると書いてある。工場の目的を事前に知って提供したのか」と追及。深山氏は「目的、施設の概要を含め確認している」と答弁しました。宮本氏は「安保条約の目的をはるかに逸脱した工場に国民の税金をだすのは大問題だ」と厳しく批判しました。

■NHK『防衛省 米軍基地施設の費用負担も 目的明らかにせず』

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170510/k10010976731000.html

 防衛省は、衆議院決算行政監視委員会で、アメリカのCIA=中央情報局の元職員が持ち出した機密文書に、在日アメリカ軍の通信機器の製造施設の費用を、日本側がほとんど支払ったと記載されていることに関連して、2004年に横田基地内に工場を提供したとする一方、施設の目的を明らかにすることは差し控えたいと述べました。

 アメリカのCIA=中央情報局のスノーデン元職員が4年前に持ち出した機密文書のうち、2004年の文書には、東京にある在日アメリカ軍横田基地で、通信機器の製造施設をつくる際、ほとんど日本側が支払ったという記述があります。

 これに関連して、防衛省の深山地方協力局長は、衆議院決算行政監視委員会で、「出所不明の文書についてコメントは差し控えるが、一般論としては、在日アメリカ軍駐留経費負担により、日本側の負担で施設を整備し、アメリカ側に提供している」と述べたうえで、2004年におよそ7億8000万円を負担して、横田基地内におよそ3100平方メートルの工場を提供したと説明しました。

 一方、深山局長は、機密文書に、製造された機器が世界での諜報活動に使われたと記載されていたことについては、「アメリカ側に目的を含む施設の概要を確認しているが、詳細は、アメリカ側の運用に関わることであり、差し控えたい」と述べるにとどめました。

常岡浩介

 ロシアが、(ボーガス注:対ドイツ)戦勝記念日を「ファシストからの解放」と意味付けてるのは一種の歴史修正主義だろう。ヒトラースターリンに導かれて大戦に突入した上、戦後はスターリンヒトラーと共に作った秘密議定書通りに東欧を再占領したので、ロシアはあらゆる文脈で「解放者」とは呼びにくい。

 「うーん」といったところですね。常岡の指摘には「支持しがたい間違った指摘」と「一応正しい指摘」があります。

【一応正しい指摘】

ヒトラースターリンに導かれて大戦に突入

というのは「やや微妙な表現」ですが大戦突入の原因と成ったポーランド侵攻について独ソが秘密議定書を結び「独ソでポーランドを分割すること」を決めたことはまあ事実です。その意味では「対独戦争勝利を単純に祝っていいのか」つうのは一理ある。

【支持しがたい間違った指摘】

 とはいえ、「事情はどうあれ」その後スターリンソ連が東欧からのドイツ排除に協力したのも事実なわけです。その点は「大東亜戦争のお陰でアジア独立」という完全なウソとは話が違う。

 まあ「祝ってもええけど問題点にも触れて欲しい」つうところですかね。

 ましてや「秘密議定書通りに東欧を再占領」つうのはねえ。秘密議定書なんて当然ドイツの敗北で効力なくなった*48わけで、その後の東欧再占領は少なくとも「秘密議定書」とは直接関係ありません。

黒井文太郎‏

(前半)

「北朝鮮の狙いは対米直接交渉と体制保証」という話が事実ならば、北朝鮮は狂喜乱舞でトランプ提案に無条件で乗るはずですが、そうはならないでしょうね。

(後半)

北朝鮮が対米交渉するとしても、核ミサイル武装が前提。口約束で安心するほど北朝鮮も甘くはないでしょう。

 黒井のツィートを前半と後半に分けてみましたがまるきり論理性がないですね。

(前半)

「北朝鮮の狙いは対米直接交渉と体制保証」という話が事実ならば、北朝鮮は狂喜乱舞でトランプ提案に無条件で乗るはずですが、そうはならないでしょうね。

というツィートからは当然

「北朝鮮の狙いは対米直接交渉と体制保証」という話は事実ではない

という落ちが予想されます。

 ところが後半で黒井が何を言い出すかと思えば

(後半)

北朝鮮が対米交渉するとしても、核ミサイル武装が前提。口約束で安心するほど北朝鮮も甘くはないでしょう。

なんだから意味がわかりません。「口約束で安心しない」ということは「北朝鮮の狙いは対米直接交渉と体制保証」という話をむしろ裏付ける話でしょう。

 何も北朝鮮に限らず「いくら美味しい話だからといっても」その美味しい話に「ウソではないか」という「疑惑があるならば」、その疑惑を「解消することなく」そのままにしてその美味しい話に乗ったりはしません。

 たとえばプーチンの「北方領土返還する用意がある」的な態度に乗った安倍に対しては黒井は「類友の常岡」と共に「本心か怪しい、安倍氏は脇が甘い」などと批判していたわけです。

 つまりは北朝鮮としては「体制転覆しない」ということを「単なる口約束ではなく」、「米朝国交正常化」「朝鮮戦争の終戦と在韓米軍撤退」「米韓合同軍事演習の当面の中止」「サード配備放棄」など何らかの、はっきりとした具体的な形にしろ、でなきゃ核廃棄なんかしない、「核廃棄した後で政権転覆された」カダフィの二の舞はごめんだ、つうことです。

 なにせ「シリア内戦には深入りする気ない」といっていたはずなのに、いきなりシリア攻撃するのがトランプですからねえ。

常岡浩介

 週刊金曜日編集部に、佐藤優と対談を設定していただけるようお願いしていたが、逃げられたみたい。中味空っぽのデマゴーグを丸裸にして差し上げようと楽しみにしていたんだけども

 常岡らしいビッグマウスです。もちろん常岡の言うような可能性はあるかも知れない。ただ佐藤氏に常岡との対談に応じる義務はないわけです。

 つうかこの常岡の物言いって「私の批判派に対談を申し込んだが断られた」つう近藤誠の物言いと何処が違うのか。

 「対談に応じない=逃げた」という可能性はあっても「常にそうだ」とは限らないわけです。

 たとえば「対談したっていい」わけですが、吉見義明氏は「慰安婦問題」で西岡力との、笠原十九司氏は「南京事件」で東中野修道との対談に応じる必要はないわけです。「することに意義が感じられない対談」は普通しない。

 近藤だの西岡だの、東中野だのと言うデマ屋と対談しても「近藤らが自分の非を認めること」はまずありえないし、「ああいえばジョウユウ」的な揚げ足取りで「俺が勝った」などとデマ宣伝される危険性すらあるわけです。たとえていうならスポーツの試合で審判を買収した上でばれにくい反則をやるような危うい人間を相手に試合をやるようなモンです。

 「よほどガードをがちがちに固めておかない」と非常に危ういし、そこまでして対談するメリットもない。

 もちろん俺は「常岡はデマ屋で佐藤氏が正しい」とはいっていません(まあ安田問題での常岡の物言い「安田の救出を西谷文和が妨害した」は完全にデマですが)。「対談拒否」程度の事でここまでビッグマウスの常岡はおかしいつう話です。

 かつここまでビッグマウスを叩いた常岡は論理的には「今後は基本的に対談申し込みは全て受け入れなければならなくなった」わけですが、まあ常岡は平気で対談申し込みを拒否するでしょうね。

 もちろん対談は「義務じゃないから」本来拒否することはいっこうに悪い事ではないんですが。

参考

■NATROMの日記『近藤誠氏は対談を持ちかける前に論文を書くべきだ』

http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20141231

*1:著書『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社)など

*2:著書『ガザの空の下』(2016年、インプレス

*3:「社会正義を振りかざす」「持ち出してる」つう「安田を不当な政治利用してる」みたいないい方が酷いですね。別に安田救出を主張する人は「拉致被害者を政治利用してる救う会や拉致議連」じゃあるまいし「不当な政治利用」なんかしてないでしょう。つうか仮に「不当な政治利用だとしても」こういう藤原の言い方では「政府による安田救出論全てを否定」しているわけでそれが安田救出の上でプラスなのかといったらマイナスでしかないでしょう。

*4:著書『ルポ 戦場出稼ぎ労働者』(2010年、集英社新書)など

*5:というのは藤原の勝手な決めつけに過ぎません。

*6安田純平氏の事。

*7:著書『アメリカユダヤ人』(2002年、岩波新書)、『ガザの悲劇は終わっていない:パレスチナイスラエル社会に残した傷痕』(2009年、岩波ブックレット)など

*8:著書『現地発 エジプト革命:中東民主化のゆくえ』(2011年、岩波ブックレット)、『「イスラム国」はテロの元凶ではない:グローバル・ジハードという幻想』(2016年、集英社新書)など

*9:著書『北朝鮮難民』(2002年、講談社現代新書)、『北朝鮮からの脱出者たち』(2006年、講談社プラスアルファ文庫)など

*10:著書『リトルバーズ:戦火のバグダッドから』(2005年、晶文社)など

*11:著書『現代イスラーム思想の源流』(2008年、山川出版社世界史リブレット)など

*12:別に加計疑惑で俺は前川氏を「善玉だ」とは思ってません(悪玉だとも思ってませんが)。問題は彼が善か悪か(つまり告発動機が正義の追及か逆恨みか)ではなく「告発が事実かどうか」です。善玉云々という黒井はそうした問題を故意にごまかしているのでしょう。

*13:おそらくそんなことはないでしょうが

*14:まあ、そんな結論になる事はないでしょうが。

*15:自分の意見をコメントしないあたり、黒井は姑息ですがまあ、「明確に藤原女史を批判してない」て事は同意見なんでしょう。つうかまともな人間は「賛同者だと思われたくないので」こんな藤原珍論を「批判コメントもつけずに」リツィートしません。

*16:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、村山内閣通産相などを経て首相

*17:竹下内閣官房長官、橋本内閣外相などを経て首相

*18:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*19:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*20:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*21新党さきがけ代表幹事、細川内閣官房副長官、民主党幹事長(小沢代表時代)などを経て首相

*22:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相などを経て首相。現在、民進党最高顧問

*23鳩山内閣財務副大臣、菅内閣財務相を経て首相。現在、民進党幹事長

*24:なお、中野区では残念ながら共産候補は落選しています。

*25:まあ陰謀ではないにせよ、一部のグループは米国の支援を受けていたのでしょうし、それをどう評価するかと言う問題はあるでしょうが。

*26:つうか、安倍批判派のほとんどがそんな主張をしているという事実はないと俺は思いますが。むしろアラブの春に好意的な安倍批判派の方が多いんじゃないか。

*27エリツィン政権でニジニ・ノヴゴロド州知事、第一副首相など歴任

*28:上院議員(アリゾナ州選出)

*29:中田考・元同志社大教授のこと

*30クリントン政権アフリカ担当国務次官補オバマ政権国連大使、安保担当大統領補佐官を歴任

*31:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)を経て首相。現在、第二次、第三次安倍内閣副総理・財務相

*32イブン・サウードのこと

*33ムハンマド・イブン・アブドゥルワッハーブのこと

*34:メッカのこと

*35バーモント州バーリントン市長、下院議員を経て上院議員(バーモント州選出)。著書『バーニー・サンダース自伝』(2016年、大月書店

*36:俺個人は配備反対派を支持しますが。

*37:カーター政権で東アジア・太平洋担当国務次官補クリントン政権で駐ドイツ大使、ヨーロッパ・カナダ担当国務次官補国連大使オバマ政権アフガニスタンパキスタン問題担当特使(特別代表)。特別代表在任中の2010年12月に病死。

*38:もちろんそこには米国に対抗してタリバンを応援するという思惑があるでしょう。ロシアは「軍事支援はしない」としているものの「タリバン抜きの和平は適切ではない」など、少なくとも口先支援はしているわけです。

*39:ちなみに志葉氏の記事についてはhttp://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=6883参照。なお常岡の言う「法律知識皆無で支離滅裂」と言う部分は俺個人には見つかりませんでした(つうかこの記事での法律的見解はほとんど杉本氏側の主張の紹介で、志葉氏のオリジナル見解などほとんどありませんが)。常岡が根拠レスで適当なことほざいてる可能性が否定できません。

*40:著書『たたかう!ジャーナリスト宣言:ボクの観た本当の戦争』(2007年、社会批評社)など

*41:もちろんそう言う議論をするに当たって「志葉氏の記事に触れる必要は全くない」ので「コメントしようもなくて地獄by常岡」なんてことは常岡が杉本問題について「志葉氏への悪口しかしない無様で無責任で無内容な態度」を全く正当化しません。

*42新党さきがけ代表幹事、細川内閣官房副長官、民主党幹事長(小沢代表時代)などを経て首相

*43:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*44:著書『憲法の創造力』(2013年、NHK出版新書)、『テレビが伝えない憲法の話』(2014年、PHP新書)、『憲法という希望』(共著、2016年、講談社現代新書)など

*45:といっても産経や読売といった安倍御用メディアであって、朝日や毎日はそうでもないですが。

*46:著書『平和を創る発想術:紛争から和解へ』(2003年、岩波ブックレット)、『ガルトゥング平和学入門』(2003年、法律文化社)、『ガルトゥング紛争解決学入門』(2014年、法律文化社)、『日本人のための平和論』(2017年、ダイヤモンド社)など

*47:まあ恐れてるフリでしょうが

*48:つうか秘密議定書にはポーランド分割以外にも「ソ連のバルト三国併合」容認など色々あるようですが東欧全体についてがっちり決めたわけではないでしょう。

Bill_McCrearyBill_McCreary 2017/04/28 07:48 >社会正義やらを振りかざす人が、その延長線上に「政府は救出しろ」みたいなことに安田さんを持ち出してる

社会正義って、政府に安田氏を救出するよう要請するなんて、そんなん社会正義以前の話でしょうに(呆れ)。じゃ、なんですかい、辛坊治郎がヨットで太平洋に出て遭難したばあい、奴は自己責任論を訴えていたのだから、助けないのが社会正義にそぐう行為だなんていう意見をこいつらは支持するんですかね。私みたいに辛坊大嫌いな人間ですら、それはまずいと思いますけどね。

こいつら気が狂っていますね。本気でそう思います。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2017/04/28 20:02 id:Bill_McCrearyさん
>こいつら気が狂っていますね。

 全く同感です。しかし一部のメディアはこいつらを「優秀なジャーナリスト扱い」するわけで本当にげんなりします。

デュオ・マックスウェルデュオ・マックスウェル 2017/04/28 21:10 上田や黒岩は言うまでもありませんが、千葉市長の熊谷も喚いていましたね。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2017/04/28 21:18 デュオ・マックスウェルさん
 熊谷の場合「日韓合意に反対してるから」なんて言ってたそうだから最悪ですね。上田や黒岩は「本心はともかく」少なくともそんな事は「建前上の理由」にはしてませんので。
 モリケンが県知事だし俺的には「埼玉や神奈川>越えられない壁>東京>越えられない壁>関東で最悪の自治体・千葉」ですね。まあ俺が県民なんで「千葉ごときは埼玉の下に決まってるだろ」という埼玉ナショナリズムがあることは否定しませんが。
 ネットで指摘がありますがそんな理由なら韓国学校や私立学校だって補助金不支給の対象になりかねません。

リベラルリベラル 2017/04/30 06:45 全国犯罪被害者の会、拉致被害者家族連絡会は、?被害者(遺族)感情論?を振り回し、それらを正当化の根拠と為す。
全国犯罪被害者の会は、ヒステリックな?遺族?を?告発の権利者?としてテレビを中心とするマスコミに登場させて、さも極刑・厳罰をせぬほうが悪いといわんばかりだ。かれらの?告発?により、泣いた加害者?家族?は、どれだけいたか。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2017/04/30 14:32 リベラルさん
 加害者本人ならともかく家族なんか別人格ですからねえ。
 加害者の責任で家族の責任を問うていいならたとえば「特攻隊員の遺族」なんか昭和天皇や東条英機の家族をいくらつるし上げたっていいことになりますし。
 まあ、加害者だって不当な人権侵害は許されませんが。

2017-04-27

今日の産経ニュース(4/27分)(追記・訂正あり)

| 23:48 |

■【関西の議論】知らぬ間に台湾に「分店」が…有名うどん店が巻き込まれた爛僖リ騒動 元常連客が無断で開店

http://www.sankei.com/west/news/170427/wst1704270002-n1.html

 このパクリ騒動が中韓なら「国民のレベルが低い」と悪口してるであろう産経も「親日認定の台湾」ではそうはならないのだから全くデタラメです。


■【復興相辞任】「東北で良かった」…東京の皆さんの本音ではありませんか? 東北特派員・伊藤寿行

http://www.sankei.com/affairs/news/170426/afr1704260032-n1.html

 今村雅弘復興相の「(東日本大震災は)東北で良かった」は本音が出た。「中央は東北をさげすんでいる」と改めて思い知る。

 石原慎太郎*1東京都知事の「震災天罰」発言と似ている。「天罰を受けたのがなぜ石原氏でなく、東北の人なのか」という問いに答えがなく、被災者は東北蔑視の臭いをかぎ取った*2

 〈被災地に寄り添い(中略)復興事業を進める〉

 復興庁ホームページにはこうある。その組織のトップは正反対の言葉で被災者を突き放した。

 復興庁ができて5年。この間に(ボーガス注:野田*3内閣平野達男氏、第二次安倍内閣根本匠氏、第三次安倍内閣竹下亘*4高木毅*5今村雅弘*6吉野正芳氏と)大臣が6人代わった。全員が初入閣。「入閣適齢期」を過ぎた議員の「滞貨一掃」で用意された椅子にしか見えない。

 今村氏の後任に吉野正芳*7衆院議員が充てられた。被災地選挙区の選出で「東北を見下す言動はないだろう」と言われる。だが、彼が平成24年の衆院選で、被災地から離れた比例中国に「国替え」して当選した事実は忘れられない。

(中略)

 この国は災害に強い国に生まれ変わろうとしない。お上の防災対策は不十分で、国民の危機意識も高まらない。

 それは震災があっても、中央が国の危機と受け止めていないからだ。阪神大震災神戸が火の海になっても。東日本大震災で1万8500人が犠牲になっても。中央にとって結局「人ごと」で、復興相の言う通り「あっちの方」の出来事でしかない。この国は東京が痛い目に遭わないと目を覚まさない。

 今回の失言政治家個人の責任で終わらせてはならない。被災地以外の国民の本音を映し出している。

 沖縄問題、慰安婦問題などに比べれば書きやすいのでしょうが産経でまさかの安倍批判です。

 「安倍自民」と名だしではない物の「滞貨一掃」云々と言うのは安倍批判以外の何物でもないでしょう。


■【単刀直言】「蓮舫*8二重国籍 問題をはっきりさせよ」民進・松原仁拉致問題担当相

http://www.sankei.com/politics/news/170427/plt1704270008-n1.html

 松原がまともな人間だとは思ってませんがそれにしても常識外れですね。

 離党都議が相次いでいることについて「都連会長としての私の力不足」とわびるどころか、完全に他人事で、党執行部に責任転嫁です。

 そして「問題をはっきりさせよ」も何も今「産経新聞など一部を除いて」二重国籍問題なんて騒いでる人間が何処にいるのか。

 大体、松原が「二重国籍問題(まあ産経の言いがかりですが)」を問題だと思うのなら「産経が一番騒いでいた頃」でなく何故「かなり沈静化した」「産経ですらあまり騒がなくなった」今頃騒ぐ(?)のか?

 結局「離党都議続出」について都連会長・松原の責任を問う声から逃げたくて、執行部に全て責任転嫁したくて、しかし執行部を非難する材料が「アホの松原」にはなくてそのあげくの「二重国籍ガー」なんでしょう。松原ですら「二重国籍ガー」がまともな批判だとは全く思ってない。

 「何故、民進党支持率が伸び悩み、都議が離党するのでしょうか、て手前みたいなバカでクズが都連会長だからだろ!」と怒鳴りつけたくなります。

 長島氏*9短期的には自民党にいかないと思います。長島氏に近い都議候補は民進党系で都議選を戦い、ライバルに自民党候補がいるのですから。

 松原らしいですが「行かない」と見る理由が全く「政策と関係ない」上に「短期的には」ですからね。

 松原の言う短期と長期の違いが分かりませんが、まあ、松原は「長期的には」長島は自民入党してもおかしくないと思ってるのでしょう。

「松原が次に離党する」なんて声もありますが、保守政治家はそんなことはしません。自分の持ち場を守るのが保守の原点です。

まあ、民進党関係者ですら「都合が良くなればいつでもお前は離党するだろ」としか思ってないでしょうね。

そもそもウィキペ松原仁」を見れば分かりますが松原は「新自由クラブ自民党新生党新進党自由党民政党羽田孜*10首相が党首)→民主党民進党)」ですからねえ。もともと自民党の奴がよくも言います。

*1福田内閣環境庁長官、竹下内閣運輸相、都知事、維新の会共同代表、次世代の党最高顧問など歴任石原伸晃・第三次安倍内閣経済財政担当相の父。

*2:石原が都知事を辞めた今、石原批判派もはやタブーではないようです。

*3鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相を経て首相。現在、民進党幹事長

*4竹下登首相の弟。小泉内閣環境大臣政務官福田内閣財務副大臣、第三次安倍内閣復興相など歴任

*5小泉内閣防衛庁長官政務官第二次安倍内閣国交副大臣、第三次安倍内閣復興相などを歴任

*6森内閣国交大臣政務官小泉内閣外務大臣政務官第一次安倍、福田内閣農水副大臣、第三次安倍内閣復興相など歴任

*7小泉内閣文科大臣政務官福田内閣環境副大臣などを経て第三次安倍内閣復興

*8:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)を経て民進党代表

*9鳩山菅内閣防衛大臣政務官野田内閣防衛副大臣歴任

*10:中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、羽田内閣外相を経て首相

2017-04-26

今日の産経ニュース(4/26分)(追記・訂正あり)

| 23:48 |

■澤藤統一郎の憲法日記『沖縄民意を蹂躙するアベ政権の支持者よ、君たち恥ずかしくないか』

http://article9.jp/wordpress/?p=8488

 こういう義憤は小生も感じますですね。

 結局「他人などどうでもいい」つうことなんでしょうがそのくせ、先日の「今村復興相の暴言」に怒ってみせるのがよくわかりません。

 「俺も被災者になる恐れがあるが、米軍基地被害者になる恐れはないから」つうことなのか。

 そしてそうやって安倍の民意蹂躙に荷担したところで荷担してる輩の大半に、何かいいことがあるようにも見えないのが何とも。


ちきゅう座『イラワジ紙主筆、久々の論説から思うこと ― 外来と土着との相克と克服 ―』野上俊明

http://chikyuza.net/archives/72068

 以前も「軍部に対しあまりにも軟弱である」とする野上氏のスーチー批判、「スーチーにかわる人材がいない極度の人材難」とするNLD批判を紹介しましたがその続きです。

 私はスーチー氏の態度変化は、NLDの合法化以前15年以上に及ぶ自宅軟禁期間に徐々に準備されたのであろうと考えています。それはミャンマー民主革命における国民大衆の力の限界を痛切に感じたところから始まったのでしょう。

 20年の間待っていた国民の決起は起こらず、国民は自力で私を解放することはできなかった。

(中略)

 この国では私が先導して国民を導く以外に変化は起きようがないのだ。(ボーガス注:NLDなど民主勢力は無力であり)国軍と対等に渡り合うなど夢物語であり、たとえ非難されようとも必要な妥協を怖れず私が進める以外道は拓けないのだ。

 それは88年から90年にいたるミャンマー民主化運動の挫折についてのスーチー氏なりの孤独な総括であり、自身の体制立て直しの決意だったと思われます。

(中略)

 スーチー氏はトラシュエマンらの旧将軍や国軍との関係構築にのめり込んで行き、自分を指導者に押しげた母体である88世代少数民族団体とは疎遠になっていったのです。

 まあそういうことなんでしょうね。スーチーを一方的に非難するのもどうかと思いますが、現状が手放しで評価できるモンでもないのもまた事実でしょう。


【ここから産経です】

■AV出演強要、JKビジネス…渋谷で性被害根絶イベント 女子大生ら170人参加でパレード 警視庁など

http://www.sankei.com/affairs/news/170426/afr1704260024-n1.html

 悪い事だとは思いませんが、安倍政権が女性の人権に興味があるとはとても思えず、むしろ「日本会議的な純潔教育」といった観点からの運動ではないのかという疑念を感じます。

 警視庁田代芳広生活安全部長は「街頭で『モデルになりませんか』と勧誘された後、AV出演を強要されるなどの実態がある。若者の夢を台無しにする卑劣な犯罪行為で、摘発を強化していく」と述べた。

 今時そんな事があるんですかねえ。まあ、あるからそう言うんでしょうが。なお、慰安婦では「(日本軍に)だまされる方も悪い」という産経もさすがに「悪徳AVメーカー」を擁護する気はないようです。


■【衝撃事件の核心】和歌山カレー事件林真須美死刑囚長男が語った壮絶人生…あだ名は「ポイズン」、両親逮捕で一変した生活

http://www.sankei.com/west/news/170426/wst1704260003-n1.html

 産経には珍しく良い記事だと思います。

 ただし

日刊スポーツ林真須美死刑囚長男が語った家族…札束の山』

http://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1794159.html

 1998年7月25日、和歌山市園部の夏祭り会場でカレーを食べた4人が死亡、63人が急性ヒ素中毒になった和歌山毒物カレー事件。当時、10歳だった林真須美死刑囚(55)の長男(29)が初めてテレビのインタビューに応じた。

(中略)

 初めて長男への直撃インタビューをしたのはMBSテレビ報道特別番組「激撮! 直撃スクープ!!」(20日午後1時55分放送、関西ローカル)。同番組はMBSがカメラに収めてきた幾多のニュース映像を基に「あのとき何かあったのか」「あの人はどうなったのか」に迫る約4時間の生放送番組だ。

 同番組内の「和歌山毒物カレー 林真須美死刑囚長男が語る19年目の真実」で、長男は事件前に「林家」で何が起こっていたのかを語り、事件後には「犯罪者の息子」と陰口をたたかれ、生活が大きく変化したことを明かす。

なのでこれは産経の単独インタビューではありません。産経がその点に明確に触れないのはやはりアンフェアでしょう。

 なおタイトルは日刊スポーツより産経の方がまともだと思います。

 殺人犯の息子という重い十字架を背負うことになった長男を待っていたのは、預けられた養護施設でのいじめだった。

(中略)

 十字架は、数年後に施設を出てからも重くのしかかった。生計を立てるため飲食店でアルバイトをしていたとき、林死刑囚の家族だと分かると「衛生的に良くない」と言われ、その日のうちに解雇されたという。

 こういうのは本当に精神的に辛いだろうと思います。共犯でない限り「親と子どもは別人格」なのに残念ながら日本では世間は必ずしもそうは見ないわけです。

 その結果、たとえば

 宮崎勤の家族に対して「お前達も死ね」「殺してやる」という旨の嫌がらせの手紙が大量に殺到した。長女は勤めていた会社を辞め、既に結婚間近だったが自ら婚約を破棄した。次女は在学していた看護学校にいられなくなり、自主退学に追い込まれた。家族は宮崎の逮捕から1年後に引越をした。(ウィキペ宮崎勤』参照)

という酷い扱いに耐えられなくなった宮崎勤父親なんかは自殺しています。

 ウィキペ宮崎勤」や後で紹介する

■“加害者”家族の現実 失われる日常、自殺、退職、執拗な脅迫…広く親戚にまで影響

http://biz-journal.jp/2013/05/post_2182.htmlなどによれば

 宮崎勤父親と事件前から交流があり、当時東京新聞記者だった坂本丁治は『単独会見記:針のムシロに坐る父親』(月刊「文藝春秋」所収)に「この事件を通して、加害者の家族は罪を犯した加害者以上の苦痛に苛まれることを知った」「加害者家族が直面する現実を、初めて目の当たりにした」と書いている

そうです。

 林死刑囚死刑確定後も無罪主張を変えておらず、21年には和歌山地裁再審請求を申し立てた。自宅などから見つかったヒ素と、現場に残されたヒ素は別物と主張したが、請求は今年3月、棄却された。林死刑囚弁護団は大阪高裁に即時抗告しており、今後も無実を訴え続ける構えだ。

 実際どうなのかはわかりません。しかし長男からすれば「母親のことは信じたい」だろうし、「死刑囚の息子」というレッテルははがしたいでしょう。

 こういうときに「肉親として無実を勿論信じたい」というのは大変よく分かります。

参考

■“加害者”家族の現実 失われる日常、自殺、退職、執拗な脅迫…広く親戚にまで影響

http://biz-journal.jp/2013/05/post_2182.html

今回、『加害者家族』(幻冬舎新書*1)の著者で、NHK報道部ディレクターでもある鈴木伸元氏*2に、

「加害者家族となり社会から批判され、日常生活を送れなくなる現実」

「離婚や退職、自殺など、広く親戚の人生までも狂わせてしまう実態」

「ネットや手紙などで執拗に続けられる脅迫・嫌がらせ」

生活地域や学校、職場などで直面する冷たい現実」

「加害者家族支援活動の広がりと現在」

などについて聞いた。

■インタビュアー

 これまで、被害者家族の実態については、メディアなどを通じて数多く報じられてきましたが、鈴木さんが加害者家族の実態について取材しようと思ったきっかけはなんでしょうか?

■鈴木伸元氏(以下、鈴木)

 1988年に起きた東京埼玉連続幼女誘拐殺人事件の犯人・宮崎勤父親と事件前から交流があり、当時東京新聞記者だった坂本丁治さんが書いた『単独会見記 針のムシロに坐る父親』(月刊「文藝春秋」所収)を読んで、事件が起きるとそこには被害者と被害者家族、加害者だけでなく、加害者家族もいるということを初めて意識しました。この事件を例にとると、犯人の父親の元には、全国から段ボール1箱分にもなる非難の手紙が届き、自宅へ引きこもり生活を余儀なくされ、自殺に至りました。宮崎勤の姉妹である父親の長女は、勤め先を退職に追いやられ、婚約も破棄になり、次女も看護学校を退学しています。また、父親の兄弟2人も、当時役員をしていた会社を辞任することになったばかりか、宮崎の従兄弟2人まで勤め先をやめる事態にまで発展しました。そこで、加害者家族の実態をより広く取材しようと考えました。

 当初はどこから取材を始めたらいいのかわかりませんでした。そうした中、たまたま仙台市民グループが加害者家族支援活動のためにワールドオープンハートという団体を立ち上げたことを知り(現在は、特定非営利活動法人NPO)として活動)、そこを切り口に取材をしてみようと思ったわけです。

(中略)

 誰も自分の家族がまさか罪を犯すとは思っていないでしょう。だから、何か予兆やサインがあっても、後で振り返ったときに、「あの時のあれがサインだったのか」と気づくことはあっても、事件が起きるまではそれがサインだとは思わずに生活していることが多いと思います。

 そして、事件が起きて“加害者の家族”という烙印を押されたとたん、近所の目は冷たくなる。学校でもそういう目で見られて、子供はいじめられ、先生にも煙たがられる。それに、事件に関して近所の人もいろいろと取材されますから。面倒くさく思う人もいると思います。

 特にその犯罪が「業務上過失致死(例えばひき逃げ)」のような「故意でないケース」は「犯人ですら」自分がそんな犯罪を犯すとは考えてもないでしょう。

■鈴木

 一方で、加害者家族自身も、周囲から何かを言われなくても、身内が起こしてしまったことに対する責任を感じているわけです。そして、これからどのようにして生きていけばいいのかというような辛い気持ちになる。事件が大きければ大きいほど、背負うものも大きいのではないかと思います。まさに加害者の家族の“生き地獄”が始まるわけです。

■インタビュアー

 加害者家族の実態に関する取材を開始した当初、情報はかなり少なかったようですね。

■鈴木

 ええ。もちろん地域の民間グループが加害者家族支援のためのフォーラムを開催するというようなことはあったのですが、加害者家族と正面から向き合って、その状況について本格的かつ継続的に調査したものはほとんどありませんでした。ワールドオープンハートは、そういう意味では、初めての本格的な支援組織です。

■インタビュアー

 なぜ情報が少ないのでしょうか。

■鈴木

 被害に遭われた方のことを考えると、加害者側の人間は、苦しいとか悲しいとか、そういうことを訴えられるような立場ではない、自分たちが発言していいはずがない、自分たちの発言によって被害者家族の怒りが増幅するのではないか、という思いに駆られているからではないでしょうか。多くの加害者家族は、身内が事件を起こしてしまったという事実にうちひしがれ、自責の念にさいなまれています。笑うことはもちろん、泣くことも許されない。だから、頑なに取材を拒んでいる、それが現実だと思います。

■インタビュアー

(ボーガス注:著書の中で鈴木さんは)冤罪でも同じで、「それで人生が終わる」とも書かれています。

■鈴木

 『それでも僕はやっていない*3』(東宝)という映画がありました。主人公は冤罪である痴漢容疑者になったことで会社にいられなくなり、家族も疑心暗鬼になって、それまでに築いてきたものがすべてぐちゃぐちゃになってしまう。実際、ある建材会社の経営者強制わいせつ罪告訴された事件では、事件を契機に売り上げが激減し、逮捕されてから3年後に、それが冤罪だったと確定したときには、すでに会社は倒産に追い込まれていました。

■インタビュアー

 そうした加害者家族が置かれる厳しい現実というのは、日本特有のものなでしょうか?

■鈴木

 海外にも加害者家族をサポートする団体があるので、家族がサポートを必要としているという問題は同じだと思います。ただ、日本の場合は、犯罪を個人の責任としてとらえるのではなくて、家単位で責任とらせるというか、家意識のようなものが強く残っているので、家族へのプレッシャーも大きいのではないかと考える専門家は多いですね。また、逆にそういう意識が強いことが、犯罪の抑止力、つまり悪いことをしたら家族にも迷惑がかかるからと、犯罪実行を思いとどまらせることにつながっているのではないかとの見方もあります。

 つまりは日本での犯罪の少なさは「加害者家族いじめ」とセットの訳でその意味では手放しでは喜べません。なお、宮崎勤のような性犯罪者は典型でしょうし他にも盗癖などいろいろあるでしょうが、そうしたケースは「ある種の病気」なので「加害者家族いじめの恐怖(まあそれ以前に宮崎の場合だと死刑の恐怖があるし実際彼は死刑になりましたが)」は残念ながら「犯罪を止めるストッパー」にはなりません。むしろ「犯罪がばれないようにする」というとんでもない方向に向かうのでしょう。

■インタビュアー

 加害者家族の支援を行う、NPO・ワールドオープンハート(http://www.worldopenheart.com/index2.html)について教えていただけますか?

■鈴木

 この団体の発起人である阿部恭子さん*4が、大学院犯罪被害者の支援をどのように行っていけばいいのかを研究している中で、ある事件で加害者の家族が自殺したことを知り、海外には当たり前のように存在する加害者家族に対する支援組織がなぜ日本にないのかを疑問に思ったのがきっかけと聞いています。阿部さんは、刑事事件を扱う弁護士さんや、自殺予防に取り組む精神保健福祉士、精神看護学専門家などに呼びかけ、 08年8月、ワールドオープンハートを設立しました。

■インタビュアー

 具体的にはどのような活動をしているのですか?

