「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(11/8分:「天を回せ」&北朝鮮・韓国最新ニュースの巻、その他色々)(追記・訂正あり)

国連事務総長北朝鮮支援を要請した!
http://kenkato.blog.jp/archives/76398723.html
 人道支援を要請して何が問題なのか、て話です。


ハンギョレ[社説]非核化は“目標”であり、首脳会談の“条件”ではない
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/29771.html
赤旗
■軍事行動けしかけ極めて異常、日韓首脳会談 小池氏が首相を批判
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2018-02-14/2018021402_01_1.html
■南北間対話の動きに背、宮本徹議員に安倍首相答弁
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2018-02-14/2018021402_02_1.html

 ハンギョレ赤旗の主張に全く同感なので紹介しておきます。


ハンギョレ『朴元淳*1ソウル市長、北朝鮮にソウル・平壌サッカー全国体典を提案』
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/29784.html
 なかなか難しいのかもしれませんが緊張緩和のため、是非実現してほしい。


時事通信北朝鮮参加費で韓国に苦言=菅官房長官
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018021400994&g=prk
 「韓国を批判」「韓国に異論」ならまだしも「苦言」て時事通信は正気なんでしょうか?
 「苦言」というのはニュアンスとしては、「忠告」「諫言」というような意味でしょう。
 「菅が正しくて韓国が間違ってる」というニュアンスの言葉をこういうときに普通使わないでしょう。
 それにしても、時事通信は、一方で「文在寅大統領、慰安婦問題で日本(つうか安倍政権)に苦言」「中国政府、靖国問題で安倍政権に苦言*2」などとは書かないわけでまあ、時事通信は気が狂ってるとしか言い様がないですね。


毎日新聞北朝鮮芸術団、公演曲巡り韓国と火花 体制賛美の歌詞変更』
https://mainichi.jp/articles/20180214/k00/00m/030/118000c

 玄氏は元の歌詞にある、金日成(キム・イルソン)国家主席の偉大さを強調する「太陽民族」を「わが民族」と修正したり、「独島(竹島の韓国名)もわが祖国」と歌詞を変えたりして南北の一体性を強調した。

 つまりは北朝鮮の言い分が全て通ったわけではなく、韓国の要望に妥協したと言うことです。


■産経【平昌五輪】金与正氏「昨日までを過去のことに」 安倍首相、金永南氏と「かなり長く」会話 五輪開催地の知事明かす
http://www.sankei.com/world/news/180213/wor1802130015-n1.html

 平昌五輪が開催されている江原道(カンウォンド)の知事で、政府外の「唯一の南北間チャンネル」を誇る崔文洵(チェ・ムンスン)氏が産経新聞の取材に応じ、明らかにした。
(中略)
 韓国の文在寅大統領が9日、各国首脳らを招いたレセプションでは、安倍晋三首相が北朝鮮金永南*3最高人民会議常任委員長に歩み寄って握手を求め、「かなり長く」会話をしていたと言及した。「すぐに退席したペンス米副大統領とは対照的で、安倍首相は度量が大きいと感じた」と述べた。
(中略)
 南北の急速な接近については「日米など周辺国への説明が不足しており、速度についても見直しが必要だ」と強調するとともに、「外交や軍事問題と関わらないスポーツ、文化面の交流を重ねつつ、時間をかけて調整を図るべきだ」と訴えた。

 安倍も「北朝鮮の金最高人民会議常任委員長と握手すらしなかったペンス氏に比べて安倍氏は度量が大きい」といわれても苦笑するほかないでしょう。


■産経【主張】金正男氏暗殺1年 独裁国家の凶行忘れるな
http://www.sankei.com/column/news/180213/clm1802130001-n1.html

 国際空港で、白昼堂々と神経剤VXが使用された事件は、正恩氏が政敵とみなした正男氏の殺害を工作機関に指示した、北朝鮮による国家テロである。

 まあその可能性が強いでしょうが、裁判判決*4も出てませんし、今の段階で断言するのはまずいんじゃないか。

 凄惨(せいさん)な粛清の歴史を繰り返す「金王朝」の重要人物を手厚くもてなす韓国政府は、その異様さに気づいているだろうか。

 やれやれですね。
 そんなことを言って北朝鮮を敵視して何か意味があるのか。
 その理屈だとプーチン訪日はどうなるのか。彼は英国公安によって「リトビネンコ暗殺」への関与が疑われています(少なくとも英国公安が引き渡し要求した「暗殺容疑者」の身柄引き渡しをプーチン政権が「事実無根として拒否」したことは事実です)。
 最近も

http://news.livedoor.com/article/detail/14290523/
■AFP『ロシアのドーピング告発者、命の危険語る 米テレビ初出演で』
・ロシアの組織的ドーピングを告発した同国の反ドーピング検査所元所長のグリゴリー・ロドチェンコフ氏が11日、米国に逃れてから初めてテレビ番組に出演し、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が自分の口を永遠に封じたいと考えていると改めて訴えた。
・ロドチェンコフ氏は2015年11月に母国ロシアから米国に逃れて以来、身を隠しており、その理由について、プーチン氏が自分の死を望んでいるからだと繰り返し表明している。
 番組には変装して出演し、防弾チョッキを身に着けて歩く姿も放送された。
・ロドチェンコフ氏は、ロシアの反ドーピング機関の幹部2人が急死したことを受けて、米国に逃れた。

なんてニュースがでてる。産経の理屈だと

 凄惨(せいさん)な粛清の歴史を繰り返す「プーチン王朝」の皇帝を手厚くもてなす日本政府は、その異様さに気づいているだろうか。

つうことでプーチン訪日と「プーチン・安倍の会談」が否定されるのか。

参考

■アレクサンドル・リトビネンコ(ウィキペ参照)
 ソ連国家保安委員会(KGB)、ロシア連邦保安庁(FSB) の職員だったロシアの人物。後にイギリスに亡命しロシアに対する反体制活動家。2006年、何者かに毒殺された。
■経歴
・1998年11月、記者会見を開き、1997年11月にFSB組織犯罪組織工作・活動阻止局長のエフゲニー・ホホリコフに、実業家ボリス・ベレゾフスキーの暗殺を口頭で指示されたが、命令を拒否したと発表した。ウラジーミル・プーチンは当時、FSB長官を務めていた。
・2000年11月1日に彼はイギリスに亡命した。
・2002年に著書を刊行。そのなかで彼は、「1999年にモスクワなどロシア国内3都市で発生し、300人近い死者を出したロシア高層アパート連続爆破事件は、チェチェン独立派武装勢力のテロとされたが、 実は第2次チェチェン侵攻の口実を得ようとしていたプーチン(当時、首相)のために、FSBが仕組んだ自作自演テロだった」と主張した。
・2003年には豪テレビ局の取材に対し、モスクワ劇場占拠事件の疑問点を指摘し、犯行グループの内2人はFSB工作員だった可能性を指摘した。
■中毒死事件
 英国警察当局は、2007年5月22日に事件の黒幕とみられる旧ソ連国家保安委員会(KGB) の元職員アンドレイ・ルゴボイを殺人罪で告発し、ロシア政府に対し身柄引き渡しを求めた。これに対しロシア側は2007年7月5日に要求を拒否した。
 英国警察当局によって容疑者とされたルゴボイは、2007年12月2日に行われたロシア下院議員選挙に極右政党・ロシア自由民主党の候補者として立候補、当選した。
 2014年に英国政府はリトビネンコの遺族の訴えに応じて、事件に対する第三者による調査委員会を設置した。調査委員会は2016年1月21日、およそ220ページに上る報告書をまとめ公表した。調査報告書中で、調査委員会は「殺害の計画は、おそらくウラジーミル・プーチン大統領によって承認された」として、プーチンが関与した可能性があるという見方を示した。ロシア政府は英国の調査報告書について反発し、ロシア外務省のザハロワ報道官が、「刑事事件が政治問題化され、英露間の雰囲気を悪化させる」と反駁した。事件に関与した容疑で英国政府が身柄引き渡しを要求したアンドレイ・ルゴボイ下院議員も「調査報告はばかげており、いつものロシアのイメージを傷つけるキャンペーンだ。英国は、リトビネンコ氏が死亡した本当の原因を解明しようとしていない」と述べて、調査報告書を批判した。
 一方、マリーナ・リトビネンコ未亡人は、ロンドンで声明を発表し、「夫の言葉が正しかったことが証明されたことに満足している」と述べ、今後も英国政府に対してロシアに強い姿勢で臨むよう訴えた。


■産経【平昌五輪】IOCのバッハ会長が平昌五輪終了後に訪朝へ
http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180212/pye1802120084-n1.html
 何らかの成果が上がればいいとは思います。


■産経【平昌五輪】金与正氏は「北朝鮮のイバンカ*5」 米専門家が指摘…そつない笑顔、“やり手のセールスウーマン”さながらの能力
http://www.sankei.com/world/news/180212/wor1802120028-n1.html

 米ジョージタウン大のバルビーナ・フワング客員教授もCNNに対し、(中略)「北朝鮮が狂気的な冷戦型の不気味な国家ではないということも示した」と述べた。

 まあ「狂気的な国家」だったらとっくの昔に滅んでるでしょう。


■産経【正論】北朝鮮は、国際的に孤立などしていない 旧ソ連圏に巣くう密輸組織 国連安保理専門家パネル元委員・古川勝久
http://www.sankei.com/column/news/180212/clm1802120004-n1.html
 「今頃そんなこと言ってるのかよ(呆)」という思いが否定できません。まあ、そこで「制裁の抜け穴を塞ぐ」と言い出すのが古川氏や産経ですが無理なんじゃないですかね。
 問題は「核、ミサイル問題などの解決」であって「制裁」はそのために選択された手段に過ぎません。別に「制裁解除した上での外交」で目的が達成できればそれでいいわけです。


