bogus-simotukareの日記

2018-04-30

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(4/30分:高世仁の巻)&北朝鮮最新ニュースその他色々(追記・訂正あり)

| 21:27 |

 高世以外にもいろいろ書いています。

■惠谷治さん逝く

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20180521

・惠谷治(えやおさむ)さんが昨夜亡くなったことを岡村隆さんのFBで知る。

・以下は、法政大学の探検部のOBである岡村隆さん(月刊『望星*1』前編集長)がFBに出したお知らせだ。ご冥福を心よりお祈りします。

・5月15日に容態悪化し入院、5日後の20日、親戚縁者や早大探検部OB、関野吉晴ら友人の見舞いを受け、会話不能ながら頭脳は覚醒した様子であったが、夜半にいたり心停止した。

 高世には直接連絡が来なかったので、最期を看取ることはなかったことが解ります。

 惠谷さんが売れっ子になっていったきっかけの一つは私たちの番組だったと思う。まだ恵谷さんがあまりテレビに出ていなかった時期、私たちは恵谷さんに毎回のように番組に登場してもらった。

 高世も恵谷のようなろくでもない人間を売り出して全く迷惑な男です。

 それとも高世が恵谷を「北朝鮮ネタの商売ウヨに堕落、転落させた」というべきか。

・『西サハラ:ポリサリオ戦線の記録』(1986年、朝日イブニングニュース社)

・『ギアナ高地を行く:地球最後の探検フィールド』(1990年、徳間書店

なんて売れそうにない本を書いていた頃の恵谷は今(晩年)よりはまともだったんじゃないかと思いますね。

 惠谷さんの分析に感心させられたことは数知れないが、彼は北朝鮮の軍事的実力を決して過小評価していなかった。

 であるのなら「北朝鮮の軍事力を過小評価」し、「打倒北朝鮮」などと叫ぶ島田洋一ら巣くう会連中となぜ恵谷や高世は付き合ったのか。

 要するに「商売右翼=恵谷、高世」なのでしょう。

 増加する北朝鮮の漂着船の帰属を3種類に分け、工作員の浸透とは関係ないと結論づけた記事(https://www.sankei.com/premium/news/180303/prm1803030016-n1.html)などが惠谷さんらしい。

 恵谷が分析するまでもなく常識で考えて工作船ではないでしょうがそれはさておき。

 であるのなら漂着船を「工作船ではないか」と放言する荒木和博ら巣くう会となぜ恵谷は(以下略)という話です。

 そして高世も漂着船を「工作船ではないか」と放言する荒木和博ら(以下略)という話です。

 面と向かって誰かにそう聞かれたら、高世も恵谷もしどろもどろで「加計森友疑惑」での安倍並みの醜態じゃないか。

 物事の本質をズバッと一言で言い表すのも痛快だった。

「日本人は奇特な国民で、将来、北朝鮮と国交を結んだら巨額の資金援助をすることを、ほとんどの人が当然と思っている。これが北朝鮮に対する日本の最大の安全保障なんだよ」。

 なるほどなあ、と感心させられる。

 「韓国に国交回復時に金を出してるのに北朝鮮に出さないわけにいかねえだろ、奇特でも何でもねえよ、常識だろ」ですがそれはさておき。

 恵谷の言う「最大の安全保障」とは「カネを引っ張る予定の日本を軍事攻撃するバカなまねを北朝鮮はしない」つうことでしょう。まあ別に日本が金を出そうが出すまいが「在日米軍と自衛隊の存在」を考えたらそんなことはしないでしょうが。

 しかし、そう主張するのなら「北朝鮮の日本攻撃がありうる」などと抜かす巣くう会と、恵谷や高世はなぜ(以下略)て話です。まあ、ここでの高世の文は事実上「恵谷と高世が金目当てに巣くう会と付き合ってきたクズだ」ということを自白してると思います。

 こういうのを「問うに落ちず、語るに落ちる」といいます。

 惠谷さんは、かつてテレビ番組の制作会社を友人とともに立ち上げた。ところがすぐに辞めてしまう。理由を聞いたら、「だんだん会社を維持するために働いているようになってきて、これは自分の求める道ではないと思った」とのこと。

 要するに「一応会社を今も経営してる高世」とは違い、恵谷には経営能力がなかったし、能力がなくても無理をしてまで経営することに生きがいも感じなかったということでしょう。

 世間の風向きに左右されずに、自分のスタイルを持っていた人で、一人になっても言うべきことは主張した。

 本当かよと思いますね。

 Amazonによれば恵谷の過去の著書は「かなり昔のものは」

・『西サハラ:ポリサリオ戦線の記録』(1986年、朝日イブニングニュース社)

・『ギアナ高地を行く:地球最後の探検フィールド』(1990年、徳間書店

など「北朝鮮以外のもの」もありますが、最近の著書は

・『北朝鮮解体新書』(1997年、小学館)

・『金正日非公認情報』(1998年、徳間文庫)

・『北朝鮮 対日謀略白書』(1999年、小学館)

・『金正日大図鑑』(2000年、小学館)

・『北朝鮮の延命戦争』(共著、2001年、文春文庫)

・『北朝鮮「対日潜入工作」』(2003年、宝島社文庫)

・『北朝鮮はどんなふうに崩壊するのか』(2013年、小学館101新書)

と北朝鮮ものばかりです。これは「カネのために世間の風向きに迎合した」ということではないか。

 あるいは

http://araki.way-nifty.com/araki/2018/05/news273830522-9.html

 すでに報道されていますがジャーナリスト特定失踪者問題調査会元常務理事の恵谷治さんが20日亡くなりました。

という「特定失踪者問題調査会常務理事就任」もカネのためではないのか。さすがに恵谷も特定失踪者なんて与太を信じてないでしょう。

 あるいは最近、「中国と日本が戦争する」というウヨマンガ「空母いぶき」の監修を恵谷がしてるのも「カネのために反中国本が売れてるという世間の風向きに迎合した」ということではないのか(空母いぶきの馬鹿げた内容についてはウィキペディア「空母いぶき」である程度解ります)。

 つうか、空母いぶきのような馬鹿げた内容に本心で恵谷が加担してたらただの非常識極右でしょう。いぶきを描いてるかわぐちかいじや連載してる「ビッグコミック編集部」も本気ではないでしょう。 

 それにしても、いぶきのような非常識漫画がかかれ、西島秀俊佐々木蔵之介といった人気俳優で映画化というのだから絶句します(興行的に失敗することを願ってやみません)。こうした反中国バカどもが安倍政権を支えてるつう面は大なり小なりあるでしょう。

 もちろん先日の「安倍による李首相歓迎」でもわかるように「日中戦争」は現在あり得ません。もちろんこれは「野田政権の尖閣国有化」「安倍の靖国参拝」などで日中関係がかなりまずくなったときだって同じです。そんなこと(日中戦争)をすることに中国にとってメリットなど何もない。

 しかし「ドラえもんとは別部門」とはいえ「ドラえもんを中国で大展開してる」にもかかわらず、ビッグコミックで非常識な反中国ウヨマンガ『空母いぶき』を連載したり、サピオで南京事件否定論かましたりする小学館も全く非常識な会社です。

 「ドラえもんの件」でわかるように小学館の「一部のウヨ雑誌」はどう見ても本気ではない。カネが儲かりすれば何でもやるというゲスな会社が小学館だと言うことです。そのあたりは産経で反中国、嫌韓国をやりながら、フジテレビが韓流番組を流したり、あるいは中韓にフジの番組を販売したりしてるフジサンケイグループも似たようなもんですが。

 ちなみに以前も別記事で書きましたが例の扶桑社がつくる会教科書販売を辞め「育鵬社」が販売を始めた理由も「噂の真相」によれば

フジテレビ関係者が付き合いのある韓国テレビ関係者、芸能事務所関係者に『扶桑社がフジテレビの系列会社と言うことは韓国では非常に有名だ。頼むから扶桑社のつくる会教科書販売を辞めてほしい。でないと我々が嫌韓国フジテレビに協力する売国奴として韓国世論に攻撃されかねない。このままでは韓流タレントのフジテレビ出演などの協力ができない』と泣きつかれたから

(そしてそれに対し韓流タレントで商売をしていた当時のフジテレビが『そんなことを言うのだったらあんたらとの付き合いは辞める』とはさすがにいえなかったから)

だそうですからね。まあ「育鵬社は扶桑社の子会社」なんでフジが完全に手を引いたわけではなく、そのあたり「中途半端」ですが。「この機会につくる会と完全に手を切りたかったが、フジは切れなかった」んでしょうね、たぶん引き取り手がなくて。

 これまた噂の真相によればつくる会教科書販売が扶桑社になるまでに「サピオの小学館」や「月刊ボイスのPHP」につくる会が話を持ち込んだら

・小学館:ドラえもんの中韓への展開に支障が生じかねないから

・PHP:松下(現・パナソニック)の不買運動が中韓で起きかねないから

つう理由で断られて「仕方なく扶桑社が引き取った」つうんだから、いつもの話ですがBill_McCrearyさんが言うように「経済のほうが政治よりよっぽど現実(実状)に正直だ」ということです。安倍がこの間李克強首相を歓迎したのもそういう話です。


■ガザの絶望

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20180517

■ガザの絶望2

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20180519

■ガザの絶望3

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20180520

 高世って「中国や北朝鮮は一党独裁だから」云々みたいな話をしたがりますが「民主国家イスラエルの酷いパレスチナ統治」を考えれば「民主国家だろうと政治がまともとは限らない」わけです。

 「イスラエル民主主義を支えるユダヤ人連中」が軒並みパレスチナ差別者だったら、極端な話、「パレスチナに理解を示す独裁者」のほうがよほどパレスチナ問題の解決につながる。

 何が言いたいかと言えば「独裁するより民主主義の方がまし」つうのは「その方がいい結果が出るからではなく」、たとえいい結果が出ないとしても「物事は皆で民主的に決めた方がいい」という「あるべき手続き論」に基づいてるつう話です。


■不誠実な政権を容認した先には

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20180516

 タイトルで想像がつくように安倍批判です。

 もちろん容認した先には「不正が横行する社会」が待ってるでしょう。高世や江川氏がいいたいのはそういうことです。

 今だっていい加減酷いですが安倍を早急に辞めさせれば「まだなんとかなるんじゃないか」。

 ちょっと安倍自民党総裁選三選なんてのは勘弁してほしい。

 しかし

 江川紹子*2が「ここまで不正直で不誠実な対応を続ける政権が、かつてあっただろうか」と問う。そして、こんな安倍内閣の支持率が落ちないこと、海の向こうではトランプ大統領の支持が底堅いことを指摘した後、「ほかに適当な人がいないといった消去法や、この人なら自分の生活がよくなるかもしれない、とか外交で成果を上げそうだなどの期待から、真実への謙虚さや国民に対する誠実さが置き去りにされても大目に見るという風潮は、国や社会をどのように変えていくのだろうか。アメリカも、そして日本も−−」と結ぶ。

【柳瀬氏参考人招致】地に堕ちた公務員倫理――それでも支持率が下がらないのはなぜなのか

http://biz-journal.jp/2018/05/post_23334.html

だそうですが「落ちない」といったところで日本での話は「30%台で止まってる」つうことですからね(米国だって江川氏がいう程トランプ有利ではないと思いますがそれはひとまずおきます)。

 もちろん俺や江川氏のような安倍批判派からすれば「なぜ10%や20%まで落ちないのか」「なぜ宇野総理のように辞任に今追い込まれてないのか」つう不快な話です。しかし、世論調査でも「次の総裁にふさわしい人1位石破」という状況の訳で、「他に適当な人がいないという消去法*3」とやらも弱まってきたと言っていいでしょう。昔はともかく未だに「他に適当な人ガー」という人間は

1)「よほどの安倍狂信者」か、

2)「うちの選挙区選出の二階先生が安倍支持だからなあ。でもそんな選択肢、もちろん回答にないし、『他に適当な人ガー』でいいか。」

つう人間のどっちかじゃないか。正直「2がかなり多い」んじゃないか。それがいいとは言いませんが二階*4幹事長(二階派ボス)や麻生*5副総理(麻生派ボス)、細田*6元幹事長(安倍の出身派閥・細田派ボス)などといった「安倍支持主流3派閥」のボスや幹部級が軒並み安倍を見放しても「それでも安倍さんを支持します」なんて人間が今の国民にどれほどいるか。

 大体江川氏の記事は

http://biz-journal.jp/2018/05/post_23334.html

 これまで安倍首相に対しては、好意的なコメントが目立っていた橋本五郎・読売新聞特別編集委員ですら、安倍政権が国民の不信を呼んでいる理由について、こう書いている。

「まず指摘できるのは、『えこひいき』があったのではないかと思われていることである」

「第二は、『嘘をついているのではないか』と思われていることである。さまざまな記録が残っているにもかかわらず会った記憶はないという。文書は廃棄したといいながら、見つかるとつじつまあわせの答弁をする。親友の悲願であるのに一度も獣医学部の話はしなかったという。(中略)もっとも問われているのは『正直さ』なのではないだろうか」(5月12日付読売新聞

と書いています。「加計森友疑惑について政権の説明に納得いかないとする回答が多い」のに、それでも「支持率が10%や20%いかないこと」については俺も江川氏同様の怒りや悲しみ、恐怖を感じますが「あの橋本五郎ですらあの読売にこう書くこと」は「安倍批判派の俺の願望込み」ですが、もはや「潮目は変わった」「時間はかかってももはや安倍の上がり目はない(安倍総裁三選挙などない)」と見るべきではないか。

 五十嵐仁氏*7がいうように「30%台からなかなか下がらず」「自民党内においても安倍おろしの動きが今ひとつであっても」

■「ひるまず、忘れず、あきらめず」安倍政権打倒に向けてアクセルを踏み込もう

http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2018-05-18

でしょう。

 しかし「江川氏の文章引用」という形ですが、高世が「巣くう会とズブズブでありながら」安倍批判するのは「江川氏のような安倍批判派の人間との交友を切れないから」なんでしょう。もちろん江川氏以外にも「安倍批判派の高世の知人、友人」はいるでしょう。有田芳生*8参院議員なんかそうかもしれない

 しかし江川氏ら「高世の友人、知人」も奴の「特定失踪者支持」などの与太にはきちんとダメ出ししてほしいもんです。

 面会については「一度も総理に報告したことはない」。よくまあ、こんなウソがつけるものだなあ。

 まあ、そうですが「特定失踪者」なんて嘘に加担する高世にはそんなことを言う資格はかけらもない。そもそも無法、不誠実というなら高世が事実上容認してる「田中均氏外務省追放」もいい加減加計森友なみに酷い無法、不誠実ですし、安倍のような男が出世したのも直接のきっかけは「家族会や巣くう会が安倍を持ち上げたこと」です(もちろん全てを彼らのせいにはできませんが、彼らに責任がないとはとてもいえない)。

 家族会や巣くう会とズブズブの高世は、そのことに口を拭って今頃安倍批判とはふざけるにもほどがあります。いい加減家族会や巣くう会を批判するなり、そこまでは巣くう会などが怖くてできないというなら、彼らに調子を合わせて当初まともに安倍批判してなかった自分の過去を真摯に反省するなりしたらどうなのか。まあ正直高世には何も期待していませんが。

 俺は「安倍を持ち上げ、現在のような状況を助長した元凶」「田中均氏に対して無礼の限りを尽くしたゲスの集まり」として家族会や巣くう会の連中については強い怒りを感じています。

 そうしたことを全く理解してないのか、ただただ被害者面する横田の奥さんや、増元には「ふざけるな、手前!」と正直思っています。まあ、そうした彼らに対し、いい加減世間も呆れつつあるのか、拉致が風化してることは彼らの自業自得でしょう。

 突然の北朝鮮の「ゆさぶり」で、米朝首脳会談の見通しが危うくなったと報じられている。

 「北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、米韓両軍の定例の共同訓練を非難し、同日開催予定だった南北閣僚級会談を中止すると表明した。また北朝鮮の金桂冠第1外務次官は、米国が一方的な核放棄を強要するなら6月12日に予定される米朝首脳会談に応じるか「再考慮せざるを得ない」との談話を発表、首脳会談中止の可能性をちらつかせてけん制した。」(共同)

 気まぐれなトランプのことだから不確定要素はあるが、おそらく首脳会談は開かれ、なんらかの合意がなされるという形になるだろうと思う。

 願望込みですが俺もそう思います。ここまで来て「この程度の揺さぶり」で「なら会談は辞めた」とはトランプもさすがに言えないでしょう。もちろん北朝鮮も、まさか「本気で辞める気ではない」でしょう。せいぜいあるとしたら「小幅な延期」でしょう。

なお、■白頭の革命精神な日記『筋を通し公開的に言質を取った共和国』

http://rsmp.seesaa.net/article/459436635.html

時事通信『米大統領、北朝鮮の出方注視=「リビア方式」検討否定』

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018051700059&g=use

■赤旗『「北朝鮮 非核化で体制保証」、米大統領 リビア方式は否定』

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-05-19/2018051901_03_1.html

などの報道によればトランプが「リビア方式など検討していない」と表明したことを取り上げ、北朝鮮の「ボルトンの言うリビア方式など受け入れられない」などの揺さぶりは一定の政治的成果を上げたと見なし、北朝鮮の外交戦術を評価しています。俺も同感です。

 少なくともトランプが「島田絶賛のボルトン補佐官の極右路線」で突き進むかと言ったらそうではなさそうです。

 そういう意味では産経の

■【主張】「米朝中止」 無益な揺さぶりはやめよ

https://www.sankei.com/column/news/180518/clm1805180002-n1.html

はまるきりとんちんかんです。揺さぶりは無益どころかそれなりの成果を上げている。それ以前に、北朝鮮は「6/12の会談はひとまず見送らざるを得ないかもしれない」としてるのであって「中止(産経の表現)」とまではいっていませんが。

 ITTからの撤退

 たぶん「TPPの打ち間違い」でしょう。

 韓国や日本との軍事同盟の縮小を示唆していたことでわかるように、トランプはもともと極東の戦略的意味を認めていない。

 トランプの思惑が何でアレ、本気で彼が「在日、在韓米軍の縮小」をするのであればそれはいいことだとハト派の俺は思います。高世は違うようですが。

 米国に届く長距離ミサイルの開発をやめさせる程度の成果で十分と見ているのではないか。

 今の動きが、日本を射程に置く中距離核ミサイルだけが手つかずのまま、北朝鮮が事実上「核保有国」として認められるという、危ない結果に向かっているように思えてならない。

 いや一番危ない結果は「朝鮮半島有事(米朝の戦争)」でしょう。

 北朝鮮が核保有し続けていいとまでは言いませんが、現実は直視しないと行けない。

 今すぐ核廃棄させるすべがないならば「これ以上の核開発のエスカレートはさせない」などの条件付きで「核保有それ自体は認める」ことも一つの考えとしてあるでしょう。最悪の事態「戦争」だけは避けないと行けない。

 高世は「そんな態度は北朝鮮につけこまれてる」などと言い出すのでしょうが。


野際陽子が安保反対を叫んだころ

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20180511

 1960年安保当時、NHKアナウンサーだった野際陽子*9は安保反対デモに参加しても処分など受けなかったが今や、「普通に政府批判しただけの国谷裕子*10キャスター」が安倍の圧力でNHK「クローズアップ現代キャスター退任に追い込まれる状況を嘆く高世です。特に付け加えることもないですね。

 嘆かわしい状況ですが、諦めずにいろいろ運動していくほかはないのでしょう。小生なんぞはこのブログ以外は特に政治活動などしてませんのであまり偉そうなこともいえませんが。

 安倍内閣の酷い嘘つき政治を前にして、抗議集会は続いているが、参加者の数はいまいちで、まだ政権を追い込んでいるとはいえない。

(中略)

 韓国で、朴槿恵大統領の退陣を求めるデモに毎回数十万人が集まり、結局朴氏は大統領の座から引きずり降ろされたわけだが、これを池上彰氏*11まで*12が「民主主義国家としてはまだ発展途上ともいえる*13」と上から目線で評論していた。はたして日本と韓国といずれが「発展途上」なのか。

 もちろん韓国の方がずっとまともであることは言うまでもないでしょう。

 「隣の花は赤い」「隣の芝生は青い」という面があることは否定しません。そして韓国とて当然「地上の楽園でも、天国でも何でもない」。韓国に問題が何もなければそもそも朴クネなんか大統領にならない。とはいえ、俺は金大中という政治家を生み出した韓国民をうらやましいと思い尊敬もしています。

 そして池上がまともな人間でないことが「改めて」よくわかります。「デモ否定&嫌韓国」なのでしょう。

 まあ以前、■池上彰著『ダライ・ラマ法王に池上彰さんと「生きる意味」について聞いてみよう』(2011年、講談社)

http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20140902/5234041156

でも突っ込みましたが、「オウムの飼い犬」ダライラマなんぞで金儲けしてること一つとっても池上はまともではありませんが。そうは思いませんか、ダライ・ラマ盲従分子、チベットキチガイid:Mukkeこと中澤さん?

 最近、下重暁子さん*14メディアによく登場する。元NHKのアナウンサーで、(中略)いまは作家、評論家、エッセイストの肩書で、たくさんの本を書いているが、『家族という病』*15(2015年)がベストセラーになったことと、去年亡くなった女優の野際陽子さんの親友として追悼番組などに出たことで注目を浴びているようだ。

 最近あまりテレビを見ないので、へえ、そうなんですか?という感じです。

「どうして議員や候補者はおかしな奴ばかりなんだ」とお嘆きの方がおられる

 まず第一に「国民のレベルが低いから」でしょう。レベルが高ければそういうことにならない。

 「俺はあんな奴を支持してない」といっても仕方がない。

 第二に「まともな奴」だっています。つうか最近のおかしな奴て「加計森友」安倍、「セクハラ暴言」麻生、「都議選失言」稲田だのほとんど与党議員*16なのでそんなことを言われるのは野党支持者、与党批判者として至極心外です。

 第三に「たたき上げでも変な奴はいます」し、「世襲議員でもまともな奴(例:鳩山内閣農水相、池田内閣建設相などを歴任した河野一郎の息子である河野洋平元官房長官)はいます」が、変な政治家の登場理由の一つは「世襲議員の増加(多くの場合自民ですが)」でしょう。世襲議員の場合「親の七光り」で政治家になったわけです。自らの能力や人格が評価されたわけでは全くない。

 「橋本*17首相以前はともかく」橋本龍伍厚生相(岸内閣)の息子である橋本首相以降、

小泉首相:小泉純也防衛庁長官(佐藤内閣)の息子

・福田*18首相:福田元首相の息子

・安倍*19首相:岸*20元首相の孫、安倍晋太郎外相(中曽根内閣)の息子

・麻生*21首相:吉田*22元首相の孫

・鳩山首相:鳩山一郎元首相の孫、鳩山威一郎外相(福田内閣)の息子

と歴代首相は世襲だらけです。

 ポスト安倍にしても

・石破*23元幹事長:建設事務次官鳥取県知事、鈴木内閣自治相・国家公安委員長などを歴任した石破二朗の息子

・石原*24元幹事長:福田内閣環境庁長官、竹下内閣運輸相、都知事などを歴任した石原慎太郎の息子

・岸田*25政調会長:中小企業庁長官、中曽根内閣文部政務次官、自民党経理局長(竹下、宇野、海部、宮沢総裁時代)などを歴任した岸田文武の息子。

と世襲議員だらけです。


■トランプのイラン核合意離脱は誰を益するのか

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20180510

 米国がイラン核合意から離脱し、対イラン制裁をすべて再発動させることに。トランプがとうとうやってしまった。

《英国とドイツ、フランスは8日、米国に対し他国のイラン核合意履行を妨害しないよう訴えた。

(中略)》(ロイター

(中略)

 背景には支持基盤であるキリスト教福音派(親イスラエル*26)の強力なロビーの存在、そして前大統領オバマの成果を否定したいという強い劣等感もあるのか、それにしてもトランプはバカな決定をしたものである。米国はどんどん国際政治上の信頼を失って影響力を自ら削いでいる。そもそもイランは合意をちゃんと守っているというのが国際的には常識的な見方なのだ。

国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は9日、米国のイラン核合意離脱表明を受け「現時点では、イランは核開発に関する合意を順守している」との声明を出した。

(中略)

 IAEAは定期的に、イランの合意履行状況を査察している。》(時事)

 なお、この件ではさすがの安倍政権もトランプの決定を支持していません。

 高世の指摘「イランは合意をちゃんと守っている」が事実であるならば「天野IAEA事務局長によれば、イランは合意をちゃんと守ってるらしいし、だからこそ英国、ドイツ、フランスは離脱を批判してる。それでもトランプはユダヤロビーへの人気取りという目先の利益が理由なのか、合意を反古にしようとしてる。イラン合意それ自体をしたのはトランプではなくオバマ政権だったとはいえあいつとの合意はうかつにはできん」感を北朝鮮に与えたとしてもおかしくないでしょう。

 正直、まともな常識があれば「対北朝鮮外交」に与える悪影響を恐れてこんなことはできないと思うのですがね。

 まあ、それでも米朝交渉をするという北朝鮮は

1)イラン核合意離脱のような無茶苦茶をさせないだけの戦術があるか*27

2)「どうせトランプなんて全く信用できないけど、向こうが交渉したいつうならするか。怪しい面があれば適当にはぐらかせばいい。最低限時間稼ぎにはなる」と思ってるか、どっちかでしょう。

 まあ、1)なら「北朝鮮の外交手腕スゲー」ですが、2)なんですかねえ。まあ、2)だとしてもイラン核合意離脱の無茶苦茶さを考えれば北朝鮮を批判する気に俺個人はあまりなりませんが。

 イランが北朝鮮と大きく異なるのは、「世論」が存在し、政治に大きな影響を与えることだ。だからイランには、こっちの水は甘いぞ、と政策誘導が効くのである

 ばかばかしい。「前も指摘しましたが」むしろ「利益誘導が効くのは独裁の方」でしょう(もちろん独裁の方が政治システムとしていいと言ってるわけではありません。単なる事実の指摘です)。

 独裁の場合「独裁者(政権トップ)が利益誘導に乗っかる合理的な判断をすれば」それで問題は解決します。たとえば日韓国交正常化(朴チョンヒ政権)にせよ日中国交正常化(毛沢東政権)にせよ、中韓が独裁でなかった場合「日本はあの戦争に対する反省が足りない」「戦争賠償を正式には支払わないとはどういうことか(まあ経済支援は別途ありましたが)」「独島(竹島)や尖閣の問題を棚上げにすることなど許されない」だのという日本に批判的な国民世論であの時点では成立しなかった可能性も高いかと思います。

 一方、民主主義の場合「政権トップが利益誘導に乗っかる合理的な判断をしようとしても、国民がそれに反対すれば」問題は解決しません。

 そして国民は常に合理的判断ができるわけでもない。「利益誘導をしたところ」で国民が「その程度の利益誘導で誰がお前の言うことを聞くか、馬鹿にするな!」などと反発すれば利益誘導は全く効きません。

 そもそも国民が常に合理的判断ができるならば、「民主主義国家アメリカ」においてトランプのような男が米国大統領になることもないし、高世が

■自爆するトランプ

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20180514

などと嘆くような政治をトランプがすることもない。民主主義国家なら当然にすばらしいなら「民主主義国家」イスラエル

■自爆するトランプ

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20180514

などで高世が嘆くようなパレスチナ弾圧はしないでしょう。「独裁でいいわけではない」ですが民主主義なら当然に良い結果が出るわけではまったくありません。

 あるいは高世のいう「イラン型民主主義」の元で「いわゆる保守派にあたりロウハニ現大統領ら改革派と対立するとされるアフマディネジャド*28(2005年〜2013年まで、再選され2期8年)が大統領に当選した」のは高世的にはどう理解されるのか。

 何もイランにおいて大統領に就任してきたのは今のロウハニ大統領(2013年〜2021年まで、再選され2期8年予定)のような「改革派」ばかりではありません。

 そもそも今米朝交渉や南北交渉が始まってるのはなぜなのか。それこそ「利益誘導が理由」ではないのか。

 金丸*29訪朝や小泉*30訪朝が「第18富士山丸船長解放」「拉致被害者帰国」の成果をあげたのも「国交正常化時の経済支援」という「利益誘導が理由」ではないのか。

 ロハニ*31大統領とザリフ外相が、強硬派から「西側への融和姿勢は失敗だった」「アメリカを絶対に信頼してはならない」と激しい攻撃を受けるだろう。国際協調と民主化を指向する改革派の力が奪われれば、緊張がますます高まるということになる。

 これは北朝鮮とて話は同じで、北朝鮮との間になんらかの合意が成立すれば「改革派*32」が力を強めていき、緊張は低まると思うのですがねえ。「イランと北朝鮮は違う」という詭弁も大概にしてほしい。

 トランプの決定に連動して、シリア領内で、イスラエルがイランに大規模攻撃を実行した。

イスラエルリーベルマン*33国防相は10日、同日の対シリア攻撃を巡り「シリア国内のイランの(軍事)インフラのほぼ全てを攻撃した」と述べた。イスラエル軍によると、攻撃はイランによるロケット弾発射への報復措置。1973年の第4次中東戦争以降、イスラエルによるシリア領内への攻撃で最大規模となったもようだ。

 トランプ米政権によるイラン核合意の離脱表明を受け、離脱支持のイスラエルと反発するイランの緊張が高まっている。直接衝突に発展すれば、中東情勢はさらに不安定になる公算が大きい。》(日経)

 在イスラエル米大使館を14日にエルサレムに正式移転することといい、米国の中東政策は非常に危うい事態を招く可能性があり、心配だ。北朝鮮をめぐる情勢よりも、いま中東で進行している事態の方が大きく見るとはるかに深刻である。

 アンチアサド、アンチイランの常岡や黒井などはツイッターで公然と

https://twitter.com/shamilsh/status/994170576951377920

■常岡浩介

 やっぱりイスラエルがアサドの虐殺を止めるのかな?。欧州難民危機の救世主となるのか?

https://twitter.com/BUNKUROI/status/994547688094945281

■黒井文太郎

「同省*34の発表によると、「イランの武装集団の拠点に加え、ダマスカス周辺域とシリア南部にある空軍の拠点が攻撃された」という」

→人道的観点から言えば、イスラエル軍にはシリア空軍拠点をどんどん破壊していただきたい

■AFP『イスラエル、シリア攻撃に戦闘機28機とミサイル70発 ロシア発表』

http://www.afpbb.com/articles/-/3174180?cx_amp=all&act=all

などと放言して、「イスラエルのシリア領内イラン軍攻撃」を支持してましたので「常岡と親しい関係」にあり過去に自ブログ記事(http://d.hatena.ne.jp/takase22/20180507)で「黒井氏と同じく、私もアメリカのシリア軍事介入を支持する」と主張した高世も「イスラエルのイラン軍攻撃」について「ブラボー、イスラエル。もっとやれ」と常岡や黒井と全く同じことを言い出すかと思いきやさすがにそうではないようです。


■シリアへの米国の攻撃をどう見るか

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20180507

 伊勢崎賢治氏―‏東京外語大教授で、かつて紛争地の武装解除プロジェクトを指揮した―がこんなツイート。

 「かつて紛争地の武装解除プロジェクトを指揮」つうのは

伊勢崎賢治(ウィキペ参照)

・2001年6月から2002年3月

 国際連合シエラレオネ派遣団、国際連合事務総長副特別代表上級顧問兼武装解除・動員解除・社会復帰(DDR)部長として、内戦後のシエラレオネでDDRを指揮する。

・2003年2月から2005年7月

 日本主導で行われたアフガニスタンでの軍閥・武装勢力武装解除を指揮。

つうことでしょう。

 「著書タイトルから考えるに」、そういう経験を反映してでしょうが、伊勢崎氏には『武装解除:紛争屋が見た世界』(2004年、講談社現代新書)、『自衛隊の国際貢献は憲法九条で:国連平和維持軍を統括した男の結論』(2008年、かもがわ出版)などといった著書があります。

 また、ググったところ、森功『紛争解決人 伊勢崎賢治・世界の果てでテロリストと闘う』(2016年、幻冬舎文庫)という伊勢崎氏を取り上げた本もあります。

 なお、「話が脱線しますが」この森氏には森『悪だくみ:「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』(2017年、文藝春秋)なんて本があります。まあ、常識で考えて加計の件は「安倍の悪巧みで、安倍の言い訳は欺瞞」ですが、保守・文春もさすがに加計問題を容認する気にはならないようです。

 この森氏

・『許永中 日本の闇を背負い続けた男』(2010年、講談社プラスアルファ文庫)

・『同和と銀行 三菱東京UFJ“汚れ役”の黒い回顧録』(2010年、講談社プラスアルファ文庫)

・『狡猾の人 防衛省を食い物にした小物高級官僚*35の大罪』(2011年、幻冬舎)

・『泥のカネ 裏金王・水谷功*36と権力者の饗宴』(2013年、文春文庫

・『日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈』(2015年、文藝春秋

などの著書がありますから、「政財官界の疑惑を主なテーマとしてるライター」なんでしょう。

・かつてのイラク、今のシリアへの米の攻撃を対北朝鮮のために支持し、国防を最果ての地の民の犠牲によって贖うことをよしとする保守の卑怯。

 「対北朝鮮のために」て、そういう計算してれば、ある意味まだマシだと思うんですよ。

 多分安倍は「米国の言うことは手放しで支持することがいいことだ」としか思ってないでしょう。

・自らの過失を裁けないのに立場の弱い国*37に裁判権を放棄させる駐留を護憲のため*38に批判しないリベラルの破廉恥。

 「批判しないリベラルの卑怯」つうのは明らかな事実誤認でしょう。それとも故意に虚言を吐いてるのか。

 たとえば、ググれば

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-07-20/2010072001_05_1.html

 ジブチへの派兵に伴い日本政府が昨年ジブチ政府と結んだ地位協定も問題です。基地の保護のために自衛隊が「必要な措置」をとることや刑事裁判権を日本が「すべての要員について行使する」ことを明記するなど、事実上の“治外法権”を押し付けています。

https://imidas.jp/chiikyotei/?article_id=l-81-010-18-03-g550

布施祐仁*39

 日本は、ジブチというアフリカの国と地位協定に類する協定を結んでいます。いま日本は、ソマリア沖の海賊対処活動で自衛隊を派遣しています。そして、ジブチ政府からジブチ空港に隣接する土地を借り上げて、(自衛隊の)基地を置き、そこに自衛隊が駐留しています。その自衛隊員の地位を決める地位協定を、ジブチ政府と結んでいます。

 この日本・ジブチ地位協定は、日米地位協定以上にジブチの主権を侵害するような内容です。例えば、(日米地位協定の場合だと、)日本で米兵が事件・事故を起こした場合には、公務と公務外によって区分けをします。そして、公務外の事件・事故については、日本側で一応第一次裁判権を行使できるようになっている。けれどもジブチにおいては、公務であろうが、公務外であろうが、自衛隊員が事件事故を起こした場合は、現地の法律から一切免責される。まさに治外法権といえるような協定をジブチ政府と結んでいるのです。このことはほとんど知られていないということが、非常に問題だと思います。

http://www.magazine9.jp/juku2/090708/

■伊藤真*40の憲法Q&A

Q20

 今回のソマリア沖への自衛隊員、海保官派遣のために、アフリカのジブチ政府との間で「地位協定」が結ばれ、ジブチ国内で自衛隊員らが犯罪を犯した際の刑事裁判権が全面的に日本にゆだねられています。これは日本に有利な協定として歓迎すべきことなのでしょうか。

A20

 日本政府は、海賊対処法に基づいて、ソマリア沖に自衛隊員等を派遣しました。その準備として、2009年4月3日、自衛隊員等の地位協定を、ジブチ政府との間で結びました。しかし、この地位協定には、現地で自衛隊員が犯した犯罪の裁判や、加害行為に関する損害賠償責任について、日本に極めて有利な内容が盛り込まれています。ジブチの人に自衛隊員が犯罪行為を行っても、それを裁くのは日本の裁判所です。ジブチの人に危害を加えたときに、自衛隊員に損害賠償責任を負わせるかどうかは、当事者や政府間の協議によって決めるというのです。

 ところで、日本国憲法は、前文で、国際協調主義を宣言しています。そして、国際協調主義こそが、「自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務である」としています(前文3項。ここでの「主権」とは、対外的独立性という意味です)。他国の主権を一方的に制約することを禁止しないと、強国が、力で小国を支配してしまうからです。これは、平和憲法である1946年フランス第4共和国憲法の前文で「相互主義の留保のもとで、フランスは平和の組織と防衛に必要な主権の制限を承諾する」というのと同じ趣旨です。

 中曽根*41外務大臣は、日本に有利な協定を結ぶことができたことを強調しましたが、協定を結ぶ過程で、一方的な要素が、事実上でもあったとすれば、この地位協定は、ジブチの主権を大きく制限するものとして、国際協調主義に違反する疑いがあります。

なんて記事が見つかる(おそらく他にもあるでしょうが)。伊勢崎氏にとって赤旗や布施氏、伊藤氏はリベラルではないのか。

 大体、伊勢崎氏が講演や執筆活動をしていること自体、こうした伊勢崎氏の主張を「伊勢崎氏のいうとおり、日本がPKOで結んでる地位協定はおかしい」と考える人間がいることの傍証でしょうに。

 「日本の地位協定を批判しないリベラルが一部にいることは問題だ」ならともかく、この伊勢崎氏の文では到底そうは読めません。「大多数のリベラルがそうだ」と根拠もあげずに誹謗してるだけではないのか。

 で、高世が何言い出すかと言えば

これに対して、軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏*42―よくテレビのコメンテーターとして登場する―が反論。

《今回の米の攻撃は規模が小さくてあまり意味がありませんが、仮にもっと本格的であれば、むしろアサド・露・イランによる「民」の殺戮を抑止します》

 ここはシリア問題のポイントになる論点だと思うので紹介しておきたい。

 黒井さんの認識に賛成する。

て「えー!」ですね。

 「さすがに伊勢崎氏に賛成はしない」ようですが、自称リベラルの高世的には「伊勢崎氏の事実に反する護憲派リベラルへの悪口」はどうでもいいようです。

 「お前、そんなんでよく護憲派とか自称できるな?」ですね。

 そして「米国はシリアにもっと介入すべきだ」。

 「アサド・露・イランによる「民」の殺戮を抑止せよ」。

 これどう考えてもアサド政権どころか、アサド政権支援で現地で軍事活動してるという、ロシアやイランと米国ががちで戦争しろと言ってるようにしか見えません。そんなん是非*43以前に現実的に無理でしょう。アフガンやイラクの戦争もまだ終わってないのに、そんなことをやる余裕は米国にはないでしょう。

 またトランプがやらかした「エルサレムイスラエルの首都と認める」宣言の問題もある。

 「エルサレム首都宣言」なんかなくてもシリアに大規模軍事介入したら収拾がつかなくなるでしょうが、「エルサレム首都宣言」のために余計収拾がつかなくなる程度のことも黒井や高世には解らないんでしょうか?