■鈴木

 ワールドオープンハートの活動は、支援というよりも、現実的に困っている人がいるなら少しでも手助けしたいという思いで活動されているようです。具体的には、裁判はどのように進むのかについての情報提供や、子供が学校で困っている場合は、ワールドオープンハートのスタッフが同行して、家族からは言いにくいことを学校の先生と相談するというようなこともやっているようですね。

 それから、ワールドオープンハートでは、加害者家族の実態を知るための全国規模のアンケート調査も行いました。その結果、事件後に困ったことで多かったのは、「安心して話せる人がいない」「被害者や遺族への対応に悩んだ」「報道にショックを受けた」ということでした。

 こうした動きが広がっていくことを期待したいモンです。

■鈴木

 (ボーガス注:未成年者の犯罪に親が責任をおうべき場合があるとしても)直接被害を受けた人たちが親に対して責任を問うことと、当事者ではない人たちが、「あのような事件が起きたのは親の責任だ」と言って、電話をかけたり、手紙を送ったりすることとは、次元が違うことだと思います。事件の当事者でもないのに事件の親を責めることはできないと思っています。

 全く同感ですね。というか、当事者でもないのにそう言うコトをしたがる気持ちがよく分かりません。

*1:2010年刊行

*2:著書『新聞消滅大国アメリカ』(2010年、幻冬舎新書)、『性犯罪者の頭の中』(2014年幻冬舎新書)、『反骨の知将: 帝国陸軍少将・小沼治夫』(2015年平凡社新書)など

*3:原文のまま。正しいタイトルは『それでもボクはやってない

*4:著書『加害者家族支援の理論と実践:家族の回復と加害者の更生に向けて』(共著、2015年、現代人文社)、『交通事故加害者家族の現状と支援:過失犯の家族へのアプローチ』(共著、2016年、現代人文社)など

Bill_McCrearyBill_McCreary 2017/04/26 07:51 鈴木氏の本私も読みました。面白い本でしたよ。

>全く同感ですね。というか、当事者でもないのにそう言うコトをしたがる気持ちがよく分かりません。

前に拙ブログでも記事にしましたが、吉田由美子さんが亡くなったJAL123便の事故の際にも、機長の高濱氏のご自宅にずいぶんひどい電話がかかってきたようですね。

http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/d454ec7ffa347d5afdefa4455a51021f

あの事故は高濱氏の責任ではないのですが、奥様はひたすら謝るばかりだったということですね。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2017/04/26 19:37 id:Bill_McCrearyさん
>奥様はひたすら謝るばかり

 「金属疲労による飛行機の故障」が原因ですから、謝る必要は何処にもないんですけどね。

あっちゃん。あっちゃん。 2017/04/26 22:55 ようするに、犯罪者を出して血筋は追い込んで絶やすことが正義というのが日本における期待される人間像なのでしょうね。

あっちゃん。あっちゃん。 2017/04/26 22:56 もとい、「犯罪者を出した」でした。訂正します。

あっちゃん。あっちゃん。 2017/04/26 22:58 おそらくは、日本人の大抵のやつは、犯罪者の身内を追い込んでいじめるときには、まるで水戸黄門や暴れん坊将軍や大岡越前や長谷川平蔵や遠山金四郎にでもなったかのような、燃えるような、しかしながら手前勝手な、おれは正義の見方だ悪の血筋は赦さない!という正義感を感じており罪悪感だとか良心の呵責など微塵も無いのだと思います。

あっちゃん。あっちゃん。 2017/04/26 23:05 犯罪者の家族に酷い仕打ちをして追い込むときにはそれこそ暴れん坊将軍の殺陣のテーマが脳内に鳴り響き「俺が正義だ!悪には鉄槌だ!オラオラはやく自殺しろ悪は死ね死ね死んでしまえ!」というドラッグの高揚感にも似た手前勝手な正義感で頭が一杯なのだろうと思います。
ほんとうにそれはとても危険な思想であり、手前勝手な正義が一人あるきし、まるでデビルマンでヒロインの家族が悪魔とみなされリンチされ殺される時の風景にも似たおぞましい空気を感じます。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2017/04/27 03:23 あっちゃん。さん
 まあご指摘の通りなんでしょうが、「家族」と犯人は別人格だし、「故意の凶悪犯」ならともかく、「過失犯(例:業務上過失致死)」や「会社ぐるみの犯罪(例:贈収賄や談合)」なら家族が犯罪者になる可能性は決して低くはないでしょう。結局、想像力(思いやりと言ってもいいですが)が欠落してるんでしょう。

2017-04-25

今日の産経ニュース(4/25分)ほか(追記・訂正あり)

| 23:48 |

■森友問題について「もっとマスコミも追及しなきゃ駄目だ」という中尾彬

 今日、テレ朝の朝のニュースショーを見ていたら、森友疑惑での共産党・宮本たけし議員の追及が紹介され、コメンテーターの中尾がこういってました。

 中尾曰く「籠池喚問後、(小学校がぽしゃったことなどもあり)報道が下火になったというか落ち着いてきたというかそう言う気がするけど、政治家*1の介入はあったのかなど、何も疑惑の真相は明らかになってないわけじゃないですか。もっとマスコミも追及しなきゃ駄目ですよ」云々と。まあ、おっしゃるとおりで本当にげんなりしますね。

 テレ朝と中尾についてはそれなりに評価したいと思います。


■【復興相不適切発言】今村雅弘復興相辞任へ 震災「東北で良かった」発言で更迭

http://www.sankei.com/politics/news/170425/plt1704250045-n1.html

 さすがの安倍も「お気に入りである稲田防衛相や下村元文科相ほどの思い入れがない」「暴言が酷い」「今村個人の暴言であり『安倍政権とは関係ないと言い逃れできる*2』」などの理由から更迭を決意したようです。

 いずれにせよこうした輩の大臣辞任はひとまず喜びたいと思います。


■【産経抄】EUは断頭台に送られるのか 4月25日

http://www.sankei.com/column/news/170425/clm1704250003-n1.html

ルペン氏は、2012年の前回大統領選の公約にあった「死刑制度の復活」を今回あえてはずした。党内の一部にある反対の声に配慮したようだ。

 もちろん「外した=死刑復活しない」ではないですが、ルペンのこうした行為は興味深いですね。彼女が「普通の保守派」だとは少しも思いませんが、そのように偽装することに彼女は全力を費やしてきたわけです。そして彼女の支持者にはそうした彼女の偽装にまんまとだまされてる人間も多いでしょう。支持者全てが「確信犯的」極右と言う事は恐らくない。

 彼女とその支持者に比べたら安倍と「安倍なんぞ支持してる日本人」のほうがよほど「危ない極右ではないか」と思います。といったら怒り出す日本人も多いのでしょうが。

 しかし「極右でも死刑廃止論に理解を示す*3フランス」の方が「国民大多数が死刑廃止論に否定的な日本」よりどう見てもまともだと思います。

【追記その1】

スプートニク日本『ルペン氏を知る日本人「国民戦線は国民政党に脱皮した」』

https://jp.sputniknews.com/opinion/201704243570056/

 右翼活動家「一水会の木村三浩代表」にこんなことを言われてもあまり意味がない気がしますが確かに「以前に比べれば」偽装であれ何でアレ「国民政党」の色を強めてるのでしょう。

国民戦線メディアでは極右と言われているが、共産党や社会党の元メンバーも国民戦線に合流し、国民政党としての支持が広がっている」との見解を示した。

それが事実なら侮れませんね。

 しかし木村三浩でググって俺的に衝撃の事実が。

木村三浩著『自由なフランスを取りもどす:愛国主義か、グローバリズムか:マリーヌ・ルペンは訴える』(2017年、花伝社)

て(絶句)。

 花伝社って

・林博史『日本軍「慰安婦」問題の核心』(2015年)

・俵義文『日本会議の全貌』(2016年)

を出してるので「一応左派系なのかな?」と思ってたんですが。誰が考えてもルペン宣伝本出版なんて駄目でしょう。

【追記その2】

■NHK『決選投票へ運動再開 ルペン氏は党首の座一時離れる』

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170425/k10010960181000.html

毎日新聞『仏大統領選:ルペン氏、支持層拡大へ党首離任』

https://mainichi.jp/articles/20170426/k00/00m/030/024000c?ck=1

 もちろん「だったら出馬表明の最初から党首辞任しろよ」「大統領選が終わった後でどうせ党首に復帰するんだろ」つう話ですが、それにしてもルペンも思い切った態度に出たもんです。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(4/25分:巣くう会集会の巻&北朝鮮最新ニュース、ほか)(追記・訂正あり)

| 21:27 |

 巣くう会集会以外にも色々と書いています。

朝日新聞『いま北朝鮮とどう向き合うか 拉致被害の蓮池薫さん語る』

http://digital.asahi.com/articles/ASK5C4TPHK5CUTIL01H.html

朝日記者

 拉致被害者の家族も高齢化し、亡くなった方や、体調を崩している方もいます。

蓮池

 集会で、あの温厚な横田早紀江さん(めぐみさんの母)が『拉致されて40年も救えずにいるのは、国の恥』とまでおっしゃった。

 「横田父ならまだしも」横田母の何処が温厚なんですかね?。あそこまでヒステリーキチガイじみた人間も少ないと思いますが。まあ、そりゃもちろん「キチガイじみた、ど−しよーもないバカ女」とはさすがに蓮池薫氏の立場では公言できませんが、俺みたいな正直者はこんな嘘八百はとても言えませんね(毒)

 正直、兄・蓮池透氏の家族会除名に横田母が賛同したことは間違いないのだから、弟・蓮池薫氏の本心はこんなきれい事じゃないでしょう。

蓮池

 拉致問題を解決した後の『見返り』としては、軍事目的に回そうと思っても回せない形で、国民生活に役立つ現物支援をする方法があり得ます。例えば、慢性的な停電と送電ロスが深刻な北朝鮮に対し、電気が軍事施設ではなく住宅などに回るよう、日本が目に見える形での送電設備の整備を支援するといった方法があるのではないでしょうか。

 まあ俺も同感ですね。バーター取引以外に解決法はないでしょう。


■産経【北朝鮮情勢】北朝鮮が飛翔体を1発発射 韓国軍明かす

http://www.sankei.com/world/news/170521/wor1705210030-n1.html

 正直北朝鮮が何を考えてるのかよく分かりません。

 この間発射したばかりなのに、なんか意味あるんでしょうか?


■【北ミサイル】露「自国に危険なし」 有力議員、北と米の双方に自制求める

http://www.sankei.com/world/news/170522/wor1705220002-n1.html

 露上院防衛委員会のクリンツェビチ第1副委員長は(中略)米国のトランプ大統領は「困難な内政状況」のために「小さな勝利(をもたらす軍事行動)」を必要としているとし、北朝鮮と米国の双方が自制すべきだと述べた。

 重要な指摘ですね。自制が求められるのは北朝鮮だけではありません。

 露上院国際問題委員長のコサチョフ委員長は、今回の発射が「政治的なもの」で、米空母ロナルド・レーガン朝鮮半島近海に向かっているのを受けた行動だとの見方を示した。

 そういうことなんですかね。とはいえ「ロナルド・レーガン」の件を考慮しても「発射しない方が良かったんじゃないか」と思いますが。ただし「ロナルド・レーガンを容認したと思われてはワシらの面子が潰れるから発射したんや」と一応、言い訳可能、つうことは「誤解を恐れず言えば」北朝鮮だってそれなりの計算はしてるわけです。


■【北ミサイル】自民・二階幹事長「国民は恐怖を覚える。言葉に尽くせない憤りだ!」

http://www.sankei.com/politics/news/170522/plt1705220006-n1.html

 「一体、金正恩政権って何考えてるんだろう?」と疑問は感じますし、「かえって自分から状況を悪くしてるんじゃないか?。せっかく韓国大統領が『現実的に考えられる大統領』としては北朝鮮にとって最善*4の大統領になった*5のに?。文氏は少数与党だし、最悪の場合、右派野党の北朝鮮非難に押されて、太陽政策をあきらめるかもしれないのに?」「トランプや安倍のタカ派ウヨ路線が助長されるかもしれんだろうが!」つう不快感は感じます。

 ただ「恐怖は感じません」。なぜなら北朝鮮から開戦する選択肢はないからです。

 一方で「憤りは感じる」。ただしその理由は既に少し書きましたが、二階氏とは少し違う。こんなことをしても北朝鮮にとって状況が良くなるとは俺には思えないからです。北朝鮮が「自国生き残り」を願うのであればこんなことはしない方がいいんじゃないか。 


新潟日報曽我ひとみさんら署名活動』

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20170521325103.html

 「佐渡ロングライド210」なるイベント(公式サイト:http://www.sado-longride.com/)の前夜祭(2017年5/20(土))での署名活動だそうです。

 この「佐渡ロングライド210」は「2017年5月21日(日)」開催の自転車イベント。

 Aコース(210キロ、過去5年間に100キロ以上の自転車レースを完走した実績の持ち主のみ参加可能)、Bコース(130キロ)、Cコース(100キロ)、Dコース(40キロ)の4つあります。つうことで自転車マニアのみ対象のイベントですね。ツールドフランスのように別にタイムを競うわけではない。もっとのんびりしたもんのようです。

 とはいえ、わざわざ佐渡でサイクリングしようなんて人はあまりいないでしょう。

署名をした福島県の自営業、藤田龍文さん(48)

といった福島からサイクリングに佐渡に来るような人は相当の自転車愛好家だと思います。

 署名者の写真がありますが安全の為のヘルメットをかぶっています。

 まあ「佐渡が危ない」と産経が騒いでましたが佐渡市(このイベントの主催者の一つ)、佐渡観光協会(このイベントの後援団体の一つ)などもこういうイベント*6をするなど色々考えてるわけです。

 まあDコースなら初心者でも参加可能でしょうが、B,Cコースは「体調を崩す以前に完走が危うい」のでやめた方がいいでしょう(なお、Aコースはそもそも初心者は参加不可です)。大体100キロ以上コースなんか参加したら佐渡観光ができなくなりますし。

 「佐渡が危ない」の産経がコミットしてるのかな?、と思ったらサイトに寄ればメディアの協力は

http://www.sado-longride.com/info/

主催:スポーツニッポン新聞社*7

後援:朝日新聞新潟総局、毎日新聞社読売新聞新潟支局、新潟日報社共同通信社新潟支局、時事通信社新潟支局、NHK新潟放送局、BSN新潟放送、NST新潟総合テレビ*8、TeNYテレビ新潟*9、UX新潟テレビ21*10エフエムラジオ新潟、FMPORT79.0*11、サドテレビ*12

て「えー、産経の名前がない?」。

 あんだけ「佐渡が危ない」とか抜かしておきながらコレはどういうことなんでしょうか?。

 「産経、お前、まさかとは思うけど全く協力してないのかよ?」「あんなデマ記事垂れ流すよりこういうのに協力しろよ!」ですね。

【追記】

日刊スポーツ『佐渡ロングライド2017:前夜祭でプロがエール「マイペースで」』

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/05/21/kiji/20170521s00042000060000c.html

 約3800人がエントリーして開催される。

 スゴイですね。俺が思ってる以上にサイクリング愛好家は多いようです。

 ゲストには栃木県で活動する自転車のプロチーム・宇都宮ブリッツェンキャプテンアテネ五輪にも出場した鈴木真理が登場。「暑くなりそうなので水分補給をしっかりして、景色を楽しみながらマイペースで頑張って」とエールを送った。

 サイクリング愛好家にとっては有名なんでしょうが「アテネ五輪にも出場した鈴木真理」といってもさっぱり分かりません。「自転車ってマイナースポーツなんだな」と実感します。ちなみに「すずき・まり」ではなく「すずき・しんり」と読む上に男性だそうです。いや、この記事だけなら絶対に女性と勘違いしますね。

id:Bill_McCrearyさん記事『男女共通の名前というのも興味深いかも』

http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/b1d19e85b81e0565c9e4fdf15222dfad

の一例と言ってもいいでしょうか。


■カメラおやじの佐渡ロングライド<当日編>

http://www5.nikkansports.com/sports/cycling/column/report/archives/16943.html

 2011年5月の記事です。

 午前3時30分、会場に行くバスが到着、まだ真っ暗です。

 午前4時、会場に到着し、すぐに湯浅さんとAコースに並びましたが、すでに100人近くいました。

 Aコース210キロだと出発するために午前4時集合という恐ろしいことになるわけです。

 Aコース210キロに1869人が参加し94%の完走率はすごいです。なんと8歳の小学3年生が午後4時22分にゴール、私より40分も速かった

 まあ「過去5年間で100キロ完走でないと参加できない」という規制がありますからね。

 それにしても小学3年生で210キロ完走とはなかなか恐ろしい子どもです。

 昨年は10時間をかけて完走したので、今年も大丈夫だろうと自分勝手な自信を持ちました。

 走行距離210キロなので、平均時速20キロで10時間乗り続けるというのは相当きついと思います。当然下ったり登ったりなので、下り坂は20キロ以上でますが、上り坂は20キロは出ないでしょうね。

140キロ過ぎて右足の関節が痛くなって来ました。

 まあそりゃそうでしょう。

 私が1番危険と思うのは下り坂です。時速35キロ前後で降りますが、他の参加者は時速50キロでぶっ飛ばしています。

 まあ上り坂のロスを下り坂で解消したいのでしょうが「下り坂を自転車で50キロで下る」つうのは一寸想像ができません。35キロでも充分怖いと思います。

 午後5時3分、約11時間もかけてゴールしました。昨年は午後4時にはゴールしたのに、なんで1時間も遅いのと思いましたが体力的にいっぱい、いっぱいでした。

 一寸常人にはまねができませんね。


読売新聞拉致被害者に届けたい、政府が新たなラジオ番組』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170520-OYT1T50079.html

 米国政府系の「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」だそうです。これを機に救う会のしおかぜ放送への政府支出を完全に打ち切ってRFAに全面移行したらどうでしょうか。こうした放送に意味があるか個人的には疑問に思いますが、まだRFAの方が「救う会の私腹を肥やさない」と言う意味でマシだと思います。


朝日新聞北朝鮮への制裁「より効果的な対応、検討中」 岸田外相』

http://www.asahi.com/articles/ASK5P43GYK5PUTFK001.html

■NHK『外相 北朝鮮への追加制裁含め より効果的な対応探る』

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170521/k10010989581000.html

 有田芳生氏もツイッターで批判していますが先ず第一に「そんな能天気なことでいいのか」ですね。

 既に安倍政権は5年目に突入しています。安倍政権が5年目なんて俺のようなアンチ安倍にとっては屈辱ですがそれはさておき。

 「政権が成立してから未だ1ヶ月しか経っていません」つうならともかく5年目でこの発言は本来家族会辺りに「今まで何をやっていたのか?」と非難されても仕方がないでしょう。

 第二にこれまた有田氏がツイッターで指摘していますが結局コレは「その場の言い逃れではないのか」。

 つまり「5年目に入ってから」、効果的な対応を考える、というなら何度も言いますが「なら1年目、2年目、3年目、4年目に何故、何もしなかったの?」つう話になる。

 これに対して「いや1年目も2年目も3年目も4年目も最善を尽くした」つうなら「なら制裁としてもうやれることなんか何もないんじゃないの?」つうことになる。


■朝鮮新報『キャンドル大統領の課題/激動する世界で(上):米主導圧迫路線からの脱却/民族利益を最優先する平和外交』

http://chosonsinbo.com/jp/2017/05/0020/

 キャンドル大統領(ろうそく運動で生まれた大統領)という表現で分かるようにこの記事は基本的に文大統領に好意的です。

 ただし文氏を無条件でほめてるわけでもない。とりあえず「サード配備問題」など何らかの問題で「誠意を見せろ(サードを例に挙げれば、北朝鮮、中国、ロシアの反発を無視して、米国言いなりに配備するな)」つう話です。

 誠意がなければ文大統領への厳しい批判が始まることになるでしょう。まあこれは韓国内のハト派もそうでしょうが。


■産経【北ミサイル北朝鮮「米本土と在日米軍に核兵器照準」と威嚇 朝鮮中央通信が論評

http://www.sankei.com/world/news/170521/wor1705210006-n1.html

 米本土は無理でしょうが、そして「核登載のミサイル攻撃が技術的に可能か」はともかく「ミサイル自体が日本を射程に収めていること」は「何を今さら」の話です。その「何を今さらの話」を今さらする辺り、どう考えたらいいのか気になるところです。


サンデー毎日『中国罵倒で「核兵器死守」を宣言した北朝鮮の自暴自棄』

https://mainichi.jp/premier/business/articles/20170519/biz/00m/010/005000c

 ばかばかしい。北朝鮮が自暴自棄に簡単になるような国だったらとっくの昔に体制は崩壊していたでしょう。当然ながら彼らにはそれなりの計算があるわけです。

 金大中・金正日会談は結果的に北朝鮮に核開発のための時間を与えただけ

 おいおいですね。金大中時代には南北の緊張緩和がされたことをまともに評価する脳みそもないようです。


■NHK『北朝鮮化学兵器原料の特許申請 米「国連は最大限の調査を」』

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170520/k10010988651000.html

 北朝鮮が製造法(新しい製造法?)について特許申請したというシアン化ナトリウムつうのは一般には青酸ソーダ、青酸ナトリウムと言います。

 もちろん毒ガス原料ではあるのでしょうが、メッキなど一般工業用にも用いられます。

 ミステリー小説、ドラマではシアン化カリウム青酸カリ)とともに殺害のための毒薬としてよく使われますし、現実の犯罪でも使われたことがあります。

 1977年に東京で起こった「青酸コーラ無差別殺人事件(2名死亡、犯人は逮捕されず時効が成立)」、1984年に起こったグリコ森永事件(青酸入りの菓子が送りつけられた企業恐喝事件、犯人は逮捕されず時効が成立)ではシアン化ナトリウムが使われました。

 正直「毒ガスの製造法」ならまだしも「世間一般に工業用に普及してるシアン化ナトリウムの製造法」が何で問題になるのかさっぱり分かりません。いくら相手が北朝鮮でも不当な差別ではないのか。

 なお、こうした北朝鮮の特許申請が「米国の反発を想定した政治的揺さぶり」なのか、単に「政治的思惑なく特許申請しただけなのに米国が過剰反応したのか」は記事だけではよく分かりません。


北海道新聞『地村保志さん、福井で訴え 「拉致問題風化させず重要課題に」』

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0401530.html

福井新聞『地村保志さん拉致解決へ強い意志 「最重要課題」風化阻止へ協力』

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/121343.html

 「今さらそんな事言ってもね。もう風化してるし」ですね。

 3人の子どもたちについては「さまざまな方々のご協力とご支援のもと、地元企業で一生懸命働いている」と話した。

 子どもたちがメディアにでないのが興味深いですね。彼らは家族会、救う会、マスコミに関わることなく静かに平和に暮らしたいし、そうした子どもたちの思いを、地村夫妻も重視してるのでしょう。


ロイター北朝鮮問題の軍事的解決、「想像絶する悲劇」引き起こす=米国防長官』

http://jp.reuters.com/article/north-korea-us-idJPKCN18F2A7

■産経【トランプ政権】米国防長官、北朝鮮攻撃は「悲惨な事態に」 外交解決を強調

http://www.sankei.com/world/news/170520/wor1705200024-n1.html

 まあ、だからこそ常識があれば「北朝鮮への軍事攻撃」なんて事は普通言いません。


■NHK『日ポーランド外相 北朝鮮へ圧力強化の重要性で一致』

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170518/k10010986721000.html

 そりゃポーランドだって「北朝鮮へ圧力強化の重要性」とやらを日本から振られれば「同感だ」くらい言うでしょう。「いーや、それには僕は反対です」といって日本に恨まれる理由もない。

 だからといって「6カ国協議参加国でもないポーランド」にこんな事言わせて何か意味があるのか。日本の自己満足でしかないでしょう。

 NHK記事タイトルは何故か「北朝鮮」ですがポーランド、日本双方にとって重要なのはむしろ

 両外相は日本とEU(ヨーロッパ連合)のEPA(経済連携協定)について早期の大枠合意の重要性を確認しました。これに先立って、両外相は政治・安全保障の分野でハイレベルの定期的な交流を続けることや外交関係樹立100周年となる再来年を「日本・ポーランド文化交流年」とすることなどを盛り込んだ行動計画に署名

でしょう。


リベラル21『習近平は北朝鮮核ミサイル問題を解決できるか』阿部治平

http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-3958.html

 北朝鮮が何故核ミサイル開発するかといえば「米国による政権転覆から身を守るため」です。

 つまりは習主席の意思に関係なく「米国が北朝鮮転覆を公式に放棄すれば」そしてその放棄を北朝鮮が信用すれば問題は解決します。

 一方、中国にとっては

1)緩衝地帯として北朝鮮は利用価値があるし

2)北朝鮮政権転覆なんぞ容認したら「同盟国を見捨てた」として中国の評判、面子が落ちるし

3)頭に乗った米国が北朝鮮転覆にとどまらず、他の国の転覆も企て、それが中国の国益に反する危険性もある

等の理由から「米国の北朝鮮転覆論」を容認する理由がない。

 まあ、中国も米国といたずらに対立したくはないでしょうし、また「中国は北朝鮮の核保有を望んでない」。そう言う意味で中国は米国に配慮して「北朝鮮を多少締め上げるかも知れません」が、そう無茶苦茶に締め上げることも考えられない。一方で万景峰号航路をロシアが開設する動きもあるわけです。北朝鮮にとって一番重要な貿易相手国は勿論中国でしょうが、中国だけが北朝鮮を支援してるわけでもない。

 そうした意味では「習近平は北朝鮮核ミサイル問題を解決できるか」というのは問題の設定が全く間違っています。むしろ「トランプは北朝鮮核ミサイル問題を解決できるか」でしょう。

 そしてそれは「米国が北朝鮮転覆を公式に放棄すれば」そしてその放棄を北朝鮮が信用すれば問題は解決します。もちろん「北朝鮮政権転覆論は放棄できない」つう立場に立てば話は別ですが、その場合、現実的には「核問題解決はあきらめるしかない」でしょう。

 4月の米中会談のおり習近平中国主席はトランプ米大統領に、中国と韓国(コリア)の歴史について、「コリアは実は中国の一部だったことがある」と語ったと伝えられた(ウォールストリート・ジャーナル、2017・04・12)。

 私はこれには驚いた。もちろん韓国の民間は色めき立ち、政府も反発した。だが米中両国政府とも習発言をはっきり否定しなかった。中国外交部報道官にいたっては、「韓国人はこれを心配する必要はない」という人を食った発言をした。私は、これを習発言が実際にあったことを示すものと受け取った。

 おいおいですね。

 実際の発言については中国側も米国側も何一つ具体的なことは言ってないのに何で阿部氏にそんな事が言えるのか。言えるわけがないでしょう。彼の中国への酷い偏見がいつも通り露呈されてるだけです。

 もちろん阿部氏の言うような可能性はある。ただ一方で「中国側はそんな事は言ってない」のにトランプが誤解、曲解でデタラメ言ってる可能性もあるわけです(もちろんそもそもWSJの誤報の可能性もあります)。

 トランプの誤解、曲解の場合だって「WSJ報道を明確に否定すること」は中米両国ともしないでしょう。

 それをすれば習主席の面子は守られるがトランプの面子が潰れる。もちろんトランプが自分の面子を潰すのは嫌なのは当然ですが、中国側だって「トランプの面子を潰して、トランプに反発されるのは嫌」でしょう。

 トランプという男は「放言と暴言で悪名高い男」なんだから別に中国が否定しなくても「まあ、トランプはああいう男だから、デタラメほざいてるだけでしょ?」「中国もトランプの反感買うよりここで恩を売った方がいいと思って公式に否定しないだけでしょ?」と周囲は中国に対し善意に理解してくれる可能性も高い。

 つうかこの件、中国よりもむしろトランプが批判されてるんですが。もちろん「トランプの曲解」なら彼が批判されるのは当然ですが、「事実そうした習発言があったとしても」、『だから俺が習をその場で批判した』つうならともかくまるで「習のお陰で朝鮮半島の勉強ができた」みたいな物言いですからね。

 実際には

 漢王朝が紀元前後、朝鮮半島北半分を楽浪郡・帯方郡として支配したことはある。

程度の話をトランプが誤解を招く物言いしただけでしょう。

 たぶん習近平は青春時代が文化大革命期に当り勉強する時間がなくて、ペキンの横町の老百姓(庶民)レベルの朝鮮認識しか持てなかったのである。

なんて話では全くない。大体「青春時代勉強できなくても」、その後いくらでも学ぶ時間はあるわけです。いくら我が国の安倍首相が不勉強なウスラバカだからといって習主席まで安倍と同列に扱うのは失礼の極みです。

 「いわゆる朝貢」を「中国の一部」とは習主席も思ってないでしょう。

 つうかこの阿部説だと「ペキンの横町の老百姓(庶民)レベルの朝鮮認識」つうのは「今はともかく」文革時代は「コリアは実は中国の一部だったことがある」だそうですが「ホンマかいな」ですね。文革当時ですら「楽浪郡・帯方郡時代」はともかくそれ以降についてはそんな認識はしてないんじゃないかと思いますけど。まあ元時代の高麗支配は一寸微妙で阿部氏も

 1259年モンゴルが高麗を征服し、20世紀初頭から1945年まで日本が植民地にしたほかに、朝鮮半島がまるごと外国の直轄領になった歴史はない。

と書いてますけどね。まあ「元時代は高麗が外国(元)に征服されてた」と考える阿部氏ですが、「支配民族がモンゴル人」ということで「元の支配領域の大部分は今の中国であっても」コレは「中国による朝鮮直接支配」とは見なさないようです。

 中国は本気で朝鮮労働党の一党体制を守ろうとしている。

 その理由は、北の体制崩壊ただちに中国共産党の一党支配体制の危機をもたらすからである。

 おいおいですね。極端な話、北朝鮮体制が崩壊しようが中国体制は崩壊しないでしょう。中国が恐れてるのはそんな事ではない。

 先ず第一に非平和的崩壊による「イラクアフガン、シリアのような内戦の発生」及び「それによる難民の大量発生(中国への難民流入)」を恐れてるでしょう。まあコレを恐れてるのは中国だけではないですが。日本、韓国、ロシアだって恐らく恐れてる。

 第二に平和的崩壊した場合でも「統一韓国」が中韓国境(今の中朝国境)に米軍を配備するなどの「反中国的行為」をすることを恐れてる。「北朝鮮と言う緩衝地帯」が「米国の同盟国・韓国」と中国の間にあることは、中国にとって都合がいいわけです。

 それは裏返せば「北朝鮮崩壊が平和的なもん」でかつ「統一韓国が中国にとって都合のいいもん(緩衝地帯としての北朝鮮がなくなっても何ら問題ない)」のであれば、中国にとって北朝鮮崩壊は何ら問題ないつうことです。まあ正直そう言う事態は想定しがたいのですが。

 中国国内には、(ボーガス注:北朝鮮に接する吉林省)延辺朝鮮族自治州あたりを中心に統一朝鮮との統合を要求する動きが必ず生まれる。それは必然的に(ボーガス注:チベットウイグルなど)中国国内の他の少数民族運動を激励する。

 たぶんこの阿部説の元ネタは「似たようなことを以前言っていた」楊海英でしょうがどうなんでしょうかねえ。今さら「中国から独立して韓国と一緒になりたい」なんて動きが朝鮮族自治州から出てくるんでしょうか?

 出てこないんじゃないかと思いますけど。韓国の方も恐らくありがた迷惑でしょう。どっちにしろそんなことは「北朝鮮崩壊」に中国が否定的な理由のメインじゃない。メインは「内戦の恐怖」と「緩衝国としての北朝鮮の価値」でしょう。そして「緩衝国としての価値」はともかく「内戦の恐怖」は中国以外にとっても重要な話です。

 結局はアメリカ北朝鮮に歩み寄って、韓国とともに北朝鮮と直接対話し、「核・ミサイル」と「米軍の朝鮮半島からの撤退」を材料に交渉することのほか道はないとおもう。

 つまりは「北朝鮮の体制保障」を米国が確約し、北朝鮮の核開発とバーターする以外に解決策はない、つうのが阿部氏の結論です。

 そして「北朝鮮ではなく」、阿部氏においては「北朝鮮に体制保障を信用させる最低の条件」は「韓国からの米軍撤退」だと。

 まあ「韓国からの米軍撤退」が北朝鮮にとっての最低条件かどうかはともかく「米朝国交樹立」「朝鮮戦争正式終戦」などの「それなりに重いものがない」と北朝鮮は核廃棄しないつうのは俺も同感です。ただそうなるとこの記事タイトルは明らかにおかしいですね。

 それならこの記事タイトルは『習近平は北朝鮮核ミサイル問題を解決できるか』ではなく『トランプは北朝鮮核ミサイル問題を解決できるか』、『トランプだけが北朝鮮核ミサイル問題を解決できる』などとすべきです。

 なお、以上の阿部批判文をまたコメント欄に投稿する予定です。「どう見ても狭量な人格」の彼がコメント掲載拒否しないかが見物です。


■産経【国を守る覚悟】日本は「即応反撃力」を整備しなければ、北朝鮮ミサイル発射は止まらない(火箱芳文)

http://www.sankei.com/politics/news/170519/plt1705190001-n1.html

 北朝鮮を口実に軍拡を主張するのも大概にして欲しいですね。

 先ず第一に「即応反撃力(先制攻撃能力のことでしょうが)」なんてもんを持てばかえってミサイル発射が激化する恐れすらある。なぜならああした発射は「日本や米国、韓国が我が国を攻撃するなら反撃する」という政治的アピールだからです。むしろハト派政策をとった方が発射が自重されるでしょう。根拠は金大中、盧武鉉政権時にはそうした発射が自重されていたことです。

 第二に敢えて言えば「北朝鮮ミサイル発射」なんてもんはそれほどの脅威ではない。なぜなら何度も言いますが北朝鮮から戦争をする選択肢はないからです。そんな事をしたら在韓米軍の反撃で国が滅びてしまう。

 第三にそうした攻撃力の整備は違憲の疑いが強く、財政を圧迫し、また「北朝鮮以外の近隣諸国(中露、韓国)」との関係を悪化させかねません。なぜなら物理的な意味で「北朝鮮しか攻撃しない、できない兵器」なんかないからです。北朝鮮を攻撃する兵器は中露、韓国を攻撃するかも知れない。そして産経のようなウヨが中露、韓国を非常に敵視してることは今さら言うまでもないでしょう。

 第四に現在の「在日米軍と自衛隊だけ」でも十分な抑止力でしょう。「自分から戦端を開いたら在日米軍や自衛隊の反撃で国が滅びかねない」というのは北朝鮮にとって充分脅威です。

 なお、この文の筆者は「元陸上幕僚長国家基本問題研究所理事」だそうです。田母神が航空幕僚長だったことと言い自衛隊はまともな組織なのかと疑いたくなります。


東亜日報『「ゴキブリ」、「こん棒」…自由韓国党は「嫡統保守」を口にするな』

http://japanese.donga.com/List/3/0501/27/926702/1

 17日、自由韓国党の重鎮議員懇談会で、下劣な言葉が飛び交った。「ゴキブリだと。まともな精神状態なのか。昼間から酒でも飲んだのか」から「こん棒で後頭部をかち割れ」まで、公党の会議で出た言葉なのかと耳を疑うほどだった。米国にいる洪準杓(ホン・ジュンピョ)氏がフェイスブックに、「朴槿恵(パク・クンへ)を売って国会議員になり、弾劾の時はゴキブリのように隠れ、こそこそ這い出てくる人たちは実に卑劣だ」と書き込むと、親朴(親朴槿恵)が反発し、再び非朴(非朴槿恵)とけなし合いを始めたのだ。

(中略)

 韓国ギャラップが、選挙が終わった後、有権者に対して実施したアンケート調査の結果、洪氏に投票した理由は、△国家安保または国家観(23%)、△保守だから(17%)、△他候補より良かったから、または、他候補が嫌だから(12%)、△迫力があってよどみがない(12%)などの順だった。多くは候補や政党よりも単に保守候補という理由で選択をしたわけだ。

 保守新聞・東亜日報ですら呆れるほど「ゲスの極み」な自由韓国党(朴クネ残党派)です。

 これが「元政権与党」で「現最大野党」だと言うのだから呆れます。早く滅亡して欲しい。しかしこんなゴミ政党を支持する人間の気が全く知れません。


■朝鮮新報『総聯が「総聯、民団5.17共同声明」発表11周年に際してすべての在日同胞に送るアピール

http://chosonsinbo.com/jp/2017/05/0017-2/

 総連・民団和解という歴史的快挙が「民団に巣くう珍右翼」により転覆され今や民団が「朝鮮学校無償化除外」を支持するまでに落ちぶれたことについては「部外者の一日本人にすぎない」とはいえ俺は怒りと悲しみを禁じ得ません。もはや民団は「社会的害悪」「存在自体が社会悪」といっても過言ではないでしょう。

 しかしそれでも朝鮮新報が言うように「今は死文化してしまった」とはいえ、この和解には一定の意義があったと思います。


■産経【朝鮮半島情勢】「挑発容認せず」と韓国の文在寅大統領 北朝鮮をけん制

http://www.sankei.com/world/news/170517/wor1705170062-n1.html

 少数与党であることを考えれば最初から高い期待はしませんが、「本当に太陽政策に転換する気があるのか?」「大丈夫なのか?」という危惧は否定できません。今のところあまりそうした動きが見えませんのでね。もちろんそれでも「朴クネ派の当選」よりはずっとましですが。


■韓国会長、2030年W杯の“4か国共催”への意思変わらず「日中韓北朝鮮が協力すれば誘致は可能」

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?216374-216374-fl

 大韓サッカー協会チョン・モンギュ会長は、2030年W杯を日本、中国、韓国、北朝鮮の4か国共催で立候補すれば大会誘致の可能性は高いと考えている。

 この構想において、最大の問題は「中韓、北朝鮮を異常に敵視する男が首相の日本」でしょう。安倍が北朝鮮を大いに敵視してることは言うまでもないですがコレが仮に「北朝鮮抜きの」『日中韓共催』『日中共催』『日韓共催再び』でも実現するか疑問です。

 確かに成功すれば「極東の緊張緩和に大いに役立つ」と思いますが。


■日刊イオ『東京無償化裁判、判決は9月13日に』

http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/46e79758fcfee661d3c7892503e5a8d4

 大阪地裁で下った不当判決を考えると結審を素直に喜べないところが悲しいところです。ひとまずは「お疲れ様でした」と弁護士諸氏の労苦をねぎらいたいですね。


日経新聞万景峰号、17日に就航へ』

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM05H4V_V00C17A5FF8000/

産経新聞『露と北朝鮮結ぶ初の貨客船就航 万景峰、羅津港を出発』

http://www.sankei.com/world/news/170517/wor1705170057-n1.html

 いよいよロシア、北朝鮮を結ぶ定期航路が開通するようです。まあ、それでも安倍がロシアにろくに抗議しないことは間違いないでしょう。

時事通信『政府、ロシアに懸念伝達へ=北朝鮮船就航で』

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051800688&g=prk

■NHK『政府 ロシアに北朝鮮への圧力強化すべきと伝える考え』

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170518/k10010986041000.html

なんてのも「抗議しないわけに行かないから抗議する」だけで「ロシアとの経済交流を見合わせる」なんてことにはおそらくならない。


■「中国と北朝鮮の関係」に自公関係を連想する

 まあ要するに「既に腐れ縁」でそう簡単に切れない、つうことですね。「中国と北朝鮮の関係断絶」を想定するのは「自公関係の崩壊」を現時点で想定するくらいあり得ないことでしょう。


朝日新聞『秋田県、高校生の韓国派遣中止 少女像設置など考慮』

http://www.asahi.com/articles/ASK5H4JH1K5HUBUB00G.html

 無茶苦茶ですね。「北朝鮮問題で安全を考慮した」はまだしも少女像なんて何一つ関係ないでしょうに。そんなんに納得する人間は「まともな脳みその人間」ならいないでしょう。

 安倍自民に忖度してる(あるいは忖度どころか露骨に恫喝がきた)のか、はたまた知事の本心なのか。


ライプツィヒの夏『つまらんことを大げさに騒ぐ馬鹿』

http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/0b091b990818176c4faf161c9b688c54

 まあid:Bill_McCreary氏のように考えるかどうかは価値観の問題なのでひとまずおきます。

 問題はこういうニュースを能天気(?)に騒ぐメディアが本気で北朝鮮情勢を「危機だ」と思ってるとはとても思えないと言う事ですね。

 それと個人的には

1)こんなことより共謀罪や森友の報道でもしたら(以下略)

2)別に「当事者である皇室女子・真子氏(秋篠宮夫妻の長女)」の意思はともかくこの時期の発表って「森友などをごまかしたい」安倍の仕込みか(陰謀論になりますが)

つう気はしますね。


■NHK『大規模サイバー攻撃 北朝鮮ハッカー集団使用のソフトと類似』

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170516/k10010983511000.html

日経新聞『大規模サイバー攻撃北朝鮮が関与か 複数社が分析』

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM16H17_W7A510C1MM0000/

 「真偽は不明ですが」最近話題のランサムソフト(身代金ソフト)やらの一部に「北朝鮮が関与してる疑いがある」んだそうです。


■NHK『プーチン大統領 北朝鮮ミサイル発射を厳しく非難』

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170515/k10010982761000.html

 プーチン大統領アメリカなどの軍事介入によって政権が崩壊したイラクを念頭に、「近年、世界で起きた国際法違反や他国への侵攻、政権転覆は、軍拡競争を後押ししている」と述べ、北朝鮮が核・ミサイル開発を放棄しないのもアメリカが軍事的な脅威となっているためだという考えを示しました。

 そのうえで、「北朝鮮との対話に戻ることが必要だ。北朝鮮に対する脅しをやめ、問題の平和的な解決方法を見いだすべきだ」と述べ、北朝鮮の核開発問題の解決策を話し合うアメリカや中国、日本などによる6か国協議を再開すべきだと訴えました。

■産経【北朝鮮情勢】プーチン氏「核クラブ拡大は認めず」 でも「北をおびえさせるな」

http://www.sankei.com/world/news/170515/wor1705150049-n1.html

時事通信北朝鮮ミサイル、受け入れられず=圧力強化は反対−ロ大統領』

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051501178&g=prk

等と比べても、政府御用放送化するNHKらしい反北朝鮮タイトルですが、本文見れば分かるようにプーチン北朝鮮批判だけしてるわけではありません。

 「イラク、リビアなどの政権転覆が北朝鮮に恐怖感を与えてる」「6カ国協議再開で問題を外交的に解決しよう」つうプーチン主張には俺は大賛成です。それはプーチンの思惑が何かとか、プーチンが独裁的であるとか言うこととは関係ありません。


■朝鮮新報『「火星-12」、朝米対決総決算への揺るぎない意志』

http://chosonsinbo.com/jp/2017/05/0015/

 朝鮮には米国との最終決戦で勝利をもたらす力がある。それは他国を侵略し、支配するための力ではなく、米国の核戦争策動を破綻させる力だ。

 非常に重要な指摘ですね。つまり現実問題、北朝鮮には「他国(韓国)を侵略(先制攻撃)し支配するための力」などないからそんなことはしない、あくまでもやることは「米国の核戦争策動を破綻させる力」のわけです。

 つまり「米国が北朝鮮先制攻撃をやるならまず韓国に反撃して被害を与える」つう力にすぎないわけです。そう言う力をアピールすれば米国も北朝鮮攻撃を躊躇せざるを得ない。

 この「米国の核戦争策動を破綻させる力」に「韓国に反撃する力」以外に「日本に反撃する力」や「米国に反撃する力(ICBM)」があるか知りません。「フカシか本気かはともかく」、ICBM開発のポーズを見せてることを考えれば「いざとなったら、米国は日本や韓国を見捨てて我が国を攻撃することがあり得る」「その米国の無情な判断を日韓政府は阻止できない」との判断をし「日本に反撃する力」や「米国に反撃する力(ICBM)」も準備してるのかも知れません。