■産経【北朝鮮情勢】中国共産党序列7位の韓正氏*6金永南氏と面会
http://www.sankei.com/world/news/180212/wor1802120038-n1.html
 まあ予想の範囲内ですが中国高官が「南北交渉の進展を期待したい」と語り、そうした交渉に消極的な日米との違いを見せたわけです。


■産経【金正男氏殺害1年】韓国では関心大きく薄れ…風化の一途
http://www.sankei.com/world/news/180212/wor1802120041-n1.html
 そりゃ普通興味ないんじゃないですかねえ。俺だってないですし。
 犯行現場は遠く離れたマレーシア。被害者は赤の他人。
 実行犯は逮捕されたが黒幕は逮捕されず、実行犯は「いたずらだと思ってた、私もだまされた被害者だ」で「真相解明には障害があり、また判決がいつ出るかもまだ解らない」のでは「興味持ちようがない」でしょう。本当に「だまされた」のなら無罪判決になりますしねえ。


毎日新聞金正男氏殺害、あす1年 解明に壁』
https://mainichi.jp/articles/20180212/ddm/007/030/131000c
 まあ実行犯しか逮捕できませんでしたのでねえ。

 これまでの公判で両被告は「いたずらビデオの撮影に勧誘されただけで、殺害の意図はなかった」と一貫して無罪を主張している。一方、検察側は、両被告の衣服などから猛毒の神経剤VXやその関連物質が検出されたとの鑑定結果を示したうえで、事件当日の空港内での防犯カメラ映像を公開。逃走中の北朝鮮の指示役4人や両被告の動きを分刻みで説明し「計画的な犯行で、被告には殺意があった」と指摘している。

 実際どうなんでしょうか。
 「殺意があるのと無いのとでは大違い」ですからね。


■ロイター『北朝鮮、制裁で国連分担金払えず 総会の投票権喪失も』
http://www.afpbb.com/articles/-/3162159

 北朝鮮の慈成男(チャ・ソンナム)国連大使は9日、国連のジャン・ビーグル管理局長と面会し、分担金の支払いが困難になっている状況について話し合った。
 北朝鮮側の説明によると、北朝鮮の外貨取引の大半を行っている同国の朝鮮貿易銀行が昨年8月に制裁対象となったために、国連に支払わなければならない約12万1500ドル(約1300万円)が送金できなくなっているという。
(中略)
 未納額が過去2年の分担金の合計を超えた場合、最終的に国連総会での投票権を失う可能性がある。
 国連のステファン・デュジャリック報道官によると、ビーグル局長は「支払いができるように国連が協力していく」と北朝鮮側に伝えたという。
 一つの解決策として、大半の国連職員が利用している「国連フェデラル・クレジット・ユニオン(UNFCU)」での口座開設が考えられるという。

 ということで国連は北朝鮮の要請に対しそれなりの対応をするようです。


■産経【平昌五輪】「南北合同チームにノーベル平和賞を」 米国のIOC委員が主張
http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180211/pye1802110083-n1.html
 米国にもこういうハト派がいるのだと言うことを知ってうれしい気持ちになります。


■産経【ソウルから 倭人の眼】統一前夜か、戦争前夜か 平昌に北から老若男女が 乗っ取られた五輪(ソウル 名村隆寛)
http://www.sankei.com/premium/news/180212/prm1802120009-n1.html
 北朝鮮から訪問団が来たからと言って五輪が乗っ取れるわけもなければ、戦争前夜だの統一前夜だのなんてこともありえない。よくもまあこんな与太記事が書けるもんです。

 金与正氏はメディアの注目を浴び、話題をさらった。

 今回、キム・ヨナ的存在(スター)が韓国にいないことが大きいのでしょうね。既に韓国はメダルを取っていますが「メダルが取れた」というだけでは「キム・ヨナ的スター」にはなれないのでしょう。
 まあこれは日本だって同じですが。メダルの価値から言えば女子フィギュアスケートでは「トリノ五輪金メダルの荒川静香」の方が「バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央」より人気があってもおかしくないでしょうが、実際はそうではないわけです。

 2000年の南北首脳会談の際には、平壌を訪れた韓国の金大中(キム・デジュン)大統領を金正日氏自らが空港で迎え、韓国側を感動させた。北朝鮮に懐柔されたその後の韓国。結局は核やミサイルの開発などを許し北朝鮮に裏切られた。

 裏切ったと言ったところでそれは李明博政権になって太陽政策が「対北朝鮮タカ派政策」に180度転換してからのことですが。

 ペンス氏は開会式でも近くの後方に座った金永南氏と目も合わせず、完全に無視した。

 安倍ですら握手と簡単な立ち話なら金永南相手にしてるそうですけどね。産経は「安倍はペンスを見習え」とでもいうのか。

 ネット動画では「(ボーガス注:ピョンチャン五輪ではなく)平壌オリンピックになっちゃいました〜。平壌オリンピックは嫌です」などと連呼するラップが人気を集め、ここでは書くことが到底できない下品な言葉を駆使し、金正恩氏や文大統領をこき下ろしている。

 まあ一部の反北朝鮮右翼はそうなんでしょう。それが韓国民の総意とはとても思えませんが。
 しかし産経ですら「ここでは書くことが到底できない下品な言葉」ですか。よほど酷いのでしょう。


■産経『建国記念の日 「さっぽろ雪まつり」で日の丸パレード 山田吉彦*7教授が講演』
http://www.sankei.com/politics/news/180211/plt1802110018-n1.html

朝鮮半島の動乱に備え、木造の漁船による漂流実験をしたのではないか」と指摘した。

 単純に漂流事故で説明がつくことを根拠レスでこういう放言をするバカさには呆れますね。


■産経【平昌五輪】北朝鮮は天国? アイスホッケー女子の北朝鮮選手の“意味深”発言 通訳が慌てて訂正
http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180211/pye1802110028-n1.html

 チョン・スヒョンが五輪の舞台でプレーしたことに関する感想を口にしたところ、通訳は「天国で戦っているようだった」と訳した後、すぐに「母国で戦っているようだった」と“訂正”した。
 北朝鮮による日本人拉致の存在がほとんど知られていなかった時代、日本の一部では北朝鮮が「地上の楽園」「天国」と礼賛され、「帰還事業」として在日朝鮮人や日本人配偶者らが北朝鮮に渡っていた。2種類の翻訳からは、チョン・スヒョンら北朝鮮選手が「母国=天国」とすり込まれていることがうかがえる。

 いやーどう考えても産経のその理解はおかしいでしょう。
 問題は五輪の舞台が「韓国だ」ということでしょう。
 つまり「天国で」という表現は「韓国は天国、できれば亡命したい*8」といっているかのように曲解される恐れがある*9と通訳は理解し、あわててそれをフォローするために「母国で」と言い換えただけでしょう。
 別に「母国・北朝鮮=天国」という話ではない。別に「韓国を美化するために天国云々といったわけではない」とフォローするために「母国」と言い換えただけでしょう。要するにチョン選手の言いたいことは「五輪という舞台でプレーできて光栄」つうことに過ぎないわけですから。
 その舞台が韓国か、北朝鮮か、その他の国かと言うことはどうでもいい話の訳ですから。


■産経『安倍晋三首相に文在寅大統領が反発 米韓演習「わが国の主権の問題、内政問題だ」』
http://www.sankei.com/world/news/180211/wor1802110004-n1.html
 俺個人は「米韓演習は当面すべきでない」という立場で安倍には批判的ですが、それはさておき。
 安倍もこんなことを言ったところで反発しか買わないくらいのことが解らないんでしょうか。
 なお、これだけでは文氏が演習についてどう考えてるのかは解りません。
 仮に実施する気だとしても「安倍につべこべ言われる筋合いはない」として反発してる可能性もあるからです。


朝日新聞『韓国の対北朝鮮策に日本懸念 「文氏訪朝、ありえない」 』(松井望美)
https://www.asahi.com/articles/ASL2B3TCBL2BUTFK002.html
 何で北朝鮮がらみだと朝日も産経レベルの記事しか書かないんでしょうか。

 小野寺五典*10防衛相は10日、視察先の佐賀県で記者団に「過去、日本も韓国も北朝鮮の融和的な政策に乗ってしまい、結果として北朝鮮が核・ミサイル開発を継続した」と指摘。「その反省は韓国も十分認識し、しっかり対応されると思う」と話した。

 おいおいですね。むしろ「李明博、朴クネ」あるいはブッシュが「金大中盧武鉉」やクリントンの融和的政策を反古にしたからこそ北朝鮮は核ミサイル開発を継続したのではないのか。
 そして宥和政策的な態度をとったからこそ「金丸訪朝で第18富士山丸乗組員解放」「小泉訪朝で拉致被害者帰国」があったのではないのか。

 外務省幹部は「北朝鮮は非核化への具体的な行動を一切示していないのに文氏が訪朝するなどありえない」と語る。

 おいおいですね。逆じゃないのか。相手から具体的行動を引き出すために訪朝するんじゃないのか。
 この幹部(外相、副大臣大臣政務官の政務三役か、外務官僚か知りませんが)にとっては金大中や金丸、小泉の訪朝はどう評価されてるのか。


■産経『日本政府、日米韓分断警戒 小野寺防衛相「対話のための対話意味ない」』
http://www.sankei.com/politics/news/180211/plt1802110002-n1.html
 ばかばかしい。もちろん対話すればすぐに問題が解決するわけではない。しかし対話以外に現実的解決策があるのか。むしろ日本政府がしてる経済制裁の方がよほど「制裁のための制裁は意味ない」でしょうね。分断も何も日米こそが韓国と共に対話路線に切り替えるべきではないのか。
 しかも「防衛相」つう立場の人間がこういうこと言えば「戦争がやりたいのか」と疑われかねないでしょうに。いや河野外相や菅官房長官ならこういう発言が許されるわけでもないですけど。


■浅井基文ブログ『朝鮮半島緊張回避のカギは文在寅』(環球時報社説)
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2018/987.html
 これは俺も浅井氏や環球時報に同感です。
 今回、文氏が「北朝鮮のピョンチャン五輪参加受け入れ」の方向に動いたことで緊張はいささかなりとも緩和されました。
 次は北朝鮮の訪朝要請や「米韓合同軍事演習延期要求」「開城工業団地再開要求」などに対して文氏がどういう態度をとるかが問われているわけです。