 まあ黒井の場合はともかく、高世の場合は「なんらかの形で仕事で付き合いがある黒井に調子を合わせてこびてるだけ」でしょうが。

 横田夫妻や巣くう会に調子を合わせて根拠レスで「横田めぐみ生存説」を唱えたり、常岡浩介*44に調子を合わせて「西谷文和氏*45の妨害がなければ常岡氏が安田純平*46を救出できた」といったりしてるのと話は変わらないでしょう。まあ高世も「良くそういう不誠実なことがやれるな」ですね。

 まあ「昔はともかく」今の高世的には「それで飯が食えるから問題ない。俺にとって一番大事なのは金」なんでしょうし、高世に仕事を頼む側も「高世のテレビ番組制作業者としての能力を評価してるだけで奴の人間性なんかどうでもいい。視聴率がとれるテレビ番組をきちんと期日に納品さえしてくれれば後どうでもいい」つう話なんでしょう。なんとも不愉快な話です。


■北朝鮮と「仲良く」すべきか

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20180506

 うちでは、線香だけはこだわりの品、水車線香を使っている。昔ながらの水車で挽いた杉の葉だけを原料にしている。自然な香りがお薦めです。現在では、福岡県八女市(馬場水車場の杉の葉線香)と茨城県石岡市(駒村清明堂の水車杉線香)の二カ所でしか作っていない。この伝統が途絶えぬよう、線香をお使いの方はぜひ注文して応援してください。楽天などからも注文できるが、例えばhttp://www.100percent.co.jp/natural/view/688でも扱っている。

 個人的には「性能がいいならともかくそうでないのなら途絶えても仕方ない。やたら高いみたいだし」「笑点のスポンサー(日本香堂)の『青雲』でいいんじゃねえの?」感がします。

 それはともかく、この記事、実にアンチ北朝鮮の高世らしいタイトルですがもちろん「仲良くすべき」でしょう。日本は制裁を解除して国交樹立の方向で動くべきでしょう。

 少なくとも敵対関係になるべきではないでしょう。

 テレビをつけたら「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」のドキュメンタリー(1999年製作)が放送されていた。

(中略)

 同じ社会主義といっても、キューバと北朝鮮ではまったくの別物だな。

 いやー、そいつはどうですかね。少なくとも「長年キューバ経済制裁してきた米国やそれを支持してきた右派(一部の亡命キューバ人など)」はそういう立場ではないですし、高世のご友人「常岡浩介*47先生」なんかは「キューバも北朝鮮も共産党一党独裁国家で大して変わらない」と公言してますが。

 まあ、違いがあるとしてもそれは「いくらかまし」程度に過ぎないでしょう。キューバとてもちろん政治犯はいます。

 大体政治批判でもしない限り、「ブエナ・ビスタに限らず」音楽演奏なんか誰も弾圧しないでしょう。

参考

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(ウィキペ参照)

 アメリカギタリストライ・クーダー(1947年〜)とキューバの老ミュージシャンらで結成されたバンド。同バンドのメンバーがソロアルバムを出す際等のブランド名としても使われる。

 クーダーがキューバに旅行した際、それまでキューバ国外にはほとんど知られていなかった老ミュージシャンとセッションを行ったことがきっかけとなり、まず1997年にキューバ音楽のアルバムが出された。

 作品に参加したミュージシャン達の大半が、1940年代のキューバに実在した会員制音楽クラブ「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の会員だったため、アルバムタイトルは『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』となった。このアルバムは欧米のラテン音楽ファンを中心に世界中でヒットし、ワールドツアーが組まれた。

 1999年には、クーダーの友、ヴィム・ヴェンダース監督により、同名の音楽ドキュメンタリー映画ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』が制作される。

https://matome.naver.jp/odai/2145511891964195401

■伝説が終わる…。さようならブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

 2000年前後に世界を席巻したキューバの老音楽家たちによるバンド、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブが今年、「アディオス・ツアー」と題した解散ツアーを行うようです。あのカーネギーホールでの伝説のライヴに立った主要メンバーも次々と逝去。音楽の偉大な伝説が、またひとつ終わります。

https://www.cinra.net/news/20180427-buenavistasocialclubadios

■解散ツアーを撮影、映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』続編7月公開

 映画『Buena Vista Social Club: Adios』が『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブアディオス』の邦題で7月20日から東京・日比谷のTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。

 同作は『第72回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネート作品で、1999年に全米公開、日本で2000年に公開された『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の続編。ギタリストライ・クーダーキューバを旅をした際に、92歳のギタリストを筆頭に地元の老ミュージシャンを集めてビッグバンドブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブを結成。1997年に発表したバンドと同名のアルバムは900万枚の売り上げを記録した。

 それらの活動を収めた前作から18年後を追った続編『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブアディオス』では、グループで行なうステージでの活動に終止符を打つと決めたブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブによる世界ツアー『アディオス』の様子を捉えている。製作総指揮には、前作で監督を務めたヴィム・ヴェンダースが名を連ねている。

ヴィム・ヴェンダース(1945年〜:ウィキペ参照)

■1970年代

 1972年、友人でもあるペーター・ハントケの同名小説を映画化した『ゴールキーパーの不安』を発表。第32回ヴェネツィア国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した。以後もハントケはヴェンダースのいくつかの作品の脚本を手がけている。1974年、アメリカからオランダへと旅する青年と少女を描いた『都会のアリス』を発表。1975年には戦後ドイツを表象した『まわり道』を発表。1976年の『さすらい』は即興演出によりロードムービーの頂点を極めた作品と称され、カンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞、シカゴ国際映画祭ゴールデン・ヒューゴ賞などを受賞した。これら3作品は「ロードムービー三部作」として知られる。また、これらの作品により、ニュー・ジャーマン・シネマの旗手の一人として一躍注目されるようになった。

■1980年代

 1982年、映画製作の現場を舞台にした『ことの次第』を製作。同作は第39回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した。1984年、サム・シェパードの脚本を元に、アメリカを舞台にしたロードムービーパリ、テキサス』を発表。第37回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した。1987年、『ベルリン・天使の詩』を発表。第40回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。

1990年代

 1993年には『ベルリン・天使の詩』の続編となった『時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!』を発表。第46回カンヌ国際映画祭審査員グランプリを受賞した。1999年の音楽ドキュメンタリーブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』はヨーロッパ映画賞やロサンゼルス映画批評家協会賞のドキュメンタリー映画賞を受賞するなど高く評価された。

■2000年代

 2000年、U2のボノの原案を元にした『ミリオンダラー・ホテル』を発表。第50回ベルリン国際映画祭で審査員賞を受賞した。

南北首脳会談のあと、ある新聞の読者の投稿欄にこんなのがあった。

 「日本と北朝鮮の国交を早く正常化させて、自由に往来交流できるようにしましょう。そのよい流れの中でこそ、拉致問題も解決できるのではないでしょうか。」

 ある新聞とはどこの新聞か位高世も書けばいい。これが「朝日、毎日」といった大手全国紙なら大変喜ばしい。まあ、別に赤旗とか朝鮮新報(朝鮮総連機関紙)とかでもいいんですけどね。ただし失礼ながら社会的影響力が朝日、毎日なんかに比べて小さいから。

 まあ俺もこの投稿に全く同感です。「国交正常化し自由往来を進めた方が拉致も解決するのではないか」。

 まあ、その投書者も俺も「根拠レスで横田めぐみ生存説を唱える、巣くう会や高世仁のような無責任人間じゃない」ので「国交樹立すれば間違いなく解決する」と放言する程無責任じゃありませんが。

 善意なのだと思うが、国交ができれば自由に往来できるようになるわけではない。

 「荒木和博や島田洋一はともかく」、さすがに高世も「この投稿者を北朝鮮シンパ呼ばわりする程非常識ではない」ようですがそれはさておき。

 「国交樹立したって独裁国家だと自由往来できるか解らない」と言い出す高世です。まあ、

https://mainichi.jp/articles/20170701/k00/00e/030/187000c

毎日新聞『劉暁波氏*48、治療目的の中国出国求め 欧米で支援の声広がる』

 中国の民主活動家で末期がんのために刑務所から病院移送されたノーベル平和賞受賞者、劉暁波氏(61)を巡り、欧米を中心に中国政府に劉氏の治療目的の出国を求める動きが広がっている。

(中略)

 ドイツや米国が劉氏の治療目的の出国を支援しているが、中国司法省の高官は28日に劉氏の家族、29日に北京に駐在する米独などの外交官に「劉氏の出国は認められない」と通告した。

 それでも支援の動きは広がり、欧州連合(EU)のモゲリーニ*49外務・安全保障政策上級代表(外相)は30日、「劉氏が国内外の希望する場所で治療が受けられるよう中国政府に期待する」との声明を出した。在中フランス大使館も29日、同趣旨の声明を発表。台湾も既に劉氏の釈放を求めた。民間でも、ノーベル賞受賞者154人が連名で劉夫妻の米国での治療を求める公開書簡を、米人権団体が29日付で発表した。

 一方、北京のある支援者は「日本は距離が近く、医療設備も整っている。日本政府の動きがないのが残念だ」と語った。安倍晋三首相は「価値観外交」を掲げてきたが、米独などとは温度差があり、中国に劉氏の解放を促す具体的行動は今のところ見えない*50

https://www.sankei.com/world/news/170731/wor1707310006-n1.html

■産経【環球異見・劉暁波氏死去と中国の人権】環球時報(中国)「外部はつべこべ言うな」

 ノーベル平和賞を受賞した中国の民主活動家、劉暁波氏が国外での治療を認められないまま肝臓がんで死去し、中国の人権状況に対する国際的批判が高まった。中国共産党に近いメディアは「家族の意向は尊重された」と反論し(中略)た。     

 劉氏の死去をめぐり、中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は15日、「外部の満足よりも家族の満足が重要だ」とする社説を発表した。家族の希望通りに治療は行われ、医療態勢に不備はなかったことを強調。人権問題を指摘する海外メディアや民主活動家を強く批判した。

 劉氏は肝臓がんと診断され、6月下旬から中国遼寧省瀋陽市で入院したが、希望した国外での治療は認められなかった。だが、社説では当局ががんの専門医を米国などから招いたことを評価し、「家族は政府に感謝している。人道主義は彼の最後のひとときまでともにあった」と対応を称賛した。

 劉氏の死後、海外メディアが相次いで中国政府の対応を問題視したが、社説はそれらを一顧だにしない。「彼らはあらゆる治療の状況に疑義を呈し、病状が危機的にもかかわらず、海外治療を行うよう強硬に求めた。劉をことさら政治問題化しようとしており、関心は中国に恥をかかせることにある」と反論した。

 社説では、7〜8日にドイツ・ハンブルクで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議で、トランプ米大統領やメルケル独首相ら各国首脳が劉氏について言及しなかったことに触れ、「多くのリーダーは中国の努力を理解していると信じている」と主張。その上で、「法にのっとって進められた劉をめぐる状況は中国国内の問題だ。外界に介入する権利はなく、つべこべ言うべきではない」と断じ、国際的な批判を強く牽制(けんせい)した。

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/275725.html

■NHK「中国民主活動家 劉暁波氏死の波紋」(時論公論):加藤青延*51・解説委員

 中国の民主活動家でノーベル平和賞受賞者の劉暁波氏が服役中、13日、がんのため当局の監視下で亡くなり、中国内外に波紋が広がっています。

(中略)

 服役中の劉暁波氏の体調がひどく悪化したのは、今年5月のことでした。病院に移された劉暁波氏は、検査の結果、末期の肝臓がんと診断されました。劉氏の支持者の間からは劉氏を海外に出国させ先進的な治療を受けさせてほしいという声も出ましたが、当局は、すでに手遅れだとしてこれを拒絶。ついに劉氏は帰らぬ人となったのです。

 劉氏の病状が手遅れになる前に、どうしてもっと早く手を打てなかったのか。中国当局が意図的に劉氏の病状悪化を隠し続けてきたのではないか。中国内外の支持者たちからはさまざまな疑問の声が上がっています。ノーベル平和賞の受賞者が当局の拘留監視下で死亡したのは極めて異例なだけに、劉氏の死は世界に大きな衝撃と嘆きを与えました。

(中略)

 イギリスの外相は、「中国は劉氏の海外治療を拒否した」と述べ、中国当局の対応を問題視していますが、そうした海外の声に対して、中国当局は「これは中国の内政問題だ」と居直るかのように強く反発し、みずからの措置を正当化しようとしています。

https://mainichi.jp/articles/20180505/k00/00m/030/030000c

毎日新聞『中国:劉暁波氏妻の解放求める声強く 悲痛な肉声公開で』

 中国の民主活動家で昨年7月に死去したノーベル平和賞受賞者、劉暁波氏の妻劉霞さんを7年半続く自宅軟禁から解放し、出国を認めるよう求める声が、支援者らの間で再び高まっている。劉夫妻の友人で中国人作家の廖亦武氏(ドイツ在住)が2日、「暁波が亡くなって、この世界に未練はない」と電話で訴える霞さんの肉声などを公開したからだ。

 霞さんは、劉氏の平和賞受賞が決定した2010年10月から北京の自宅で軟禁状態にある。中国外務省は「(霞さんの)法に基づく正当な権利は保護される」としているが、劉氏の遺志である霞さんの出国は実現していない。廖氏によると、霞さんは長く患う抑うつの症状が悪化しているという。

などでわかるように「劉暁波の国外での治療を認めず、国内で死去させた」、あるいは「未亡人の出国を認めない」、つまり「特定の人間について出国を認めない」中国の例など、高世の言うような面はあるでしょう(もちろん言うまでもなく中国は欧米や日本など諸外国と国交があります)。

 とはいえ「国交があるのとないのとでどちらがより自由往来の可能性が高まるか」といったら後者でしょう。日本も「中国と国交がある今の方が、国交がなかった昔よりも自由往来してる」わけです。諸外国と国交がなかったら、劉暁波やその妻の出国の可能性はもっと低いでしょう(劉は既に死去したので出国はもはやできませんが妻は今後出国の可能性が一応あります)。

 高世の言ってることははっきり言って詭弁です。

 で、とりあえず高世記事へのコメントは終わりです。

 「北朝鮮と日本との国交の話」をしたいと思いますが、最悪(?)でも日本は国交樹立しないまでも駐在所くらいは平壌に置いたらどうか。あるいは米国みたいに「駐北朝鮮・スウェーデン大使館」を日本の利益代表部として正式に認可するとか。

 なお、北朝鮮と国交がない国の方が今は少ないでしょう。

朝鮮民主主義人民共和国の国際関係(ウィキペ参照)

・英国は2000年12月13日、カナダは2001年2月、ドイツとニュージーランドはそれぞれ2001年3月1日に北朝鮮と国交を樹立した(ボーガス注:ただし駐韓国大使が駐北朝鮮大使を兼務し、北朝鮮には大使館を開設していないケースが多い)。

■英国

 英国には首都ロンドンに北朝鮮大使館があり、英国も北朝鮮の首都平壌に在北朝鮮・英国大使館を置いている。2016年の北朝鮮からの海外留学生175人の中で英国が北朝鮮の留学生派遣先として105人で最多、その中で79人が1年以上の長期滞在者であるなど人気である。

■ドイツ

 ドイツには首都ベルリンに北朝鮮大使館があり、ドイツも北朝鮮の首都平壌に在北朝鮮ドイツ大使館を置いている。

イタリア

 イタリアは北朝鮮問題を利用してEU内で主導権を得られるだろうとして2000年に国交を結んだ。イタリアはG7諸国で初めて北朝鮮と国交を結ぶことで北朝鮮との関係樹立に関してアメリカの意向を気にしていたG7各国が国交樹立(英国:2000年、カナダ、ドイツ:2001年)に動き出し、北朝鮮がヨーロッパで足場を築くのを助けたといわれる(■月刊フォーサイト2000年1月号『北朝鮮と国交を結んだイタリア側の思惑』(http://www.fsight.jp/6404)参照)。

スペイン

 2014年に首都マドリードに北朝鮮大使館が開設された。なおスペインには北朝鮮大使館があるが、スペインは北朝鮮に大使館を置いてない。

スウェーデン

 スウェーデンには北朝鮮大使館があり、スウェーデンも北朝鮮の首都平壌に在北朝鮮スウェーデン大使館を置いている。また、このスウェーデン大使館が北朝鮮と国交のない米国の利益代表部を兼ねている。

http://www.fsight.jp/6404

■月刊フォーサイト2000年1月号『北朝鮮と国交を結んだイタリア側の思惑』

 北朝鮮とイタリアが大使級の外交関係を樹立したことは、様々な波紋を広げている。

 G7で北朝鮮と外交関係を樹立したのはイタリアが初めて。現イタリア政権では左派勢力が主導権を握っており*52接触が容易だったという側面もあるが、北朝鮮が欧州に足場を築くことの意味は大きい。

 北朝鮮としては、ローマに本部を置く国連食糧農業機関(FAO)など同国に対して援助を行なう国際機関との連携強化に加えて、ローマ法王庁との関係正常化についても、その可能性を模索することが可能となった。一方、イタリア側にとっても「英独仏が主導権を握っているEU(欧州連合)内で、北朝鮮カードを使っての影響力行使という武器を手に入れた意義は大きい」と外交筋は分析する。これに伴い、EU内で「ドミノ現象」が起こる可能性もある。北朝鮮との関係樹立に関して米国の顔色を窺っていた各国が、イタリアの決断を機に国交樹立に動き出すかもしれないというのだ*53

http://japanese.donga.com/List/3/all/27/211225/1

東亜日報2001年2/9『外交: 欧州、北朝鮮との国交ラッシュ』

 欧州諸国が最近、急ピッチで朝鮮人民民主主義共和国(北朝鮮)と国交を結んでいる。オランダ(1月15日)、ベルギー(1月23日)、カナダ(2月6日)に次いで7日にスペインが北朝鮮との国交を樹立した。この中には、常駐する北朝鮮大使館を平壌(ピョンヤン)に直接開設するという国もあれば、中国・北京や韓国・ソウルの大使館に兼任大使を任命する国もあり、関心が集まっている。

▼平壌に大使館を開設国

 平壌に大使館を設置する国はドイツと英国である。ドイツは1月24日、閣議で北朝鮮と国交樹立を決定しており、英国は昨年末、北朝鮮との国交を樹立した。

 ドイツは、平壌に大使館を直接開設することに対して、適切な与件を備えている。旧東ドイツ大使館が現在、平壌市内に残っているためだ。90年ドイツが統一した直後、東ドイツの外交官らが撤収してから、この建物は間もなく建物主がないままだったが、1973年に北朝鮮と国交を樹立したスウェーデン政府がこの建物を借り、今まで使用している。ところが、ドイツ外交官4名規模もこの建物の一部を使用している。ドイツの外務部関係筋は「(スウェーデン)大使館がある地域はいわば、外交団地として、旧東ドイツ大使館の周辺には大使官邸や、学校、プール、外交官アパート(24家口)が現在まで過去のままに残っている」と述べた。

 英国は1月、ジム・ホア在北朝鮮大使代理を任命した。ホア大使代理は最近、平壌を訪問し、大使館の開設の準備にあたっていたとされる。

▼在韓大使が北朝鮮大使を兼任する国家

 オランダベルギー。この2ヵ国は、北朝鮮との国交樹立を巡って交渉を行う段階から、自国の在韓大使が北朝鮮大使を兼ねるといった条件付きを掲げた。在韓国大使が在北朝鮮大使を兼任することを指す。こうした国交樹立方式は韓国と北朝鮮が対峙していた冷戦時代には考えられないことだった。これで、オランダは史上初めて南北大使の兼任を条件付きにして、北朝鮮と国交樹立をした国となった。

 一方、北朝鮮は欧州連合(EU)本部があるベルギーブリュッセルに北朝鮮公館の設置を希望していたが、条件が合わなかったため、現実化されず苦杯をなめた。ところで、ベルギー政府が昨年12月18日、南北の兼任大使を国交樹立の条件として掲げたため、北朝鮮の交渉実務者らは不快感を示し、帰国してしまった。が、北朝鮮は数日後、この条件を受け入れ、国交樹立をすると通知してきた。この国交樹立には、米国の共和党政権の発足と関わって、対米関係が順調に進められないとの展望が作用したことから、不満は残るが、国交樹立を繰り上げて実行したことと分析されている。

▼中国北京の常駐大使が北朝鮮大使を兼ねる国

 イタリアスペイン、カナダの3国で、1973年に北朝鮮と国交樹立したデンマークがこのような方式を取っている。

 昨年1月、先進7ヵ国(G7)のうち、北朝鮮との国交樹立の際、この方式を採択したのはイタリアが初めて。北朝鮮に対する交渉や北朝鮮訪問などの外交上での公式業務は北京駐在イタリア大使館が担うことになる。しかし、イタリア企業が北朝鮮の進出に向けた経済協力分野などの実務に関する部分は在韓イタリア大使館が相当たる部分を担うとの見通し。

 今月6、7日に北朝鮮と引き続き国交を樹立したカナダとスペインイタリアと同一の形をもって在中大使館と在韓大使館が業務を分担すると見込まれている。

http://asean-info.net/jijilog/17022201-north-korea-diplomatic-relations/

■北朝鮮と国交がある国・ない国・大使館設置国の全リスト(50音順)【引用に当たって、一部省略】

 日本と北朝鮮との間には国交がありません。

(中略)

 ところが、日本の常識は得てして世界の非常識だったりします。

 実は北朝鮮と国交がない日本は、世界ではマイノリティです。

 この記事では次の5項目を紹介します。

・北朝鮮と国交がない国

・北朝鮮と国交がある国

・北朝鮮に大使館を置いている国

・国内に北朝鮮大使館がある国

・核開発後に北朝鮮と国交を樹立した国

 では、さっそく見ていきましょう。

■北朝鮮と国交がない国

 日本を含め36ヶ国(地域等、以下同)です。

 全世界の国々の15%ちょっとです。

■北朝鮮と国交がある国

 164ヶ国です。全世界の80%ちょっとの国と国交があります。

【東・東南アジア

 ASEAN10ヶ国(ボーガス注:インドネシアカンボジアシンガポール、タイ、フィリピンブルネイベトナムマレーシアミャンマー、ラオス)はすべて北朝鮮と国交があります。

【東ヨーロッパ

 旧東側諸国はほぼすべてが北朝鮮と国交があります。

【西ヨーロッパ

 EU加盟国で北朝鮮と国交がないのは、エストニアフランスだけです。

アフリカ

 アフリカボツワナを除くすべての国が、北朝鮮と国交があります。

■北朝鮮に自国の大使館を置いている国

 北朝鮮の首都、平壌に自分の国の大使館を置いている国です。

 全部で24ヶ国あります。

■自国内に北朝鮮の大使館を置いている国

 自分の国に北朝鮮の大使館がある国です。

 こちらは(ボーガス注:北朝鮮に自国の大使館を置いている国より)さらに多く、47ヶ国です。

【アジア】

 東・東南アジアで北朝鮮大使館がない国は、日韓台とフィリピンブルネイだけ。

 実はある方がマジョリティという驚愕の事実。

ヨーロッパ

(ボーガス注:旧ソ連時代から付き合いがある)ロシアはともかく、イギリス、ドイツも大使館を相互設置です。

 イタリアスペインにもあるんですね。

■核開発後に北朝鮮と国交を樹立した国

 北朝鮮は2003年に核兵器不拡散条約から脱退、2005年に核兵器の保有を宣言、2006年には初の地下核実験を実施しました。

 ところが、2003年以降に北朝鮮と国交を樹立した国があるのです。

 こちらの国々です。

アイルランド(2003年)

サンマリノ(2004年)

モンテネグロ*54(2007年)

アラブ首長国連邦(2007年)

スワジランド*55(2007年)

ドミニカ共和国(2007年)

グアテマラ(2007年)

南スーダン*56(2011年)

 けしからん!と言いたいところ*57なんですが。

 アイルランド以外、どこにあるか地図上で正確に言えます?笑

 僕らが興味を持たない国は、僕らに対しても興味がないってことですね。

 彼らにとっての北朝鮮問題は、僕らにとってのパレスチナ問題*58のようなものなのでしょう。

■意外とメジャーな北朝鮮

 長々と見てきましたが、データとしては下記のようになります。

【北朝鮮と国交がない国】36ヶ国

【北朝鮮と国交がある国】164ヶ国

【北朝鮮に大使館を置いている国】24ヶ国

【国内に北朝鮮大使館がある国】47ヶ国

【核開発後に北朝鮮と国交を樹立した国】8ヶ国

 良し悪しではなく現実問題として、北朝鮮と国交がない日本は世界の少数派です。

 平壌にイギリスとドイツの大使館があり、ロンドンベルリンに北朝鮮大使館があります。

 東アジア東南アジアでは、北朝鮮大使館があるのがスタンダードです。

 (ボーガス注:2003年国交樹立のアイルランド、2004年国交樹立のサンマリノなど)核開発後に北朝鮮と国交を樹立した国すら、少なからずあります。

 日本が期待するほど、世界の国々は北朝鮮と険悪な関係ではない。

 というか、ぶっちゃけ、東アジアのことに興味がない。

 世界の8割以上の国々は北朝鮮と国交がある。

 我々日本人にとって、不愉快で不都合な事実です(ボーガス注:これはあくまでもこのブログ主の見解であって俺にとっては不愉快でも不都合でもない。ぶっちゃけどうでもいい)。

 しかし、この事実を受け入れて初めて、北朝鮮問題を日本に有利な方向で解決するように、世界を動かすことができるのではないでしょうか。

つう状況の訳です。「北朝鮮は国連加盟してるが台湾はしてない」「中国は国交樹立国に『一つの中国』支持を要求してるが韓国はそうではない」など様々な政治状況の違いがあるので単純比較はできませんが「台湾と正式国交のある国」の方がむしろ少ない(まあ台湾と正式国交がない場合も通常、民間交流はありますが)。

 2000年代以降欧州各国(2000年:英国、イタリア、2001年:カナダ、ドイツ、2003年:アイルランド、2004年:サンマリノ、2007年:モンテネグロ)が北朝鮮と国交を樹立しています。もちろんそれは「北朝鮮の現状を全面的に擁護容認する」つう話ではない。

 公平のためにいっておけば一方で

朝鮮民主主義人民共和国の国際関係(ウィキペ参照)

ポルトガル

 1974年の民主化(カーネーション革命)後のポルトガルは他の西欧諸国に先んじて北朝鮮と国交を結んで「欧米で北朝鮮に最も近い国」と評された。金永南*59最高人民会議常任委員会委員長はフランシスコ・ダ・コスタ・ゴメス元大統領(1974〜76年在職)が亡くなった際、ジョルジェ・サンパイオ*60大統領(1996〜2006年在職)に弔辞を送ったり、アニーバル・カヴァコ・シルヴァ*61(2006〜2016年在職)がポルトガル大統領選で勝利した際に祝福するなど両国の良好な関係を確認する声明を発表している。しかし、2017年にポルトガルは外交関係の断絶を表明した。

なんつう逆の話(国交断絶)もあるわけですが。最近もヨルダンが断交を発表したようです。どっちにしろ大多数の国は北朝鮮と国交があるし、それ(国交の樹立)は北朝鮮体制の全面擁護でもない。

 そもそも「人権問題があるから、日本は北朝鮮と国交結ぶべきでない(高世)」というなら「タイやエジプト(軍事独裁)」あるいは「中国、ベトナム、ラオス、キューバ(共産党一党独裁)」あるいは「サウジやカタール(王政)」などと日本や欧米が国交結んでることは高世的にどうなるんやて話です。

 日本や欧米がこれらの国と国交樹立してることは「高世的には」これらの国々の政治体制全面擁護を意味し、「全面擁護しないというのであれば断交すべき」なのか。そんなバカな話はない。なんで北朝鮮だけ高世は無茶苦茶なことを言うのか。まあ、巣くう会や家族会にこびへつらい「忖度(2017年のユーキャン流行語大賞)してる」のでしょうが。

*1東海大学の発行している雑誌

*2:著書『名張毒ブドウ酒殺人事件:六人目の犠牲者』(2011年、岩波現代文庫)など

*3:そもそもそんな考えを俺も江川氏も安倍批判派は支持しませんが。

*4:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て幹事長

*5:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理・財務相

*6:小泉内閣官房長官、自民党幹事長(麻生総裁時代)、総務会長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*7:著書『労働政策』(2008年、日本経済評論社)、『労働再規制:反転の構図を読みとく』(2008年、ちくま新書)、『対決 安倍政権:暴走阻止のために』(2015年、学習の友社)、『活路は共闘にあり:社会運動の力と「勝利の方程式」』(2017年、学習の友社)、『打倒安倍政権:9条改憲阻止のために』(2018年、学習の友社)など

*8:著書『歌屋 都はるみ』(1997年、文春文庫)、『私の家は山の向こう:テレサ・テン十年目の真実』(2007年、文春文庫)、『ヘイトスピーチとたたかう!:日本版排外主義批判』(2013年、岩波書店)など

*9:1936〜2017年。1958年(昭和33年)にNHKにアナウンサーとして入局し、テレビ『おはようみなさん』の司会などを担当。1962年(昭和37年)3月にNHK退職し芸能界入り。1968年(昭和43年)にTBSテレビドラマ『キイハンター』がスタートし、5年間放送され、視聴率30%以上を記録し一世を風靡。ドラマ主題歌「非情のライセンス」も歌った。1992年(平成4年)、TBSテレビドラマ『ずっとあなたが好きだった』で息子を溺愛する姑を演じ、大ヒット。以後、姑役が定着し、『ダブル・キッチン』(1993年)、『誰にも言えない』(1993年)、『スウィート・ホーム』(1994年)、『長男の嫁』(1994年)などTBSドラマの常連になった(ウィキペディア野際陽子」参照)

*10:1993年4月〜2015年12月までNHK『クローズアップ現代キャスター。2017年5月より国連食糧農業機関(FAO)の親善大使。著書『キャスターという仕事』(2017年、岩波新書

*11:著書『憲法はむずかしくない』(2005年、ちくまプリマー新書)、『そうだったのか!日本現代史』(2008年、集英社文庫)、『日銀を知れば経済がわかる』(2009年、平凡社新書)、『そうだったのか! アメリカ』(2009年、集英社文庫)、『そうだったのか!中国』(2010年、集英社文庫)、『池上彰の憲法入門』(2013年、ちくまプリマ―新書)、『高校生からわかる原子力』(2017年、集英社文庫)、『池上彰の世界から見る平成史』(2018年、角川新書) など

*12:「まで」も何も「オウムの飼い犬・ダライラマで金儲けする」池上などどう見てもまともな人間ではないでしょう。

*13:欧米でもこうしたデモはもちろん珍しくない(最近だと米国の反トランプデモ)ので事実認識が明らかに間違っています。つうかダライ一味の反中国デモは美化する男・池上が何抜かしてるんでしょうか?。全く池上はでたらめです。

*14:著書『鋼の女:最後の瞽女・小林ハル』(2003年、集英社文庫)、『不良老年のすすめ』(2004年、集英社文庫)など

*15:幻冬舎刊行

*16:まあ突然の解党劇をした前原など野党議員で変な奴も中にはいますが

*17:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、自民党政調会長(河野総裁時代)、村山内閣通産相などを経て首相

*18:森、小泉内閣官房長官など経て首相

*19:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官などを経て首相

*20:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、自民党幹事長、石橋内閣外相を経て首相

*21:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理・財務相

*22:東久邇、幣原内閣外相を経て首相

*23:小泉内閣防衛庁長官、福田内閣防衛相、麻生内閣農水相、自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第2次安倍総裁時代)、第3次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*24:小泉内閣国交相、自民党政調会長(第1次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相などを歴任

*25:第1次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第2、第3次安倍内閣外相を経て、現在、自民党政調会長

*26:ちなみに大統領上級顧問でトランプの娘婿であるクシュナーはユダヤ系です。

*27:まあ「ユダヤロビー」のような話(北朝鮮たたきで簡単に人気とりができる?)は米朝間にはないとはいえ、「ユダヤロビーへの人気取り目的で無茶苦茶する男」は対北朝鮮でも何をするか解ったもんではないと思います。

*28:アルダビール州知事、首都テヘラン市長などを経て大統領

*29:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官、福田内閣防衛庁長官、自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)など歴任

*30:宮澤内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*31:イラン空軍司令官、イラン国軍副司令官、国会副議長などを経て大統領

*32:その改革派が民主化まで展望してるか、単に「中国改革開放的な経済改革」しか考えてないかはひとまず起きます。

*33:運輸相、外相などを経て現在国防相。極右政党「イスラエル我が家」の現党首(ウィキペディア「アヴィグドール・リーベルマン」参照)

*34:ロシア国防省のこと

*35:山田洋行からの収賄で起訴された守屋武昌元防衛事務次官のこと。

*36:元・水谷建設社長

*37:日本自衛隊がPKOで駐留しているジブチや南スーダンのことと思われる。

*38:言ってることが意味不明です。裁判権放棄と護憲と何の関係があるのか?。

*39:著書『北の反戦地主川瀬氾二の生涯:矢臼別演習場のど真ん中で生ききった!』(2009年、高文研)、『日米密約:裁かれない米兵犯罪』(2010年、岩波書店)、『災害派遣と「軍隊」の狭間で:戦う自衛隊の人づくり』(2012年、かもがわ出版)、『ルポ イチエフ:福島第一原発レベル7の現場』(2010年、岩波書店)、『経済的徴兵制』(2015年、集英社新書)、『日報隠蔽:南スーダンで自衛隊は何を見たのか』(共著、2018年、集英社)など

*40:資格試験予備校伊藤塾の塾長。弁護士。資格試験予備校講師としてのテキストの他に、著書として『泣き寝入りしないための民法相談室:クイズと司法試験全82問』(2003年、平凡社新書)、『憲法の力』(2007年、集英社新書)、『会社コンプライアンス:内部統制の条件』(2007年、講談社現代新書)、『中高生のための憲法教室』(2009年、岩波ジュニア新書)、『なりたくない人のための裁判員入門』(2009年、幻冬舎新書)、『憲法問題:なぜいま改憲なのか』(2013年、PHP新書)、『10代の憲法な毎日』(2014年、岩波ジュニア新書)、『伊藤真の日本一やさしい「憲法」の授業』(2017年、中経出版)など(ウィキペ『伊藤真』参照)

*41:小渕、森内閣文相(科技庁長官兼務)、麻生内閣外相、自民党参院議員会長など歴任

*42:著書『イスラムテロリスト』(2001年、講談社プラスアルファ新書)、『北朝鮮に備える軍事学』(2006年、講談社プラスアルファ新書)、『日本の情報機関』(2007年、講談社プラスアルファ新書)、『ビンラディン抹殺指令』(2011年、洋泉社新書y)、『イスラム国の正体』(2014年、ベスト新書)など

*43:俺は是としませんが。

*44:著書『ロシア・語られない戦争:チェチェンゲリラ従軍記』(2011年、アスキー新書)、『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社)

*45:著書『報道されなかったイラク戦争』(2007年、せせらぎ出版)、『戦場からの告発:アメリカがイラクにこだわる5つの理由』(2008年、せせらぎ出版)、『オバマの戦争:アフガン最前線から平和の仮面を剥ぐ』(2010年、せせらぎ出版)、『戦火の子どもたちに学んだこと:アフガン、イラクから福島までの取材ノート』(2012年、かもがわ出版)、『後藤さんを救えなかったか:政府は何をし、何をしなかったのか?』(2015年、第三書館)、『戦争のリアルと安保法制のウソ』(2015年、日本機関紙出版センター)、『「テロとの戦い」を疑え』(2017年、かもがわ出版)など

*46:著書『囚われのイラク:混迷の「戦後復興」』(2004年、現代人文社)、『ルポ 戦場出稼ぎ労働者』(2010年、集英社新書)など

*47:著書『ロシア・語られない戦争:チェチェンゲリラ従軍記』(2011年、アスキー新書)、『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社)

*48:2010年ノーベル平和賞受賞者。著書『現代中国知識人批判』(1992年、徳間書店)、『天安門事件から「08憲章」へ』(2009年、藤原書店)、『「私には敵はいない」の思想』(2011年、藤原書店)、『最後の審判を生き延びて』(2011年、岩波書店)など。なお■id:noharraがほめる劉暁波は怪しい人間らしい(追記・訂正あり)(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20110326/2543109876)でも書きましたが俺個人は劉をあまり評価していません。

*49イタリア外相を経てEU外相

*50:まあ、安倍はアンチ中国ではあっても、人権には何の関心もない男ですからね。

*51:著書『NHK特派員は見た 中国仰天ボツネタ&マル秘ネタ』(2014年、日本僑報社)、『覇王習近平:メディア支配・個人崇拝の命運』(2016年、展望社)

*52:国交樹立がされた2000年当時は左派のダレーマ内閣(1998〜2000年)、アマート内閣(2000〜2001年)。ただしアマート内閣崩壊直後は右派のベルルスコーニ内閣(2001〜2005年)

*53:実際、その後、英国、ドイツ(2000年)、カナダ(2001年)は国交を樹立しています。

*54:2006年にセルビア・モンテネグロから正式に分離独立。したがって「2006年より前には北朝鮮に限らず、国交樹立などどこの国ともできなかったこと」に注意が必要。

*55:2018年に国王ムスワティ3世は国名を「エスワティニ」に改称すると宣言している。これについては、朝日新聞スワジランド、国名を「エスワティニ」に変更』(https://www.asahi.com/articles/ASL4N0T5TL4MUHBI02C.html)、時事通信スワジランド、国名変更=現地語「エスワティニ」に』(https://www.jiji.com/jc/article?k=2018042000827&g=int)、AFP『国王によるスワジランドの国名変更、国民の間に懸念も』(http://www.afpbb.com/articles/-/3172213)など参照。しかし「国名を国王の一存で変えるなんて、まるで標準時を金正恩の一存で変えたらしい北朝鮮みたい!。やっぱ高世さんって北朝鮮批判したみたいにスワジランド批判とかするんすか?」と聞いたときに高世がなんと答えるかが気になります。

*56:2011年にスーダンから分離独立。したがって「2011年より前には北朝鮮に限らず、国交樹立などどこの国ともできなかったこと」に注意が必要。

*57:このブログ主はともかく、別に俺個人は「まあその国にとってはそれが国益に利するってことやね。ええんと違うの?。別に国交樹立されたからって日本困ったりせえへんやろ」としか思いません。

*58:まあここは「カタルーニャ独立問題」でも「スコットランド独立問題」でも何でもいい訳ですがそりゃあそうでしょう。「日本の拉致問題」なんか外国にとってはどうでもいいでしょう。まあこれらの国が北朝鮮と国交樹立したからと言って拉致が解決しなくなるわけでもないんですけどね。

*59朝鮮労働党書記(国際担当)、外相などを経て最高人民会議常任委員会委員長

*60リスボン市長を経て大統領

*61:首相を経て大統領

Bill_McCrearyBill_McCreary 2018/05/08 19:42 >北朝鮮と「仲良く」すべきか

何回も同じ事書きますように、仲良くしないで拉致被害者帰還はないでしょうに。高世はさすがに荒木流の強硬救出作戦なんて支持しないでしょうにね。何をいまさらながらどうしようもない野郎です。

そういう意味でいうと、id:noharra氏も、絶対そういうことは認めないですよね。あの人も、北朝鮮打倒しか頭にないのでしょう。

> ある新聞とはどこの新聞なのか位高世も書けばいいのに。これが「朝日、毎日」などといった大手全国紙なら大変喜ばしいことです。

高世って前

>少なくともジャーナリズムに関わるものは、批判するなら実名でという最低限のルールを破ったらおしまいだ。

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20151125

とまで書いていたじゃないですか。それなのにこの人は、そういうことをぼかして書くことがありますよね(苦笑)。変な人です。

>とはいえ「国交があるのないのとでどちらがより自由往来の可能性が高まるか」といったら後者でしょう。日本も「中国と国交がある今の方が、国交がなかった昔よりも自由往来してる」わけです。諸外国と国交がなかったら、劉暁波やその妻の出国の可能性はもっと低いでしょう(劉は既に死去したので出国はもはやできませんが妻は今後出国の可能性が一応あります)。

 高世の言ってることははっきり言って詭弁ですね。

当然な話ですよね。国交を樹立したほうがはるかに往来が容易になるし、日本大使館を設置することにより、日本側の言い分を北朝鮮側にも通じやすくできる。だいたい中国だって、中国人が容易に日本をふくめた国外へ渡航できるようになったのはつい最近です。そんなこと高世が知らないわけがない。

安倍政権もおしまいみたいだし、高世もいいかげん荒木や西岡と縁を切ったらいいじゃないですかね。さすがに連中との付き合いも限界でしょう。でも高世って、そういうけじめが病的にダメな人間ですからね(笑)。

>このブログ主はともかく、別に俺個人は「まあその国にとってはそれが国益に利するってことやね。ええんと違うの?。別に国交樹立されたからって日本困ったりせえへんやろ」としか思いません。

私も同感ですね。海外の国が何しようと日本ができることはほとんどないし、だいたい日本と北朝鮮が国交がないのも、旧植民地だとか、韓国との関係だとか、冷戦構造の問題とかが第一であって、別に正義感とか何とかなんて関係ない。拉致問題というのは、はっきり言っておまけでしょう。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2018/05/08 20:48 id:Bill_McCrearyさん
>高世って、そういうけじめが病的にダメな人間ですからね(笑)。

 まあはっきり言ってバカですよね。

Bill_McCrearyBill_McCreary 2018/05/09 20:18 >北朝鮮と「仲良く」すべきか

そもそも論として、この「仲良く」という表現自体バイアスがかかっていますね。国交を結ぶということは、必ずしも仲良くするということではない。逆にサウジアラビアと日本は仲はいいでしょうが、かといってサウジアラビアの価値観その他は、日本政府や日本人にとってもまったく相いれないものでしょう。それで、巣食う会とかは国交を結ぶということを、日本が北朝鮮の軍門に下るとかめちゃくちゃな話にすり替えるから、まったく始末に負えません。

>まあ、安倍はアンチ中国ではあっても、人権には何の関心もない男ですからね。

しかし安倍が中国の人権侵害について戦ってくれると勘違いする人、教授や尚子女史、id:noharra氏、拙ブログへのコメンテイターほかいますからねえ(苦笑)。救いのない馬鹿どもです。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2018/05/09 20:35 id:Bill_McCrearyさん
>サウジアラビアの価値観その他は、日本政府や日本人にとってもまったく相いれないものでしょう。

 女性は車を運転したらいけないそうですからねえ。まあ、「仲がいい」といったところでそこには「経済の利益」があるわけで人間の友人関係とは大分違いますが。

Bill_McCrearyBill_McCreary 2018/05/14 22:28 >ダライ・ラマ盲従分子、チベットキチガイのid:Mukkeこと中澤さん?