 しかしとにかく「反撃すること」しか想定にはないわけです。

 半世紀以上も続く朝米対決が、首脳会談の可能性をほのめかすトランプ発言一つで解消されることはない。

 非常に重要な指摘ですね。つまり今まで散々、北朝鮮を敵視してきたのにいきなり「交渉の余地がある」といったって「信用できるか、バカ。まずサード中止とか何か土産もってこいよ。口先だけじゃ話にならない」つう話です。 


■産経【今週の注目記事】時差ぼけ10年…韓国文政権に根付く北朝鮮“包容”策 正男氏殺害も「非難すべきでない」

http://www.sankei.com/west/news/170514/wst1705140008-n1.html

 正確には「北朝鮮が犯行を否定していることも考慮し、非難は適切な限度にとどめるべし」程度でしょうね。むやみやたらに非難すればいいというモンではないでしょう。


■産経【北ミサイル】菅義偉官房長官弾道ミサイルは30分程度飛翔」 日本海に着弾

http://www.sankei.com/politics/news/170514/plt1705140010-n1.html

 正直、「ICBM」ではなく、よく発射することがある短距離のミサイルらしいので大して脅威でもありません。

 一方で大して脅威ではないとは言え「文大統領当選による南北宥和ムード」を壊す危険性がある。

 正直北朝鮮にとって「意味があるのか」と思いますが

1)北朝鮮の脅威をアピールしたいが

2)文大統領当選による南北宥和ムードを壊したくもない

という「矛盾する要請」を「うまく調和した策」つう認識でしょうか。俺にはとてもそうは思えませんが。


■産経『「北朝鮮」「拉致被害者」「救出」で検索→わずか3件… 問われる国会、拉致被害者救出へ政府を突き上げろ!』(政治部 田北真樹子)

http://www.sankei.com/premium/news/170512/prm1705120005-n1.html

国会議員は何をしているんだ!」

 超党派の拉致救出議員連盟が4月20日に国会内で開いた役員会で、出席した家族会メンバーはこう声を張り上げた。

(中略)

 この日、役員会後に総会が開かれた。しかし、出席した国会議員は41人*13。議連所属の国会議員は273人(自民党200人、民進党31人、公明党20人、日本維新の会12人、日本のこころ2人、無所属8人)だから、出席率はわずか15%だった。

(中略)

 平成14年9月の日朝首脳会談前後の拉致議連の会合を取材したが、当時は国会内の一番大きな部屋から国会議員があふれ出ていた。

(中略)

拉致議連の会合に出席しない議員は人非人と指差されるような雰囲気があった」。

 ある自民党議員は当時を振り返る

(中略)

 自民党のベテラン秘書は「明らかにかつてのような盛り上がりがない」と語る。その雰囲気を被害者家族も感じているはずだ。

 拉致が完全に風化してることが伺えます。

しかし

1)共産、社民の不参加で拉致議連が完全に右翼団体化してることが見て取れます。最初から共産、社民には声をかけなかったのか、声をかけても参加拒否されたのか、「声をかけて共産、社民も当初参加したが、いづらくなって退会した」のか知りませんが。もちろんこの件で俺は社民、共産を非難する気はありません。

2)民進党の国会議員は「衆参両院では公明党や維新に比べもっと多いはず(詳しく確認はしていませんが)」のはずなので「随分少ないなあ」つう気はします。

 なお、少ない理由は「家族会、巣くう会が民進党を敵視してるから」かもしれませんし、その場合批判されるべきは家族会、巣くう会の方でしょう。ここでの感想は従って民進党を批判してる訳ではありません。

3)自由党の参加がないらしいのが意外です。これまたこの感想は自由党を批判してる訳ではありません。

4)自民党議員は「安倍のお声掛かりで全員参加か」と思いきやそうではないようです。

 まあ「拉致議連に参加しない議員は人非人と指差されるような雰囲気」なんてもんはなくなって良かったと思います。

「国会会議録検索システム」を使ってみる。これで実態が完全に把握できるわけではないが、国会でどれだけ議論されたか分かる。

 検索条件として、対象期間を今通常国会の「今年1月4日〜5月8日」とし、検索語に「北朝鮮」「拉致被害者」「救出」を入力すると、出てくるのはわずか3件だった。

(中略)

 それにしても3件は少なすぎる。改めて検索語を「北朝鮮」「拉致被害者」の2つにして検索した。それでも16件だった。

 比較するため、国有地の払い下げ問題をめぐる森友学園を検索してみると「森友学園」「土地」で63件もヒットした。拉致被害者の約4倍になる。

 「森友と比較する辺り」、『森友のことは追及するな!』という産経の立場がよく分かります。どっちにしろ拉致は風化してるわけです。仕方がないでしょう。質問しても「日朝交渉中のデリケートな問題なので、外交機密なので回答は差し控えたい」という回答しか来ない物で何をどう質問しろと言うのか。

 産経が「外交機密を理由に回答拒否とは、ふざけんな!」と騒ぎ立て、世論も「そうだ!」と成らない限り、質問しても意味がない。

 国会は拉致問題の真相究明に向けて大きな役割を果たすことができる。

 最も知られている例は、拉致問題が初めて国会で取り上げられた昭和63年3月の参院予算委員会だ。当時の共産党の橋本敦氏が追及し、梶山静六国家公安委員長が「昭和53年以来の一連のアベック行方不明事犯*14、恐らくは北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚でございます」との答弁を引き出した。

(中略)

 北朝鮮が国家ぐるみで日本人を拉致していた可能性が濃厚であると国会で明らかにされた意義は大きかった。

 珍しく「野党、特に左派政党は敵視している」産経が共産党を褒めています。ただし、残念ながら「共産党に対する世間の扱いの冷たさ(当時)」もあって、当時はほとんどこの答弁は世間に注目されませんでした。最近の若者は知らないでしょうが、当時は「共産党を除く与野党協議(当時の野党は社会党、公明党、民社党、社民連)」なんて差別的なモンが平気でされてました。

 なお、産経は梶山氏の名前しか挙げませんが、宇野*15外相(当時、後に首相)の名前も忘れないで欲しいですね。

 また、この橋本質問のキッカケはいわゆる大韓航空機爆破事件がらみの李恩恵疑惑であって「李恩恵=拉致された日本人疑惑」についても政府は答弁で認めています。この答弁時点では李恩恵の正体は分かりませんでしたが現在では田口八重子さんと推定されています。

 なお、「橋本敦質問当時」、竹下*16内閣自治相・国家公安委員長だった梶山氏は、その後も「宇野内閣通産相」「海部*17内閣法相」「自民党幹事長(宮沢*18総裁時代)」「橋本*19内閣官房長官」と権力中枢に居続けます。それでも彼は「水面下では何かしていた」のかもしれませんが、「竹下内閣自治相・国家公安委員長時代に自ら認めた北朝鮮拉致疑惑」について生前目立った成果を上げられませんでした。

 なお、「別に拉致の件で産経その他に梶山氏を批判して欲しいわけではない」し「批判するのは酷だと個人的には思います」。俺は自民党は嫌いですがだからといって理不尽な非難をする気はないです。

 何度も言いますがこの件で梶山氏批判は酷でしょう。「拉致の件」で「無責任な事バッカいってんじゃねえよ!。お前ら拉致解決に何か貢献したのか!。口先だけだろうが!」と安倍や中山恭子を批判するのは正しいと思うオレですが。

 しかし「コレ梶山氏じゃなくて産経の嫌いな政治家なら、国家公安委員長時代の答弁をネタに『自民党幹事長、官房長官まで務めた男が何やってたんだ!』とつるし上げてるんだろうなあ」「巣くう会や家族会も『梶山は最低だ!』とか罵倒してるんだろうな」と思うとなんか理不尽な気がします。

 拉致問題を風化させず、拉致被害者の全員帰国を実現するため、政府を厳しく突き上げる“うるさ型”の役割が今こそ国会に求められているのではないだろうか。

 おいおいですね。今の自民党から安倍への突き上げなんかないでしょうし「森友疑惑などでの野党の突き上げ」を平気で無視するのが安倍ですが。そしてそんな安倍を応援してきたのが産経でしょうに「国会は拉致を風化させないよう政府を追及しろ」とはデタラメにもほどがあります。大体「外交機密なので答弁は控えたい」で答弁が終わる物をどうしろというのか。

 つうかそんなことを国会に求める前に産経が「拉致の解決はどうなってるんだ!」と安倍批判したらどうなのか。


■家族会が欧州議会に拉致で協力を訴え

http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5912.html

飯塚耕一郎さん(政府認定拉致被害者田口八重子氏の長男、家族会事務局次長)スピーチ

 2014年2月公表されたCOI報告書では、マレーシアシンガポールフランスイタリアオランダ、中国といった欧州も含めた諸国にも拉致被害者が存在するとされております。

 「ホンマかいな?」ですね。少なくとも俺の知る限り「マレーシアシンガポールフランスイタリアオランダ、中国」が自国の北朝鮮拉致被害者救出で動いてるなんて話は聞いたことがありませんので。

 つうか、それだったらフランスイタリアオランダはもちろんEU加盟国なので「EUにとっても他人事じゃないはず」なんですけど、この訴えを報じるマスコミの記事からは「EUの他人事感」をひしひしと感じるんですよねえ。

 まあ、曽我夫婦の目撃情報があるルーマニア*20やタイなんかは確かに拉致被害者がいる(あるいは「既に病死してる場合は」いた)のでしょうが。

参考

朝鮮日報『「北朝鮮ルーマニア、タイ女性も拉致」ジェンキンス氏手記』

http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=68389

北朝鮮が1970年代に日本人以外にもタイやルーマニア女性を拉致したという証言が挙がっている。

(ボーガス注:2005年10月)7日、日本で発売されたロバート・ジェンキンス氏の手記『告白』からだ。

 まあ、もしかしたら確かにフランスイタリアオランダ拉致被害者はいるが

http://nabesada.cocolog-nifty.com/meme/2007/07/post_8760.html

 曽我ひとみさん夫妻の証言によって、北朝鮮に拉致された疑いが明らかになったルーマニア人女性について、1990年代初めにピョンヤンルーマニア大使館が、この女性の存在を確認して本国に報告したものの、政府は何も対応しなかったとルーマニアの新聞が伝えました。

 ルーマニア人の女性、ドイナ・ブンベアさんは、1978年にイタリアで行方不明になり、おととし*21曽我ひとみさん夫妻の証言がきっかけで、北朝鮮に拉致された疑いがあることがわかりました。ルーマニアの新聞「エベニメントゥル・ジレイ」が、かつてピョンヤンルーマニア大使館で勤務していた元外交官の話として伝えたところによりますと、ブンベアさんとみられる女性が、1991年と92年に、ピョンヤンにある外国人向けの商店で3回目撃されました。また、この元外交官の同僚が女性に接触して話を聞いた際、女性は自分がブンベアさんだと確認したうえで、「秘密警察が監視する隔離された区域に住み、尾行されているため、大使館とは接触できないと話した」ということです。元外交官は、92年に本国の官房長官と内務省にこうした事実を報告しましたが、本国から調査の指示は受けなかったということです。ブンベアさんについて、ルーマニアの外務省は「調査は外務省の権限を越えている」という内容の文書を家族に送っており、家族は「拉致問題の解決にあまりにも後ろ向きだ」と批判しています。

みたいな話(ルーマニア同様あきらめてる)かも知れませんが(ちなみに俺の理解ではタイも拉致問題に対してルーマニア同様、それほど動いてはいません)。どっちにしろどう見てもEU諸国は「拉致問題って日本だけの話でしょ?」的な他人事感がありありです。

 まあ、それはともかく。前も指摘しましたけど「ジェンキンス証言があっても、事実上何もしてくれないタイやルーマニア」に比べたらもう、どんだけ小泉総理(当時)が拉致被害者のために動いてくれたかつう事ですね。家族会はもっと小泉氏に感謝しないといけない。何もしてない安倍を褒めるとかお話になりません。

 横田拓也さん(政府認定拉致被害者横田めぐみ氏の弟。家族会事務局長)スピーチ

 日本政府が認定している方及び非認定の方を含めた拉致被害者の約870人のうち5人しか帰国する事が出来ていません。

 「政府非認定の拉致被害者特定失踪者」です。特定失踪者家族があの怪しい与太話にすがるのはわかりますが「政府認定拉致被害者」めぐみ氏の家族がすがる理由が全く分かりません。正気で言ってるのなら拓也はバカだし、しがらみで「怪しいと思いながら言ってる」のなら別の意味でバカです。俺が拓也の立場ならあんな怪しい話には乗りませんよ。姉(めぐみさん)がかわいそうじゃないですか。つうか両親まで拓也と同じで特定失踪者なんて主張を支持してますから呆れますが。めぐみさんも馬鹿な親と弟を持って本当にかわいそうです。そしてウンギョンさんもバカな祖父母とおじを持って(以下略)。

 いかなる手を使ってでも、拉致を解決せず今も捕えたままとしている金正恩委員長を処罰する必要があります。

 「え、何でそんなに処罰したいの?」ですね。

 俺だったら

「申し訳ないんだけどアタシにとっては、家族の帰国が大事なんで私個人は処罰はノーサンキューですね。そう言う事言ったら交渉が挫折して帰って来れないかもしれんですから」

「アタシはだから処罰なんて言う気ないですから」

「そういうことなんで政府としても処罰なんてことは言わないで欲しい」て言いますね。本当、拓也が何考えてるんだか理解できません。ちなみに飯塚の方は彼個人のスピーチでは「拉致被害者帰国を果たしたい」というだけで処罰なんて一言も言ってません。


■参考情報・金元弘前保衛部長*22が軍で(ボーガス注:軍総政治局組織副局長として)復権、後任(ボーガス注:の保衛部長)は日本人拉致秘密交渉代表

http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5910.html

 まあ「だから何?」ですね。その情報が救う会にとって拉致解決にどう役立つのかさっぱり分かりません。


■国民大集会全記録5

http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5902.html

生島馨子(生島孝子さん姉)

 いわゆる特定失踪者には家族会がありません

 何でないのかと言ったら恐らく家族の間で温度差があるんでしょう。

 ほとんどの家族は「多分北朝鮮拉致じゃないと思うけど、何もしないと不安だし、何かすると情報が出るかも知れないし」レベルで救う会に協力してる。

 そうであれば「特定失踪者家族会つくってがんがん出て行こう」つう生島氏のような家族には「えー、そこまでしなくてもいいんじゃない?」「しても意味あるの?」「むしろ政府認定拉致被害者家族に迷惑じゃない?」と一歩引くでしょう。

 官房長官記者会見の中で、特定失踪者北朝鮮が出してくれば拉致被害者として扱うという言葉がありました。非常に消極的です。

 消極的も何も拉致と認定する証拠がないんだから当たり前です。

 生島氏が言ってることは「警察は私の妹の死亡を自殺と発表してるが、絶対に他殺で犯人がいるから逮捕して下さい」「警察は私の家の火事を事故と判断したが絶対に放火だから(以下略)」レベルの暴論です。それに対しては当然「他殺(放火)を裏付ける証拠が出れば他殺(放火)と判断するがそうでなきゃ自殺(事故)という発表は撤回できない」「だから犯人なんか逮捕できない」というしかないでしょう。「自殺(事故)判断を撤回しないが犯人は逮捕する」なんてそんな馬鹿な話はない。

 しかし「政府拉致認定しないが救出対象にはする」つうそんな馬鹿な話がまかりとおってるのが「特定失踪者」です。

北朝鮮による拉致は朝鮮戦争後から始まっていると聞きました。

 そんなんは救う会が放言してるだけで根拠がある話じゃありません。

荒木和博

 島田室長はいるだろう。

司会・西岡力

 荒木さん、そういう場所ではないので。

 吹き出しました。こんなのは文字化するときにむしろ省略した方がイメージダウンにならなくていいでしょうに。

 事情がよく分かりませんが、「官僚らしい」島田室長なる人物*23に何か含むところがあった荒木が彼を罵倒だのつるし上げだの、するような乱暴な態度をとったため*24「あまりにもまずすぎる」と思った西岡が駄目出ししたということでしょう。お仲間のはずの西岡にすら駄目出しされる荒木はどう見ても異常です。

荒木和博

 今の状態では、政府の方は、相手国の承認がどうとか言って、やろうとしない。

(ボーガス注:北朝鮮有事の際は)もしこの中でご協力いただける方があれば、どこかで船を出してもらえるのであれば、民間で船を出して助けに行く。

 「アホか」ですね。「やる気もないこと」を良くも言えたモンです。大体自衛隊の艦船ですら戦場なんか危険でおいそれとはいけないだろうになんで「民間の船で行く」なんてバカを言うのか。

 俺が拉致被害者家族なら「自衛官ならともかく素人が戦場に行っても死ぬだけじゃないですか?」「そもそも本当にやるんですか?。口から出任せですよね!」と憤激してるところですがコレを容認するのが家族会だから呆れます。大体そこまで荒木がいうなら「誰かが出してくれるなら」じゃなくて荒木が「購入であれレンタルであれ」自分で船を調達すればいいじゃないですか。

 なんで「誰かが出してくれるなら」なんて人任せの他力本願なのか。

 この間の宋日昊ごときの偉そうな口ぶりに怒らない方がおかしい。あんなのは1時間半のヤクザ映画だったら、最初の5分で殺されておしまいという、そういうチンピラです。

 むしろ荒木の方が「雑魚でチンピラ」だと思いますがそれはさておき。

 北朝鮮の日朝交渉担当大使・宋日昊氏を糞味噌に罵倒しても何がどうなるわけでもありません。

 (ボーガス注:何故自衛隊は北朝鮮に突撃しないのかなど政府に対し)終始失礼なことを言いましたが、これから私もどんどん嫌われていきますので、ご協力を宜しくお願いいたします。

 意味がわかりませんね。「政府に対して悪口」し「反感を買ってること」を自覚しながら誰に「協力を要請する」のか。いずれにせよ俺についていえば「無意味に政府に喧嘩を売るようなバカ=荒木」には協力なんかしませんよ。


■国民大集会全記録4

http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5892.html

 まず最初に、今日ここに来ることができなかった家族会前代表の横田滋さんの映像メッセージを見たいと思います。

 「完全に体が弱ってるんやなあ」感が半端ないですね。

司会・西岡力

 私は少し反省をしています。我々はこの間20年間運動をしてきましたが、家族の人を先頭に立てすぎたのではないだろうか。

(中略)

 横田滋さんは、どこに呼ばれても行く。もう手帳がまっ黒でした。今あれだけしかしゃべれないようになられたのは、歳相応の老いではない。自分の身をすり減らして、ここにも来れないような身体になられた。しかし、それでよかったのか。家族が身をすり減らさなければならないような運動を我々がしてきたとしたら、反省しなければならない。

 まあ心にもない虚言ですが、滋氏の体調の衰えを前に西岡もこういう弁解を多少はせざるを得ないわけです。

有本明弘(有本恵子さん父)

 アメリカの軍事攻撃に北朝鮮が反撃すれば、何十万の人が死ぬという話が出て来ています。

 私は、こんな話をするマスコミ北朝鮮の代弁者だと思っています。

(中略)

 家族会は、北朝鮮の代弁をするようなマスコミの話に迷うことなく、 トランプ大統領と北朝鮮の対決を静かに見守って行くことが大事だと思っています。

 おいおいですね。そう言うコトを言う有本は何が言いたいのか。

 「何十万も死なない」といいたいのか。ならば有本は何人の人間が死ぬと思ってるのか。一人も死なないとでも思ってるのか。

 それとも「何十万死んでも構わない」と思ってるのか。

 いずれにせよ「何十万死ぬかもしれない」という指摘が「デマだ」と有本が言うならともかく「事実ならば*25」それを指摘することは何ら北朝鮮の代弁者ではありません。

 「日本は国力の差があるから米国に勝てない、対米戦争はやるべきではない」といった戦前の一部インテリに対し、反米右翼が「この米国の手先め、腰抜けめ」と罵倒して太平洋戦争に突入したのと同じレベルの愚劣な事を有本はやっています。

 大体「何十万死ぬかも知れない」という事実はトランプにも伝えられてるでしょうし、にもかかわらず、北朝鮮に軍事攻撃するほどトランプも無謀ではないでしょう。

 そして、こういう馬鹿な事を有本らが言うからこそ「多くの人間が有本たちに呆れ」拉致は風化の一途をたどるわけです。

 つうか「北朝鮮に軍事攻撃」なんかしたら有本の娘「有本恵子」も死にかねないんですけどね。

 有本はもはや「娘は死んでる(病死か自殺か事故死か、他殺かはともかく)」という認識の元に北朝鮮に復讐を願ってるようにしか見えません。ただし、有本がそう公言しないのはそう公言することは「ウンギョンや寺越武志、日本人妻が死んでも構わない」ということと同じでありさすがに躊躇してるのでしょう。どっちにしろ有本は俺にとって「バカでクズ」であり何ら共感や同情の対象ではありません。軽蔑や憎悪といったネガティブな感情しか有本にはわいてきません。いや有本だけでなく家族会会員全てにそう言う感情しか俺は湧いてきません。

参考

■赤旗『対北朝鮮 被害想定が警告する軍事力行使の危険性』

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-28/2017042804_01_1.html

 1994年、当時のクリントン米政権が、先制攻撃も含む軍事的選択肢を検討しました。

 元ワシントン・ポスト紙記者のオーバードーファー氏は、著書『二つのコリア』*26で、94年に当時のラック在韓米軍司令官が次のように予測したことを紹介しています。

 「朝鮮半島で全面戦争が再発した場合、死者は100万人にも上り、うち米国人も8万〜10万人が死亡する」「戦争当事国や近隣諸国での財産破壊や経済活動中断による損害は1兆ドルを上回るだろう」

 当時の金泳三(キム・ヨンサム韓国大統領は、99年に韓国誌『月刊中央』のインタビューで、米国が北朝鮮への先制攻撃を選択肢としていることを知り、レイニー駐韓米大使に抗議したと語っています。

 金氏は「戦争の一歩手前までいった」と回想し、レイニー氏に「どうしてクリントン米大統領)はこんなことをするんだ。直ちに中止せよ。中止しなければならない」と迫ったといいます。

 2006年に北朝鮮は初の核実験を強行。朝鮮半島での核戦争という最悪の事態を懸念する声も出始めました。

 韓国国防省が管轄する放送局「国防TV」のウェブサイト上に公開されている映像資料「朝鮮半島核戦争シナリオ」は、ソウルに北朝鮮の核爆弾1発(広島型原爆1個分=15キロトン級=と想定)が投下された場合、爆発による死者が約40万人に達し、放射能被害による死者も含めると、計約125万人が2〜6週間以内に死亡すると推計しています。

 「国防TV」によると、この映像は米国防総省による「朝鮮半島核戦争シミュレーション資料」を基に作成されたもので、09年の「国軍放送第3回創作映像公募展の受賞作」だといいます。

 米国のランド研究所が10年に発表した報告書「北朝鮮核脅威の不確実性」は、ソウルに10キロトン級の核兵器1発が投下された場合、約12万5000〜20万人が死亡。負傷者を含めれば約29万〜40万人の死傷者が出ると推計しています。

 また、重傷約31万人、軽傷約20万人のほか、被爆した恐れのある約80万人の計約134万人が治療を必要とすると指摘。しかし、ソウル首都圏の病床数は約23万3000床しかないため、多くの負傷者や被爆者が死亡する恐れがあるとしています。

 経済的な損害も巨額です。国内総生産(GDP)は毎年、10%ずつ減少し、損失総額は約1兆5000億ドルに達するといいます。

 負ける戦をする国の指導者はいないのです。70年前、わが国軍事力はハワイの真珠湾を攻撃しました。ご承知の結果に終わりました。このことを金正恩に伝えなくてはなりません。

 「はあ?」ですね。「負ける戦いをする指導者はいない」といいながら「負ける戦いをした指導者(昭和天皇)」を上げるつうのは意味がわかりません。まあ、当時の日本は「ドイツに期待するあまり」ドイツが英国に勝てば、最悪でも米国相手に引き分けに持ち込めると都合のいい妄想して「負ける戦いに突入していった」わけですが。

 なお、マジレスすれば「負ける戦いをする国の指導者」は昭和天皇ヒトラーなどたくさんいます。

 理由は簡単で「主観的に勝てると思えば」客観的には負ける戦争でも戦争に突入していくからです。

 全ての「国家指導者」が「事実を適切に認識できれば」負ける戦いをする指導者はいないでしょうが残念ながらそうとは限りません。

 それはともかく、北朝鮮が米国や韓国相手に全面戦争を仕掛けるなんて思う人はいないでしょう。

 もちろん北朝鮮は「自分から先制攻撃」なんて負ける戦いはしません。

 一方で「米韓の侵攻」を防ぐために核ミサイル開発をしているわけです。

 正直「体制の保障」さえされれば北朝鮮核ミサイル開発を辞めるでしょうし「拉致被害者が今もいきていれば」ですが、拉致被害者を日本に帰すでしょう。家族会は拉致被害者を帰して欲しいと本気で思うなら「北朝鮮の体制保障」を主張すべきです。まあこういう事を言えば有本らによってめでたく「こんな話をする人間は北朝鮮の代弁者だと思っています」と罵倒されるのでしょうが。

増元照明(増元るみ子さん弟)

 つい先日マレーシアで金正男暗殺がありました。北朝鮮政府がマレーシア人9人の出国を禁止しました。それに対して即座にマレーシアは、在マレーシア北朝鮮国籍を持つ1千人にのぼる人たちの出国を禁止しました。後から数百人くらいは帰したんですが*27。なぜマレーシアにできることが日本にできないんでしょうか。

 やれやれですね。

 マレーシアについては

http://chosonsinbo.com/jp/2017/04/0001-2/

マレーシアの警察が「殺人事件」の「容疑者」とした駐マレーシア朝鮮大使館2等書記官と高麗航空の従業員は朝鮮に帰国した

ことで

1)西岡力が『マレーシアはテロ支援国に成り下がった』(https://jinf.jp/feedback/archives/20288参照)と罵倒し

2)朝鮮新報が『「北朝鮮犯行」説が事実上否定された』(http://chosonsinbo.com/jp/2017/04/0001-2/)と主張し

3)週刊現代は『北朝鮮に外交的敗北を喫するマレーシア』(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51476参照)と評価してることを増元は公然と無視する気のようです。西岡らの指摘で分かるようにマレーシアもどう見ても「ある種の政治決着」をしており増元が言うほど毅然となどしていないのですが。さすがに増元もこうした報道の存在は知っているでしょう。増元は故意にデマを飛ばしてるわけでどうしようもないバカです。

 なぜ日本の在日北朝鮮の人たちは声を挙げて北朝鮮を訪問できるんですか(拍手)。

 ぼくは出国禁止をしろとは言っていません。それは新たな法律がいるでしょう。それでも私たちの国は独自で、わたしたちの国にふさわしくない人が再入国することを拒否することはできるんですよ(拍手)。

 おいおいですね。日本を「事実上の祖国(というか生活の拠点)」としている在日に対し「再入国禁止」などすることは事実上の出国禁止と同じでしょう。いや在日を持ち出すまでもなく俺や増元が日本政府に「お前が出国したいなら出国しろ、でも再入国はできないぞ」といわれたら、それは「出国禁止」と同じです。「しばらくの間、外国で居住する覚悟がないと出国できない」わけですから。

 「ベニスの商人」で「私は殺すとは言ってない、肉1ポンド自由に切り取る権利を保有しただけだ」という位酷い詭弁です。

 あるいは「お前が会社批判したいならしろ。それは自由だ。だがこの会社で定年まで無事に勤められると思うなよ」といったらそれは「会社批判の禁止」と同じでしょう。

 どっちにしろ正当な理由無しでは再入国禁止にせよ入国禁止にせよできるもんではありません。大体「わたしたちの国にふさわしくない人」とはなんのことなのか。

 在日の再入国禁止を実行して拉致解決であれ何であれ、一体なんの建設的意味があるのか。単に「北朝鮮嫌いの増元らウヨ」が「北朝鮮と関係があると見なした個人、団体」を敵視し嫌がらせしてるにすぎません。

 朝鮮総連の解体です(拍手)。破防法をかければいいじゃないですか。

 何を理由に破防法なんか発動するのか。朝鮮総連がいつ何処で破防法の適用対象になる行為をしたというのか。そんなことに一体なんの建設的意味があるのか。単に「北朝鮮嫌いの増元らウヨ」が「北朝鮮と関係があると見なした個人、団体」を敵視し嫌がらせしてるにすぎません。

 (ボーガス注:ストックホルム)合意の時にも言っていました。北朝鮮が何を望んでいるか。在日朝鮮人総連合会の地位の安泰です。そしてあの本部を保全することです。それを日本政府がおそらく呼応して今の状況になっているんでしょうけども。なぜこんな状況を続けるんですか。

 そりゃ朝鮮総連に嫌がらせしても何の意味もないからです。むしろそんなことをしたら北朝鮮が反発して日朝交渉が破綻しかねません。日朝交渉を否定してどうやって拉致を解決するのか。もはや増元らは「生存拉致被害者はいない」「だから日朝交渉なんかしなくていい」という判断の下に「北朝鮮及び北朝鮮と密接な関係であると見なした個人、団体」に対し嫌がらせをすることしか考えてないとしか思えません。

寺越昭男(寺越昭二さん長男)

 家族会というのは本当に待つだけなんですね。待つのがしんどいから皆で頑張って署名活動をしたり、そんなふうにやってきたんだと思います。

 そういうのを「空しいオナニー行為」といいます。「待つのが辛いから署名活動してきた」なんて馬鹿な事を言うようでは拉致なんか100万年たったって解決なんかしません。

 「風が語りかけます、バカだ、バカすぎる、極右集団家族会と救う会」ですね。


■国民大集会報告3

http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5884.html

塚田一郎拉致議連事務局長)

 それでは私から本日出席の拉致議連の先生方をご紹介させていただきます。

 拉致議連顧問、内閣総理大臣衆議院議員 安倍晋三*28(拍手、以下略)。

 拉致問題担当大臣衆議院議員加藤勝信*29

 内閣府副大臣衆議院議員石原宏高

 内閣府政務官、参議院議員豊田俊郎

 現役の政務三役が首相・安倍と拉致担当政務三役しかいないつう辺りが興味深いですね。それ以外の面子は

拉致議連会長、衆議院議員平沼赳夫(村山内閣運輸相、森*30内閣通産相、小泉*31内閣経産相を歴任)

拉致議連会長代行、衆議院議員古屋圭司第二次安倍内閣国家公安委員長

拉致議連会長代行、参議院議員山谷えり子(第三次安倍内閣国家公安委員長

拉致議連会長代行、衆議院議員、渡辺周(鳩山*32、菅*33内閣総務副大臣、野田*34内閣防衛副大臣を歴任)

拉致議連副会長、参議院議員中山恭子(福田*35内閣拉致担当相)

拉致議連副会長、衆議院議員、漆原良夫(公明党中央幹事会会長)

拉致議連副会長、衆議院議員、上田勇(小泉内閣財務副大臣、公明党広報委員長など歴任)

拉致議連副会長、衆議院議員原口一博(鳩山、菅内閣総務相)

拉致議連幹事長、衆議院議員、松原仁(野田内閣国家公安委員長

拉致議連事務局長代理、衆議院議員、笠浩史(菅内閣文科大臣政務官野田内閣文科副大臣を歴任)

拉致議連事務局長次長、衆議院議員鈴木馨祐(第三次安倍内閣国交大臣政務官

衆議院議員、木原稔(第三次安倍内閣財務副大臣)

衆議院議員土屋正忠(元武蔵野市長、第三次安倍内閣総務副大臣)

衆議院議員山田美樹(第三次安倍内閣外務大臣政務官) 

参議院議員赤池誠章(第三次安倍内閣文科大臣政務官

衆議院議員衛藤晟一(第三次安倍内閣首相補佐官

など、大物とは言い難い連中ばかりです。

 本日は小池*36知事からメッセージを預かってきましたので代読させていただきます。

(中略)

 東京都においては、平成22年度以降、朝鮮学校に対する運営費補助金を一切支出しておりません。平成25年に都がまとめた調査では、朝鮮学校及び朝鮮大学校を運営する朝鮮学園と、朝鮮総連との密接不可分な関係、さらに朝鮮学校の教科書には、北朝鮮の指導者を礼賛する内容が記述されていたことが明らかとなりました。こうした点が抜本的に改められないうちに、都民の税金を支出するといったことはもってのほかであります。

 バカバカしい。民族学校が民族団体と密接な関係にあることの何が問題なんでしょうか。

 そのうち「韓国学校と民団が密接な関係にあることは問題だ」とか言い出すのか。

 そして独裁国家であろうと「国家元首を礼賛すること」の何が問題なんでしょうか。

 どっちにしろそんなことは補助金不支給という不当な差別を正当化しませんし、そんなことは拉致の解決にも全く関係ありません。

東京にも4人の拉致被害者と、拉致の可能性を排除できない46人の特定失踪者がいらっしゃいます。

 バカバカしい。特定失踪者なんか拉致じゃありません。

 山内修一京都府副知事、中島正信神奈川県副知事も来てくださいました(拍手)。

 副知事って辺りが興味深いですね。京都や神奈川の知事はこんな右翼集会には出席したくないわけです。まあ京都だと遠いってのもあるでしょうが。


■国民大集会報告2

http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5872.html

渡辺周(民進党拉致問題対策本部長)

 申し上げたいのは、なぜ朝鮮総連にもっと圧力をかけないのか(拍手)。

 ばかばかしい。そんな事と拉致解決と何の関係もない。

松浪健太日本維新の会拉致問題対策本部長)

 かつての「よど号事件」の山村新治郎*37議員ではありませんが、我々はこの身に代えても被害者の皆様を返していただきたい。

 よくもまあ言いますよね。ここにいる連中のウチで山村氏(当時、佐藤内閣運輸政務次官)のようなことができる奴がどれほどいることやら。

中山恭子日本のこころ代表)

 平壌宣言、ストックホルム合意という形の日朝関係、外交関係にのっとっていますと、拉致被害者の解決はまったくできません。

 おいおいですね。外交以外にどうやって解決するのか。


■国民大集会報告1

http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5862.html

西岡力(総合司会、救う会会長)

 お手元の資料では、司会は櫻井よしこさんとなっていますが、先ほど電話があり、「どうしても来られない事情が生まれた」ということで、私救う会会長の西岡が司会をさせていただきます。

 別によしこに司会をしてほしいわけではないのですが「パンフによしこの名前が印刷された」時点でドタキャンというのは社会人として許される行為ではありません。

  もちろん「どうしても来られない事情」という事情がなんなのか、が問題になります。

 「40度の高熱でぶっ倒れた」「よしこの実母が急死した」などそれ相応の理由でなければ「無責任だ」という批判は避けられないでしょう。

拉致問題を最優先にして今年中に全被害者を救え!国民大集会」なのです。一緒に、「最優先だ」「今年中に救う」という声をあげていきたいと思います。

 こうした西岡に対し、何故か

http://araki.way-nifty.com/araki/2017/04/news244529424-4.html

 そういえば昨日の国民大集会では「最優先課題」という言葉が飛び交っていました。

 しかし「最優先課題という割に切迫感が無かった」

という荒木和博です。

飯塚繁雄(家族会代表、田口八重子さん兄)

 「こうしておけばよかった」、「あの時こうしておけばもっと解決したのではないか」というあらゆる経過の中で、反省点みたいなものがたくさんあります。

 しかし、今この時期、それをいちいち取り上げても前には進みません。

 そういうことをいって過去の反省がないから前に進まないんじゃないんですかねえ。

*1:安倍の名前をはっきり出さない点は少し腰が引けていますが、それは大目に見ます。

*2:以前も今村が自主避難者を侮辱する暴言を吐いたのに安倍が更迭しなかったことを考えればそんな言い逃れは全く筋が通りませんが。

*3:まあ本心か疑わしいですが。

*4:「大統領として立候補するかどうか」「立候補して当選するかどうか」という現実を無視しすれば文氏以上に融和的な政治家もいるでしょうが。

*5:そう俺は理解しています。

*6:一般向けのイベントとは言い難いですが

*7毎日新聞系列のスポーツ新聞。なお、日刊スポーツ新聞(朝日系列)、スポーツ報知(読売系列)、サンケイスポーツ(産経系列)、東京中日スポーツ東京新聞系列)、デイリースポーツ神戸新聞系列)である。

*8フジテレビ系列

*9日本テレビ系列

*10テレビ朝日系列

*11:新潟県民エフエム放送の愛称

*12:佐渡市のケーブルテレビ局

*13:何で内訳を書かないんでしょうか?