■産経【平昌五輪】サイバー攻撃か?! 開会式のさなかにネットがダウン 国防省も巻き込んで原因調査中
http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180210/pye1802100060-n1.html
 仮にサイバー攻撃だとして北朝鮮の可能性は低いでしょうね。今、北朝鮮選手が五輪に出て、金与正(党宣伝扇動部副部長。金正恩国務委員長、党委員長の妹)や金永南最高人民会議常任委員会委員長(元外相)が訪韓してるわけですから。
 「五輪に参加しながらサイバー攻撃」つうのはちぐはぐでありそうにもない。
 「北朝鮮ではない、真犯人は誰それだ」という根拠があるわけではないので「絶対に北朝鮮ではない」とまではいいませんが。


■日刊イオ『メルバンさんを助けたい』
http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/eb20dd64820cb7a78e93a893d5be65b6
 さすが朝鮮学校を差別する国と言うべきでしょうか。もちろん朝鮮学校の場合、こうした難民差別とは違って「反共主義」という要素がありますが、どっちにしろどちらも唾棄すべき外国人差別(それも公権力による差別)であることには変わりは無いでしょう。


■TBS『北朝鮮、韓国大統領に訪朝を要請』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3289096.html
 北朝鮮も訪朝要請すれば、文在寅大統領が即刻、訪朝すると考えるほど脳天気ではないでしょうし、訪朝すれば全てが解決するわけでもないでしょう。しかしこうした動きは喜ぶべきことだと思います。


朝日新聞北朝鮮、文大統領に訪朝要請 「条件整え実現を」と返答』
https://www.asahi.com/articles/ASL2B551RL2BUHBI013.html
 これ以外に文大統領も回答しようがないでしょう。
 「行く気は無い」と蹴飛ばすのも適切ではない*11が、一方で「いついつ行きます」と具体的なことがいえる状況でもない。まあ、この「条件を整備して訪朝したいと思います」が空約束に終わらず、早急に実現してほしいとは思いますが。


■産経【北朝鮮情勢】金正恩氏夫人、李雪主氏に「女史」の呼称 軍総政治局長の交代確認
http://www.sankei.com/world/news/180209/wor1802090022-n1.html

 北朝鮮朝鮮中央通信は9日、平壌で8日実施した軍事パレードについて報じ、観閲した金正角元人民武力部長を朝鮮人民軍総政治局長の肩書で紹介した。黄炳瑞氏*12が解任され、後任に金氏が就いたとする韓国情報機関、国家情報院の分析が公式に確認された。

 コメント抜きで紹介だけしておきます。


■産経【北朝鮮情勢】グテレス*13国連総長金永南氏と会談 平昌で 対話通じた非核化に期待
http://www.sankei.com/world/news/180210/wor1802100009-n1.html
 こうした会談が少しでも事態の改善につながってほしい。


■産経【平昌五輪】スポーツの価値軽視… 「主役は選手」大切に
http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180210/pye1802100006-n1.html

 形ばかりの南北融和に五輪が利用され

 「形だけ」で終わるかどうかは南北朝鮮や関係国(米国、中国、ロシア、日本など)の今後の努力次第でしょう。

 今回ほど、スポーツの価値が軽視された五輪も珍しい。

 いやーナチの美化に使われた1936年ベルリン五輪、東西ボイコット合戦になった1980年モスクワ五輪1984年ロス五輪、「招致時には東日本大震災・東北復興五輪云々しながら、少なくとも現在、明らかにそうなってない2020年東京五輪」ほどではないでしょう(皮肉のつもり)。

 選手の活躍は国民を熱狂させ、感動や勇気を届けてくれる。

 スポーツファンではなくためらいなく「国民」と書くのが産経らしい。それ国粋主義へのスポーツの利用やん。


■TBS『米政府、副大統領は北朝鮮側と「挨拶の構えあった」』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3289095.html
 現実に挨拶しなかったのに今更そんなこと言ってもどうしようもないでしょう。しかし「挨拶しなかったこと」について「挨拶する必要があるのか」「毅然とした態度を見せた」と正当化するかと思ったら少し違うようです。

 仮に接触が発生すれば、その際は核開発問題などについての突っ込んだ話ではなく、「愛想の良い挨拶しかできなかっただろう」ともしています。

 そりゃ長時間の会談でもなければそうなるでしょう。それで何か問題なのか。「米国は北朝鮮と対話する気が無い」というメッセージを発したと北朝鮮や国際社会に理解されかねない行為をしたことはむしろ失策ではないのか。


■日経『首相、金永南氏と接触 拉致や核・ミサイル問題で行動要求、ペンス氏は接触回避』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26776370Z00C18A2EA2000/
 安倍ですら「立ち話&握手」程度はしたのに何なんでしょうか、このペンスの態度。
 まあ、見ようによってはさんざんペンスが北朝鮮非難を吹いてるので、「この間のティラーソン国務長官(対北朝鮮対話派とされる)の話ってどうなりました?」とか北朝鮮側に聴かれてしどろもどろになるのを恐れて逃げてるようにも見えますがこれだけではなんとも評価ができません。


■産経【平昌五輪】安倍晋三首相、金永南最高人民会議常任委員長と立ち話 拉致問題の解決要求
http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180209/pye1802090078-n1.html
 立ち話レベルで解決するようなら誰も苦労しません。とはいえ長時間の会談をする能力も意思も安倍にはないのでしょう。まあペンスのように立ち話すらしないよりは安倍の方がましだとは思いますが。


■産経【平昌五輪】五輪通じて「北朝鮮接触を」横田早紀江さん
http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180209/pye1802090015-n1.html
 こういうことを言う人間が北朝鮮制裁論に異論を唱えた蓮池透氏の家族会除名に賛同したわけですからねえ。バカなのか、嘘つきなのか知りませんがとても彼女のこうした発言を信じる気にはなりません。


■産経『【産経抄北朝鮮に五輪をかき回されるのはたくさんだ 2月9日』
http://www.sankei.com/column/news/180209/clm1802090003-n1.html
 別にかき回してはないでしょう。
 韓国、北朝鮮両国政府の間には一応合意が成立した。そうした合意を批判してるのは一部のアンチ北朝鮮にすぎません。むしろこうした事態を少しでも対話外交に生かすべきでしょうに。もちろん対話イコール「北朝鮮支持」ではない。北朝鮮の言い分を全て受け入れはしないが、それなりに受け入れ、お互い「ある種の共存共栄関係」を目指すしか現実的策はないでしょう。


■産経『北朝鮮に不正輸出 会社代表ら男3人を不起訴処分 京都地検
http://www.sankei.com/west/news/180208/wst1802080066-n1.html
 「初犯であり、犯行内容も悪質でないから」ならまだしも「証拠不十分で立証できるか不安」だそうです。違法捜査として国賠訴訟の対象にすらなりかねないのではないか。


■産経『韓国・光州事件を「虐殺」と認定 ヘリで丸腰の市民に無差別銃撃 特別調査委』
http://www.sankei.com/world/news/180208/wor1802080009-n1.html
 「何を今更」の話ですがこうした公式見解が出されたことはいいことでしょう。


■ロイター『米が北朝鮮に近く追加制裁、「かつてなく厳しい」とペンス*14副大統領』
https://jp.reuters.com/article/north-pence-idJPKBN1FR17D
 こういうことを言ってるようではいつまで経っても問題は解決しないでしょう。
 北朝鮮の問題をさておいても例の「イスラエル首都騒動」の張本人の一人はこのペンスのようですし、トランプ政権の極右ぶりにも困ったもんです。


■産経『鳩山由紀夫元首相「金正恩よりトランプが先制攻撃」「米朝対話で平和条約を」 講演で持論』
http://www.sankei.com/politics/news/180206/plt1802060049-n1.html

 鳩山由紀夫元首相は5日、米ワシントンで講演し、北朝鮮核・ミサイル問題に関連し、先制攻撃する可能性があるのは金正恩朝鮮労働党委員長ではなくトランプ米大統領だと指摘した。「金委員長は、先制攻撃すれば自分の命がなくなり、体制が崩壊することをよく知っており、それはない」と断言した。
(中略)
 鳩山氏は記者団に、制裁強化で北朝鮮が核放棄する可能性は「ほとんどない」と指摘し、核・ミサイル開発の凍結に対して米韓合同軍事演習を凍結するなど、米朝対話の条件を整えるべきだと強調した。

 国力を考えれば「金正恩よりトランプが先制攻撃」は全くその通りです。
 そもそも米国にはパナマ・ノリエガ政権転覆、アフガン・タリバン政権転覆、イラクフセイン*15政権転覆という政権転覆の実績もあります。
 「米朝対話で平和条約を」も全く同感ですね。困難な道ではありますがそれ以外に現実的解決策もないでしょう。戦争なんかできるわけもない。


毎日新聞・特集ワイド『平昌五輪直前、北朝鮮「軍創建記念日」なぜ変えた 消えた「抗日パルチザン」の絵 正恩流、歴史書き換えか』【鈴木琢磨*16
https://mainichi.jp/articles/20180206/dde/012/030/075000c
 軍創建記念日はウィキペ『朝鮮民主主義人民共和国の祝日』によれば「(1948年)2月8日(1948〜1978年*17)→(1932年)4月25日(1978〜2018年)→(1948年)2月8日(2018年〜)」と変化したわけです。
 この変化についてはもちろん「ピョンチャン五輪にぶつけて揺さぶりを掛ける」という見方もあるでしょう。
 しかし毎日は「朝鮮人民軍とは朝鮮労働党の軍隊であり、かつ北朝鮮の国家の軍隊であること」を強くアピールするために「朝鮮労働党北朝鮮国家が誕生した後の1948年2月8日」を改めて「軍創建記念日」に戻したのだ、ピョンチャン五輪がなくても2月8日に戻しただろうと見ています。
 それは「1932年4月25日に金日成抗日パルチザンを組織したこと」は偉大なことではあるが、「今の朝鮮人民軍とは直結してはいないのだ」と評価したということでしょう。
 まあ書き換えと言うよりは「歴史評価の変更」でしょうね。まあそもそもは「(1948年)2月8日」だったわけですから再評価とか復権とか言ってもいいかもしれない。