ちょっとお伺いしたいんですが、この人物まだはてなスターはつけているんですかね。当方調べ方がわからないもので。

サイト閉鎖してから2年半になりますから、さすがにこの人物が「Mukke」の名でネット言論に復活することはないんでしょうね。また私たちを非難することも、すぐ正体がばれちゃうからないんでしょうね(笑)。

でもたぶん、「ノルウェー」とかみたいな馬鹿なデマを飛ばしたりせず、師匠の教授を関係ない話をしてかばったりしなければ、個人情報をばらされたりもせずに今でも「Mukke」を名乗っているんでしょうね、この人物。救いのない馬鹿です。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2018/05/14 22:57 id:Bill_McCrearyさん
>当方調べ方がわからないもので。

 すみません、小生も調べ方は解りません。「偶然彼がはてなスターをつけてる」のを以前見つけただけでして。今はそうした活動は何もしてないかもしれませんね。

>「ノルウェー」とかみたいな馬鹿なデマを飛ばしたりせず、師匠の教授を関係ない話をしてかばったりしなければ、個人情報をばらされたりもせずに今でも「Mukke」を名乗っているんでしょうね、この人物。救いのない馬鹿です。

 まあ、本当にどうしようもないですよね(苦笑)。

Bill_McCrearyBill_McCreary 2018/05/22 10:38 明日発表の記事で、恵谷氏について触れますが、彼も昨今ろくな本を執筆していませんしねえ。2013年に出した「北朝鮮はどんなふうに崩壊するのか (小学館101新書)」なんてのは、題名からしてとてもまともに読む気がしません。

>しかし、そう主張するのであるのなら「北朝鮮の日本攻撃がありうる」などと抜かしてる巣くう会と、恵谷や高世はなぜ(以下略)て話です。まあ、ここでの高世の文は事実上「恵谷と高世が金目当てに巣くう会と付き合ってきたクズだ」ということを自白してると思いますね。

 こういうのを「問うに落ちず、語るに落ちる」といいます。

そういうことでしょうね。1998年の時点なら、あるいは近年中の北朝鮮崩壊はありと予想するのもありでしょうが、2013年に上のような本を書くのは、商売デマ以上のものではないでしょう。で、それで私の知る限り話題にもなっていないしね。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2018/05/22 19:03 id:Bill_McCrearyさん
>明日発表の記事で、恵谷氏について触れますが

 楽しみにしています。

>「北朝鮮はどんなふうに崩壊するのか (小学館101新書)」なんてのは、題名からしてとてもまともに読む気がしません。

 ですよねえ。

2018-04-29

今日の中国関係ニュースほか(4/29分)(追記・訂正あり)

| 20:29 |

 中国ネタを中心にいろいろ書いていくことにします。

■ニューズウイーク日本版『日本の相撲は「国技で神事で品格あり」?』楊海英*1

https://www.newsweekjapan.jp/youkaiei/2018/05/post-17.php

 国技というのは自称に過ぎません。

 昔はともかく既に「神道など明らかに信じてない」外国人力士を受け入れた時点で「神事」などとはいえないでしょう。

 数々のスキャンダルを考えれば品格があるとは言いがたい。まあ、こういうことを楊が書くのも「内モンゴル出身者」として白鵬や鶴竜、日馬富士などモンゴル出身力士に対する一部ウヨの暴言が不愉快だと言うことでしょう。

 大相撲をめぐる日本での意見を見聞きして、ずっと抱いてきた違和感が3つある。「国技であること」「神事であること」「力士には品格が必要であること」だ。

 国技、神事はともかく「力士には品格が必要」には俺は異論はないですが。

 まあ力士と言うよりは「スポーツ選手には品格が必要」ですね。先日の日大アメフト部反則タックルのようなことをされては困る。まあ「とてつもなく高い品格」を求める気はないですが、ある程度の品格は必要でしょう。 


毎日新聞・社説『WHOからの台湾排除 中国の圧力に道理はない』

https://mainichi.jp/articles/20180520/ddm/005/070/177000c

 そもそも台湾・蔡英文政権が「馬・前政権」との差別化をしたいがために中国に敵対的な外交をするからこうなったと言うことを無視する毎日新聞はバカとしか言い様がないですね。

 なぜ中国を一方的に非難するのか。蔡英文政権が外交路線を改めればすぐに解決することなんですが。


■産経【世界ミニナビ】友情を経済で圧倒、台湾と断交のパナマで中国支援の鉄道計画

http://www.sankei.com/west/news/180520/wst1805200002-n2.html

 昨年6月に台湾と断交し中国と国交を樹立した中米パナマで、中国支援による鉄道建設に向けた調査が始まった。

(中略)

 パナマのバレラ*2大統領は4月、ロイター通信のインタビューに対し「中国とともに、約450キロの鉄道の実現可能性について調査している」と認めた。

(中略)

 台湾とパナマは、清朝時代の外交関係を引き継いだとされる長年の友好国だった。蔡英文総統は総統就任直後の2016年6月に訪問してパナマ運河拡張工事の完成式典に出席し、友好関係を再確認していた。

 わずか1年後にパナマが中国に乗り換え、蔡政権には大きな打撃となった。台湾はパナマに多額の援助を行ってきたが、経済で中国に太刀打ちできない状態だ。

(中略)

 国交樹立でパナマと中国の関係強化は急速に進む。昨年10月、中国企業が1億6500万ドルを投じてクルーズ船用港湾の建設を始めたとロイターが報じた。同11月に訪中したバレラ氏は自由貿易協定(FTA)に向けた調査開始や中国向け経済特区の設立などで合意。今年4月には、中国国際航空が北京とパナマ市を米ヒューストン経由で結ぶ路線を開設した。

(中略)

 5月1日、カリブ海ドミニカ共和国が突如、台湾と断交して中国と国交を樹立した。前年のパナマに続いて2年連続、この地域で台湾から中国への乗り換えが起きたことになる。

(中略)

 台湾が恐れる最後の砦(とりで)での断交ドミノが、現実味を帯び始めている。

 蔡英文の外交失策としか言い様がないでしょう。


ニューズウィーク日本版イスラム教徒に豚とアルコールを強要する中国・ウイグル「絶望」収容所』

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/post-10194.php

 「党文献の学習会参加強要」はともかく「豚肉と酒の強制」はちょっと信じられない記事ですね。もちろんそれは「中国が立派な国だから」という話ではなく、「豚肉と酒の強制」なんてばれたら「イスラムの戒律遵守(豚肉や酒の禁止)自体が犯罪行為だというのか!」つうことで全世界のイスラム国(中東諸国、インドネシアマレーシアなど)を完全に敵に回すからです。

 「ウイグル反体制派を締め付ける」つうならまだしも。

 大体この記事って「元収容者の証言以外に根拠レス」ですし現時点では「豚肉と酒」について信用するのはリスキーすぎるでしょう。


■国基研『日中関係改善に前のめりは禁物』(冨山泰)

https://jinf.jp/weekly/archives/22782

安倍晋三首相は、日中韓サミットのため東京を先週訪れた李克強中国首相の北海道視察に同行し、帰国する空港で当初の予定になかった見送りを行うという下にも置かない対応ぶりを最後まで見せた。

・李首相の訪日における合意事項のうち、最も注目されるのは、中国の現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の関連で、日中両国が第三国でのビジネス展開を話し合う官民合同委員会の設置で一致したことだ。

・もし今回の官民合同委員会設置が一帯一路への協力へ向けて一歩踏み込んだものだとすれば、中国主導秩序への代替案を提供しようとする安倍首相のインド太平洋戦略との整合性が問われる。

ということで安倍批判をする国基研ですが、やはり腰が少し引けてますね。


■産経『対中傾斜に歯止め…太平洋島嶼国と「インド太平洋戦略」共有へ 島サミット共同宣言』

https://www.sankei.com/politics/news/180513/plt1805130001-n1.html

 政府は12日、日本が議長国を務め18、19日に福島県いわき市で開催する「太平洋・島サミット*3」の共同宣言に、安倍晋三首相が提唱する「自由で開かれたインド太平洋戦略」の重要性を盛り込む方向で調整に入った。中国から援助攻勢を受ける島嶼(とうしょ)国の「対中傾斜」に歯止めをかける考えだ。

 タイトルを見たときは

・確かに私、安倍は李首相の北海道行きに同行しました。『安倍は中国に最近傾斜しすぎ』という『右寄りの』支持者の皆様のご批判の声も承知しております。しかし私は『島サミット共同宣言』で『自由で開かれたインド太平洋戦略』を書き込むつもりです。私は中国傾斜にそれなりに自分で歯止めを掛けてるつもりです(安倍)

つう話かと思ったら「島嶼国の対中傾斜に歯止め」だそうです。

 まあ、最近の「安倍の李首相北海道行き同行」を考えてもこんな産経の主張は馬鹿げてるでしょうね。

 島嶼国首脳も「日本だって中国ビジネス目当てに、この間、李首相訪日を受け入れて李首相の北海道行きにわざわざ安倍首相が同行までして日中友好アピールしたのにヘンなこというなあ?。まあでも、どうせ『ただの紙切れ』で終わるんだろうから賛同しておくか。反対して日本に恨まれても嫌だし」位の話でしかないでしょう。

 中国による援助は島嶼国の軍事拠点化にもつながりかねない。実際、アフリカでは、巨額の対中債務を抱えたジブチに人民解放軍初の海外基地が建設された。豪メディアは先月、中国と南太平洋のバヌアツとの間で軍事拠点建設に関する事前協議が始まったと伝えた。両政府は報道内容を否定したが、バヌアツは対中債務が深刻とされる国の一つで、外務省幹部は「米国と太平洋を二分したい中国にとって、南太平洋の拠点は絶対にほしいところだ」と神経をとがらせている。

 いや基地を中国がジブチ(あるいはバヌアツ)につくったらなんなんだ、日本の国益に反するのか、て話ですよねえ(ちなみに日本もジブチPKOで一時ジブチに自衛隊基地を置いていました)。

 つうか「基地設置の是非はともかく」そもそも「借金負わされたからジブチはいやいや基地を認めた」て話でもないでしょう。借金がなくても「中国と金儲けしたいから基地が置きたいならウエルカムです」つう話じゃないのか。

 島嶼国側には、対中強硬姿勢が前面に出れば支援打ち切りを招きかねないという懸念があり、3月の島サミット準備会合ではインド太平洋戦略への協力に慎重な意見が相次いだ。

 日本政府はこうした事情も考慮し、戦略が特定の国を敵視したものではないことが理解されるよう、慎重に文言を調整する構えだ。

 まあ島嶼国側の懸念とやらもあるでしょうが日本だって露骨に中国批判なんかして「日本の野郎ふざけんな」つう中国の反発は買いたくないでしょう。何のために李首相訪日を受け入れ、安倍首相が李首相の北海道行きにまで同行して日中友好アピールしたのか、て話です。


■産経【田村秀男のお金は知っている】中韓首脳来日、真の魂胆は日本の円 (ボーガス注:経済分野でのトランプ政権の)恫喝に屈した韓国、トランプ攻勢に悩む中国

https://www.sankei.com/premium/news/180512/prm1805120007-n1.html

産経

■『日中映画共同製作協定に署名 トキのつがい提供も』

https://www.sankei.com/politics/news/180509/plt1805090037-n1.html

■【日中韓サミット】元立て投資に追い風、スワップ再開へ

https://www.sankei.com/economy/news/180509/ecn1805090037-n1.html

■【日中韓サミット自由貿易で米保護主義に対抗

https://www.sankei.com/economy/news/180509/ecn1805090039-n1.html

■【日中韓サミット】日中、高齢者サービスでも協力 経産相が合意

https://www.sankei.com/economy/news/180509/ecn1805090052-n1.html

時事通信『対中輸出へ2精米工場指定=北海道と兵庫県−政府間で最終調整』

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018050900566&g=eco

などという記事で解るように日中韓首脳サミットでは日本側も「中国への経済進出の進展(映画協定の締結など)」などの利益を得ており、当然ながら「中国が日本にすり寄ってきた」などと描き出すことは事実の歪曲でしかありません。

 しかしその事実の歪曲を恥知らずにもやって恥じないのが産経・田村の訳です。 


首相官邸『日中両首脳による北海道訪問』

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201805/11hokkaido.html

 平成30年5月10日、安倍総理は、中華人民共和国の李克強(り・こくきょう)国務院総理と北海道を訪問しました。

 翌11日、両首脳は、札幌市で第3回日中知事省長フォーラムに出席しました。その後、苫小牧市の自動車製造企業の工場を視察し、続いて、恵庭市を訪問しました。最後に、総理は、新千歳空港で李国務院総理を見送りました。

 総理は、第3回日中知事省長フォーラムの挨拶で次のように述べました。

「本日は第3回日中知事省長フォーラムにお招きいただきまして、誠にありがとうございます。

 まず今回のフォーラムが、李克強国務院総理の御出席を得て盛大に開催されることを心からお祝い申し上げます。全国知事会会長を務める上田清司埼玉県知事及び李小林(り・しょうりん)中国人民対外友好協会会長の開催に向けた御尽力に敬意を表します。

 また、本日のフォーラムには、中国の四川省、河北省、遼寧(りょうねい)省、黒竜江省、江西省から、省長や副省長の方々が参加されていると承知しております。皆様の御来日を心から歓迎いたします。

 日本から出席する、北海道、岩手県、山形県、埼玉県、静岡県、富山県、鳥取県の知事の皆様と共に行われる本日の意見交換が実りあるものとなることを期待しております。

 そして李総理の北海道訪問に対し大変すばらしいおもてなしをされている高橋はるみ知事にも、私から心から感謝申し上げたいと思います。

 私も北海道に来るのをいつも楽しみにしておりますが、昨年、736万人の方々が訪日した中国の方々にも、ここ北海道は特に人気の高い目的地となっています。2008年に北海道を舞台として大ヒットした中国映画『狙った恋の落とし方。』、大変題名もいいと思います。

(中略)

 この映画は、中国の若者の北海道ブームの火つけ役になったと伺っております。このことは地方交流を活性化していく上で大きなヒントを与えてくれています。

 日中両国の友好都市交流は、国交正常化直後の1973年の神戸市と天津市の友好都市連携に始まり、現在ではその数は360組を超えています。

 地方交流は、日中関係がどのような状況にあるときでも、常に友好の源として両国の絆を途切れることなくしっかりとつなぎとめ、一つの世代から次の世代へと受け継がれてきました。

 本日のフォーラムでは、両国を取り巻く新たな情勢の下で、今後の地方交流の在り方について議論されると伺っております。特に、両国が共に直面している深刻な課題である少子高齢化を克服するためには、地方の活性化が不可欠です。私も地方創生を最重要政策として掲げ、地方の雇用創出、出生率の向上等に努めてまいりました。李総理も河南省、遼寧省での(ボーガス注:党委員会書記の)経験もいかされ、貧困脱却を始め、中国全土の均衡のとれた発展に御尽力されていると伺っております。

 日中両国がお互いの経験を参考にしながら、地方の経済振興、観光振興、あるいは強靭な社会づくりのため、共に知恵を出し合い、有効な対策を講じていく。大切なことは、両国の戦略的互恵関係を目に見える形で実行に移すことであると思います。

 例えば、日本の医療介護に関するノウハウと中国のドローン技術をマッチングすることで、過疎地の医療介護サービスの向上や人手不足の解消を実現できないか。両国の協力の可能性は大きく広がっていると言えます。本日は、是非皆様の叡知(えいち)を結集して、日中両国の地方交流、地方協力の新たな形について活発な議論を行っていただきたいと思います。

 最後に、常日頃から両国の地方交流の第一線で御尽力いただいている御臨席の皆様に深い敬意と感謝を申し上げますとともに、本日のフォーラムの御成功を心からお祈り申し上げます。」

 長くなりましたがほぼ全文引用しました。

・今回のフォーラムが、李克強国務院総理の御出席を得て盛大に開催されることを心からお祝い申し上げます。

・李総理の北海道訪問に対し大変すばらしいおもてなしをされている高橋はるみ知事にも、私から心から感謝申し上げたいと思います。

・李総理も河南省、遼寧省での(ボーガス注:党委員会書記の)経験もいかされ、貧困脱却を始め、中国全土の均衡のとれた発展に御尽力されていると伺っております。

などと、さんざん李首相におべっか三昧です。安倍も変われば変わるものです。

 ちなみにこのフォーラムの出席者ですが安倍首相、李首相以外は

http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/c_m1/page4_003995.html

【日本側参加者】

 上田清司:埼玉県知事(全国知事会会長)

 高橋はるみ北海道知事

 達増拓也:岩手県知事

 吉村美栄子:山形県知事

 川勝平太*4静岡県知事

 石井楼*5:富山県知事

 平井伸治*6鳥取県知事

【中国側参加】

 李小林*7(り・しょうりん):中国人民対外友好協会会長

 宋敬武(そう・けいぶ):中国人民対外友好協会副会長

 尹力(いん・りき):四川省省長

 許勤(きょ・きん):河北省省長

 唐一軍(とう・いちぐん):遼寧省省長

 王文涛(おう・ぶんとう):黒竜江省省長代理

 呉忠琼(ご・ちゅうぎょう):江西省副省長

だそうです。

参考

■狙った恋の落とし方。(ウィキペ参照)

 2008年公開の中国映画。映画後半の主舞台が日本の東北海道(釧路、阿寒湖、網走、厚岸、斜里、美幌)で、映画の大ヒットにより中国に北海道観光ブームを巻き起こしたといわれる。


時事通信『日中の協調ムード演出=初訪問の李氏を厚遇−安倍首相』

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018051001268&g=pol

 安倍晋三首相が中国との協調ムードを演出している。10日には来日中の李克強首相に同行して北海道入りするなど異例の厚遇ぶり。日中平和友好条約締結40周年の機を捉えて関係を改善し、政権浮揚につなげたいとの思惑がにじむ。

 「競争から協調へ。日中はこの日をもって協調の時代に入った」。

 安倍首相は10日、東京都内のホテルで開かれたレセプションで乾杯の音頭を取り、李氏の訪日を「熱烈に歓迎」した。「力による現状変更の試みは大変遺憾」と中国批判を繰り返していた就任当初とは様変わりだ。

(中略) 

 変化が表れたのは昨年6月。安倍首相が中国のシルクロード経済圏構想「一帯一路」への協力姿勢を示したころから「雪解け」が加速し始めた。

(中略) 

 北海道入りした安倍首相は11日、李氏とトヨタ自動車北海道を視察後、昼食会を催す。手厚いもてなしを自身の年内訪中と習近平国家主席の来日に結びつけたい考え。ただ、内政では(ボーガス注:加計森友疑惑(公文書改竄含む)、PKO日報問題、福田前財務次官セクハラ問題と)相次ぐ不祥事による支持率低下で秋の自民党総裁3選を危ぶむ向きもある。今夏以降、首相の思惑通りに運ぶかは見えない。

 全く同感ですが、産経らウヨには「安倍の変節」を認めることはできないのでしょう。


人民日報『李克強総理が中日平和友好条約締結過程の日本側代表と会見』

http://j.people.com.cn/n3/2018/0511/c94474-9459249.html

 会見には福田康夫*8元首相、河野洋平*9元衆院議長、園田直*10元外相の子の園田博之氏*11中曽根康弘*12元首相の子の中曽根弘文*13、及び当時中日平和友好条約の締結作業に関わった元外務省幹部ら20人余りが出席した。

 「福田康夫元首相=日中平和友好条約締結時の首相・福田赳夫の息子。一時、ボアオ・アジア・フォーラム理事長を務めた」

 「園田博之氏=日中平和友好条約締結時の外相・園田直の息子」

 「河野洋平氏=日本国際貿易促進協会日中友好経済団体の一つ)会長」ですが中曽根弘文氏がなぜ出てくるのかよくわかりません。中曽根康弘元首相への評価か、はたまた彼が「元外相(麻生内閣)」だからか。

 田中真紀子*14日中国交正常化時の首相・田中角栄*15の娘)の名前が出てこないのが少し意外ではあります。


■産経【主張】日中経済関係 国益損なわぬ「協調」探れ

https://www.sankei.com/column/news/180511/clm1805110001-n1.html

 懸念するのは中国の広域経済圏構想「一帯一路」への協力だ。日中はこれを念頭に第三国市場を開拓する官民合同委員会を設ける。日本は従来、透明性や開放性などの確保を条件に協力する姿勢だった。さらに一歩踏み込んだ。

(中略)

 (ボーガス注:安倍、李)両氏は、自由で開かれた公正な経済秩序を構築することで一致した。だが、中国の価値観はその対極にあるからこそ、日本はインド太平洋戦略を講じたはずではないか。整合性がとれていない。

 官民合同委員会は慎重に運営すべきだ。成果を上げようと中国の膨張主義に手を貸せば、諸外国の信頼を失う。

 「日中韓サミットについての産経の見方」についてコメント抜きで紹介だけしておきます。


■日経『日本の色紙、中国人の心を包め 特種東海製紙が進出』

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30314110Q8A510C1X93000/

・製紙国内8位の特種東海製紙は10日、4月に書籍や包装用に使われる高級紙で中国に進出したと発表した。

・「中国では高級な紙が多く使われるようになっている」と安武部長。お酒や食料品などの贈答向けに、箱に張り付けて使用したりする包装用の需要が増えているという。

・日本では電子媒体の登場を受けて紙の需要が急減しており、業界統計によると、国内の紙(板紙含む)需要は18年に8年連続で減少となる見通し。国内製紙会社が生き残るためには海外に進出するしかない。特種東海が高級紙で中国人の心を包むことができるかどうか。新たな挑戦は業界の注目を集めそうだ。

ということで「安倍の日中韓サミットの背景」にはこうしたこと(中国ビジネスの重要性)があるわけです。


■日中韓首脳サミットとウヨ連中のツイート

石平太郎*16

 昨日の日中首脳会談、案の定、一帯一路に関する日中官民協議会の設置が合意された。日本はこれで、まさに火中の栗を拾う形で習近平による習近平のための経済版中華秩序の構築に巻き込まれていくことになるのだが、安倍首相と日本政府は一体何を考えているのか。

つうことで今のところ石平が安倍に悪口してるのを見つけました。ただ島田洋一や櫻井よしこのツイートは明らかにこの件から逃げてますね。安倍批判どころか日中韓サミットに触れることすらしません(追記:コメ欄で指摘がありましたが、中国ウオッチャーのはずの福島香織もツイートで全くこの件に触れずに逃げています)。

 それはともかく今後もこの種の悪口を見つけたら紹介しましょう。多分ウヨ連中のほとんどは島田やよし子のように卑怯にもだんまりでしょうが。

 ただ例の大森勝久氏は「安倍はやはり中国の犬だった」とかかっ飛ばすんでしょうね。今から大森論文の馬鹿馬鹿しさが楽しみです。

石平太郎がリツイート

・hikaru

‏ 石平さんが言ってた

 李克強はわざわざ日本に来て東京に一泊、北海道に二泊の時点でおかしい

 普通に考えたら逆なのにマスコミはどこも指摘しない

 何がおかしいのかさっぱり解りません。「中国の魔の手が北海道に!」とデマ飛ばす気でしょうか。つうか「安倍も北海道に同行してること」や「高橋北海道知事と会談したこと」はこの理屈だと「安倍や高橋はバカor李首相とグル」というとんでもない話になるわけですが。


■I濱Y子のツイッター

I濱Y子さんがリツイート

@SFTJapan

 中国の李克強首相の来日に合わせて渋谷駅前でキャンドル・ヴィジルを行いました。

 SFTJの金田、南モンゴルクリルタイのオホノルド・ダイチンさん*17のスピーチの後「平和を願い行動する僧侶の会」の若麻績さんの読経に合わせ参加者一同で焼身抗議者をはじめとする犠牲者に手を合わせました。

 I濱先生なりの李首相批判なのかもしれませんが彼を招いた安倍を批判しないあたりが実にばかばかしい。これはI濱限定ではなく、彼女の類友連中も同じことですが。

I濱Y子

 欧米におけるダライラマのイメージ。

イチロー 異例の特別アドバイザー契約の理由」マリナーズGM「彼はダライ・ラマのような存在」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180504-00000062-spnannex-base

 チベットファン・I濱先生らしい喜びぶりですがこれ果たして「マリナーズGMにとってのダライイメージ」ではあっても「欧米人にとってダライイメージ」かどうかは疑問符がつくと思いますが。

 それはともかく大人げないこと言えばマリナーズイチローを厚遇するのは「ジャパンマネーがほしい」つう要素が大きいのであってこんなきれいごとじゃないでしょう。

 しかしアドバイザー契約ね。現役引退がついに見えてきたと言うことでしょう。既に44歳ですからね。「過去はともかく」今は「人気とかジャパンマネーとか無視して」単純な成績だけで見れば彼は現役選手として使いたいレベルじゃないでしょう。


■大紀元『共産主義の陰謀を明かすドキュメンタリー映画 知られざる事実に全米が驚愕』

http://www.epochtimes.jp/2018/05/29064.html

 同性愛者、フェニズム*18環境保護運動はいずれも共産主義者の計画だった。

 いつもながら法輪功のデマカルトぶりには呆れて二の句が継げません。

 ただのトンデモ極右のデマじゃないですか。特に同性愛は「共産主義がどうこう言う話」じゃない。共産主義マルクス主義)が存在する前から実際問題、同性愛は存在するわけですから(ついでに書いておけば実際にはスターリンソ連など『過去の共産国』では同性愛はむしろ迫害の対象だったと思います)。そして同性愛は「フェミニズム環境保護運動」などといった政治的指向と違って、「先天的に決まるもの」で当人の意思でどうにかなるもんじゃない。

 例えば小生は異性愛者ですが別に「自分で異性愛を選んだわけではない」し「今後、同性愛者に変わることもない」。これは同性愛者の方も全く同じですが。そこが同性愛のような性的指向(他にもロリコンとかスカトロとかいろいろありますが)が「政治信条や宗教とは違うところ」です。

 だから不幸なのは「同性愛のウヨ(三島由紀夫とか?)」ですよね。実際そういう人も過去に存在するようですが。


ダライラマ日本事務所『ダライ・ラマ法王、韓国と北朝鮮の両首脳を祝福』

http://www.tibethouse.jp/news_release/2018/180509_SouthNorth_Korea_20180430.html

 イヤー、日本ウヨと野合してる「日本ウヨの愛玩犬」ダライのことだからだんまりかと思ったら祝福だそうです。実に意外です。


産経

■来日中の李克強中国首相、衆参議長や与野党幹部と相次ぎ会談

https://www.sankei.com/politics/news/180510/plt1805100047-n1.html

■陛下、初訪中時に「温かい歓迎、懐かしく」 中国の李克強首相とご懇談

https://www.sankei.com/life/news/180510/lif1805100011-n1.html

■自民・二階俊博幹事長が訪中へ 700人規模

https://www.sankei.com/politics/news/180509/plt1805090032-n1.html

毎日新聞『中国首相、保護主義反対、日中連携が必要』

https://mainichi.jp/articles/20180511/k00/00m/020/089000c

https://www.sankei.com/politics/news/180510/plt1805100047-n1.html

・来日中の中国の李克強首相は10日、大島理森*19衆院議長や伊達忠一*20参院議長、与野党幹部と相次いで会談した。

・大島氏は、習近平国家主席の最側近として知られる栗戦書全国人民代表大会常務委員長(国会議長)から7月に訪中の招請を受け、日程調整していることを明らかにした。

・与党幹部との会談では、二階氏*21が「来訪を国民をあげて歓迎している」と語った。

・公明党の山口那津男*22代表に対しては、同党*23池田大作名誉会長に言及し「日中国交正常化日中関係の発展に多大なご尽力をいただいた」と語った。

・李氏は、立憲民主党枝野幸男*24代表や共産党の志位和夫委員長ら*25野党党首とも会談した。

https://mainichi.jp/articles/20180511/k00/00m/020/089000c

 9日の日中首脳会談では、第三国での投資案件で協力するための官民フォーラムを新設することで合意。李首相は会合で「中国の(現代版シルクロード経済圏構想である)一帯一路と、日本の成長戦略をつなぎ合わせる実務協力も進化させる」と宣言。安倍晋三首相も「アジアの旺盛なインフラ需要に応える。競争よりも協調のメリットの方がはるかに大きい」と意義を強調した。

 また、経団連の榊原定征*26会長は官民フォーラムについて「枠組みを活用して積極的に推進したい」との姿勢を示した。

 とりあえずコメント抜きで紹介しておきます。


■国基研『中南米に食指伸ばす中国の深慮遠謀』湯浅博(国基研企画委員)

https://jinf.jp/feedback/archives/22772

 中国の王毅外相はこの1月、南米チリの首都サンティアゴで、閣僚級による中国プラス中南米フォーラムに出席し、太平洋を越えた協力の道を強調する「一帯一路に関する特別声明」を出した。王は続くウルグアイでもバスケス*27大統領と会談し、一帯一路に参加することで「ウルグアイが発展への強い動力を得られる」などと、積極的に応じている。

 中国が中南米にその手を染めているのは、中南米に台湾と外交関係を結ぶ国が多く、これを遮断して中国との国交樹立を確立するためもあった。最近の例では、カリブ海ドミニカ共和国が中国と国交を樹立し、台湾は即日断交して経済援助を全面停止した。民主進歩党の蔡英文政権が2016年に発足して以来、台湾と外交関係を解消したのは中米ではパナマに次いで2件目だ。

 中国は中南米地域への政治的影響力を高めるため、メディア、文化、学会、政治の4分野で人的交流を活発化させている。友好人士として「中国のチアリーダー」を獲得するのが狙いだ。中南米の学生に中国留学の奨学金を提供し、地元大学に中国を学ぶ孔子学院をつくり、政党関係者を中国に招待している。

 もちろん、中国に限らずある国が「可能な限り」世界各国(今回産経が取り上げてるのは中南米)において自国の国益を追求しようとするには当然のことです。非難されるようなことでは全くない。

 ラテンアメリカ開発発展センターのパブロ・カーディナル研究員は、中南米の国々が民主主義抜きの発展が可能なことを中国モデルから模倣する危険を指摘している。

 まあ馬鹿馬鹿しいですね。何も中国を持ち出さなくても、明治維新や朴チョンヒ韓国、蒋介石台湾など「民主主義抜きの経済発展」は過去にいくらでも事例があります。


やまと新聞『日本ウイグル協会 李克強中国首相来日に合わせ緊急声明発表』

https://www.yamatopress.com/the-diet/29492/

 日本ウイグル協会のイリハム・マハムティ会長は、李克強首相が来日する8日、安倍晋三首相に対し、中国政府が東トルキスタンに設置している政治犯収容所を廃絶させるため、中国政府と国際社会に働きかけるよう求める緊急声明を発表した。内容は以下のとおり。

■日本ウイグル協会 緊急声明文

 日本国 内閣総理大臣安倍晋三 先生

1、日本政府は、ウイグル(東トルキスタン)における、「再教育センター」の実情を暴くための人権査察団の編成を国際社会に呼びかけてください。

2、日本政府は、中国政府に対し、ウイグルにおける「再教育センター」の廃絶と、無実の人々の釈放を要請してください。

3、日本政府は、仮に中国政府がウイグルにおける人権弾圧を継続する場合、一帯一路政策を含む中国との経済関係を見直し、人権外交の立場から国際社会に中国への経済制裁を呼び掛けてください。

 まあ「1」「2」はいいとして「3」なんか非現実的にもほどがあるでしょう。


日経新聞『中国首相が初の来道、高橋知事「北海道をアピール」 』

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30263500Z00C18A5L41000/

毎日新聞『李克強首相、高橋北海道知事と会談』

https://mainichi.jp/articles/20180511/k00/00m/030/135000c

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30263500Z00C18A5L41000/

 中国の李克強(リー・クォーチャン)首相が10日と11日に北海道を訪問するのを前に、高橋はるみ知事は9日の記者会見で「北海道の地域の活性化に結びつける」と意気込みを述べた。中国の首相が来道するのは初めて。

(中略)

 中国の要人の北海道訪問は2008年7月の洞爺湖サミットに出席した胡錦濤*28国家主席(当時)以来、約10年ぶり。李首相は今回、東京以外では北海道のみを訪問先に選んだ。高橋知事は「大変ありがたく、大きいものと考える」と述べた。

 李首相に対し、高橋知事は中国と北海道との結びつきの広がりを伝え、その強化を求める方針。具体的には中国からの訪日客の増加や中国企業の道内誘致、農業分野の交流などを挙げた。高橋知事は「北海道のアピールをしっかり行い、地域の活性化になるような機会にしたい」と話した。

https://mainichi.jp/articles/20180511/k00/00m/030/135000c

 中国の李克強首相は10日、北海道を訪れ、札幌市のホテルで高橋はるみ知事と会談した。中国首相の来道は初めてで、首脳は2008年の北海道洞爺湖サミットの際に来道した胡錦濤国家主席(当時)以来10年ぶり。

 高橋氏は会談で「今、中国から多くの観光客が訪れ、着実に交流が進展するが、さらに拡大したい」と交流強化への期待を表明。李氏は「北海道は日本での重要な農業拠点で農業分野や科学技術で協力したい。高品質な農産物も輸入したい」と応じた。

 同日夜には知事主催の夕食会も開き、日中の経済関係者らが参加し、ウニやエゾシカ肉などでもてなした。高橋氏は2日間の李氏の道内滞在中、視察に同行し、道内産業をアピールする。李氏は11日、安倍晋三首相と共に、全国知事会などが主催する「日中知事省長フォーラム」に参加し、苫小牧市トヨタ自動車北海道の工場を視察した後、恵庭市の牧場で昼食を取る予定。

産経

■【北海道が危ない(上)】中国生まれの「反天皇」農場主が帯広で170haを取得したのはなぜか? 朝鮮総連議長らにもお披露目し

https://www.sankei.com/premium/news/160509/prm1605090005-n1.html

■【北海道が危ない(中)】中国が観光施設“爆買い” 進むチャイナタウン化 住民に危機感「中国人の街ができてしまう」

https://www.sankei.com/premium/news/160510/prm1605100006-n1.html

■【北海道が危ない(下)】日本が20年足らずで消滅? 空自基地周辺にも中国の影 ゴーストタウン化した中国人向け別荘地も

https://www.sankei.com/politics/news/160511/plt1605110003-n1.html

■【続・北海道が危ない(上)】謎の中国専用ゴルフ場 人目を避け、中国移民村? 「反天皇」農場主も着々と開発 

https://www.sankei.com/premium/news/160729/prm1607290005-n1.html

■【続・北海道が危ない(中)】札幌の高級住宅地に中国マンション 「民泊利用」消えぬ住民不安

https://www.sankei.com/premium/news/160730/prm1607300028-n1.html

■【続・北海道が危ない(下)】不動産買いあさる中国資本「日本が日本でなくなる」危機 「ウイグル化」する北海道が中国の自治区になる?

https://www.sankei.com/premium/news/160730/prm1607300034-n1.html

■【北海道が危ない 第3部(上)】小樽を見下ろす中国系の“要塞”は高台の元国有地 米軍の重要港が丸見えだった

https://www.sankei.com/premium/news/161006/prm1610060003-n1.html

■【北海道が危ない 第3部(下)】10年後は「中国32番目の省」…「中国人に不動産を斡旋する最終目標は永住だ」

https://www.sankei.com/politics/news/161007/plt1610070007-n1.html

■【北海道が危ない 第4部(上)】中国、釧路を“北のシンガポール”に 「孔子学院」開設計画、不動産の買収…拠点化へ攻勢

https://www.sankei.com/premium/news/170224/prm1702240007-n1.html

■【北海道が危ない 第4部(中)】中国資本の影が忍び寄る「北海道人口1000万人戦略」のワナ “素性”不明の発電所が多数存在…跡地は誰も把握せず

https://www.sankei.com/premium/news/170225/prm1702250034-n1.html

■【北海道が危ない 第4部(下)】日本の領土を国交省が“斡旋”…外国人向けにマニュアル作成 中国資本の不動産買収に“お墨付き”

https://www.sankei.com/premium/news/170226/prm1702260032-n1.html

■「北海道が危ない」に読者「中国の国家ぐるみの侵略計画」

https://www.sankei.com/column/news/170304/clm1703040004-n1.html

■【北海道が危ない 第5部(上)】苫小牧駒沢大が中国化する 譲渡先法人理事「中国共産党員」系列高は田中将大投手ら卒業の名門

https://www.sankei.com/life/news/170619/lif1706190008-n1.html

■【北海道が危ない 第5部(中)】中国資本が苫小牧にも触手…「二束三文の土地を10倍の値段で」

https://www.sankei.com/life/news/170620/lif1706200021-n1.html

■【北海道が危ない 第5部(下)】中国大使の釧路訪問がきっかけか トマム、スイス牧場、豊糠…何かが一斉に動き出した

https://www.sankei.com/economy/news/170621/ecn1706210005-n1.html

■【北海道が危ない・特別編】外資の「国土侵食」が加速 “中国人自治区”誕生の可能性も「武器を持たない戦争を仕掛けられている」

https://www.sankei.com/premium/news/170731/prm1707310005-n1.html

■【北海道が危ない】中国資本の買収「とんでもない事態が進行」特別ツアー参加者が報告書 

https://www.sankei.com/life/news/170828/trv1708280002-n1.html

などという例の産経の与太「北海道が危ない(中国の魔の手ガー)」を「自民・公明が支える高橋知事」が全く相手にしてないことが解ります。

 それにしても

・日本が20年足らずで消滅?

・「ウイグル化」する北海道が中国の自治区になる?

・(ボーガス注:北海道は)10年後は「中国32番目の省*29

・苫小牧駒沢大が中国化する

・中国資本が苫小牧にも触手

・“中国人自治区”誕生の可能性も

などという「当の産経ですらおそらく信じていない故意の中国誹謗デマ」が読める全国紙は産経だけでしょう。中国人どころか道民が「北海道を馬鹿にするな!」と怒っても文句言えないレベルの酷い与太です。

 それはともかく産経は「中国の魔の手が迫り、北海道が危ないのに、李克強首相・北海道訪問を喜ぶとは高橋はアホかー。高橋を黙認する自民党はアホかー」「高橋を失脚させなければいけない」と言い出すのか、それとも高橋知事批判するわけも行かず卑怯にだんまりでしょうか?


■産経【中国軍事情勢】台湾周辺演習は海峡危機の再来か 中国シャープパワーの真の狙いは?

https://www.sankei.com/premium/news/180508/prm1805080007-n1.html

 こうした行為の是非はひとまず起きます。いずれにせよ牽制であって、ガチで戦争する気はさすがにないでしょう。もちろん「牽制だから無視していい」つうことにはなりません。さすがに無視したからと言って軍事力行使はしないでしょうがなんらかの形で台湾への締め付けが強まるでしょうからね。

 野党、中国国民党委員の「演習は頼清徳*30行政院長(首相)が『私は実務的な台独工作者(台湾独立を主張する政治家)だ』と発言したからではないのか」と詰問する声がむなしく響いた。

 「むなしく」とか産経の勝手な感情表現はいりません。実際には空しいどころかそうした「中国との対立を無駄に高めるな」つう批判は結構強いでしょうが。


首相官邸

■日中韓サミット・日韓首脳会談・日中首脳会談等

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201805/09jck.html

■中国文化展示会及び日中平和友好条約締結40周年記念 李克強中華人民共和国国務院総理歓迎レセプション

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201805/10china.html

■外務省『李克強・中国国務院総理の訪日:日中首脳会談及び晩餐会』

http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/c_m1/cn/page1_000526.html

産経

■【日中首脳電話会談】安倍晋三首相発言全文「日中関係を次なる段階へ引き上げることで一致」

https://www.sankei.com/politics/news/180504/plt1805040012-n1.html

■『中国、日本にトキを11年ぶり提供へ 9日の首相会談で合意見通し、関係改善の象徴に』

https://www.sankei.com/world/news/180506/wor1805060047-n1.html

■【日中首脳会談】共同記者発表全文 安倍晋三首相「訪中楽しみ」李克強首相「両国の雨風は過ぎた」

https://www.sankei.com/politics/news/180509/plt1805090046-n1.html

■『日中映画共同製作協定に署名 トキのつがい提供も』

https://www.sankei.com/politics/news/180509/plt1805090037-n1.html

■【日中韓サミット】元立て投資に追い風、スワップ再開へ

https://www.sankei.com/economy/news/180509/ecn1805090037-n1.html

■【日中韓サミット自由貿易で米保護主義に対抗

https://www.sankei.com/economy/news/180509/ecn1805090039-n1.html

■【日中韓サミット】日中、高齢者サービスでも協力 経産相が合意

https://www.sankei.com/economy/news/180509/ecn1805090052-n1.html

時事通信『対中輸出へ2精米工場指定=北海道と兵庫県−政府間で最終調整』

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018050900566&g=eco

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201805/09jck.html

総理は、晩さん会の挨拶で次のように述べました。

『李克強国務院総理御一行の訪日を改めて心から歓迎いたします。今から40年前、ここ東京で当時の福田赳夫*31総理とトウ小平*32副総理が、日中平和友好条約の批准書を交換し、日中は両国の間に一つの橋を架けました。今や日中両国の間には、幾重にも橋が架かっています。

 その一つは国民交流です。40年前、年間4万人だった両国間の人の往来は、現在ではたった2日間で4万人を超えています。日本で勉強する中国人留学生も10万人以上と、諸国の中でもトップであります。2020年の東京五輪、そして2022年の北京五輪の機会も活用しつつ、これまで以上にあらゆる分野の国民交流を促進したいと思います。

 もう一つの橋は経済関係です。この40年間で日中貿易総額は60倍と飛躍的な発展を遂げました。現在では日本からの対中投資は1兆円を、中国における日本企業の拠点数は3万を超え、中国の雇用の創出にも大きく貢献しています。第二、第三の経済大国同士、日中は切っても切れない関係にあります。

 さらにもう一つ、地方交流です。日中両国の友好都市交流は、国交正常化直後の1973年、神戸市と天津市の関係構築を皮切りに現在ではその数は360組を超えています。地方交流は、日中関係がどのような状況にあるときでも途切れたことはなく、両国の絆となってきました。私も李克強国務総理と11日に札幌で開催される日中知事省長フォーラムに出席し、こうした地方交流の活気をじかに感じたいと思います。

 両国に架かる橋には枚挙にいとまがありません。昨年6月に誕生したパンダの赤ちゃん、シャンシャンを一目見ようと上野公園はあふれ返っていました。1972年の国交正常化の際に2頭のパンダ、カンカン、ランランが来園して以来のパンダブームをもたらしてくれたのです。今回の李総理の訪日に当たっては、中国から日本へのトキの追加供与が実現することになりました。これにも感謝申し上げたいと思います。

 今晩は、これまでの日中関係を政治、経済、学術、文化など様々な分野で支えていただいているトップリーダーの方々を御招待いたしました。皆様のおかげで今日の良好な日中関係があります。今後とも日中関係の発展のために御協力いただきたい、御貢献いただきたいと、この場をお借りいたしましてお願い申し上げる次第でございます。』

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201805/10china.html

 総理は、レセプションの挨拶で次のように述べました。

『(前略)

 李総理の公式訪問に改めて熱烈な歓迎の意を表したいと思います。

 李総理とは昨日、2時間近くにわたり率直な意見交換を行いました。そして、充実した成果の多い会談になったと思います。そして、10年越しの課題であった海空連絡メカニズムの設置のほか、社会保障協定、映画共同製作協定、また金融協力、米の輸出拡大に向けた措置など、実に多くの具体的な成果を上げることができました。

(中略)

 40年前、私も李総理も、当時20代の若き青年でありましたが、当時の福田赳夫総理とトウ小平副総理という2人の偉大な政治家がここ東京で日中平和友好条約を批准し、40年間にわたる日中関係の羅針盤をつくり上げてくれました。否、政治家だけではありません。その裏には当時の経済人の皆さん、日中友好団体の皆さんなど、日中両国の各界、各層の人々の活躍があったことは申し上げなければならないと思います。こうした先人たちの努力に対して、改めて深い敬意と感謝の気持ちを表したいと思います。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/c_m1/cn/page1_000526.html

3 経済関係の強化

(1)安倍総理から、本年は中国の改革開放40周年であること、日本は一貫して中国の改革開放政策を支持・支援してきており、日本の対中投資は1兆円、中国における日本企業の拠点数は3万を超え、中国の雇用創出にも大きく貢献していることを説明の上、この基礎の上に、経済分野での新たな協力関係を構築していくことの重要性を強調した。

(中略)

(ウ)両首脳は、食品貿易について、日本産コメの対中輸出拡大に向け、精米工場等の追加が今回実現したことを歓迎した。また、東日本大震災後の日本産食品に対する輸入規制について、共同専門家グループを設立することで一致した。

(中略)

4 国民交流の促進

(1)両首脳は、良好な国民感情が二国間関係の安定的な発展に不可欠の基礎であるとの認識を共有し、本年の「40周年」記念事業や2020年の東京オリンピックパラリンピック及び2022年の北京オリンピックパラリンピックの機会も活用しつつ、観光、文化、防災等、あらゆる分野の国民交流をこれまで以上に促進していくことで一致した。

(2)観光交流については、昨年の中国人訪日観光客が延べ736万人に上ったこと、李総理が長年、日中間の青少年交流に尽力してきたこと等が話題になり、引き続きこうした国民間の往来を後押しすることで一致した。

(3)安倍総理から、今般の日中映画共同製作協定への署名や、本年4月に日中文化交流政府間協議が9年ぶりに再開したことに言及した上で、文化交流を進めることを確認した。

https://www.sankei.com/politics/news/180504/plt1805040012-n1.html

・安倍首相

『今月、李克強首相が(日本との2国間訪問の中国首相としては)8年ぶりに日本を訪問します。首脳レベルの往来を契機に、日中平和友好条約締結40周年の本年、あらゆる分野における国民同士の交流を飛躍的に拡大し、新しいスタートを切った日中関係を次なる段階へと引き上げていこうということでも一致をしたところであります。

 今回、初めての電話会談となったわけでありますが、このようにさまざまな課題に、まさに地域の平和と安定に責任を有する両首脳が意思疎通を図っていくということについても一致をしたところでありますが、今後ともこうした機会を捉えて、日中関係を緊密にし、関係を発展させていきたいとこのように思います。』

https://www.sankei.com/world/news/180506/wor1805060047-n1.html

 中国政府が日本に国際保護鳥トキのつがいを提供する方向で日本側と調整を進めていることが6日、分かった。9日に東京で開く予定の日中首相の2国間会談で合意する見通し。中国から日本への提供は11年ぶり。両国政府はトキ交流を関係改善の象徴としたい考えだ。日中関係筋が明らかにした。

https://www.sankei.com/politics/news/180509/plt1805090046-n1.html

・安倍首相

『日本のおいしいお米を中国の皆さんにもっと食べていただく。コメの輸出拡大に向けた措置も実現します。映画共同製作協定によって、大きなビジネスチャンスが生まれるとともに、両国民の文化面での相互理解が一層深まることが期待されます。』

『今回、私の訪中について李首相からお招きをいただきました。感謝申し上げるとともに、適切な時期に訪中できることを楽しみにしております。』

『今回、日中ハイレベル経済対話の下、省庁横断的な官民委員会を新たに設けるとともに、第三国において日中民間企業によるインフラ協力を具体的に進めていくため官民が一堂に集う新たなフォーラムを私と李首相のリーダーシップの下、設立することで合意しました。きたるべき私の訪中の際に、第1回のフォーラムを開催し、具体的な日中協力のプロジェクトをどんどん展開することでアジア各国の期待に応えていく考えであります』

『昨年は延べ700万人を超える中国人観光客の方々が日本にお越しいただきました。李首相が長年尽力されてきた青少年交流も広がりを見せてきています。こうした両国民の交流を今回の李首相の訪日を機に、あらゆる分野で一層拡大していきたい。明日は李首相と共に北海道を訪れる予定でありますが、わが国が誇る美しい北国の春を地元の人々とのふれあいも含め、李首相にどうか満喫していただきたいと考えております。私からは以上であります』

・李首相

『先ほど安倍首相からもお話がありましたように、私が繰り返して申し上げますと、中国側としては安倍首相が適切な時期に中国を公式訪問することを招請いたします。』

『金融協力の安定と発展は双方の、双方向の投資の拡大や、サービス貿易の協力の増進にとって重要な役割を果たしております。中国側と日本側が討議をした上で、両国の通貨スワップ協定の調印に決定し、今や関連の機関には関連の案文の協議を加速させようと関連機関に指示をしているところであります。また、中国側からは、日本側に2千億人民元のRQFII(人民元適格国外機関投資家)の枠を付与することを表明し、それによって日本側の対中投資のさらなる利便化にもつながると思いました』

『また、双方は、日本で人民元のクリアリングバンクの設立についても検討をしまして、中日の経済貿易協力は新たな段階に押し上げられようとしております。そして中国側としましては、日本側と第三国で協力を行う用意もあります。そのためにも、双方がしかるべきメカニズムを設立することで合意しました。その中にはハイエンドの産業が含まれるだけでなく、中国と日本が相互補完的な、経済分野において、また産業チェーンの異なる立場から第三国市場に対する、力強い協力の、競争力も含まれると認識しております』

『そして双方は人的、文化交流のさらなる拡大でも合意をいたしました。双方で民間、国民の友好感情の増進や、相互理解の増進につながることをより多くすることを約束しました。われわれとしても、今年は平和友好条約締結40周年の際に多様な記念行事を開催し、また今後、数年間に予定される東京五輪、北京の冬季五輪のというチャンスを生かして、日本側と文化、教育、スポーツ、地方、青少年交流や観光交流などさまざまな分野において協力を行い、両国民の心の距離を縮めていきたいと思っております』 

『さらに中国人民の日本人民に対する友好感情を表すべく、今回はわれわれからは日本側に新たに2羽のトキの個体を提供することを表明いたします。このような両国人民にも愛される動物を生かして、また日本側のトキの養育の改善にもつながることを楽しみにしております』

『安倍首相がおっしゃいましたように、明日には共に北海道を訪れます。そこで一つの重要な行事というのが、中日省長知事フォーラムに出席することでございまして、このような地方交流が両国の上下の意思疎通において重要な一環であると思います』

『また、中日は、世界主要な経済大国で、多国間貿易体系や、経済グローバル化の受益者とし、ともに国際貿易の自由化を守って、経済グローバル化の発展を推進することに合意しました。その自由貿易を土台にし、中日の経済協力、そして他国との協力の発展も、より一層増進させ、中日韓のFTA(自由貿易協定)の交渉や、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)協定の交渉のプロセスを推進し、地域経済一体化のプロセスを積極的に推進することで合意しました』

https://www.sankei.com/politics/news/180509/plt1805090037-n1.html

 日中両政府は9日、日中の共同映画製作の促進や円滑化を図る協定に合意し、東京・元赤坂の迎賓館で河野太郎*33外相と中国の王毅*34国務委員兼外相が署名した。

(中略)