*14:蓮池夫妻、地村夫妻、市川修一さん&増元るみ子さんの失踪について、です。

*15:田中内閣防衛庁長官、自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相

*16:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相などを経て首相

*17:福田、中曽根内閣で文相

*18:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も、小渕、森内閣で蔵相。

*19:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、自民党政調会長(河野総裁時代)、村山内閣通産相などを経て首相。首相退任後も森内閣で沖縄・北方等担当相。

*20:ちなみにEU加盟国

*21:2005年のこと

*22:中国、台湾、韓国、北朝鮮での「部」は日本の「省」に、「部長」は日本の「大臣」に当たります

*23:勿論、島田洋一巣くう会副会長ではありません

*24:その場に島田氏がいたのかいなかったのか知りませんが。

*25:俺は事実だと思いますが

*26:邦訳は2002年、共同通信社

*27:千人出国禁止でも「後から数百人は出国させた」のなら全然毅然とした態度じゃないでしょう。

*28小泉内閣官房副長官官房長官、自民党幹事長(小泉総裁時代)を経て首相

*29第二次安倍内閣官房副長官を経て第三次安倍内閣一億総活躍等担当相

*30:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*31:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*32新党さきがけ代表幹事、細川内閣官房副長官、民主党幹事長(小沢代表時代)などを経て首相

*33:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣財務相などを経て首相。現在、民進党最高顧問

*34鳩山内閣財務副大臣、菅内閣財務相を経て首相。現在、民進党幹事長

*35:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*36小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事

*37:中曽根内閣農水相、宇野内閣運輸相を歴任

Bill_McCrearyBill_McCreary 2017/04/25 07:35 >そして彼女の支持者にはそうした彼女の偽装にまんまとだまされてる人間も多いでしょう。支持者全てが「確信犯的」極右と言う事は恐らくない。

 彼女とその支持者に比べたら安倍と「安倍なんぞ支持してる日本人」のほうがよほど「危ない極右ではないか」と思います。

つまりは、以前水谷女史や教授やid:noharra氏が絶賛した(そして今は、自分の絶賛をなかったことにしているらしい)安倍晋三の胡錦涛へのウィグル人囚人への釈放要求みたいなものでしょう。自分がまた首相になったら、そんなものはやっぱり「なかったこと」にしているようなものです。つまりルペンだって、今回は自分が大統領になる可能性があるから、受けない政策はひっこめているだけです。

前に、私の記事で、inti-solさんの

>>いや、だから極右政党が国政で過半数を取っちゃった、ということですよ、残念ながら。今の自民党は−おおさか維新もそうですが、極右以外のものではないでしょう。

という言葉を紹介し、さらに林博史氏の

>>最近のフランスの極右は、われわれは、日本の自民党に比べれば、よっぽど穏健だと言うそうです。

という言葉を紹介したことがあります。

リベラルリベラル 2017/04/26 02:14 WILLで辛淑玉さんを差別する記事を書いたゴミ人間・西岡力。
こいつは単なる人種差別・歴史修正主義者です。

Bill_McCrearyBill_McCreary 2017/04/30 06:49 >ほとんどの家族は「多分北朝鮮拉致じゃないと思うけど、何もしないと不安だし、何かすると情報が出るかも知れないし」レベルで救う会に協力してる。

例の松岡伸矢君の親なんかもそうでしょうね。必死なのはわかりますが、それもどうかです。

>大体そこまで荒木がいうなら「誰かが出してくれるなら」じゃなくて荒木が「購入であれレンタルであれ」自分で船を調達すればいいじゃないですか。

ははははは。本当に口先だけのクズです。もっともid:noharra氏は、こういう発言を「口先だけ」なんて言わないんでしょうねえ。彼は安倍の口先だけの発言を絶賛し、自分でも10万人の北朝鮮難民受け入れとかいう口先だけの無責任発言をしているんですから。でもこういう指摘をしても、noharra氏からは回答なり見解なりはないんでしょうね。

>司会・西岡力
 私は少し反省をしています。我々はこの間20年間運動をしてきましたが、家族の人を先頭に立てすぎたのではないだろうか。

西岡ですらこういうことを言う現状なわけです。でもこれは西岡や荒木らだけが悪いわけではない。連中に極端に依存した家族会の問題です。

> なお、マジレスすれば「負ける戦いをする国の指導者」は昭和天皇、ヒトラーなどたくさんいます。
 理由は簡単で「主観的に勝てると思えば」客観的には負ける戦争でも戦争に突入していくからです。
 全ての「国家指導者」が「事実を適切に認識できれば」負ける戦いをする指導者はいないでしょうが残念ながらそうとは限りません。

私が何回も指摘しているように、1959年のチベット蜂起なんてその最たるものでしょう。

http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/a39b37f789b69f015019ee9fed0a4466

あれは中国側が全部悪い、チベットに何の責任もないなんていう話じゃないでしょう。それでダライ・ラマ他チベット政府の高官は片端から亡命と称して無責任に逃げちゃったんだから、ダライ・ラマはどの面さげてチベットなんか帰れるのだというところです。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2017/04/30 14:34 id:Bill_McCrearyさん
>必死なのはわかりますが、それもどうかです。

 「かわいそうな人だから」で許される範囲を超えてますよね。

>自分でも10万人の北朝鮮難民受け入れとかいう口先だけの無責任発言をしているんですから。

 できもしないことをいうなって話ですよねえ。

>連中に極端に依存した家族会の問題です。

 蓮池透さんなんかは自立したわけですからね。

2017-04-24

今日の産経ニュース(4/24分)(追記・訂正あり)

| 23:48 |

■「安倍政権に緩み」73% 内閣支持率上昇58% 共同通信世論調査

http://www.sankei.com/politics/news/170423/plt1704230021-n1.html

 安倍批判派として頭痛がしてきますね。一体何で上がるのか。

 しかも

安倍晋三政権山本幸三地方創生担当相ら閣僚による問題発言や、政務官の不祥事が続いたことについて「緩みが出ていると思う*1」との回答が73・2%に上った。「思わない」は20・9%。テロ等準備罪を新設する組織犯罪処罰法改正案については賛成41・6%、反対39・4%で拮抗した。

政党支持率は、自民党が前回比2・5ポイント減の39・9%(ボーガス注:まあ誤差の範囲内かも知れませんが)

というのだからなおさらわけがわかりません。正直、最近は日本人であることに絶望や空しさしか感じませんが地道に安倍批判していくほかないのでしょう。

 支持率は3月下旬の前回調査から6・3ポイント上昇したが、今回調査から携帯電話しか持たない層に対応する目的で対象を固定電話携帯電話にしたため、単純比較はできない。

 まあ重要な指摘ではあるのでしょうが「何故今まで携帯電話を対象にしてなかったのか」「今後は全調査全て、携帯電話も対象にするのか」といったところも説明して欲しいところです。


鳩山由紀夫元首相「畑や水田にソーラーパネルを設置すると、作物がよく育つ」と“珍説

http://www.sankei.com/politics/news/170423/plt1704230025-n1.html

 正直どうでもいい話です。こんな新聞記事にするほどの大事件でもない。産経鳩山氏嫌いには本当に呆れます。

なお、

 これに対し、「ソーラーシェアリングというやつですね。震災後に発達してきた事業なので、あまり知名度は高くないかもしれません」という肯定的ととれるツイート*2も少数ながらあった。

 一般社団法人「ソーラーシェアリング協会」のホームページ(HP)によると、「ソーラーシェアリング」は、耕作地に架台を設け約3m上空にスリット状の太陽光パネルを隙間を開けて設置し、光飽和点を超える太陽光を利用して、営農を続けながら太陽光発電を行う仕組み。平成25年4月に農水省が公表したガイドラインで、耕作を継続しながら太陽光を行う「ソーラーシェアリング」が容認されたとも考えられる、として、同協会農業高齢化、後継者不足を解決できる可能性があるとしている。

ということなので産経記事を信じれば「ソーラーシェアリング」について、充分な知識がない*3まま「不適切な発言」を鳩山氏がしたと言う事なのでしょう。まあ、ソーラーシェアリングに触れただけ産経としては「まともな記事だった」と評価できるかも知れない。


■【スポーツなんでやねん】危うい中国猖發亮雖瓠ミラン買収858億円資金は「ハゲワシ」頼み バブルのもうけ話には要注意

http://www.sankei.com/west/news/170424/wst1704240005-n1.html

 前も似たような反中国記事書いてましたが

サッカーイタリア1部リーグ(セリエA)で日本代表本田圭佑が所属するACミラン株式の99・93%が、イタリアシルビオベルルスコーニ元首相が会長を務めるフィニンベスト社から、中国の投資グループに売却されたのだ。売却額は負債の2億2千万ユーロも含め、7億4千万ユーロ(約858億4千万円)で、ロイター通信によると、中国資本による欧州のクラブ買収では最高額となるという。

インテル・ミラノも昨年6月、中国の家電量販最大手、蘇寧雲商集団が買収しており、ミラノに本拠を置く両人気チームはともに中国企業の“所有物”となっていた

というのを「中国の魔の手」と表現するのは無茶苦茶ですね。

 また「中国の投資グループ」に対し「はげたかファンドだ、怪しい連中だ」と言ってますが、何も投資グループは中国専売特許ではない。この中国の投資グループ固有の問題を指摘しなければ意味はないでしょう。


■【仏大統領選マクロン、ルペン両氏が決選投票進出へ

http://www.sankei.com/world/news/170424/wor1704240006-n1.html

 世論調査通りの結末です。

 国営テレビは出口調査などに基づく開票結果の予測として、独立系のエマニュエル・マクロン経済相(39)が得票率23・7%、極右国民戦線マリーヌ・ルペン党首(48)が21・7%で、5月7日の決選投票に進出する見通しだと報じた。

 最大野党の保守系共和党フランソワ・フィヨン元首相(63)と共産党が支持する急進左派ジャンリュック・メランション氏(65)の予想得票率はともに19・5%。与党左派社会党のブノワ・アモン前国民教育相(49)は6・2%にとどまった。

 メランションにすら負けるつう大敗社会党にとって頭痛でしょう。一方メランションは「サンダース旋風」並みの善戦です。今後に期待したいところです。まあマクロンが決選投票で勝利するんでしょう。フィヨンやメランションの支持者の多くは「オランドに政策が似ているマクロン」を積極的には支持しないでしょうが、それでもルペンよりはマシと思うでしょう。

 「ルペンではなくフィヨンかメランションに決選投票に行って欲しかった」とは思いますが贅沢は言いません(ルペンが決選投票に行けなければそのダメージは相当だったでしょうから)。

*1:別に「ゆるみ」ではないでしょうね。ああいう暴言を吐く輩は支持率に関係なくはくでしょう。

*2肯定的というより「鳩山氏のツイート」に問題性は感じながらも「くだらない鳩山叩きしかしないアホツイート」にうんざりして補足ツイートという所でしょう。

*3:ソーラーシェアリングは「農業収入とは別途収入を得る試み」であって作物のできの善し悪しとはおそらく関係ないでしょう。

リベラルリベラル 2017/04/24 23:01
亀岡の集団登校事故の被害者家族の当時の態度なんですけど。ヤンキー風の旦那・松村さん、態度が大きいですね。警察署長が土下座で謝罪しているのに、タバコふかして「「どう責任取るつもり?」とニヤニヤしながら署長の厳罰を期待する発言。見ていて不愉快だったのは私だけでしょうか?
土下座してる署長の前で、カジュアルウエアでふんぞり返ってタバコをふかして恫喝する被害者遺族は不快です。
テレビを入れて、謝罪してる相手を怒鳴り散らしているところを全国に見せるのはOKなんですかねえ?
少年法の改正を土下座してる警察署長に要求してる中江は、こいつはアホかと思いました。
妊婦だった被害者の親父・中江美則の激怒映像でしたが、この映像を見ると、ほかの被害者の家族まで同類なのかと見えますから、恫喝シーンを撮らせない方がいいと思いました。
被害者だから何を言ってもいいと言うものではなく、見ていて反感を感じます。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2017/04/24 23:07 リベラルさん
 拉致被害者家族会もそうですけど一部の「勘違いしてる被害者」とそれを頭に乗らせるマスコミにもも困ったモンです。

リベラルリベラル 2017/04/26 02:05 23日の亀岡の事故のニュースも、頭の悪いアナウンサーが「これは事件と言ってもいいです、許せません、ご遺族のお怒りはごもっともです」とか言って、中江ら遺族の味方のような顔をしていたました。
このような被害者一方に肩入れし、より厳罰化や法律改正を求める報道は公正な報道とは言えません。
光市の母子殺人事件も、被害者夫の本村の怨念や敵討ち運動を後押しするような報道で、むしろ反感を感じました。
マスコミが情治主義、応報主義を求める報道をすると、より民主主義が危うくなります。
マスコミや遺族は日本を、ネトウヨが馬鹿にする韓国の司法にしたいのでしょうか?。

2017-04-23

今日の産経ニュース(4/23分)(追記・訂正あり)

| 23:48 |

■【産経抄】4月23日

http://www.sankei.com/column/news/170423/clm1704230004-n1.html

 「野党安倍政権批判するが支持率は未だ高いんだ」といういつもの居直りです。まあ内容的には全く無価値です。「安倍政権には問題がない」と反論してるわけじゃないですから。しかし森友疑惑を見ても安倍支持する輩ってのは理解ができないですね。


名古屋市長に河村氏4選確実、元部下ら2新人破る

http://www.sankei.com/west/news/170423/wst1704230041-n1.html

 南京事件否定論放言するようなバカがまた当選かと思うとうんざりします。

 せめての救いは「小池新党」「大阪維新」と違いこの男の「減税日本」が名古屋以外ではほとんど政治力がないことでしょう。


■日印、陸・空でも共同訓練へ 中国圧力強化に対抗

http://www.sankei.com/world/news/170423/wor1704230009-n1.html

 もしこの共同軍事訓練について「産経が書くように」、「インドと一緒に中国封じ込めだ」と本気で日本側が考えてたとしても

1)インドはそんな「中国封じ込め」に参加する気は恐らく全くなく、日本に適当に調子あわせてるだけ(単に日本と共同軍事訓練することに意義を感じてるか、下手すれば「共同軍事訓練に意義など全く感じてない」が日本のODAが欲しいが為に媚びてる)で、

2)一方、中国はそうした日本の態度に「日本にとっては我が国仮想敵国か!。冷戦時代の旧ソ連と同じ扱いか!。ふざけるな!」と怒り心頭に発してる

でしょう。全く馬鹿げた中国敵視も大概にして欲しいモンです。


■戦車が市街地をパレード 香川善通寺駐屯地開設67周年の記念行事

http://www.sankei.com/west/news/170423/wst1704230029-n1.html

 安倍政権極右性を考えれば「こうしたパレードを仮に容認するにしても」こうしたパレードがもつ政治性(こうしたパレードを自衛隊側がどう政治利用しようとしているか)には警戒したいところです。


■【フィギュア】22歳・村上佳菜子が今季で引退 「これが最後の演技」アナウンスに場内驚き ソチ代表の女子3人全員が一線退く

http://www.sankei.com/sports/news/170423/spo1704230022-n1.html

 ついに浅田に続き村上も引退だそうです。年齢を考えれば未だ続けられる年齢でしょうが、「台頭する若手(樋口新葉、本郷理華三原舞依、宮原知子など)に必ずしも勝てないこと」から覚悟を決めたのでしょう。

 しかし今さらながら浅田*1の引退との扱いの違うこと。まあ村上も変に騒がれても迷惑かも知れませんが。


自民離党の中川議員、がん闘病中の妻がTVで謝罪「逃げるような人ではない」

http://www.sankei.com/west/news/170423/wst1704230026-n1.html

 そもそも彼女の立場では謝るどころかむしろ「夫が彼女を裏切ったことへの怒りを爆発させてもおかしくない」し、そもそも「事情が分からない」上に体調が良くないのだからTV出演する必要もないのでしょうが、まあ、日本だとこういう時に「妻が謝ることを期待する人たち」がいますのでねえ。

中川氏の父親の秀直氏*2官房長官時代の平成12(2000)年に不倫問題で辞任に追い込まれたが、議員辞職はしなかった。

 秀直氏が問題にされたのは「不倫」というよりも

1)不倫相手に覚醒剤使用の疑惑があった

2)中川氏が不倫相手に「ワシの情報だと警察が動いてるようやけど大丈夫なんやろうな、本当に覚醒剤を使ってないんやろうな」などと女性に電話(この電話が録音されたモンが週刊誌に流出)

3)野党が「覚醒剤使用疑惑のあるような女性とつきあってて政治家としていかがな物か」「電話が事実なら覚醒剤使用の証拠隠滅教唆に当たるのではないか?」「この件に限らず、中川氏が警察から捜査情報を入手していたとすればそれは違法行為ではないのか」などと追及

4)まともに釈明できなかった秀直氏が官房長官を辞任

つう流れ(ウィキペ中川秀直』参照)なので「不倫」と書く産経は正直、事件の重大性を矮小化しています。

デュオ・マックスウェルデュオ・マックスウェル 2017/04/24 21:21 >名古屋市長選
「名古屋城の改築」が争点化されたということですが、そっちに流されたなら問題ですね。
低投票率が想像されますが、「棄権」を正当化する論理が出ることに嫌悪感があります。

河村批判をしている口で「どうせ(再選されるだろ)」と言っている輩がいたので「あんたねえ」
と問い詰めたいことがありました。
「上田も降ろせない埼玉県民の癖に」と言われても「それでも(追認しないという意思表示をするんだよ)」というのは変えたくないので。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2017/04/24 21:34 デュオ・マックスウェルさん
 まあ上田の存在は県民として実に恥ずかしいですね。
 ちなみに俺が民進党(旧民主党)にあまり好意が持てない理由の一つは上田ですね。他にも河村とか松原仁とかいろいろいますけど。

2017-04-22

今日の産経ニュース(4/22分)(追記・訂正あり)

| 23:48 |

■【平成30年史 JRの歩んだ道編(4)】新幹線技術「中国移転は失敗」 いまや日本のライバルに

http://www.sankei.com/economy/news/170422/ecn1704220020-n1.html

中国高速鉄道技術は、すでに日本の新幹線をはるかに凌駕(りょうが)している」

 平成23(2011)年7月7日、中国鉄道省宣伝部長の王勇平は、中国国営新華社通信のインタビューにそう答えた。

(中略)

 王の発言は「高速鉄道の輸出」という野望をむき出しにするものだった。中国が独自開発をあきらめ、日独仏の技術導入を決めたのは、わずか13年前。だが一昨年には、インドネシアが日本の提案する高速鉄道計画を蹴り、中国案を選んだ。採算リスクまで引き受けて海外展開に突き進む中国は、日本の手ごわいライバルとなった。JR東海名誉会長の葛西敬之は「新幹線は日本の宝。中国への技術移転は大失敗だった」と移転の判断を批判する。

 まあ葛西の他人事発言には呆れますね。「大失敗だった」てJR東海幹部としてそれをOKしたのは葛西当人でしょうに。

 日本鉄道システム輸出組合専務理事の村崎勉は「高い技術力を額に入れて飾っていても仕方がない。そうした声が多かった」と振り返る。あるメーカーの幹部は「独ボンバルディアや仏アルストム中国参入を前に、指をくわえている手はなかった」と話す。

(中略)

 だが、葛西は言う。

新幹線を海外に売って鉄道会社がもうけるビジネスモデルは、成立しない」。

 葛西の言ってることは意味不明ですね。

 「技術を売って儲けるビジネスモデル」は充分成り立つと思いますけどね。今回「売った相手(中国)」が予想外の力をつけたというのは、果たしてそう言うビジネスモデルの否定理由になるのか?

Bill_McCrearyBill_McCreary 2017/04/23 08:02 > 日本鉄道システム輸出組合専務理事の村崎勉は「高い技術力を額に入れて飾っていても仕方がない。そうした声が多かった」と振り返る。あるメーカーの幹部は「独ボンバルディアや仏アルストムの中国参入を前に、指をくわえている手はなかった」と話す。

常識的に考えて、村崎氏メーカー幹部氏の発言のほうが当然でしょうにねえ。世界中が高速鉄道建設を志向している以上新幹線を日本だけの技術で取っておくのは商売という意味からも世界のインフラ整備という意味からも、決して得策ではない。

>「新幹線を海外に売って鉄道会社がもうけるビジネスモデルは、成立しない」。

日本ばかりでなく、世界中の実業家が聞いたら「アホか」でしょう(苦笑)。成立しなければ、日本に限らずそのような技術移転がありはしない。

こういう心にもない馬鹿なことを発言してくれるあたりが、葛西が「正論大賞」を受賞した大きな理由でしょう。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2017/04/23 15:42 Bill_McCrearyさん
>心にもない馬鹿なこと

 少なくとも「新幹線技術を海外に売っている」JR東海幹部の肩書き持つ人間が言っていい事じゃないと思うんですけど、やはり口から出任せなんですかね?。それもどうかと思いますが。

2017-04-21

今日の産経&しんぶん赤旗ニュース(4/21分)ほか(追記・訂正あり)

| 23:48 |

■あるツィート

フランコーネ‏ @tatsujpn 4月21日

 舛添*1のあの程度の私物化で辞任に追い込むほど怒ったのに桁違いの森友や加計には理解を示す国民性が全く意味不明。結局はメディアの伝え方次第、味方に付ければ何をやっても大丈夫という事か

 コレは本当そう思いますよねえ。本当に理解に苦しみますね。


■澤藤統一郎の憲法日記『「森友への国有地低額売買をうやむやにしてはならない」ーそのための具体的提案

http://article9.jp/wordpress/?p=8476

 澤藤氏が憤激するとおり、あんな不祥事が容認されていい訳はないでしょう。

 もちろん澤藤氏提案(詳細はリンク先参照)は一案にすぎませんのであらゆる案の実行によって「追及をする必要がある」でしょう。まずはマスコミが森友疑惑をまともに報道して欲しいところです。何もあの籠池証人喚問で問題が解決したわけでもなければ、野党がその後、追及していないわけでもないのにマスコミは澤藤氏が嘆くように明らかに報道に不熱心になっており、あまりにも腰抜けすぎます。まあ「マスコミの腰抜け」の一因であるだろう、喚問後の世論調査政権与党支持率があまり下がらないという国民の愚かさも嘆かわしい代物ですが。あれだけの不祥事を黙認できる神経は俺にはおよそ理解できません。安倍政権が一体どんな善政を敷いているというのか。


■五十嵐仁の転成仁語『あまりにもひどい安倍逆走政権の驕りと独善』

http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2017-04-21

 目に余ると言うしかありません。あまりにもひどい安倍政権の逆走ぶりです。

 この間の国会審議などで、閣僚などの暴言や問題発言が相次ぎました。

(中略)

 (ボーガス注:森友疑惑、南スーダンPKO問題などで)国会で嘘ばかり言っている稲田防衛相共謀罪についてまともな答弁ができない金田法相などは、早急に辞任すべきです。

 学芸員を侮辱して、その発言の全てが嘘だったことが判明した山本地方創生相もとっとと辞任するべきでしょう。イギリス大英博物館について間違った発言をしていたわけですから、日本の名誉を傷つけ泥を塗った「国辱大臣」じゃありませんか。

 こんなにひどい状況になっても、安倍内閣支持率はそれほど下がっていません。だからこそ、安倍首相はじめ大臣たちは平気で嘘を言ったり誤魔化したり居直ったりしているわけです。

 その理由は色々ありますが、(中略)マスコミに対する恫喝と懐柔、(中略)民進党のふがいなさがあります。一部のマスコミ官邸の広報機関に変質し、安倍首相の応援団になってしまいました。

(中略) 

 内閣支持の多くは他の政権よりも良さそう*2だという消極的なものです。野党が明確な受け皿を提示できていない結果であり、野党第1党である民進党の責任は大きい*3と言わなければなりません。

 これに加えて、最近の内閣支持率回復の原因として注目すべきは、朝鮮半島危機の高まり*4です。

(中略)

 (ボーガス注:しかし)朝鮮半島で戦争が勃発すれば膨大な死者が生まれ、日本は壊滅的な被害を受けるにちがいありません。

 日本にとって軍事的選択肢はあり得ず、戦争阻止のために命を懸けるべき日本の指導者が危機を利用するなどということは断じて許されません。(ボーガス注:北朝鮮ICBM開発に成功していないと思われるため)攻撃される恐れがないアメリカと(ボーガス注:ICBMでなくても攻撃可能で)直接攻撃のリスクが大きい日本との違いを、安倍首相は分かっているのでしょうか。

 アベ暴走政治は、もはや議会制民主主義の破壊や平和への逆行をもたらす「逆走政治」へと変質しつつあります。その危険性はますます高まっているにもかかわらず、日本国民の多くはそのことに気づいていません。

 国民が直面している真の危機は、朝鮮半島にあるのではなく国内にあるのです。その危機を生み出している責任の一端は、安倍首相の暴走を黙認して甘やかしてきた国民の側にもあるということに、そろそろ気づくべきではないでしょうか。

 正直、五十嵐先生の怒りと絶望には全く同感しますね。この期に及んで安倍を支持できる人間(注:日本会議など狂信的右翼を除く)の考えは全く理解できません。

 森友疑惑がOKならロッキードリクルートも問題なかったのか。

 「産む機械暴言(柳沢厚労相)」「成田ごね得暴言(中山国交相)」など、過去に暴言、失言で大臣辞任に追い込まれた連中と山本地方創生相などと何が違うのか。

 安倍政権になって一体、生活の何がどう良くなったのか。

 正直、日本人の倫理観や知性が劣化しているとしか思えません。


【ここから赤旗です】

赤旗司法修習生 給付金支給を可決、山添氏「さらに充実を」、参院法務委』

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-19/2017041917_03_1.html

 無論過大評価は禁物です。ただし最近の「給付制奨学金制度の新規創設」などもそうですが安倍政権サイドが「一定のあめ玉でごまかそう」と思う程度には野党マスコミ市民運動などの批判は一定の力を持ってることは指摘しておきたいと思います。過剰に楽観的になるのも間違いですが、過剰に悲観的になるのも間違いでしょう。


【ここから産経です】

菅義偉官房長官外交問題にするほうがおかしい」 高市早苗総務相靖国参拝

http://www.sankei.com/politics/news/170421/plt1704210029-n1.html

 もちろん「外交問題にならない」と思う方が異常です*5。なお「政教分離問題」もあれば、「外国が抗議しようとしなかろうとあんな無謀な戦争を実行した東条英機らを英雄として称える神社に参拝していいのか」つう問題もあるので何も問題は外交問題だけではありません。

 なお、「戦没者追悼」がしたいのであれば「国営墓地」で「軍人軍属以外も祭ってる」「無宗教」の千鳥ヶ淵に行けばよろしい。むしろ「特定宗教施設」「戦没者は軍人軍属しか祭ってない(それも官軍限定で戊辰戦争白虎隊などは祭ってない)」「戦没者以外(吉田松陰橋本左内など、安政の大獄犠牲者や、桜田門外の変水戸浪士、明治維新後、不平士族によって暗殺された大村益次郎など)も一部祭ってる」靖国にいって「戦没者追悼だ」と言う方がおかしい。ある程度歴史を勉強してれば靖国の主張「戦没者追悼」なんて嘘八百だと分かるわけです。

 日本人はもっと歴史を勉強しないといけない。

 「孝明天皇意向を無視して開国を強行し、また、反対派を安政の大獄弾圧吉田松陰橋本左内死刑など)した井伊直弼を暗殺したことは義挙だ」という価値判断があるからこそ戦没者でもない「桜田門外の変水戸浪士」が靖国に祭られるわけです。しかしテロリスト水戸浪士)を英雄として神社で祭りながら、「伊藤博文*6を暗殺したテロリスト安重根を義士扱いする韓国は異常だ」とか言える日本ウヨの神経には呆れますね。

 まあ伊藤自身が「英国公使館焼き討ち」というテロ行為に若いときは参加した「元テロリスト」ですが。


自民党大阪府連、朝日放送で刃物所持で逮捕の富田林市議を除名処分に

http://www.sankei.com/west/news/170421/wst1704210098-n1.html

 「身内の不祥事に甘い自民党」もさすがに朝日放送に刃物を持って現れ、警察に銃刀法違反で逮捕されるような物騒な人間は除名処分にせざるを得ないでしょう。ご本人、「私の主張がウソなら腹を切るつもりだ、とアピール*7するつもりだった(他者に暴行する意図はなかった)」云々と色々言い訳してるようですが、メディア批判に「正気を失って」刃物を持ち出したと考えるのが一番合理的な説明であり、最悪、傷害や殺人すら危惧されたわけです。


森友学園民事再生申請、建設費など負債16億円超

http://www.sankei.com/west/news/170421/wst1704210038-n1.html

 野党マスコミの追及で、「安倍自民大阪維新」が露骨な支援ができなくなった途端にこれとは全くデタラメな経営としか言い様がありません。

*1第一次安倍、福田、麻生内閣厚労相都知事歴任

*2:と思える神経は理解できません。歴代自民党内閣(池田、佐藤、田中、三木、大平、竹下、宮沢、橋本、小渕など)と比べても、歴代自民内閣(細川、羽田及び民主党内閣)と比べても「岸や中曽根といった安倍並みの極右」を除けば文句なしに安倍が最悪だと思いますが。正直、蓮舫民進党代表であれ、岸田外相であれ、石破元幹事長であれ、石原伸晃経済財政担当相であれ安倍よりはマシだと思います。

*3:まあ民進党に問題がないとは言いませんが、それ以前の話でしょう。あれ程酷い安倍の無法を見て「民進党よりマシ」と思える神経は全く理解できません。「トランプとヒラリーを比べてトランプを選んだり」、「フランス大統領候補からマリーヌ・ルペンを選んだり」するくらいの愚行でしょう。

*4:まあ一般論で言えば確かに「政権交代」は「一時的政治空白」をもたらす危険がありますが、正直、北朝鮮から開戦することはあり得ませんし、安倍のような無能、無責任が首相であるくらいなら北朝鮮危機において「一時的政治空白」のほうが未だマシでしょう。

*5:もちろんこんなことを言いながら「安倍の参拝に不快の意を表明した米国」にびびり「安倍が(玉串料真榊奉納はしても)参拝はしない」時点でこうした菅の主張「外交問題にする方がおかしい」は全くデタラメですが。なお「安倍の参拝は批判しても」、それ以上は踏み込まない米国も全くデタラメです。

*6首相枢密院議長、貴族院議長、韓国統監など要職を歴任

*7:まあ百歩譲ってそうだとしても、およそまともなアピールではありません。

2017-04-20

新刊紹介:「歴史評論」5月号

| 12:36 |

★特集『再考網野善彦*1

・詳しくは歴史科学協議会ホームページhttp://www.maroon.dti.ne.jp/rekikakyo/)をご覧ください。興味がありかつ「無能な俺でもある程度紹介できそうな」内容のみオレ流に紹介しておきます。

網野女性史再考:「聖なる性・女性」のゆくえ(服藤早苗*2

(内容紹介)

 網野の「遊女朝廷所属説」「遊女聖性説」(『中世の非人と遊女』(2005年、講談社学術文庫))を批判している。

参考

【服藤氏網野批判

■服藤早苗氏ブログ『『平安王朝五節舞姫・童女天皇大嘗祭新嘗祭』が出ました!!』

(2015/04/10)

http://heian-nikki.at.webry.info/201504/article_1.html

 15冊目の単著『平安王朝五節舞姫・童女天皇大嘗祭新嘗祭』塙選書、(定価2300円+税)がやっと刊行されました。

(中略)

 研究書にすると一部の方にしか読んで頂けないので、選書として刊行するために、書き下ろしました。さらに、学生さんにも読んでいただきたいので、年号までルビをつけました。最後には、舞姫を献上した受領や公卿、あるいは中宮彰子皇后定子などの献上者一覧表を付けました。これはぜったい有用だと思います。

 また、五節舞姫に従う下仕に遊女が任命されることから、網野善彦氏は、「遊女朝廷所属説」や「遊女聖性説」などを提唱しましたが、まったく噴飯物です。下仕は、清涼殿の庭で、天皇皇后、上層公卿などが見守る中、顔をさらすだけなのです。一言も発しません。童女は殿上で同様なことをおこないますので、童女よりも身分の下の成人女性の顔を見て、皆が喜ぶだけなのです。


講演会『2012年度金大祭日本史研究室講演会(2012/11/04)「遊行女婦から傾城へ〜網野善彦批判〜」

講師 服藤早苗先生(埼玉学園大学教授)

http://nihonshigaku.w3.kanazawa-u.ac.jp/kagai/kagai.html

 私は女性史について興味があったので今回の講演を大変面白く聞かせていただきました。網野(ボーガス注:善彦)、後藤(ボーガス注:紀彦)両氏が主張した遊女、朝廷所属説・内教坊管轄説に対し、網野氏が根拠にされた五節舞姫の下仕に遊女が選ばれていたという点について、服藤早苗氏は史料をもとに批判的に再検討を加えられ、下仕としての遊女は臨時的なものであり、公的に奉仕しているものではないこと、またその職務についても儀式的なものではなく、当時の童女の顔の見られ方から特権的貴族層の娯楽にすぎないということを明らかにされ、朝廷所属説や「聖なる性」説は疑問であるという見解を示されました。

 講演を聞いて当時の童女、下仕たちの立場が鮮明に浮かび上がり、特に「ロリータ趣味」、「鑑賞者による視覚対象」という表現には衝撃を受け、当時のこういった女性たちの地位について考えさせられました。

末松英理(日本史3年)


【服藤氏に似た問題意識からの網野批判

https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/personal/kazuto/shohyou/fujiwara.html

書評小谷野敦*3『日本売春史』(新潮選書*4)           

 評者:東京大学史料編纂所准教授(日本中世史) 本郷和人*5

 中味の詳細は、どうかご一読の上、ご確認下さい。どなたにもお勧めできる、それだけ素晴らしい本だと思っています。

(中略)

 網野銀行を経営する富裕な一族出身*6の彼が観念するマイノリティにいったいどれ程のリアリティがあるのか、わたしはいまなお疑念を抱かずにいられない*7のだが。

 マイノリティを代表する存在の一つが遊女である。中世において、天皇や上級貴族はしばしば芸能に長じた遊女を宴席に招き入れ、遊興の時を過ごした。寵愛を得て枕席に侍り、やがて子をなす遊女もあった。当時は先述の如く身分が絶対視されたにも拘わらず、その子が母の出自ゆえの差別を受けることはほとんどなかったようである。たしかにこれは注目すべき史実ではある。だからといって、またいつものように、至上と最下の結びつき、と(ボーガス注:網野が)勇躍獅子吼するのはいかがなものか。遊女は元来が芸能を以て神に仕える「聖なるもの」であり、神性を帯びた天皇と官能を紐帯として融合する。「遊女の聖性とその裏返しである卑賤視」。いかにももっともらしい解釈ととれるが、果たしてそれでいいのだろうか。

(中略)

 もともと、美しい女性が氏なくして玉の輿に乗るとは、古今東西の男性偏重社会にあまねく見られる事例ではないか。怪力乱神に頼らずに、研究者は真摯に事象に肉薄していくべきである。

 まあ、俺からすれば『禁煙ファシズムと断固戦う!』(2009年、ベスト新書)なんて本を書く小谷野は基本的に「I濱女史と同じ箱に入れて、低い評価をしてます(要するに学問的業績はともかく人格面でまともな人間だと少しも思ってない)」が、まあ、ここでの問題は「遊女理解」での網野批判ですのでね。


【ついでに】

https://togetter.com/li/1050068

丸島和洋*8 @kazumaru_cf  2016-11-17 08:58:47

 いわゆる「網野史学」が一世を風靡したことは記憶に新しく、僕が大学生の頃は大学生協に専用のコーナーがあったほど。しかしあれは網野さんが若狭太良庄における実証研究*9の蓄積の末に辿り着いたものだから、網野さんなりのバランスが辛うじてあったもので、それを無批判継承するのは極めて危険。

■すぱろーほーく @sparrowhawk0426  2016-11-17 10:03:26

 そうか、「網野史学」は今や「主流」なのか。

丸島和洋 @kazumaru_cf  2016-11-17 10:30:33

 いや、逆です。まったく主流ではなく、ほとんどが「いきすぎ」と否定されています。「一世を風靡『した』」と過去形で書いたつもりです。


網野善彦:百姓論・平民論の軌跡(木村茂*10

(内容紹介)

 網野が著書『日本中世の民衆像:平民と職人』(1980年岩波新書) において「百姓」概念に換えて「平民」「職人」概念を打ち出しながら、結局「平民」「職人」概念を放棄し、「百姓」概念を再度採用した事を指摘。網野の「平民」論の問題点を指摘し批判しているが、無能な俺には細かいところはさっぱりわからないのでこれ以上の紹介は省略します。


■私の歴史研究『85年の自分史抄録:「植民地二世」としての朝鮮韓国中国民衆への加害責任を背負って』(松尾章一*11

(内容紹介)

・『中国人戦争被害者と戦後補償』(編著、1998年、岩波ブックレット)、『関東大震災戒厳令』(2003年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)の著書がある松尾氏へのインタビュー。

参考

http://yamamoto-yoshihiko.at.webry.info/200912/article_1.html

書評 松尾章一『関東大震災戒厳令吉川弘文館、2003年

 本書は、関東大震災朝鮮人虐殺を扱って、幾十年にも及ぶ周到な研究を実践してきた著者にしてはじめて作成可能な素晴らしい好著である。私は、研究の駆け出しの時期、1970年代初めに『日本史を学ぶ 4 近代』有斐閣に執筆する機会を得たときに、関東大震災の時期の経済と社会を構造的に学ぶ機会があった。そこで知り得たことは、首都圏衛戌令が発せられたのが、実は軍部の積極的な活動と思っていたところ、東京警視庁警視総監赤池*12内務大臣水野錬太郎*13が、朝鮮総督府在勤時代の誼を通じて、軍部に働きかけて、公布させたことを知った。しかもこの首都圏衛戌令が範となって、その後の2・26事件での首都戒厳令を布いたと言うこと、また治安維持法制定の先導であったことを知ったのである。こうした状況が生まれる背景には、一つに、大正デモクラシーの澎湃として生まれた有権者拡大運動と社会運動諸組織に恐れをなした支配勢力が、不安定で短期的に交替を繰り返す政府の下で、とくに震災時期に政権交代が遭遇した権力空白の状況のために、危機感を燃やして、政治の軍部勢力依存姿勢を強めたこともあるという。まさに、本書で松尾氏が指摘しているのは、震災危機に乗じて、陸軍のみならず海軍も、出動し、しかも朝鮮人騒ぎと称する諸事件に対しても、軍部がその騒ぎを静めるどころか、逆に容認すること、また軍部指導者自らが、右翼勢力と共同して、社会的騒動に荷担していた事実を、軍部資料を活用して、証明していることである。

 また興味深いのは、松尾氏が丹念に資料調査を行い、軍部が民衆内部の不安を利用して、時に「朝鮮人騒ぎ」なる噂を活用し、民衆にそのおそれを解くなどして、噂の正当化を図り、さらには民衆と協力して虐殺強行に及んだ事実さえ記録されている。

(中略)

 他方で、朝鮮人騒ぎとは一線を画して、日本人と朝鮮人相互に助け合って、救援活動を行っていた事実も指摘し、ここに軍部や支配勢力、警察権力の動きとは異なった一面も指摘されている。


■科学運動通信『吉見裁判高等裁判所判決の不当性』(高田雅士)

(内容紹介)

 吉見氏*14を支援する市民団体の声明紹介で内容紹介に代替する。

http://www.yoisshon.net/2016/12/blog-post_16.html

 今回の高裁判決は、「これはすでに捏造である」(桜内発言)の「これ」の意味がさまざまな解釈が可能であるとし、「吉見さんという方の本」を指すとは認定できないとしました。したがって、名誉毀損は成立しておらず、吉見さんの請求は認められないとしたのです。しかも、このような判断をおこなった根拠は、何ら示されていません。しかし、桜内発言は、「吉見さんという方の本」を「捏造」であると断定したものであることは疑いがありません。高裁判決は非論理的であり、極めて不当です。

 吉見さんは丹念な資料調査と聞き取り等により日本軍慰安婦」問題の実態解明に誰よりも大きく貢献し、日本国内外の歴史学界において高い評価を得てきました。地裁判決に対して、日本歴史学協会をはじめとした歴史学15団体が抗議声明を出したことはその証左です(2016年5月30日)。そして、吉見さんの研究成果は、「慰安婦」被害者に希望の光を与えてきました。高裁判決で、研究成果を捏造とする発言の問題性が認定されなかったことは歴史学界への全面的な挑戦であり、「慰安婦」被害者の名誉と尊厳をいっそう冒涜するものです。

 また、吉見裁判に対しては、日本国内はもちろん世界の市民から、あたたかいご支援をいただきました。私たちは「公正な判決を求める国際市民署名」の運動を展開し、今年12月12日までに「慰安婦」被害者を含む694筆の署名を集めることができました。今回の判決は、こうした世界の市民の声をも踏みにじるものです。

 私たちは、不当な判決に強く抗議するとともに、吉見さんの名誉回復と、日本軍慰安婦」問題の真の解決に向けて、裁判闘争を続けていきます。吉見裁判をご支援いただいたみなさんにお礼申し上げるとともに、引き続きご協力をお願い申し上げます。

*1:著書『異形の王権』(1993年平凡社ライブラリー)、『無縁・公界・楽:日本中世自由と平和』(1996年、平凡社ライブラリー)、『海の国の中世』(1997年平凡社ライブラリー)、『蒙古襲来』(2000年、小学館文庫)、『日本中世の百姓と職能民』(2003年、平凡社ライブラリー)、『海と列島の中世』(2003年、講談社学術文庫)、『里の国の中世常陸・北下総の歴史世界』(2004年、平凡社ライブラリー)、『中世の非人と遊女』(2005年、講談社学術文庫)、『中世的世界とは何だろうか』(2014年朝日文庫)、『日本中世に何が起きたか:都市と宗教と「資本主義」』(2017年角川ソフィア文庫)など

*2:著書『家成立史の研究:祖先祭祀・女・子ども』(1991年、校倉書房)、『平安朝の母と子:貴族と庶民の家族生活史』(1991年中公新書)、『平安朝の女と男:貴族と庶民の性と愛』(1995年、中公新書)、『平安朝の家と女性:北政所の成立』(1997年平凡社選書)、『平安朝 女性のライフサイクル』(1998年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『平安朝に老いを学ぶ』(2001年、朝日選書)、『平安王朝子どもたち:王権と家・童』(2004年、吉川弘文館)、『平安王朝社会のジェンダー:家・王権性愛』(2005年、校倉書房)、『平安朝の父と子:貴族と庶民の家と養育』(2010年、中公新書)、『古代・中世芸能買売春』(2012年、明石書店)、『平安王朝五節舞姫・童女天皇大嘗祭新嘗祭』(2015年、塙選書)など