■朝鮮新報『不当な政治弾圧に憤激/警視庁外事課と埼玉県警が総聯東京都本部を強制捜索』
http://chosonsinbo.com/jp/2018/02/csg0206/
 まあどう見ても不当な嫌がらせでしょうね。家宅捜索の結果、何かが出てくることもないでしょう。裁判所もよくもまあこんな家宅捜索令状を出すもんです。


■産経【仮想通貨流出】「北朝鮮サイバー攻撃で数十億円規模奪取」 韓国報告、日本事件への関与も調査
http://www.sankei.com/world/news/180205/wor1802050032-n1.html
 「韓国の事件はともかく」、日本のコインチェック社事件について言えば現時点では「北朝鮮犯行説」は眉唾ですね。日本政府からはそんな発表はされてませんし。そして過去に起こったマウントゴックス事件では、マウントゴックスCEOのマルク・カルプレスが業務上横領容疑で逮捕起訴されてるわけです。コインチェック社からも同様の逮捕者が出るかもしれない。
 まあこの種のビットコイン事件で小生が思うのは「犯人が誰か」より「不正防止の規制や被害者救済の制度が、政府、業界によって十分とられてるのかどうか」ですね。
 はっきり言って政府や業界の規制が不十分なのではないか。


時事通信『IOC会長「朝鮮半島の新たな始まり」=文大統領も意義強調』
https://www.jiji.com/jc/pyeongchang2018?s=news&k=2018020501186
 もちろん北朝鮮の五輪参加で全てが解決するほど話は単純ではありませんが、少しでも対話ムードが高まり、和解の方向にいってほしいと期待したい。
 もちろんそうなるためには米韓と北朝鮮、双方の努力と妥協が必要でしょうが。


AERA『「金正恩の妹」に韓国人熱狂、平昌五輪操る北朝鮮の思惑』
https://dot.asahi.com/wa/2018021000005.html?page=1
 北朝鮮関係では本当に朝日も酷い記事ばかり書きますね。
 実際問題、そう脳天気に熱狂もしてないと思いますが。もちろん北朝鮮は五輪を操ってもいない。


AERA北朝鮮の話題ばかり? 平昌五輪、現地に漂う「嫌なムード」』
https://dot.asahi.com/dot/2018020400009.html?page=1
 北朝鮮関係では本当に朝日も酷い記事ばかり書きますね。

 平昌五輪だけはなかなか盛り上がらない。

 韓国で盛り上がらない理由の一つは「キム・ヨナ*18に匹敵するスターが韓国人選手にいない」ことでしょうねえ。韓国においてウインタースポーツはそれほどの人気は無いのでしょう。そして「韓国の国際的知名度が低かった」ソウル夏季五輪の時代と違い今や「韓国は世界を代表する経済大国の一つ」であり「五輪が招致できて良かった」と無邪気に思える時代でもない。

 韓国メディアが連日報道しているのは、北朝鮮の平昌五輪参加による政治的意図や市民らの反応、韓国入りした「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長や北朝鮮選手団のルックスと言動など、北朝鮮に関するニュースばかり。

 繰り返しますが「冬季五輪それ自体への興味が薄ければ」そうなるでしょうね。

 世間では平昌五輪ならぬ「平壌ピョンヤン)五輪」と囁かれるほどである。

 世間と言うより一部のアンチ北朝鮮ウヨでしょう。むしろこんな言葉を紹介する朝日の常識を疑います。

北朝鮮の参加を賛成する人々が多いのも事実。大会期間中は半島の平和が保証されるわけですから。」
(ソン・ジフン記者)

 多くなかったらその方がおかしいでしょうに。バッハIOC会長も歓迎していますし。


■日経『金正恩氏の妹訪韓へ 北朝鮮、「破格」派遣で融和演出』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2664028007022018MM8000/
 党委員長、国務委員長(最高指導者)である金正恩の妹とはいえ「1987年生まれ」とまだ若く、当然ながら役職も党宣伝扇動部副部長とまだたいした役職でもない彼女をどう評価すべきかはなかなか難しいでしょう。


■産経【平昌五輪】北朝鮮金永南氏派遣へ 平昌五輪機に韓国入り
http://www.sankei.com/world/news/180205/wor1802050001-n1.html
 最高人民会議常任委員長にして元外相という大物を送り込んできたことで北朝鮮の強い思いを感じます。文在寅大統領らの会談によって何らか前向きの合意が得られればいいのですがどうなるか。


■産経【北朝鮮情勢】金正恩氏、夫人とトロリーバスの試運転視察 大量生産を指示
http://www.sankei.com/world/news/180204/wor1802040016-n1.html
 つまりは北朝鮮も民生をそれなりに重視し、かつそれを世間にアピールしようとしているわけです。単純に軍事偏重一本槍ではない。
 まあそれはともかく、トロリーバスというと懐かしい感じがしますね。ウィキペ「トロリーバス」によれば確かにトロリーバスには「排気ガスを出さない」という利点はあるものの、「電気を供給する架線が必要」などデメリットもあるので、日本や欧米などでは「バッテリー性能の向上」もあってバッテリーを積んだ電気バスにどんどん変わってるようです。
 まあ、北朝鮮では「そこまで高性能のバッテリーがない」など、「バッテリーを積んだ電気バス」というわけにはいかない事情があるんでしょう。


■産経『北、ミサイル・核開発の部品調達に独大使館利用か 独情報機関*19トップ明かす』
http://www.sankei.com/world/news/180204/wor1802040017-n1.html
 まあ、情報機関のトップがわざわざこう言う背景には何か政治的理由があるのでしょうがそれは何なのかとは思います。


■日刊スポーツ『北朝鮮、ミサイル運搬に日本製業務用クレーン使用か』
https://www.nikkansports.com/general/news/201802040000194.html
 事実だとして日本企業が輸出した国からの転売なんでしょうが、具体的にどうやって入手してるんでしょうか。


■産経『安倍晋三首相、文在寅大統領に五輪後の米韓軍事演習の実施要求へ 9日の日韓首脳会談』
http://www.sankei.com/politics/news/180204/plt1802040004-n1.html
 そんなことをすれば北朝鮮の反発は避けられないでしょうに安倍は全く何がやりたいんでしょうか?
 「北朝鮮に屈服しない、俺様かっこいい」つうアピールか。ばかばかしい。問題は核、ミサイル問題、拉致問題などの懸案をどう解決していくかという話でしょうに。


■産経【平昌五輪】政府、平昌周辺のシェルター調査 北攻撃想定し日本人観光客らの避難に備え
http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180204/pye1802040002-n1.html
 「アホか」ですね。
 北朝鮮も参加するのにそんなことはまずありえない。米国が五輪中に軍事攻撃でも仕掛けない限りまずそんなことはありえない。
 大体そんな危険があったら安倍は開会式に出席すべきでないし、日本代表選手も五輪に参加すべきでない。日本人韓国渡航についても認めるべきではないでしょう。


NHK『韓国に行くなら「たびレジ」登録を 緊急時にメール通知 外務省』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180203/k10011313961000.html
 まあ外務省の情報提供サービス「たびレジ」に登録することは悪いことではないでしょう(なお、この登録は海外旅行全てに該当することであって韓国限定ではありません)。
 とはいえ「韓国が非常にやばいのか」といったらそんなことはないでしょう。もし外務省が「韓国の安保状況が悪いかのように宣伝していたら」デマも甚だしいでしょう。


■産経【浪速風】「鬼は〜外」北朝鮮に向かって唱えよう
http://www.sankei.com/west/news/180203/wst1802030017-n1.html

 日清、日露戦争の目的の1つが朝鮮半島の安定化だった

 いい加減正直に「目的は朝鮮半島の植民地化だった」と認めたらどうなんですかね。


時事通信北朝鮮、制裁逃れで200億円収入か=国連専門家パネルが報告書』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018020300349&g=prk
 制裁が全く効果を上げてないとは言わないまでも、あまり効果を上げてないという話です。
 ここから
1)制裁の抜け穴を塞ぐ
2)そもそも制裁を諦める
のどちらにするかは価値観の問題ですが、俺個人はどちらかというと2)ですね。


■産経『民放出演、身元情報求めた男性に「父親」現れる 三重の男性、DNA型鑑定へ 「徳島で行方不明の男児では」の情報も』
http://www.sankei.com/west/news/180205/wst1802050040-n1.html

 民放番組で身元の情報を求めた男性が5日、居住する愛知県一宮市の自立支援施設で記者会見し、三重県四日市市の男性が番組放送後に父親と名乗り出たと明らかにした。施設によると、警察がDNA型鑑定を行う方針だという。
 施設によると、父親を名乗る人物は、28歳になる息子が平成26年6月に三重県川越町のアパートからいなくなり、三重県警に捜索願を出していたと説明。この1年前にも失踪し、約1カ月後に記憶をなくした状態で見つかっていた。療養して記憶が戻ったという。

 ということで松岡君の両親以外にも名乗り出た人間がおり、その方ともDNA鑑定をするようです。
 とはいえテレビ出演した男性の主張(子ども時代に拉致された)が正しければ明らかにこの「父親と名乗り出た男性」は父親ではないでしょうが、まあ主張が正しいという保証もないですからねえ。


■産経『身元情報求め民放出演の男性とDNA一致せず 徳島で不明男児の両親』
http://www.sankei.com/west/news/180206/wst1802060114-n1.html