 中国の映画市場は年々拡大し、世界第2の規模に成長したが、外国映画に対する上映制限もあり、日本映画は米ハリウッド映画などに比べ、上映本数や興行収入面で大きな後れをとっている。日本の映画会社にとっては、協定を通じて中国市場に参入しやすくなるといったメリットがある。

https://www.sankei.com/economy/news/180509/ecn1805090037-n1.html

 日中両首脳が金融危機時に互いの通貨を融通し合う通貨交換(スワップ)協定の早期再開を含む金融協力で合意し、日本企業機関投資家中国ビジネスに追い風が吹きそうだ。人民元が安定的に調達できる環境が整うことで、現地企業との取引拡大につながる。

(中略)

 日本企業にとっては日中の金融協力が幅広く進むことへの期待が大きい。

 日中はこの日、日本国内で元取引を決済できる銀行の設置や日本の機関投資家が中国本土の株式や債券に元建てで投資できる3兆4千億円規模の枠の新設でも合意。大手銀首脳は「国境を越えた元取引が可能になり、海外勢と互角に戦える土俵が整った」と一連の金融協力を歓迎する。

 日本企業の中国本土での元建て債券(パンダ債)発行も昨年末に解禁された。

https://www.sankei.com/economy/news/180509/ecn1805090039-n1.html

 日中韓サミットでは、3カ国の自由貿易協定(FTA)や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉加速でも一致した。世界の国内総生産(GDP)の2割を占める3カ国を中心に自由貿易を進めることで、トランプ米大統領が強める保護主義への対抗姿勢を打ち出した。

 日中間では金融危機の際、互いに通貨を融通しあう通貨交換(スワップ)協定の早期再開などで合意した。

 サミット後の共同記者発表で安倍晋三首相は「世界の政治経済において、大きな存在感を示すこの3カ国が力を合わせればできないことはない*35」と強調。

(中略)

 中国が提唱する経済圏構想「一帯一路」に関連して、日中が第三国市場を開拓するための官民合同の委員会を設けることでも一致した。

(中略)

 金融機関などが人民元で中国本土の証券に投資できるようにする3兆4千億円規模の投資枠を日本に認めることでも合意した。

https://www.sankei.com/economy/news/180509/ecn1805090052-n1.html

 世耕弘成*36経産相は9日、日中韓サミットのため来日した中国の鍾山商務相、何立峰国家発展改革委員会主任とそれぞれ会談した。サービス産業で相互協力の枠組みを作ることで一致し覚書に署名した。まずは高齢化社会をテーマに両国間で課題や対策について意見を交わす。

 日中の経済協力は製造業で進展してきたが、これをサービス業にも広げる。両国にとって高齢化が喫緊の課題であることから、この枠組みでは第1弾として介護や生活支援などの分野を取り上げる。年内にも中国でシンポジウムや商談会を開き、規制緩和などの環境整備を進める。

 来年以降は教育やスポーツ分野にも範囲を広げる見通し。日本企業にとっては中国市場への進出拡大、中国側にとっては得意のITのサービス業への活用が期待できる。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018050900566&g=eco

 日本と中国の両政府が、対中コメ輸出のための指定精米工場を2カ所追加する方向で最終調整に入ったことが9日、分かった。対象は北海道と兵庫県の精米工場になる見通し。国内のコメ消費が減少する中、巨大市場である中国への輸出拡大を目指す。同日午後の安倍晋三首相と中国の李克強首相との首脳会談で方向性を確認する。

 中国は、コメの輸入条件として同国が指定する精米工場での精米と、薫蒸(くんじょう)倉庫での害虫駆除を義務付けている。

 指定精米工場は現在、全農パールライス(東京)の神奈川工場(神奈川県綾瀬市)の1カ所のみ。中国にコメを輸出するには、この工場を通さなければならず、輸送費や割高な精米委託費が課題だった。

 主要産地である北海道と兵庫県の精米工場が指定されれば、全国各地からコメを集めやすくなり、輸送費の削減のほか、精米委託費の引き下げ競争を促すことが期待できる。2精米工場の周辺にある複数の薫蒸倉庫についても、中国側は指定倉庫として認める見通しだ。

 ということで「過去の反中国言動が嘘のように」中国との経済交流に力を入れる安倍です。ウヨ連中は内心では安倍の対中国外交に憤慨してるでしょうが「安倍以上の極右などポスト安倍有力候補(石破元幹事長、石原元幹事長、岸田政調会長など)にいない」のでまあだんまりでしょうね。


■産経『マルクス像寄贈は中国のプロパガンダか? 独で議論「独裁の土台」「毒のある贈り物」』

https://www.sankei.com/world/news/180504/wor1805040043-n1.html

 「資本論」で知られる哲学者*37カール・マルクスの生誕200年に合わせ、中国が出生地のドイツ西部トリーアに寄贈した彫像の是非をめぐり、議論が起きている。ドイツでは「共産主義の父」への評価が割れ、中国の政治宣伝との懸念もあるため。彫像は5日に除幕されるが、議論は今後もくすぶりそうだ。

 彫像はマルクスが書物を手にたたずむ姿で、土台を含む高さは5・5メートル、重さは2・3トン。中国人彫刻家が手がけた。中国側が寄贈を申し出て市議会が昨春、賛成42票、反対7票で受け入れを決めた。

 トリーアはローマ時代の史跡で知られる観光地でマルクスの生家もある。市は彫像設置で偉人をたたえるとともに「年15万人」(担当者)に上る中国人観光客の増加に期待も寄せる。

 ただ、ドイツでは共産党独裁や戦後の東西分断につながったとしてマルクスへの否定的な見方が根強く、旧東独時代の被害者支援団体は「マルクス共産主義独裁者の精神的土台」と彫像設置を批判。ライベ市長はこれに対し、「今ではマルクスを考察するよい時期だ」とし、冷静な議論の契機として理解を訴えた。

 さらに彫像設置への疑問に輪をかけるのが中国の寄贈という点だ。

 地元の中国専門学者ゾフェル氏は地元紙にマルクスの思想が中国の共産党支配の正当化に利用されていることを踏まえ、「彫像は中国の力を誇示するプロパガンダ」と批判。メディアでも「毒のある贈り物」(独紙ウェルト)との見方が上がっている。

 市側によると、中国側は「友好の贈り物」と説明しているといい、ライベ氏は「われわれは国の端の小さな都市。中国がそこで権力を示そうとしているとは考えない」と反論している。

 コメントなしで紹介だけしておきます。

【追記】

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-05-05/2018050501_03_1.html

■赤旗『独大統領“マルクスは現代に通じる”、きょう生誕200年 多面的業績語る』

ベルリン=伊藤寿庸】

 ドイツのシュタインマイヤー*38大統領は3日、ベルリンで、同国出身の思想家・革命家カール・マルクス生誕200年に当たり、マルクスの多面的な業績や現代的な意義について触れる講演を行いました。

 同大統領は、マルクスが「熱烈な人道主義、出版の自由、人間的な労働条件、8時間労働、女性の役割の評価、環境保護」に取り組んだと指摘。現代のグローバル化を予言し、“労働者と機械の競争”などの分析は、現代の労働者が直面するAI(人工知能)、ロボットなどの問題に通じると述べました。

 マルクスが、経済学者、哲学者、歴史学者、社会学者だっただけでなく、ジャーナリスト、労働運動の指導者、教育者でもあり、(ボーガス注:当時のドイツ政府から)政治的迫害を受けた人、(ボーガス注:英国への)亡命者でもあると指摘。マルクスが「ドイツの思想家」であっただけでなく、国際主義を体現していたと強調しました。

 産経の「哲学者」よりはもっと幅広い概念である赤旗の「思想家」の方が適切な気がします。

 しかし「ドイツ社民党所属」とはいえ、「元外相にして大統領」がマルクスの功績を語るのだから、まあ、ドイツ全体としては「マルクスの功績をそれなりに認める」のが常識なんでしょう。


■産経『日中友好議連、習近平氏最側近と会談 日中関係の改善加速確認』

https://www.sankei.com/politics/news/180503/plt1805030055-n1.html

 超党派の日中友好議員連盟(会長・林芳正*39文部科学相)は3日、北京の人民大会堂で、習近平国家主席の最側近として知られる栗戦書*40・全国人民代表大会常務委員長(国会議長)と会談した。今年が日中平和友好条約締結40年に当たることを踏まえ、両国関係改善を加速させる方針を確認した。

(中略)

 高村正彦*41自民党副総裁、公明党の北側一雄*42副代表、立憲民主党の近藤昭一*43副代表、民進党離党を表明した岡田克也*44元代表が(ボーガス注:林氏と栗氏の)会談に同席した。

 自民、公明、立憲民主が日中友好を重視してることは明白ですが、同席者のいなかった希望、民進(あるいは時期的には希望、民進ではなく国民民主か?)、共産、社民、自由、維新などをどう考えるべきか、呼ばれなかったから行かなかっただけなのか、呼ばれても行かないのか、これらの同席者のメンツは中国が選んだのか、林氏が中国側の了解を得た上で選んだのかはともかく、彼らを選んだ理由は何か、元民主党幹部とはいえ今やそれほどの政治力があるとも思えない岡田氏がなぜ同席してるのかといったところが気になるところではあります。


リベラル21『「下司(ゲス)」が「下種(ゲス)」を庇う安倍政権の惨状』のコメントが酷い

http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-4350.html#comment3354

 問題は、安倍晋三の次の展望がないことです。次も同じような内閣なら、安倍内閣を批判し追い詰め、退陣させてもほとんど意味がありません。

 あべじへい

 コメントが「悪い意味で」すごすぎて呆れました。

 安倍に比べたらまだ石破*45元幹事長や石原*46元幹事長、岸田政調会長(前外相)の方がまともでしょうに。「同じような内閣」て「憲法問題」「歴史認識問題」はともかく、「加計森友並みの不正」なんておそらく他の人間にはないでしょうし、「憲法問題」などでも安倍程の極右は「石破や石原、岸田」の中にはいないでしょう。まあ、「稲田朋美*47首相*48」とかよほど酷い後釜でない限り、今の安倍よりはあらゆる点でマシでしょうね。

 あべじへい(阿部治平?)は例えば「ウォーターゲートニクソンが退陣しても後釜のフォード副大統領はニクソンの部下だから無意味だ」とか言ってたんですかねえ?。

 あるいは朴クネ退陣後「野党が政権奪還し文在寅政権が誕生しました」が仮に「朴クネ与党が勝利していたら」朴の退陣に意味はなかったのか。

 そういう話じゃないでしょうに。

 ニクソンや朴、安倍並みの不正を容認することは決していい結果をもたらしません。後釜が「野党ではなく与党なら意味がない」つうそういう話じゃない。

 ちなみにこのコメントはリベラル21にも投稿しますが果たして掲載されるかどうか。俺はリベラル21には何度も不当にもコメント掲載を拒否されてますのでねえ。


リベラル21『じわじわと緊張高まる台湾海峡:問題の根は深い、米中はどこまで本気か(下)』(田畑光永*49

http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-4354.html

 習近平*50は皇帝ではないが、皇帝気取りであることは最近の言動で明らかであり、彼が古い皇帝観の持ち主であることは、3月末に北朝鮮の金正恩が中国を訪問した時の彼自身の満足そうな顔にはっきりと表れていた。

 ばかばかしい。誰だって自分の思いが叶えばうれしいでしょうし、それをいちいち皇帝気取りなどと曲解する必要はどこにもありません。この種の反中国バカは自分の言ってることが街宣右翼と同レベルだという自覚はないんでしょうか。

 ウイグルやチベットはもともと中国ではないではないかと言っても無意味である。とにかくいったん中国に入ったものを手放すのはそれだけ徳が失われ、それだけ政権の寿命を縮めると考えるからである。

 スペインカタルーニャ独立運動、英国のスコットランド独立運動への中央政府の扱いとて「独立を認める気はない」という点では中国と同じでしょう。どこの世界に自国の一部が独立することを積極的に認める国があるのか。そして、英国はともかく、自治州首相を海外亡命に追い込んだスペインのやり口は相当に問題でしょう。

 1972年の日中国交回復の時、日本は台湾の中華民国との外交関係を切って、中国と国交を結んだのであるが、当時の毛沢東、周恩来は国交断絶後の日本と台湾の関係を心配し、実務的関係に支障がないようにすることを日本に望んだのであった。彼らには自己の統治に自信があった。

 というより、台湾について強権的態度に出られる程、国力がなかったという逆の話じゃないのか。

 そして現・中国政府も「台湾と他国との国交樹立(あるいは国交樹立を目指してると見なされても仕方がない台湾軍との共同軍事演習などの行為)」は否定していますが「台湾と他国との民間交流」までは否定はしていませんが。


■産経【激動・朝鮮半島安倍晋三首相、中国習近平国家主席と電話会談で調整

https://www.sankei.com/politics/news/180503/plt1805030044-n1.html

 李首相も訪日予定ですし、ウヨ連中が期待する程の反中国路線を安倍はとらないわけです。


朝日新聞『日中韓首脳会談、東京で9日開催 北朝鮮問題協議へ』

https://www.asahi.com/articles/ASL5176BNL51UTFK01G.html

読売新聞『日中韓首脳会談、9日に東京で…首相が正式発表』

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180501-OYT1T50122.html

毎日新聞『北朝鮮核問題、日中韓首脳会議、東京で9日開催』

https://mainichi.jp/articles/20180502/k00/00m/010/131000c

日経新聞『日中韓首脳会談、9日に東京で 首相が表明』

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3005069001052018PP8000/

産経新聞安倍晋三首相、対北で「議論尽くす」 9日の日中韓サミット東京開催を発表 文在寅*51大統領初来日へ』

https://www.sankei.com/politics/news/180501/plt1805010022-n1.html

 発表は5/1、首脳会談は5/9です。「水面下でそんなことやってたのか」感が強いですねえ。

 以前から安倍がマスコミに対し「日中韓首脳会談をできる限り早期に行いたい」とはいっていたとはいえ、「開催約1週間前の発表」「ゴールデンウイーク突入後5/1に5/9開催を発表」つうのは明らかに「小泉訪朝発表的サプライズ」「(安倍の過去の)プーチン*52訪日発表的サプライズ」による「加計森友隠し狙い」といった要素は明らかにあるでしょう。しかしマスコミ各社も気づかなかったもんなんですかねえ。それとも気づきながら「安倍のサプライズに協力してやったのか」?。

 まあ、「以前から安倍がやりたいと言っていた」、あるいは

■日中韓首脳会談(ウィキペ参照)

・2008年12月13日:

 太宰府市麻生太郎*53首相、温家宝*54首相、李明博大統領

・2009年10月10日:

 北京市、鳩山由紀夫*55首相、温家宝首相、李明博大統領

・2010年5月29日・30日:

 済州島、鳩山由紀夫首相、温家宝首相、李明博大統領

・2011年5月22日:

 東京、菅直人*56首相、温家宝首相、李明博大統領

・2012年5月13日:

 野田佳彦*57首相、温家宝首相、李明博大統領

・2015年11月1日:

 ソウル特別市安倍晋三首相、李克強*58首相、朴槿惠大統領

ということで「過去にこうした日中韓首脳会談をやっていた」ということで小泉訪朝発表や南北首脳、米朝首脳会談程のサプライズじゃないですけど。

 そうすると安倍のことなので、支持率が急激回復とかまずないと思いますが、「これで支持率が回復したら解散しよう」とか思ってるのか?。いやでも解散の口実がでっちあげにくいからさすがにそれはないか?

 安倍が中韓に行くのではなく、あちらさんが来てくれることで、安倍シンパウヨも「中韓が安倍様に屈した」とか言い訳しやすいわけです。まあ明らかに事実に反しますけどね。その理屈だと小泉訪朝とか「第一次安倍政権での安倍の訪中、訪韓」とかどうなるんだって話ですし。

 しかし李首相*59と文大統領が来るそうですが、どんな首脳会談になるもんですかね。

https://www.asahi.com/articles/ASL5176BNL51UTFK01G.html

 ヨルダン訪問中の安倍晋三首相は1日午後(日本時間同日夜)に記者会見し、北朝鮮問題について「(日朝)平壌宣言に基づいて拉致、核、ミサイルを包括的に解決し、不幸な過去を清算して、国交正常化を目指していく。我が国の方針は一貫している」と述べた。

 少なくとも建前ではずっとそうなんですが、そして「拉致、核、ミサイルを解決し」という条件付きとはいえ、それでも安倍の口から「日朝平壌宣言に基づき、国交正常化を目指していく」といわれるとなんとも複雑な気持ちになります。それにしても帰国してから会見してもいいのに、あるいは逆に外遊前に発表してもいいのに「ヨルダンで会見」ですか。そんなに国内で会見したくなかったんですかねえ。

https://www.asahi.com/articles/ASL5176BNL51UTFK01G.html

 首相は「麻生財務相には再発防止を徹底するとともに、組織を立て直し、責務をしっかり果たしてもらいたい」と述べ、続投させる方針を重ねて示した。

 そこまでよくもまあ麻生なんかかばうもんです。再発防止なんか「はめられたという声もある」なんて放言するセカンドレイプ野郎・麻生にできるわけもない。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180501-OYT1T50122.html

 首相は会見で、北朝鮮に「完全、検証可能、不可逆的」な核・ミサイル廃棄への具体的な行動をとらせるために各国と連携する必要性を強調した。

 ここで大事なのはあの安倍ですら「北朝鮮問題解決のためには中韓との協力が大事なんです」と言ってることですね。当たり前ですけど。しかしだったら「慰安婦銅像を撤去しろ」とか挑発的言動も大概にしたらどうなのか。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3005069001052018PP8000/

 李氏は(中略)11日には札幌で開く日中知事省長フォーラムに出席。安倍首相も同行する方向で調整している。日中両政府がめざす関係改善と首脳の相互往来実現に向け弾みを付ける。


 「札幌へ向かう李氏へ安倍が同行」とか「首脳の相互往来実現目指す(既に李氏は今回来るので、問題は習氏の訪日です)」とか、櫻井よしことかウヨ連中は見たくない記事でしょうねえ。

 「何で李に同行するんだ!」とか内心では相当憤激してるんじゃないか。

*1:最近の著書として『中国とモンゴルのはざまで:ウラーンフーの実らなかった民族自決の夢』(2013年、岩波現代全書)、『植民地としてのモンゴル:中国の官制ナショナリズムと革命思想』(2013年、勉誠出版)、『ジェノサイド文化大革命内モンゴルの民族問題』(2014年、勉誠出版)、『モンゴルイスラーム的中国』(2014年、文春学藝ライブラリー)、『チベットに舞う日本刀:モンゴル騎兵の現代史』(2014年、文藝春秋)、『狂暴国家中国の正体』(2014年、扶桑社新書)、『日本陸軍モンゴル:興安軍官学校の知られざる戦い』(2015年、中公新書)、『モンゴル人の民族自決と「対日協力」:いまなお続く中国文化大革命』(2016年、集広舎)、『「中国」という神話:習近平「偉大なる中華民族」のウソ』(2018年、文春新書)など

*2:外相、副大統領などを経て大統領

*3:正式名称は「日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議」。日本、キリバスクック諸島、サモア、ソロモン諸島、ツバル、トンガ、ナウル、ニュージーランド、ニウエ、バヌアツパプアニューギニア、パラオ、フィジーマーシャル諸島ミクロネシア連邦オーストラリアアメリカが参加国。

*4早稲田大学教授、国際日本文化研究センター教授、静岡文化芸術大学学長を経て静岡県知事第1次安倍内閣教育再生会議委員。前任の静岡県知事だった石川嘉延のブレーンとして知られる。著書『富国有徳論』(2000年、中公文庫)、『文明の海洋史観』(2016年、中公叢書)など

*5消防庁長官を経て富山県知事

*6:元総務官僚。鳥取県総務部長、副知事を経て県知事

*7:党副主席、副首相、国家主席、中国人民政治協商会議全国委員会(全国政治協商会議)主席を歴任した李先念氏の娘

*8:森、小泉内閣官房長官を経て首相。

*9:中曽根内閣科技庁長官、宮澤内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*10:佐藤内閣厚生相、福田内閣官房長官、外相、鈴木内閣厚生相、外相など歴任

*11新党さきがけ幹事長、たちあがれ日本幹事長など歴任

*12:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相、自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などをを経て首相

*13:小渕、森内閣文相(科技庁長官兼務)、麻生内閣外相、自民党参院議員会長など歴任

*14:村山内閣科技庁長官、小泉内閣外相、野田内閣文科相など歴任

*15:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

*16:『「日中友好」は日本を滅ぼす! 歴史が教える「脱・中国」の法則』(2005年、講談社プラスアルファ文庫)、『中国大虐殺史:なぜ中国人は人殺しが好きなのか』(2007年、ビジネス社)、『中国の崩壊が始まった!』(2008年、ワック文庫)、『なぜ、日本人は日本をおとしめ中国に媚びるのか』(2009年、ワック文庫)、『中国のメディアが語る中国経済崩壊の現場』(2009年、海竜社)、『中国の経済専門家たちが語るほんとうに危ない!中国経済』(2010年、海竜社)、『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(2013年、PHP新書)、『日中新冷戦構造』(2013年、イースト新書)、『中国崩壊カウントダウン』(2014年、宝島社)、『「全身病巣」国家・中国の死に方』(2014年、宝島SUGOI文庫)、『世界征服を夢見る嫌われ者国家 中国の狂気』(2014年、ビジネス社)、『習近平にはなぜもう100%未来がないのか』(2015年、徳間書店)、『暴走を始めた中国2億6000万人の現代流民』(2015年、講談社)、『なぜ中国は覇権の妄想をやめられないのか』(2015年、PHP新書)、『「死に体」中国の宿命』(2015年、宝島SUGOI文庫)、『リベラルの中国認識が日本を滅ぼす:日中関係プロパガンダ』(共著、2015年、産経新聞出版)、『これから始まる中国の本当の悪夢:習近平に迫る経済壊滅、政権分裂、国内大乱』(共著、2015年、徳間書店)、『狂気の沙汰の習近平体制 黒い報告書』(2016年、ビジネス社)、『日本・インドの戦略包囲網で憤死する中国』(共著、2016年、徳間書店)、『冗談か悪夢のような中国という災厄』(2017年、ビジネス社)、『教えて石平さん。日本はもうすでに中国にのっとられているって本当ですか?』(2017年、SB新書)、『習近平の終身独裁で始まる中国の大暗黒時代』(2017年、徳間書店)、『なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか:「脱中華」の日本思想史』(2018年、PHP新書)、『なぜ中国は民主化したくてもできないのか』(2018年、KADOKAWA)、『中国が日本に仕掛ける最終戦争:習近平の帝政復活で』(共著、2018年、徳間書店)、『なぜ中国・韓国は近代化できないのか:自信のありすぎる中国、あるふりをする韓国』(共著、2018年、勉誠選書)など非常識右翼著書多数

*17:原文のまま。本当は「オルホノド・ダイチン」が正しい。しかしこういう間違いする女史も誰かが「ダライ・マラ」とか書き間違ったら怒り出すんだろうなあ。まあさすがに「マラ」て書き間違えると「悪意はなくても」日本語だとまずい意味になるけど。

*18:原文のまま。もちろん「フェミニズム」が正しい。なお、フェミニズムの定義にもよりますが「サッチャー英国首相」「メルケルドイツ首相」など「保守女性の政治活動」もフェミニズムに当たると見なすならば当然ながら「フェミニズム共産主義」ではありません。もちろん「左派の女性政治活動家」も当然いますが。

*19:村山内閣環境庁長官、森内閣文相(科技庁長官兼務)、小泉内閣農水相、自民党国対委員長(小泉、第一次安倍、福田、麻生総裁時代)、幹事長、副総裁(谷垣総裁時代)などを経て衆院議長

*20:自民党参院国対委員長、参院幹事長などを経て参院議長

*21:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)などを経て幹事長

*22:公明党参院国対委員長政調会長などを経て代表

*23:原文のまま。もちろん正確には「同党と深いつながりの池田創価学会名誉会長」ですよね。名誉会長ってのは同党(公明党)のポストではありませんので。

*24:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相、民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)などを経て立憲民主党代表

*25:「ら」で片付けないでほしいですね。他の国民民主、社民、自由、維新などが幹部が会ったのかどうかが気になるところですので。

*26:東レ社長、会長を経て相談役最高顧問

*27モンテビデオウルグアイの首都)の市長などを経て大統領

*28中国共産主義青年団(共青団)中央書記処第一書記、貴州省党委員会書記、チベット自治区党委員会書記などを経て党総書記、国家主席、党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*29:自治区と省は違いますが産経的にはどうでもいいのでしょう。

*30:台南市長を経て首相

*31:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣蔵相、外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*32:党副主席、副首相、人民解放軍総参謀長などを経て党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席。

*33:第三次安倍内閣国家公安委員長を経て第四次安倍内閣外相

*34:駐日大使、中国共産党中央台湾工作弁公室主任(国務院台湾事務弁公室主任兼務)などを経て国務委員(外交担当)兼外相

*35:歴史問題で中韓相手に散々挑発的言動をしながらこういうことが臆面もなくいえる安倍はやはり恥知らずのバカなのでしょう。

*36第1次安倍内閣首相補佐官(広報担当)、第2次、第3次安倍内閣官房副長官などを経て第4次安倍内閣経産相

*37:「哲学者」ねえ?。まあ間違いじゃないんですが、むしろ「政治活動家」じゃないか?。

*38:ドイツ社民党所属。シュレーダー内閣・連邦首相府長官(1999〜2005年:日本の官房長官に当たる)、メルケル内閣外相(2005〜2009年、2013〜2017年1月)などを経て2017年3月から大統領

*39:福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相などを経て第四次安倍内閣文科相

*40:西安市党委員会書記、黒龍江省長、貴州省党委員会書記、党中央弁公庁主任などを経て全国人民代表大会常務委員長(党中央政治局常務委員兼務)

*41:村山内閣経済企画庁長官、小渕、福田内閣外相、森内閣法相、第一次安倍内閣防衛相など歴任

*42:公明党政調会長小泉内閣国交相、公明党幹事長など歴任。

*43:菅内閣環境副大臣、民主党幹事長代理、民進党副代表などを経て立憲民主党副代表(選対委員長兼務)

*44:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、代表を歴任

*45小泉内閣防衛庁長官、福田内閣防衛相、麻生内閣農水相、自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相を歴任

*46小泉内閣国交相、自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相を歴任

*47第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相を歴任

*48:まああり得ませんが。

*49:著書『トウ小平の遺産:離心・流動の中国』(1995年、岩波新書)、『勝った中国・負けた日本:記事が映す断絶八年の転変(1945〜1952年)』(2015年、御茶の水書房)など

*50:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席、党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*51:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表を経て大統領

*52エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相などを経て大統領

*53:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理・財務相

*54:党中央弁公庁主任、党中央書記処書記、副首相などを経て首相(党中央政治局常務委員兼務)

*55:細川内閣官房副長官新党さきがけ代表幹事、民主党幹事長(小沢代表時代)などを経て首相

*56:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相などを経て首相

*57:鳩山内閣財務副大臣、菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)を歴任

*58中国共産主義青年団(共青団)中央書記処第一書記、河南省長、党委員会書記、遼寧省党委員会書記、第一副首相などを経て首相(党中央政治局常務委員兼務)

*59:日中韓三国首脳会談がスタートした麻生内閣時点からずっと「国家主席ではなく首相」とはいえ、安倍と中国の微妙な関係を考えると「うちの習主席は安倍ごときに呼び出されてホイホイ行く人間と違いますから」つう安倍へのイヤミとか、「北朝鮮外交は李首相が担当者」とかいろいろ理解は可能でしょう。

Bill_McCrearyBill_McCreary 2018/05/04 23:51 >問題は、安倍晋三の次の展望がないことです。次も同じような内閣なら、安倍内閣を批判し追い詰め、退陣させてもほとんど意味がありません。

 あべじへい

こういうことを阿部氏のような人物が書くのは本当に驚きですね。少なくとも次の自民党出身の首相は、安倍よりはまともだろうというのは、自民党支持者もふくめたアンチ安倍の人間にとってのコンセンサスだと思いますけどね。マジ論で、阿部氏は精神に変調をきたしたか、あるいは認知症の類じゃないかという気がします。そういうことを言い出したら、政治批判、政権批判なんて意味がないということになるでしょう。実際、id:Mukkeとかいう人物も、2015年ごろは、チベット独立、沖縄独立とか相当言論がひどくなっていたから、阿部氏もあの人物の二の舞になるかもです。

>1972年の日中国交回復の時、日本は台湾の中華民国との外交関係を切って、中国と国交を結んだのであるが、当時の毛沢東、周恩来は国交断絶後の日本と台湾の関係を心配し、実務的関係に支障がないようにすることを日本に望んだのであった。彼らには自己の統治に自信があった。

まあ中華人民共和国も、台湾と非政府間の付き合いもするなとは、日本をふくめた新国交樹立国に要求しないでしょう。それではハードルが高すぎます。

>まあ、櫻井よしことかウヨ連中は見たくない記事でしょうねえ。

櫻井は、改憲のためには、安倍のことは他はすべて不問に付すと考えているんでしょうね。どんだけ馬鹿でクズで非常識なんだか(苦笑)。

それから個人的な意見ですが、やはりマルクスは偉大な人間ですからね。東独時代の後遺症はあっても、一刀両断に否定するわけにもいかないでしょう。

>「哲学者」ねえ?。まあ間違いじゃないんですが、むしろ「政治活動家」じゃないか?。

いや、マルクスは政党とかは直接作らなかったと思うので、どっちかというと学者(哲学者、経済学者ほか)のほうが妥当じゃないですかね。よくわかりませんが。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2018/05/05 01:52 id:Bill_McCrearyさん
>少なくとも次の自民党出身の首相は、安倍よりはまともだろうというのは、自民党支持者もふくめたアンチ安倍の人間にとってのコンセンサスだと思いますけどね。

 ですよねえ。まあそれは安倍が酷すぎるという意味であって必ずしも「石破や石原や岸田はまとも」という意味じゃありませんが。

>それではハードルが高すぎます。

 ですよねえ。

>マルクスは偉大な人間ですからね。東独時代の後遺症はあっても、一刀両断に否定するわけにもいかないでしょう。

 小生もそう思います。かつ「中国の思惑はともかく」、建前上は『マルクス生誕200年を記念して生誕の地に銅像を寄付します』つうだけの話ですし、中国人観光客も期待できるとなれば、断ることも難しいでしょう。

>どっちかというと学者(哲学者、経済学者ほか)のほうが妥当じゃないですかね。

 政党ではないとはいえ「マルクスが関わった第一インタナショナルは政治組織」と思ってああ書いたのですがまあこのあたりは価値観にもよるかと思います。
 いずれにせよ、やはり産経記事のように「哲学」に限定する理由はないですよねえ。資本論は経済学研究書ですし。

Bill_McCrearyBill_McCreary 2018/05/12 21:15
>日中両首脳による北海道訪問

これはすごいですね。少なくとも小泉政権以降、ここまで中国首脳とのいい関係をアピールした首相官邸のHPの記事なんてないんじゃないんですかね。仮にあったとしても、現安倍政権以降では初めてでしょう。まあつまり安倍も自民党も日本政府も、反中国政策なんてものは継続できないという結論に最終的に達したのでしょう。そんなんはじめっからわかっていることじゃんですが、経済の力には、政治はまったく歯が立たないということです。

>産経【主張】日中経済関係 国益損なわぬ「協調」探れ

話がさかさまで、国益を損なわないために協調を目指しているわけです。

>日本はインド太平洋戦略を講じたはずではないか。整合性がとれていない。

現段階、そんなものに実体はないでしょう。

>石平太郎

 昨日の日中首脳会談、案の定、一帯一路に関する日中官民協議会の設置が合意された。日本はこれで、まさに火中の栗を拾う形で習近平による習近平のための経済版中華秩序の構築に巻き込まれていくことになるのだが、安倍首相と日本政府は一体何を考えているのか。

彼は、中国からの帰化者ですから、改憲は右翼連中と付き合うための方便で、安倍が中国と協調姿勢をとりだしたら、安倍批判をしない理由はないのでしょう。

>ただ島田洋一や櫻井よしこのツイートなんぞは明らかにこの件から逃げてますね。安倍批判どころか日中韓サミットに触れることすらしません。

>それはともかく今後もこの種の悪口を見つけたら紹介しましょう。多分ウヨ連中のほとんどは島田やよし子のように卑怯にもだんまりでしょうが。

櫻井はツイッターはあまり更新しませんが、今秋発売の『週刊新潮』のコラムのタイトルが、

>国民の支持が期待できない、国民民主党

『週刊ダイヤモンド』が

>朝鮮半島勢力巡る歴史的闘いが展開中も 日本の野党は政治責任を果たしていない

ですからねえ(苦笑)。産経とか、お休み中の馬鹿でクズな野郎もそうですが、櫻井も、この人物の嘘と詭弁、整合性のなさ、デタラメさというのは、あまりにひどすぎて言葉がないですね。上の石平と違い、櫻井は安倍のみが改憲で本気で動いてくれるということで、他はすべてだめでも安倍を擁護するということでしょうが、安倍応援団や後援会よりひどいですね。安倍後援会のほうが、よっぽど安倍に苦言を呈するんじゃないんですかね(苦笑)。いや、わかりませんが、ほとんどカルト宗教の教祖と信者のレベルじゃないですかね。精神病院ものでしょう。なるほど、教授やどっかの馬鹿のダライ・ラマへの傾倒というのはこのレベルなのだとわかります。

Bill_McCrearyBill_McCreary 2018/05/12 21:17 連投すみません。福島香織もツイッターで、今回の李首相との件は逃げまくっていますね。うんなもん、中国関係の記事を書いているジャーナリストなら、この件を逃げていてどうするですが、彼女も櫻井同様事実上政治活動家なのでしょう。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2018/05/12 21:28 id:Bill_McCrearyさん
>ここまで中国首脳とのいい関係をアピールした首相官邸のHPの記事なんてないんじゃないんですかね。仮にあったとしても、現安倍政権以降では初めてでしょう。

 まあ、過去の「安倍のアンチ中国」から考えれば掌返しがすさまじいですよねえ。

>福島香織もツイッターで、今回の李首相との件は逃げまくっていますね。うんなもん、中国関係の記事を書いているジャーナリストなら、この件を逃げていてどうするですが、彼女も櫻井同様事実上政治活動家なのでしょう。

 「中国専門家でない」桜井や島田はともかく(まあ過去においては「安倍の反中国を褒め称えた」彼らだって「今回、だんまりは卑怯」ですが)、福島なんか「自称中国ウオッチャー」「著書のほとんどは中国関係」ですからねえ。せめて「日中韓サミットについてはいずれコメントしたい」位書いたらどうなんですかねえ(苦笑)。

2018-04-28

今日の産経ニュース(4/28〜30分)(追記・修正あり)

| 21:58 |

■【編集者のおすすめ】『誰も書かなかった 日韓併合の真実』豊田隆雄著 日本の統治、何が目的だったのか

https://www.sankei.com/life/news/180428/lif1804280017-n1.html

 日韓併合韓国併合)については

・海野福寿『韓国併合』(1995年、岩波新書) 、『韓国併合史の研究』(2000年、岩波書店)、『伊藤博文韓国併合』(2004年、青木書店)

・小川原宏幸『伊藤博文*1韓国併合構想と朝鮮社会』(2010年、岩波書店

・片野次雄*2日韓併合:李朝滅亡・抵抗の記憶と光復 1910〜2010』(2010年、彩流社)

・森山茂徳『日韓併合』(1994年、吉川弘文館

・山辺健太郎『日韓併合小史』(1966年、岩波新書)

・吉岡吉典*3『「韓国併合」100年と日本』(2009年、新日本出版社

など、「日韓併合韓国併合)」でググるといろいろ本が見つかるわけで「誰も書かなかった」という誇大妄想タイトルからして読む気なくしますがそれはさておき。何が目的って当然ながら「植民地から利益を得ることが目的」に決まってるわけです。慈善事業をしているわけではない。

 他の国の植民地統治(米国のフィリピン統治、英国のインド統治、フランスインドシナ統治、オランダインドネシア統治など)と全く目的は変わりません。

 まあ、その中で近代化はされたかもしれませんが、それは欧米の植民地も同じでしょうし、「だから日本に感謝しろ」と産経らウヨが言うならそれこそ「ダライ・ラマチベットを近代化した中国政府に感謝しましょう」つう話になるわけです。 


■【正論5月号】“父*4の敵*5”を崇拝する男 習近平*6は第2の毛沢東になるのか 静岡大学教授 楊海英*7

https://www.sankei.com/premium/news/180429/prm1804290003-n1.html

 別に崇拝はしてないでしょう。

 毛沢東ら南国からの紅軍を地元陝西省北部の共産党員たちは歓迎しなかった。

「地元の英雄を殺(ボーガス注:して英雄支持者を屈服)さ(ボーガス注:せ)ない限り、人心は得られない」と判断した毛沢東はその有力者の一人、劉志丹を暗殺した。

 そのため習仲勲と高崗らは屈服せざるを得なかった。

 暗殺云々への批判コメントは後ですることにして、まず「習仲勲と高崗」について簡単に説明しておきます。

 習仲勲(習主席のお父さん。反党小説『劉志丹』事件での失脚当時、副首相。後に全人代常務副委員長)と高崗は当時の劉の部下です。

■高崗(ウィキペ参照)

 国共内戦が始まると、中国東北部(満州)で活動し、党中央東北局第一書記、東北人民政府主席、東北軍区司令員(司令官)兼政治委員を務め、東北の党・政・軍を一手に掌握した。1948年には中華人民共和国の建国に先駆けて、「ソ連・東北人民政府貿易協定」を結ぶなど、独自の地方運営を行い、スターリン*8率いるソ連との関係を深めた。

 1949年10月1日に中華人民共和国が建国されると、高崗は中央人民政府副主席に任命された。さらに東北行政委員会主席を兼任し、引き続き東北地方を掌握した。

 1951年10月、中央人民政府人民革命軍事委員会副主席を兼任。翌年、これまで活動の拠点としていた東北から北京に移り、11月15日、新設された中央人民政府国家計画委員会の主席に就任、ソ連方式の経済建設の陣頭指揮をとることとなった。

 1953年1月より、高崗率いる国家計画委員会の主導で第一次五カ年計画が発動された。ソ連との結びつきの強い高崗が中心となって、ソ連型社会主義をモデルに中華人民共和国の国家建設が進められた。

 しかし、早くもこの年、後の反ソ連につながる権力闘争が始まった。すなわち、高崗が党のナンバー2である劉少奇*9国家主席や周恩来政務院総理(首相)の指導に反対し、自らそれに取って代わろうとして、この年の6月から12月にかけて様々な陰謀を仕掛けたというのである。1954年2月、第7期4中全会が開かれた。この会議は毛沢東の提案によって劉少奇が主宰することになった。そして高崗と「高の側近・饒漱石」は、この会議において朱徳人民解放軍総司令、周恩来首相、トウ小平*10副首相、陳雲*11副首相らによって「反党分裂活動を起こした」と厳しく批判され、失脚に追い込まれた。いわゆる「高崗・饒漱石事件」である。1953年3月にはスターリンが死去しており、さらにスターリンと緊密だった高崗が失脚すると、毛沢東の経済政策は脱ソ連化が進んでいった。

 高崗は第7期4中全会の最中に自殺未遂を起こし一命を取り留めたが、結局1954年8月17日に服毒自殺した。そして翌年3月31日、党全国代表者会議においてトウ小平主導の下に「高崗・饒漱石反党連盟に関する決議」が採択され、高崗は東北を「独立王国たらしめようとした」と批判されて党籍を剥奪された。

ということで高は後に毛沢東党主席、劉少奇国家主席、周恩来首相ら主流派と対立して失脚します。まあ、この高の失脚事件、今ひとつよく解らない事件のようです。下手に手をつけると毛沢東だけでなく劉少奇、周恩来、トウ小平という「中国共産党革命第一世代オールスターズ」の批判になりかねませんので「文革*12以上にデリケートでアンタッチャブル」であり、中国において資料も全然出てこないし、あまり研究などされてないようです。で、中国でそれでは日本や欧米はもっと研究しようがないでしょう。

 それはともかく、次にウィキペ『習仲勲』を紹介すると共に、習主席のお父さん・習仲勲が失脚させられた『反党小説「劉志丹」事件』についてウィキペの記述を簡単に紹介しておきます。

■習仲勲(1913〜2002年:ウィキペ参照)

 1928年中国共産党入党。日中戦争期間中は陝西省、甘粛省など西北地区で革命根拠地を作り、陝甘辺ソビエト政府主席を務めるなど、長期にわたり西北地区の党、政、軍の工作の中心人物となった。

 1949年10月の中華人民共和国成立後は、1952年に党中央宣伝部長に任命。1953年9月18日、政務院秘書長に任命され、1954年9月27日に国務院に改組されると、引き続き国務院秘書長を務めた。1959年4月28日には国務院副総理兼秘書長に昇格。その間、1945年の第7回党大会で中央委員候補委員、1956年9月の第8回党大会で党中央委員となる。

文化大革命

 しかし、1962年9月の第8期10中全会で反党小説『劉志丹』事件が持ち上がり、半年後に反党集団として党内外の全職務を解任された。

■復活後

 1978年4月には広東省党委員会第二書記として復活し、同年12月には第一書記に昇格。翌1979年12月には広東省長を兼任。1980年には広州軍区第一政務委員となり、広東省の党、政、軍の中心人物となった。広東省に近い香港への密出国者が後を絶たないことに衝撃を受け、広東省の経済発展を進め党中央工作会議で税制面で経済特区構想を提起した。広東省深圳市は1980年5月に正式に経済特区として承認された。

 1988年4月8日、第7期全人代常務委員会副委員長に就任(1993年退任)。2002年5月24日、北京で病死、享年88歳。

■反党小説『劉志丹』事件(ウィキペ参照)

 1936年に戦死した劉志丹を題材に書かれた小説『劉志丹』が反党文書だとされた事件。

 劉志丹は1920年代から活躍した軍人で、長征の先頭に立ち高崗らと共に陝西省北部の陝北ソビエトの確立に尽力した。その功績をたたえ彼の故郷である陝西省保安県は後に志丹県と名を変えている。

 1954年、中央宣伝部の指示で、彼を題材にした小説『劉志丹』が弟劉景范の妻で、自身も陝北で活動していた李建彤によって執筆が始められ、1959年までに初稿を書き終えた。その後、1936年当時に陝北ソビエト政府主席であった国務院副総理習仲勲の助言を得て、1962年までに完成した。だが既に失脚していた高崗や1930年代に共産党で極左偏向路線を主導した王明*13に関わる内容であったことから、陝北地域の党責任者だった賈拓夫は中央宣伝部の審査を仰ぎ、周揚副部長は問題なく出版は可能と結論。出版にこぎつけた。

 ところが光明日報、工人日報*14、中国青年報*15などに連載されると閻紅彦(雲南省党委員会第一書記)が、内容は党中央の評価が必要だと発表に反対し、その報告を受けた康生*16によって「政治問題であり、処理を求める」と楊尚昆*17に命じた。

 8月、第8期中央委員会第10回全体会議予備会議で小説『劉志丹』は高崗の名誉を回復し、党を攻撃する文書と指摘、9月24日に開催された第8期十中全会で毛沢東は「小説を書いて反党反人民をするとは、これは一大発明だ」と批判した。これを口実に習仲勲、賈拓夫、劉景范らが反党集団と認定され、習仲勲は党内外の職務からすべて解任された上に下放され、賈拓夫は北京鉄鋼公司の副経理に降格された。

 1978年の第11期3中全会以降冤罪事件の再評価が始まり、翌1979年には「小説劉志丹の名誉回復に関する報告」で「すばらしい革命文化作品であり、高崗の再評価問題など存在しない」と評価され、10月には再出版された。しかし、一部古参同志が事実と異なると指摘したため、1986年に習仲勲が調査した結果、「党の歴史的人物の描写は歪曲してはならない」と決定され、胡耀邦*18党総書記の指示で再度発禁となった。その後、小説に描かれた関係者がほとんど逝去した2009年に至って江西教育出版社から再刊された。