*3:著書『夏目漱石江戸から読む』(1995年、中公新書)、『日本の有名一族』(2007年、幻冬舎新書)、『恋愛の昭和史』(2008年、文春文庫)、『私小説のすすめ』(2009年、平凡社新書)、『大河ドラマ入門』(2010年、光文社新書)、『日本恋愛思想史』(2012年、中公新書)、『21世紀の落語入門』(2012年、幻冬舎新書)など

*4:2007年刊行

*5:著書『人物を読む日本中世史:頼朝から信長へ』(2006年、講談社選書メチエ)、『天皇はなぜ生き残ったか』(2009年、新潮新書)、『天皇はなぜ万世一系なのか』(2010年、文春新書)、『謎とき平清盛』(2011年文春新書)、『戦いの日本史:武士の時代を読み直す』(2012年、角川選書)、『武士とはなにか:中世王権を読み解く』(2013年、角川ソフィア文庫)、『戦国武将の明暗』(2015年新潮新書)、『真説・戦国武将の素顔』(2017年宝島社新書)など

*6:「網野善彦江戸時代から続く山梨県東八代郡御坂町(現在の笛吹市御坂町)の地主・網野家に生まれた。曾祖父の網野善右衛門は実業家で、山梨中央銀行の前身のひとつである網野銀行の創業者である。実父の勝丸は代議士・広瀬久政の次男として生まれ、網野家へ養子に入った人物である。久政の長男広瀬久忠(善彦の実父・勝丸の兄、善彦の伯父)は戦前、山梨県初の大臣(平沼内閣厚生大臣)を務め、戦後には自民党参院議員となった。久政の三男(善彦の実父・勝丸の弟、善彦の叔父)の名取忠彦も戦後は山梨中央銀行頭取として山梨県政財界で影響力を持っていた人物で、善彦は山梨を代表する名家の一員だった」(以上、ウィキペ網野善彦』参照)

*7:金持ちだと貧乏人のことが分からないという物言いははっきり言って不当だと思いますね。この理屈だとそもそも「現代人に江戸時代のことなんか分からない」つう事になって歴史研究の意義否定になりかねませんし。

*8:著書『戦国大名の「外交」』(2013年、講談社選書メチエ)、『真田四代と信繁』(2015年平凡社新書)など

*9:『中世荘園様相』(1966年、塙選書)のこと

*10:著書『日本古代・中世畠作史の研究』(1992年、校倉書房)、『ハタケと日本人:もう一つの農耕文化』(1996年、中公新書)、『「国風文化」の時代』(1997年、青木書店)、『日本初期中世社会の研究』(2006年、校倉書房)、『初期鎌倉政権政治史』(2011年、同成社)、『戦後日本中世史研究と向き合う』(2012年、青木書店)、『日本中世百姓成立史論』(2014年吉川弘文館)、『頼朝と街道:鎌倉政権の東国支配』(2016年吉川弘文館歴史文化ライブラリー)など

*11:著書『中国人戦争被害者と戦後補償』(編著、1998年、岩波ブックレット)、『関東大震災戒厳令』(2003年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『歴史家・服部之總』(2016年、日本経済評論社)など

*12静岡県知事朝鮮総督府内務局長、警務局長や警視総監歴任

*13朝鮮総督府政務総監、寺内、加藤友三郎、清浦内閣内務大臣歴任

*14:著書『従軍慰安婦』(1995年、岩波新書)、『毒ガス戦と日本軍』(2004年、岩波書店)、『日本軍慰安婦」制度とは何か』(2010年、岩波ブックレット)、『焼跡からのデモクラシー:草の根の占領期体験(上)(下)』(2014年岩波現代全書)など

2017-04-19

今日の産経&人民日報ニュース(4/19、20分)ほか(追記・訂正あり)

| 23:48 |

人民日報『日本のゴシップ誌「日本に5万人の中国人スパイ」』

http://j.people.com.cn/n3/2017/0418/c94474-9204519.html

日本国内には5万人の中国人スパイがいる!」。

日本の「週刊大衆」最新号の記事(https://taishu.jp/detail/27415/)は相当センセーショナルだ。

 「週刊大衆なんかチェックしてるのか!」とびっくりですね。それにしても週刊大衆双葉社)の与太記事なんかまともな人間は誰も信じないでしょうが実に酷いですね。

発行部数は(ボーガス注:オヤジ向け週刊誌)業界6位の20万部余り

http://www.j-magazine.or.jp/data_002/m1.html#002によれば

1位:週刊文春文藝春秋)(65万部)

2位:週刊現代講談社)(50万部)

3位:週刊新潮新潮社)(49万部)

4位:週刊ポスト小学館)(40万部)

5位:週刊実話日本ジャーナル出版)(20万部)

6位:週刊プレイボーイ集英社)(19万4千部)

7位:週刊大衆双葉社)(19万部)

となっています。「実話」「プレイボーイ」「大衆」の「公称部数」はほとんど同じでよく順位が変わるようですので「業界6位(人民日報の記述)」というのはやや微妙です。

環球時報が調べたところ、日本法務省が昨年9月に公表した統計では在日中国人の総数は70万人余りだ。

70万人のうち5万人がスパイ(1/14の確率)とは随分と高いスパイ確率です(苦笑)。ばかばかしすぎて二の句が継げないというか。

 最後に週刊大衆記事にツッコミ。

『「対日工作」の内幕――情報担当官たちの告白』(宝島社)の著者でジャーナリストの時任兼作氏も、その実情をこう語る。「中国人スパイ網は(中略)首相経験者をはじめ、政権中枢幹部や一流企業役員芸術家らまで加担しています」

 「何処の首相経験者でどこの政権中枢幹部でどこの一流企業役員だよ!」ですね。

 まあ、

1)スパイとか関係ない日中友好への協力

2)ゾルゲ事件のように知らない間にスパイにつけいられてた

ならともかく。まあ1)はともかく2)だってどれほどあるか疑問ですが。

 その最たる例が故・橋本龍太郎*1首相だろう。

 1998年、中国政府関係者を夫に持ち、駐日中国大使館への勤務経験もある中国人女性との親密な関係が報道され、国会でも追及された。

「彼は(ボーガス注:海部内閣大蔵大臣だった90年、前年の天安門事件を受けて凍結していたODA(政府開発援助資金)を早々に解除し、26億円の援助を実施していますが、それも彼女の働きかけによるもの*2でした」(時任氏)

 こうしたハニートラップに嵌る国会議員は少なくなく、親中派と見られる大物代議士も複数いるという。

 完全に誹謗ですね。相手が故人なら何言ってもいいと思ってるんでしょうか。お断りしておけば故人に対する名誉毀損は「遺族」に刑事告訴民事提訴する権利があります。

 橋本氏の遺族「橋本岳氏(次男)」は今自民党参院議員なのでこうした誹謗が「橋本氏の事務所や自宅前で右翼が嫌がらせの街宣」などしゃれにならない状況になったら双葉社や時任相手に訴訟を起こしてもおかしくないでしょう。

「現在も要職に就く大物政治家の話です。日中交流の目的で北京を訪れた際、滞在先のホテルのバーで、ウエイトレスに売春をもちかけられ、自分の部屋に連れ込んでしまいました。すると約1時間後、彼女が部屋を出た直後に中国公安部の面々が部屋に踏み込み、摘発。中国では売買春は重罪です。しかし、政治家であり、訪中の趣旨であることから特別に不問とされました」(前同)

 誰のことだか是非教えて欲しいモンです。

 「親中派の大物」ということで「和歌山動物園パンダ誘致したこと」などで世間から親中派扱いされることが多い「二階*3幹事長」辺りの名前でも出るんでしょうか?

 とはいえ二階氏相手に名前出してこんな与太飛ばしたらそれこそ「二階氏の抗議」で週刊大衆にとって恐ろしい事になるでしょうが。

「07年、二等海曹の自宅で、イージス艦搭載の極めて秘匿性の高いレーダーシステムなどのデータが入った記録媒体が見つかり、大騒ぎになりましたが、その海曹の妻が中国人でした」(同)

 「中国に情報が流れてた」とは書いてないので単に「家に持ち帰って仕事しよう」つう持ち帰り残業にすぎないのを「妻が中国人」つうことでこじつけてるだけじゃないですかね。無論機密情報を持ち出していい訳ではないですが。問題にすべきは「スパイ云々」以前に「機密情報が簡単に持ち出せたこと」でしょう。

 ちなみに話は全然違いますが防衛省について言えば過去にはこんな事件もありました。

http://www.crosszeal.co.jp/

株式会社クロスジール『Adobe AcrobatPDFをきちんと黒塗りする方法』(2013/07/18)

 防衛省が、8月に公表する予定であった新型護衛艦の名前を誤って公開してしまったということがニュースになっていました。その理由は、名前が載ったPDFを黒塗りにして公開したものの、実はきちんと隠されていなかったからという、お粗末なものでした。

 これは業界では昔から有名で、注意喚起されていたことです。

 まあ「新型護衛艦の名前・いずも」なんてもんを黒塗りする必要があるとは思いませんが、結構、防衛省の情報保護体制も甘いのかも知れません。

基地周辺には、自衛官を狙う女性スパイが多く潜伏しているという。「中国公安局の息のかかったカラオケ店などで働く他、ターゲットが利用するスーパーのレジ打ちをして顔見知りとなり、雨の日に偶然を装って傘を貸したのを契機に接近するというケースもある。」(同)

 やれやれですね。今時中国人カラオケ店員、スーパー店員(バイトでしょう)も珍しくないのに「スーパーにもカラオケにも行くな」つう気なのか。

ちなみに、「陸上自衛隊で約500人、海上自衛隊で約200人、航空自衛隊は約100人が外国人妻を持ち、その7割以上が中国人」(同)だと言う。

 何の根拠も上げられてないので真偽不明です。仮にそうだとしても何か問題があるのか。


【ここから産経です】

■”慶応ガール芦田愛菜ちゃん、池上彰氏に褒められた「さすが!」

http://www.sankei.com/entertainments/news/170419/ent1704190002-n1.html

 2011年のフジテレビ系「マルモのおきて」で史上最年少となる6歳で連続ドラマ初主演するなど、天才子役として活躍した芦田は、昨夏から受験のため芸能活動をセーブしていた。関係者によると、一般入試に向けてほぼ毎日予備校に通い、休日は1日12時間も猛勉強。その結果、同校を含む偏差値70以上の難関校に複数合格した。

 有名私立中学合格とは「一体何処の学校だろう」と思ってましたが、慶應の中等部だそうです。

 そして慶應合格後も「セーブはする」のでしょうが芸能活動は続けるようです。


安倍首相渡部昇一氏に追悼コメント

http://www.sankei.com/politics/news/170419/plt1704190013-n1.html

 いかに世間評価が高かろうと、安倍は「吉見義明氏」「澤地久枝氏」など「自らに批判的な人物」の訃報では追悼コメントなんか出さないでしょうし、一方渡部なんかウヨ以外評価しないわけです。全くこんなんが首相なんだから日本人として改めてうんざりします。

 記者会見産経辺りに感想を聞かれて「リップサービス的」に答えたのならともかく「わざわざ渡部の自宅訪問」つうのだから本当に気が狂っています。


■知人ホストから現金脅し取ろうと…坂口杏里容疑者、恐喝未遂容疑で逮捕 所属事務所「把握していない」 警視庁

http://www.sankei.com/affairs/news/170419/afr1704190019-n1.html

 以前、産経

http://www.sankei.com/entertainments/news/161121/ent1611210005-n1.html

 元アイドルグループ*4のメンバーからセクシー女優に転身した三上悠亜(23)がバラエティー番組で明かしたギャラ事情が、その高額ぶりで波紋を広げている。

(中略)

 11日に放送されたテレビ東京系「じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜」で、AVへの転身理由を、男性タレントとのスキャンダル*5が発覚したためと暴露した三上。アイドル時代の月収は「OLやサラリーマンくらい」だったが、AVデビュー作の出演料は「世田谷区の2LDKの中古マンションが買える額」と明かした。

なんて記事が載りました。もちろん三上さんの「実際の懐事情」はわかりません。かなり金額を盛ってる疑いは当然ありますが、まあ、バラエティー番組にも「元アイドルグループ出身の人気AV女優」として呼ばれるわけですし、「よほど芸能事務所やAVメーカーが彼女を搾取してない限り」それ相応の金はもらってるでしょう。そして「よほど散在しない限り」カネに詰まることもないでしょう。一方、同じAV転身組でも「恐喝容疑で逮捕される」までにカネに詰まっていたらしい坂口。ずいぶんな経済状況の違いです。


鳩山由紀夫首相「日本は今こそAIIBに入るべきです」 ツイッターに(ボーガス注:産経レベルのバカ右翼の)皮肉や批判殺到

http://www.sankei.com/politics/news/170419/plt1704190074-n1.html

 経済合理性を考えれば鳩山氏の言うとおりでしょう。既にG7諸国のウチ「英仏独伊、カナダ」は参加しています。

 鳩山由紀夫首相が自身のツイッターで、トランプ米大統領中国習近平国家主席首脳会談に言及し、「日本のメディアには政府にとって面白くないから書かないのでしょうが、トランプと習近平首脳会談でトランプはアジアインフラ投資銀行(AIIB)について前向きな発言をしたとのこと」(原文ママ)と記していたことが19日、分かった。その上で、「日本はアメリカの後塵(こうじん)を拝してはいけません。今こそ日本はAIIBに入るべきです」と訴えた。

 何が「原文ママ」なのかよくわかりません(「トランプと習近平首脳会談」「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」、どこにも誤記はないと思いますが)。なお、この鳩山ツィートが事実か分かりませんが仮に事実でないと産経が判断してるのだとしてもそういう場合に「原文ママ」とは普通書かないと思います。

 それはともかく「真偽は不明」ですが、まあ、トランプがそう言う発言をし、米国がそう言う方向性に動いても何ら不思議ではないでしょう。

 「ニクソン訪中」に比べたら今後米国がAIIB加入することは何ら「予想できないこと」ではありません。

 まあ、産経は多分「後塵を拝してもいい」と思ってるのでしょうが。

 しかし

産経『AIIBとの協力関係、「今後も強化していく」と世界銀行総裁

http://www.sankei.com/economy/news/170420/ecn1704200038-n1.html

ですからねえ。AIIBを産経のように敵視することが妥当とはとても思えません。


■【テロ等準備罪】テロ等準備罪審議入り 法曹関係者は「現代の治安維持法批判は中身がない」「拡大解釈の余地ない」

http://www.sankei.com/affairs/news/170419/afr1704190028-n1.html

 「日弁連や多くの法律学者が批判してるのに何を言ってるんだ」ですがここで産経の言う「法曹関係者」とは「法務省サイド」の意味でしかありません。ばかばかしくて話になりません。

 「政府医療制度改革医療関係者は反対してない」と言う記事タイトルで医療関係者が日本医師会などではなく「厚労省サイド」を意味するくらいふざけてる。

 「法曹関係者」と産経が書くのは「タイトルしか読まない」無知な人間に「日弁連も反対してないのか」と誤解させるためでしょう。何処までもせこい新聞です。


台湾当局中国人男性の亡命認めず

http://www.sankei.com/world/news/170419/wor1704190054-n1.html

 これだけでは「認めるべきなのに政治的配慮で拒否した」のか「そもそも亡命を認める正当な理由がない」のか、何とも評価できませんが、少なくとも現台湾政権は「亡命したい」といえば、ノーチェックで「ハイ、喜んで」ではないことはわかりました。

*1:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、村山内閣通産相などを経て首相首相退任後も森内閣沖縄・北方等担当相。

*2:そんなちゃっちい話ではなく「財界の要望」でしょうね。大体、橋本氏個人の行為ではなくあくまでも海部内閣としての行為ですし。

*3:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*4ウィキペディアによればSKE48(当時の芸名は鬼頭桃菜)だそうです。

*5:「鬼頭桃菜」でググると「手越祐也と熱愛発覚」なんて記事がヒットしますからそういうことでしょう。ただ「双方の所属事務所」がこの交際を「否定したがった」とはいえ、お互い独身なのにスキャンダルだの、AV転進の大きな理由だの実に変な話です。

Bill_McCrearyBill_McCreary 2017/04/19 23:26 >70万人のうち5万人がスパイ(1/14の確率)とは随分と高いスパイ確率です(苦笑)。

元記事読みましたけど、この数字の論拠が何もありませんね。あるいは、紹介されている本を読めば書いてあるのかもしれませんが、どうもなあです。

>そんなちゃっちい話ではなく「財界の要望」でしょうね。大体、橋本氏個人の行為ではなくあくまでも海部内閣としての行為ですし。

それから当時は、政界でも、制裁の解除のタイミングをみんな見計らっていたんじゃないんですか。産経新聞は、日本政府が制裁を解除したから中国共産党が生き残ったのだみたいなことを以前よく主張していましたが、日本が解除しなくても中国共産党はつぶれなかったでしょうが、話の本質は、たぶんそういうことではない。

> 「中国に情報が流れてた」とは書いてないので単に「家に持ち帰って仕事しよう」つう持ち帰り残業にすぎないのを「妻が中国人」つうことでこじつけてるだけじゃないですかね。

同感です(苦笑)。

>ちなみに、「陸上自衛隊で約500人、海上自衛隊で約200人、航空自衛隊は約100人が外国人妻を持ち、その7割以上が中国人」(同)だと言う。

うんなん言ったってしょうがないでしょうにねえ(苦笑)。まさか外交官同様自衛隊員は外国人と結婚してはならぬなんてことをするわけにもいかんでしょうに。

それにしても「週刊大衆」って、こういう怪しい右翼記事、レイシズム記事は掲載しない雑誌だったと思いますが、そうでもないんですね。ここって海外旅行とかの本も出しているので(私がよくとりあげる下川裕治氏もここのお抱えです)、こういう記事出すのもどうかですね。中国で「ドラえもん」とかでさんざん金儲け敷いていて、反中記事を出している小学館みたいなデタラメぶりです。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2017/04/20 04:48 id:Bill_McCrearyさん
>それにしても「週刊大衆」って、こういう怪しい右翼記事、レイシズム記事は掲載しない雑誌だったと思いますが、そうでもないんですね。

 最近方針が変わったんですかね?。

>中国で「ドラえもん」とかでさんざん金儲け

 ちなみに以前小生もブログ記事に書きましたが「真偽不明ですが」噂の真相に寄れば
1)つくる会が教科書発行の話を「SAPIOを出してるから」と言う理由で小学館に持っていったら、「中韓でドラえもんの不買運動が起きかねないから駄目」、PHPに持っていったら「中韓でパナソニック製品(注:PHPの創立者はパナソニック創立者松下幸之助)の不買運動&日系同業他社(ソニー、NEC、日立、東芝等々)の購入運動が(以下略)」だそうですから全くデタラメです。
2)またつくる会教科書が「扶桑社から育鵬社に変わったきっかけ」も噂の真相に寄れば、フジテレビとつきあいのある「韓国芸能事務所」から「扶桑社から出すのをやめて欲しい。うちはいつも韓国内で『扶桑社と関係のあるフジテレビとつきあうなんて恥知らずだ』と非難されて困る」とぼやかれたことが理由だそうです。
 とはいえ「育鵬社は扶桑社の子会社」なんで「なんだかなあ」と思いますが悪名が知れ亘ってる扶桑社よりはましということでしょう。統一協会が「世界平和統一家庭連合」に改名したようなもんです。

リベラルリベラル 2017/04/20 21:22 時任謙作=青山繁晴(笑)

週刊現代もケント・ギルバートのウヨ記事載せるようになりましたね。売り上げが悪いんでしょうか?

bogus-simotukarebogus-simotukare 2017/04/21 03:57 リベラルさん
 「時任=青山」という貴方のご指摘が事実か、小生にはわかりませんが「ありそうな話」ではありますね。

>売り上げが悪いんでしょうか?

 そうなんですかね?。ただウヨ記事で喜ぶのは本当にごく一部じゃないかと思いますけどね。

2017-04-18

新刊紹介:「前衛」5月号

| 00:24 |

「前衛」5月号の全体の内容については以下のサイトを参照ください。「興味のある内容」のうち「俺なりになんとか紹介できそうな内容」だけ簡単に触れます。

 http://www.jcp.or.jp/web_book/cat458/cat/

■刑法の原則をくつがえす「共謀罪」「テロ等準備罪」制定の嘘と欺瞞(松宮孝明*1

(内容紹介)

 赤旗の記事紹介で代替。

赤旗

■金田法相、テロの定義できず、衆院委 藤野議員追及で鮮明

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-09/2017030902_02_1.html

日本政府「テロは対象外に」、国際組織犯罪防止条約起草時、「共謀罪」論拠崩れる、参院法務委で仁比氏が追及

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-23/2017032301_03_1.html

■「共謀罪」法案に対する藤野議員の質問(要旨):衆院本会議

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-07/2017040704_03_0.html

憲法違反の「共謀罪」 自由な社会押しつぶす、衆院本会議で審議入り、藤野議員 「安倍政権の説明破たん」

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-07/2017040701_01_1.html

■「共謀罪」 審議入り前提欠く、参院法務委 仁比氏、廃案求める

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-07/2017040702_05_1.html

■主張『「共謀罪」審議入り:「壁に耳あり社会」再来阻もう』

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-08/2017040801_05_1.html

■「共謀罪」絶対止める、未来のための公共 国会前抗議

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-08/2017040815_02_1.html

■私たちの表現 奪わせない、「共謀罪」反対 日本ペンクラブが集会

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-09/2017040901_02_1.html

■「法相隠し」で刑事局長出席、要求ないのに与党が強行 「共謀罪」法案 本格審議入り、衆院法務委 藤野氏追及

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-20/2017042001_01_1.html

■共謀罪はテロ対策と無縁、TOC条約の政府説明批判 衆院法務委 藤野議員が質問

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-22/2017042201_01_1.html

■対象犯罪の基準 説明できず、外務省 衆院委で藤野氏質問に

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-22/2017042202_02_1.html

■権力に甘く 市民に厳しい、「共謀罪」法案 藤野議員が追及

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-29/2017042901_03_1.html

■金田法相の珍論、花見か?犯罪の下見か?、弁当か双眼鏡かで判断

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-29/2017042902_03_1.html

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-03/2017030302_01_1.html

■赤旗『「共謀罪」の三つの問題点:国会提出に断固反対、志位委員長が会見』

 日本共産党志位和夫委員長は2日、国会内で記者会見し、原案が明らかになった「共謀罪」法案について、「内心を罰するという憲法違反の本質が表れている」などと三つの問題点を挙げ、「国会提出は絶対に反対だ」と述べました。

 第一に、志位氏は、政府が「テロ対策だ」と宣伝していた同法案の原案に、「テロ」の表記も、テロリズムの定義もなかったとして「『テロ等準備罪』の看板が偽りだと自ら証明するものだ」と批判。2日になって、政府が「テロ」の言葉を盛り込む検討に入ったとの報道が出たことについて「語るに落ちたやり方だ。テロ対策は口実で、『共謀罪』が本質だと明らかになった」と語りました。

 第二に、志位氏は、「組織的犯罪集団」の明確な定義がないことも問題視。政府が、市民団体など一般の団体が性質を「一変」させることもあり得ると答弁していることをあげ、「一般の市民団体が処罰の対象とされる危険があることもはっきりした」と指摘しました。

 第三に、志位氏は、政府が処罰対象を限定する根拠とした「準備行為」についても、「犯罪の計画に関わった者の『いずれか』が準備行為を行えば、準備行為を行っていない者も処罰の対象となることが明記されている」と強調。「計画の段階、つまり内心を罰するという、憲法違反の共謀罪の本質が表れている」として、「国会提出に絶対に反対して頑張りぬく」と表明しました。


森友学園事件 奇怪な土地取引、政治家・行政の関与の徹底解明へ:疑惑追及の先頭に立って(宮本岳志

(内容紹介)

 「今月号では絶対に森友の記事が来る」と思っていましたがやはり来ましたね(ただしこの記事は籠池証人喚問前に執筆されているので「安倍昭恵付秘書の財務省への働きかけ」という証人喚問で明らかになった事実が反映されていない)。

 赤旗やid:Bill_McCrearyさんの記事紹介などで内容紹介に代替します。

 なお、宮本氏が「我が党の追及においては木村真・豊中市議*2マスコミの追及(例:朝日新聞スクープTBSラジオ荻上チキ・Session-22』の籠池インタビュー)に支えられてると思っている」と言っている点は支持者として大変好感が持てる。

 なお、個人的には「児童虐待」「日本会議(籠池が大阪支部の役員)」「教育勅語」「安倍さん頑張れ(運動会)」「補助金詐欺」などにももっと触れて欲しいが主として、宮本氏の記事は「土地払い下げ疑惑(無茶苦茶な値引き)」が中心である。

 また、宮本氏が「小学校認可について松井知事が審議会に圧力をかけた疑惑が否定できない」「自民党が批判されるのは当然として絶対に維新の逃亡を許さない。維新も自民の共犯だと思っている」としている点は全く同感である。

赤旗

■論戦ハイライト 森友学園疑惑、首相夫人付が財務省に照会、国有地の格安払い下げ 「大きな力」浮かぶ、小池書記局長の追及 参院予算委

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-25/2017032503_01_1.html

■「森友」疑惑 籠池氏の要望に「満額回答」、大門議員 夫人付への手紙 独自入手、参院決算委

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-29/2017032901_04_1.html

■主張『「森友」と首相の妻:証人喚問拒否する根拠はない』

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-30/2017033001_05_1.html

■「昭恵さんにお電話いただいた件ですが」、首相夫人付、籠池氏に電話、日曜版にスクープ証言

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-31/2017033101_02_1.html

■「森友学園」への国有地払い下げ 首相夫人付が籠池氏に電話、昭恵氏の関与疑惑追及、参院決算委で辰巳議員質問

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-04/2017040415_02_1.html

■森友問題 ゴミ撤去費算出に矛盾、値引き額に合わせ逆算か、衆院財金委で宮本岳氏追及

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-05/2017040502_02_1.html

■主張『教育勅語も「教材」、歴史反省しない政治は許せぬ』

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-07/2017040701_05_1.html

■森友問題 値引きの根拠なし、参院委で山添氏 国側を追及

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-08/2017040804_01_1.html

安倍政権と森友 「教育勅語」持ち込み、狙いは「戰爭出来る國」、靖国派の国政私物化

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-12/2017041203_01_1.html

■歴史踏まえた議論を、吉良氏、勅語朗読容認を批判、参院文科委

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-12/2017041202_03_1.html

■主張『「森友学園」疑惑:昭恵氏と国・府を曖昧にできぬ』

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-12/2017041201_05_1.html

■昭恵氏 府私学審会長と面会、森友学園認可 話した疑い、宮本岳志議員追及

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-13/2017041315_02_1.html

■限度額超え課長決裁、清水氏 森友への値引き批判

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-20/2017042004_03_1.html

■政府・与党一体で「森友」隠し 資料の“検閲”を当然視、参院国交委 辰巳議員が追及

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-21/2017042101_01_1.html

■「森友」に契約書原案まで渡す、14年12月 貸付契約結ぶ半年も前、佐川理財局長、事実認める、衆院国交委 宮本氏が追及

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-22/2017042215_01_1.html

■森友問題 財務省「適正」根拠、ぼろぼろ、国有地格安売却の核心に迫る、衆院財金委 宮本岳議員が追及

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-26/2017042615_01_1.html

■財務省面会時 昭恵氏に言及、音声記録で籠池氏 「特例ありがたい」、宮本議員が入手

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-28/2017042801_02_1.html

■森友・財務省面談記録、政府答弁との食い違い次々、籠池氏 昭恵氏の名繰り返す

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-28/2017042815_01_1.html

■籠池氏、首相夫人に「適時報告」、「森友」小学校建設 財務省との交渉状況

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-29/2017042901_01_1.html

■「森友」音声記録 佐川局長 確認を拒否、宮本徹議員が批判

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-29/2017042901_02_1.html

■首相夫人付の政府職員、私的活動を支援か、取材や選挙応援…“公私混同”に批判

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-05-01/2017050101_04_1.html

■首相夫人付の政府職員 出張手続きなく 昭恵氏に同行、私的活動に政府便宜か、宮本議員が資料入手

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-05-17/2017051715_01_1.html

ライプツィヒの夏

安倍昭恵は、早急に瑞穂の国記念小学院の「名誉校長」を辞任すべきだ

http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/560cc155963ecc1cfdbd1e9412a8f8e0

籠池泰典森友学園理事長・塚本幼稚園園長が、TBSラジオの電話インタビューに応じた

http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/2936496258ef4c005b78b56fb333e47e

■正直なところ、教育勅語の斉唱など塚本幼稚園の問題の中では大したことではない

http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/77451cb7707a5bd16a14351b30e2b6cd

■駐日米国大使に田植えをしてもらえる人間が「私人」のわけがない(ほかにいくつか)

http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/e44d4fea0d3290ed7bf6cd4e0573a90d

■木村真豊中市議を全面に支持したい(例の国有地売却金額非公開決定取消訴訟の公判情報)

http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/480e9fe4775e15957f112af2a5bb85a1

■本日の証人喚問は必見だ!

http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/76303de1abb978cc2355b8c4229fd7d8

五十嵐仁の転成仁語

■またも爆発した森友学園の籠池前理事長による爆弾証言

http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2017-04-29


特集「憲法施行七〇年と安倍改憲」

■日米合同委員会―「憲法体系」を侵食する「密約機関」(吉田敏浩*3

(内容紹介)

 赤旗などの記事紹介で代替。

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/83741

沖縄タイムス『[読書]吉田敏浩著「日米合同委員会」の研究 憲法及ばぬ機関に迫る』

 先行研究を取り込みながら日米合同委員会にターゲットを絞り、その正体に迫った著作である。本書を読み終えた人は、日本が「独立国」から程遠く、米国の「従属国家」であることをまざまざと知ることになるだろう。

 日本には最高法規の「憲法体系」がありながら、それを上回る「安保法体系」が存在する。「安保法体系」と、それを支える合同委の「密約体系」が「憲法体系」の上位に位置し、米軍に事実上の治外法権を保障する構造がつくられてきた。その正体が合同委であることを本書は明らかにする。

 日米合同委員会とは何か。米軍の基地使用・軍事活動の特権などを定めた日米地位協定の具体的な運用について協議する機関である。その下に多くの分科委員会や部会が置かれている。日本側代表は外務省北米局長、米側代表は在日米軍司令部副司令官。文官と軍人の組み合わせであるのが特徴で、1952年の発足以来、変わらず続いている。米側は軍事的観点から要求を出すことから、米軍基地の円滑な運用や訓練などが最優先されることになる。

 辺野古新基地建設を巡り、2014年7月に「臨時制限区域」(「臨時」という言葉もまやかしだが)を最大で沖合2・3キロまで延長し、範囲を約561・8ヘクタールに大幅拡大することを決めたのも合同委だ。

 合同委の議事録や合意文書は原則公開されないが、行政権や司法権をも縛っている。著者は関連文書を入手し実態に迫る。合意または決定は、地位協定の実施細則という性格を持っているとしても、広い意味では新たな立法であることに間違いない。国家主権に関わることであるにもかかわらず、合同委で合意すれば、「国権の最高機関」である国会が関与できないまま、米軍が事実上の治外法権日本政府に認めさせる構造になっているのである。

 著者は合同委を廃止し、衆参両院に「日米地位協定委員会」を設置して主権者を代表する国会の場で、審議することを求める。これこそが「日本を取り戻し」、真の主権回復と主権在民を実現する道である。(崎濱秀光・沖縄タイムス論説委員長)

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/349136

■Independent Web Journal『「米軍の占領体制は今も継続されている」――謎の権力機関「日米合同委員会」の知られざる実像とは!? 「戦後最大のタブー」について岩上安身*4ジャーナリスト吉田敏浩氏に訊く!』

 2016年12月2日(金)、新刊『「日米合同委員会」の研究』著者でジャーナリスト吉田敏浩立教大学特任教授にIWJ代表・岩上安身がインタビューを行い、「戦後最大のタブー」と言われる「日米合同委員会」の知られざる実像に迫った。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-05-14/2016051401_02_1.html

■赤旗『オスプレイ運用無制約 日本が提起、日米協議文書示し笠井議員追及、衆院外務委』

 墜落事故が相次いでいる米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイの沖縄配備への反対世論が全国で巻き起こる中、日本政府が配備中止を求めるのではなく、逆に運用に制約を課さず、国内を自由勝手に飛行できる方策を米側に提起していたことが判明しました。2012年7月26日に開催された、「オスプレイに関する日米合同委員会(概要)」と題された内部文書(防衛省作成)を、日本共産党の笠井亮議員が13日の衆院外務委員会で示しました。

(中略)

■日米合同委員会

 日米地位協定第25条に基づいて設置されている、在日米軍に関する諸問題を協議する政府間機関。日本側代表を外務省北米局長、米側代表を在日米軍司令部副司令官が務める官僚・軍人のみの構成で、その運営の不透明性から「密約製造機」とも呼ばれています。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201609/CK2016091402000119.html

東京新聞『日米合同委員会の議事録 国、情報公開は応じず』

 日米合同委員会の議事録を非公開とする日米合意の文書が、国側の証拠として裁判所に提出され、誰でも閲覧できる公開状態になっているのに、国が情報公開を拒否していることが分かった。安全保障に関する情報公開を必要以上に広い範囲で制限する国の後ろ向きな姿勢が浮かんだ。 (清水祐樹)

 文書は、外務、防衛担当者らが日米地位協定の運用などを協議する日米合同委員会の議事録の一部。地位協定が発効した一九六〇年六月の第一回のもので、英文で「委員会の公式な議事録は両政府の正式な文書とみなされ、双方の同意がない限り公表されない」との記述があり、大部分は黒塗りにされている。

 NPO法人「情報公開クリアリングハウス」(東京都新宿区)が情報公開請求したのに対し、外務省が不開示としたため、昨年十二月に公開を求めて提訴。その後、那覇地裁の訴訟で国が証拠提出していたことが分かった。

 那覇地裁の訴訟は、沖縄県の米軍演習場を通る県道の共同使用に関する文書を県が開示決定したところ、国が開示取り消しを求めて昨年三月に提訴した。

 情報公開法は、行政機関の長に請求のあった行政文書の開示義務を定めるが、長が国の安全や他国との信頼関係が損なわれる恐れなどがあると認めた場合は除外するとしている。

 裁判所に証拠提出された文書は訴訟記録となり、民事訴訟法は誰でも閲覧を請求できると定めている。クリアリングハウスの三木由希子理事長は「文書公開が安全保障上の支障を来すとは思えない。恣意(しい)的な解釈で不開示としていることを如実に表している」と批判。

 全国市民オンブズマン連絡会議事務局長の新海聡弁護士は「国の情報公開の基準は機密性や必要性と関係なく、自分たちに都合のよいときだけ情報を出していることの証明だ」と話している。

 外務省外交記録・情報公開室は「国側の見解は訴訟の中でこれから主張していく」とコメントした。


民主主義の危機と公正・平等な選挙制度(只野雅人*5

(内容紹介)

 ネット上の記事紹介で代替。

http://mainichi.jp/senkyo/articles/20170313/k00/00e/010/186000c

毎日新聞『16年参院選、不在者投票、学生1773人できず』

 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた昨夏の参院選で、進学先に転居後も住民票を移さずにいた72市町村の学生と生徒計1773人が不在者投票を認められなかったことが毎日新聞の調査で分かった。総務省は「住民票を移して転居先で投票するのが原則」との立場だが、「居住実態の確認は不可能」として容認する自治体の方が多い。若者の投票率の低さが問題化する中、専門家からは総務省の見解を疑問視する声が上がっている。

(中略)

選挙制度に詳しい只野雅人・一橋大大学院教授(憲法)の話

 国政選挙は投票権を広く認めた方が良い。学生は生活の本拠地が学校の所在地ではなく実家のケースもあり、柔軟な対応が必要だ。法改正で「学生」や「住所」などの統一基準を設けるのは困難だろうが、少なくとも学生の不在者投票は認められるよう国が各選管を後押しすべきだ。

https://mainichi.jp/articles/20170308/ddm/004/070/012000c

毎日新聞『論点:シリーズ憲法70年 参院改革を考える』

■権限弱めると存在意義ない 只野雅人・一橋大大学院教授

 2院制で、それぞれの院の多数が食い違うことは、ある程度想定しないといけない。参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」が問題になるのは、衆院の多数派の政権運営が、強い参院に妨げられるからだろう。憲法66条は「内閣は国会に対して責任を負う」と規定しており、衆院と内閣の関係だけを考えればいいというのはその趣旨と離れる。ねじれのマイナスが過剰な形で表れないような運営をするためには、連立型の政権運営を考えるべきではないか。

 1994年の政治改革で、衆院に小選挙区比例代表並立制が導入され、2大政党のどちらかを選ぶという選挙を志向してきた。憲法は首相指名、予算、条約などでは衆院の優越を認めている。しかし当時、強い権限を持っていたはずの参院をあまり認識していなかった。逆に、参院の権限は弱いと見られていた。

 ねじれを解消するために、議論になるのは衆参両院で法案について議決が異なった場合、法案再可決の規定を定めた憲法59条改正だ。しかし、参院で否決された法案を衆院で再可決するための3分の2という要件には意味がある。衆院で可決し、参院に送られた法案が60日以内に採決されなければ否決したとみなす「みなし否決」の期間もそのままでいいと思う。参院の権限を弱くしてしまうと、参院の存在意義が消えてしまうのではないか。参院に強い権限があるのは、合意形成にはハードルになるが、それだけ強く合意形成を促す契機にもなる。

 両院の意思が異なった場合、合意を見いだすための両院協議会が機能していないので、その改革も必要だ。2012年の野田佳彦内閣の時には、赤字国債の発行に必要な特例公債法案の成立が11月までずれこんだ。予算関連法案については、衆院の立場を尊重するといった慣行を両院で形成していくなどの知恵が必要ではないか。

 最高裁判所は12年、1票の格差が最大5・00倍だった10年参院選を「違憲状態」と判断した。自民党など野党が参院で半数を上回った10年の参院選の比例代表を見ると旧民主党が第1党だったし、選挙区選挙の得票も総計すると旧民主党が自民党より多かった。投票価値の不均衡を是正していたら、選挙結果に影響していた可能性を無視できない。強い参院には民主的正当性が不可欠だ。それにもかかわらず、投票価値の大きな格差のもとで、ねじれが生じてしまった。参院の強い権限に見合う1票の格差を是正した選挙制度を検討していくことが必要だ。

 参院選選挙区(定員146人、改選73人)では、(ボーガス注:死票が多い事実上の小選挙区である)改選数1の「1人区」(32選挙区)の問題もある。参院は任期が長くて、解散がないから、ある程度長期的な視野で判断することが期待されている。ところが、1人区で議席を多く確保した政党が勝つので、政党は有権者の求める短期的利益に応える競争をしている。

 具体的な選挙制度改革の方向としては、現在の比例代表(96人)を廃止し、ブロック制の比例代表にする、あるいは都道府県をいくつかまとめた大選挙区で個人を選ぶ選挙にする、などが考えられる。【聞き手・南恵太】


■「地方創生」への対処試論(保母武彦*6

(内容紹介)