 民放番組で身元の情報を求めた男性が平成元年、徳島県つるぎ町で行方不明になった松岡伸矢ちゃん=当時(4)=に似ているとの声が寄せられ、県警が伸矢ちゃんの両親のDNAを採取し鑑定した結果、男性のDNAと一致しなかったことが6日、分かった。
 伸矢ちゃんの父、正伸さん(60)や捜査関係者が取材に明らかにした。

 まあ予想の範囲内ではありますが。これで一致すれば「子ども捜しにピリオドが打たれ」良かったのですがねえ。


■産経『不明男児の両親からDNA採取 番組男性の型と鑑定へ、徳島県警
http://www.sankei.com/west/news/180204/wst1802040025-n1.html
 捜査の結果、松岡君の可能性が高まったのか、はたまた「その可能性は低いがご両親を納得させるには鑑定するしかない」つうことかはともかく鑑定はやるようです。


■産経『両親のDNA採取見送り 29年前の男児不明で徳島県警
http://www.sankei.com/west/news/180202/wst1802020086-n1.html

 民放番組で身元の情報を求めた男性が、平成元年に徳島県つるぎ町で行方不明になった松岡伸矢ちゃん=当時(4)=に似ているとの声が寄せられたため、伸矢ちゃんの両親のDNAを採取し鑑定する方針だった徳島県警が見送りを両親に伝えたことが2日、分かった。伸矢ちゃんの父、正伸さん(60)が明らかにした。
 正伸さんによると、県警の担当者は「捜査の進展を見て判断する」と説明したという。
 男性は番組で4〜21歳ごろの間、知らない男性に軟禁されていたと話し、両親の記憶はないという。番組によると、26年7月、愛知県弥富市のショッピングセンターのトイレで意識不明の状態で見つかった。

 正直、衝撃のニュースです。まさか特定失踪者・松岡伸矢君の件がこう動くとは思ってもみませんでした。
 DNA鑑定の結果「親子だ」となればいいですがどうなることやら。見送りと言うことは「別人」なんでしょうか。
 さて、この件について仮に「失踪者(自称・和田竜人)は松岡伸矢君だ」という結果が出たとしても荒木和博がわびもしないことだけは今から20000%予想できます。過去に「国内で特定失踪者が発見されたとき」はそうでしたから。

【追記】
 ちなみにこの件については以下の記事もありますね。
 それにしても男性が松岡君であるにせよ、ないにせよ「見ず知らずの人間に拉致される」とは事実ならば、衝撃的すぎて絶句しますね。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3280973.html?from_newsr
■TBS『29年前失踪男児か DNA鑑定へ、番組で紹介の“身元不明”男性』
 1月31日にJNN*20系列で放送された番組で身元不明者として紹介された男性が、29年前に徳島県で失踪した男の子ではないかとして、徳島県警が来週にもDNA鑑定を行うことがわかりました。
 1989年、茨城県牛久市松岡伸矢ちゃん(当時4)は家族と徳島県つるぎ町の親戚の家に行った際、父親が目を離したわずか数十秒の間に姿を消し、今も消息はわかっていません。
 31日に放送されたTBSの番組で紹介された男性は、3年前、愛知県弥富市で意識不明の状態で保護され、それまで長い間、知らない男性に軟禁され、両親の記憶もないと話していました。
 放送終了後、男性について「伸矢ちゃんに似ている」という情報が徳島県警に相次ぎ、県警は1日、伸矢ちゃんの両親からDNAを提供する承諾を得ていて、来週にも男性のDNA型と一致するかどうか鑑定を行う方針です。

http://www.topics.or.jp/localNews/news/2018/02/2018_15175315152704.html
徳島新聞『テレビ出演の身元不明男性 徳島で不明の伸矢ちゃんでは 県警がDNA鑑定へ』
 1月31日に放送されたテレビ番組で身元不明者として紹介された男性が、29年前に貞光町(現つるぎ町*21)で失踪した松岡伸矢しんや)ちゃん=当時(4)=に似ているとの電話が1日、徳島県警に相次いだ。県警は近く、男性のDNA型鑑定を行う方針だ。
 番組はTBSの「緊急!公開大捜索'18春〜今夜あなたが解決する!記憶喪失・行方不明スペシャル」(http://www.tbs.co.jp/koukaidaisousaku/)。2014年7月に愛知県弥富市のショッピングセンターで保護されたという男性(推定25歳)を紹介した。この男性は幼い頃から見ず知らずの年上の男性と暮らし、20年近く軟禁状態にあったが、同年6月に脱走したという。
 放送後、県警本部や美馬署には「松岡伸矢ちゃんに似ている」といった情報が多数寄せられた。インターネット上にも同様の書き込みが相次いでいる。
 県警はこうした反響を考慮し、1日夕に伸矢ちゃんの両親に連絡を取り、両親のDNA採取の了解を得た。この男性のDNAの型と一致するかどうか、来週にも鑑定する方向で調整している。
 伸矢ちゃんの父正伸さん(60)は「皆さまから心配の声をいただき大変ありがたい。DNAが一致すればいい*22。テレビに出演した男性の情報が集まってほしい」と話した。
 親類の藤本弘子さん(77)=つるぎ町貞光=は男性の写真を見て「時間がたち過ぎて、はっきりとは分からない*23。本人であることを願いたい」と話した。
 伸矢ちゃんは茨城県牛久市の自宅から、藤本さん宅を訪れていた1989年3月7日朝、両親が40秒ほど目を離した間に行方が分からなくなった。
 県警は地元消防団などと共に、失踪現場近くの山林で大掛かりな捜索を実施。チラシを配ったりホームページを開設したりして、情報提供を呼び掛けたが、これまで行方はつかめていない。特定失踪者問題調査会は、北朝鮮に拉致された可能性を否定できないとして、「特定失踪者」のリストに入れている。

http://www.topics.or.jp/localNews/news/2018/02/2018_15175850075451.html
徳島新聞『伸矢ちゃんとは別人 徳島県警、両親のDNA採取見送り』
 1月31日に放送されたテレビ番組で身元不明者として紹介された男性が、29年前に徳島県貞光町(現つるぎ町)で失踪した松岡伸矢しんや)ちゃん=当時(4)=に似ているとの情報が寄せられたため、伸矢ちゃんの両親のDNAを採取し鑑定する方針だった徳島県警が2日、両親に見送りを伝えたことが分かった。
 捜査関係者によると、県警に「男性は伸矢ちゃんではない別の失踪者に似ている」などとする有力な情報提供があり、男性は伸矢ちゃんとは別人であると判断した。
 県警は、3日に伸矢ちゃんの両親を訪ねてDNA採取を行う予定だったが、2日夕に訪問を中止することを伝えたという。
 テレビ番組で紹介された男性(推定25歳)は、4〜21歳ごろの間、知らない男性に軟禁されていたと話し、両親の記憶はないという。番組によると、2014年7月、愛知県弥富市のショッピングセンターのトイレで意識不明の状態で見つかった。
 伸矢ちゃんは茨城県牛久市の自宅から親類の藤本弘子さん(77)=つるぎ町貞光=宅を訪れていた1989年3月7日朝、両親が40秒ほど目を離した間に行方が分からなくなった。

 「別の失踪者」であればそれはそれでよいことです。とにかく身元が判明してほしいもんです。

https://www.j-cast.com/2018/02/02320312.html?p=all
J-CASTニュース『「記憶喪失」番組の男性、29年前不明の男の子? 「警察がDNA鑑定へ」で注目』
 番組は2018年1月31日放送の「緊急!公開大捜索(20)18春〜今夜あなたが解決する!記憶喪失・行方不明スペシャル〜」(TBS系)。
(中略)
 番組によると、男性は2014年7月、愛知県弥富市のショッピングセンター内トイレで意識不明の状態で見つかり保護された。過去の記憶は断片的にしかないが、一言でいえば「4歳の時から17年間、軟禁されていた」と語った。男性は現在、「和田竜人(りゅうと)」と名乗っており、25歳と推定されている。「竜人」という名前は、記憶から「合っていると思う」(和田については後述)。
 男性の証言では、4歳くらいの頃、両親だと思われる人たちと乗用車に乗って移動、途中で寝てしまい、起きたら「おじさんの所にいた」。「おじさん」は知らない人で、50〜60歳で身長が180センチ程の大柄で強面だった。場所は2階建ての一軒家だった。
 これ以降、2人きりの生活が始まり、外出は禁じられた。1997年8月21日に「今日で5歳になった」と、「おじさん」から告げられた。外出の記憶は、15歳の頃に虫歯で「10回くらい」歯医者に通院したことだけ。「おじさん」に付き添われていた。
 1度、外へ出ようとして叱られ、以降は逃げ出そうという発想もなくなっていたが、20歳ごろ、「おじさん」が寝静まった深夜に見たテレビニュースで児童虐待の話を扱っており、「自分と似てるな」と疑問を持ち始めた。以降は逃げ出すタイミングを探り、約1年後の2014年6月に逃げ出した。この時、家の表札を見ると「和田」だった。そして、翌7月、意識不明で発見される。
 「おじさん」については、いつも家にいて、パソコンで表やグラフをよく眺めていたことから、「株をやっていたデイトレーダーか何かでは」と推測している。
 逃げ出したあとの主な記憶は3点で、たどると、意識不明で発見された場所から南東へ93キロ、静岡県と愛知県の県境までさかのぼれたが、それ以前の状況は不明のままだった。
 番組に出演したゲストのタレント、柴田理恵さん*24小島瑠璃子さんらの男性への印象は「まじめ」「理路整然と話している」「しっかりした人」といったものだった。男性は、自身の素性について知りたい一方で、真実をすべて受け入れることができるかどうかは、自信がなさそうだった。


■朝鮮新報『北南和解に水を差す日本政府とメディア/日本の識者らのコメント』
http://chosonsinbo.com/jp/2018/02/yr20180202-2/