■参考文献

・石川禎浩*19「小説『劉志丹』事件の歴史的背景」、石川禎浩編『中国社会主義文化の研究』(京都大学人文科学研究所、2010年5月)収録。

【参考:石川氏の著書紹介】

http://www.fben.jp/bookcolumn/2017/04/post_5007.html

■赤い星は如何にして昇ったか

 毛沢東がまだ有名ではなかったころ、日本をふくむ国際社会が毛沢東をどう見ていたのかを知ることのできる本です。

 日本の外務省が1937年8月の官報の付録に載せた毛沢東の顔写真は、今から見ると、どう考えてもまったくの別人。

(中略)

 それほど、この1937年の時点では毛沢東は知られていなかったのです。

 その毛沢東を世界に紹介したのが、アメリカジャーナリストエドガー・スノーによる、『中国の赤い星』*20でした。1937年秋にイギリスで、1938年初めにアメリカで刊行され、ベストセラーになりました。

(中略) 

 毛沢東の肖像画が、本物の写真をもとにして描かれたのは1934年が初めて。これは、1927年3月に武漢で撮影された国民党幹部の集合写真の一人としてうつっている写真をもとにしている。国共合作時代、毛沢東は共産党員でありながら国民党員であり、国民党の中央委員として活動していたというわけです。

(中略) 

 戦前の日本では、この『赤い星』は一般に刊行されることはなかった。要するに、日本は敵がどういう人物であり、集団であるかを知らないまま戦争していたことになる。これは、ひどいですよね。「敵」を知らないで戦争に勝てるはずはありませんから・・・。

 エドガー・スノーの『赤い星』と毛沢東の初期の活動状況、それについての日本の認識について知ることのできる興味深い本です。

 どうもこの小説、別に高をほめたりはしてなかったようですが「高の件で問題になるとまずいから」ということで上にお伺いを立てていったんは「オーケー」がでたわけです。しかしそれが毛沢東らによってひっくり返され「高を褒め称える反革命小説」呼ばわりで習主席のお父さんが失脚ですから全く無茶苦茶です。

 しかし「文革終了後も一時発禁」てのもよくわかりませんが、2009年以降は再刊されたそうです。

 話が脱線しましたが、それはともかく楊の文章はのっけから「おいおい」ですね。「血に飢えた殺人鬼じゃあるまい*21」し、普通に考えて「地元の英雄(この場合、劉志丹)を懐柔して俺を支持させよう」ならまだしもいきなりぶっ殺そう*22とか普通考えないでしょう。大体毛沢東がそういう考えなら

 チベットを解放した中国人民解放軍を地元チベット人は必ずしも歓迎しなかった。

「地元(チベット)の英雄を殺(ボーガス注:して英雄支持者を屈服)さ(ボーガス注:せ)ない限り、人心は得られない」と判断した毛沢東はチベット最高指導者ダライ・ラマ14世を暗殺した。

 そのためパンチェン・ラマ10世とプンツォク・ワンギャルらは屈服せざるを得なかった。

となってダライラマ14世はチベット解放(1949年)の直後に毛沢東に暗殺されて「ダライラマ15世(中国政府公認)がとっくの昔に誕生してる*23」「当然1959年のダライ14世亡命劇や1989年のノーベル平和賞受賞なんかなかった」でしょうし、それ考えても劉志丹暗殺・毛沢東黒幕説なんて「パンチェン・ラマ10世急死・中国謀殺説」同様の明らかなガセでしょうが、それはさておき。

 劉志丹についてウィキペディア『反党小説「劉志丹」事件』は

 劉志丹は1920年代から活躍した軍人で、長征の先頭に立ち高崗らと共に陝西省北部の陝北ソビエトの確立に尽力した。1936年2月21日、毛沢東の「北上抗日」という指示で東征を行い、山西省に入ったところで同地を支配していた国民党の閻錫山*24軍に敗北し、4月14日に退却の途中に射殺されている。

と書いています。まあ「誰が」という主語は書いていませんが前後の文脈から見て「国民党の閻錫山軍が」でしょう。それとも楊は「どさくさに紛れて味方に暗殺された*25、その黒幕は毛沢東だった」とでもいう気でしょうか?。

 それとも楊の主張はもっとすさまじい陰謀論で「国民党の閻錫山に、劉志丹を攻撃させたのは実は毛沢東だ。だから閻錫山軍が劉志丹を殺害した場合でも殺害の黒幕は毛沢東だ」とでもいうのか?。

 あるいは「山西省に進撃させたこと自体が無茶で、閻錫山によって暗殺させること*26が目的だった」とでも?*27

 いずれにせよ、ならば是非その証拠を見せてほしいもんです。たぶんないでしょうが。

 ウィキペディアを見るだけでばれるレベルの嘘をついて毛沢東を誹謗中傷とは、もはや楊は

「『日本解放第二期工作要綱』という怪文書を元に中国の『最終目標は天皇の処刑』(飛鳥新社)というデマ本を出したペマ・ギャルポ並みに完全に一線を越えてしまった」

「もはや学者の名に値しない男」

「楊が勤務する静岡大学にとってもはや汚点。とっとと拓殖大や麗澤大といったウヨ大学に移籍してほしい」

内モンゴル民族の面汚し」

といっていいでしょう。

 楊のやってること「劉志丹暗殺・毛沢東黒幕説」は

浅沼稲次郎*28社会党委員長暗殺の黒幕を根拠レスで自民党呼ばわりして、岸信介*29首相(当時)を非難する

ケネディ米国大統領暗殺の黒幕を根拠レスでKGB呼ばわりして旧ソ連を非難する

・朴チョンヒ韓国大統領暗殺の黒幕を根拠レスで、朴の死後、実権を握った全斗煥だと決めつける

ようなもんです。

 まあ、以前から「産経紙面で五島列島が危ない、中国が狙ってると平然とデマを飛ばす」など「完全に一線を越えていた」とは思いますが、また「一線を越えてしまった」わけです。

 常人にはまねのできない行為です。まあ、まねしたいとも思いませんが。ちなみに我らがid:Mukke先生はこう言うのでも「楊海英先生はあの岩波書店から『墓標なき草原』という本を出し、司馬遼太郎賞を取った偉大な学者(静岡大教授)だ!。素人のボーガスは非難するな」とか言うんでしょうか?。まあ、あの人の過去のI濱Y子(早稲田大学教授)擁護ってそのレベルの詭弁ですけど。あるいはid:Mukke先生自ら「劉志丹暗殺・毛沢東黒幕説」の証拠が提出できるのならそれでも結構です。その場合は俺もここでの文章は訂正しましょう(俺がググった限りではそんなものは見つからなかったし、多分そんな証拠はないでしょうが)。

 しかし「たとえどんな悪人でもデマで批判したらいけない」とよく言いますが、この楊の毛沢東誹謗なんかそのいい例*30ですよねえ。

 司馬遼太郎*31賞選考委員会もまったくとんでもない人間に司馬賞を与えてしまったもんです。今からでも賞を剥奪したらいかがでしょうか?

 しかし「これ以降も酷い文続出」ですが、これを掲載する産経は完全に気が違ってますね。

 つうか最近の日本ウヨの毛沢東誹謗ぶりは度を超してますよねえ。

過去にも

■誰かの妄想・はてなブログ版『新潮と池田信夫が絶賛ステマ中の遠藤誉『毛沢東 日本軍と共謀した男』に関する件』

http://scopedog.hatenablog.com/entry/20151120/1447952850

■Apes! Not Monkeys! はてな別館「毛沢東は日本軍と共謀 阿片で巨利!」?

http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20170811/p1

ですからねえ。

 繰り返しますが「大躍進、反右派闘争、文革とかで十分、毛批判可能だろ?。何でデマ(あるいは『真偽不明の怪しい話』)持ち出すの?」ですね。

 習仲勲は毛沢東が発動した文化大革命中にその故郷の陝西省に連行され、長期間にわたって暴力を受け、身をもって共産主義体制の非人道的な実態を経験した。

 それ習仲勲だけじゃなくて例えばトウ小平なんかもそうですけど。正直、トウ、習に限らず文革後復権した人間はほとんど迫害受けてた人間でしょうよ。

 北京はまた、「世界に革命思想を輸出」して、各国の内政に干渉、混乱させた。一例を挙げると、カンボジアポルポト*32派による大量虐殺が発生したのは、まさに毛沢東の暴力革命が導入された結果である。

 一例も何も俺の知る限りポル・ポト派以外に「中国国外での文革的愚行」なんてないですが。楊はポルポト派以外に何かあげられるんでしょうか。たぶんあげられないでしょうが。徹頭徹尾この男はでたらめですね。「本当に大学教授なのか」と疑いたくなるレベルです。

 習近平は、毛沢東の文化大革命で失脚した習仲勲の息子である。しかし、毛沢東を師として仰ぎ、その政治手法もあらゆる面で毛沢東を模倣していると言われている。これも無理はない。1962年に父親の習仲勲が打倒された時、近平は9歳だった。高級幹部の「赤い太子」から一転して白眼視される「反革命分子の犬っこ」に転落した。やがて1969年春にはその実家の陝西省北部に下放されていくが、その時は16歳だった。彼は結局、小学校5年間の教育しか受けていなかったので、体系的な人文社会科学的な知識にほとんど接してこなかった。この時代に育った中国人の頭の中に叩き込まれたのは「毛語録」だけであって、文学や科学の知識は極端に少ない。習近平が口を開けば「毛語録」を引用するのも決して奇怪なことではない。彼の頭の中にはそれしかないからだ。

 まあさすがに楊も習主席(あるいは文革期に青春を過ごした文革世代)がそこまでバカだと本気で思ってるわけではないでしょう。

 よくもまあ学者(静岡大教授)の肩書きを持つ男がここまででたらめな与太を書き飛ばせるもんです。

 「俺は産経には与太を書くけど、学術雑誌にはまともな文書いてるから。俺が本気出せば司馬賞とれるんだから」とでも思ってるのでしょうが、そういう書き分けをすること自体、学者にあるまじき所業です。本当、お前は静岡大教授辞めて、とっとと右翼活動家に転身しろよ、それが嫌ならこういうバカな右翼活動は辞めろといいたいですね。

 毛沢東自身は銃を手にして前線に立たなかったものの、「人民解放軍は毛主席が創成し、林彪元帥が指揮してきた」という功績が認められていた。林彪を筆頭に、「10大元帥」がその家臣団を形成して支配を支えた。

 実際がどうだったかはともかく「人民解放軍の歴史において最も重要視されてる英雄」は林彪ではなく朱徳だと思いますが。

 なお、ウィキペ中華人民共和国元帥」によれば、10大元帥とは

・朱徳

 人民解放軍総司令、全人代(全国人民代表大会)常務委員長、国家主席など歴任。

・彭徳懐

 国防相。廬山会議で大躍進を批判したことで毛沢東の怒りを買い失脚。

・林彪

 国防相、党副主席など歴任。林彪事件で失脚。

・劉伯承

 党中央軍事委員会副主席、全人代常務副委員長など歴任。過去の戦闘中に片目を失明したため、普段は眼鏡をかけており、「独眼竜将軍」の異名があった。

・賀龍

 副首相、党中央軍事委員会副主席など歴任。文化大革命中に批判され、糖尿病を患ったにもかかわらず、刑務所では適切な投薬を受けなかったため、獄死した。文革終了後の、1982年、名誉回復。

・陳毅

 上海市長・党委員会書記、外相、党中央軍事委員会副主席など歴任。

・羅栄桓

 人民解放軍総政治部主任、全人代常務副委員長など歴任。

・徐向前

 党中央軍事委員会副主席、国防相、全人代常務副委員長など歴任。

・聶栄臻

 党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席など歴任。

・葉剣英

 広州市*33長、全国政治協商会議副主席、党中央軍事委員会副主席、党副主席、全人代常務委員長など歴任。

だそうです。

 彼がいずれ死去し、あるいは暗殺されたり、クーデターが勃発したりしたら、日本と国際社会はポスト習の中国をどのように扱うか。これは時間の問題であるが、いずれ確実に現実となる。

 本気で「習主席暗殺だのクーデターだのが起こる」とは楊も思ってないでしょう。こういう与太が良くも書けるもんです。


■【花田紀凱の週刊誌ウオッチング〈666〉】不発の文春砲、らしくない新潮

https://www.sankei.com/premium/news/180429/prm1804290013-n1.html

 安倍万歳の花田にとっては文春の「林*34文科相の公務中のセクシーヨガ(事実上の風俗店?)通い&公用車私的使用問題」も、新潮の「セクハラ福田次官批判」も評価しないという結論が「最初から決まってる」つうだけのくだらない話です。

 まあこれが民主党政権下なら、花田が記事を礼賛していたことは間違いないでしょう。


安倍晋三首相の中東歴訪、「非キリスト教、非欧米」強みに重層的な関係強化狙う

https://www.sankei.com/politics/news/180429/plt1804290018-n1.html

 「イスラエルべったりのトランプ」に対して「べったりの安倍」では「非キリスト教、非欧米」の強みなんかないでしょう。

 日本にある強みは「経済大国としてのマネーの力」しかないでしょう。

 これが安倍以外の総理ならトランプからもう少し距離をとり「非キリスト教、非欧米」の強みとやらもあったかもしれませんが。

 首相は、トランプ米大統領がイスラエルの首都をエルサレムと認定した後、この地域を訪問する最初の主要国の首脳となる。

 おいおいですね。なんで「この地域を訪問する最初の主要国の首脳」となってしまうのか、わかってないんでしょうか?。下手にイスラエル訪問して、下手なことを言うと「バツバツ政府高官のホニャララ氏がエルサレムが首都であることを認めてくれた」とイスラエルに宣伝されかねないからでしょうに。だからこそ他国はイスラエル訪問に慎重なんでしょうに。安倍だとマジで失言して「イスラエルにそうした宣伝をされかねない」から全く困ったもんです。


■自民・国場幸之助*35副幹事長が路上トラブルで骨折 深夜の那覇、酒に酔ってもみ合いに

https://www.sankei.com/affairs/news/180429/afr1804290008-n1.html

 お互い被害届を出さないと言うことは「政治テロなどではなくただの酔っ払いのケンカ」「一般人ならともかく、国会議員が酔っ払ってケンカなど恥ずかしくて被害届なんか出せない(そもそも一般人側も怪我をしてる)」つうことでしょう。全く恥ずかしい話です。


国場幸之助衆院議員、自民沖縄県連が厳重注意へ 酔って路上でトラブル…骨折

https://www.sankei.com/politics/news/180430/plt1804300011-n1.html

 「議員辞職させろ」とまで過酷なことは言いませんが、いっそ県連会長をクビにしたらどうかと思いますね。県連会長がこれではあまりにも恥ずかしいのではないか。


昭和殉難者法務死の英霊を追悼 高野山・奥の院

https://www.sankei.com/west/news/180430/wst1804300014-n1.html

 勘弁してほしいですね。どう言い訳しようとも戦前美化の愚行でしかありません。


■【歴史インサイド】信長は「本能寺の変」なくても失脚していた…三重大教授が新たな視点で真相に迫る

https://www.sankei.com/west/news/180430/wst1804300006-n1.html

1)信長は部下に対しては、パワハラ上司も同然であり、光秀造反の前には家臣の佐久間信盛、林秀貞が些細な落ち度を理由に「高野山への追放」などの過酷な処分を受けている

2)光秀が造反したのは「次にやられるのは俺では」という恐怖感から「やられる前にやる」と考えたから

3)光秀が造反しなくても徳川家康羽柴秀吉柴田勝家滝川一益丹羽長秀など有力武将は大なり小なりそうした恐怖を信長に感じており、いずれ誰かが信長を暗殺した

との見立てですがどんなもんなんですかね。まあ、信長という人が「部下(この場合、光秀)の心情把握」という能力どころか意思すらなかったであろうことが光秀の造反を生み彼の命取りになったことは間違いないでしょうが。


■【昭和天皇の87年】枢密院議長が首相に横やり 「これでは国体護持が保証できない」

https://www.sankei.com/premium/news/180429/prm1804290008-n1.html

■【昭和天皇の87年】首相が変心! 外相は天を仰いだ 「もはや陛下しかいない…」

https://www.sankei.com/premium/news/180429/prm1804290008-n1.html

 まあ鈴木*36首相の態度は、変心と言えば変心ですが産経記事を読むだけで「好きで変心したと言うより、東郷*37外相など一部を除き周囲がほとんど受諾消極論なので」鈴木としても自分の政治力だけではとても消極派を抑えきれないとみて、再照会論(建前では受諾拒否ではない)に逃げたというところでしょう。

 まず、当初「ポツダム宣言受け入れやむなし」とし、政府内部の議論を「受け入れやむなし」の方向に結論づけたはずの枢密院議長・平沼騏一郎*38元首相が「バーンズ*39回答では国体護持ができない」として最初に変心します。

 そして安倍源基*40内務相、松阪広政*41法相も平沼同様「受け入れ消極論に変心」します。阿南*42陸軍大臣はもちろん最初から消極論です。


■【昭和天皇の87年】首相を改心させた「陛下の思召」 風は終戦派に吹き始めた

https://www.sankei.com/premium/news/180505/prm1805050010-n1.html

 別に改心はしてないでしょうね。鈴木首相はポツダム宣言受諾したいが反対派をうまく抑え込む手立てがないと思った、てだけの話ですから。木戸*43内大臣から「天皇の全面的支持」を伝えられ「何とか抑え込める」と自信を持っただけでしょう。

 いずれにせよ受諾反対派も賛成派も「国体護持ができるかどうか」という目的それ自体には違いはありません。


■【昭和天皇の87年】運命の閣議 埋まらぬ賛否の溝 「再び御聖断を仰ぐしかない」

https://www.sankei.com/premium/news/180506/prm1805060011-n1.html

東郷茂徳外相

「(連合国の回答は)全体として上々ではないが、わがほうの目的は達せられるので、受諾しても差し支えないと思う」

松阪広政司法相

「日本の統治権はすでに決まっている。遺憾ながらこの回答文は承認しがたい」

桜井兵五郎国務相

「希望を付けて総理に一任する。戦争継続はできない。無理にやればドイツ以上に悲惨なことになる」

広瀬豊作蔵相

「外相の意見に同意する。ソ連参戦によって生産力は全く停頓する。今日屈して他日伸びるべきだ」

石黒忠篤*44(ただあつ)農商相

「この際受諾するを可とする」

安井藤治*45(とうじ)国務相

「この案には不満もあるが、国務と統帥とが一体となりうるならば受諾するがよい」

小日山直登*46運輸相

「不満であり残念ではあるが、大御心(おおみごころ)や国内状況を観察すれば、受諾する以外に方法はない」

安倍源基内相

「この回答文では国体の護持に保証はできない。一億玉砕、死中に活を求むる以外に方法はない。さらに交渉するか、戦うかは総理に一任する」

下村宏*47国務相

「先方と交渉できるとも思えるが、万一、交渉が決裂して戦争となり焦土となっては、すべてが終りである。大御心も拝した。受諾のほかはなかろう」

左近司政三*48国務相

「これ以上の交戦は民族の破滅。国体の護持はできない。忍ぶべきである」

阿南惟幾(これちか)陸相

「回答文には不安がある。疑問点があれば堂々と再交渉すべきだ。どうして意気地なく屈するのか、その理由が分からない」

 松坂司法相、安倍内務相、阿南陸軍相など受諾反対派もいますが、和平仲介を期待していたソ連の参戦により「ポツダム宣言受諾やむなし(消極的賛成)」の方向に傾いてることが解ります。

 ただし反対派の中に陸軍があるため、鈴木は自分の一存ではなく「天皇の聖断」で決着することを目指すわけです。


■【昭和天皇の87年】「万民の生命を助けたい」…天皇は何度も手袋で眼鏡をぬぐった

https://www.sankei.com/premium/news/180520/prm1805200003-n1.html

 まあぶっちゃけこんなきれい事ではないですね。「万民の生命を助けたい」ならもっと早く降伏すべきだった。そうすれば沖縄戦や原爆投下の悲劇はなかった。

 しかし「ソ連を仲介とした和平工作」に期待を掛けていたが故に「ソ連参戦」でその期待が崩壊するまでは降伏しなかったわけです。そして和平での重要事項はもちろん国体護持(天皇制維持)。

 しかも「可能ならば」天皇制維持にとどまらず、昭和天皇が戦犯として裁かれることも退位することもなく、戦前同様「最高権力者として実権を握り続けること」でした。

 さすがに戦後「主権者ではなく象徴」になりますが「戦犯裁判も退位も逃れる」つう野望は実現します。

 しかしこんなきれい事のでまかせを書いてるという昭和天皇実録もとんでもないデマ本ですね。

 国体問題についていろいろ疑義があるとのことであるが、私はこの回答文の文意を通じて、先方は相当好意を持っているものと解釈する。

 これが昭和天皇にとって一番大事なことであったわけです。「国体護持で不安があるが、天皇制廃止ともいってないし、戦後交渉で解決しよう。戦争を継続しても立場が悪くなるだけだ」、そういう話です。本音では国民の命のことなんか全く考えてない。


■【昭和天皇の87年】近衛師団長を惨殺! クーデター部隊が皇居に侵入した

https://www.sankei.com/premium/news/180526/prm1805260005-n1.html

「自分はいかになろうとも、万民の生命を助けたい」

 上にも書きましたがこんなきれい事は全くの大嘘です。


■【産経抄】4月28日

https://www.sankei.com/column/news/180428/clm1804280002-n1.html

 産経がここで主張してる内容がいかにでまかせであるかについては、朝鮮・韓国史研究者である外村大氏*49の論文

在日コリアンと強制連行:1959年発表の「外務省資料」をめぐる議論に関連して

http://www.sumquick.com/tonomura/note/100419.html

をご覧ください。

 詳しくは外村論文を参照頂ければ幸いですが、極めて単純に結論だけ言えば、

1)「戦時中に徴用労務者として来た者は245人にすぎない」というのはそれ自体はおそらく正しい

2)ただし、他にも徴用労務者とは労働力確保の法的形式が違うが、内容的に徴用労務者と同一視すべき労務者「募集労務者」「官斡旋労務者」が存在する。

「募集労務者」「官斡旋労務者」も含めていわゆる「朝鮮人強制連行」を考えるべきである

つう話です。

 なお、この外村論文は最近発表されたものではなく、サイトにアップされた日付は「2010年4月19日」となっています。

 また外村氏によれば「1959年発表の外務省発表資料」に対する反論という意味もあったのが「朝鮮人強制連行研究の草分け」である朴慶植氏の著書『朝鮮人強制連行の記録』(1965年、未来社)であり朴氏だけでなく多くの研究者が「1959年発表の外務省発表資料」に対する反論という意味も込めて研究を進めてきたわけです。そういう意味では朴慶植『朝鮮人強制連行の記録』(1965年、未来社)以降の研究によって否定されたデマ言説を産経は持ち出してるわけです。

 つまりは産経は故意にデマを垂れ流してるわけです。

 南京事件否定論、慰安婦否定論では飽き足りず、強制連行否定論までやり出したのだからいい度胸です。例の「軍艦島(端島炭鉱)」世界遺産登録の時に韓国から強制連行問題で批判されたことが今回の「逆ギレ&デマ公言」の直接的動機でしょうか?

 道義的是非以前にこんなバカなことをやって韓国政府が黙ってるわけもないでしょう。産経は故意に日韓関係を破壊したいのかと聞きたくなります(まあくだらない「戦前日本は間違ってない」というゆがんだプライドからバカなこと抜かしてるだけでしょうが)。

 こうした歴史修正主義安倍政権の弊害の一つと言っていいでしょう。

 なお、他にもいくつか付け加えておきます。

 平成22年3月10日の衆院外務委員会で高市氏*50が「現在も有効か」と問うた際には、民主党政権岡田克也*51外相はあやふやに答えた。

「急に聞かれても私、把握していないので分かりません」。

 質問者の高市の質問動機は要するに産経的・歴史修正主義でしょう。これに対し、さすがに高市に同調はしなかったものの、毅然と対決できずに「よくわからない」と逃げてしまったのが当時の岡田外相です。民主党内にも松原仁*52などの極右を抱えてるからでしょうが、全く困ったもんです(とはいえこの時点では当時の自民党総裁が谷垣氏*53だったこともあり、産経は今回程にはこの件で騒いではいなかったわけです。谷垣氏はこうした質問を容認する程度には「ウヨに甘い」とはいえ、極右・安倍と違い、こうした質問を大々的に宣伝して韓国の反感を買う程のバカでもありません)。

 今、岡田氏が政治的主導権を立民の枝野氏*54に奪われてしまったのもこうした「逃げの姿勢」が一因かもしれません。彼は枝野氏が立民を結成したとき「立民に入らず、しかし希望にも協力せず、自分で新党もつくらず」単独立候補(無所属)で模様眺めしてしまいました。

在日韓国・朝鮮人は強制連行された人々の子孫だとの神話は、もう通用しない。

 別に「神話」ではないですね。

 正確には「強制連行された人間の子孫もいればそうでない人間の子孫もいる」つう話です。そしてその強制連行は「正確な数を出すことはもはや困難」ですが外村氏も指摘するように「募集労務者」「官斡旋労務者」も含めれば「245人」なんて少ない数でないことだけは確かです。

 ちなみに、よほど不勉強な人か、デマ屋でもない限り、今時「在日韓国・朝鮮人は全員強制連行された人々の子孫」なんて主張する人はいません。

 なお、外村氏も指摘していますが「強制連行でなければ問題ない、来日は自由意志だ」つう単純な話ではないですし、「来日が自由意志なら在日朝鮮・韓国人に対し、人権保障しなくていい」つう話でもありません。

 まず「来日したこと」について言えば、強制連行でなくても「日本の植民地支配下では貧乏で食えないから来日しました(昔のベトナムボートピープルや今の北朝鮮脱北者、あるいは日本で言えば失敗に終わったと言っていい満州移民やドミニカ移民みたいなケース)」とか「(中国政府の迫害でチベットから政治亡命したというペマ・ギャルポのように)日本官憲が迫害を加えるので、命からがら逃げ出してきました」*55つう場合、「貧乏で食えなくても、迫害されて命の危険があっても来日するな」とか「来日事情が何でアレ自由意志できたんだから日本の責任じゃない」とはとてもいえないでしょう。

 その理屈だと「満州移民やドミニカ移民」「ベトナムボートピープルや今の北朝鮮脱北者」「ペマ・ギャルポの亡命」も「過去の日本政府ベトナムも北朝鮮も中国も悪くない」ことになりますが、まあ産経もそこまで言う度胸はないでしょう。いや「日本は常に無実」という産経だと、満州移民やドミニカ移民の場合は「日本は悪くない」「移民は自由意志で満州やドミニカに行った」とか言い出すのかな?

 次に「人権保障」についてですが英国やフランスなど「旧宗主国」が植民地出身者にたいし「通常の外国人よりも手厚い人権保障してること」は珍しくありません。日本も可能な限り、英国やフランス同様の人権保障を在日朝鮮・韓国人に行ってしかるべきでしょう。


■【主張】財務省とセクハラ 調査結果は不十分である

https://www.sankei.com/column/news/180430/clm1804300001-n1.html

 財務省批判は結構ですが、それが麻生批判や安倍批判につながらないあたりが産経らしい。

 特に「はめられた」云々などという麻生*56発言はセカンドレイプにして陰謀論という最低最悪の代物でこれだけでも財務相辞任に十分値する暴言と言っていいでしょう。


■【正論5月号】シベリア出兵の美しき真実 ポーランド人を救った日本人 ジャーナリスト 井上和彦*57

https://www.sankei.com/premium/news/180428/prm1804280002-n1.html

 戦争成果がろくになかったので無名な戦争、それがシベリア出兵ですね。

 「台湾領有(日清戦争)」「南樺太領有(日露戦争)」のように戦争成果があると語り継がれて有名になります。

 それはともかく、井上の主張は「大東亜戦争はアジア解放の正義の戦争」並の与太ですね。もちろんシベリア出兵の戦争目的は「レーニン政権転覆」&「日清戦争で台湾を、日露戦争で南樺太をぶんどったように、可能ならシベリアの一部を日本領としてロシアからぶんどる」です。そういう意味では戦争目的は結局失敗に終わったわけです。最初の「近代日本が何の成果も得られずに挫折した戦争」といえるのではないか。

ポーランドには、“苦しい時に本当の友人がわかる”という諺があります。まさにこれはポーランドと日本の関係を表しています」

 平成30年1月30日、都内ホテルのレセプション。私が日本による“シベリアポーランド孤児救出”の話を持ち出すと、ポーランド共和国外務副大臣ヤン・ジェジチャク氏は真剣な表情でこう応えた。

(中略)

 明石大佐は、ポーランド武装蜂起を支援し、武器購入のための資金をポーランドへ提供し続け、日露戦争の勝利と同時にポーランドの独立を助けた*58のである。

 駐日ポーランド大使館のウルシュラ・オスミツカ一等書記官はこう語る。

「当時のポーランド人は、日本はポーランドの味方だと感じていましたし、ユゼフ・ピウスツキ*59などは日本と一緒に戦いたいと考えていました。そして日露戦争中、ポーランド人は皆日本を応援していました。そして小さな日本が大きなロシアに勝ったことで、ポーランド人にとって日本はヒーローになったんです。それは後に日露戦争で活躍した日本軍人51人にポーランド政府から勲章が贈られていることがその証左です」

 仮にも一国の外務副大臣や駐日大使館一等書記官が、「シベリア出兵でポーランド孤児救出した日本万歳」「日露戦争の勝利はポーランド人に希望を与えた」だのネトウヨ井上の与太なんぞによく付き合うよな、おいおい(苦笑)と思います。

 大体ポーランドを侵略したナチスドイツと同盟国だったのが日本ですが。

 まあ、結局、ダライ一味なんかと同じですよね。日本ウヨにこびることが金になる、利益になると思うからこういう恥ずかしいことがやれるだけの訳です。「ポーランドって何?。そんなに経済がやばいのか」感がありますが。

 まあ、実際ポーランド孤児救出はされたようですし、「動機が何でアレ」結果が良ければいいとはいえるでしょうが、それは少なくとも「建前(チェコ軍捕虜救出)」においても「本音(レーニン政権転覆やシベリア利権の獲得)」においても戦争目的ではありません。

 戦争目的に支障が生じないと判断された限りにおいて、「日本軍のイメージアップのためにされた副次的行為」にすぎません。

参考

シベリア出兵(ウィキペ参照)

 1918年から1922年までの間に、連合国(日本・イギリスアメリカフランスイタリアなど)が「革命軍によって囚われたチェコ軍団を救出する」という大義名分でシベリアに出兵した、ロシア革命に対する干渉戦争。

 ボリシェヴィキ政権は単独でドイツ帝国講和条約ブレスト=リトフスク条約)を結んで戦争から離脱した。このため、ドイツは東部戦線の兵力を西部戦線に集中することができ、フランスイギリスは大攻勢をかけられて苦戦した。連合国はドイツの目を再び東部に向けさせ、同時にロシアの革命政権を打倒することも意図した干渉戦争を開始し、ロシア極東のウラジヴォストークに「チェコ軍捕囚の救出」を大義名分に出兵した。

 すでに西部戦線で手一杯になっているイギリスフランスに大部隊をシベリアへ派遣する余力はなかった。そのため必然的に地理的に近く、本大戦に陸軍主力を派遣していない日本とアメリカに対して、シベリア出兵の主力になるように打診した。

 連合軍の中核であるイギリスフランス西部戦線に兵力を割かれていたのでそれ程兵力は多くなく、兵力の大半は3万7千の大軍を送り込んだ大日本帝国軍であった。

 1918年11月にドイツ帝国で革命が起こって停戦すると、連合国はシベリア介入の大きな目的の一つを失った。また、1919年秋には連合国が後押しをしていた反革命派のアレクサンドル・コルチャーク政権が赤軍との戦闘において敗北が決定的となり、ついに1920年に崩壊。結局1920年には米英仏などの軍は相次いで撤兵したが、日本軍は単独で駐留を続行した。

 日本陸軍は当初のウラジヴォストークより先に進軍しないという方針を無視し、ボリシェヴィキが組織した赤軍や労働者・農民から組織された非正規軍のパルチザンと戦闘を繰り返しながら、北樺太、沿海州や満州を鉄道沿いに侵攻。シベリア奥地のバイカル湖東部までを占領し、最終的にバイカル湖西部のイルクーツクにまで占領地を拡大した。各国よりも数十倍多い兵士を派遣し、各国が撤退した後もシベリア駐留を続けたうえ、占領地に傀儡国家の建設を画策。日本はロシアのみならず、イギリスアメリカフランスなどの連合国からも領土的野心を疑われた。

■日本の撤兵

 日本では、寺内*60内閣のときにロシア革命への干渉戦争として始められたシベリア出兵であったが、1921年のワシントン会議開催時点で出兵を続けていたのは日本だけであった。会議のなかで、全権であった加藤友三郎*61海軍大臣が、条件が整い次第、日本も撤兵することを約束した。こののち内閣総理大臣となった加藤友三郎は1922年6月23日の閣議で、この年の10月末日までの沿海州からの撤兵方針を決定し、翌日、日本政府声明として発表。日ソ基本条約を締結し、撤退する1925年(当時は加藤高明内閣)まで駐留した北樺太を除き、ソ連(ロシア)からの撤兵は予定通り進められた。

 加藤高明*62は後に日本のシベリア出兵について、「なに一つ国家に利益をもたらすことのなかった外交上まれにみる失政の歴史である」と評価している。

■尼港事件(ウィキペ参照)

 ロシア内戦中の1920年(大正9年)3月から5月にかけてニコラエフスク(尼港、現在のニコラエフスク・ナ・アムーレ)で発生した、赤軍パルチザンによる大規模な住民虐殺事件。殺された住人は総人口のおよそ半分、6,000名を超えるともいわれる。日本人犠牲者の総数は判明しているだけで731名にのぼり、ほぼ皆殺しにされた。

■トリャピーツィンの処刑

 ソ連側は、当初、現地司令官トリャピーツィンの言い分をそのままに、赤軍の正義と日本軍の裏切りを言い立てていたが、労働者が大半である数千人の市民の虐殺と街の破壊を、全て日本軍の責任にできるわけもなく、危機感を持ったハバロフスクソビエト代表団は、6月の終わりに反トリャピーツィングループと接触した。

 ついに7月3日の夜、トリャピーツィンが逮捕され、9日、裁判が行われ、トリャピーツィンは銃殺となった。

■北樺太進駐

 日本政府は6月28日に北樺太の保障占領を決定し、7月3日の官報で以下の告示を行った。

「今年の3月12日から5月末まで、ニコライエフスクにおいて、日本軍、領事館員および在留民およそ700名、老幼男女の別なく虐殺されたが、しかし現在、シベリアには交渉すべき政府がない。将来、正当な政府が樹立され、事件の満足な解決が得られるまで、サハリン州内の必要と認められる地点を占領するつもり*63である」

 「必要と認められる地点」とは、北樺太であり、宣言と同時にサガレン州派遣軍が編成され、8月上旬アレクサンドロフスクに上陸し、駐屯した。

■北樺太からの軍撤退

 1925年、加藤高明内閣は日ソ基本条約を締結し、ソビエト・ロシアと国交を回復し、保障占領していた北樺太を返還した。しかしその交渉の過程で、尼港事件は政治的に棚上げされ、北樺太のオハ油田*64を中心とする石油長期利権(1925年12月から45カ年予定)がソ連から日本に与えられることとと引きかえに、賠償は求めないことになった。

 1925年12月には救恤金の再給付を求める請願書が遺族等によって提出されたことなどから、日本政府は、「本来はソビエトの責任で日本政府が賠償を肩代わりする理由はない」としながらも、救恤金という形で、遺族を慰撫した。

■日本での反響

■政治的な反響

 尼港事件に関して、日本国内で大々的に報道されるようになったのは、6月、救援隊が現地入りし、凄惨な全容が明らかになってからである。

 すぐに議会で取り上げられ、野党憲政会(党首・加藤高明)の激しい政府批判がはじまった。この年5月の衆議院選挙で、与党立憲政友会は圧勝していたが、野党側の言い分では、「与党は尼港事件を隠して解散、総選挙に踏み切った」というのである。原首相が「惨劇が起こったのは不可抗力だった」と言ったとの報道があり、「責任逃れではないのか」と追及された。「治安維持に十分な兵力を置いていないにもかかわらず、居留民の引揚げを考慮しなかったのは不注意だ」というところから、ついには、「チェコ軍団の救援目的は達したにもかかわらず、なんのために兵を残したのか。過激派の勢力をそぐこともできなければ、日本人居留民の生命財産を守ることもできなかったではないか」と、シベリア出兵そのものへの批判になった。

 田中義一陸軍大臣に対しても責任問題が追及されると、田中は尼港事件について陸軍に過失はないと答えたため激しく糾弾され、1920年8月には進退伺を行うこととなった。その後、田中は狭心症に倒れ1921年6月に陸軍大臣の職を辞した。一方、シベリア出兵は北樺太駐留(日ソ基本条約が締結される1925年まで駐留)を除き、撤退の方向にむかうこととなった。

■社会的な反響

 井竿富雄・山口県立大学教授によれば、政治の場で出てきた不可抗力論は、社会的には「政府の見殺し」として否定的に受けとめられた、という。

 尼港事件で殺害された三宅駸吾海軍少佐の兄である三宅驥一(東京帝国大学助教授)は、「この大事件は政党政派を超越した世界的な人道問題ではないか。私は、ルシタニア号の沈没とベルギーの中立侵害で、留学して世話になったドイツが嫌いになった。今回の尼港事件は、ルシタニア号事件以上の大問題だ。これに対して冷淡な日本の政府と国民とは、人道に対して無感覚になっている人種だと笑われても仕方があるまい。弟だからいうのではない。救援の方法はあったのに、政府が怠って、いまになって不可抗力とは何事だ」と憤慨して同情を集めた。

■慰霊碑・納骨堂の建立

・北海道小樽市の手宮公園に尼港殉難者納骨堂と慰霊碑、また熊本県天草市五和町手野、茨城県水戸市堀原、札幌護国神社にも殉難碑がある。

・全員が犠牲となった第14師団尼港守備隊の出身地、茨城県水戸堀原(練兵場のあった場所)に尼港殉難者記念碑が建っている。戦前は、毎年かかさず慰霊祭が行われていたが、戦後は行われなくなり、記念碑が建っている場所も堀原運動公園の向かいにある小さな公園の奥であるので、碑のいわれを知る市民どころか、そもそも碑がある事すら知らない市民も増えているといわれる。

 尼港事件について「それを口実に北樺太を占領したあげく、返還の代償としてサハ油田利権を獲得する」つう日本政府の動きが興味深いですね。まあ尼港事件遺族は「ロシアと取引するのか!」などと拉致被害者家族会が日朝交渉に反対するようなこと言ってたんでしょうか?