 ネット上の記事紹介で代替。

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO82298100T20C15A1NNP000/

■日経『国民主役の地方創生 保母武彦さんに聞く:都市集中やめ裾野を広く』

(前略)

 これまでの国づくりは経済効率を優先して、東京圏に一極集中する「高煙突型」だった。これからは富士山の裾野のように、美しく豊かで安定感のある地方を振興する「富士山型」の国づくりを推進すべきだと説く。

 「政府の地方創生ビジョンは『高煙突型』の弊害から、地方中枢拠点都市という『中煙突型』を広げるもの。だが、それも農村たたみだ。地域の伝統文化や歴史、地域の多様性を生かし、すべての住民が生きがい、働きがいを体感できる、肥沃な裾野を育てる『富士山型』の地域発展を考える必要がある」

 「裾野で大切なのは、集落・共同体。島根県雲南市に住む有機農業の草分け、佐藤忠吉氏(94)は、『集落にいる限り、最後の一人になっても誰かが面倒を見てくれる。自給と相互扶助、それが日本の社会の一つの安定ではないか』と振り返り、『今のように国の税収も少なくなり、お上が面倒を見てくれなくなると、もう一度、共同体の力を強めていくしかない』と語っている。カギは住民自身の行動にある。地域相互扶助機能の再建を地域創生の課題とすべきだ」

 地方創生の先進例は多い。

 「島根県では隠岐の島の海士(あま)町が全国的に有名だ。かつての青年団の仲間などが中心になって地域づくりに知恵を絞り、20〜30歳代などのIターン、Uターンで定住人口の増加に成功した。この10年間でIターンが482人、Uターンが314人。2340人の町人口の34%を占めるまでになった。都会出身の若者が地域資源を都市感覚で掘り起こし、活用している。海士町は神戸牛や松阪牛となる素(もと)牛の生産地だったが、肥育を開始し、肉牛を『隠岐牛』として直接、東京市場に高値で出荷するようになった。町内にある県立高校の『魅力化プロジェクト』を推進し、地域学習を通じて島の次世代が育っている。東京、大阪圏などからの『島留学生』も多い。定住人口が増えると、新しい情報がもたらされ、さらなる地域振興につながる好循環が生まれてくる」

 「兵庫県の旧・村岡町(現・香美町)はいち早く『子育て・子育ち』を町の総合計画の柱にして、子どもを中心に据えたまちづくりを始めた。おそらく全国で初めてだ。保育園から高校までの保護者会を結び、ふるさと教育を活性化した。高齢者と子どもの交流を学校教育に組み入れ、高齢者も元気になった。地方創生のヒントは全国各地にある」


■博多陥没事故から教訓をどう導き出すか:「美談」で終わらせてはならない(田村貴昭*7

(内容紹介)

 赤旗の記事紹介で代替。

赤旗

■博多の道路陥没、警告生かされていない、田村衆院議員ら現場調査

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-11-10/2016111015_01_1.html

■博多陥没 早い復旧と原因究明要望、九州運輸局に田村・真島議員

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-11-12/2016111215_02_1.html

■博多道路陥没、設計変更 国把握せず、田村貴昭氏追及 国交省「届け出なし」

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-03/2016120314_01_1.html

週刊朝日『博多陥没の内部資料入手 福岡市は事故リスクを黙殺していた!』

https://dot.asahi.com/wa/2016122700138.html

紙屋研究所博多駅前陥没事故について(および福岡市政について)』

http://d.hatena.ne.jp/kamiyakenkyujo/20161119/1479561125


■論点「奈良公園にホテル建設おかしい―古都守る共同を」(西本守直)

(内容紹介)

 赤旗記事などの紹介で代替。

■赤旗『奈良公園にホテル ノー、誘致計画問題でシンポ開く 大門議員ら参加』

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-02-28/2017022804_03_1.html

日本共産党奈良県委員会

■県が高級ホテル計画、住民反対

http://jcp-nara.jugem.jp/?eid=1181

奈良公園リゾートホテルはいりません。建設反対署名提出

http://jcp-nara.jugem.jp/?eid=1184

https://mainichi.jp/articles/20170219/ddl/k29/010/340000c

毎日新聞奈良公園ホテル建設計画、反対集会に300人 奈良公園守る会 /奈良』

 奈良公園南端の県有地(奈良市高畑町、約1・3ヘクタール)で県が計画するホテル建設事業について、住民有志らでつくる「奈良公園の環境を守る会」(辰野勇代表)などが18日、奈良市の県文化会館シンポジウムを開催し、約300人が参加した。

 守る会は景観や自然環境への影響を懸念し、ホテル計画の中止を求めており、県に反対署名を提出している。

 この日は、辰野代表が基調講演し、県の事業計画や住民の反対意見を説明して、代案を紹介。「計画地は活用するのではなく守るべき場所。県には即時に計画を停止するよう要望する」と呼びかけた。

 その後、嘉田由紀子*8・滋賀県前知事らが参加し、パネルディスカッションも行われた。【芝村侑美】


■暮らしの焦点「「ごみ屋敷」対策の現状と課題:セルフネグレクトに対し一人一人に寄り添った支援に」(ぬかが和子*9

(内容紹介)

 「セルフネグレクトに対し一人一人に寄り添った支援に」というタイトルで大体内容は分かるかと思います。後でいくつかネット上の関連記事を紹介しますが「いわゆるゴミ屋敷はうつ病や認知症など精神疾患によるセルフネグレクトが多いから、福祉的対応が必要だ。強権発動してゴミだけ片付ければいいわけじゃない」つう話です。

http://www.yomiuri.co.jp/eco/feature/CO005563/20151005-OYT8T50011.html

読売新聞『「ごみ屋敷」対策にソフト路線』

 大量のごみを自宅にため込む“ごみ屋敷”対策として条例を制定する自治体が増えている。

 家主の意向とかかわりなく、ごみの強制撤去や刑事告発といった「強硬路線」を選択する自治体が注目を集める一方で、最近では家主の心のケアを重視する「ソフト路線」を志向する自治体もある。

(中略)

 最近は医療や福祉の観点から、ごみ対策を検討する自治体も出始めている。

 東京都世田谷区*10が今年9月に発表した条例構想は、「居住者と周辺住民への支援」を基本方針としている。区が「最低限の清掃を行える」という規定は設けるものの、行政代執行のような強硬手段は盛り込まず、家主の心身のケアを重視していくという。

 同区の担当者は「ごみ屋敷の家主には認知症を患っていたり、生活意欲が低下したりしている人が多い。行政が強引にごみを撤去することで精神的に不安定となり、(ごみの収集が)エスカレートする恐れもある」と語る。

 同区が“ソフト路線”を選択する理由の一つに、ごみと有価物の見極めが難しいという事情がある。例えば、汚れたぬいぐるみは、「思い出の品」なのかそれとも「ごみ」なのかを客観的に判別することは容易ではない。

 全国に先駆けて13年1月にごみの行政代執行を可能にした条例を施行した東京都足立区も、実際に行政代執行を適用したことはなく、「あくまで抑止力」(足立区生活環境保全課)と位置づけている。

 実際には医療や福祉の面から家主をケアすることで、今年7月末現在、466件の苦情・相談のうち314件を解決した。担当者は「トラブルの多くは家主に対する適切な治療や生活環境の改善で解決できる」と話している。(大野潤三)

https://mainichi.jp/articles/20170407/org/00m/070/003000c

毎日新聞『<記者の目>高齢者のセルフネグレクト問題』工藤哲*11(前特別報道グループ、現・外信部)

 高齢者が体力の低下や認知症、身内を失ったことによる生活意欲の衰えなどから、身の回りのことができなくなる「セルフネグレクト」(自己放任)を追うキャンペーン報道を昨年から続けてきた。セルフネグレクトの当事者には、自宅が「ごみ屋敷」や「ごみ部屋」になってしまった人が相当の割合で含まれる。こうした人たちはさまざまな困難を抱えているにもかかわらず、自らSOSの声を上げられず、問題はまだまだ潜在している。高齢化や単身世帯の増加とともに今後ますます増えていくのは確実で、国や自治体は早急に実態把握を進め、対処の経験を広く共有すべきだ。

(中略)

 取材を通じ、セルフネグレクトには「誰でもなり得る」という思いを強くした。ごみ屋敷やごみ部屋に住む高齢者や関係者に聞くと、「夫の病死」や「娘との死別」といった事情から1人暮らしを余儀なくされ、生活習慣が大きく変わってしまったケースや、認知症による判断力の低下によるものもあった。

(中略)

 片付けが得意ではない私も含め、「予備軍」は少なくない。

 事態が深刻化しているにもかかわらず、セルフネグレクトやごみ屋敷への対応は市や区のレベルにとどまり、自治体により差が生じていることは大きな懸念材料だ。居住者の生活状態や対応が役所内で共有されず、福祉部門や環境部門、医療部門の連携が後手に回っている自治体も少なくない。研究者は「自治体レベルの対応だけではもう限界。厚生労働省が主導し、実態を調査すべきだ」と訴えているが、国の対応はまだ鈍い。

 事態の悪化を食い止め、早期発見につなげたり、片付けの労力やコストを減らしたりするにはどうすればいいのか。この点は先進自治体の取り組みが参考になる。

 東京都足立区のごみ屋敷を巡る条例は、居住者だけではなく身内を把握するための戸籍の閲覧や家屋立ち入りの調査権を規定し、100件以上の事例を解決してきた。また、東京都北区は、医師の役割を重視し、医師が区の非常勤職員として居住者の所へ直接出向き、診断書などを作成して支援につなげる制度を導入している。セルフネグレクトの対処には、医師の側からの気付きや働きかけが今後ますます必要になりそうだ。

 ほかにも、日々のごみ捨てを「しんどい」と感じる高齢者らに、ものが捨てやすいよう受付時間や集積所の条件をより柔軟にするといった対策が求められるだろう。さらに、利用者が信頼できる清掃業者を自治体が積極的に紹介する仕組みも必要になってくるかもしれない。

 「もっと早く異変に気づいて病院に連れて行くべきだった。どこに相談していいのか分からなかった」

 横浜市の30代の女性は3月、病死した60代の母親が一人で住んでいた部屋を前に、声を詰まらせた。母親は病状の悪化に伴って片付けができなくなり、昨年末、ものがあふれた部屋の中で倒れているのが見つかった。

 本当はすぐにでも支援が必要なのに、経済的、家庭的な事情や本人のプライドから、それをかたくなに拒む人も少なくない。助けたくてもどうすればいいか分からない家族もいる。セルフネグレクトの問題は、行政や支援者、家族、地域が個別に対応しても根本的な解決は難しい。こうした人たちが情報や経験を共有し、一体となった態勢作りが求められるはずだ。

http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2017/02/0214.html

■NHK『なぜ普通の人が? “セルフ・ネグレクト”』

阿部

「『セルフ・ネグレクト』とは、生活環境や栄養状態が悪化しているのに、それを改善しようという気力を失い、周囲に助けを求めない状態を指します。

ゴミ屋敷”や“孤立死”の原因とも言われます。」

和久田

「『セルフ・ネグレクト』に陥るきっかけは、配偶者や家族の死。

 そして、自分の病気や仕事を辞めるなどさまざまで、年齢に関係なく陥ると考えられています。

 その実態を取材しました。」

(中略)

 専門家は、この女性のようにセルフ・ネグレクトになった人は、社会からの孤立が続く中で、次第に判断力が低下し、命が危険な状態になっても自覚できないと言います。

東邦大学看護学部 岸恵美子*12教授

「セルフ・ネグレクトと本人が思っている方は、ほとんどいないと思いう。

 自分からSOSを出さないので、多くの事例は埋もれていると考えている。」

(中略)

阿部

「取材した岐阜放送局の小尾(おび)記者です。

 誰にでも起こりうるようなことがきっかけで、急速に深刻化するものなんですね?」

小尾洋貴記者(NHK岐阜)

「背景には、都会に限らず地方でも家族や地域とのつながりが薄れているために孤立したまま状況が悪化していくという現状があります。

 また、周囲に迷惑をかけたくないという『遠慮や気兼ね』、人に頼りたくないという『プライド』、それに生活を見られたくないという『恥ずかしさ』があると取材して感じました。」

和久田

「本人が助けを求めていないのに、それを察知して支援するのはなかなか難しいですよね?」

小尾記者

「行政に頼るだけでは対策が追いつかないのが現状です。

 取材した岐阜市にある地域包括支援センターには介護支援や生活保護など通常の相談だけで年間およそ3,000件あり、これを職員8人だけで対応しています。

 これだけの体制でセルフ・ネグレクトを察知し、対応するのは簡単ではありません。

 こうした中、行政と住民が一体となってセルフ・ネグレクトの原因となる“孤立”を未然に防ごうという取り組みを取材しました。」

 人口およそ11万人の岐阜県多治見市

 いたるところに掲げられた孤立死ゼロを目指す協力隊のプレート。

 市の呼びかけで、新聞配達保険会社など86の業種が住民の見守りを行うため結成しました。

(中略)

阿部

「私たちも身近にいるお年寄りに積極的に声をかけることで、セルフ・ネグレクトを防ぐことにつながるかもしれませんね。」

(中略)

和久田

「今後、高齢化が進むとセルフ・ネグレクトの人が増える恐れもありますよね?」

小尾記者

「セルフ・ネグレクトについて内閣府が6年前に全国の市町村に調査した結果、およそ1万1,000人と推計されています。

 しかし、当時は4割の市町村が回答せず、しかも同じような調査はその後行われなかったため、専門家は実際にはもっと多くの人がセルフ・ネグレクトになっている可能性があると指摘しています。

 まずはより詳細に実態を把握し、支援する仕組みを作っていくことが必要ではないでしょうか。」


メディア時評

■テレビ「「ステマ」問題で揺れる民放業界」(沢木啓三)

(内容紹介)

 ネット上の記事紹介で代替。

https://news.yahoo.co.jp/byline/mizushimahiroaki/20161215-00065488/

■テレビが「ステマ手法」! 視聴者への裏切りでは?(水島宏明*13

 2016年12月15日(木)に発売された「週刊新潮」(2016年12月22日号)には、疑惑のテレビ番組についての記事が載った。

 テレビでも「ステマ」が横行していた、という事実を伝える記事だ。

 残念なことにテレビ局やテレビ番組への不信を募らせるようなセンセーショナルな見出しが並ぶ。

 筆者はテレビ放送について研究している人間である。

 この記事に関連して、「週刊新潮」側から相談を受けて取材に協力し、関係資料や当該番組を視聴した。

 その上で、この記事が行った「ステマ」の問題提起は決して小さくはないと感じている。「ステマ」は視聴者を裏切る行為だ。

 テレビ不信が広がり、テレビ離れが進行する現状に歯止めをかけるためにも、放送業界はこうした悪弊を断ち切らねばならないと強い危機感を抱いている。

 記事によると、問題の番組はTBS系列のIBC岩手放送が制作し、15年9月に岩手県を含む東北6県で放送した『宮下・谷澤の東北すごい人探し旅〜外国人の健康法教えちゃいます!?』。宮下純一*14谷澤恵里香のタレント2人が岩手県内に住む外国人のところを訪ねて歩き、健康法を聞いていく、というもので実際に地元ではそれなりに知られた外国人を紹介する。だが、その中で誰が見ても唐突で不自然な場面が目につく。

 実際に岩手で撮影した映像ばかりが流れていたと思ったら、唐突に東京の順天堂大学免疫学講座の奥村康・特任教授が登場し、「温泉は免疫力を上げます」などと語り出す。

 さらにナレーションで「忙しい現代社会でも手軽に免疫力を高める食べ物がある」として「それがR-1と名前がついている乳酸菌です」と強引にこの食品についてのPRめいた説明が登場する。

 しかも佐賀県有田町などでR-1が入ったヨーグルトを住民に飲んでもらったら風邪やインフルエンザの罹患率が下がったなどの実験データがグラフで紹介される。「R-1乳酸菌を取っておくと免疫の下りが少ない」と奥村特任教授が専門家としてお墨付きを与える場面も出てくる。

 このあたりの場面が、いかにも「ショッピング番組」風で宣伝臭がとても強いのだ。

 「R-1の入ったヨーグルト」と言えば、株式会社・明治の「R-1乳酸菌」の赤いパッケージを思い浮かべる人は少なくないだろう。

 実際、日本国内で商品化されているものは明治の製品しか存在しない。

 この番組では商品名は伏せていたものの、事実上、明治の商品を露骨に宣伝する場面が不自然な形で挿入された。

 この番組はIBC岩手放送の番組審議会でも「問題」になった。

 番組審議会、通称「番審」は、それぞれの放送局に設置された外部有識者によるお目付機関であり、放送法で設置が義務づけられている。

 ただ実態はかなり形骸化していて、どの局でも「番審」は通常月に1度、局の側が指定した番組を視聴してもらって「ご意見」を拝聴するというスタイルだ。ところが、この番組については番組審議委員の一人がたまたま放送を見ていてこの番組が対象になった。15年11月のことだ。

 審議会の議事録を読むと、委員たちが「あざとい」「視聴者をバカにしている」などと次々に違和感を表明している。通常は「ガス抜き」で終わることが多い番組審議会の中ではきわめてまれな出来事でこれほど紛糾した番審の議事録は読んだことがない。

 番組審議会では、外部の委員の意見に対しては局の責任者が出席して説明することになっている。

 その中で、IBC岩手放送は以下のように説明した。

「番組はR-1乳酸菌の情報を取り込み、(明治から)タイアップ料金をいただくことで成り立ちました」

「しかし、(明治の)スポンサー提供表示はしない。それを(明治も)理解しています」

「(番組で用いられた)素材も、メーカー(=明治)から提供いただいたそのものです」 

 つまりIBC岩手放送は、明治から「タイアップ料金」を受け取りながら、番組提供などとは表示せず、しかも映像素材も明治からもらって番組の中に使用していた。

 ネットニュースのサイトなどで問題になった「ステマ」=ステルス・マーケティングをテレビでもやっていたとテレビ局が告白したのだ。

 実態はコマーシャルなのに通常の番組のように見せかける。

 これはやってはいけないことだ。

 番組放送のルールである「放送法」では、12条にこう規定されている。

第十二条  放送事業者は、対価を得て広告放送を行う場合には、その放送を受信する者がその放送が広告放送であることを明らかに識別することができるようにしなければならない。

 要するに、放送法は「ステマ」は法律違反だと明確に宣言している。

 問題の番組は、放送法に違反する疑いがある。

 岩手放送側は、番組審議会で以下のように弁明している。

・番組は、岩手放送の営業と番組を下請けした東京の制作会社、広告代理店、明治の宣伝担当者との間の「コミュニケーション」で成立した。

・CM枠ではなく、番組内でR-1の情報が盛り込まれることを条件に、明治が番組に「料金」を出す。

・番組内で流れる「提供」の会社の中には明治を入れない「ノンクレジットタイアップ方式」を取った。

・番組に登場する医師(=奥村康・順天堂大学特任教授)やデータは明治が提供したそのものを使った。

 番組内のR-1に関連する部分は事実上、明治の広告なのに、それを視聴者に隠して放送していたことになる。

 視聴者を裏切る、許されない行為であることは明確だ。

 では、「ステマ」は岩手放送で発覚したものだけなのか。他の局でも存在するのか?

 「週刊新潮」が調べていくと、岩手放送と同様に不自然な形で「Rー1乳酸菌」の効果をPRする宣伝臭の強い場面が挿入された番組がキー局でも見つかったという。筆者もそのすべてを視聴したが、程度の差こそあっても番組の流れが「不自然」だったり、「唐突感」や「違和感」がある形で「R-1乳酸菌」や、他の明治の製品で使われる「PA-3乳酸菌」「LG21乳酸菌」の効果を強調するものばかりだった。

 以下、疑惑の番組群だ。

・「30XX年まで生き残れ 衝撃!世界のマル秘健康法SP」(TBS)

・「あなたの体の悩みを2週間でスッキリ!!」(テレビ朝日

・「ソレダメ!〜新常識満載!食生活改善SP」(テレビ東京

・「駆け込みドクター」(TBS)

・「ヒデ&ジュニアのニッポン超安全サミット」(フジテレビ

・「FOOT×BRAIN」(テレビ東京

・「つなげリオへ!噂にアタックNO.1」(フジテレビ

・「直撃!コロシアム!!ズバッとTV」(TBS)

・「プロから学ぶ生活術ダメ出し!アドバイザー」(テレビ朝日

 キー局では日本テレビをのぞく全ての局で放送されている。

 岩手放送と同様、R-1乳酸菌の免疫力を強調し、風邪やインフルエンザ予防に効果があるなどと説明されているが、番組内で「明治」の名前はまったく出てこない。

 赤い容器の商品そのものは見せずにボカシがかけられていたりする。ただ、R-1から赤い容器であることまではわかるような隠し方で、飲んだ経験がある視聴者ならあれだと峻別できる程度の隠し方をしている。また、番組内のテロップ表示の色もR-1なら赤色、PA-3なら黄色、LG21なら青色と明治の商品のパッケージと完全に合致させている。商品そのものを見せずとも、いわばサブリミナルな印象づけを狙う巧妙な仕掛けになっている。

 それぞれの番組での「R-1乳酸菌」などの扱い方がどうなっているか。それぞれを個別に検証してみるしかないが、「ステマ疑惑」がこうも広がると当該の放送局だけで対応して済む問題ではなくなってくる。

 むしろ、放送業界が一致して取り組むべき問題だということができる。

 なにしろ「放送法」に違反する疑いがあるのだ。

 放送法違反に対しては放送局を「停波」させる場合もある、というのが現在の政府の見解だということを忘れてはならない。

 各民放局が加盟している日本民間放送連盟(民放連)、さらには番組制作会社も関係しているから番組製作会社の団体であるATP(全日本テレビ番組製作社連盟)、さらに番組放送の自律的なお目付機関であるBPO(放送倫理・番組向上機構)が徹底調査すべきだと考える。

 インターネットの急拡大で広告収入が相対的に減りつつあるテレビ業界で「ステマ」疑惑が浮上した背景は何だろう。

 広告収入が目減りする中で多少ルール違反を犯してでもスポンサーにサービスしなければ、という焦りの気持ちがあったのかもしれない。

 ただ、視聴者の側から見れば、実態として「CM」と変わらないものを「番組」として見せられるのは「ステマ」と非難されても仕方ない。

 繰り返すが、視聴者を裏切る、冒涜行為だ。

 今回、 DeNAが運営する健康情報サイトWELQ(ウェルク)で事実が確認できないいい加減な情報が多いことが発覚し、掲載休止に追い込まれた。各テレビ局もニュースで大きく取り上げていた。

 「健康情報」が一般の人たちの関心が高く、いろいろな企業にとって「おいしい分野」であることはネット業界もテレビ業界も大差はない。ネット業界では今回の出来事で業界内の倫理向上やルール化の徹底が叫ばれているが、事情はテレビ業界でも同様だ。

 ネット業界と違って、テレビは規制する法律が存在し、各局に番組審議会や業界全体でBPOという組織も存在する。その意味ではネット業界よりもはるかに進んでいるとテレビ関係者は考えてきた。

 しかし、岩手放送に端を発した今回の「ステマ疑惑」は、実はテレビ業界のそうした仕組みも形骸化していて実態は放送法違反が少なからずあることを示したといえる。ネット業界の問題を「我々テレビと違ってどうせいい加減な業界だから…」などと高みの見物をしているつもりが実は自分たちの足元も危ういという現実を突きつけられたのだ。

 テレビ局側には徹底した調査の実施と、視聴者が納得いくような説明を求めたい。


■文化の話題

【映画:ケン・ローチ監督の新作「わたしは、ダニエル・ブレイク」】(児玉由紀恵)

(内容紹介)

・「わたしは、ダニエル・ブレイク」(http://danielblake.jp/)の紹介。

http://www.newsweekjapan.jp/ooba/2017/03/post-34.php

■ニューズウイーク日本版「英国の緊縮財政のリアルを描く『わたしは、ダニエル・ブレイク』

 ケン・ローチ監督が引退宣言を撤回して作り上げ、カンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた『わたしは、ダニエル・ブレイク』には、イギリス政府緊縮財政政策に対する痛烈な批判が込められている。

 2010年に誕生したキャメロン政権は、財政赤字削減の公約を実行するために福祉予算などを大幅に削減し、貧困層の生活状況がより悪化することになった。

(中略)

 国が存続していくうえで、財政の健全化は間違いなく重要な課題ではあるが、そのために本当に困っている市民に救いの手を差しのべないばかりか、平気で尊厳まで踏みにじるのであれば、すでに国として崩壊しているというべきだろう。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2017031602000195.html

東京新聞『「わたしは、ダニエル・ブレイク」で復帰 ケン・ローチ監督』

 「僕は映画を作れることが特権だと思っている。たやすく『もういいや』というものではない」。

 英国映画界の巨匠ケン・ローチ監督(80)が最新作「わたしは、ダニエル・ブレイク」の公開(18日)を前に、インターネット電話サービスで、本紙のビデオインタビューに応じた。一貫して社会的弱者に寄りそい、前作「ジミー、野を駆ける伝説」で引退を表明した巨匠。広がる格差や貧困の問題に黙っていられず、再びメガホンを取った。 (鈴木学)

 舞台は英国。心臓を患い働くことを止められた大工のブレイク(デイブ・ジョーンズ)は国の支援手当を受けようとするが、目に見える障害はなく「就労可能」と判断される。シングルマザーのケイティ(ヘイリースクワイアーズ)と知り合い絆を強める一方で、手当を受けるための複雑な制度に翻弄(ほんろう)される。尊厳を傷つける扱いに怒りを爆発させて叫ぶ。

「わたしはダニエル・ブレイクだ」

 監督は言う。

「雇用は安定せず、貧困層はより貧困になる。今のシステムは、人が尊厳を持った生活ができるよう全然サポートしていない。僕は大きな構造の変化が必要だと考えている。唯一の答えは社会主義じゃないかと思うんだ」。

 顔は至って真面目だ。

 システムのゆがみは英国に限ったことではない。監督は劇中の端々に“希望”を見いだす。貧しい人に無料で食べ物を提供する「フードバンク」で見られる心の広さや、ブレイクとケイティの間に生まれる友情、仲間意識だという。

 「ただ、それだけではダメ。心の広さや理解を政治にいかに反映させるかが大事で、そのために、われわれは一つにまとまっていかなければならない。労働者にとっての希望は左翼系がリーダーを取ることだが、選挙で勝てなければ、労働者の分断につながる政策を採る右翼の世界になっていく」

 本作は昨年のカンヌ国際映画祭で最高賞「パルムドール」を獲得。アイルランド独立戦争とその後の内戦を描いた「麦の穂をゆらす風」(二〇〇六年)に続き、自身二度目の受賞となる。

 「今後のことはプロデューサー脚本家と話し合って決めたいと思っている。映画製作はメンタルや体力を求められるから続けられるのかと考えてしまうけど、興味のテーマやストーリーは何百とあるよ」。

 まだまだ意気軒高である。

ケン・ローチについて参考】

■サンキュー、ケン・ローチ:映画界の「巨匠」は確信に満ちた革命的社会主義者だった(国富建治)

http://www.jrcl.net/frame031124b.html

 聞いてみると「日本の産経グループがスポンサーになっている賞を貰うことになった。産経が反動的メディアであるということは聞いており、ナカソネや皇室がバックにいる賞だということも知っている。ついてはその賞金の一部を日本の闘う労働者にカンパしたいのだが、どこがふさわしいのか推薦してほしい」というのだ。

 さあややこしい話になった、困ったな、と思ったが、とっさに「分割・民営化に反対したために解雇された国鉄労働者が闘争団を結成して十六年も闘っている。この国鉄労働者のグループなどはどうだろうか」と答えた。民営化されたイギリス鉄道労働者の悲劇的な現実を描いた彼の作品「ナビゲーター」のことがひらめいたからだ。するとケンは、即座に「うん、それは素晴らしいね」と答える。

(中略)

 即席記者会見の最後に、サンディカリストを自称するO氏がわざとまぜっかえし的に口をはさんだ。

「ところでケン・ローチさん。あなたはやっぱり左翼なんですか」。

 どう答えるかと思ったら「私に左翼かと聞くのは、ローマ法王にあなたはカソリック教徒ですかと聞くようなもんだよ」。この見事な切り返しに一同爆笑。

(中略) 

 ケン・ローチは、鉄建公団訴訟原告団に「世界文化賞」の賞金の中から多額のカンパを行うことを約束した。「ナカソネなどからの賞金を受け取って、そのカネをナカソネが進めた国鉄分割・民営化に反対して闘っている人にカンパするってのはなかなかいいよね」と彼は微笑んだ。


【演劇:報道の自由をめぐる二つの舞台】(鈴木太郎)

(内容紹介)

 二兎社「ザ・空気」とPカンパニー「白い花を隠す」の紹介。

参考

http://p-company.la.coocan.jp/performance19.html

■Pカンパニー「白い花を隠す」

 小さなドキュメンタリー制作会社に、あるテレビ番組の企画が持ち込まれる。それは旧日本軍による従軍慰安婦制度を裁く民衆法廷を追う番組だった。スタッフたちは、民衆法廷が持つ歴史的な意義を伝えようと番組製作に取りかかるが、テレビ局側から異例の指示が相次ぎ、番組の改ざんを迫られる。意見を翻す者。沈黙する者。逃げる者。少しずつ見えない圧力に絡め取られていくなかで、残されたディレクターはなにを見たのか。

 2001年のNHK番組改変事件を元に描いた、組織に翻弄された人びとと、ある家族の物語。

https://mainichi.jp/articles/20170207/dde/018/200/031000c

毎日新聞『「白い花を隠す」 慰安婦報道番組巡る現場、家族の葛藤描く』

 従軍慰安婦報道を巡る番組改変問題を題材に、番組制作者や家族の葛藤を描くPカンパニーの舞台「白い花を隠す」が28日〜3月5日、東京・池袋のシアターグリーンBOX in BOX THEATERで上演される。戯曲を書き下ろした石原燃さんは「関係者の多くが沈黙して誰も責任をとらない構図は、戦争の構図とかぶっている。この問題に関わった人を通して見えてくると思う」と話す。

http://www.asahi.com/articles/ASJDV4K79JDVUCVL01B.html

朝日新聞『TV報道「自己規制」の裏側は 肉薄する演劇2作品』

 テレビ局の報道現場を舞台にした演劇2作品が1〜3月に、東京都内で相次いで上演される。放送本番を目前に内容変更を命じられ、迷走する現場を描いた永井愛作・演出「ザ・空気」が(ボーガス注:永井)主宰の劇団「二兎社(にとしゃ)」の公演で1月20日から、2001年のNHK番組改変問題を題材にした「白い花を隠す」が演劇集団「Pカンパニー」の公演で2月28日から始まる。いずれも真実に肉薄する工夫を凝らした作品だ。

 大手テレビ局が舞台の「ザ・空気」では若村麻由美キャスターを演じる。取材時、歯切れ良く話す若村は既にキャスターの雰囲気をまとっていた。

 ニュースで放映する報道の自由の特集の数時間前、局の上層部から差し替えの指示が出た。ドイツ人ジャーナリストヒトラーナチスをたとえに出して、日本の政権を批判した箇所だ。これを手始めに次々に指示が出て現場の「空気」が変わる中、編集長(田中哲司)らが対応に追われる。若村が演じるキャスターの来宮(きのみや)は言葉を差し替える「自己規制」はおかしいと編集長に主張する。

http://ryuichiro-n.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-580b.html

■劇評「ザ・空気」

 報道番組の制作スタッフが放送局上層部の日和見に振り回される話。背景に電波法に関する総務相の発言があり、経営陣がそれを慮る「雰囲気=空気」が局内に形成されて行く様を、永井愛らしい手つきで面白おかしく描いている。

 発端は、2016年2月の高市早苗*15総務大臣の発言である。

(中略)

 舞台はTV局の建物の九階にある会議室(後略)。

 特集の試写はすでにおわり、あとは夜の放送を待つばかりであった。

(中略)

 この部屋で、特集の中の、ドイツ取材分の当てレコに「直し」が入ったという連絡を番組編集責任者の今森俊一(田中哲司)が、ディレクターの丹下百代(江口のりこ)から受けるところから芝居ははじまる。

 特集の構成はあとで分かるが、この際、はじめに明らかにしておいた方がいいだろう。

 まず、総務相の電波法云々発言が紹介される。続いて、ドイツに飛んで、彼の邦の電波法はどうなっているのか、ドイツ人ジャーナリストに取材したVTRが紹介される。

(中略)

 ドイツ取材のVTRの中で、日本の制度を説明したときのドイツ人ジャーナリストの反応に「クレイジー」という当てレコをつけたのが、どうやらアンカー、大雲要(木場勝己)には気に入らなかった。大げさだといったことが一人歩きし、それがディレクターの耳に入った。「直し」というのは、実に些細なことである。

(中略)

 大雲は、田中角栄*16とおぼしき大臣の番記者だったことを誇りに思っているような、つまりは保守政治家の心情に同調的な大新聞記者であり、これを看板というか背景にして、今の地位を築いている。

(後略)


【音楽:原嘉壽子のオペラが求めたこと】(宮沢昭男)

(内容紹介)

・原嘉壽子オペラよさこい節」の紹介。

参考

https://tomin-fes.com/list/opera03.html

日本オペラ協会公演 オペラよさこい節』全2幕

 オペラよさこい節』は幕末土佐に実在したヒロインがひたむきな愛を貫く悲恋物語で、高知県の発案により平成2年に同県と日本オペラ協会の共同制作で初演されました。音楽は作曲家・原嘉壽子に委嘱。現代作品でありながら親しみやすい魅力にあふれた日本オペラの佳作として高く評価されたこの作品を、平成26年11月に逝去した原氏の追悼公演として、新たなスタッフ、キャストにより25年ぶりに上演します。指揮には近年活躍目覚ましい田中祐子、演出には日本オペラにも定評ある岩田達宗(いわたたつじ)を配し、日本オペラ協会の実力ある歌手陣とともにこの作品の魅力に迫ります。

■あらすじ

 幕末の高知。お馬という美しい娘は竹林寺に出入りしているうちに、寺の和尚・純信と道ならぬ恋に落ちてしまう。寺の小坊主・慶全は以前からお馬に好意を寄せていて、寺の仏像を質屋に出して珊瑚のかんざしを買い与えて、お馬の気を引こうとする。しかしお馬は慶全の誘いを断ったので、嫉妬に狂った慶全はお馬と純信の仲を言いふらし二人は捕らわれ、人々にさらし者にされながら流刑となるのであった。

https://www.jof.or.jp/performance/1703_yosakoi/opus.html

オペラよさこい節』全2幕

■イントロダクション

 作曲家・原嘉壽子(1935〜2014)は生涯で18作のオペラを残した。「よさこい節」はそのなかでは比較的早い6作目で、高知に伝わる有名な悲恋物語がもとになっている。台本(作曲者)に使われた原作は、土佐文雄の小説『純信お馬』。1987年に書かれ、当初は未出版だったが、オペラ初演後の1991年に高知新聞社から刊行されている。

(中略)

■見どころ・聴きどころ

 高知民謡≪よさこい節≫には多数の替え歌があり、最も有名なのが「土佐の高知のはりまや橋で、坊さんかんざし買うを見た、よさこいよさこい」と歌われる曲。幕末、妻帯が禁じられていた真言宗の僧侶と村娘が恋仲になり刑罰を受けた地元の実話が、古くからの民謡の旋律にのせて歌いつがれてきたもので、当時の元歌は歌詞が若干異なっている。

 オペラはその実話にフィクションを交えてドラマティックに描かれており、劇中の音楽で<よさこい節>は正調、元歌、替え歌…とさまざまな形で反復され、作品全体の重要な構成要素となっている。ほかにも多数の高知の民謡や民謡風に作曲されたメロディー、土佐弁の抑揚を生かした旋律、わらべ唄、ご詠歌、念仏踊りなどがふんだんに用いられて、民俗色は豊か。

【原嘉壽子について】

■原嘉壽子(1935年2月10日〜2014年11月30日:ウィキペ参照)

 日本のオペラ作曲家。本名は原和子。

 1978年から1999年の間に18曲のオペラを作曲した。多くは日本オペラ振興会または二期会によって東京で初演されたが、イタリアでも上演された作品がある。全般的には日本の主題を好んで用いるが、2作目のオペラ『告白:シャーロック・ホームズの事件簿』はシャーロック・ホームズを題材とするもので、また1999年には新国立劇場ドストエフスキーの「罪と罰」の大規模オペラを上演した。2014年11月30日、心不全のため死去。79歳没。

【土佐文雄について】

http://ameblo.jp/waraikamenn/entry-10887425012.html

■土佐文雄『人間の骨』

 槇村浩。まきむらこう。まきむらひろしではない。

 非転向を貫きとおしたプロレタリア文学者といえば近年『蟹工船』が再評価されている小林多喜二がいるが、小林のほかにも、権力の前で、自分の信念をまげずに死した無名の詩人がいた。

 長編小説『人間の骨』は、非転向・反戦革命の詩人、槇村浩のわずか26年の生涯を克明に描ききった故・土佐文雄氏の労作だ。

(中略)

 土佐氏の『人間の骨』は、昭和53年に槇村浩顕彰の高まりの中で、木之下晃明監督によって映画化されている。

 ぼくも、むろん観に行った。地味で沈鬱な内容でありながら、大きな劇場のロードショーに華々しくかかる映画とはひとあじもふたあじも違った腸に沁みわたるような映画だった。

(中略)

 佐藤仁哉演じる槇村を、ありし日の南田洋子がかき抱き、号泣する。

 今でも、思い出すだけで、涙が出る。

 たんに、ひとりのプロレタリア詩人の夭折の人生を描いただけでなく、なるほど『人間の骨』というそのタイトルのとおりの、《骨》と気骨、そして優しさを描いて余すこところのない、いい小説だ。

 『同行二人・四国霊場へんろ記』や『下司凍月の生涯・日本最後の町絵師』などの、地元に根差した作品をよくした土佐氏の渾身の一作だ。

 これは、ぼくも高知出身ということでの身内びいきではない。

 なお、現在、槇村の詩は、『間島パルチザンの歌』(新日本文庫、新日本出版社)、『槇村浩詩集』(飛鳥出版社)で読むことができる。


■スポーツ最前線「埼玉で防災ヘリの山岳救助が有料に」(青山俊明)

(内容紹介)

 ネット上の記事紹介で代替。

http://jcp-sai.jp/news/11494

しんぶん赤旗『防災ヘリ有料化可決 共産党など反対「遭難抑止できぬ」 埼玉県議会

 埼玉県議会本会議で27日、県消防防災へリコプターで救助された登山者から手数料を徴収する防災へリ有料化条例案が自民党、公明党などの賛成多数で可決されました。日本共産党、民進党、県民会議は反対しました。

 条例案は、自民党が提出したもの。防災へリ有料化条例は、全国で初めてです。

反対討論で共産党の村岡正嗣県議は、埼玉県の山では「道迷い」によるか遭難が多く、標識や登山道の整備、登山者に対する注意喚起などこそが現実的な遭難防止策だと述べ、へリ救助の有料化で、無謀な登山が減少する」とした条例案の説明について「本県の遭難実態からも登山者心理からもかけ離れている」と批判しました。

 村岡氏は「受益者負担が当然」との主張にも「なぜ山だけ手数料を微収するのか、なぜ埼玉県だけ有料なのか、憲法が掲げる法の下の平等に反する」と指摘。「消防法の目的は傷病者の搬送を適切に行うとしているが、有料化で救助の要請を躊躇(ちゅうちょ)するようなことになれば消防の根幹を揺るがす。有料化で山岳遭難を抑止できるとの発想は短絡的だ」と訴えました。

 防災ヘリの有料化によりさまざまな問題が起こることが懸念されます。

 山岳事故が起きた場合、なるべく早く医療機関に搬送する必要があります。しかし、有料化で救助要請をためらえば、深刻な事態に至る可能性も否定できません。有料か無料かは、山岳地域かどうか、登山者か否かで変わってきます。判別は難しく、そのつけは現場が負うことになります。本来の業務とは関係ない手数料の徴収により、現場に負担と混乱をもたらすことも考えられます。

 地域への影響も無視できません。小鹿野町議会は採択された意見書で「地域の重要な観光資源である登山客の減少などの悪影響をもたらす恐れがあり」幅広い関係者からの意見聴取、近隣都県の動向等調査し、慎重に審議」を求めました。秩父山岳連盟や秩父観光協会も反対しました。

 埼玉の山は、首都圏の登山者が手軽に山を楽しめる場です。提案者の自民党が実施したアンケートでも反対意見が多数でした。にもかかわらず強引に条例案を押し通した責任は重大で、山岳スポーツ振興の足を引っ張る行為です。

 日本共産党の村岡正嗣県議は反対討論で「登山道の整備、気象や山の情報提供、安全教育など山岳スポーツの環境整備によって遭難防止を図ることこそ、行政の責任」と主張しました。条例の問題点を広く知らせるとともに、山岳遭難を減らす実効ある施策を進めることが求められます。

(青山俊明)

http://www.sankei.com/affairs/news/170328/afr1703280015-n1.html

■産経『埼玉県が有料化 防災ヘリ救助条例成立、全国初 地元や山岳連盟反発 専門家は「議論の契機に」』

(前略)

 条例改正案に対しては、秩父山岳連盟と秩父観光協会が3月上旬、提案した自民党県議団などに反対や慎重な検討を求める要望書を提出。小鹿野町議会も16日、「幅広い関係者からの意見聴取、近隣都県の動向等調査し、慎重に審議するよう強く要望する」とする意見書を可決し、「山岳救助の現場に混乱をもたらすばかりでなく、秩父地域の重要な観光資源である登山客の減少などの悪影響をもたらす恐れがある」と指摘した。

 27日の本会議では、反対討論で「公平性に欠け、現場を混乱させることになりかねない」「要救助者が防災ヘリでの救助を拒んだ場合でも手数料を徴収できるとする点に違法性があるのでは」などの意見が出された。上田清司知事は本会議終了後、「細目を詰めるとともに総務省の見解を待つ必要がある」と言及した。

*1:著書『過失犯論の現代的課題』(2004年、成文堂)、『刑事過失論の研究』(2005年、成文堂)など

*2:木村氏については例えば■ライプツィヒの夏『木村真豊中市議を全面に支持したい(例の国有地売却金額非公開決定取消訴訟の公判情報)』http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/480e9fe4775e15957f112af2a5bb85a1参照

*3:著書『ルポ戦争協力拒否』(2005年、岩波新書)、『反空爆の思想』(2006年、NHKブックス)、『密約:日米地位協定と米兵犯罪』(2010年、朝日新聞社)、『「日米合同委員会」の研究』(2016年、創元社)など

*4:著書『あらかじめ裏切られた革命』(2000年、講談社文庫

*5:著書『選挙制度と代表制:フランス選挙制度の研究』(1995年、勁草書房)、『代表における等質性と多様性』(2017年、信山社)など

*6:著書『公共事業をどう変えるか』(2001年、岩波書店)、『市町村合併と地域のゆくえ』(2002年、岩波ブックレット)、『「平成の大合併」後の地域をどう立て直すか』(2007年、岩波ブックレット)、『日本の農山村をどう再生するか』(2013年、岩波現代文庫)など

*7日本共産党衆院議員(九州沖縄比例選出)

*8:著書『生活環境主義でいこう!:琵琶湖に恋した知事』(2008年、岩波ジュニア新書)

*9:共産党足立区議団長

*10:区長が社民党衆院議員だった保坂展人氏だと言う事(保坂氏本人も保坂氏も区長に選出する区民たちもそうした福祉的対応に理解がある)もこうした福祉的対応をするに当たって大きいんでしょうか?