■南北対話、警戒心煽る日本政府/浅井基文*25(国際問題研究者)
 年明け早々、南北関係が和解に向けて動き出したのは、金正恩朝鮮労働党委員長が新年の辞で南北関係改善に対する柔軟な姿勢を打ち出したことが契機となっている。これに対して関係改善を模索していた文在寅*26政権が呼応したことで始動した南北対話を、膠着状態にあった関係を打開する大きな可能性として歓迎している。
 しかし日本の政府、メディアは和解ムードに水を差そうと躍起になっている。
(中略)
 政府、メディアによる「北朝鮮脅威論」に振り回されていることが今後何をもたらすか日本国民が厳しく認識し、安倍政治と決別する覚悟を持たなければ、日本の将来は暗い。
■日本の報道は杞憂に終わる/北川広和*27(日韓分析)
 日本のマスメディアが、朝鮮の平昌五輪参加について誹謗・中傷を繰り返している。なかでも多いのが「米韓同盟の分断を狙っている」「日米韓の包囲網を崩そうとしている」との主張である。しかし朝鮮は、平和の祭典への参加で平和な朝鮮半島を築こうとしているのである。そこには、自主的平和統一への契機としたいとの思いが込められている。マスメディアの報道は、これを断固として妨害・阻止しようとする日米両政権の意向を汲んでいるにすぎない。
 また、アイスホッケー女子の南北合同チームに対し、「韓国の若者が反発を強めている」との報道も頻繁にみられる。韓国の若者がまるで朝鮮の五輪参加そのものにまで反対しているかのような誇張した報道ぶりである。
 ただ、確かにそうした若者が韓国で少なくないようだ。だがそれは、中学・高校・大学という多感な10年間を(ボーガス注:李明博*28、朴クネという)「親米反北」の保守政権下で暮らさざるをえなかったためである。2期にわたる保守政権が若者にもたらした負の遺産であり、清算すべき深刻な積弊にほかならない。ましてや千葉での卓球世界選手権で南北合同チームが優勝し、シドニー五輪で統一旗を掲げて南北合同で入場行進したという前例があることも、知らない・知らされていない世代である。朝鮮の平昌五輪への参加表明は、そうした韓国の若者の覚醒を促し、ともに自主的で平和的な統一をめざそうとの心からの呼びかけにほかならない。

 全く同感なので紹介しておきます。


■産経『NHK会長、北朝鮮ミサイル誤報念頭に陳謝 自民総務会で』
http://www.sankei.com/politics/news/180202/plt1802020027-n1.html
 やれやれですね。こういうことをすることがNHKへの恫喝だと理解されるという懸念を全く感じないバカの集まりが自民党のようです。つうか本当に恫喝なのかもしれません。


■AFP『ヨルダン、北朝鮮と国交断絶 米国に同調』
http://www.afpbb.com/articles/-/3160896
 「へえ」て感じですね。もちろん全ての国が国交断絶してるわけではありませんし、安保理制裁も国交断絶を求めてるわけではありません。


■産経【日韓合意】自民・二階俊博*29幹事長「『1ミリも動かさない交渉』に国の将来を任せられるか」日本政府の対応に疑問
http://www.sankei.com/politics/news/180202/plt1802020025-n1.html
 さすがに安倍のアンチ韓国には自民党内からもこうした批判が出るわけです。具体的に安倍がどうすべきと考えてるのか、はっきり言えないあたりが二階氏の限界ですが、こうした安倍批判をするだけ、菅官房長官なんぞよりはましです。


東洋経済オンライン『北朝鮮、表面化した台湾との親密な経済関係』
http://toyokeizai.net/articles/-/57167

 2014年の暮れも押し迫った12月29日、米国で一つのニュースが流れた。米イリノイ州北部地方裁判所が同日、「台湾人企業家が北朝鮮への精密機械輸出容疑を認めた」と明らかにしたのだ。
(中略)
 ビジネスでも少なからぬパイプがありそうだ。記者が平壌で出会った台湾人の男性は、台湾の医療関連会社に勤めている人物で、平壌ではすでに7年以上、医薬品などの代理店事業を行っているという。 「北朝鮮は中国から大量の医薬品を輸入しているが、ニセモノが多く誰も信頼していない」とこの男性は打ち明ける。そのため、医療技術の水準が高い台湾製の薬がとても人気なのだという。
(中略)
 台湾の外交筋は、北朝鮮の国家的事業に台湾が関与したケースもあったという。それは、中国が無償で北朝鮮で設立した「大安(テアン)親善ガラス工場」(南浦市)と打ち明ける。
 中朝友好の象徴とされ、2005年10月に操業を開始した同工場。訪朝した外国人もよく案内される工場の一つだ。かつて、故・金正日総書記が当時の胡錦濤*30・中国国家主席を直々に案内したことでも知られている。
 ところが、中国側は「親善」でつくると言ったものの、2004年7月の着工後は長らくほったらかしにしてカネも資材も供給が滞ったままだった。業を煮やした金総書記が、「台湾から代わりにつくってもらえと指示したことを知った中国側が、慌てて資金などを供給し完成させたようだ」(前出の台湾外交筋)。これ以来、北朝鮮では、「中国は口では友好をとなえ、援助計画などを持ちかけるが、いざ始まると何もしてくれない」との評価が広まったという。
 台湾と北朝鮮が経済的関係を持つようになった端緒は1990年代にさかのぼる。台湾電力が自社の原子力発電所から発生する低レベルの放射性廃棄物の処理を北朝鮮が引き受ける計画が浮上したことがあり、それがきっかけのようだ。この計画は結局は立ち消えとなったが、それから人の往来が本格化したようだ。
 北朝鮮は、実利が得られれば中国も台湾も関係がない、と見ていることになる。「崖っぷち外交」と呼ばれるほど強硬な態度一辺倒ではなく、冷静に実利が獲得できる方法を戦略的に考えているわけである。ここにこそ、すぐにでも崩壊すると言われながらも持ちこたえてきた北朝鮮のしたたかさがあるのではないだろうか。

 いやー、こういうのを「台湾は日本ウヨの友達サー」と常々言ってる連中(例:日本李登輝友の会)は知ってるんでしょうか?


■『北朝鮮 核の資金源』国連制裁の最前線で、何が起きているか?
http://honz.jp/articles/-/44584

 北朝鮮は決して孤立などしていないという事実である。
 たとえばそのひとつが台湾だ。台湾が北朝鮮にとって重要な物資調達ルートであるという事実は日本ではほとんど知られていない。「一つの中国」を掲げる中国の強硬な反対によって台湾は国連への加盟を認められていない上に、中国側の圧力で国連は台湾と接触すらできない。そのために台湾は制裁の大きな抜け穴になっているという。

 そういえば最近台湾で北朝鮮制裁違反がらみで摘発があったのはそういうことですかね。
参考
■産経『台湾でまた北朝鮮に石油密売の業者摘発』
http://www.sankei.com/world/news/180201/wor1802010038-n1.html
NHK北朝鮮に石炭輸送 台湾の貿易業者を摘発』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180130/k10011307551000.html
東洋経済オンライン『北朝鮮、表面化した台湾との親密な経済関係』
http://toyokeizai.net/articles/-/57167

 日本が北朝鮮の脅威と向き合うための法整備が遅れている国のひとつだと聞けば、誰もが耳を疑うだろう。
 たとえば制裁違反の裏づけのために裁判記録を閲覧することすら困難だ。全国の検察をたらい回しにされ、検察官の恣意的な判断で文書を黒塗りにされ、コピーは許されず筆記しろと言われる。筆記した資料が国連で証拠として認められるわけがない。他の国連加盟国に比べ日本の司法分野の情報公開制度は著しく遅れているのだ。

 もちろんこれは北朝鮮どうこう言う話では本来はありません。


夕刊フジ『韓国は南北関係改善の『主役』と勘違い「外交センスなし」 元国連制裁パネル委員・古川勝久氏インタビュー』
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180205/soc1802050001-n1.html
 やれやれですね。「ピョンチャン五輪での韓国の態度はセンスがない」という古川某氏の方がよほどセンスがないでしょうし、だからこそ夕刊フジくらいしか相手してくれないのでしょうにねえ。
 でまあ夕刊フジにでるような人ですから「日韓合意を韓国は守るべきだ」なんて与太も放言するわけです。日韓合意を守るも何も「慰安婦銅像を撤去しろ」などと合意にないことを主張して韓国民の反発を高めたのが安倍政権なんですがそういう理解は古川氏にはないようです。


■アサヒ芸能『元国連捜査官が見た北朝鮮ブラックホール」(4)日本の制裁は「抜け穴」だらけ』
https://news.nifty.com/article/domestic/agp/12104-97298/

 15年3月、日本海を航行していたオーシャン・マリタイム・マネジメント社(以下、OMM)の貨物船「ヒチョン号」が荒天のため、鳥取県境港の沖合、美保湾内からわずか5キロの場所に停泊。慣例として日本政府は、人道的見地からこれらの船舶を受け入れることになったのである。
安保理決議では、たとえ人道的理由に基づく措置であっても、自国の領域にある制裁対象団体のあらゆる資産の凍結が義務づけられている。つまり、日本政府にはこの貨物船を資産凍結する義務があったんです」
(中略)
 これを押さえれば、OMMが世界各地に送り込んでいる工作員のグローバルネットワークを浮き彫りにできる。OMMのネットワークを壊滅させる千載一遇のチャンスが、目の前にあった。
 ところが日本政府はヒチョン号の資産凍結をしなかった。
(中略)
 そこで古川氏*31は、日本政府宛の公式書簡を起案。国連事務局から国連日本政府代表部へ送付した。だが、日本政府は検査を繰り返したものの、資産凍結に向け動き出すことはなかった。
 15年3月13日、ニューヨークの国連本部。船舶データベースで、日本の領海を離れていくヒチョン号の信号を目で追っていた古川氏。船が島根県隠岐諸島を過ぎると、自動船舶識別装置の信号が消えた。
 1カ月後、古川氏のもとに、日本政府から次のような回答が返ってきた。
国連海洋法条約においては、全ての国の船舶に対して、沿岸国の平和、秩序又は安全を害しない限り、領海における「無害通航権」が認められているため、ヒチョン号がOMM貨物船であるという事実だけでは、その通航が「無害ではない」とは必ずしも判断できず、ヒチョン号の無害通航権を認めざるをえなかった〉