■イワノフカ事件(ウィキペ参照)

 1919年3月22日、シベリア出兵中の日本軍が、抗日パルチザンに対する掃討作戦の過程でアムール州ブラゴベシチェンスク郊外のイワノフカ村において多数の民間人を殺害した事件。日本軍は、1歳半の乳飲み子から96歳の老人まで含む、257人を銃などで殺害、36人を小屋に閉じ込め焼き殺したという。

 1994年、シベリア抑留者の慰霊碑を建てようと現地を訪れた全国抑留者補償協議会(全抑協)の斎藤六郎*65会長はイワノフカ村のウス村長にこう問われたという。

「あなたはこの村で日本が何をしたか知らないのですか」。

 翌年、日露共同の慰霊碑ができた。それ以来、ロシアのイワノフカ村では毎年、犠牲者の追悼式典が行われている。

 一方、日本では多くの人、特に若い人はこの事件の存在さえ知らないと現地紙は報道している。

https://mainichi.jp/articles/20180327/ddn/012/040/019000c

毎日新聞『平和をたずねて・軍国写影 反復された戦争/64 日本兵、住民300人虐殺の衝撃=広岩近広』

 シベリア出兵中の日本軍による「イワノフカ村焼き打ち事件」(1919年3月)は、住民虐殺だった。村には四角すい体の追悼碑が、2基建っている。金色の星のレリーフがついた碑には<257人のイワノフカ住民が射殺された>とある。赤色の炎を造形した碑は<この地において日本人たちは36人のイワノフカ住民たちを、生きながら焼殺した>と刻まれている。

 まあ産経が故意に無視する日本の愚行ですね。そのうち産経や国基研あたりが「反日国家ロシアの捏造。軍紀正しい日本軍はそんなことしない」「毎日新聞の反日報道を許さない」と「南京事件否定論」同様の「イワノフカ村事件否定論」でも始めるんでしょうか。そして「通州事件ガー」のように「尼港事件がー」といいだすんでしょうか。

 後でも毎日記事をいくつか紹介します。

https://mainichi.jp/articles/20180403/ddn/012/040/050000c

毎日新聞『平和をたずねて・軍国写影 反復された戦争/65 日露の誓い「懺悔の碑」に=広岩近広』

 ロシア極東アムール州のイワノフカ村に、日露共同追悼碑「懺悔(ざんげ)の碑」が建立されたのは1995年7月のことだった。全国抑留者補償協議会(全抑協)の斎藤六郎会長とイワノフカ村のウス村長が、4年間にわたって話し合った末に、平和を祈念する追悼碑の建立に結びついた。広い公園の中央にシンボル的な存在として建つ「懺悔の碑」は、高さ8メートルの白いタイルの塔柱である。

 追悼碑の除幕式は、約1500人のイワノフカ村民をはじめ、近隣の村からも大勢が参加して盛大に行われた。日本からは斎藤会長ら約40人が参列した。僧侶として開眼供養と法要を務めた岐阜県・勝善寺の住職、横山周導さん(93)はこう振り返る。

 「私たち日本人は、シベリア出兵において、イワノフカ村の幼児から老人まで、非戦闘員を虐殺した過去の非を反省し、ロシアの人々は、日本人を抑留して戦後復興に酷使したことで、多くの日本人を死に至らしめたことを反省する。そうして共に、この事実が戦争に起因したことを心に刻み、再び戦争の惨禍を起こさないと日露共同追悼碑に誓うことに決めたのです」

 全抑協の斎藤会長は体調を崩していたが、車椅子で在席し、こう述べる。

 「私たちは戦争の遺産を取り除き、両国民の信頼のもとに講和条約を締結し、21世紀に向けて永き平和を祈念するものであります。ここに、犠牲になられたイワノフカ村民の方々に、心から謝罪し、ご冥福をお祈りするしだいであります」

 そしてウス村長は、「今は、日本に対する恨みはありません」と明言した。

 この5カ月後、斎藤会長が急逝する。このため翌年の墓参はできなかったが、翌々年の97年から、横山さんと斎藤会長の妻次子さんが中心になってシベリア墓参ツアーを組んだ。

 横山さんらの一行はイワノフカ村をあげての歓迎を受けた。州都ブラゴベシチェンスクの駅に列車が着くと、アムール州平和基金事務所のバシリー議長らが赤と白のカーネーションを手にして、寝台車の前までやって来た。

 ウス村長はマイカーで、村役場まで先導してくれた。役場の前には大勢の職員が、まるい花模様の大きなパンと塩を手にして待っていた。最高の礼で迎えてくれたのだった。

 「前回とちがい、日本兵に虐殺された事実を示す2基の追悼碑には、案内されませんでした。ウス村長の配慮があったのだと思います。親善と友好と平和を真剣に考えておられるのだと察せられました」。

 そう振り返る横山さんは、斎藤会長の遺志を継いで墓参を続けてきた。2007年からNPO法人「ロシアとの友好・親善をすすめる会」を設立して、墓参ツアーを推進している。

 この夏、(ボーガス注:1918年の)シベリア出兵から100周年を迎える。横山さんは「イワノフカ事件100年の追悼法要を故斎藤会長の遺志として成し遂げたい」と結んだ。

https://mainichi.jp/articles/20180417/ddn/012/040/062000c

毎日新聞『軍国写影 反復された戦争/66 300人が眠る「ユフタの墓」=広岩近広』

 日本が戦争を繰り返していた当時、戦没した兵士の墓地が各地に造られた。大分市志手5の桜ケ丘聖地(旧陸軍墓地)には、シベリア出兵の戦死者が多く眠っている。案内板の<墓碑例祭日>に<シベリア事変田中大隊戦没者碑 二月二十六日>とあり、その墓石は約300基にのぼる。

 田中大隊は陸軍第12師団(小倉)に所属した歩兵第72連隊第3大隊(大分)のことで、田中勝輔少佐が率いた。1918(大正7)年8月、ウラジオストクに上陸してから、砲兵などの配備を受けて「田中支隊」を編成する。アムール州抗日パルチザンの討伐作戦に当たったが、19年2月、逆襲されて全滅した。

 墓地の坂道を上ると、田中少佐の墓があり、下方に兵士たちの墓が見えた。同じ間隔で縦横に並び、墓碑の側面に<大正八年二月二十六日於露国黒龍州ユフタ戦死>と刻まれていた。ユフタは、アムール州都ブラゴベシチェンスク北方の村である。

 大分市に「ユフタの墓」を訪ねたのは、「イワノフカ村焼き打ち事件」の報告書(アジア歴史資料センター所蔵)に、こう書かれていたからだ。

 <過激派のために、田中大隊全滅の悲惨事を見たる九州男児の憤激よりして、この大活劇を演じたるとして見れば、焼いた方にも無理はなさそうである>

 いかにも日本側の報告書らしいが、田中大隊(支隊)の全滅が「イワノフカ村焼き打ち事件」を引き起こしたとみられる。

 では「ユフタの戦い」の実相は、どうだったのか。

 「陣中日誌」などによると−−敵情視察に出向いた小隊(44人)が苦戦しているとの伝令を受け、田中少佐は150人を率いて救援に向かう。しかし地の利がある抗日パルチザンは、挟み撃ちをかけてきた。

 重囲に陥った「田中大隊」は全滅し、後続の砲兵中隊や歩兵小隊も奇襲攻撃に遭い、107人が戦死した。野砲2門が奪われている。これが「ユフタの戦い」だった。

 遺体処理にあたった第12師団歩兵第14連隊(小倉)の松尾勝造上等兵は、著書「シベリア出征日記」*66(風媒社)に書きこんだ。

 <嬲(なぶ)り殺しをされている一人の身体に、剣で突いたり切ったりした傷が十二、三はある。頭を西瓜(すいか)割りの如(ごと)く割っているその兵士の姿を見て驚いた。皆白襦袢(じゅばん)一枚に裸身にされている。耳、鼻を殺(そ)いでいる(略)その悲惨、二(ふ)た目と見られたものではなかった>

 この1カ月後、陸軍は復讐(ふくしゅう)戦に出る。原暉之著「シベリア出兵」(筑摩書房)は、こう記した。

 <戦友の無惨な戦死があい次いでいる様をまのあたりにした兵士たちは、異常なまでに敵愾(てきがい)心を掻(か)き立てられ、捨て鉢の報復集団になっていった。(略)かくて「村落焼棄」を実施して構わぬとの方針が打ち出された>

 兵士たちの敵愾心は、集落の焼き打ち事件にショートし、住民虐殺を引き起こすのだった。

https://mainichi.jp/articles/20180424/ddn/012/040/051000c

毎日新聞『平和をたずねて、軍国写影 反復された戦争/67 報復焼き打ち 無法の連鎖=広岩近広』

 シベリアに出兵した田中大隊(陸軍歩兵第72連隊第3大隊、田中勝輔少佐)が、全滅した事実は、政府と軍部に強い衝撃を与えた。

(中略)

 これだけの犠牲者を出したことで、ロシア革命に乗じた干渉戦争の是非が問われたのはいうまでもない。しかし、出兵方針は変わらず、首相の原敬*67は日記に書いている。

 <田中*68陸相より西伯利地方に於(おい)ては、従来の如く過激派に反対する方針を取るべしと提議し、閣議之に決す。目下に於ては外(ほか)に取るべき手段なし>(1919年2月26日)

 かくして現地の陸軍は、焼き打ちの無差別攻撃を始める。第12師団歩兵第14連隊(小倉)の松尾勝造上等兵の「シベリア出征日記」*69(風媒社)から引きたい。

 <三月三日 夜不寝番に立ちながらバーロフカ村を見たところ、村一杯火災である。大方味方が仇討(あだう)ちにこの村を焼いているということが分かった。その火災明りのため、この村の家までが赤く照された>

 <三月四日 この村は四十軒位はあるが一人としていない。調べた結果この村より敵が出たとのことに、兵隊がそれ焼いてしまへと見るゝうちに全部に火を放った。その焼けること、木造のこととて見るゝうちに炎は天を焦(こが)し、煙は天を黒く漲(みなぎ)った。零下四十度の寒気ではあったが、村の全焼のため熱くて堪(たま)らぬ。皆村外れに離れて万歳を叫んだ。各将校はこの様を見て、「あらゝこんな大げさなことをやってはいけなかったのに、家を焼くことは厳禁されていたのだが」と今さら困った模様だったが、兵は平気なものだ><そのドウゝと燃える様昨日の怨みを晴すに適当だった>

 直木賞作家、高橋治氏は著書「派兵 第三部」(朝日新聞社)に書いている。

 <それでいながら、皇軍の恥辱にも通ずることであるらしいのは、彼等の顔色から想像出来た。

 「ソンミですよ、ソンミ。南京大虐殺ほど大規模でなかったようだが、ま、ソンミそのものといえるでしょうな」

 そう語ってくれたのは、谷五郎氏であった(第十二師団歩兵第十四連隊)>

 「ソンミ」とは、ベトナム戦争で米軍がソンミ村の住民504人を虐殺した事件(1968年)である。元日本兵の谷五郎氏が、当時を顧みてソンミ虐殺事件を引き合いに出すほどだから、シベリアの日本軍による「村落焼棄」も残虐を極めた。10カ村以上を焼き打ちし、最たる加害が「イワノフカ村事件」だった。

 高橋氏はこう記した。

 <(ボーガス注:南京事件など)帝国陸軍を極彩色で彩った“残虐”“無法”“略奪”などの特色がこの戦争から発生して来た>(次回は5月8日に掲載)

・なお、この毎日記事については

http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20180430/p1

■Apes! Not Monkeys! はてな別館『「ソンミですよ、ソンミ」』

 毎日新聞の連載「平和をたずねて」の4月24日(火)朝刊掲載分「反復された戦争(67) 報復焼き打ち 無法の連鎖」にて、以前に当ブログでとりあげたことのある『シベリア出征日記』が引用されています。私が紹介したのは1919年2月13日の日記でしたが、記事では3月3日、4日の日記が紹介されています。

 作家高橋治*70の『派兵 第三部』(朝日新聞社、1976年)から、第12師団歩兵第14連隊の元兵士の証言を含む一節が引用されています。

 「(ボーガス注:シベリア出兵での日本軍のイワノフカ村虐殺事件は、ベトナム戦争での米軍の)ソンミ(ボーガス注:虐殺事件のようなもの)ですよ、ソンミ。南京大虐殺ほど大規模でなかったようだが、ま、ソンミそのものといえるでしょうな」

を紹介しておきます。

ウィキペディアシベリア出兵」にも一部指摘がありますが、小生が以前読んだ本『初期シベリア出兵の研究』(井竿富雄、2003年、九州大学出版会)も

1)現地軍がイケイケどんどんで、当初方針を無視してどんどん奥地に侵攻していく。それを中央政府も結局容認

2)そして占領地にコルチャーク政権など、傀儡政権ぶったてる(日中戦争太平洋戦争でも満州国、汪兆銘政権などをぶったてて傀儡政権による大東亜会議まで開催)

3)建前(チェコ軍捕虜救出)は「日本の利権獲得と関係ない」が実際はどうみても利権目当て(太平洋戦争では「アジアの解放」)

4)簡単に勝てると相手(この場合、ソ連軍)をなめてたが、結局勝てなかった(さすがに太平洋戦争では英米をそこまでなめてませんが、日中戦争においては明らかに蒋介石をなめていました)

5)尼港事件(ニコラエフスク事件)の扱われ方(日本軍が「自分のやってることを棚に上げて」、相手を「非道の輩」とネガキャンしまくる)が通州事件*71の扱いに似てる

6)パルチザン相手に無茶苦茶な討伐(民間人まで虐殺したイワノフカ村事件など)をしてかえって相手の反感を助長する(日中戦争だといわゆる三光作戦

という点が「後の日中戦争太平洋戦争によく似てると思う」と書いていたかと思います。

 まあ、そういう意味ではシベリア出兵から後世の我々がいろいろ学べる点もあるのではないか。

 なお、「シベリア出兵」でググったところ、『初期シベリア出兵の研究』(井竿富雄、2003年、九州大学出版会)の他にも

・麻田雅文*72シベリア出兵:近代日本の忘れられた七年戦争』(2016年、中公新書)

・原暉之『シベリア出兵』(1989年、筑摩書房

細谷千博シベリア出兵の史的研究』(2005年、岩波現代文庫)

といった本があるようです。

*1:首相、貴族院議長、枢密院議長、韓国統監など歴任。元老の一人。

*2:著書『李朝滅亡』(1997年、新潮文庫)、『戦乱三国のコリア史:高句麗・百済・新羅の英雄たち』、『善隣友好のコリア史:朝鮮通信使と吉宗の時代』(2007年、彩流社)、『世宗大王のコリア史:ハングル創製と李朝文化』(2012年、彩流社)、『蒙古襲来のコリア史:高麗王国の悲哀と三別抄の抗戦』、『李舜臣のコリア史:秀吉の朝鮮出兵の全貌』(2013年、彩流社)など

*3:1928〜2009年。島根県八束郡鹿島町(現・松江市)出身。1959年に赤旗編集局入りし政治部長などを歴任。1986年の参院選に比例区から出馬し初当選、以後3期18年参議院議員を務めた後、2004年に引退を表明。2009年3月1日、心筋梗塞により韓国・ソウル市内にて客死。ソウルで行われた三・一独立運動90周年記念のシンポジウムで講演を行った後、夕食会で倒れた。著書『歴史に学ぶもの逆らうもの:侵略戦争と戦後政治』(1988年、新日本新書)、『侵略の歴史と日本政治の戦後』(1993年、新日本出版社)、『日本の侵略と膨張』(1996年、新日本出版社)、『日清戦争から盧溝橋事件』(1998年、新日本出版社)、『史実が示す日本の侵略と「歴史教科書」』(2002年、新日本出版社)、『総点検 日本の戦争はなんだったか』(2007年、新日本出版社)、『ILOの創設と日本の労働行政』(2009年、大月書店)、『日韓基本条約が置き去りにしたもの:植民地責任と真の友好』(2014年、大月書店)など(ウィキペ『吉岡吉典』参照)

*4:習仲勲のこと

*5:毛沢東のこと

*6:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*7:著書『草原と馬とモンゴル人』(2001年、NHKブックス)、『モンゴル草原の文人たち:手写本が語る民族誌』(2005年、平凡社)、『チンギス・ハーン祭祀』(2005年、風響社)『墓標なき草原(上)(下):内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(2009年、岩波書店)、『続・墓標なき草原:内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(2011年、岩波書店)、『中国とモンゴルのはざまで:ウラーンフーの実らなかった民族自決の夢』(2013年、岩波現代全書)、『植民地としてのモンゴル:中国の官制ナショナリズムと革命思想』(2013年、勉誠出版)、『ジェノサイド文化大革命内モンゴルの民族問題』(2014年、勉誠出版)、『モンゴルイスラーム的中国』(2014年、文春学藝ライブラリー)、『チベットに舞う日本刀:モンゴル騎兵の現代史』(2014年、文藝春秋)、『狂暴国家中国の正体』(2014年、扶桑社新書)、『日本陸軍モンゴル:興安軍官学校の知られざる戦い』(2015年、中公新書)、『モンゴル人の民族自決と「対日協力」:いまなお続く中国文化大革命』(2016年、集広舎)、『「中国」という神話:習近平「偉大なる中華民族」のウソ』(2018年、文春新書)など

*8:ソ連共産党書記長

*9:全人代常務委員長、国家主席など歴任

*10:副首相、党副主席、人民解放軍総参謀長などを経て国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*11:党副主席、副首相など歴任

*12:文革の場合、毛沢東、劉少奇、周恩来、トウ小平のうち、やる気満々なのは毛沢東だけで、劉少奇やトウ小平に至っては失脚させられますからね。

*13:党総書記

*14:中国のナショナルセンター・中国総工会の機関紙

*15中国共産主義青年団(共青団)の機関紙

*16:文革の中心人物の一人。文革中の1975年に死去(死去当時、党中央政治局常務委員、全人代常務副委員長)。文革終了後の1980年に、林彪・江青反革命集団の一員として党から除名された。

*17:文革で失脚するが後に復権。党中央軍事委員会第一副主席、国家主席など歴任

*18:党中央組織部長、党中央宣伝部長などを経て党総書記

*19京都大学教授。著書『中国共産党成立史』(2001年、岩波書店)、『革命とナショナリズム(シリーズ中国近現代史3、1925-1945)』(2010年、岩波新書)、『赤い星は如何にして昇ったか:知られざる毛沢東の初期イメージ』(2016年、臨川書店)など

*20:現在、邦訳はちくま学芸文庫

*21:とはいえ毛沢東の文革も相当無茶ですからねえ。楊としては「毛沢東の文革での無茶さ」と「日本ウヨの毛沢東への激しい憎悪」から「劉志丹暗殺・毛沢東黒幕説」という与太でもウヨに信用してもらえると思ってるのでしょう。

*22:劉志丹が公然と毛に刃向かってきたのでぶっ殺しました、つうならともかく楊の文は明らかにそうじゃないですからねえ。

*23:「それ(解放直後のダライ謀殺)やってたら今チベット問題なんてとっくの昔に解決(?)してるよね。毛も後腐れなくダライ14世を解放直後に(以下自主規制)」とか冗談でも俺が言ったらid:Mukkeさん、id:noharra先生、I濱女史、阿部治平とかマジギレするんでしょうねえ。まあマジレスすると、「病死に見せかける」など、どんなに偽装行為をしたところで、むしろそんな暗殺をしたら、かえって収拾がつかなくなると思いますが。

*24:山西都督、山西省政府主席を歴任。国共内戦では蒋介石と共に台湾に逃亡。

*25:ちなみに旧日本陸軍だと「上官のいじめが酷い」のでマジでそういうこと(いじめ被害者である部下によるどさくさ紛れの上官殺し)があったなんて話を聞いたことがありますがどんなもんなんですかね。ああそれとオリバー・ストーンの「プラトーン」ではそういう「米兵による仲間殺し」がありましたね(ウィキペプラトーン」にも大まかな内容は書いてあります。)

*26:まあ仮に進撃が無茶だとしてもそれだけでは当然ながら「暗殺目的」なんて認定できません。

*27:まあ、ウィキペの記述「閻錫山軍と戦って敗北し戦死」と楊の発言「毛沢東の暗殺」を矛盾なく理解するにはこうした俺のような理解「閻錫山軍の犯行に見せかけてどさくさまぎれに殺害」、「閻錫山軍は毛沢東の手先」「山西省に進撃させたこと自体が無茶で、実は閻錫山を利用した暗殺目的」のどれかしかあり得ないでしょうね(何つうか俺も無理にこんな解釈をするなんて「楊に対する善意(?)」にあふれてる気がします)。もちろん一番可能性が高いのは「楊のデマ」でしょうが。

*28:社会党書記長を経て委員長

*29:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相。戦後、自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相

*30:つうか「反右派闘争」「大躍進」「文革」という「毛が実際にやったこと」だけでも十分、毛批判可能でしょうに「劉志丹暗殺」とか毛がやってもいないことをでっちあげるとか「楊よ、お前どんだけ毛沢東嫌い&デマ野郎よ?」ですよねえ。

*31:著書『宮本武蔵』(朝日文庫)、『新選組血風録』(角川文庫)、『項羽と劉邦』、『関ヶ原』、『豊臣家の人々』(新潮文庫)、『空海の風景』(中公文庫)、『最後の将軍・徳川慶喜』、『人斬り以蔵』、『義経』、『龍馬がゆく』(文春文庫)など

*32カンボジア首相、カンボジア共産党書記長

*33:広東省の省都

*34福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相を経て第四次安倍内閣文科省

*35:祖父は国場組創業者の国場幸太郎。沖縄県議を経て衆院議員

*36海軍次官連合艦隊司令長官、海軍軍令部長、侍従長、枢密院議長などを経て首相

*37:東条、鈴木内閣で外相。戦後、東京裁判で禁固20年の判決を受け、服役中の1950年に病死。1978年、死刑となったA級戦犯(東条英機元首相など)や、裁判中、病死したA級戦犯(松岡洋右元外相など)、服役中、病死したA級戦犯(小磯国昭元首相など)と共に「昭和殉難者」として靖国神社に合祀。

*38検事総長、大審院長、第二次山本内閣司法相、第二次近衛内閣内務相、首相、枢密院議長など歴任。戦後、東京裁判で終身刑の判決を受け、服役中の1952年に病死。1978年、他の、死刑となったA級戦犯(東条英機元首相など)や、裁判中、病死したA級戦犯(松岡洋右元外相など)、服役中、病死したA級戦犯(小磯国昭元首相など)と共に「昭和殉難者」として靖国神社に合祀。

*39トルーマン政権国務長官

*40警視総監、鈴木内閣内務相など歴任

*41検事総長、小磯、鈴木内閣司法相を歴任。

*42:鈴木内閣で陸軍大臣

*43:第一次近衛内閣文相、厚生相、平沼内閣内務相、内大臣など歴任。戦後、A級戦犯として終身刑判決を受けるが1955年に仮釈放。

*44:元農林次官。第2次近衛内閣農林相、鈴木内閣農商相を歴任

*45:第2師団長、第6軍司令官など歴任

*46:南満洲鉄道総裁、鈴木、東久邇宮内閣運輸相など歴任

*47朝日新聞専務、副社長、鈴木内閣内閣情報局総裁など歴任

*48:第3次近衛内閣商工相、鈴木内閣国務相(無任所)を歴任

*49:著書『朝鮮人強制連行』(2012年、岩波新書)など

*50:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣総務相など歴任

*51:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)などを経て民主党代表

*52:野田内閣で国家公安委員長

*53小泉内閣国家公安委員長、財務相、自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相、自民党幹事長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*54:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相、民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)などを経て立憲民主党代表

*55:ただし個々の在日がそれらのケースに該当するかどうか、それとも『完全な自由意志(?)かどうか』は今更確認しようがおそらくないでしょう。

*56:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理・財務相

*57:著書『本当は戦争で感謝された日本:アジアだけが知る歴史の真実』(2018年、PHP文庫)など

*58:いわゆる明石工作は「日露戦争勝利やポーランドの独立」という意味では成果に乏しいと言うのが通説のようです(ウィキペ明石元二郎」参照)。

*59:後に首相(国防相兼務)

*60:第一次桂、第一次西園寺、第二次桂内閣陸軍大臣、朝鮮総督などを経て首相

*61:第二次大隈、寺内、原、高橋内閣海軍大臣を経て首相

*62:第四次伊藤、第一次西園寺、第三次桂、第二次大隈内閣外相などを経て首相

*63:占領中にオハ油田開発している以上、どう見ても本心ではありませんが。

*64:北樺太のオホーツク海側で最初に開発された油田である。日本が保障占領中(1920〜1925年)に石油生産を開始し、日ソ基本条約締結(1925年)で施政権がソビエト連邦に返還された後も日本が採掘権を維持した。しかしソ連側が人員や物資の出入りを制限するなどの操業妨害をしばしば行ったことから、日本にとっての経済価値はあまり大きくなかったといわれる。1941年に日ソ中立条約締結の条件としてソ連に返還された。現在では採掘量が減少し、生産はほとんど行われていない。事実上廃鉱と言えるが、これに対し、埋蔵量が減少したのではなく、老朽化した施設を更新する事によって生産量を回復させることができるとの説もある。しかし実際には、より生産性の高いサハリンプロジェクトの進行によって、このような意見は顧みられていない(ウィキペ「サハ油田」参照)。

*65:斎藤氏については白井久弥『ドキュメントシベリア抑留:斎藤六郎の軌跡』(1995年、岩波書店)など参照

*66:著書と言っても松尾氏が風媒社から刊行したわけではなく、松尾日記を発掘した高橋治氏が風媒社から刊行したのですが。

*67:第四次伊藤内閣逓信相、第一次西園寺、第二次西園寺、第一次山本内閣内務相などを経て首相

*68:原、第二次山本内閣陸軍大臣や首相を務めた田中義一のこと。

*69:これについてはApes! Not Monkeys! はてな別館『『シベリア出征日記』』(http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20070106/p1)参照

*70:1977年、シベリア出兵を描いた『派兵』全4部(1973〜1977年、朝日新聞社)により泉鏡花記念金沢市民文学賞受賞。1982年、小津安二郎監督の生涯を描いた『絢爛たる影絵:小津安二郎』(1982年、文藝春秋→後に1985年、文春文庫、2010年、岩波現代文庫)で直木賞候補。1983年、釣師の世界を描いた、『秘伝』(1984年、講談社→1987年、講談社文庫)で第90回直木賞受賞。著書『蕪村春秋』(2001年、朝日文庫)、『純情無頼:小説阪東妻三郎』(2005年、文春文庫)など(ウィキペ「高橋治」参照)。

*71通州事件については■「通州事件」:直接の引き金(http://www.geocities.jp/yu77799/tuushuu/tuushuu2.html)、■「通州事件」への視点(http://www.geocities.jp/yu77799/tuushuu/tuushuu1.html)参照

*72:著書『中東鉄道経営史:ロシアと「満洲」・1896-1935』(2012年、名古屋大学出版会)、『満蒙:日露中の「最前線」』(2014年、講談社選書メチエ)、『日露近代史』(2018年、講談社現代新書)など

リベラルリベラル 2018/04/30 07:54 井上和彦はニュース女子のデタラメ報道以降も懲りずにデマを流すクズですね。
軍事ジャーナリストを名乗ってますが、実態は軍需用品納入業者の「双日エアロスペース」社員です。身分も偽っています。

アンドリュー・バルトフェルドアンドリュー・バルトフェルド 2018/04/30 17:00 ポーランドの政権が極右に乗っ取られているから、ああいう迎合が当然と言えば当然ですね。
「ブラック・アース(上下巻)」(慶應大学出版会)を読んでいますが、ポーランドがナチスに加担してきたことも書かれています。

>歴史修正主義
青木理の「情報隠蔽国家」を立ち読み(連休明けには買います)してきましたが、ネトウヨが保坂正康を嘘つき呼ばわりしていると知って余計に腹立たしさを感じています。
実物は見ていませんが差別扇動書籍として国連を叩いている書籍も知りました。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2018/04/30 17:32 リベラルさん
>井上和彦

 「アニメ版美味しんぼの山岡役」の声優と同姓同名なのが俺的になんともかんとも。

アンドリュー・バルトフェルドさん
>ポーランドの政権が極右に乗っ取られているから、ああいう迎合が当然と言えば当然

 左派政権だとまた違うんですかね。どっちにしろ外国政府首脳がウヨにこびるのは勘弁してほしいですね。「安倍のパール判事礼賛に適当に調子あわせたらしい」インドのモディ首相とか。

>保坂正康を嘘つき呼ばわり

 まあ保坂なんて昭和天皇については見方が相当甘いし、ウヨが敵視するのはなんだかなあと思います。

>国連を叩いている書籍

 まあ慰安婦問題や南京事件では絶対に国連はネトウヨの立場に立ちませんからねえ。当たり前なんですけど。

リベラルリベラル 2018/04/30 19:27 bogus-simotukare さん
確かに、検索すると(声優)、(軍事ジャーナリスト)と出てきますね。

近畿の野次馬近畿の野次馬 2018/05/02 22:21 > 「アニメ版美味しんぼの山岡役」の声優と同姓同名なのが俺的になんともかんとも。
僕も最初見た時は、別人だと知らず(別人であってほしいと思いましたが)衝撃を受けました。アホトラもといウルトラマンダイナの主人公役の人が自民党に甘い言動してると知った時と同じくらいね(笑)
ところで在日朝鮮人kinchanって人のブログをごぞんじでしょうか。あそこでもダライ厨のドMッ毛同様のわからず屋が、在日(文脈からして朝鮮人でしょう)を遺伝子レベルで腐敗した民族だから人さらいもレイプも日常茶飯事みたいなことを抜かしてます。僕や他の人が「根拠不明」「どこの学会の雑誌?いつ出たの?」と具体例を聞いてもはぐらかしてばかりいます。
ついでに僕に対する下手くそな悪口を同一内容で20回もレスしてました。スクショ撮っとこう。(笑)

近畿の野次馬近畿の野次馬 2018/05/02 22:23 追伸
奴がわめいてる記事はここです、勇気があったら自己責任でご覧ください(苦笑)まあkinchanにもブログを放置しないでコメント管理して下さいと頼んでいるのですがねえ。
http://d.hatena.ne.jp/dattarakinchan/20110114/1295017794#c

アンドリュー・バルトフェルドアンドリュー・バルトフェルド 2018/05/03 00:17 声優と言えば、緒方恵美が野党disのツィートをしてネトウヨに喝采されるという体たらくを晒していました。

「元々ああいう人だ」とか「フリーになったのは事務所にいられないことをしたから」という指摘が見られましたので地金を隠さなくなったということでしょう。

〉つるの
親学にどっぷり浸かっていますね。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2018/05/03 01:31 近畿の野次馬さん
>遺伝子レベルで腐敗した民族

 それはむしろ加計森友疑惑・安倍なんか生み出した日本人じゃないんですかねえ(自虐&自嘲)。

>緒方恵美が野党disのツィートをしてネトウヨに喝采

 新世紀エヴァンゲリオン(主役・碇シンジ)で世間的に有名になった人ですね(正直、あまりアニメ声優には詳しくないし興味もないのですが)。
 全く残念な人ですね。

2018-04-27

今日の産経ニュース(4/27分)ほか(追記・修正あり)

| 21:58 |

日経新聞『平和条約締結へ「好機」 二階氏*1ロシアで講演、日ロ与党交流へ協定書』

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2993979027042018EA3000/

 何というか「お前は何を言ってるんだ!」ですね。

 単に日露友好や日露経済交流の進展なら解ります。しかし「日露平和条約」が戦後ずっと締結できなかったのは歴代自民党政権が「平和条約締結の前に四島返還」という話にしていたからです。

 つまりは「平和条約を締結する」には、

1)四島返還のめどがついたか

2)四島返還と平和条約をリンクさせてきた今までの態度を日本がやめ「四島返還なしの平和条約」をめざすかどっちかでしょうが、どっちにしろ「そんな可能性があるのか?」ですね。

 1)をプーチンがやる気があるようには見えませんし、2)をやって日本側関係者が納得するとも、日本側関係者の反対を押し切って安倍が2)するとも思えません。


【ここから産経です】

自民麻生、竹下*2両派が会談、「厳しい時こそ政権支える」

https://www.sankei.com/politics/news/180427/plt1804270047-n1.html

 野党との政策的対立ならまだしも「安倍の個人的不祥事(加計森友)」で厳しいのに何で安倍おろしもしないで「支える」なんてバカなことを言うのか。とっとと石破や石原、岸田などに交代した方が国益はもちろん自民の将来にとってもいいと思いますが。


■【民進・希望合流】岡田克也氏、安住淳氏らが民進離党表明 「国民民主党」への不参加相次ぐ

https://www.sankei.com/politics/news/180427/plt1804270039-n1.html

 民進党岡田克也*3常任顧問と安住淳*4財務相鉢呂吉雄*5経済産業相福田昭夫元総務政務官は27日、希望の党と結成する新党「国民民主党」に参加せず、民進党を離党する考えを明らかにした。

 当初から予想されたことですが、こう不参加者が続出で、そのうちのかなりの部分は立民入党希望では立民の力が強まり「国民民主党が沈没する」だけでしょう。


■【民進・希望合流】「前原誠司*6とやれない」民進福田昭夫*7衆院議員も新党不参加、離党へ

https://www.sankei.com/politics/news/180427/plt1804270031-n1.html

 自業自得ではありますが、前原も本当に嫌われたもんです。


■【財務次官セクハラ疑惑】福田淳一次官セクハラ認定は「遅きに失した」公明山口那津男*8代表

https://www.sankei.com/politics/news/180427/plt1804270026-n1.html

 さすがに福田擁護はしなかったものの、当初、福田処分に乗り気でなかった安倍や麻生に恨まれるのを恐れて、「処分しろ」とも何とも言わないで、態度表明から逃げ続けた人間が全くふざけています。支持者層から「公明党は福田をかばうのか」などと言われ慌ててごまかしに走ってるのでしょう。「遅きに失した」のは山口氏ら公明党とて同じ話です。


■【財務次官セクハラ疑惑】会見詳報(2)テレ朝女性社員以外の被害は「具体性なかった」

https://www.sankei.com/affairs/news/180427/afr1804270031-n1.html

 テレ朝の発表がなかったら居直る気だったのか、と心の底から呆れます。

伊藤氏

「5300万円から141万円を自主返納する。辞めた人に減給処分はできない。」

 「なんだよ、減給処分じゃないのかよ!。自主返納を求めるのかよ!」ですね。

 「減給処分はできない」て、だったら「何で辞表を受理したのか」ということです。

 福田が「俺はセクハラなんかしてない。だから自主返納なんかしない」と居直ったらどうする気なんでしょうか?。それとも既に納得させてるのか?。それにしても「5300万を約半額の2700万円にする」などとういうならまだしも、「5300万」から「141万」ぽっち引いたところで到底厳罰とはいえないでしょう。減給処分などと言うのが恥ずかしいレベルです。

 人事院規則の認定について、「わいせつ言論を繰り返した職員は停職または減給とする」とするのもあるが

 辞表を受理せず「人事院規則による懲戒をすべきだった」つう批判はもはや避けられないでしょう。


■福田氏、退職金減額へ セクハラ確認、処分相当 財務省調査

https://www.sankei.com/economy/news/180427/ecn1804270004-n1.html

■【財務次官セクハラ疑惑】福田淳一氏のセクハラあった 財務省が会見で認定 退職金を減額

https://www.sankei.com/affairs/news/180427/afr1804270023-n1.html

■【財務次官セクハラ疑惑】会見詳報(1)矢野官房長「福田氏から十分な反証反論はない」事実を認定 調査は打ち切り

https://www.sankei.com/affairs/news/180427/afr1804270025-n1.html

 辞表を受理したことへの評判があまりにも悪いから退職金だけは減額しようぜと言う全く論理も何もない話です。

 そんなんだったら、なぜ辞表を受理したのか。受理からこの産経記事までほとんど間はありません。だったら受理を保留すればいいでしょうに。大体辞表受理なんかすれば評判が悪くなることぐらい十分予想できたし「退職金支払いを保留」するなら辞表受理自体を最初から保留すればいいでしょうに。

 「名乗り出ないと認定できない」云々は何だったのか。テレ朝女性記者氏は「会社には名乗り出た」ものの、財務省の調査を受けたわけではない。

 「セクハラが認定できる」つうなら当然ながら「セクハラはしてない」「週刊新潮への法的措置(名誉毀損による民事訴訟)も考える」という福田次官は嘘つきだったことになります。その嘘について懲戒処分も何もしないで退職金減額だけすればいいと思ってるのか。

 麻生財務相がさんざん福田をかばっていたことについて、麻生謝罪もなければ、安倍による麻生大臣更迭も何もないのか。

 「とにかく理屈などどうでもいい、退職金減額すれば少しは世論も収まるだろう」てセクハラ被害者や政権批判派(典型的には野党議員野党支持者)を馬鹿にするのも大概にしろという話です。

 こうした対応で安倍晋三政権は早期の幕引きを図りたい考えだが、自民党議員らのセクハラ発言も相次いでおり、曲折も予想される。

「幕引きしか考えてないのか!」

「建前でも被害者の気持ちについて触れないのか!」

「『被害者に申し訳ないことをした』とセクハラ謝罪した山口達也&ジャニーズ事務所以下の対応しか政府がしない、できないってどういうことだ!」ですよねえ。

それにしても産経の言うセクハラ発言とは

https://www.sankei.com/column/news/180426/clm1804260003-n1.html

与党自民党セクハラ問題への対応には目を覆いたくなる。

「ある意味で犯罪」。

 下村博文文部科学相は、財務省福田淳一事務次官とのやりとりを録音して週刊誌に渡した女性記者の行為について、講演会で述べた。

 ▼長尾敬衆院議員は自身のツイッター野党の女性議員らの写真を添付して、「私にとって、セクハラとは縁遠い方々」と書き込んだ。

「(福田氏は)はめられて訴えられたとの意見も世の中にはある*9」。

 極めつきは、麻生太郎*10財務相の発言である。

 ▼政権運営という仕事に参加するから、「与党」と呼ばれる。これでは、政権にダメージを与えているだけではないか。

産経が以前批判した下村や長尾、麻生の発言なんでしょうねえ。この件では「麻生大臣更迭を主張しないものの」産経麻生らをあまりかばう意思はないようです。

*1:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て幹事長

*2:第三次安倍内閣復興相、自民党国対委員長(第二次安倍総裁時代)などを経て自民党総務会長

*3鳩山菅内閣外相民主党幹事長(管代表時代)、野田内閣副総理行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、民主党代表など歴任

*4野田内閣財務相民進党国対委員長岡田代表時代)、代表代行蓮舫代表時代)など歴任

*5民主党国対委員長(菅代表時代)、野田内閣経産相など歴任

*6鳩山内閣国交相菅内閣外相野田内閣国家戦略担当相、民主党政調会長(野田代表時代)、民進党代表など歴任

*7:元栃木県知事。野田内閣総務大臣政務官

*8公明党参議院国会対策委員長政務調査会長などを経て代表

*9:本気でそう思うのならなぜ退職金支払いを差し止めてるのかという話です。そもそもこの麻生の暴言、女性記者側から名誉毀損で訴えられても文句は言えないでしょう。

*10:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相第一安倍内閣外相自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理財務相

2018-04-26

今日の産経ニュース(4/26分)(追記・修正あり)

| 21:58 |

■「消費税14%に」 小林喜光*1同友会代表幹事

https://www.sankei.com/economy/news/180426/ecn1804260048-n1.html

 もはや財界は「景気などどうでもいい、法人税が安ければそれでいい」という価値観なんでしょう。

 「日本で売れなくても海外で売ればいい」と思ってるんでしょうか?


山口達也メンバーが謝罪会見 芸能活動無期限謹慎 涙で「世の中を騒がせてしまった」

https://www.sankei.com/entertainments/news/180426/ent1804260008-n1.html

 とはいえ、

1)「報道が事実なら幸いにもレイプにまではいってない」ようですし、

2)被害者との間には示談が成立し「被害者の両親」は「芸能界引退までは望んでない」とコメントしているようですし、

3)ジャニーズ解雇する気はないようですし、

彼が二度とこの種の問題を起こさなければいずれは(TOKIOの一員として?)復帰するのでしょうね。

 しかし「さんや氏などの敬称はつけづらい」「とはいえ呼び捨てや容疑者ジャニーズの反発を買いそうで怖い」つうことで「メンバー」なんでしょうが変な呼び方だと思います。

【追記】

ジャニーズ事務所、「TOKIO」山口達也さんとの契約解除 退職願を受理

https://www.sankei.com/entertainments/news/180506/ent1805060011-n1.html

 仮に「ほとぼりが冷めた頃に再契約する予定」だとしても相当厳しい処分とはいえるでしょうね。


■「野党は猛省を」「奇妙な状況」 自民党野党の欠席戦術を非難 粛々と審議進める方針

https://www.sankei.com/politics/news/180426/plt1804260051-n1.html

 俺個人は「審議拒否が絶対にだめだ」とはいいませんが、自民党居直りを考えるに、「今のまま審議拒否を続けていていいのか」つう疑問は感じます。

 伊吹文明*2衆院議長は二階派会合で「麻生氏が辞任しなければ国会を動かさないというのは三権分立上、非常におかしな話」と指摘した。

 言ってる意味がさっぱりわからないですね。三権分立と何か関係があるのか。

 小泉進次郎筆頭副幹事長も党本部で記者団に「野党国会に出てこなくて、一部では解散がささやかれている。解散は本来、野党にとって政権を倒すチャンスなのに『解散を恐れおののく野党』というすごく奇妙な状況だ」と皮肉った。

 そうやって野党をこけにすることが支持者に受けるんですかね?。まあ、小泉jrもくだらない人間ですね。野党解散論を批判してるのは「疑惑隠しの解散なんて筋が通らない」からであって「解散を恐れてる」といってこけにする話ではないでしょう。

 つうかオヤジの小泉*3元総理だって解散論には否定的なのに。

 ただ、党内には「行政閣僚がつまらないことで政治不信をあおっている」(石原伸晃*4経済再生担当相)などと政権の緩みに警鐘を鳴らす声もある。

 石原の発言は「政権の緩み」つう話ではないでしょう。そもそも「石原が批判する」麻生失言も「気の緩み」ではなく「麻生セクハラ認識が酷い」つう話ですし。産経が「気の緩み」として免罪したいだけの話です。しかし、「麻生財務相」とまではいわないものの、「閣僚政治不信を煽ってる」とは石原もずいぶんといったもんです。まあ、首相本人が「そんな麻生をかばうこと」や「加計森友疑惑」で政治不信を煽っていますが。


安倍晋三首相「柳瀬氏は説明を」 加計学園問題

https://www.sankei.com/politics/news/180426/plt1804260033-n1.html

 「野党証人喚問要求に応じる」でもなければ、「政権として柳瀬氏に事情聴取する」でもなく「柳瀬氏が自主的になんらかの形で説明した方がいいと思う」に過ぎないあたり安倍らしいでたらめぶりです。


学習指導要領超える性教育は保護者の了解を 都教委

https://www.sankei.com/life/news/180426/lif1804260031-n1.html

 全面禁止よりマシとはいえ「おいおい」ですね。


■【政界徒然草】「主戦か、禅譲か」総裁選対応で揺れる岸田文雄氏は“飛べる男”になれるか

https://www.sankei.com/premium/news/180426/prm1804260005-n1.html

 安倍からの禅譲狙いで「外相政調会長」を務めてきたが、「安倍から干されてる石破*5幹事長」の方が世論調査では支持されてるし、これでは仮に総裁選になったら石破に勝てないのではないか、今のままでいいのかと「岸田氏が揺れてる」つう話です。こういう話が出てくること自体、安倍応援団・産経危機感の表れでしょう。


■【竹島を考える】「独島朝鮮民族固有の領土」北が韓国共闘、日本は「お家騒動」の場合か 下條正男拓殖大教授

https://www.sankei.com/west/news/180426/wst1804260002-n1.html

加計森友疑惑追及を「お家騒動」と茶化すあたりさすが安倍応援団産経です。自民党内の党内抗争じゃないんだからお家騒動じゃないでしょうに。

・ぶっちゃけた話、共闘つう程の話ではありません。

 そもそも韓国北朝鮮的には「独島朝鮮民族固有の領土」つうのは彼らにとって「当たり前の常識」のわけで「当たり前の常識について簡単に対話しました」程度の話でしか今のところありません。

 韓国側や北朝鮮竹島問題で攻勢をかけてきたのは、今年1月に日本政府東京日比谷公園内に「領土主権展示館」を開設し、3月には高校の学習指導要領竹島問題を記載したからである。

 独島を「朝鮮民族固有の神聖な領土」とする北朝鮮側と、独島を「民族の自尊心」とする韓国側から見れば、それは日本政府による挑発としてしか映らない。

 歴代自民党政権日韓関係に配慮してそんなことしてないのに、安倍政権日比谷公園内に何でそんなもんつくるのか。どう見ても挑発以外の何物でもないでしょう。

 外交には駆け引きがあることは分かるが、「強く抗議」し、「遺憾に思う」だけでは事態は進展しない。このような時は抗議ではなく、韓国の教育文化体育観光委員会所属の国会議員らに対して、独島韓国領である証拠を示させるための公開質問状ぐらいは、河野外相から康外相に手渡してもよかったのである。

 そんなことをすれば日韓関係がさらに悪化するだけです。全く非常識です。

 日韓の子供たちが、互いに憎しみ合うような教育はすべきではない。

 といいながらなぜか安倍政権竹島教育を支持する産経です。言ってる意味がわかりません。

 竹島問題を解決することができなければ、日本は尖閣問題や北方領土問題を解決できない

 それぞれ「同じ領土問題とはいえ」相手国も歴史的経緯も違う別々の問題なのでそんな論理的関係には全くありません。つうか「日本が実効支配している尖閣」と「外国が実効支配してる竹島北方領土」、「無人島尖閣竹島」「人が住んでる北方領土」を一色くたにするのはいかがなものか。

 竹島問題の解決は、森友学園問題や加計学園問題とは比較にならないほど最重要課題である。

 全然次元の違う問題じゃないですか。詭弁で不正追及を誹謗するのもたいがいにしてほしい。

 大体、細川政権の時は細川・佐川急便疑惑を、民主党政権の時は小沢・西松疑惑を騒いでたのが産経なのに全くふざけています。


■【産経抄】4月26日

https://www.sankei.com/column/news/180426/clm1804260003-n1.html

与党自民党セクハラ問題への対応には目を覆いたくなる。

「ある意味で犯罪」。

 下村博文文部科学相は、財務省福田淳一事務次官とのやりとりを録音して週刊誌に渡した女性記者の行為について、講演会で述べた。

 ▼長尾敬衆院議員は自身のツイッター野党の女性議員らの写真を添付して、「私にとって、セクハラとは縁遠い方々」と書き込んだ。

「(福田氏は)はめられて訴えられたとの意見も世の中にはある*6」。

 極めつきは、麻生太郎*7財務相の発言である。

 ▼政権運営という仕事に参加するから、「与党」と呼ばれる。これでは、政権にダメージを与えているだけではないか。

 「安倍批判はしてない」「麻生更迭は主張してない」「人権擁護、セクハラ被害者救済、真実追究、正義の実現(悪人への厳罰)といった話を建前論ですらせず、『与党政権運営にダメージガー』としかいわない」という問題点があるとはいえ、下村や麻生に対し「目を疑う非常識な言動」「与党議員自覚がない」と産経批判しています。

 加計森友での「自民擁護&批判派への居直り」などとの違いにはびっくりです。

 産経はあのセクハラについて「疑惑ではなく事実」「福田への処分がぬるい」「福田擁護しようとする麻生や下村はバカだ」と認識してるようです。

 まあ確かにそうですが、そこには「世論の政権批判へのおびえ」と「なぜ福田の個人的犯罪をそこまでしてかばう!。お前ら福田をかばうどんな理由があるんだ?」といういらだちがあるように思います。

*1:三菱ケミカルホールディングス取締役社長、三菱化学取締役会長

*2:橋本内閣労働相、森内閣国家公安委員長第一安倍内閣文科相自民党幹事長(福田総裁時代)、福田内閣財務相衆院議長など歴任

*3:宮澤内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*4小泉内閣国交相自民党政調会長第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*5小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*6:本気でそう思うのならなぜ退職金支払いを差し止めてるのかという話です。そもそもこの麻生の暴言、女性記者側から名誉毀損で訴えられてもん文句は言えないでしょう。

*7:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相第一安倍内閣外相自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理財務相

2018-04-25

今日の産経ニュース(4/25分)(追記・修正あり)

| 21:58 |

■「孔子学院シャープパワー」 全米民主主義基金副会長のクリストファー・ウォーカー氏インタビュー

https://www.sankei.com/world/news/180426/wor1804260003-n1.html

 まあ孔子学院悪口雑言て非常識にもほどがありますね。要するに「全米民主主義基金(NED)=米国国家基本問題研究所」「ウォーカー氏=米国版・産経文化人(櫻井よしこ国家基本問題研究所理事長や田久保忠衛日本会議会長など)」なんでしょうけど。

 それにしても「シャープパワーて何やねん?」ですね。

https://www.tbsradio.jp/227727

 忙しい朝でもニュースがわかる「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月〜金、6:30-8:30)8時からは、話題のアンテナ「日本全国8時です」。

 全国ネットで、日替わりゲストとともに放送。毎週木曜日は、東京大学名誉教授、月尾嘉男さん*1の「雑学コラム」!