*11:著書『中国人の本音:日本をこう見ている』(2017年、平凡社新書

*12:著書『ルポ ゴミ屋敷に棲む人々:孤立死を呼ぶ「セルフ・ネグレクト」の実態』(2012年、幻冬舎新書)、『セルフ・ネグレクトの人への支援』(編著、2015年、中央法規出版)など

*13:著書『内側から見たテレビ:やらせ・捏造・情報操作の構造』(2015年、朝日新書)など

*14北京五輪男子400mメドレーリレーの銅メダリスト。現在はタレントとして活動。

*15:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)などを経て第三次安倍内閣総務相

*16:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

2017-04-17

今日の産経ニュース(4/17、18分)(追記・訂正あり)

| 23:48 |

中川俊直経済産業政務官が辞任 女性問題で“更迭” 後任は大串正樹衆院議員

http://www.sankei.com/politics/news/170418/plt1704180019-n1.html

 あの「無茶苦茶な安倍政権」が「浮気レベルで首を飛ばすだろうか?」と思うと「女性問題」とは、「セクハラ」「レイプ」「中絶行為を事実上強要」などの「相当酷い話ではないのか?」とどうしても邪推してしまいます。

【追記】

https://www.dailyshincho.jp/article/2017/04191700/?all=1

 元愛人によれば、中川氏は“妄想・嫉妬がとにかく異常なレベル”。なにかにつけて浮気を疑う中川氏に嫌気が差し、一度破局を迎えるも、(中略)中川氏は“死んで償う”と半狂乱で彼女の家を訪問。元愛人が110番通報したことで、政務官渋谷警察署に「ストーカー登録」され、彼女に接触できなくなった。

 なるほど「ただの浮気ならまだしも」かなり常軌を逸しています。これでは重要閣僚でもないし「稲田のような安倍のお気に入り」でもなければ切り捨てられても不思議ではないでしょう。


■【産経抄銅像の首切断の動機は? 4月18日

http://www.sankei.com/column/news/170418/clm1704180003-n1.html

 犯行声明が出たわけでもないので、そんなもんは逮捕しない限り、分からない話であり「逮捕前の現時点では」ある意味どうでもいい話です。根拠レスで

やはり日本と台湾の結びつきを、快く思わない者の仕業のようだ。

なんて言っても何の意味もない。

【追記】

日本李登輝友の会『【八田銅像事件】犯人が自首 元台北市議会議員の急進的統一派』

http://www.ritouki.jp/index.php/info/20170417-01/

 まあとりあえず紹介だけしておきます。


■【関西の議論】“激変”トイレ文化「和式好き」50人中わずか2人、出荷は2%に…洋式全盛のなか「人間本来の姿勢は和式」と専門家指摘

http://www.sankei.com/west/news/170418/wst1704180002-n1.html

 率直に言って高齢者にとっては洋式の方が便利でしょう。踏ん張る姿勢は高齢者にはきつい。そうなれば洋式が増えるのは当然の話でしょう。

 産経のこの記事でも

大阪府河内長野市の男性会社員(59)は「子供の頃、家でも学校でも和式だったが、年とともに足腰が弱くなり、洋式のほうが楽になった」と語った。

と言う指摘があります。


産経『評論家の渡部昇一氏が死去 第1回正論大賞、「知的生活の方法」など著書多数』

http://www.sankei.com/life/news/170418/lif1704180003-n1.html

■【渡部昇一氏死去】「日本について解説できる、かけがえのない存在」櫻井よしこさん

http://www.sankei.com/life/news/170418/lif1704180006-n1.html

■【渡部昇一氏死去】戦後の言論空間に風穴、勇気ある知の巨人

http://www.sankei.com/life/news/170418/lif1704180004-n1.html

 渡部の死去を産経がトップニュースにしていて苦笑しました。

 まあ、産経にとっては「業績を残したトップニュースにすべき偉人」なんでしょうけどね。ただしその場合の業績とはあくまでも「右翼活動家としての業績」で「英語学者としての業績」ではありませんが。

http://www.sankei.com/life/news/170418/lif1704180004-n1.html

 人権教や平等教といった“宗教”に支配されていた戦後日本の言論空間

 すさまじいですね。産経にとって「人権や平等」は何故か悪のようです。

 渡部さんの言論は多くの日本人に共感を与えている

 いや「多くの日本人」には与えてないと思いますけど。そもそも渡部の名を知る人間がどれほどいるか。極右安倍政権の存在は実に問題ですがそれは「渡部支持」とはイコールではないでしょう。

 もっとも有名な“事件”は「神聖喜劇」で知られる作家、大西巨人さんとの論争だろう。週刊誌で、自分の遺伝子が原因で遺伝子疾患を持った子供*1が生まれる可能性のあることを知る者は、子供をつくるのをあきらめるべきではないか、という趣旨のコラムを書いた渡部さんは「ナチスの優生思想」の持ち主という侮辱的な罵声を浴びた。

 罵声も何も「ナチと同レベルの悪しき優生思想」以外何物でもないでしょう。例えば安倍晋三遺伝子疾患を持っていても、そしてそうなる可能性を安倍晋太郎が事前に知っていても、産経は「晋三を安倍晋太郎はつくるべきではなかった」と言えるのか。

 あるいは「愛子さんや悠仁君が遺伝病でそうなる可能性が事前に分かっていたとして」皇室相手に同じ事が言えるのか。

 まあ言えても困りますし言えれば問題ないわけではない。ただ恐らく言えないでしょう。

 アルツハイマー否定的なこと抜かしてた米国ウヨが「レーガンアルツハイマーに成ったら」そう言うコト言えなくなったのと同じで。

 身内(ないし身内のような存在)に対して言えないことを他人に言うのはただの屑野郎です。こういう渡部を擁護しようのない話で擁護しようとする産経にはいつもながら呆れます。

http://www.sankei.com/life/news/170418/lif1704180003-n1.html

 57年の高校日本史教科書の検定で、当時の文部省が「侵略」を「進出」に書き換えさせたとする新聞・テレビ各社の報道誤報だといちはやく指摘

 もちろん誤報じゃありません。いや正確には「華北への侵略を進出と書き換えた」つう当初報道誤報ですが「華北じゃなくて東南アジアでした」なんて話で誤報と居直れるわけもないでしょう。

 しかも誤報の原因は「文部省マスコミ取材してもろくに対応しないため、教科書会社に対する取材のみで記事を書かざるをえなかったから」です。「文部省が対応してれば防げた誤報」では誤報だとは政府文部省も言いづらいわけです。

 ロッキード事件裁判では田中角栄首相を擁護する

 無茶苦茶な屁理屈で田中無罪説を唱え、その過程で立花隆悪口雑言したあげく、激怒した立花にぐうの音も出ないほど批判されて黙り、つうお粗末な代物です。立花の渡部批判は『ロッキード裁判批判を斬る(1)〜(3)』(1994年朝日文庫) で読むことができます。

 東京裁判の影響を色濃く受けた近現代史観の見直し

 やれやれですね。

 今や日暮吉延『東京裁判』(2008年、講談社現代新書)、粟屋憲太郎『東京裁判への道』(2013年、講談社学術文庫) などの本で分かるように歴史研究の対象と成っているのに全くバカバカしい話です。


■【産経・FNN世論調査】民進・結党以来最低の支持率6・6% 無党派層の支持戻らず 共産にも奪われ

http://www.sankei.com/politics/news/170417/plt1704170043-n1.html

 支持率低迷の最大要因は、旧民主党政権を支えた無党派層の支持が戻らず、一部は共産党にも流れていることだ。今回の調査で「安倍晋三内閣を支持しない」と答えた人に支持する政党を問うと、民進党共産党が14・5%で並んだ。

 勿論産経調査が何処まで信用できるのかという問題はありますが、意外ですね。「無党派の支持が奪われてる」かどうかはこれだけでは分からないと思いますが、民進党が最大野党でありながら、無党派の圧倒的な支持が得られてないことは確かでしょう。これをどう理解すべきかについては特にコメントはしません。


■【産経・FNN合同世論調査】敵基地攻撃「容認」75%超

http://www.sankei.com/politics/news/170417/plt1704170037-n1.html

 フジサンケイ世論調査なので誘導尋問の疑い*2はありますが唖然ですね。

 何度も言いますが

1)「相手に攻撃の意思がないのにあると誤認識して日本が攻撃する危険性」はない

2)常に日本が「相手の攻撃能力を完全に壊滅できる」

と言う前提の上でしか、「敵基地攻撃能力=先制攻撃能力」なるもんは認められるもんではないでしょう。

 そして当然ながらそんな前提は成り立たないわけです。

 誤認識の可能性は勿論あるし、「誤認識して攻撃」したらそれは侵略以外何物でもない。また、相手の攻撃能力が完全に壊滅できないなら先制攻撃することにあまり意味はないでしょう。

 まあ、マスコミが「北朝鮮ミサイルの脅威」を大騒ぎばかりしてる*3こともあるのでしょうが昨今の日本人は「多様な情報を集めて冷静に物事を考える」という能力を大幅に喪失してるのではないかという恐怖感を感じますね。まあ俺だってそんなに頭のいい人間ではありませんが、その俺からしても最近の日本人の知性は劣化してるように思います。


■【産経・FNN合同世論調査民進党支持率、発足以来最低の6・6% 安倍晋三内閣支持率は微増59・3%、自民党支持率↑42・5%

http://www.sankei.com/politics/news/170417/plt1704170013-n1.html

 産経の調査なので誘導尋問の疑いはありますが森友疑惑発覚後にこれとは唖然ですね。一時に比べ森友報道が少なくなった気すらしますが、日本人であることに今や悲しみや怒りどころか「恐怖感」すら感じつつある俺です。まあ、めげずに安倍批判していく他はないのでしょうが。


■【川崎踏切事故】救助を試み死亡した男性は横浜銀行勤務 遺族「心の整理がつかない。そっとして」高齢男性、認知機能低下?

http://www.sankei.com/affairs/news/170417/afr1704170003-n2.html

 なくなった銀行員は「見ず知らず」の善意第三者ですからねえ。銀行員の遺族も「高齢男性の遺族」も心の整理はつかないでしょう。

 なお、俺だったら「自分が死ぬ危険性があるこういうケース」では絶対に助けないですね。高齢男性とは言え、いい大人を自分一人で救い出すつうのは相当リスキーですから。


■【トルコ国民投票】僅差で大統領権限を拡大する憲法改正承認 エルドアン*4大統領勝利宣言

http://www.sankei.com/world/news/170417/wor1704170006-n1.html

 その差が約3%という僅差とは言え、そして一部で「不正選挙の疑い」が指摘され先行き不透明ですが、現時点では政治的ばくちにひとまず勝利したエルドアンです。今後のトルコ情勢がどうなるか素人なりに注目したい。


■【世界を読む】終わらない韓国の「謝罪要求」…鳩山由紀夫首相「土下座」もやっぱり効果ゼロ

http://www.sankei.com/west/news/170417/wst1704170001-n1.html

 そりゃ日本国首相の安倍が無反省でその無反省を「一応支持してる(積極支持ではないにせよ批判はしない)」のが日本国民大多数なんだから鳩山氏であろうが誰であろうが何をしようと効果はないでしょう。

 というか鳩山氏としては「やむにやまれる思い」からの行為でしょうに、それを小馬鹿にするような産経には呆れます。

*1大西巨人氏の息子で作家の大西赤人氏が血友病患者であること。

*2:「45・0%の人が「敵基地への反撃は、弾道ミサイルを日本に向けて発射したあとに限るべきだ」と回答した(つまり誤認識による先制攻撃は避けたい)」というのは「敵基地攻撃能力容認」と呼べるか少々疑問でしょう。いずれにせよ産経らが騒ぎ立ててる「敵基地攻撃能力」とは「撃たれる前に撃つ」と言う代物であり、この45.0%(撃たれてからなら撃つ)が「そうした産経流敵基地攻撃能力論を支持してないこと」は確かでありその点には大いに注意する必要があります。産経流の「撃たれる前に撃つ」は3割程度にすぎません(俺個人は3割でも充分多いと思いぞっとしますが)。またその3割にしても「撃つ構えを見せたら」と言う代物なのでその「撃つ構え」が何を意味するか(ブラフの可能性があっても撃つ構えと見るのか、など)によって話は大きく変わってきます。まあ、産経は平気でその辺り無視し「撃たれる前に撃つ」方向に持っていく気でしょうが。

*3:冷静に考えれば北朝鮮ミサイルなどほとんど脅威ではありません。なぜならミサイルを撃ち込んだら在日米軍の反撃で国が滅亡しかねないからです。あくまでも北朝鮮ミサイルは「米軍先制攻撃を防ぐため」の代物と見るべきでしょう。しかし軍事力的な意味では米軍の方が圧倒的に北朝鮮を凌駕してるのに何で日本人は「北朝鮮の脅威」なんてありもしないモンに怯えるんですかね?。まあそんなに北朝鮮の脅威に怯えながら「北朝鮮ミサイルが仮に直撃したら」恐ろしいことになる原発の稼働を認めてることも訳がわかりませんが。結局、最近の日本人からは知的能力が大幅に失われてるのでしょう。

*4イスタンブル市長、首相を経て大統領

Bill_McCrearyBill_McCreary 2017/04/18 07:46 >渡辺の死去を産経がトップニュースにしていて苦笑しました。

 まあ、産経にとっては「業績を残したトップニュースにすべき偉人」なんでしょうけどね。ただしその場合の業績とはあくまでも「右翼活動家としての業績」で「英語学者としての業績」ではありませんが。

ああ、あいつ死んだんですか。ああいう日本の恥が死んで、大変良かったですね。それでこんなクズにも追悼の言葉を述べる櫻井よしこというのも、なにをいまさらながら渡部並みのクズで異常者です。あ、上の引用部分「渡辺」でなく「渡部」ですので。

>すさまじいですね。産経にとって「人権や平等」は何故か悪のようです。

つまりは産経は、渡部なみの精神異常者だということです。

>渡部さんの言論は多くの日本人に共感を与えている

産経界隈という意味でしょうが、それにしたってあんな人間に共感を覚えるというのはやはり怖いですね。

>「ナチスの優生思想」の持ち主という侮辱的な罵声を浴びた。

全く事実ごもっともとしか言いようがないでしょう。まあつまりは人間のクズだということです。

>身内(ないし身内のような存在)に対して言えないことを他人に言うのはただの屑野郎です。こういう渡部を擁護しようのない話で擁護しようとする産経にはいつもながら呆れます。

曽野綾子も三浦朱門の介護を通じて、前のようなことは言わなくなりましたしね。そんな程度のことです。

踏切事故の関係では、高齢男性は自殺願望を口にしていたという報道もありましたね。自殺しようとしたかどうかはわかりませんが、タクシーで乗り付けて踏切に入ったというのは、それなりの意思はあった可能性は高そうです。

>民進党支持率、発足以来最低の6・6% 安倍晋三内閣の支持率は微増59・3%、自民党支持率↑42・5%

これは他の世論調査にも注目したいですね。もしこれが事実なら、やはり北朝鮮問題とかも影響しているんですかね。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2017/04/18 19:59 id:Bill_McCrearyさん
>やはり北朝鮮問題とかも影響しているんですかね。

 まじめな話、北朝鮮が(あるいは逆にトランプが)暴発したら安倍ごとき無能ではどうにもならないと思いますけどね。

リベラルリベラル 2017/04/20 20:03 >すさまじいですね。産経にとって「人権や平等」は何故か悪のようです。
チベット人にも「人権や平等」は悪だと言ってほしいですね。

2017-04-16

今日の産経ニュース(4/16分)(追記・訂正あり)

| 23:48 |

■開拓の父、島義勇*1顕彰

http://www.sankei.com/life/news/170416/lif1704160033-n1.html

 顕彰するのはいいとして何で式典を北海道神宮でやって、佐賀県知事がそこに参加するのかと言う事です。

 私人の参加ならともかく公人の参加は政教分離原則上、問題がありすぎでしょう。

 また、いくら島が佐賀出身だからって「北海道開拓の父」としての顕彰佐賀県は関係ないのに、北海道知事ならともかく佐賀県知事が公務として出席すべきなのかつう問題もあるかと思います。


台湾で「日台の絆の象徴八田與一像の頭部切られる ダム建設指導の技師

http://www.sankei.com/world/news/170416/wor1704160033-n1.html

 現時点では政治的背景があるかどうか、それともただのいたずらなのかは不明ですが、産経にとっては大ショックなのでしょう。

 なお、小生個人は「日本の台湾植民地支配に限らず、一般論として書きますが」、そしてもちろん批判方法としてこういう器物損壊を肯定しませんが「元宗主国が無神経に植民地統治を美化するのって政治的、道義的に問題があるんじゃねえの?」とは思います。

【追記】

日本李登輝友の会『【八田銅像続報】事件の詳細が明らかに 警察は一組の男女を追跡中』

http://www.ritouki.jp/index.php/info/20170417/

 事件は16日早朝に発生。嘉南農田水利会の関係者が午前4時すぎから烏山頭ダムで運動をしていたが、午前5時近くに八田銅像の前を通りかかると一組の男女がノコギリで銅像の頭部を「いじくっている」のを目撃。関係者は奇妙に思いながらもそのまま運動を続けた。

 その約一時間後の午前6時すぎ、烏山頭風景区の夜勤職員から水利会に「八田銅像の頭は取り外し式なんですか?。誰かが持っていきましたけど」と確認の電話が入った。

 驚き慌てた関係者は「固定式に決まってるだろ!」と、その電話から3分も経たずに銅像へ駆けつけたものの、件の男女はすでに一時間近く前に現場を離れたところであった。ノコギリを持つ男女を目撃した関係者が即座に通報していれば、容疑者とみられる男女を取り押さえられた可能性が高く惜しまれるところだ。

 まあさすがに「のこぎりで切り落とす」とは思ってなかったんでしょうが、よく言えば実に「暢気でおおらか」、悪く言えば実に「いい加減」です。

 烏山頭ダムは、八田銅像から50メートルほど離れたゲート入口に監視カメラがあるのみで、風景区内に他の監視カメラは設置されておらず、警察の追跡調査も難航を極めている。

 「事件の詳細明らかに」と言うので犯人が逮捕されたかと思いきや、全然詳細は明らかではないですね。政治的背景があるのか、ただのいたずらなのかもよく分かりません。


韓国の「仁義なき犯罪*2」 米兵を“捨て駒*3”に覚醒剤を密輸 国の護りを裏切るカンナム・スタイル

http://www.sankei.com/west/news/170416/wst1704160008-n1.html

 韓国で「仁義なき犯罪」が明らかになった。米兵をそそのかして利用し、覚醒剤4・1キロ(130億ウォン=約13億円分)を米国から韓国へ密輸入しようとした韓国系犯罪組織が摘発されたのだ。北朝鮮軍事的脅威から韓国を守るため駐留している“守護神”の米軍兵士さえも犯罪に巻き込み利用する信じがたい行為に、米国はどう対応するのか。

 「共犯者の米兵」を「犯罪に巻き込み」て、まるで被害者のように表現する辺りが産経らしい。まるで米軍が被害者扱いですが、当の米軍は「我が米軍から不良米兵が、犯罪の共犯者が出て申し訳ない。綱紀粛正に全力を尽くす」でしょうね。

 まあ「信じがたい行為」て犯罪組織なら何でもやるでしょう。

 「米軍郵便に対するチェックが甘く」and「カネで転びそうな不良米兵がいる」ならこういう事は当然するでしょう。

 「米軍はどうする」てこの件に限れば「軍事郵便の厳重なチェック」と「綱紀粛正」だけですよねえ。

今回、在韓米軍側で摘発された兵士2人については、その素性などは明らかにされておらず、2人も韓国系移民2世だったかどうかは報道されていない。

「たぶん韓国系だから米軍悪くないモン」といいたいらしい産経には唖然とします。


■【書評】『葬られた文部大臣、橋田邦彦*4 戦前・戦中の隠されてきた真実』 「歴史から消された真相」を暴く

http://www.sankei.com/life/news/170416/lif1704160012-n1.html

 「葬られた」だの「隠された」だの「消された」だの大げさな言葉を記事タイトルで使う割には、誰(GHQ?)が橋田の何(学者としての業績なのか文相としての業績なのかなど)をどう「葬った」「隠した」「消した」のか、何故「忘れられた思想家・安藤昌益(ハーバート・ノーマンの著書名)」のように「忘れられた」ではないのか、「近衛、東条内閣文相」ということは産経としては右翼的な観点から「愛国者」として橋田を顕彰し「橋田をA級戦犯指名して自殺に追いやったGHQを許さない」、「反日左翼の自虐史観東京裁判史観GHQ史観のために橋田が消され葬られた!」とでも叫びたいのか、逆に「近衛、東条内閣文相でも橋田は極右イデオローグではない。時代に翻弄された不幸な人間だった」などとして擁護したいのかなどが、さっぱり分からない辺り、全く糞の役にも立たない書評です。

*1北海道開拓使判官、秋田県初代権令(知事)など歴任。後に佐賀の乱を起こし処刑される。

*2:そもそも「仁義のある犯罪(必殺仕事人的な正義感に基づく犯罪?)」なんてもんはほとんどないでしょう。

*3:記事を読む限り「米兵に対する信頼から米軍軍事郵便へのチェックは甘いこと」を利用した犯罪なので米兵捨て駒ではありません。

*4東京帝国大学教授、医学博士。近衛、東条内閣で文相。戦後、GHQA級戦犯指名されたことを苦にして服毒自殺。なお、必ずしも文相として起訴されたわけではないが、A級戦犯として起訴された文相経験者としては近衛内閣木戸幸一文相(近衛内閣厚生相、平沼内閣内務相、内大臣歴任)、近衛、平沼内閣文相の荒木貞夫(犬養内閣陸軍大臣)がいる。また、橋田のようにA級戦犯指名を苦にして自殺した人間としては、近衛文麿元首相、小泉親彦元陸軍軍医中将、元厚生相(近衛、東条内閣)、本庄繁元関東軍司令官が、自殺未遂に終わった人間としては東条英機元首相(近衛内閣陸軍大臣)がいる(ウィキペディアを参照)。

2017-04-15

新刊紹介:「経済」5月号

| 00:24 |

経済」5月号について、「ほとんどうまく紹介できないので」大西広氏のコラムだけ簡単に紹介します。

 http://www.shinnihon-net.co.jp/magazine/keizai/

大特集「「資本論」第1巻150年:資本主義を解く変革の理論」

■「資本論」第1巻刊行150年に寄せて:私と「資本論」」(大西広*1

(内容紹介)

 大西氏は「学生相手にマルクス経済学マルクス主義経済学)を講義する場合」に「色々難しいところがある」とした上で、その一例として「搾取概念」をあげている。

 「搾取」と言う言葉の響きだと「サービス残業シベリア抑留、朝鮮人強制連行での強制労働」のように「低賃金長時間労働でこき使う」イメージがあるし、そうした問題を「経済学マルクス経済学に限らない)」が議論の対象としていないわけではない。もちろんそうした問題を経済学的に、あるいは「社会問題、政治問題として」論じることがどうでもいいわけでもない。

 ただし「マルクス経済学で言う搾取の概念」とはそう言うコトを意味しているわけではない。

 「搾取」について混同したままマルクス経済学を学習していると訳がわからなくなる危険性がある。

 搾取についてはいわゆる「置塩・森嶋の定理(マルクスの基本定理)」というものがあるが、「これを適切に理解させること*2」だけでも「大西氏の理解」では至難の業であるし、これがわかれば「マルクス理解がかなり進んでいると見ていい」と大西氏は指摘している。

 なお、小生は大して頭も良くないし不勉強なので「置塩・森嶋の定理(マルクスの基本定理)」についてはさっぱりわかりません。

参考

http://matsuo-tadasu.ptu.jp/yougo_fmt.html

松尾匡*3ホームページ用語解説:マルクスの基本定理』

 置塩信雄*4は1954年に自分が最初に証明したと言っている。これは、1955年に『神戸大学経済学研究』に論文「価値と価格」として発表された(置塩の著作マルクス経済学』(筑摩書房*5)に所収)。英文では、Weltwirtschaftliches Archiv に1963年に発表された"A Mathematical Note on Marxian Theorems"が最初である。

 「マルクスの基本定理」とは、これに対して森嶋通夫*6がつけて世界に広めた呼び名である。

 森嶋は、森嶋・カテフォレス『価値、搾取、成長』*7の中で、この定理の証明は1960年代初めの自分と置塩の同時発見と言っているが、日本語での発表を含めれば置塩が森嶋に先駆けていることは明らかである(森嶋の『マルクス経済学*8では置塩が最初と書いてある)。もっとも、戦後間もないころ、この二人は京阪神の同世代経済学徒とともにひんぱんに研究会を行い、深夜まで痛飲しながら議論をかわしていたわけだから、おそらく置塩の発見であることに間違いはないだろうが、森嶋もまたその創出に大きくかかわっていたのであろう。

マルクスの基本定理の意義】

 マルクスは、というよりすでにリカードも、価格が投下労働価値に比例する前提のもとで、正の利潤の源泉が労働の搾取にあることを示していた。マルクスはさらに、価格が投下労働価値ではなく、均等利潤率が成り立つ「生産価格」になったとしても、利潤の源泉が搾取された労働だと言えることを証明できたと考えた。これがいわゆる「転化問題」における「総計一致二命題の両立」である。しかし後年、転化問題を最後まで解いてみると、残念ながら「総計一致二命題」は両立しないことが明らかになった。

 現実の価格は投下労働価値に比例していないのが常であるから、これによって、以降、利潤の源泉が労働の搾取だと言うことは、客観的立証不可能な信念の表明にすぎないことになってしまった。

 ところが、置塩が証明した「マルクスの基本定理」は、投下労働価値に比例した価格はおろか、均等利潤率をもたらす生産価格である必要すらなく、ともかく正の利潤を発生させるような価格ならどんな価格であったとしても、そのもとで労働が搾取されていることを示したのである。このことは、マルクス主義イデオロギーを抱こうが抱くまいが、厳密な客観命題として、この定理の示す結論を万人が承認することを迫るものである。

(後略)

http://matsuo-tadasu.ptu.jp/yougo_oxo.html

松尾匡ホームページ用語解説:置塩信雄 (1927-2003)』

 置塩の学問的業績は多岐にわたるが、特に最重要と思われるものだけをあえて選んでまとめると次の通りになる。

1. 投下労働価値概念の数理的定式化と「マルクスの基本定理」

 いずれも1955年に公表された。投下労働価値概念の数理的定式化は、ドミトリエフやメイも行っているが、置塩は彼らとは独立に得ている。「マルクスの基本定理」は、この価値概念を用いて、正の利潤の存在と正の労働の搾取との同値性を世界で最初に証明したものである。

2. マルクスの傾向法則命題の検討

 『資本論』で述べられた「利潤率の傾向的低下」や「相対的過剰人口の累積」の傾向法則への批判に対して、有機的構成が高度化する限り、利潤率の上限や雇用の上限が低下することを証明して、マルクスの推論が成り立つことを厳密に示した。ただし、この議論の前提である「有機的構成の高度化の進行」については、現実には長期歴史的に一定であるとして、これらの傾向法則を否定した。

3. 生産価格と均等利潤率について

 投下労働価値から生産価格へのいわゆる「転化問題」については、『資本論』で示唆された手順を繰り返すことで生産価格に収束することを示し、この場合にもいわゆる総計一致二命題は両立しないことを確認した。また、実質賃金率が均等利潤率や生産価格に及ぼす影響や、この問題と技術変化の関連について厳密な分析を行った。特に、現行価格のもとで費用を削減する技術革新の結果、新たに成立する均等利潤率は以前よりも低下することはないという命題は、利潤率低下法則を否定する「置塩定理」として世界に知られている。

4. 企業の生産決定態度と実質賃金率の決定

 置塩は、ケインズ理論批判的に摂取し、その背景の利潤追求という資本家の供給決定態度(雇用決定態度)を明示する。それに基づき、実質賃金率は労働市場で決まるのではなく、需要が先決する財市場によって決まることを示した。特に、支配階級の剰余生産物への需要、中でも設備投資需要が、財市場を通じて雇用実質賃金率を決定する主因となる。置塩はここに資本制経済の階級矛盾を見いだし、いわゆる限界原理や、価格変動を通じた財市場均衡を、それを示すための不可欠の論理として積極的に用いた。

5. ハロッド=置塩型投資関数と不安定性論

 置塩によれば、財市場で生産や雇用を決める主因が設備投資需要であるが、この投資資本家分散私的意思決定にゆだねられているところに、資本制経済の不安定性の原因がある。この問題意識から、置塩はハロッドの不安定性論の論理を厳密化して、必ずマクロ的に不安定をもたらす投資関数「ハロッド=置塩型投資関数」を定式化した。そして、これに基づく経済動学の分析を、様々なバリエーションで行った。また、これにとどまらず、様々な要因を考慮に入れて投資決定理論を追求し続けた。

 なお、この過程で、資本設備一定の短期における稼動関数と、資本設備可変の長期における技術選択関数との生産関数の区分が明確化され、両者の接点として正常稼動概念が定式化された。これは、今日米国の気鋭の研究者が取り組んでいる、生産関数が長期にはコブ・ダグラス型なのに短期にはそうでないのはなぜかという問題の先駆だった。この定式化は、足立英之*9、下村・越智、河野良太*10、吉田博之*11、拙稿などによって取り上げられ、置塩後期門下生の標準解釈になっている。

6. 利子決定諸学説の統一的説明

 置塩は1986年、利子率は債券市場の需給に応じて運動するものとした。ケインズ的不完全雇用のもとでは、財市場、債券市場、貨幣市場の超過需要の和が恒等的にゼロになるので、財市場と貨幣市場の同時均衡(IS−LM均衡)が成り立てば、その裏で債券市場が均衡して利子率が決まる。流動性選好説をとらない新古典派の場合は、積極的貨幣需要がないので貨幣市場を除く、財市場、債券市場、労働市場の超過需要の和が恒等的にゼロになるので、完全雇用(労働市場均衡)のもとで財市場が均衡(貯蓄=投資)すれば、その裏で債券市場が均衡して利子率が決まる。

7. 為替レート決定諸学説の統一的説明

 置塩は1986年、為替レートは国際収支に応じて運動するものとした。そしてそれに基づき翌年、為替レート決定の諸学説を統一的に説明した。不完全雇用のもとで貿易を考慮に入れると、財市場、債券市場、貨幣市場の和は恒等的に国際収支に等しくなる。もし小国で国内に独自の債券市場がなければ、財市場と貨幣市場が均衡すれば、その裏で国際収支が均衡して為替レートが決まる。これがマンデル・フレミングモデルである。また、もし財市場調整がまだ動かない短期で見ているのなら、債券市場と貨幣市場が均衡すれば、その裏で国際収支が均衡して為替レートが決まる。これがアセット・アプローチである。さらに債券市場調整がまだ動かない超短期で見れば、貨幣市場が均衡すればその裏で国際収支が均衡して為替レートが決まる。これがマネタリー・アプローチである。

8. 決定の所在としての所有概念

 置塩が多年にわたる研究で認識した重要な論点のひとつは、資本制経済のワーキングの階級的本質は、生産や設備投資に関する基本的決定を資本家排他的に握ることにあるということだった。ここから、生産手段の私有の本質は、その法制度的な規定にあるのではなく、生産手段運用の決定の所在にあるとする認識が導かれた。よってこれによれば、株をほとんど持たない日本の大企業経営者も、生産手段を私有する資本家階級であることになる。逆に、生産手段の共有に基づく社会主義社会は、法制度的に国有化して実現できるものではなく、生産に関する勤労大衆の共同決定がなければならない。置塩はこのように考えて、ワーキング可能な社会主義像を追求しはじめる。やがて間もなくソ連東欧体制の崩壊を迎えることになるが、すでにこの認識に到達していた置塩にとっては何ら動揺する事件ではなかった。

*1立命館大学助教授京都大学教授を経て慶應義塾大学教授。著書『中国はいま何を考えているか』(2005年、大月書店)、『チベット問題とは何か:“現場”からの中国少数民族問題』(2008年、かもがわ出版)、『現場からの中国論』(2009年、大月書店)、『中国少数民族問題と経済格差』(編著、2012年、京都大学学術出版会)、『マルクス経済学(第2版)』(2015年慶應義塾大学出版会)、『中成長を模索する中国:「新常態」への政治と経済の揺らぎ』(編著、2016年慶應義塾大学出版会)など

*2:あくまでも「定理がどういう主張をしているか」と言う理解であって「それを正当な物と認めるかどうか」はまた別の話です。

*3久留米大学教授を経て立命館大学教授。著書『セイ法則体系:マルクス理論の性格とその現代経済学体系への位置付け』(1996年、九州大学出版会)、『近代の復権マルクスの近代観から見た現代資本主義とアソシエーション』(2001年、晃洋書房)、『マルクスの使いみち』(共著、2006年、太田出版)、『「はだかの王様」の経済学:現代人のためのマルクス再入門』(2008年、東洋経済新報社)、『マルクス経済学 (図解雑学シリーズ)』(2010年、ナツメ社)、『未来社会を展望する:甦るマルクス』(共著、2010年、大月書店)、『これからのマルクス経済学入門』(共著、2016年、筑摩選書)など

*4神戸大学名誉教授。著書『再生産の理論』(1957年創文社)、『蓄積論』(1967年、筑摩書房)、『近代経済学批判』(1976年、有斐閣)、『マルクス経済学』(1977年筑摩書房)、『現代経済学』(1977年筑摩書房)、『資本制経済の基礎理論』(1978年、創文社)、『現代経済学の展開』(1978年、東洋経済新報社)、『現代資本主義分析の課題』(1980年岩波書店)、『現代資本主義経済学』(1986年、岩波書店)、『マルクス経済学II』(1987年筑摩書房)、『現代経済学II』(1988年、筑摩書房)、『経済学はいま何を考えているか』(1993年大月書店)、『経済学と現代の諸問題』(2004年、大月書店

*51977年刊行

*6:ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)名誉教授、大阪大学名誉教授。著書『サッチャー時代のイギリス:その政治、経済、教育』(1988年、岩波新書)、『政治家の条件:イギリス、EC、日本』(1991年岩波新書)、『思想としての近代経済学』(1994年岩波新書)、『日本にできることは何か:東アジア共同体提案する』(2001年、岩波書店)、『無資源国の経済学:新しい経済学入門』(2008年、岩波全書セレクション)、『なぜ日本は没落するか』(2010年、岩波現代文庫)など

*71980年創文社

*8:1974年、東洋経済新報社

*9:著書『不完全競争とマクロ動学理論』(2000年、有斐閣

*10:著書『ケインズ経済学研究』(1994年ミネルヴァ書房

*11:著書『景気循環の理論:非線型動学アプローチ』(2003年、名古屋大学出版会

2017-04-14

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(4/14分:荒木和博の巻)&北朝鮮最新ニュースその他色々(追記・訂正あり)

| 19:07 |

 荒木への批判以外にも色々書いています。

■産経『「日本は敵」「核実験で打撃」朝鮮総連が学習資料作成 日米への敵対視強化』

http://www.sankei.com/politics/news/170515/plt1705150021-n1.html

 まあ、産経の記事なんで「あ、そう?(昭和天皇風に)」ですね。産経を鵜呑みにするのが許されるのは小学生まででしょう。まあ、「安倍政権は敵だ」ならともかく「日本が敵」とかないと思いますけどねえ。