 「元国連捜査官・古川氏の主張」によれば、つまりはこういうことです。
1)2015年3月、北朝鮮の制裁違反行為に加担してると国連捜査官(当時)・古川氏が疑ってるオーシャン・マリタイム・マネジメント社(以下、OMM)の貨物船「ヒチョン号」が日本に停泊した
2)古川氏は日本政府にこの船を資産凍結せよ、つまり日本から出国させるな、それが安保理決議で可能だと要請した
3)日本政府は「古川氏のいうような考えは適切ではなく、単なる疑いだけでは貨物船捜索はともかく資産凍結、つまり出国拒否などできない」「貨物船捜索して何か証拠が出たらそのときには出国拒否も考えるが」として要望を拒否
4)結局捜索は空振りに終わり、「ヒチョン号」が日本出国。なお2015年ですから既に安倍政権です。
 まあ、小生も国際法に無知ですし、古川氏の主張が正しいのかどうかは解りません。いずれにせよ、こうした古川氏の主張に対し安倍政権が反論など、何らかのリアクションをとることはないでしょう。
 「古川氏の主張の是非に関係なく」、下手に安倍政権が何かすれば「で、安倍政権は拉致問題で何やってるの?」とやぶ蛇になりかねないからです。
 そして安倍政権万々歳の救う会、家族会もこの件では何も言わないでしょう。これが民主党政権だったら不平不満が出たかもしれませんが。


NHK『菅長官 北朝鮮を核保有国と認定していない』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180201/k10011311321000.html
 「正当な核保有として認める気は無い、核廃棄を要求する」ならまだしも実際に持ってるわけですから「核保有国と認定しない」つうのはおかしいんじゃないか。
 この理屈だと「北方領土竹島をロシアや韓国が実効支配していると認定していない」とでもいうことになるのか。


■ロイター『北朝鮮への石油供給禁止は「戦争行為」に相当=駐北朝鮮ロシア大使』
https://jp.reuters.com/article/north-korea-missiles-russia-oil-idJPKBN1FL3Q1
 少なくとも「米国が石油禁輸するから戦前日本は真珠湾を攻撃するしかなかったのだ、あれは自衛戦争だ」という産経のようなウヨにはこうした主張を批判する資格はないでしょう。


■産経【葛城奈海の直球&曲球】「首相が特殊作戦群を視察」に快哉 拉致問題の解決には自衛隊導入が不可欠だからだ
http://www.sankei.com/column/news/180201/clm1802010007-n1.html
 ばかばかしい。安倍の視察をどう評価するにせよそれは自衛隊による拉致被害者救出ではあり得ない。なぜなら拉致被害者の居場所がわからないからです。特殊作戦群とやらがいかにエリート集団でも神様ではありません。居場所がわからない人間など救えない。救出は「金丸訪朝による第18富士山丸乗組員帰国」「小泉訪朝による蓮池夫妻ら帰国」のような外交しかあり得ません。


■ニューズウイーク日本版『ヘーゲル*32元米国防長官「北朝鮮への先制攻撃は無謀。日本も大惨事を免れない」』
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9445.php
 まあ常識人ならそう言うでしょう。


■産経『上部組織幹部に送金か 朝鮮総連支部長の古物営業法違反事件』
http://www.sankei.com/affairs/news/180201/afr1802010063-n1.html
NHK朝鮮総連 支部元幹部逮捕 英会話教材を無許可売買か』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180201/k10011310901000.html
 どう見ても朝鮮総連が関与した組織的な犯行じゃあるまいに「前支部長」「支部元幹部」云々とは滑稽な産経とNHKです。
 大体それなら木村岳雄「救う会熊本」元理事が「刀剣友の会事件(建国義勇軍事件)」への関与で逮捕された救う会はどうなるのか。

参考

http://www.ymrl.net/sjs7/Rir6/2003-12-23.html
毎日新聞建国義勇軍事件に「救う会」理事が関与』
 「建国義勇軍」を名乗る一連の事件で、警視庁公安部など合同捜査本部は22日、広島県教職員組合広教組)銃撃事件に関与したとして逮捕状を取っていた熊本市、職業不詳、木村岳雄容疑者(34)を銃刀法違反、建造物損壊容疑で逮捕した。逮捕者は12人となり、捜査本部は一連の事件の容疑者がそろったと判断している。木村容疑者は北朝鮮による拉致被害者らの支援組織「救う会熊本」の理事で、救う会などが今夏新潟で行った「万景峰(マンギョンボン)号」の入港阻止の抗議行動に参加していたという。

http://www.asahi.com/special/giyugun/TKY200401090342.html
朝日新聞『「建国義勇軍」事件:「会長に誘われ断れず」義勇軍事件、幹部の役割分担判明』
 非公開の(ボーガス注:田中均外務)審議官宅住所を調べ、田中容疑者に伝えたのは拉致被害者支援団体「救う会」熊本の元理事木村岳雄容疑者(35)だ。参加していた救う会の集会で、だれかが示した住所をメモした。

 「非公開の住所を救う会で入手し田中氏へのテロに利用」が事実なら救う会が木村の犯行に加担したと言われても文句は言えないでしょう。


■産経『朝鮮大学校系団体の不正会計、刑事告訴の請求却下 東京都小平市監査委』
http://www.sankei.com/politics/news/180131/plt1801310007-n1.html
 まあ刑事告訴するほどの大事件じゃなかったんでしょう。
 それにしても

朝鮮大学校(東京都小平市)関係者らが幹部を務める「小平市ごみ減量推進実行委員会」

てそれ朝鮮大学校とどう見てもほとんど関係ないですが。
 この理屈だと国基研役員である島田洋一西岡力が幹部を務める救う会は「国基研関係団体」といっていいんでしょうか?
 あるいは「つくる会理事・三浦小太郎」が役員を務める守る会は「つくる会系団体」といっていいんでしょうか?、id:noharraさん。


テレビ朝日『平昌に到着のIOC会長 北朝鮮の参加を歓迎』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000119868.html
 まあ当然の話です。歓迎しない日本ウヨの方がおかしい。


■日経『駐韓米大使の人事白紙か 北朝鮮政策で不一致と報道』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26355570R30C18A1EAF000/
 「たとえ限定的攻撃でもリスキーで賛成できない」といったら人事が白紙って事実なら怖すぎる話です。


■産経【平昌五輪】開会式「インフルで欠席するのも手」 自民・宇都隆史*33議員が安倍晋三首相に
http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180131/pye1801310012-n1.html
 一国の首相に向かって「仮病の欠席をすすめる」とは全く正気ではありません。
 それとも「仮病なんてすすめていない」「インフルエンザウイルスを安倍首相に注射した上で寒中水泳をさせたらどうか?」つう話でしょうか?(皮肉のつもり)。
 まあそんなに安倍に休んでほしいならいっそのこと、ヤクザが狙撃して浜口雄幸*34首相のように瀕死の重傷を負わせるなんてのでもいいですが(もちろんこれまた皮肉のつもり)。しかしこれが元自衛官ですからねえ。田母神といい「ひげの佐藤*35」といい「自衛隊はウヨの巣窟か」といいたくなります。


毎日新聞通常国会野田聖子*36総務相が欠席 インフルエンザ感染』
https://mainichi.jp/articles/20180123/k00/00m/010/051000c
 もちろん仮病ではないでしょうが、宇都隆史という馬鹿者は自らの「インフル発言」をどう思ってるんでしょうか?。野田であれ、誰であれ、病気でこうなれば「宇都みたいな奴が自民にはいるから仮病じゃね?」と痛くもない腹を探られることになりかねないんですが。


NHK北朝鮮 子ども6万人が深刻な栄養失調のおそれ ユニセフ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180131/k10011309421000.html
■産経『北朝鮮で幼児6万人が飢餓に直面 ユニセフが推定、制裁で援助遅れ』
http://www.sankei.com/world/news/180131/wor1801310020-n1.html
 対北朝鮮制裁を否定、批判する立場ならもちろん、支持、肯定する立場でも「それなりの人道精神の持ち主」ならこうした事態を容認はしないでしょう。こうした事態は是正されてしかるべきです。


■産経【愛媛「正論」懇話会】「アベック失踪」報道から長年、北の拉致報じなかった他メディア、「虚報」の批判も…スクープの阿部氏「国内の問題でもある」
http://www.sankei.com/west/news/180130/wst1801300025-n4.html

「昭和63年、当時の梶山静六国家公安委員長北朝鮮の拉致疑惑を認める国会答弁をした。」

 この答弁を引き出す質問をしたのが日本共産党参院議員の橋本敦氏であることに触れないのはさすが反共の産経です。なお、このとき「拉致疑惑を認める答弁をした」のは梶山氏だけではなく宇野*37外相もそうですが宇野氏に触れないのは「彼が後にセックススキャンダルで失脚したから」でしょうか。
 なお、梶山氏と言えば竹下*38内閣自治相・国家公安委員長としてのこの答弁後も宇野内閣通産相、海部*39内閣法相、自民党幹事長(宮沢*40総裁時代)、橋本*41内閣官房長官と政府の中枢にい続けましたが、梶山氏に対し「政権幹部としてあんたは一体何もしてきたのか」などと批判しない産経は全くでたらめと言っていいでしょう。
 しかし梶山氏が自治相・国家公安委員長だった竹下内閣から、宇野内閣、海部内閣、宮澤内閣、細川内閣、羽田*42内閣、村山内閣、橋本内閣、小渕*43内閣、森*44内閣を経てやっと小泉*45内閣で拉致被害者が帰国したわけです。まあ、家族の思いとしては「竹下内閣で拉致疑惑を認めたなら短命に終わった宇野内閣はともかく、それなりに続いた海部内閣、小渕内閣などでなんとかならなかったか」「金丸*46訪朝でなんとかならなかったか」とは思うでしょうが、まあなんともならなかったんでしょうね。