 2月22日(木)は「世界に登場してきたシャープパワー」

 「シャープパワー」について紹介したいと思います。

 簡単に説明すれば、相手国の社会制度や文化伝統などを鋭利な、すなわちシャープな刃物で切り裂くように分断し、自国に有利な状態を作る戦略のことです。

 去年11月に、アメリカの研究機関「全米民主主義基金(NED)」という組織の2人の研究者が、中国ロシアという独裁(オーソリタリアン)国家の戦略をシャープパワーと名付けた論文を発表し、それを欧米のメディアが取り上げるようになり、注目されるようになりました。

(中略)

 未来学者のアルビン・トフラー*2、カーター大統領の特別補佐官であったズビグニュー・ブレジンスキー*3ハーバード大学政治学者ジョセフ・ナイ*4などの見解が有名ですが、要約すれば、冷戦構造が崩壊するまでは、「軍事力(ハードパワー)」が国力であったが、70年代以後の「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の時代は「経済力(エコノミックパワー)」が重要でした。

 しかし、90年代のバブル経済の崩壊とともに、ジョセフ・ナイが提唱した「文化力(ソフトパワー)」が重要だと言われるようになりました。ソフトパワーは自国の文化や制度を外国に浸透させ、友好的な関係を構築するという戦略で、その本質は魅力(アトラクティブネス)と説明されています。これは人材、物資資金、情報などを自国に有利になるように他国に提供したり、他国から受け入れるということです。

 その影響で登場したのがイギリスの「クール・ブリタニア」や日本の「クール・ジャパン」で自国の文化を積極的に海外に売り出すということでした。ところが、最近になり、中国ロシアという独裁国家の新しい戦略が登場し、これを冒頭に紹介した研究機関の研究者が「シャープパワー」と名付け、話題になりはじめたというのが現状です。

といわれても意味がよくわかりません。全然説明になっていない。

 孔子学院の何が「分断」なのか。まあ、「親中派反中国派」は分断されるかもしれませんが、それ「相手国の社会制度や文化伝統などを鋭利な、すなわちシャープな刃物で切り裂くように分断」つう話じゃないでしょう。

 結局「違法でも不当でも何でもない行為」に言いがかりをつけるために「発明された概念」がシャープパワーにすぎないんじゃないか。違法、不当な行為ならそれこそ「これこれこういう点が違法で不当です」といえば済むことで、シャープパワーなんて言う必要ないですから。シャープパワーなんて言われても、こちらが想像するのは「家電メーカーのシャープ」「シャープペンシル」なんですが。

 2010年のノーベル平和賞中国人権運動の活動家で何度も投獄された経験があり、当時も獄中にあった劉暁波*5に贈られ、ノルウェーノーベル委員会は劉氏の釈放を中国に求めました。

 これはノーベル賞の歴史上、中国在住の中国人として初めての受賞で、かつ獄中にあった人物に授与した最初の例でした。

中国在住の中国人として初めての受賞」

 まあ中国人の定義にもよるでしょうが、例えば「中国人に該当すると理解できる劉以前の受賞者」の中では「1989年平和賞受賞者のダライ・ラマ」はインド在住ですし、「2000年文学賞受賞者の高行健*6(ただし受賞時はフランス国籍帰化)」はフランス在住です。

 なお、その後「中国在住の中国人の受賞」としては「2012年文学賞莫言*7」「2015年医学生理学賞の屠ユウユウ」がいます(ウィキペディア中国人華人ノーベル賞受賞者」参照)。

「獄中にあった人物に授与した最初の例」

 あれ、サハロフ(1975年の平和賞、ソ連)は、アウン・サン・スーチー(1991年の平和賞、ミャンマー)は、マンデラ1993年の受賞、南アフリカ)は?、と思うところですが、彼らは「迫害されてても軟禁で投獄じゃない(サハロフやスーチー)」「投獄されていたが、受賞時点では釈放(マンデラ)」などといったことのわけです。

 しかし、中国は「内政干渉は許さない」とか「ノーベル平和賞は西側の利益の政治的な道具である」などと強硬に反発しただけではなく、ノルウェーから輸入していた養殖サーモンの輸入制限をするなど経済制裁を実施。

 ノルウェーは新政権ソルベルグ首相外務大臣と貿易産業大臣を伴って、去年4月に中国を訪問して習近平*8国家主席に面会し、「今後、中国の核となる問題については批判しない」という声明に署名して、ようやく関係が修復されました。

 エコノミックパワーを利用して、自国の制度や文化を押し通すとともに、相手国の制度や文化を切断したシャープパワーというわけです。

 id:Mukkeさんが失言したあげく、はてなブログからトンズラする羽目になった「ノルウェーに霞を食えとはいえない」案件ですね。

 それはともかく、自らの要求を通すため、圧力を掛けるなんてのは中国以外もやってることです。

 だったらトランプの報復関税も「エコノミックパワーを利用したシャープパワー」なのか?。「パレスチナユネスコ加盟を認める限り、ユネスコ分担金は一円も払わない。それが嫌ならパレスチナ加盟を撤回しろ(最近はユネスコ脱退論まで台頭)」つう米国政府イスラエル寄りの立場も「エコノミックパワーを利用したシャープパワー」なのか?。

 実際にはさすがにやらなかったとはいえ「南京事件ユネスコ記憶遺産登録」時に日本ウヨから出てきた「ユネスコ分担金支払い停止や脱退論」も「エコノミックパワーを利用したシャープパワー」なのか?。

 「中国ロシアの時だけシャープパワー呼ばわり」なら既にシャープパワーという概念は概念として「ただの中国ロシアたたきでしかない政治的偏見まみれのゴミ概念」でしかないでしょう。

 つうかこれのどこが「相手国の制度や文化を切断したシャープパワー」なんでしょうか?。そしてこんな話は「文化力(ソフトパワー)」と全く関係ない。

 大体、ソフトパワーなんて冷戦終了以前からそれなりに重視されていたでしょうに。

 「中国のいわゆるパンダ外交」なんてのはその一例の訳です。まあ他にもいろいろあるでしょうが。

 全米民主主義基金論文が指摘した、もう一つの国がロシアですが、そのシャープパワーはアメリカ大統領選挙の時に発揮されました。

 今月16日にアメリカのロバート・モラー特別検察官が13人のロシア人と、3社のロシア企業を起訴しました。容疑は先の大統領選挙で、アメリカ市民を装って、ソーシャルメディアの何百というアカウントを使って架空のオピニオンリーダーを作り出し、クリントン候補を落選させるための情報を発信したというものです。

 中国のケースと違い、政治的、道義的妥当性以前に明らかな違法行為ですね。違法行為(ロシア)でも「違法でない行為(中国、典型的には孔子学院)」でも何でもかんでもシャープパワー呼ばわりすることはかえって「違法行為の違法性を矮小化すること」にもなりかねないでしょう。

 つうか「違法行為と違法でない行為」をごっちゃにすることで「違法でない行為を違法であるかのように印象操作するための政治的偏見まみれのゴミ概念=シャープパワー」ではないのか。

 そしてこれまたこんなことはソフトパワーと全く関係がない。


福田元首相文書改竄政府批判 「今は役所が考えず、政府が命令した通り」

https://www.sankei.com/politics/news/180426/plt1804260002-n1.html

 このタイトルでは福田氏が「文書改竄政府に言われるがままに官僚がやったのだろう」といったように読めますね。実際本文読んでもそういう印象ですし、実際そう福田氏はいってるのでしょうが、これをそのまま紹介する「安倍応援団のはずの」産経の気持ちは今ひとつ良くわかりません。安倍を見放しつつあるのか。まあ福田氏が「安倍を見放しつつある」のは間違いないでしょうが。


■【主張】福田次官の辞任 うみ出し切る機会失った

https://www.sankei.com/column/news/180425/clm1804250002-n1.html

 事態の早期収束*9を妨げているのは、事後対応を誤り続ける財務省であり、閣議決定で福田氏の辞任を許した政府なのではないか。

 安倍の名前を出してないとはいえ「事態の早期収束を妨げているのは、閣議決定で福田氏の辞任を許した政府」ですから、一応これは安倍批判と理解していいのでしょうね。

 福田氏の個人的犯罪をなぜかかばい続ける安倍には産経もさすがにつきあきれないというところでしょうか。


自民森山裕*10国対委員長内閣不信任案提出なら「解散も選択肢」

https://www.sankei.com/politics/news/180425/plt1804250007-n1.html

 牽制してるつもりなのでしょうがおそらく解散はできないでしょうね。過半数割れはしないにしても議席減は確実ですから。

 安倍の個人的疑惑でそういう無茶苦茶な解散はしづらいでしょう。一方で、石破*11幹事長、石原*12幹事長、岸田政調会長(前外相)などは安倍の居直りを招きかねない「解散」は避けたいでしょう。

 議席減は確実にせよ過半数割れまで行くかは怪しく、過半数割れしない場合、非常識な安倍が居直りかねないからです。

 一方で野党も当面は不信任案提出はしないのではないか。それは別に解散を恐れて、ということよりも、「議席数的に、自民から造反者が出なければ残念ながら可決の見込みがない」し、一方で「柳瀬証人喚問要求」など、「不信任案を仮に今後出すにしても」、その前に「安倍の問題点を天下にさらすためにやっておきたいこと」がいろいろあるからです。

 それにしても「審議拒否が続けば」でなく「不信任案が出れば」というのが興味深い。素直に考えれば「審議拒否では解散理由にしづらい」とか「そんなことを言っても審議拒否は撤回されずかえって反発で拒否が長期化しかねない」とか理解していると言うことでしょう。

 自民党二階俊博*13公明党井上義久*14幹事長会談に同席後、東京都内で記者団に語った。両氏の会談衆院解散が話題にのぼったわけではないとも説明

 森山発言が事実ならば反対はしないまでも「大義なき解散は適切でない」として賛同が得られなかったと言うことでしょう。


生活保護改正法案を可決、衆院厚労委 野党欠席のまま

https://www.sankei.com/politics/news/180425/plt1804250009-n1.html

 野党側は後発薬の原則化に対し、「差別的取り扱いだ」と反発。生活保護基準や児童手当を拡充する「子ども生活底上げ法案」(通称)を提出し、対案型の姿勢を見せた。しかし財務省次官セクハラ疑惑や、過労死があった野村不動産に対する特別指導などを理由に急遽、欠席戦術に転じた。

 こうなると欠席戦術が適切か、やや疑問ですね。もちろん出席しても強行採決をしてくる危険性はありますが。


■【浪速風】“寸止め”できない麻生*15さん、危機管理は落第…最強官庁の辞書に「反省」の言葉はないのか(4月25日)

https://www.sankei.com/west/news/180425/wst1804250049-n1.html

 また余計なひと言を発した。辞任した福田淳一財務事務次官セクハラ問題について、「はめられて訴えられているんじゃないかとか、世の中にご意見はいっぱいある」。

 調査結果が出るまで退職金の支払いを当面留保する−まででよかったのに、“寸止め”が身についていないようだ。

▼企業などが不祥事を起こした時に、「調査もしていないのに事実を否定する」「楽観的な予測を口にする」「最悪は逆ギレする」は事態を悪化させる。トップをはじめ財務省危機管理はお粗末というしかない。

 さすがの産経麻生をかばうつもりはないようですが、麻生を更迭しない安倍*16非難できないあたりは所詮産経です。

*1東京大学工学部建築学科卒業。東京大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了。余暇開発センター主任研究員、名古屋大学工学部建築学助教授東京大学生産技術研究所客員教授を経て、1991年から2003年まで東京大学工学部建築学科教授(2003年に定年退職し名誉教授)。著書『縮小文明の展望』(2003年、東京大学出版会)、『ヤオヨロズ日本の潜在力』(2004年、講談社プラスアルファ新書)、『水の話:人類の必須の資源の物語』(2011年、遊行社)、『先住民族の叡智』(2013年、遊行社)、『日本が世界地図から消滅しないための戦略』(2015年致知出版社)、『転換日本:地域創成の展望』(2017年東京大学出版会)、『幸福実感社会への転進』(2017年モラロジー研究所)など

*2:著書『パワーシフト:21世紀へと変容する知識と富と暴力(上)(下)』(1993年中公文庫)など

*3:カーター政権国家安全保障担当大統領佐官。著書『地政学で世界を読む:21世紀のユーラシア覇権ゲーム』(2003年、日経ビジネス人文庫)など

*4:カーター政権国務副次官クリントン政権国防次官補など歴任。著書『ソフト・パワー:21世紀国際政治を制する見えざる力』(2004年、日本経済新聞社)、『スマート・パワー:21世紀を支配する新しい力』(2011年日本経済新聞出版社)、『アメリカの世紀は終わらない』(2015年日本経済新聞出版社)など

*5:著書『現代中国知識人批判』(1992年、徳間書店)、『天安門事件から「08憲章」へ』(2009年、藤原書店)、『「私には敵はいない」の思想』(2011年、藤原書店)、『最後の審判を生き延びて』(2011年岩波書店)など

*6:著書『ある男の聖書』(2001年、集英社)、『霊山』(2003年、集英社)、『母』(2005年、集英社

*7:著書『赤い高粱』(2003年、岩波現代文庫)など

*8:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省委員会書記、上海市委員会書記、国家副主席党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*9:建前論ですら「真相の解明」「セクハラ被害者の救済」「正義の実現」などと書けないあたり、「事態の早期収束」にすぎないあたり、実に産経らしい愚劣さです。

*10:第3次安倍内閣農水相

*11小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*12小泉内閣国交相自民党政調会長第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*13:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)などを経て幹事長

*14公明党選対委員長政調会長、副代表などを経て幹事長

*15:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相第一安倍内閣外相自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理財務相

*16自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官などを経て首相

2018-04-24

今日の産経ニュース(4/24分)ほか(追記・修正あり)

| 21:58 |

■リテラ『安倍昭恵夫人がまた…今度は桜井誠・在特会元会長を支持する“ヘイト”運動家主催のデモに(ボーガス注:夫を応援してくれてありがとうと)感謝のメッセージ』

http://lite-ra.com/2018/04/post-3972.html

 事実なら昭恵と言う女も救いようのないバカですね。


【ここから産経です】

■産経『林芳正文科相、公用車でヨガ店 週刊文春が報道』

https://www.sankei.com/affairs/news/180424/afr1804240018-n1.html

週刊文春『林芳正*1文科相 公用車で白昼“セクシー個室”ヨガ通い』

http://bunshun.jp/articles/-/7159

 セクシー個室ヨガつうのは

http://bunshun.jp/articles/-/7159

 店は、元AV女優が経営し、個室で元グラビアタレントや元キャバクラ嬢インストラクターらが一対一でヨガを指導した後、オイルマッサージなどを行う。料金は男性客は1時間1万1000円なのに対し、女性は3000円。客とのLINE交換や食事、交際も認めており、テレビでは「キャバクラヨガ」として扱われていた。

というのだから文春記事が事実ならば明らかに風俗店でしょう。もちろん「本当のマッサージ店でのリラクゼーション行為」でも「平日の昼間から公用車で行くこと」が適切か疑問ですが、風俗店だというのでは論外でしょう。

 しかしこうしたネタが週刊誌に載ると言うことはそれこそ「安倍政権の終わりの始まり」ではないか。要するに誰かが文春にたれ込んだのでしょうから。とはいえ、意外と安倍は「麻生程の思い入れはないらしい林文科相」をすっぱり更迭するかもしれませんが、それにしても安倍政権へのダメージはゼロではないでしょう。もちろん安倍が「当初福田を擁護しようとした」ようなまねをすれば、ダメージはかなりのものになるでしょう。


■【財務次官セクハラ問題】自民・竹下亘*2総務会長「辞めるのも一つ」

https://www.sankei.com/politics/news/180424/plt1804240052-n1.html

 「辞めるべきだ」とはいってないものの「辞める選択肢もあり得る」とし「余人に代えがたい人物、辞める必要はない」などとかばっていない点が興味深い。


■【野党ウオッチ】立憲民主党 セクハラ問題で財務省追及もスネに傷 身内に甘い?

https://www.sankei.com/premium/news/180424/prm1804240007-n1.html

 立憲民主党セクハラ問題を起こした議員を抱える。その議員には資格停止処分などにとどめており

といったところで安倍*3や麻生*4のほうは現時点では何一つ福田に処分せず、当初は露骨に擁護すらしていたのだから、立民の処分が甘いとしても、立民と比較にならない問題外の話です。辞表提出の受理は処分ではありません。

 さらに同党は昨年末、山尾志桜里*5衆院議員(43)を迎え入れた。不倫で衆院議員を辞職した自民党の宮崎謙介氏(37)を公然と批判しながら、自身の不倫疑惑に対しては「むき出しの好奇心」(神奈川新聞のインタビュー)などと答えた山尾氏は、いまだに十分な説明責任を果たしていない。

 不倫とセクハラは全然話が違いますし、宮崎某が非難されたのは不倫それ自体より「イクメン」云々と愛妻家をアピールしていた詐欺師ぶりではないのか。


■【民進・希望合流】「新党ゼロ」など浮上…きょうにも党名決定

https://www.sankei.com/politics/news/180424/plt1804240004-n1.html

 どんな名前にしようともはや「最大野党は立民」という状況はどうにもならないと思いますが。

 何せ世論調査では支持率が自民、立民どころか共産、公明も下回っていますしねえ。


■【政界徒然草】「ちびまるこちゃん」にも圧力? 前川喜平氏批判の自民議員に噛みつくメディア(政治部 坂井広志)

https://www.sankei.com/premium/news/180424/prm1804240006-n1.html

 赤池がちびまる子のアニメ映画に無茶苦茶な言いがかりをつけたことはたとえば

■リテラ『前川氏授業に圧力の安倍チル・赤池議員が『ちびまる子ちゃん』にも圧力!「友達に国境はな〜い」のコピーに「国家意識がない」』

http://lite-ra.com/2018/03/post-3889.html

■アエラドット『「ちびまる子ちゃん」キャッチに抗議の自民・赤池議員「(友達に)国境はないと嘘を教えてはいけない」』

https://dot.asahi.com/dot/2018032400007.html

が報じています。

 それについて

 自民党文部科学部会長の赤池誠章参院議員(56)が平成27年12月に公開されたアニメ映画ちびまる子ちゃん イタリアからきた少年」のキャッチコピー「友達に国境はな〜い」に噛みついたのは公開直前のこと。そんな2年以上前の出来事を一部のメディアは批判している。組織的な天下りで処分を受けた前川喜平前文科事務次官が名古屋市立中学校で行った授業をめぐり、赤池氏が文科省に問い合わせをしたことを問題視したメディアの悪意が透けてみえる*6

と言って赤池擁護しようというのだから呆れます。何が「悪意」なのか。

 フジテレビ社員からすれば

 産経はなめてるのか!。うちの制作したちびまる子映画が『友達に国境はな〜いなんて、国家意識がない、こんな映画を文科省は後援していいのか。後援をやめるか、コピーを変えるべきだ』とウヨ政治家・赤池にいいがかりつけられたのに、『そんな非難はおかしい』とうちを擁護して赤池批判するならともかく、赤池をかばうってどういうことだ!。『名探偵コナン』(日本テレビ)や『ドラえもん』(テレビ朝日)といった他局のアニメならまだしも手前らにとってグループ企業のフジより安倍チルドレンの赤池のほうが大事か!。それでよくうちに経済支援が頼めるな!。そんなに自民党が好きならうちに支援を頼まないで自民党に頼めや!

と怒りを禁じえないでしょう。

 つうか、そもそもは「赤池がちびまる子映画に言いがかりをつけた時点」でマスコミが批判すべきだったのであり、「その時点で批判しなかったからずっと批判すべきでない、今批判するのは悪意が透けて見える」なんて産経の主張は無茶苦茶です。

 なんで「赤池の前川講演への言いがかり」時点(ちびまるこへの言いがかりから2年後)でちびまる子の話が騒がれるようになったかといえば

1)文科省への不当介入という意味ではどちらも性格が同じ

2)2年前は安倍政権支持率もそこそこ高かった。しかも結果的に「後援取りやめ」などの実害はなかったのでマスコミも批判しづらかったが、加計森友で支持率が下がってきたので批判しやすい

3)しかも赤池が前川講演に因縁つけた理由は講演内容というよりは「前川氏の加計告発への逆恨み」であり「そんな逆恨みはおかしい」という意味で批判しやすく、「前川問題で批判するなら、過去のちびまるこもこの際批判しよう、ちびまるこへの言いがかり明らかにおかしいやろ」となっただけの話です。

 これに対し、左派系のニュースサイトとして知られる「リテラ」は今年3月21日の記事で「赤池議員は今回の前川氏授業圧力問題以前にも、文科省にトンデモとしか言いようのない圧力をかけた事実がある。それは『ちびまる子ちゃん』圧力問題だ」として、こう切り捨てた。

 「はっきり言って異常としか言いようがないが、まったく悪びれるどころか誇ってすらいるところを見るに、赤池議員や自民党は、このような圧力を日常茶飯事で行ってきたらしい」

(中略)

 朝日新聞出版ニュースサイト「AERA dot.」(アエラドット)も3月22日に「ちびまる子ちゃん」問題を取り上げ、「2年以上前の出来事であるが、前川氏の授業への圧力と通じる姿勢に、ネット上では『戦前か!』『国際感覚が欠如している』などの批判が出ている」と書いた。

(中略)

 同月23日付の朝日新聞のコラム・天声人語も黙っておらず、「子ども向けの宣伝文句も見過ごすことなく、国家意識の危機をかぎつける。鋭敏な感覚の持ち主なのだろう」と皮肉った。

 で「その通りじゃないか、リテラやアエラドット、天声人語の主張は間違ってないだろう」つう話です。

https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201803300000467.html

日刊スポーツ『坂上忍「ちびまる子」批判の赤池議員説明に「え?」』

 アニメ映画ちびまる子ちゃん」の「友達に国境はない」というキャッチフレーズに“難癖”をつけたことで物議をかもしている自民党の赤池誠章参院議員が、フジテレビ系「バイキング」を通じてあらためて発言の真意を説明した。

 赤池氏は、文科省と東宝のタイアップで15年12月に公開された映画「ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」のキャッチフレーズ「友達に国境はな〜い!」について、自身の当時のブログで「国家意識なき教育行政を執行させられたら、日本という国家はなくなってしまいます。文科省の担当課には、猛省を促しました」などとつづり、このブログ内容が最近になって話題となっていた。

 30日放送のフジテレビ系「バイキング」はこのブログ内容を取り上げ、MCの坂上忍は「これは『国境というものはあるんだけど、たとえば友情、愛情、スポーツ、芸術っていうのに国境は関係ない』っていうことじゃないですか。でもこれで赤池さんは『国境がないだと(ボーガス注:国境はあるじゃないか)!』って(ボーガス注:憤激したと)いうこと?」と首を傾げた。

 また番組では、赤池氏への取材で得た回答も紹介。「私は、(キャッチフレーズを)つけるなら『国境があっても、友達でいよう』ではないかとの考えでしたので、文科省に問題提起をした次第です」という赤池氏の説明に、坂上は「え? 笑かそうとしてるわけじゃないんでしょ?」と驚きを隠さなかった。

という反応が出てくるのも当然でしょう。まあバイキングと言えばフジテレビの番組ですから「ちびまる子に変な言いがかりをつけられれば」こういう反論は当然やるでしょう。

 もっとも赤池氏も負けていない。

 アエラドットからの質問に対し、3月23日のブログで質問と回答を公開した。「子供向けとはいえ、『国境はない』という嘘を教え、誤認させてはいけない。国境は歴然としてあります。国家があってこそ、私たちの平和で安全な暮らしが守られています」などと反論した。

 「あほか?」ですね。

 イタリア人の少年とまる子たちの友情を描いたアニメ映画キャッチコピー「友情に国境はない」に因縁つけたあげく、批判されても「友情に国境はある」と居直り続ける。まともな人間には到底まねできない所業です。

 ということは産経らウヨが自慢する「トランプと安倍の友情」とやらも「嘘」なんでしょうか?

 あるいは魯迅の「藤野先生」への敬愛も「嘘」だったのか?(皮肉のつもり)

 しかしこんな弁解の余地のない暴論、しかも「フジサンケイグループ企業・フジテレビ制作のアニメへの言いがかり」を擁護しようとするのだからいつもながら産経は気がくるっています。

実はこの「ちびまる子ちゃん」問題、オチがあり、赤池氏の抗議を受けても文科省などがキャッチフレーズを変更することはなかった。

 そりゃいくら文科省だって赤池のこんな無茶苦茶な言いがかりは飲めないでしょう。すでにこのキャッチコピーについては当時の馳文科相の了承ももらってる。しかもフジテレビや東宝といった文科省以外の組織もかかわる話です。

 「赤池氏がうるさいから、キャッチコピーを変えるか、それが無理なら映画の後援はなかったことにしてほしい」といってフジテレビや東宝が「わかりました」なんていうわけがないでしょう。キャッチコピーを変えたら、キャッチコピーを使って、フジや東宝が作ったポスターやテレビCMなどの費用がまるきり無駄になってしまいます。せっかく得た後援をそんなことでチャラにしたいといって向こうも納得するわけもない。

 文科省後援によって「教育的アニメ」という宣伝ができるわけですから。

 大体そんなことを文科省がやったらそれこそ「第二の森友加計疑惑(政治家の不当介入に加担)」になってしまいます。

 産経は「赤池氏の言い分が通らなかったから問題ないと強弁したい」ようですがそういう話ではないでしょう。

 赤池氏はちびまる子ちゃんファンに対して十分な配慮もしており、「キャッチフレーズについて意見を申し上げたのであって、ちびまる子ちゃんには意見しておりません」とブログに書き込む念の入りようだ。

 ちびまる子ファンからすれば「そのキャッチコピーのどこに問題があるんだ!。手前ふざけんな!」でしょう。

赤池氏の支持者の中には「知名度が上がった」と喜んでいる人もいるという。「悪名は無名に勝る」ということか

 こんなことで有名になったからと言って喜べる話じゃないでしょうに。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(4/24分:島田洋一の巻)ほか韓国・北朝鮮最新ニュースなど(追記・訂正あり)

| 08:13 |

 島田以外にも色々とネタにしています。

■産経【激動・朝鮮半島】バスケ、軍事、離散家族…南北が協議で合意 鉄道連結や芸術団公演も

https://www.sankei.com/world/news/180601/wor1806010035-n1.html

 緊張緩和という意味でこうした交流が大いに進んでほしいと思います。


朝鮮総連第24回大会に登壇した日本人たち(国会議員含む)(三浦の個人ブログ

http://miura.trycomp.net/?p=4693

 このような大会に登壇してはいけないと言い切るつもりはありません(ほんとは言いたいけど)個人の思想信条は自由です。

(中略)

 ただ、そういう方は「人権」とか「日本国の主権」という言葉はあまり使わないでほしいと思うだけです。

(中略)

 敢えて、今日は一切コメントをつけずに掲載します。

 ばかばかしい。「ヘイトスピーチ&デマ放送局」チャンネル桜の常連出演者で「歴史修正主義極右団体」つくる会理事の三浦こそ「人権」など語る資格はないでしょう。

 しかし三浦の非難の言葉が少し(いや、かなりか?)腰が引けているのは

自由民主党 教育再生実行本部長 馳浩 衆院議員

■公明党 国際委員会 委員長 遠山清彦 衆院議員

といった与党議員(特に馳に至っては第三次安倍内閣文科相という閣僚経験者)が登壇者の一人だからでしょうか。

 なお、登壇者の馳などについては既にこの拙記事において簡単に感想を書いていますので、改めては書きません。


■朝鮮新報〈総聯第24回全体大会〉各界人士、連帯のあいさつ

http://chosonsinbo.com/jp/2018/05/csg0528/

 26、27日に東京で開催された総聯第24回全体大会では、日本各界の人士らが来ひんとしてあいさつを行った。要旨を紹介する。

自由民主党 教育再生実行本部長 馳浩 衆院議員

 4年に1回の全体大会に招いていただき感謝を申し上げたい。4年に1回といえばオリンピック。20年の東京五輪には朝鮮選手団が参加し、新しく建設される国立競技場での開会式にもしっかりと臨んでいただきたい。また東京五輪には金正恩委員長にも参加していただければと思う。

 米朝首脳会談が実現すれば日朝関係は大きな影響を受けるはずだ。国会では、超党派の日朝国交正常化推進議員連盟*7が08年に結成されたが、しばらく開催することが叶わなかった。近々総会を開催し、これまでの経緯を十分に把握したうえで今後どのような議員外交を進めていかなくてはいけないのかについて意見を交換し、あらゆる選択肢のもとで日朝国交正常化に向けて汗を流していきたい。

 馳が「第三次安倍内閣文科相(当然、大臣時代に朝鮮学校無償化除外を容認)」「清和会(安倍の派閥)所属」で

■馳浩(ウィキペディア参照)

・2009年6月10日の衆議院文部科学委員会で、新しい歴史教科書をつくる会の『新編 新しい歴史教科書』(自由社)について、改正教育基本法を生かした唯一の教科書だと述べた。また、韓国が抗議声明を出すのは内政干渉だとし、教科書検定のいわゆる近隣諸国条項や河野談話の見直しを訴えた。

・2016年、岐阜大学が卒業式で国歌斉唱をしない方針を示したことを、馳浩文部科学相(当時)が「恥ずかしい」と批判。この発言は、憲法学者などから撤回を求められるなど、批判を受けた*8

などということを知っていれば困惑です。

 まあ馳は以前も

https://ameblo.jp/hase-hiroshi/entry-11532096872.html

 日本体育大学朝鮮大学校との、スポーツ交流協定調印式出席。

 日体大理事として、祝辞を申し述べる。

「最近の学生は、自己主張は得意だが、相手のことを自ら理解しよう、話しを傾聴しようという姿勢は苦手だ。スポーツ交流を通じ、相手のことを理解したうえで、自分のことを見直すという教育を実現したい!両校が互いに行き来しあい、学生と教職員のスポーツ&学術交流を進めましょう。たまにはいっしょに焼き肉食べたり、朝鮮人参酒を浴びるように飲みながら、語りあいましょう。」

と。

 日体大からは、松浪健四郎*9理事長と、谷釜了正学長、具志堅幸司*10体育学部長、阿部茂明副学長。

 朝鮮大学校からは、朴英植(パク・ヨンシク)理事長、張炳泰(チャン・ビョンデ)学長、李英哲(リ・ヨンチョル)教務部副部長、ペ・グァンヘン同窓会副会長はじめ、幹部の皆様が出席。

 「スポーツは世界共通の文化であり、そのスポーツを通じて国際貢献する、これこそが、我が校の理念です!」

と、松浪健四郎理事長の力強い言葉に、うなずく参列者。

 昨年11月には、日体大46名を率いて、平壌体育大学との交流試合を平壌で成功させた松浪理事長。

 その国際交流の意義は、報告書を読むと、参加した学生や教職員の心に、強烈に刻み込まれている。

http://chosonsinbo.com/jp/2013/05/0518yd/

■朝大・日体大スポーツ交流協定/スポーツ交流史の新たな1ページ

 朝鮮大学校日本体育大学においてスポーツ交流を行うことを目的とした「日本体育大学朝鮮大学校スポーツ交流協定調印式」が16日、日体大の東京・世田谷キャンパスで行われた。朝鮮大学校の張炳泰学長、朴英植理事長、日本体育大学松浪健四郎理事長、谷釜了正学長、日体大の理事を務める馳浩衆院議員をはじめ、両校の関係者、報道陣など、40人が参加した。

(中略)

 馳議員は、「学生どうしのスポーツ交流、教員どうしの学術交流、イベント交流を通じて、お互いを理解しようとする教育的な価値や人間性を高めたい」と語った。

http://chosonsinbo.com/jp/2014/04/20140430riyo-2/

■〈世界卓球〉馳浩議員が朝鮮代表を激励

 大会2日目の29日、観戦に訪れていた馳浩衆院議員(自民党)が朝鮮男子チームを激励した。

 この日、朝鮮男子はベラルーシに3−0で完勝した。

 馳議員は第1戦目でベラルーシの絶対的エースであるサムソノフ*11を破ったキム・ナムチョル選手に「強かったな」と声をかけ、「優勝を目指してがんばってほしい」と朝鮮代表の今後の健闘を祈った。選手団団長のチュ・ジョンチョル卓球協会書記長は、「最後まで全力でがんばりたい」と笑顔で答えた。

 馳議員はまた、2020年の東京五輪で再会できることを楽しみにしていると述べながら、選手団一人ひとりと握手を交わした。

のわけですが。

 また赤旗によれば意外にも馳は

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-10/2017031015_02_1.html

・超党派の国会議員でつくるLGBT議連の馳浩会長

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-11/2015061114_01_1.html

義務教育未修了者の学習権保障のための法律制定をめざす超党派の「夜間中学等義務教育拡充議員連盟」(会長・馳浩衆院議員

だそうです*12

 馳と同じ「清和会所属&安倍内閣文科相」でも、「下村・第二次安倍内閣文科相(清和会所属)」は朝鮮総連大会で来賓挨拶しないし、LGBT議連にも入らない*13でしょうからね。しつこいですが実に意外です。馳は「石川県の星陵高校教諭だったことなどから、石川県が選挙区」で「同じく石川県が選挙区の森元首相(元清和会会長)の支援を受けてるから」、「馳は文教族議員(元文科相)」という意味でも「大物文教族議員・森氏*14と関係が重要だから」つう要素が大きい「ある種の商売右翼」なんだろうなとは思います。おそらく下村程、ガチの右翼じゃない。馳の右翼言動は「ダライ・ラマの安倍との面会」「ペマ・ギャルポ南京事件否定論への加担」「ラビア・カーディルの尖閣献金、靖国参拝」みたいなもんでしょう*15。だから「松浪氏の関係」などからこうした来賓挨拶を馳はすることになる。

 馳が本当に「日朝正常化に尽力する」なら特に批判はしませんが、今、「アンチ北朝鮮」安倍政権ですから期待薄でしょう。でもこういう場に出席して挨拶するだけ、マシだとは思います(これは後で紹介する公明の遠山議員も同じですが)。

■金日成花、金正日花普及委員会名誉会長 デヴィ・スカルノ夫人

 都知事選で田母神支持を表明したこの御仁が「北朝鮮と歴史的に関係が深いインドネシア」の元大統領スカルノの元妻(第3夫人)とはいえ、良くこういう席に出れる、とは思います。

 なお「金日成花」、「金正日花」についてはウィキペディアの記述を紹介しておきます。

■金日成花(ウィキペディア参照)

 インドネシアのボゴール植物園にて、同国の植物学者ブントの手により交配育種されたファレノプシスデンドロビウム(ラン科セッコク属)園芸品種の一つ。

 1965年にジャカルタで開催された第1回アジア・アフリカ会議バンドン会議)に参加した北朝鮮の金日成首相(当時)が同国のボゴール植物園を訪問した際、同園温室にてスカルノ大統領(当時)がそこで開発されたこの花に金日成を讃える旨の献名を申し出た。

 金日成は一度は辞退したものの、スカルノが執拗に献名を勧めたのでそれを受けこの名になった、とされている。

 1965年時点においては、この花の栽培技術がまだ完成されておらず、スカルノはその栽培技術と共にそれを平壌へ届けると約束したので、その時点ではこの花は平壌へは渡らなかった。しかし、直後に9月30日事件が発生してスカルノは失脚、金日成花はしばらく行方不明となる。結局この花が平壌に渡ったのはそれから約10年後の1974年のことで、未解決だった栽培技術についてはその後に北朝鮮が独自に研究開発し、完成させたとされる。

■金正日花(ウィキペディア参照)

・球根ベゴニアの1品種。

・「1980年代、日本の静岡県掛川市の園芸研究家で、観光農園・加茂花菖蒲園(現・加茂荘花鳥園(http://kamoltd.co.jp/))の園主・加茂元照氏が、金正日氏のために品種改良を行い、誕生させた花で1988年2月16日、正日氏の46歳の誕生日に寄贈された」とするのが北朝鮮側の公式見解である。

 しかし、TBSのワイドショー『ひるおび!』(2011年12月29日放送分)の取材に対し、加茂氏はある朝鮮人に何度も譲るよう頼まれ、根負けして譲ったものだと語っている。譲る際にその朝鮮人が「金正日花」と名づけていいか聞いてきたといい(ちなみに加茂氏は当時、金正日という人物を知らなかったという)、この花が「金正日花」と呼ばれることに対し「現在でも大きな戸惑いを感じる」という。

・2009年11月30日発行された新50ウォン硬貨の図案に用いられている。

■公明党 国際委員会 委員長 遠山清彦*16 衆院議員

・平壌宣言に基づく日朝国交正常化に向けても前進を勝ち取るべき段階であると考える。

・私も自身の立場で友好親善促進と国交正常化実現のために努力をさらに重ねていく。

 今の公明党にはあまり期待していませんが、本当に「日朝正常化に尽力する」なら特に批判はしません。

■沖縄の風*17 糸数慶子*18 参院議員

 国会では、(ボーガス注:北朝鮮への)非難や制裁の決議が繰り返されているが、この決議案に賛成しないのは、山本太郎議員と私*19のわずか2人。

 別に共産党や社民党をこの件で「アンチ北朝鮮だ」と批判する気もないですし、逆に糸数氏や山本氏の立場が今ひとつ解らない*20ので糸数氏らへの支持や批判などの評価は控えますが、まあ、

社会民主党 国際局長 服部良一

 社民党大阪府幹事長の長崎由美子*21は「朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪」の事務局長として先日に行われた4.24教育闘争70周年を記念するアクションに参加した。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-07-29/2017072915_01_1.html

 日本共産党は「どの国の子どもに対しても学ぶ権利を保障するのが国際ルール。特定の国の外国人学校を排除すべきでない」と国会などで求めてきました。

として「朝鮮学校無償化除外に反対する社民党や共産党」も非難決議には必ずしも反対してないことは重要な点かと思います。つまりはid:noharra(八木孝三)や「八木の類友・三浦小太郎」などが誹謗するのは違い、朝鮮学校無償化除外反対とは北朝鮮べったりではないと言うことですね。

■朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会議長 日森文尋

■I女性会議 共同代表 村上克子

社会民主党 国際局長 服部良一

立憲民主党 国会対策副委員長 山花郁夫 衆院議員

■平和フォーラム共同代表 藤本泰成

 単なる事実の指摘に過ぎず、社民党を「北朝鮮に近い」として右翼的(?)に批判してるわけでも、逆に賞賛してるわけでもないですが、

・日森文尋氏:元社民党衆院議員

・村上克子氏:元社民党千葉県議

・I女性会議:社民党系の女性団体。共産党における「新日本婦人の会」にあたる。

山花郁夫*22

 祖父は日本社会党国対委員長、副委員長を務めた山花秀雄、父は日本社会党委員長、細川内閣政治改革担当大臣、民主党副代表を務めた山花貞夫。2000年、議員在職のまま死去した父・貞夫の地盤を引き継いで第42回衆議院議員総選挙東京22区から民主党公認で出馬し、初当選。菅内閣外務大臣政務官、野田内閣法務副大臣など歴任。

・平和フォーラム:社民党系の平和団体

ですからね(経歴などについてはウィキペディアなど参照)。やはり朝鮮総連は社民党との歴史的つながりが深いわけです。

 しかし、「自民、公明、立民、国民民主、社民の議員*23の名前があっても」共産党議員の名前がないつう事は出席がなかったんですかね。日朝友好の観点から「共産支持者」として実に残念です。


■産経【主張】金正恩委員長 示すべきは真の非核化だ

https://www.sankei.com/column/news/180528/clm1805280002-n1.html

 「お前の言う『真の非核化』てなんだよ」つう話です。

 「IAEAの査察」でしょうか?(ただし具体的な指摘は産経社説にはありません)

 産経のことだから単に因縁付けてるに過ぎないんですけどね。IAEA査察を受け入れられないと思って言ってるに過ぎないでしょうし、仮に受け入れれば別の理由で「真の非核化じゃない」と言い出すでしょう。もちろん「IAEA査察があればベスト」でしょうがそれがないから無意味だとは俺は思いません。

 一方で「加計森友疑惑の真の解明には昭恵夫人、加計理事長など関係者全員を国会に呼ぶ必要がある」などと野党などが言う「呼ばなくていい」と強弁するのが産経ですし。まあ、「手の内を全部さらしたくない」つうことでいろいろ条件闘争(?)してるつう意味では産経が非難する北朝鮮も、擁護する「加計森友での安倍」も全く変わりません。

 金氏は慌てたのだろう。北朝鮮に融和的な文氏に救いを求めた格好である。

 というより「文大統領のメンツを立てることで北朝鮮は悪くない、トランプが悪いとアピール。そして韓国との関係を必要以上に悪化させない(また文大統領に対する右派野党・自由韓国党の批判を少しでも弱める)」じゃないのか。

 何せ仲介者は文大統領です。仮に「トランプがやりたくねえならそれでもいい」と金正恩が思っていたとしても、「ふーん、じゃあ別に中止でいいよ」では文大統領に失礼です。

 そういう意味では「文大統領に相談もなく、中止と発表したらしい」トランプも酷い男ですが。

 従って、そういう意味で金正恩が仮に「産経が言う程には対談にそれほど重きを置いてない」としても

・会談中止の責任を負わされたくない(自分は会談継続に全力を尽くしたとアピールしたい)

・中止発表に対して素っ気ない態度をとることで自由韓国党の文攻撃を助長したり、文大統領の北朝鮮への融和的態度を180度真逆にしたくない

つう理由でこう動くことはあり得るでしょう。その場合でも「韓国との関係重視」つうのは「追い詰められてる」と産経は言うのでしょうが、無意味に韓国を敵にしても「百害あって一利なし」でしょうからねえ。

 北朝鮮が「制裁なんかいたくない、左うちわで万々歳」のわけはないですが、産経が言う程追い詰められてるかどうか。

 これについては、俺に近い考えの

■白頭の革命精神『「寛大さ」と「アメリカの無茶の被害者としてのワタシ」を描き出すキム・ゲグァン談話の戦略性』

http://rsmp.seesaa.net/article/459606640.html

も紹介しておきます。

 南北会談の知らせを受けてトランプ氏は、北朝鮮との間で再び準備に入ったことを明かし、6月12日開催への期待感を示した。相手の誠実な取り組みを引き出せるかどうかをみているのだろう。

 いや「中止の可能性もある」ならまだしも「中止する」と明言してから「やっぱやるかもしれない」と言い出すのは「仮にトランプが牽制のつもり」でも、外部から見れば無責任な朝令暮改にしか見えません(実際、無責任な朝令暮改かもしれませんが)。

 例えば日本が「今回のようなトランプのような態度」をとって、それで世間や産経らウヨは納得するのか。たとえば小泉訪朝について発表後「やはり訪朝は中止します」と小泉首相がいって、その後「やはり予定通り訪朝したい」と前言撤回となってそれを「まともな外交」だと思う人間がいるのか。

 あるいはトランプが北朝鮮以外(EU諸国、ロシア、中国など)にもこんなことをしても世間や産経らウヨは納得するのか。たとえば「こんな酷い対応の被害国」が日本でも「日本政府への牽制だろ?。日本人として愉快ではないが外交戦術としては仕方がない」といえるのか。多分産経らウヨの答えは全てノーでしょう。まあ産経もご都合主義です。

自らを核保有国と位置づけ、「非核化」を小出しにして、その都度見返りを要求する。

 いや外交ってそういうもんですから。北朝鮮にとって一番大事な「体制保障の確約」がない限り核廃棄なんかしないでしょう。それを「やり方が汚い」とか言ってもどうにもならない。

 正直「そうした段階的核廃棄」しか現実的解決策はないでしょう。かつそうした「段階的だとダメで即時一括でないと行けない」つう理由もない。「核廃棄だけが目的」なら大事なことは「廃棄の客観的検証(IAEA査察?)」であって「即時一括か段階的か」つう話じゃありません。まあ、一応公平のために書けば、「廃棄の客観的検証」に北朝鮮が応じるかどうかは現時点でなんともいえませんが、産経がしてるのはそういう話じゃないですからね。そして「客観的検証」を北朝鮮が受け入れるかどうかは解りませんが、だからといって現時点で「受け入れない」と決めつけるのもおかしい。

 かつ「客観的検証がベスト」ですがそれができなくても「ベター」ではあるでしょう。何もしないよりはマシだと思います。

 24日の核実験場爆破の際に、米国などの専門家を立ち会わせなかった。これも、北朝鮮の核戦力、核計画の把握を妨害する隠蔽(いんぺい)のためとみられる。

 いやそんなことより大事なことは「仮にショーだとしても実験場廃棄をアピールした」ということでしょう。加計学園の「私ども嘘をついていました」という見苦しい醜態じゃあるまいし、これで北朝鮮もそう安易には核開発再開などできなくなりました。まあその程度の常識は北朝鮮にもあるでしょう。

 裏返せば「当面核開発アピールなんか必要ない」と北朝鮮が考えたつう事であり、これは悪いことではないでしょう。


朝日新聞『加計問題「疑惑は晴れていない」83% 朝日世論調査

https://www.asahi.com/articles/ASL5N51MHL5NUZPS004.html

 島田が「わずかだが安倍支持率が上向いた」「自民支持層の安倍支持が強固だ」とかツイートで喜んでたので気づいた記事ですがまあ、げんなりですね。

 安倍内閣の支持率は36%で前回調査(4月14、15日)の31%からやや回復した。ただ、不支持率は44%(4月調査は52%)と、3カ月連続で不支持率が支持率を上回った。

 今年の秋に自民党総裁の任期が切れる安倍首相に、総裁を続投してほしいかも尋ねた。「続けてほしくない」は53%(3月調査は53%)で、「続けてほしい」33%(同31%)を上回った。自民支持層に限ると「続けてほしい」62%、「続けてほしくない」28%。

 次の自民党総裁に誰がふさわしいかについて、候補と目される4氏を挙げて聞いた。安倍首相27%(4月調査は22%)、石破茂・元幹事長25%(同27%)と続いた。野田聖子総務相は7%、岸田文雄政調会長は5%、「この中にはいない」が30%だった。

て「不支持率が支持率を上回ってる」「安倍の1位は相対的な1位に過ぎない(一番多いのは『この中にはいない(小泉jrや石原伸晃ですかね?)』)」とはいえ全くなんなんでしょうか。

特に「自民支持層限定とはいえ」

今年の秋に自民党総裁の任期が切れる安倍首相に、総裁を続投してほしいかも尋ねた。自民支持層に限ると「続けてほしい」62%、「続けてほしくない」28%。

てなんなんでしょうか。アレを支持できるのが今の自民支持層なのか。

 日本人であることに絶望的な気持ちがわいてきます。

 森友学園や加計学園を巡る疑惑解明に、安倍政権が「適切に対応していない」と答えたのは75%、「適切に対応している」は13%*24だった。自民支持層では「適切に対応していない」が62%だった。

 安倍政権が今国会の最重要法案に位置づける働き方改革関連法案は、「今の国会で成立させるべきだ」19%、「その必要はない」60%。内閣支持層では「成立させるべきだ」31%、「その必要はない」48%だった。

 「野党支持層よりは低くなる」とはいえ自民支持層ですら「適切に対応していない62%」「必要なし48%」とは意外です。自民支持層って一体安倍の何を支持してるんでしょうか?