 まあ、産経にとっては「安倍政権=日本」なんでしょうけど。

 「核実験で打撃」つうのも仮に事実だとしても「米韓日が不当な攻撃を仕掛けてきたら核で自衛する」程度の話でしょう。騒ぐほどの話じゃない。


日経新聞『ICBM開発前進か 北朝鮮「ロフテッド軌道」、迎撃難しく』

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS14H0X_U7A510C1PE8000/

 「今発射してもデメリットだけジャン」と思ってたオレですがこの記事で考えがかわりました。

 あくまでも『「ロフテッド軌道」なるものをアピールすること』が北朝鮮にとって「メリットだ」という前提の上でのことですが、「ロフテッド軌道をアピールしたいなら今しかない」気がしています。

【そう考える理由】

1)先ず第一に文政権がスタートしてからだいぶたってからやるよりは「今やる方が」、文政権にとっても北朝鮮にとってもダメージは少ないんじゃないか。

2)というと「文政権誕生前にやればいいんじゃ?」という意見があるかも知れません。

 しかしその場合いつやるのか。

 「朴クネの崔順実疑惑発覚後」や「大統領選挙中」では北朝鮮にとって「朴クネ一味」を利する危険性があります。

 ならば「崔順実疑惑発覚前」か?。もちろん崔疑惑発覚前に「ロフテッド軌道アピールが技術的にできたか」という問題もありますが、そもそも「崔疑惑の発覚がいつになるか」など誰にも分からないわけです。「崔疑惑発覚前」に「ロフテッド軌道アピール」の時期をいつにするか悩んでいる間に「崔疑惑発覚→弾劾運動激化→朴クネ失職→大統領選スタート」の中で北朝鮮はアピール時期を逸し、結果として「文氏当選直後」に実施することになったのではないか。

 もちろんこの小生の見方の前提には『「ロフテッド軌道」なるものをアピールすること』が北朝鮮にとって「メリットだ」という前提』があるので、「アピールする必要は当面ない」と考えれば今アピールすることは結局愚策になりますが。


ミサイル

http://araki.way-nifty.com/araki/2017/05/news246129514-4.html

ミサイル発射で国際的にはマイナスしかありえない、となれば理由は国内的なことなのでしょう。

 「国内のタカ派をなだめるため(中韓は反発しても制裁強化などに打って出ることはないと判断)」とでも荒木は言いたいんですかね?。どっちにしろやっていいとは言いませんが、この程度の事は大騒ぎするほどの脅威でもない。

昭和25年(1950)の朝鮮戦争も、もう少し待っていたら韓国の方が崩れていった可能性があるのに、戦争を始めてしまったために結果的には韓国を生き返らせることとなりました。

 イヤー、そんな可能性はないでしょう。

 李承晩ハワイ亡命後の政治混乱も、朴チョンヒ暗殺後の政治混乱も「米国の支援もあって」とにもかくにも乗り切ったわけですからね。

 専門家ではないので何とも言えませんが、官房長官が強調した「30分間飛翔」というのは事態が切迫していることを意味するように思います。

 「専門家ではないので何とも言えませんが」荒木の主張が理解できないですね。「30分間飛翔」したら何で「事態が切迫していること」になるのか。

 安倍総理ミサイル発射について「断じて容認できない。強く抗議する」と述べました。断じて容認できないなら、もう抗議はやめて具体的措置をとるべきです。

 具体的措置って何?、ですね。

直接の被害が出る前に。 

 「北朝鮮の発射した実験ミサイルが不幸にも人的、物的被害を出した」というケース*1ならともかく「日本めがけて故意にミサイル攻撃」つうのは在日米軍や自衛隊の反撃という「北朝鮮にとっての恐怖」を考えたらまずあり得ない話です。


■日テレ『拉致など調査の元国連関係者“北朝鮮”語る』

http://www.news24.jp/articles/2017/05/13/07361403.html

マルズキ・ダルスマンさん

「現在のアプローチ、すなわち北朝鮮への圧力を見直す必要があります。結果として北朝鮮の孤立化につながっているからです。圧力は北朝鮮を孤立させるためではなく、国際社会に引っ張り出すために使うべきものです」

マイケル・カービーさん

「制裁の強化*2で北朝鮮が真剣な対話に参加するように促さなければなりません」

 「対話のための圧力」という奴です。建前では巣くう会、家族会の立場も支持する立場ですがどう見ても巣くう会、家族会は「報復のための圧力」でしょう。対話する気があるようには見えません。

 まあ、カービー、ダルスマン氏もどれほど「対話に本気か」疑問ですが。

 また、これはクリントンブッシュ、オバマ、トランプと言った歴代米国政権も同じで「何のために制裁してるの?」「対話する気があるのかよ?」ですが。


ロイター『追加制裁迫るなか「メイド・イン・北朝鮮」が台頭』

http://blogos.com/article/222863/

 「メイドイン北朝鮮が事実だとしても、それつくってる場所が北朝鮮なだけで、つくってる企業は中国企業、欧米企業とかと違うの?」「北朝鮮企業がつくってる場合も全て北朝鮮製じゃなくて、この間の中国ジェット機(エンジンは米国製)みたいに一部の部品は外国製と違うの?」「日本だってメイドインジャパンだって原材料(鉄鉱石、石油とか)は海外から持ってきてるからいくらメイドイン北朝鮮でも制裁はダメージゼロじゃないだろう」などと思いますが、面白い記事だと思います。


■NHK『一帯一路の国際会議に北朝鮮出席 米が中国に不満か』

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170513/k10010980401000.html

 まあ中国も「招いて何が悪い」「北朝鮮のことは原則俺に任せるんじゃなかったのかよ?」で無視するんじゃないですかね。

 俺個人は「一帯一路」「開城工業団地」で北朝鮮を国際的な経済枠組みに組み入れた方がいいと思います。そうなると北朝鮮と世界は「ある種の運命共同体」になる。

 もちろん北朝鮮がバカやると世界も痛いですが、北朝鮮の方も「一帯一路、開城工業団地等の利益が全てパーになる恐れがある」わけでそうそう馬鹿な事はできないんじゃないか。つうかいわゆる軍事的挑発は「俺を無視するな」という話でしょうから「無視しないでお土産をそれなりにやれば」軍事的挑発する理由もないわけです。


朝日新聞『北朝鮮高官「条件熟せば対話も」 米国の専門家らと接触』

http://www.asahi.com/articles/ASK5F4DZQK5FUHBI00G.html

 問題はその場合の対話条件の訳です。例えば「核廃棄を対話条件にせず、対話に応じろ」「サード配備はいったん中止しろ」だとしてそれをトランプ政権が飲まなければ対話には成りません。ただ米朝両国とも「対話の可能性を否定しない」点が重要かと思います。


櫻井よしこ『若い世代へ贈る、「海道東征」と「海ゆかば」』

http://yoshiko-sakurai.jp/2017/05/11/6818

 「そんな右翼的なモンしか贈るモンがないのか」と呆れます。まあ若い世代もそんなモン贈られても「よしこ並みの右翼を除いて」呆れるだけでしょうが。


■問題人

http://araki.way-nifty.com/araki/2017/05/news246029512-9.html

 荒木が文大統領に悪口してるだけの駄文です。以前も荒木は金大中氏や盧武鉉氏に無礼な悪口してましたが、こういうの見ると「荒木には拉致を解決する気はないんだな」ということが改めて分かります。隣国の大統領に悪口しても何がどうなるモンでもない。

 しかも悪口してる理由はやれ「太陽政策が気にくわない」「慰安婦や竹島での態度が気にくわない」という拉致と関係ない話です。

文在寅を推してきた親北・左翼勢力で、彼らはいよいよ自分たちの時代が来たと思っているはずです。

 こういうのを「語るに落ちる」というんでしょうね。「安倍が総理になって我が世の春が来た」と常々思ってるからこういう言葉が口に出る。まあ荒木が「左派扱いする文支持層」はもちろん嬉しいでしょうが荒木ほど単純バカでもないでしょう。

 文氏の得票率は41%で過半数越えてないし、「共に民主党」は議会の過半数おさえてるわけでもないからです。未だ、朴クネ派「自由韓国党」(前政権派)の力も侮れないもんがあるでしょう。もちろん「国民の党」「正義党」との関係もある。

これから保守派への弾圧が、様々なところで始まるでしょう。

 むしろ朴クネ時代の統合進歩党強制解散の方が「左派弾圧」であるし、荒木ら巣くう会一味も関わってる「植村隆元記者への悪質な嫌がらせ」のほうが「左派弾圧」でしょう。

 一方、文大統領にせよ、「文氏が影響を受けた」過去の金大中氏、盧武鉉氏にせよそんな弾圧を疑わせる行為はなかったでしょう。結局コレも「語るに落ちる」でしょう。

 日頃「俺達が権力を握ったら左派なんか潰してやる」だの「朴クネや安倍は左派に敵対的だがいいことだ」と思ってるからこういう事を言う。

政権に批判的なメディアや個人には訴訟を乱発して口を塞ぎ

 それむしろ安倍や朴クネじゃねえのかと思いますけどね。あるいは田原総一朗氏を訴えるよう有本夫妻にけしかけた荒木ら巣くう会とか。著書『沖縄ノート』(岩波新書)を理由に大江健三郎氏を訴えた、あるいは百人斬り報道を理由に本多勝一氏を訴えたウヨ連中とか(ウヨ連中は大江氏、本多氏に敗訴しましたが)。

 いずれにせよ「訴訟を起こすこと」は一概に悪い事とも言えません。たとえば総理時代の菅氏が「安倍の菅誹謗デマ」を訴えても俺は別に批判する気はありません。「菅氏不当敗訴」を見るにそうした方がむしろ良かったんじゃないかと思います。まあ、そういうことを菅氏は総理在任中しなかったし、それ(権力悪用しないし、悪用したと疑われることも避ける)が彼の美点ではあるのですが。

このような流れの中で、韓国が国際的には当事者からはずされていくことは明らかです。

 意味がわからないですね。「俺は太陽政策支持」ですが、太陽政策の是非はひとまずおきます。

 「タカ派政策をとると当事者扱いされて、太陽政策をとると当事者扱いされない」てのは何が根拠なのか。金大中、盧武鉉時代がそうだったと荒木が言うならその根拠は何なのか。

 まあ佐藤栄作元首相のことを考えれば「ノーベル平和賞をもらえば当然に偉いわけではない」ですが金大中氏に「韓国大統領としての初の訪朝(南北緊張緩和)」を理由にノーベル平和賞を与えた人々は荒木と180度違う考えの訳です。その点、荒木はどう理解するのか。

 つうか基本的にどんな対北朝鮮政策をとろうと韓国は当事者扱いされるでしょうね。

 韓国を当事者扱いしないで問題を解決するなんて現実的じゃないからです。

日清戦争日露戦争朝鮮半島をめぐる争いだったのにかの地の人はほとんど脇役でした。

 そりゃ単に当時の韓国の国力が弱く、かつ当時の列強が「弱い国の運命は俺達が勝手に決めていい、植民地にしていい」と思ってたからにすぎません。

 今の「小国の意見もきちんと聞くべき」が建前となった、そして、「経済大国となった韓国」に当てはまる話じゃないし、過去において「脇役扱いされた小国」は何も韓国だけじゃありません。

 たとえばキューバ危機では「主役は米ソで、キューバは終始脇役扱いだった」かもしれませんし、「内モンゴルの中国帰属」について「外モンゴルは終始脇役だった」かもしれません*3。そう言う例は他にもあるでしょう。

 しかし、それは単に、「その国の国力や立場の問題」にすぎないわけです。

北朝鮮が始めた朝鮮戦争ですら、米国が参戦し、中国が参戦することで南北朝鮮は脇役になりました。

 「日清戦争日露戦争時代」とは違い、脇役とまでは言えないでしょうね。もちろん大国・米中露(冷戦時代はソ連)の意向を韓国や北朝鮮は無視できないでしょうがこんなんは「だから脇役だ」と言う話じゃないし、「大統領の政治方針」でどうにかなる話でもない。ネパールブータンのような小国が隣国である大国インドの意向を無視できないのと話は変わらないでしょう。

 そして日本だって外交を行うにおいては「米中露の意向無視」なんてできる話ではありません。

日清・日露はいうまでもなく日本は主役の一人でした。

 そりゃ日本が「清やロシアとやった戦争」だから当たり前でしょう。「それがどうかしたのか?」て話です。

時代は脇役であることを許さないと思います。脇役であれば拉致被害者も見捨てることになります。

 まあそもそも日本は今現在、脇役ではないですがそれはさておき。

 荒木の言う「主役」とは何なのかと言うことです。もし「俺が主役だ、米中露南北朝鮮は俺の言うことに従え」だったらそんな事は現実的に可能じゃない。何処の国も「日本とは立場も国益も違うのだから」日本の主張を「ハイ、喜んで」といって従ったりしない。

 たとえば荒木らが「テロ国家指定を維持しろ」といってもブッシュ政権はそれを無視して「あめ玉を与えた方がいい」という理解*4から北朝鮮の指定を外しました。

 あくまでも「米中露南北朝鮮」とどう交渉してうまく自分の国益を維持していくかという難しい話の訳です。


シンクタンク戦略大学

http://www.japandebate.com/

 荒木がリンクを張ってるバカウヨのサイトです。

「なぐる、ける、ぶっ飛ばす」

これが反韓三原則

 日本ウヨが「慰安婦問題」「竹島問題」などで最近韓国に対し異常な憎悪、敵意を向けてることは知ってますが、これは常軌を逸してますね。


朝鮮日報【社説】韓国の国定歴史教科書、何が間違っているのか

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/13/2017051300455.html

 仮に「内容が正しくても*5」国定歴史教科書など「国家の思想統制」と言う意味で考えが根本的に間違ってる、という認識は残念ながら朝鮮日報にはないようです。

 しかも国定化を支持する理由が「今の検定教科書は左に偏っている」「教員労組が左に偏っている」「高度成長時代(要するに朴チョンヒ独裁時代ですが)を否定的に描いていてよろしくない」。

 自分が言ってることが産経新聞の「自虐史観批判」「日教組批判」と全く同じであることに朝鮮日報は何一つ疑問を感じないんでしょうか?。

 「お前ら日本で歴史教科書が国定化されても文句言うなよ」と朝鮮日報には皮肉を言いたくなります。いや安倍だとマジでやりかねないから困るのですが。


■朝鮮新報『“絶えず対話と交流を” /日朝議連(ボーガス注:東京)代表・芦沢区議らが訪朝』

http://chosonsinbo.com/jp/2017/05/yr0512-4/

 4日から8日にかけて訪朝した、日朝友好促進東京議員連絡会代表の芦沢一明・民進党渋谷区議(52)、(ボーガス注:残留邦人の遺族でつくる)平壌・龍山会の佐藤和也会長(85)をはじめとする東アジアフォーラム研究会のメンバーらは、平壌の各所を見て回ったほか、日本人の遺骨が埋葬されている龍山墓地を訪れた。

(中略)

 今回の墓参の目的について佐藤会長は、遺族の高齢化が進み訪朝が困難になっている中、「訪朝の報告をもって、遺族に墓参への積極的な参加を呼びかけるため」と話す。

 平壌郊外にある龍山墓地には、第二次世界大戦の末期と終戦直後の混乱の中で、満州や朝鮮北東部から平壌方面に避難してきて亡くなった日本人の遺骨が眠っている。その数は約2400柱とされる。

 龍山会では2012年10月と15年8月、二度にわたって墓参に取り組んだが、佐藤会長によれば、高齢化によって遺族の訪朝がままならない状態だという。佐藤会長は、「(中略)遺族の墓参訪朝は本来、日本政府が責任を果たすべきことなのに、無視を決め込む政府の姿勢に怒りを覚える。(中略)引き続き政府に訴えていきたい」と話した。

 芦沢議員は、「日朝間には遺骨問題を含め国家間の対立によって置き去りにされた問題が山積している。国同士がこう着状態にあっても、対話と交流を絶やさないことが大切だ。朝鮮の人々とともに時間を過ごし、ふれあい、言葉を交わすことで、両国の関係改善につながればいいという思いで訪朝した。本来であれば国会議員が担うべきだが、そうなっていない現状で自分ができることをやるしかないと思っている。それは関わりはじめた人間の責務だと思っている」と話した。

 芦沢氏や佐藤氏には全く同感ですね。

 家族会、巣くう会の言いなりになって「残留邦人遺骨問題」「日本人妻問題」を放置する政府の罪は重いし、政府にそうさせてる家族会、巣くう会の罪も思い。俺は今、自分勝手で「残留邦人の遺族」「日本人妻」「蓮池透氏」「田中均氏」など他人に迷惑をかけて恥じない家族会には何一つ同情していません。


テレビ朝日『核実験を中国に予告していた北朝鮮 警告され中止か』

http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000100635.html

1)北朝鮮「核実験したい」

2)中国「絶対にするなよ!」

3)北朝鮮は特に中国に応答はしなかったが、今のところ実験してない

つう流れが「事実だとして」それを「中国の警告が功を奏した」と見るべきかどうかは素人には何とも評価できません。

 いずれにせよ問題はこうした「平和的な解決」でしかありえないでしょう。戦争など論外です。


朝日新聞核シェルターなど注文急増 北朝鮮脅威で「すぐ付けて」』

http://digital.asahi.com/articles/ASK596X6BK59PPTB00D.html?rm=218

 タイトルで少しぎょっとなりますが

 神戸市で様々な規模の核シェルターなどを販売する織部精機製作所にも、3月下旬から問い合わせが増えた。取締役の織部信子さん(73)によると、地下に埋めるコンクリート核シェルター空気清浄機付き)の注文は、これまで年間10件程度だったが、4月だけで2500万円前後のセットの注文が12件あったという。

ですからねえ。ほとんどの人間は冷静なわけです。まあ「2500万もするモン」なんかそうそう買えやしませんが。このレベルの金額と言ったら一般人が突っ込むのはマイホームくらいでしょう。

 仮に「核シェルターの効果があったとしても」核兵器使用なんてあるかないか分からないモンに2500万も突っ込むまねは貧乏人にできる話ではない。

 つうかむしろ旧ソ連健在時代の方が核戦争の恐怖は高かったでしょう。

 藤子F不二雄氏も「マイシェルター」(1983年発表)というマンガを描いています。

大阪府羽曳野市の「シェルター」では、1962年*6から55年間で10台程度だったスイス製の空気清浄機が3、4月だけで10台売れた。

 この「シェルター社」、会社ホームページhttp://shelter-no1.com/main/)に寄れば『マンションや一戸建のご自宅に取り付けるだけで核シェルター化!』だそうですが、一般家庭に「スイス製の空気清浄機」を取り付けるだけで「マンションや一戸建のご自宅」が核シェルター化なんかしないと思いますね。悪徳商法じゃないのか。

 しかし朝日もこんなアホ記事書いて何がしたいんですかね?。「北朝鮮の脅威」なんてありもしないモンを煽りたいのか。


■スーパーゲームズワークショップエンタテイメント『間違い探しクイズ』

http://roodevil.blog.shinobi.jp/Date/20170513/

以下の記事抜粋文には間違いがありますが、それはどこでしょう。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170513-00000029-jij-int

太陽政策」に回帰=革新系の文在寅政権船出−韓国〔深層探訪〕

時事通信 5/13(土) 8:29配信

韓国大統領選で圧倒的な勝利を収めた文在寅氏が10日、大統領に就任し、2代続いた保守政権から9年ぶりに革新政権に交代した。」

 何が間違いかといえば「保守→極右」、「革新→穏健保守または中道右派」だそうです。

 もちろん「保守か革新か」の2択なら、時事の記事で正しいのですが「それ、分類がおかしいだろ」「極右、穏健保守、中道右派中道左派、革新(左派)、極左つう分類なら、どう好意的に見ても文は中道左派でしかねえよ(俺個人は穏健保守か中道右派だと思うけど)」「文が革新なら自民党総裁石橋湛山*7三木武夫*8河野洋平*9も革新になっちゃうから。保守リベラルと革新は全然違うよ」つう話です。俺も同感ですね。


■スーパーゲームズワークショップエンタテイメント『文在寅について 序』

http://roodevil.blog.shinobi.jp/Date/20170510/

 まあ予想通りの論調ですね。「文なんてろくな奴じゃない」。

 まあ確かに理想を言えばきりがないでしょう。

 とはいえ「ルペンよりマクロンの方がマシ」だし、「文在寅の方が自由韓国党よりマシ」だ。

 日本だと「安倍より民進党の方がマシ」「安倍より岸田外相や石原*10経済財政担当相、石破元幹事長、谷垣*11元総裁*12、二階*13幹事長ら他の自民政治家の方がマシ」でしょう。

 もちろんだからといって「監視が必要ないわけではない」し、マクロン批判、文批判が「直ちに間違ってるわけでもない」のですが批判は建設的に行きたいモンです。

 マクロンや文が「鳩山内閣の福島*14少子化等担当相更迭」なみの暴挙をやらかせば徹底的批判もやぶさかではないですが、今は未だ「様子眺めしていていい段階」ではないか。少なくとも頭ごなしに「あいつら駄目だ」では駄目でしょう。そもそもこの方は「国民の党」も「正義党」も論外という立場です(もちろんこの御仁はセヌリ系である「自由韓国党」「正しい政党」なんか評価してません)。

 しかしそれだと現実的に支持できる政党が何もないことになる。「泡沫政党支持」か「政治にコミットしない」か「暴力革命を目指す」かいずれにせよあまり現実的でない結論にしか成らない。

 たしかに「理想を言えば論外」かもしれませんが一方で現実を無視した理想論は、空虚で無責任で無意味で空しいだけです。


特定失踪者家族会発足

http://araki.way-nifty.com/araki/2017/05/news245929512-b.html

 「ああ、そうですか」ですね。

・植村留美さん:

 1995年(平成7年)失踪

・中村三奈子さん:

 1998年(平成10年)失踪

・山本美保さん:

 山梨県警が遺体発見を発表

などはどうみても北朝鮮拉致とは思えませんが、もう「この家族会」に参加された方々には何を言っても聞く耳はないんでしょうね。

板野佳子(非公開失踪者Oさんの妹)

「非公開失踪者の妹」なのに名前だしとはどういうことでしょうか?。仮名?

 現実にこの申し立てを検察官が受理し、金正恩への逮捕状が出たとしてもそれが実行され、北朝鮮が政策を変更し拉致被害者が帰国できる可能性は低い

 「だったらやる意味ねえジャン」ですね。荒木は「社会へのアピール効果がある」なんて言ってますが。


■【正論】韓国大統領選は「左偏向教育」の結果 「自由主義」後退が心配だ モラロジー研究所教授、麗澤大学*15客員教授・西岡力

http://www.sankei.com/column/news/170512/clm1705120004-n1.html

 崔順実疑惑なんかやらかせば野党が勝つのは至極当然でしょう。それを「左偏向教育」と強弁するのだから呆れます。まあこういう馬鹿な事ばかり言ってるようでは韓国保守に未来はないでしょう。いやさすがに韓国保守の多くは西岡よりはまともでしょうか。しかしこの西岡の言葉からは何故朴クネが歴史教科書国定化にこだわったかがよく分かります。

 朴も西岡なみのバカウヨだったのでしょう。西岡なみのバカが一時は大統領だったのだから恐ろしい話です。幸いにも文大統領は国定化を中止するそうですが。


■国基研意見広告「中国が日本を買い占めています」発表

http://jinf.jp/news/archives/20538

 やれやれですね。もちろん「買い占めてる」というほど日本国土の大部分が買われてるわけでもない。

 そもそも「中国であれどこの国であれ」原則土地売買は自由でしょう。


■国基研【第438回・特別版】保守中道連合失敗で韓国が最悪の選択

http://jinf.jp/weekly/archives/20566

左派「共に民主党」の文在寅候補が41.1%の得票率で圧勝した(開票率99%現在、以下同)。2位の保守派「自由韓国党」の洪準杓候補が24%、3位の中道派「国民の党」の安哲秀候補が21.4%だった。

 4月初めには安氏が保守票を集めて1位の文氏と並んだが、その後、テレビ討論の失敗などで急速に支持を失った。一方、洪氏は4月初め一桁台の支持率に低迷していたが、保守票を奪い返して急浮上した。4位は朴槿恵大統領の弾劾訴追に賛成した中道保守「正しい政党」の劉承旼候補(6.8%)、5位は極左「正義党」の沈相奵候補(6.2%)だった。

・文氏が勝利したとは言えやはり過半数とりたかったところです。

・「24%(他の76%は支持しなかった)」とはいえ朴クネ残党派が2位とかげんなりしますね。

・「正義党」が極左ねえ。俺の理解では「共に民主党が中道左派、正義党は左派」ですが。

・正義党は善戦したと言っていいのではないか。今後が不安なのが「正しい政党」でしょう。

・2位と3位単純に足せば、文氏を越えますが「朴クネ残党派と朴クネ批判派」の野合はお互いあり得ないでしょう。仮に野合しても文氏に勝てたかはむしろ疑問です。むしろ「朴クネ残党への批判票がほとんど文氏に集まる結果になった」んじゃないか。

洪氏を支えたのは60歳以上の高齢者だった。

 若者から反共色が薄れてるようで大変結構です。北朝鮮問題は反共意識から離れた冷静な解決が必要ですから。

文氏は「積弊清算」を公約

 政財癒着という積弊が「崔順実疑惑を生んだ」という理解でしょう。問題はそうした癒着に何処までメスが入れられるのかです。

 保守派を弱体化させたもう一つの原因は、韓国の反共自由民主主義勢力の司令塔だった保守系の新聞(朝鮮日報東亜日報)が、左派に合流して朴大統領弾劾を煽る虚偽報道を続けたことだ。

 おいおいですね。未だに「朴は無実だ」と強弁する気のようです。


■文春オンライン『「GWは北朝鮮旅行へ」中国庶民の薄い危機感』安田峰俊*16

http://blogos.com/article/222443/

 何も危機感がないのは中国人だけではないでしょう。我が日本だっていつも通りGWは観光地が賑わっていたはずです。まあ海外へ行った方もいるでしょうが、しかし海外旅行組にしたって「北朝鮮危機があるので国内旅行は危険だから」ではないでしょう。国内の観光地へ行った方もいるはずです。

 そもそも「北朝鮮と隣接する」延辺朝鮮族自治州がそんなにのんびりしてるのに「戦争の危機」もないでしょう。現地民が暢気な戦争の危機なんかあるわけもないでしょう。


■白頭の革命精神な日記『朝中両国が「血の同盟」だったなどというのは、いまだかつて一度もない』

http://rsmp.seesaa.net/article/449705430.html

「中朝「血の同盟」という神話は終わった」

 もともとの中国共産党学者への取材メモの全容が分からないので正確・断定的なことは言えませんが、ヤフーニュース編集部の「取材メモ切り貼り」のイイカゲンさの「賜物」かと思われます。朝鮮労働党の視点から朝中関係を振り返れば、朝中両国が「血の同盟」だったなどというのは「乾杯の挨拶」程度のリップサービス。そんなことは、いまだかつて一度もありませんでした。

 記事中、「金日成は内心、独立と自主を望んでいましたが、現実は中国の支援に依存するしかなく、北朝鮮は抑え込まれていました。」というくだりがありますが、とんでもないデタラメです。たとえば八月宗派事件(1956年)。朝鮮国内で要職に就いていた「毛沢東のお気に入り」(いわゆる「延安派」=中国共産党内での活動経験があり、第二次大戦後に朝鮮に帰国した朝鮮人共産主義者)のほとんどが逮捕・投獄され、主たる面々――毛沢東個人とも面識があったことでしょう――が処刑ないしは「消息不明」になった一幕がありました。

(中略)

 そして、中ソ両国の直接的影響下にある反対派を粛清したキムイルソン首相は、1960年までに、いまもなお国是である「チュチェ思想」を提唱したのでした。チュチェ思想はもともと1930年以来、首相が暖め続けてきた思想体系ですが、この時期に行われたチュチェ思想を体系的思想として提唱する最初期の演説は、「ソ連式でも中国式でもない、我々式をつくる時期にきた」とまで述べていらっしゃいます。チュチェ思想の「チュチェ」は漢字で書くと「主体」ですが、まさしく「反中国・反ソビエト」という意味での「主体」なのです。

 果たして、朝鮮戦争を経て「血の同盟」を結んだというのであれば、朝中両国が停戦からたった数年で、こんな緊張感あるやりとりをするでしょうか?

 1960年代、中国では文化大革命の嵐が吹き荒れましたが、このときも朝中両国は緊張関係になりました。ことの発端は、紅衛兵の大字報(壁新聞)。キムイルソン首相の出自を持ち出して、ブルジョア修正主義者であると言わんばかりの罵詈雑言を浴びせかけました。果たして、朝鮮戦争を経て「血の同盟」を結んだというのであれば、「正統」を何よりも重視する「東アジア儒教文化圏に位置する、科学的に正しく間違っているはずがない社会主義の党」同士が、このような論調を展開するでしょうか?

 以前から指摘していることですが、「イメージ」とは決定的に異なり、朝中関係は「血盟」だったことなどありません。あくまでドライな独立国同士の関係です。日本人は、日米関係、あるいはソ連−東欧諸国間における「親分・子分関係」が、朝中間においても横たわっていると「思い込んでいる」のではないでしょうか? 自分たちがアメリカに頭が上がらない属国だからと言って、また、東欧諸国がソ連に対してまったく頭が上がらない関係性にあったからといって、朝鮮−中国関係においても同じ構造だという保障は何処にもないのです。

 おそらくヤフーニュース編集部は、「キムジョンウン政権の暴走に加えて、トランプ政権の強硬策を受けて、ついに中国指導部は北朝鮮を斬り捨てる動きを鮮明にさせた。北朝鮮の孤立化が進んでいる!!」という、日本人好みの「北朝鮮孤立」のストーリーの一環として、この記事を書きたてたのでしょう。しかし、朝中関係はいまだかつて一度も「血盟」(蜜月)だったことなどないのです。

(中略)

 トランプ政権の「圧力」を筆頭とする昨今の情勢など、1950年代の朝鮮政府の立ち位置に比べれば何てことありません。アメリカと戦火を交えたのはたった数年前、中・ソという「社会主義陣営の雄」を両方とも敵に回しても生き残ったのです。いまの朝鮮を巡る状況は、まもなく南に「親北派」政権が生まれる公算が大きく、ロシアも擁護の姿勢を示しています。そして何よりも、アメリカでさえ水面下で朝鮮政府と交渉を展開しつつあるのです。

 「米朝協議といっても、アメリカ側はあくまで『元政府高官の民間人』に過ぎない!」と強弁するかもしれません。しかし、つい先週頃まで、まことしやかに「斬首作戦」が取り沙汰されていたのに比べれば、まったくをもっての「急展開」です。「斬首」が本当に展開されると思い込んでいた日本世論にとっては衝撃的な一報だったことでしょう(本件記事は、取材してしまった手前、急には引っ込められなかったのでしょうか?笑)。

 もっとも、「アメリカは本気で政権転覆を目指していない」というのは以前から指摘されていましたし、米政府関係者も「体制転換など目指していない」と言明していました。それでもなお、まことしやかに「斬首作戦」を語っていた日本世論が、いかに軽薄、いかに妄想に満ちていたのかが白日の下に晒されています。

 全く同感ですね。

参考

■8月宗派事件(ウィキペ参照)

 1956年6月、金日成首相(当時)はソ連、東欧を歴訪し、経済援助を得ようとしたが思うほどの経済援助を得ることはできなかった。この間に国内ではスターリン批判を受け、延安派(中国派)とソ連派が金日成の独裁体制を修正するためにクーデターを計画したと言われている。一部には武装蜂起の準備もあったと唱える者もいるが、確証はない。いずれにせよ、延安派の徐輝・朝鮮職業総同盟委員長、尹公欽・商業相、崔昌益・副首相兼財務相、ソ連派の朴昌玉・副首相、金承化・建設相、朴義琓・副首相兼国家建設委員長などが中心的人物だった。

 金日成は、政変が起こることを察知し直ちに帰国した。金日成が察知したルートについてはいくつかの説がある。クーデター首謀者らが金日成が留守の間の首相代理である崔庸健*17(満州派)に協力を要請したところ、崔庸健が計画の存在を金日成に通知した、クーデター首謀者らがソ連大使館に協力を要請したところ、ソ連大使館から崔庸健を経由して金日成に伝わった、などの説がある。

 金日成帰国後の8月30日から8月31日にかけて、朝鮮労働党中央委員会全体会議が開かれ、ここで延安派やソ連派の幹部たちは金日成の個人独裁路線や重工業優先政策を批判したが思うように支持を得られず、逆に金日成側から党指導部に対する「宗派的陰謀」「反党的陰謀」を企てた不満勢力として処分された。ソ連派の崔昌益、朴昌玉、延安派の尹公欽、徐輝、南朝鮮労働党派の李弼圭らは公職から解任され、党籍を剥奪された。

 延安派で駐ソ大使の李相朝がソ連共産党中央委員会に全体会議の顛末を報告し、金日成の個人崇拝を断罪するよう求めたため、ソ連・中国が共同して異例の内政干渉を行うこととなった。翌月、ソ連の第一副首相アナスタス・ミコヤンと中国の国防相・彭徳懐が北朝鮮を訪問し、再度全体会議を開催させ、8月の全体会議で党籍を剥奪されたソ連派・延安派の除名処分を撤回させた。

 まあ、とはいえ、結局は金日成によって延安派(中国派)とソ連派は粛清されていくわけです。


ちきゅう座『拉致問題解決のための独自制裁解除』綛田芳憲(かせだよしのり):立命館アジア太平洋大学教授

http://chikyuza.net/archives/72571

 内容はタイトルで予想されるとおりのモンであり、田中均氏、和田春樹東大名誉教授、蓮池兄弟などと大筋で主張内容は同じです。ただまあ、家族会、救う会はコレに反対するでしょうね。

 綛田氏に対して「北朝鮮の手先か」等と悪口でしょう。

 以前、id:Bill_McCrearyさんが

■祝! 拉致被害者家族が、ついに北朝鮮への「見返り」「対価」を考えることにした!

http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/079c8a4a6c291062f1bfd97a5a618279

という記事を書きましたが、今に至るも家族会は何ら具体的な動きはしませんからね。

 「安倍総理に解除をお願いしたい」と家族会が本気で言えば、状況は大きく変わるはずなんですけどね。その場合、「蓮池兄弟と和解して彼らと一緒に陳情すれば」アピール性も大きいでしょう。

 まあそんなことが家族会にできるとはかけらも思ってませんが。


■綛田芳憲(かせだよしのり)ブログ『北朝鮮の核兵器開発は「異常」なのか?』

http://blog.livedoor.jp/kasedayoshinori/archives/1811584.html

 ここで綛田氏は「違法かどうか」「道徳的かどうか」を無視すれば「核保有による国防」という考えは何ら異常ではない「合理的判断」としています。

 まあおっしゃるとおりでしょう。核を持ってる国は米英仏露中、インド、パキスタン、(公然の秘密の)イスラエル、「一時期のリビア・カダフィ政権」といろいろある。その中で「北朝鮮だけが異常だ」つうのはおかしい話です。

 韓国と北朝鮮の軍事力にはかなりの差がついてしまった。しかも韓国には米軍が駐留している。

 冷戦崩壊、ソ連崩壊後、ロシア(旧ソ連)の国力が低下し、北朝鮮への支援も減り、一方、中国は中国で韓国と国交樹立し、また中露両国は事情はともかく、「対北朝鮮安保理制裁に賛成」ということで「米韓の侵攻など何かあったとき中露が何処まで守ってくれるのか」つう猜疑心もある。

 そう言う中で北朝鮮が「核保有に深入りするのはある意味合理的な考え」です。


■綛田芳憲(かせだよしのり)ブログ『「金正恩に核開発を断念させる方法」』

http://blog.livedoor.jp/kasedayoshinori/archives/1817380.html

 2017年4月17日の『WEDGE Infinity』に、「“斬首”より”別荘にようこそ” 金正恩に核開発を断念させる方法」という記事(http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9370)が掲載された。執筆者は、産経新聞論説委員長の樫山幸夫氏である。

 そこで、樫山氏は、「トランプ大統領が、安倍首相、習主席を招いたフロリダの豪華別荘に、金正恩を招待する。思い切って歓待し、「あなたの政権は認める。国交を樹立し、友人として付き合おう。だから核兵器はやめてほしい」といって、経済協力など“お土産”を持たせてやる――」という方法で、金正恩委員長に核開発を断念させることを提案している。

 「産経の前論説委員長がウェッジ(どちらかと言えば右寄り)にそんなことを書くの?」とびっくりです。しかしいくら産経の「前論説委員長」でも産経新聞にコレは書けないんでしょうね。

 しかし今後は「バーター取引派」は「産経の樫山前論説委員長も私と同意見なんです!。それのどこが親北朝鮮なんですか!」「産経がいつから親北朝鮮新聞になったんですか!」「私を批判するなら樫山氏と産経も批判して下さい!」というといいかもしれません(皮肉)。

 樫山氏は、この方法を(中略)「突飛なアイデアかもしれないし、成否もむろん、わからない」としている。

(中略)

 要するに、大きな譲歩をすることで、相手から大きな譲歩を引き出すという方法である。そのような交渉方法は、「突飛」ではなく、至極一般的なものである。成否に関しても、成功事例は多くある。北朝鮮の核開発を巡る米朝交渉においても、成功例がある。その代表例が、1994年の米朝枠組み合意の成果である。

 具体的には、1994年10月に、クリントン政権は、年50万トンの重油供給、軽水炉2基の提供、米朝国交正常化などの見返りを提示することで、北朝鮮に、核施設の稼働を停止し、核兵器の原料となるプルトニウムの抽出を中止することを合意させた。これが「米朝枠組み合意」である。その後、軽水炉の提供、米朝国交正常化は実現しなかったが、ブッシュ政権が誕生した翌年2002年の末に合意が崩壊するまで、8年余り北朝鮮は核施設を凍結しプルトニウム抽出活動を停止し続けた。

 このように、クリントン政権は、北朝鮮に大きな譲歩をすることで、北朝鮮から大きな譲歩を勝ち取った。これは、非常に重要な事実である。この点については、樫山氏も、「8年間にわたって、核開発を凍結、比較的平穏な米朝関係がたもたれた事実は重い」と高く評価している。

(中略)

 北朝鮮の核兵器開発を巡る米朝対立の歴史を振り返ってみると、これまで、クリントン政権以降、ブッシュ政権も、オバマ政権も、北朝鮮に対して、クリントン政権ほど大きな譲歩をしたことはない。枠組み合意に批判的であったブッシュ政権は、圧力重視の強硬政策をとり、枠組み合意を崩壊させた。その後、北朝鮮に対して金融制裁を実施したことで、北朝鮮は反発を強め、2006年に初の核実験を実施した。圧力重視政策が、北朝鮮の核兵器開発を促進した事例と言える。

 俺は北朝鮮に対しては「圧力よりバーター取引」という考えなので、樫山氏や綛田氏には全く同感です。しかし繰り返しますが樫山氏は「産経前論説委員長」ですからね。産経などウヨ方面の人間でも常識があればこういう結論になるんでしょう。


■産経『米国務省が北朝鮮への渡航を「強く警告」 年間約800〜1000人も訪問 相次ぐ米国人拘束で』

http://www.sankei.com/world/news/170510/wor1705100023-n1.html

 「禁止しないんだ?」というのが素朴な感想です。やはり「自由の国」つうことでしょうか。


■産経【北朝鮮拉致】「拉致、なぜ解決できないのか」 横田早紀江さん、参院特別委で訴え

http://www.sankei.com/world/news/170510/wor1705100065-n1.html

 「手前が田中均氏を外務省から追い出すことに荷担したり、蓮池兄を家族会から追い出す