毎日新聞北朝鮮:障害者競技に本腰 パラ参加へ、福祉改善アピール』
https://mainichi.jp/articles/20180130/k00/00m/030/106000c

「障害者って何ですか?」「わが国にそんな人はいません」。
 障害者支援に携わる欧米の関係者は90年代の訪朝時、現地ガイドがこう口にしたと明かす。
(中略)
 ただ、03年には障害者保護法を制定。韓国・統一研究院の17年版「北朝鮮人権白書」は差別の実態に触れつつ、北朝鮮の対応は「それなりに前向きだ」と評価した。障害者交流で11年から訪朝を重ねる聴覚障害者、桑原絵美さん(37)は「当初に比べ、障害者が自分の希望を語るようになった」と話す。

 状況はわずかだとしても改善されているのでしょう。大変いいことだと思います。
 もちろん

 北朝鮮が障害者福祉に注力する背景には、こうした非難をかわす思惑があるとも言われる。

というようなことはあるでしょうが、それに関係なく「障害者福祉の改善」自体はいいことですし、そうした国際的評判を気にするだけの理性が北朝鮮に無いと「外交交渉のしようが無くてこちらも困ります」。


■現代ビジネス『「北朝鮮危機、わが国はこう向き合う」在日ロシア大使・最後の提言』
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54209

 2012年に大使として来日、昨年12月に母国へと帰った、在日ロシア特命全権大使エブゲーニー・アファナシェフ*47大使。「したたかで狡猾な外交官」とも評される大使の帰国直前に、NHK解説委員を務めロシア事情に精通するジャーナリストの石川一洋氏がインタビューを行った。
(中略)
大使
「ロシアの極東の経済発展のためには、北東アジアの平和が必要不可欠だ」
「私はロシアと中国が提案した「ダブルフリーズ」提案こそ、状況脱出の手段だと持っている。すなわち北朝鮮の核・ミサイル計画を凍結して、同時にアメリカと同盟国による対北朝鮮の大規模演習も凍結する。そして、ワシントンと平壌の話し合いを再開し、また南北対話、さらには関係国が参加して地域の安全保障に関する問題をあらゆる側面から話し合う。これが現実的な提案だ。」
「もし北朝鮮との間に戦争が起これば、アメリカ人の試算でも、戦争の最初の日々で数万の人が死に、そして最終的には百万人が死ぬとされている。」

 まあ経済や人命のことを考えたら戦乱なんか希望しないでしょう。
 なお「ダブルフリーズ提案」は現実的だと俺は思いますが、一番のネックは北朝鮮相手に妥協する姿勢を見せない米国でしょう。


■白頭の革命精神な日記『自主独立国家建設の必須的要求である正規軍としての朝鮮人民軍:「2.8建軍節」の意味』
http://rsmp.seesaa.net/article/456428483.html
 軍事パレードの是非はともかく、この件では小生もこの方同様「騒ぎすぎは良くない」という立場です。
 結局「いつも軍創建記念日にやってる軍事パレードは今年もやる」「五輪があろうと関係ない」「我々は緊張緩和を望んでるが、だからといって米韓に無条件降伏する気は無い、とアピール」つうだけの話でしょう。


■産経【平昌五輪】北朝鮮が南北合同文化行事中止を通告 文在寅*48の「構想」に打撃も
http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180130/pye1801300001-n1.html

 金剛山の行事では、北朝鮮側が電力供給に難色を示し、韓国側が発電用軽油約1万リットルを提供することになっていた。韓国メディアには、北朝鮮への石油精製品の供給を制限する国連制裁や、米国の独自制裁との足並みの乱れを懸念する論調も見られ、これに反発した可能性もある。

 つまりは韓国メディアの批判から、韓国側が「提供に難色を示しだした」のでしょうか。その結果「それならやらない(というか経済的にやれない?)」と北朝鮮が言い出したと。
 非常に残念だとは思います。何とか南北の交渉で、北朝鮮に「中止撤回」してほしいですが、さすがに、「五輪参加撤回」まではいかないでしょう。そういう意味では「残念だが容認はできる」レベルの行き違いではあります。


自民党PTに朝鮮総連破産申立てを頼もう!
http://kenkato.blog.jp/archives/74108509.html

 寒中お見舞い申し上げます。
 日本も寒いですが、北朝鮮は極寒零下です。凍えながら助けを待つ拉致被害者を救出するため、朝鮮総連破産申立てをなんとしてでも実現しましょう!
 実現すれば最強のカードとなります。

 意味がわからないですね。朝鮮総連の破産とやらが拉致の解決とどう関係するのか。単に朝鮮総連潰しがしたいだけでしょう。

朝鮮総連の破産申立てを自民党の政策にしてください

 破産申し立てとは「朝鮮総連の債権者」がやることであって、国がやることではないし、破産申し立ては「権利であっても義務ではない」でしょう。破産など申し立てなくても債務返還ができると考えるなら申し立てる必要も無いわけです。
 どっちにしろ破産申し立ては「債務整理の方法の一つ」にすぎず、「朝鮮総連を懲らしめる」とかそういう話ではない。

*1:「参与連帯」運営委員、政策シンクタンク「希望製作所」理事などを経てソウル市長

*2:こちらは「苦言」と表現して何ら問題ないと思いますが。

*3:朝鮮労働党国際担当書記、副首相(外相兼務)などを経て最高人民会議常任委員長

*4:どこまで背後関係が明らかになるか解りませんが。

*5:トランプ米国大統領の娘。クシュナー大統領上級顧問の妻。イバンカ本人も大統領補佐官を務めている。

*6:上海市長・党委員会書記などを経て党中央政治局常務委員

*7:国家基本問題研究所理事。2014年に第15回正論新風賞を受賞。著書『海のテロリズム』(2003年、PHP新書)、『日本の国境』(2005年、新潮新書)、『日本は世界4位の海洋大国』(2010年、講談社プラスアルファ新書)、『日本国境戦争』(2011年、SB新書)、『国境の人びと:再考・島国日本の肖像』(2014年、新潮選書)など

*8:まあ普通に考えてこの天国発言はそういう発言ではあり得ませんが。「五輪に出られて光栄だ」程度の意味でしかないでしょう。

*9:そうした危惧が杞憂なのか現実的恐れなのかは俺は知りませんが。

*10:第2次安倍、第4次安倍内閣防衛相など歴任

*11:ただし、「蹴飛ばすべき」と主張するのが日本のウヨ連中ですが

*12:国務委員会副委員長、朝鮮人民軍総政治局長など歴任

*13:ポルトガル首相、国連難民高等弁務官などを経て国連事務総長

*14:インディアナ州知事

*15:大統領、首相、バアス党書記長

*16:著書『テポドンを抱いた金正日』(2006年、文春新書)

*17:1978年と言えば「国家主席制度の新設と金日成国家主席就任(1972年)」「憲法を改正しチュチェ思想を国家理念に位置づける(1972年)」ということで北朝鮮政治にも大きな変化があった時期なのでしょう。

*18:女子フィギュアスケートバンクーバー五輪金メダル、ソチ五輪銀メダル

*19:憲法擁護庁のこと

*20:TBSをキー局とするジャパン・ニュース・ネットワークのこと

*21:半田町、貞光町一宇村が合併して発足

*22:つまりは父親も特定失踪者なんて本気じゃなかったわけです。

*23:この言葉で解るように映画「砂の器」の設定(三木謙一元巡査(緒形拳)や「本浦秀夫の父」本浦千代吉(加藤嘉)が、「和賀英良の写真を見ただけで」和賀(加藤剛)の正体が「本浦秀夫(春田和秀)の成人した姿」と気づく)は明らかにおかしいですね。

*24:1959年生まれ。大学卒業後は劇団東京ヴォードヴィルショーに入団するも、1984年に脱退し、佐藤正宏(元WAHAHA本舗座長)や久本雅美らとともに劇団WAHAHA本舗を旗揚げ。以降、WAHAHA本舗の看板女優として舞台に立ち続けるとともに、映画やテレビドラマ、バラエティ番組にも活躍の幅を広げている。

*25:元外務官僚。日本大学教授、明治学院大学教授、広島市立大学広島平和研究所所長を歴任。著書『集団的自衛権日本国憲法』(2002年、集英社新書)、『13歳からの平和教室』(2010年、かもがわ出版)、『ヒロシマと広島』、『広島に聞く 広島を聞く』(2011年、かもがわ出版)、『すっきりわかる!集団的自衛権Q&A』(2014年、大月書店)など。

*26:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表を経て大統領

*27:著書『朝鮮有事はあるのか』(1996年、緑風出版)、『南北朝鮮をどう読むか』(1997年、緑風出版)、『北朝鮮バッシング』(2000年、緑風出版

*28:ソウル市長を経て大統領

*29:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)などを経て幹事長

*30:中国共産主義青年団共青団)中央書記処第一書記、貴州省党委員会書記、チベット自治区党委員会書記などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*31:著書『北朝鮮 核の資金源:「国連捜査」秘録』(2017年、新潮社)

*32:オバマ政権国防長官

*33:第3次安倍内閣外務大臣政務官

*34:加藤高明、若槻内閣蔵相、若槻内閣内務相を経て首相

*35:第2次安倍内閣防衛大臣政務官、第4次安倍内閣外務副大臣を歴任

*36:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣消費者問題等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て第4次安倍内閣総務相

*37:田中内閣防衛庁長官自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相

*38:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*39:福田、中曽根内閣文相を経て首相

*40:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*41:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、自民党政調会長(河野総裁時代)、村山内閣通産相などを経て首相

*42:中曽根、竹下内閣農水相、宮澤内閣蔵相、細川内閣副総理・外相を経て首相

*43:竹下内閣官房長官自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相などを経て首相

*44:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮澤内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*45:宮澤内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*46:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)など歴任

*47:駐韓国大使、外務省第一アジア局長、駐タイ大使、駐日大使を歴任

*48:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表を経て大統領