 決裁文書改ざんやセクハラ問題をめぐる麻生太郎財務大臣の対応や発言をめぐって、麻生大臣が辞任すべきか尋ねた。「辞任すべきだ」は47%、「辞任する必要はない」は40%だった。

 「辞任する必要はない」と答えたのは、若い世代で目立った。

 これは事実なら正直理解できません。「セクハラ問題」なんて若者の方が厳しいと思っていたんですけどねえ。セクハラが社会問題化するのは明らかに1980年代後半以降ですから(セクハラ流行語大賞になったのが1989年です)。


桜井よしこ『科研費の闇、税金は誰に流れたか』

https://yoshiko-sakurai.jp/2018/05/10/7412

 杉田水脈、島田洋一などが「山口二郎*25が科研費(文科省の学術研究に対する補助金)をもらってること」を「政治的な疑惑がある」などと無茶苦茶な因縁をつけてることに同調し「科研費の闇」などとありもしない闇を言い立てるよしこです。

 もちろん彼らは「山口氏が科研費を受領するに当たって、その研究が科研費を受け取る価値がないのに、(山口氏の知人である?)科研費審査委員(籠池や加計学園にとっての安倍に当たる)が加計森友並みの忖度をして科研費を交付した」なんてことを森友疑惑での

「値引きの根拠とされたゴミが大量に埋まっていたという証拠がどこにもないこと、むしろそんなゴミはなかったとみられること(つまり事実の捏造)」

「安倍昭恵が、籠池の意向を呈して財務省近畿財務局に働きかけたとみられること(昭恵付きの公務員秘書が近畿財務職に問い合わせしている*26)」

あるいは、加計疑惑での「前川告発」「愛媛県庁の総理案件メモ」のようなそれなりの証拠を元に主張してるわけでは全くありません。山口氏の科研費受領には

「ゴミが埋まってるから値引きしたつうけどどこにもそんな証拠ないやないか、明らかに事実捏造による不当な値引きやろ(森友)」

「加計の獣医学部認可は安倍の政治的圧力によって決定したんやないか(加計)」

のような「山口の科研費受領には不正があったんやないか」と疑う根拠は何もない。

 02年から06年までの5年間に亘る研究、「グローバリゼーション時代におけるガバナンスの変容に関する比較研究」には4億4577万円、07年から11年の「市民社会民主主義の理念と政策に関する総合的考察」には9854万円、12年から17年の「政権交代の比較研究と民主政治の可能性に関する考察」には4498万円となっている。

 山口氏は16年連続で科研費を獲得し、その合計は6億円近くに上ったわけだ。

といったところで「要するに彼の研究にそれだけの価値があるからでしょう?」つう話にしかならない。大体「2002年(小泉政権時代)〜2017年(今の安倍政権)まで16年連続」つうことは「自民党政権時代にもらってた」し、そのときにはよしこらは「山口氏の科研費受領に疑惑ガー」なんて言ってなかったわけです。そんなこと言っても自民党ですら相手にしないとわかっていたからです。そんな与太は小泉、福田、麻生では相手にしない。第一次政権時代の安倍も「いわゆる教基法改正国会」「消えた年金問題」や「事務所費疑惑の噴出(あげく当時の松岡農水相が自殺)」などでそういう与太を相手にしてる余裕はなかった。 

 「安倍を批判する山口を痛めつけてやりたい」「今の安倍ならこんな与太でも相手にしてくれるかもしれない」と思うからこそ今頃になってこんなことをいいだすわけです。

 安倍政権が5年も続いたことによってよし子らウヨの理性が完全に壊れつつあると言うべきでしょう。安倍政権の弊害はあまりにも大きいと言うべきでしょう。なお、さすがにあの「右翼活動家id:noharra(八木孝三)」ですらツイッターにおいてよし子らを批判していますし、ウヨ学者の細谷雄一や池内恵ですらブログ記事(細谷)やツイッター(池内)で「杉田氏らの批判には根拠がない」として杉田やよし子らを批判しています。

 もちろん細谷や池内がよし子らの山口批判に賛同しないのは下手に同調するとあとでやばいことになるからでしょう。

 こんなんに賛同したら学者としての研究能力を疑われかねないし、細谷や池内の研究が今後「何であいつらに科研費が交付されるんだ」などとよしこらから言いがかりをつけられないとも限らない。

参考

■細谷ブログ

『日本で政治学を研究するということ』

http://blog.livedoor.jp/hosoyayuichi/archives/1966892.html

『研究者にとって大切なこと』

http://blog.livedoor.jp/hosoyayuichi/archives/1966978.html

『科研費はどのように使われているのか』

http://blog.livedoor.jp/hosoyayuichi/archives/1967055.html

 細谷のブログを読めば、よしこらの批判がいかにでたらめか、よくわかると思うので一読をすすめておきます。俺ごとき素人には細谷の反論に付け加えることはあまりありません。

 いくつか指摘しておくと、細谷も指摘していますが、この科研費、山口氏は研究代表者ではあるものの、彼一人でもらってるわけではなく「彼を研究代表者とする研究チームとしてもらっています」。一人で総額6億使ってるわけではない。

 また

http://blog.livedoor.jp/hosoyayuichi/archives/1966978.html

 今の、安倍政権に対する野党の一部やリベラルメディアの粘着質な攻撃*27が繰り返されていることには、率直に申し上げてかなりの不毛感を感じています。かつて、麻生太郎首相の時代に、麻生首相が高級ホテルのバーでお酒を飲んだことが批判されたこともありましたが、これもまたほとんどジョークのような、ためにする議論だったと思います。

と書く細谷は政治的にはかなり安倍や麻生に近い人間です。

 そして細谷に対しては山口氏が

https://twitter.com/260yamaguchi/status/992350285270958080

山口二郎

(ボーガス注:政治的には安倍政権の考えに近くても杉田議員らのデマ中傷には加担しない)細谷君のフェアなコメントに感謝。

とツイートしています。

 しかし何度も杉田、よしこらに対する批判記事を書くとは細谷もさすがに杉田、よし子らのデマを放置できないと思ってるのでしょう。基本的には産経文化人、つまり右派の細谷ですが、彼はよし子や杉田、島田と違い「それなりの常識と良心がある」「ここまで酷いデマに加担できない」わけです。

 まあ「昔は日テレニュースキャスターだった」よし子も落ちるところまで落ちたとしか言い様がないですね。加計森友のような明らかな疑惑について安倍は無実だと強弁したあげく、一方で、何の根拠もあげずに、山口氏が科研費について不正をやったかのように誹謗する。

 場合によってはよしこが杉田などお仲間ウヨとセットで山口氏から名誉毀損や業務妨害で訴えられる可能性すらあるでしょう。まあよし子の場合、既に植村隆氏から訴えられてますし、もはや「ジャーナリストではなくただのウヨ活動家」「訴えられてもウヨ仲間が応援してくれる」ので訴えられても怖くないのでしょうが。

 

■有害無益な「2020年まで」発言 島田洋一(福井県立大学教授)

https://jinf.jp/feedback/archives/22739

 4月25日、訪米中の自民党の河井克行*28総裁外交特別補佐が現地シンクタンクで講演し、北朝鮮に対して「2020年まで」と期限を切って、「完全な核放棄」を迫るべきだと訴えた。期限については、「アメリカ大統領選挙東京オリンピックが開かれる2020年までとすべきだ」と敷衍した。

 以前「河野*29外相」も似たような発言をしていたのでまあ「2020年期限」が現時点での安倍政権の共通認識なのでしょう。米中露韓も同意見なのか気になるところですがそれはさておき。

 これを「有害無益」呼ばわりする、島田の設定期限はもちろん「2018年中」「可能ならば米朝首脳会談(6月予定)直後(6〜7月)」です。いやそれ実現できればいいですけど、実現できそうにない、とはいえ極端な話、「100年後でもいいです」つうわけにもいかないから「2020年まで」にしてるんでしょうに(島田の「2018年中」は無理でしょうが、「2019年に早めるべきでは」とか「2020年じゃ早すぎる、2025年期限はどうか」という議論はあり得るでしょう。俺も素人なのでそこは特にコメントしません)。 

 まあ島田も無茶苦茶です。島田にしたって本気で「2018年中」とは思ってないでしょう。北朝鮮が飲めそうにない案をふっかけて、核廃棄をぽしゃらせたいだけです。まあ、安倍政権もいい加減、北朝鮮に好意的とは言いがたいですが、その安倍政権ですら「2020年期限でないと現実的でない」つうのに島田の無茶苦茶ぶりにはいつもながら絶句ですね。

 なお、河野外相や河井特別補佐には悪口しても安倍には悪口しない、いつもの島田です。

 米側では、ジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)らが、リビア方式での北朝鮮の非核化を主張してきた。

 リビア・モデルの特徴の一つは、合意から実施までのスピードの速さである。カダフィ政権が大量破壊兵器の廃棄を正式に声明したのが2003年12月19日。1か月後の2004年1月には、米空軍のC−17輸送機がリビアに飛び、核関連の最重要物資およびミサイルの誘導システムなどを海外搬出している。

 いやそれはリビアと北朝鮮と、国際的環境が全然違うから単純比較できないでしょう。

 そもそも合意発表は「2003年12月19日」にせよ「それ以前に廃棄のスケジュールが決まっていた」と見るべきでしょう。今回の北朝鮮はそういう状況にはないでしょう。


■島田のツイート

 今日文藝春秋社の元最高幹部に聞いたが、文春社内は路線対立や人間関係の泥沼化で末期的惨状、解体して有志で出直すしかないということだ。

 元最高幹部て、「半藤一利*30元専務」などではなく、多分「あの花田」なんでしょうねえ(なぜ名前を島田が出さないのか、わかりませんが)。鼻で笑います。花田の務めた週刊文春編集長やマルコポーロ編集長が「最高幹部に当たるのか知りませんが」、ホロコースト記事問題で左遷されてからの花田なんて文春にとってはお荷物でしかなかったでしょう。だからこそ花田も文春を辞めたわけです。

 それはともかく大手・文春がいくら何でも「解体して有志で出直す」なんて状況にあるわけもない。つうか花田があまり無茶苦茶なことを言ってれば文春サイドが名誉毀損で訴えることも十分あり得るでしょうね。

 なお、今週号(2018年5/31(木曜)発売)の文春の記事タイトルは「嘘つきは安倍晋三の始まり」だそうです(苦笑)。なるほど安倍信者の島田や花田が文春に悪口する理由もよくわかります。

「3年前のことを掘り下げるより、前を向いて進めたい」。大人の対応だ。

@加計問題:「面会なかった」学園コメントに今治市長が擁護 - 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20180530/k00/00m/040/044000c

 まともな人間なら今治市長の言動は非難の対象でしかない。「嘘をついていた」なんてとんでもない話を掘り下げないでどうするのか。

 毎日記事が

 愛媛県の中村時広知事は「偽りの報告をしたのであれば、まず関係者に謝罪し、責任者が記者会見するのが常識だ。(それがないのは)あり得ない」と学園を批判しており、知事と市長で対応の違いが鮮明になっている。

と書くように「加計と癒着してるのか」、はたまた「安倍と何かつながりがあるのか」、今治市長の対応は明らかに異常です。

最近著しかった左傾化に歯止めが掛かるか。

@文芸春秋、社長人事大もめ 現社長は退任へ

https://www.sankei.com/life/news/180530/lif1805300043-n1.html

 バカバカしい。文春の安倍批判は「加計森友」であって左傾じゃない。ならロッキード疑惑批判やリクルート疑惑批判は左傾化なのか。

 そして今回の人事にしても「安倍万歳記事が増えるかも」なんて期待できる理由はどこにもないわけです。

 日大アメフト事件ほどの面白さもない。

 加計森友疑惑での島田の暴言です。それにしても「重要性」ならまだしも「面白さ」とはアメフト事件の被害者(関西学院大学生)のことをなんだと思ってるのか。この男にはあまりにも常識がなさすぎます。家族会も良くこんな男が巣くう会副会長であることを容認できるもんです。

 どうでもよい話だ。贈収賄も絡んでいない

 加計森友疑惑での島田の強弁です。もちろん「贈収賄がなければ加計森友のような不正に安倍が関与していい」わけではありません。また、現時点では「贈収賄が立証されてはいませんが」、一方で籠池や加計からの賄賂が安倍にわたらなかったと「贈収賄の不存在」が立証されてるわけでもありません。

 つうか「贈収賄云々」つうなら島田らが言いがかりを付けていた蓮舫氏*31の「二重国籍」云々なんて何一つその種の不正に関係ないのですが。

 大塚耕平という男は憐れなまでに意志力も主体的判断力もない。

@国民:大塚*32代表「首相有資格者は石破、岸田、枝野の3氏」 - 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20180525/k00/00m/010/075000c

 いつもながら島田には「はあ?(苦笑)」ですね。国民民主党は共同代表ですから玉木*33を差し置いて「俺が首相を目指す」とはいえないでしょう。かつ今の国民民主党の支持率(立憲民主党どころか、公明党や共産党よりも下)で「我が国民民主党首班の政権を目指す」なんていっても笑い話にしかなりません。

 その後記者から「(大塚氏自身が所属する)国民から有資格者はいないか」と質問されると、「玉木(雄一郎共同代表)さんもそうだし、私も有資格者である努力をしなければならない」と付け加えた。

というのは、「ここまで記者に言われては『(現状の支持率では厳しいが)もちろん我が党から出せればそれが一番いい』くらいのことはいっておくか」程度の話でしかない。

 まあ島田にとっては「安倍以外の名前を挙げることは、枝野氏でなく同じ自民の石破や岸田でも誰でアレ不愉快」なのでしょうし、また大塚氏には「我々の党から首相を出したい」といって枝野氏ともめてもらえれば御の字なのでしょうが。

 とはいえ、「前原*34が民進党を解党するまでは、一緒にやっており、現在最大野党代表の枝野氏」をあげるのは解りますが、石破元幹事長や岸田政調会長(前外相)の名をあげる理由はさっぱりわかりません。

 野党の大塚氏にとって自民の候補なんかどうでもいいでしょう。そして石破と岸田に限定される理由もわからない。派閥ボスという意味では石原伸晃元幹事長が入ってもおかしくない(ただし世論調査での「次の自民党総裁にふさわしい人」での支持率は低いようですが)。

 支持率とか世間的な人気という意味では小泉jrや野田*35総務相、河野外相が入ってもおかしくないでしょう。

 結局、経済的・軍事的圧力を高めて金正恩体制を崩壊させるしかない。それを妨害する中国、韓国への制裁が現実的課題。

 こういう暴言を放言できる島田のバカさにはいつもながら絶句します。

 日大問題を連日トップにモリカケは二の次というNHKのニュース編成を評価したい。

 おいおいです。日大の問題がどうでもいいとは言いませんが誰が考えても「モリカケ>日大アメフト」でしょう。

日大アメフトの問題が「安倍化」?こじ付けにしてもセンスが無さ過ぎる

https://www.asahi.com/articles/ASL5S5FCDL5SUTFK012.html

■「色々なところで『安倍化』が進んでいる」立憲・枝野氏*36

 例えば日大のアメリカンフットボールの問題など、本当に色々なところで「安倍化」が進んでいる。

 もちろんこじつけではなく、まともな人間は誰もが「内田監督の醜態は安倍そっくり」と思ってるでしょう。

以前、中国の統計局長が「統計は政治に従属しなければならない」と堂々と言っていた。中共の発表数字を信用するほど愚かであってはならない。 

@北朝鮮からの輸入、88%減=中国:時事

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018052301207&g=prk

 島田が具体的説明をしないので本当にそんな発言があったのか、いつあったのか、どんな文脈かさっぱりわからずなんとも評価できません。

 「政府の統計」は「政府の政策」を円滑に実施するために行うものであって、『その政策って果たして意味あるのか(つまりそもそも統計の意味があるのか?)』なんてことは政府の統計担当者は考えなくていい。考えるべきは『統計の目的』ではなく『政府に要求された目的を達成するためにどんな統計が望ましいか』という統計手法、統計テクニック

つう文脈での「政治に従属」なら発言の是非はともかく、当然ながら島田が言いたいらしい「統計捏造」なんて話ではないわけです。

 誰か河野氏に注意してやった方がいい。中南米に関して役人の書いた文章を読んでニュースになるはずがない。むしろ北(ボーガス注:朝鮮)や中国に関する発言をより磨くのが生産的だ。

@「何かあるとすぐ『拉致問題』」河野太郎外相が報道に不満

https://www.sankei.com/politics/news/180522/plt1805220048-n1.html

 ブラジルに行って、ブラジルの話をもちろん「メインの話」として話したのに「サブ、脇道」の北朝鮮のことばかりマスコミに話題にされたら河野が

https://www.sankei.com/politics/news/180522/plt1805220048-n1.html

 ブラジルでの自身の演説に関し、北朝鮮に言及したくだりを見出しに取った共同通信記事などを踏まえた発言。河野氏は、記事が中南米諸国との協力に触れた箇所を中心に取り上げていないとの認識を示し「北朝鮮に触れると、見出しも『北朝鮮』というのはいかがなものかと正直思っている」と述べた。

などと不満を感じるのは当然でしょう。

 別に河野は安倍のような「アンチ北朝鮮政治家」じゃないし。

 ただ「何かあると拉致」の風潮をつくった一人はもちろん安倍なので、まあこの河野発言、もしかしたら安倍は面白くないかもしれません。

 つうか島田は「やはり」こうした自分の発言が「完全に中南米(ブラジルなど)を馬鹿にしてる」と思わないくらいのバカのようですね。

 思わせぶりな愚痴を言わず、トランプのように、自分でどんどんツイッター発信すればよい。

河野太郎

・なぜこういう見出し、記事になるのかわからん。北朝鮮問題以外に興味がないのだろうか。

毎日新聞『河野外相、「北朝鮮へ圧力維持を」 中南米向け演説』

https://mainichi.jp/articles/20180521/k00/00m/010/144000c

・産経も(ボーガス注:毎日と同様に)共同の記事を使うから、北朝鮮に関するスピーチみたいな記事になる。こうなったら同行してくれた読売とNHKの記者にきちんと書いてもらうしかない。

産経新聞『河野外相「北朝鮮への制裁緩和、タイミング見誤らずに」 中南米諸国向け演説で強調』

https://www.sankei.com/politics/news/180520/plt1805200022-n1.html

・別に「トランプみたいにツイートする必要はない」ですが「きちんと書いてもらうしかない」なんて言うくらいなら島田が言うように「外相として発信するか、河野太郎一個人として発信するかはともかく」「自分で広報発信すればいい」でしょう。

 大体「きちんと書いてもらう」てどういう意味か。「こういう趣旨で書いてくれ」と河野が指示するというならそれはもはやまともなメディアと政治家の関係ではない。「ただのぼやきではあるのでしょうが」、そういう誤解を生みかねないこのツイートは全く困ったもんです。

 まあ、それはともかく。このインタビュー、メインは「北朝鮮問題以外」だったんでしょう。

 実際、タイトルはともかく記事本文には

https://www.sankei.com/politics/news/180520/plt1805200022-n1.html

 貿易体制をめぐっては、保護主義的な通商政策を強めるトランプ米政権に対し「逆戻りはショックだ」と強調。「日本は自由で開放的な国際経済体制が世界の繁栄を守ると信じている」と訴えた。米国を除く11カ国が参加する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への中南米諸国の参加を歓迎する意向を示した。

と書いてあります。

 だからこそ「サブの問題(北朝鮮)ばかり採り上げるな」と河野が不満を感じるわけです。それはともかく、河野の主張自体は正論だと思いますが日本人は「北朝鮮問題以外に興味がない」のかもしれません。

・「(卑劣な背後攻撃をした者の)資格を早く回復して、試合に練習に出られる立場にして頂きたい」。やはり責任感覚が相当稀薄。慰安婦問題の朝日よりはましだが。

・「大学のイメージがどんどん悪くなる*37」(日大生)。卑劣な行為と魯鈍な対応。正面から質問に答えない監督。他山の石としたい。質問を一切受け付けず逃げ出した*38山尾“日本死ね”しおりよりは遙かにましだが。

 島田らしいですが「朝日だの山尾*39だの」言い出すことが「日大の件をまともに考えてるのか?。考えてないだろ!。島田って奴は本当にバカだ」と評価されるであろうことにはやはり「バカなので」理解が及ばないようです。

 つうか「まし」つうなら「加計森友で責任をとらない安倍よりマシだが」が多くの人間が今考えることでしょうが、まあそう言われたら島田はマジギレでしょう。

「反則するなら出してやる」。事実とすれば、かなり北朝鮮化していたようだ。 

@日大アメフト下級生100人の乱 退部者続出崩壊も

https://www.nikkansports.com/sports/news/201805180000922.html

 島田らしいツイートですが、まさか「北朝鮮全く関係ない話」でこういうこと言い出すとはねえ。

 そして「真相究明と責任者の処分を望む」「しかし日大アメフト部の廃部は望まない」「関西学院大選手が大けがでなくて不幸中の幸い」などまともな物言いが出てこないのはまったく何なのか。

 土俵に上がらせろとプロパガンダ挨拶した兵庫県宝塚市の中川智子市長と顔も雰囲気もよく似ている。左毒が蓄積するとこうなるのか。

@韓国、慰安婦問題研究所を8月開設 女性家族相が見通し「戦争と女性の人権弾圧問題は韓国が中心」

https://www.sankei.com/world/news/180517/wor1805170029-n1.html

 中川氏を非難するに当たり島田が「福島瑞穂*40辻元清美*41保坂展人*42と同時期に社民党から国会議員選挙に出馬し当選したいわゆる土井チルドレンであること」「2016年6月1日、性的少数者(LGBT)への支援策の一環として、同性カップルを公的に「パートナー」と認める制度を開始したこと」(ウィキペディア「中川智子」)などではなく「土俵云々」と言い出すことが実に意外です。

 こんなん、中川氏だけではなく「海部*43内閣官房長官時代の森山真弓*44」「大阪府知事時代の太田房江*45」「都知事としての小池百合子*46」も「土俵に上がりたい」といっていることで何ら左翼的ではない。

 それとも島田的には森山、太田、小池も非難の対象なのか。

山口氏の言う通りだ。一部の自民党議員*47よりよほど見識がある。

@加計問題「どんな国政上の意味あるのか」 公明・山口氏:朝日新聞

https://www.asahi.com/articles/ASL5C42BTL5CUTFK00C.html

 もはや公明党にはあまり期待していませんがそれにしても酷い。安倍に干されてるとはいえ、自民党の石破や石原が批判してるのに何でしょうか、この暴言。そもそもこんなことを言ったところでまともな人間は誰も支持しないでしょう。公明党の評判が落ちるだけです。

 こんなんを支持するのは「狂信的な自民支持者」くらいのもんでそういう連中はかならずしも公明支持ではない。

 「加計の獣医学部は誕生した」てそんなことは不正、疑惑追及とは全く関係ありません。

 まあ、獣医学部ができてしまい、学生も受け入れた以上、「学部廃止」は現実的ではないかもしれませんが、それは「疑惑を追及しなくていい」という話には全くなりません。

 大体これが、「鳩山、菅、野田」といった公明党不参加の政権で起こったことでもこう主張するかと言ったら明らかに違うでしょうし。

 大体、別記事(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20180518/5421309876)でも触れましたが

https://www.excite.co.jp/News/society_g/20171116/Bunshun_4959.html

週刊文春『公明党、比例区700万票割れの衝撃』

 公明党が11月10日、衆院選を総括する会議を開き、山口那津男代表は「執行部の責任」と陳謝した。

 「前回衆院選で獲得し目標とした35議席から6議席も減らし29議席にとどまった。」

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/216262

日刊ゲンダイ『公明「比例票700万割れ」の衝撃』

 公示前の34*48議席から5議席減という敗北に終わった公明党。それ以上に党内に衝撃が走っているのが、比例の獲得票数だ。

 今回、公明が比例の全ブロックで獲得した合計は697万票。衆院選の比例ではじめて700万票を割った。

というのはいい加減こうした「無茶苦茶な自民支持のツケ」ではないのか。

 まともな人間なら創価学会員ですら「加計森友」での公明の態度は支持できないでしょうし、こんな無茶苦茶をやっていて、創価学会員以外に公明支持が増えることも厳しいでしょう。

 いつまでこんな「無茶苦茶な自民支持」をすれば気が済むんでしょうか?

ノーベル文学賞もAKBの総選挙も同次元の空騒ぎで、利害関係者以外には何の意味もない。

@ノーベル文学賞、メンバーが辞任 選考主体、18人中4人:中日新聞

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018050701002428.html

 おやおやです。

 島田は「島田の大嫌いな大江健三郎氏(1994年)」あたりを念頭に置いてこんなことを言ってるのかもしれませんが「チャーチル英国首相(1953年)やパステルナーク(1958年)、川端康成(1968年)やソルジェニーツィン(1970年)の受賞もどうでもいいことなのか?」と聞きたくなります。

 確か島田って「反ソ連の立場」から、ソルジェニーツィンの受賞を絶賛していたはずなんですが。まあ、そういう「過去の言動との整合性」は全く考えてないんでしょう。

 大学教員は常識のない左翼が圧倒的に多いので、彼らが科研費の審査員も受給者も独占することになる。人文社会系の科研費は全廃するのが、予見しうる将来、税の浪費悪用を防ぐ唯一の道だろう。

 山口二郎氏など島田が左派扱いする研究者への因縁の続きですが、言ってること無茶苦茶です。まあ、島田は一度も「文科省の補助金がもらえない無能」なんでしょうが、さすがに「人文系の文科省補助金全廃」なんてウヨ教員ですら大抵の人間は賛成しないでしょう。ある程度まともな研究者ならウヨでも補助金もらってるでしょうからね。大体、人文系なんて言ったら島田らウヨが目の敵にしてる「自虐史観」なんて話だけでなく他の研究(例:政治性のない文学研究)もダメージ受けますし。

 あるいはI濱女史や楊海英も確か人文系の文科省補助金もらってますけど、そういうのは島田はどう考えてるんですかね?。しかしこんなキチガイが巣くう会副会長なんですからそりゃ拉致敗戦も当然です。俺は家族会のバカどもにはかけらも同情しません。

 なお、ネット上では

時安邦治

・(ボーガス注:島田氏は)こんな非科学的かつ差別的なことを平気で口にする人物なので、そりゃ(ボーガス注:科研費の)審査に落ちます。

つう指摘がありますが、山口氏への言いがかりといい、その他の極右言説(慰安婦への誹謗だの、北朝鮮政権転覆だの)といい、島田は「非科学的かつ差別的」ですよねえ。

 有意義な拉致問題訪米だったが、最優先で政府に依頼したボルトン安保補佐官との面談は実現しなかった。というより先方はOKしていたが、別の日本政府高官*49の面談を押し込んだため我々は弾き出されていたことが明らかになった。それならそれでなぜ正直に言わなかったのか。政府の対応に不信感が募る。

 政府ってのは米国政府か、日本政府か、両方なのか。

 いずれにせよ、日本政府高官の訪問を、米国政府側が巣くう会や家族会の訪問より重視するのは当たり前でしょう。

「物理的な攻撃も受けた場合に限定する」という部分が余計だが、一歩前進ではある。反撃どころか、露骨な敵対勢力には常時攻撃を仕掛け無力化を図らねばならない。

@自衛隊、サイバー反撃能力保有へ…武力伴う場合 : 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180503-OYT1T50016.html?from=tw

 サイバー攻撃に対して防御措置を執るつうならともかく「相手に対しサイバー攻撃をやり返す」つうのはもはや専守防衛ではないでしょう。まあ「武力攻撃を伴う場合に限定」としてることは「島田よりはマシ」ですが、そうした限定が今後撤廃される可能性も否定できませんしね。警戒が必要でしょう。

山口某が学者? 山尾“日本死ね”しおり*50が聖女を自称する*51に似ている。

@科研費めぐり杉田水脈衆院議員らと山口二郎*52・法政大教授がバトル 6億円近い交付指摘に山口氏「学者の萎縮が狙い」 - 産経

https://www.sankei.com/politics/news/180503/plt1805030015-n1.html

 山口氏に対する誹謗中傷も甚だしい。つうか島田がまともな学者ならたとえウヨでも「左派学者には政府の研究補助金を交付するな」と暴言を吐く杉田など黙認できないでしょうにねえ。

 実際、後で紹介しますが産経文化人でも島田とは違い、細谷雄一は山口氏を擁護し、杉田を批判しています(杉田への批判ははっきり言ってぬるいですが、それでも杉田の批判にまともな根拠がないこと、山口氏の反論にむしろ道理があることはきちんと細谷も指摘しています)。

 そして「そんなことはあり得ませんが」、左派政党が「ウヨ学者には政府の研究補助金を交付するな」といったら「研究への政治介入だ」とほざくであろう男がよくもいったもんです。こんな非常識極右男が「巣くう会副会長」であることを家族会が黙認していることは愚行以外の何物でもないでしょう。

 しかし明らかに杉田を擁護してる産経の非常識さもいつもながら酷い。

 なお、既に指摘しましたが、「産経文化人」細谷雄一*53慶應義塾大学教授)が自ブログの記事

細谷雄一の研究室から『日本で政治学を研究するということ』

http://blog.livedoor.jp/hosoyayuichi/archives/1966892.html

において

 まず重要な前提として、科研費の必要性と評価については、思想信条ではなくて、あくまでも研究上の意義や、経費の使用の適切さによって判断されるべきだと思います。それが「反日」と思われるテーマであったり、研究者であったとしても、審査によりそれが必要と判断され、また適切に経費が使用されていれば補助されるべきです。他方で、それがどれだけ「愛国」的なテーマであり、研究者であったとしても、研究水準が一定を超えておらず、また経費の使用に(ボーガス注:費用水増しによる架空請求、研究費の私的流用などの)不正があれば、批判されるべきです。

などと書き、

 「研究補助金の審査に愛国だの反日だの客観的評価ができないものを持ち出すべきではない。例えば私にとっての愛国と山口氏にとっての愛国は異なる。問題は研究内容の学問的価値だ」「杉田氏の山口教授批判には根拠がない」「私の知る限り政治的主張で研究費補助金が決まったりはしていない。安倍政権に近いウヨの私も研究費補助金をもらったことがある(俺の要約)」としているのは「安倍万歳、安倍批判者(今回は山口氏)罵倒のためなら論理も無視して平気で虚言や詭弁をはく」島田と違い「細谷にも細谷なりの誇りと良心がある」といったところでしょうか?

 細谷曰く「北海道大学専任講師時代には、当時北大教授だった山口法政大教授には大変お世話になった」という恩義があるそうですが。

 なお、細谷自身は最近はこうした「国の補助金申請」は「あまりしてない」そうですがそれは「杉田や島田が因縁をつけるようなことではもちろんなく」、単に「国への申請手続きが煩雑な割に補助金が獲得できるとは限らず、コストに比べればリターンが低いと思うから」「しかも国の補助金を獲得しても、架空支出など研究費不正使用の防止*54のための、国の会計手続きが細谷の理解では慶応大の手続きなどと比べても、あまりにも煩雑なためそうした意味でも獲得する気にならないため*55」であり「会計手続きの煩雑さはともかく」、リターンの低さについては「そうしたリターンの低さは別に政治的主張とは関係ない。そもそも国の研究費補助金の総額が少ないのでリターンが小さい。補助金総額をまずはもっと増やすべきだ」という考えのようです。 

「次の宏池会主軸の政権では9条は一字一句変えない決意が必要だ」(古賀誠*56)。それなら宏池会に政権を取らせてはならない。

@自民・古賀氏、首相の9条改憲案「必要性まったくない」:朝日

https://www.asahi.com/articles/ASL4R53N0L4RUTFK01C.html

  島田の悪口雑言はともかく古賀氏も思い切ったこと言いますね。

 まず第一に「9条改憲は必要ない」といいきったことは明らかに安倍批判です。

 第二に「宏池会主軸」とは当然ながら「岸田*57総裁」を意味しているのでしょう。まあ、石原*58元幹事長や石破*59元幹事長との連携も考えてはいるのでしょうが、その場合も「幹事長、政調会長」「外相、財務相、官房長官」といった重要ポストで処遇するつう話でしょう。

 もしかしたら場合によっては「岸田氏が重要閣僚などで処遇されれば彼が首相でなくて、石破や石原が首相でも宏池会主軸」「麻生*60が要職に残っても、奴も一応、一時期は宏池会所属だったので宏池会主軸」なのかもしれませんが。いずれにせよ古賀氏は「もう安倍政権は辞めるべきだ」と事実上言ってるわけです。

 しかし宏池会といえば「池田*61、大平*62、鈴木*63、宮澤*64という四人の首相」を生み出した名門ですが最近の首相は「橋本*65、小渕*66(田中*67・竹下*68派系列)」「森*69、小泉*70、福田*71、安倍*72(岸*73派系列)」ということで今ひとつであり、ポスト安倍でどうなるかが注目されます。

 まともな知事に代えて、沖縄の韓国化を止めたい。

@「絶対に落とせない戦い」自公維で勝つ 秋の沖縄知事選へ候補者選び加速

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/241260

 翁長氏への悪口は予想の範囲内でしたが、「韓国への誹謗」はさすがに予想の範囲外でした。

  こういう非常識人間が「巣くう会副会長」ではまともな人間が拉致に興味を持たなくなるのも当然でしょう。

 私のコメントも載っています。 @北が核実験場廃棄、ICBM発射中止の方針打ち出す 最大級の警戒必要…正恩氏、世界相手に詐欺か

https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180422/soc1804220007-n1.html

 北朝鮮のやることは根拠レスで何でも否定するいつものフジサンケイです。

*1:福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相などを経て、現在、第四次安倍内閣文科相

*2:第三次安倍内閣復興相、自民党国対委員長(第二次安倍総裁時代)を経て総務会長

*3:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官などを経て首相

*4:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理・財務相

*5:民進党政調会長岡田代表時代)

*6:むしろ「講演と関係ない天下り問題について書き加える」産経にこそ「前川氏への悪意が透けて見えます」が。

*7:ググっても公式サイトやマスコミ記事などがヒットしないので今ひとつよくわかりません。もちろんこの馳の口ぶりからして馳はこの議連のメンバーなのでしょうが。

*8:例えば、■ハフィントンポスト日本版『岐阜大「君が代は斉唱しない」 馳文科相「交付金が投入されているのに恥ずかしい」』(https://www.huffingtonpost.jp/2016/02/21/national-anthem_n_9287396.html)、■inti-solのブログ『恥ずかしいのは文部科学大臣だ』(https://plaza.rakuten.co.jp/intisol/diary/201602260000/)参照

*9:第一次安倍、福田内閣で文科副大臣。

*10:ロス五輪男子体操個人総合、吊り輪金メダル、跳馬銀メダル、鉄棒、団体総合銅メダル。2018年5月29日現在は、日体大学長。

*11世界卓球天津大会(1995年)男子ダブルス銀メダル世界卓球マンチェスター大会(1997年)男子シングルス銀メダル世界卓球アイントホーフェン大会(1999年)男子ダブルス銅メダル

*12:もちろん「第三次安倍内閣文科相としての馳」に対し赤旗は批判していますが、一方でこうした「LGBT議連」「夜間中学議連」つう記事では馳批判などしないわけです。

*13日本会議などウヨ連中がLGBT差別してることは今更言うまでもないでしょう。

*14:中曽根内閣文相、日本ラグビー協会会長、日本体育協会(現・日本スポーツ協会)会長などスポーツ・教育関係の要職を歴任。現在も2020年東京五輪組織委員会会長、日本ラグビー協会名誉会長、日本スポーツ協会最高顧問を務めている。

*15:お断りしておきますが、馳やダライ、ペマ、ラビアらの右翼言動を免罪する気はありません。単なる事実の指摘です。

*16小泉内閣外務大臣政務官

*17:糸数氏と伊波洋一参院議員(元宜野湾市長)からなる会派

*18:元沖縄社会大衆党委員長

*19:糸数氏の指摘が事実なら、無所属の糸数氏はともかく、「自由党政調会長」の山本氏はそれでいいのかと思います。小沢代表と山本政調会長の態度が違うつうのはまずいでしょう。

*20:ただし、非難決議は緊張を高めるだけだし、政府が批判してる以上「屋上屋を架す必要もない」つうのなら一理ある考えだとは思います。

*21:長崎氏については■朝鮮新報『〈特集・ウリハッキョの今〉生野初級/インタビュー・長崎由美子さん』(http://chosonsinbo.com/jp/2015/07/sk77-5/)参照

*22:与党(例:安倍)はともかく、野党系で三世議員は珍しい気がしますが、俺が知らないだけでそうでもないんですかね。

*23:これらの議員が党を代表してるのか、個人的参加なのか気になるところです。

*24:こういうのはもはや狂信者としか言い様がないですね。

*25:最近の著書に『いまを生きるための政治学』(2013年、岩波現代全書)、『民主主義をどうしますか。』(2016年、七つ森書館)、『安倍晋三が〈日本〉を壊す:山口二郎対談集』(2016年、青灯社)など

*26:昭恵は「私はそんなことをしろと命令してない」と強弁していますが、常識で考えてそんなことはあるわけもないでしょう。昭恵の命令もないのに「籠池と何の関係もない公務員秘書」が籠池のために動く理由は何もありません。

*27:「粘着質な攻撃」とは具体的に何かはっきり書いてほしいもんです。加計森友やセクハラ問題というなら、細谷に呆れざるを得ませんが。

*28小泉内閣外務大臣政務官、第1次安倍、福田内閣法務副大臣、第3次安倍内閣首相補佐官など歴任

*29:第3次安倍内閣国家公安委員長を経て第4次安倍内閣外相

*30週刊文春編集長、月刊文春編集長、専務取締役など歴任。著書『戦う石橋湛山』(1999年、中公文庫)、『レイテ沖海戦』(2001年、PHP文庫)、『ノモンハンの夏』(2001年、文春文庫)、『ソ連が満洲に侵攻した夏』(2002年、文春文庫)、『“真珠湾”の日』(2003年、文春文庫)、『昭和の名将と愚将』(2008年、文春新書)、『それからの海舟』(2008年、ちくま文庫)、『荷風さんの戦後』(2009年、ちくま文庫)、『15歳の東京大空襲』(2010年、ちくまプリマー新書)、『聖断:天皇と鈴木貫太郎』、『日本型リーダーはなぜ失敗するのか』(2012年、文春新書)、『幕末史』(2012年、新潮文庫)、『あの戦争と日本人』(2013年、文春文庫)、『幕末辰五郎伝』(2013年、ちくま文庫)、『安吾さんの太平洋戦争』(2013年、PHP文庫)、『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(2014年、文春文庫)、『若い読者のための日本近代史:私が読んできた本』(2014年、PHP文庫)、『「昭和天皇実録」にみる開戦と終戦』(2015年、岩波ブックレット)、『歴史と戦争』(2018年、幻冬舎新書)など

*31:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党代表など歴任

*32:菅内閣厚労副大臣、民進党代表などを経て国民民主党共同代表

*33:民主党政調副会長、民進党幹事長代理、希望の党代表などを経て国民民主党共同代表

*34:鳩山内閣国交相、菅内閣外相、野田内閣国家戦略担当相、民主党政調会長(野田代表時代)、民進党代表など歴任

*35:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣消費者問題等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)などを経て第四次安倍内閣総務相

*36:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相、民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)などを経て立憲民主党代表

*37:内田監督は日大常務理事ですからね。監督を辞めても常務理事は続ければ「大学のイメージがどんどん悪くなる」でしょう。

*38:加計森友のような政治疑惑ならともかく不倫がどうこうなんて俺個人は全く興味ないですが。まあ島田も山尾氏だからこんなこと言ってるのであって「不倫の当事者が安倍」なら「総理が不倫しようが政治と関係ない!」と言うでしょう。

*39:民進党政調会長岡田代表時代)

*40:社民党幹事長、党首、鳩山内閣少子化等担当相などを経て社民党副党首

*41:社民党政策審議会長、国対委員長、鳩山内閣国交副大臣、菅内閣首相補佐官、民主党政調副会長、幹事長代理、役員室長、民進党幹事長代行、立憲民主党政調会長などを経て立憲民主党国対委員長

*42:中川氏同様、後に地方政治に転じ、世田谷区長

*43:福田、中曽根内閣文相を経て首相

*44:海部内閣環境庁長官官房長官、宮澤内閣文相、小泉内閣法相を歴任

*45:府知事退任後、国政に転じ、第三次安倍内閣で厚労大臣政務官

*46小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事

*47:もちろん石原や石破のこと。

*48:文春の「35(前回選挙獲得議席)」とゲンダイの「34(公示前議席)」の違いは「選挙直後から公示前までの間に途中で公明党議員がなんらかの理由で離党した(あるいは病死した?)」とかそう言うことなんでしょうが確認するのは面倒ですし、特に確認はしません。

*49:具体的に誰なのか?

*50:山尾元民進党政調会長のこと。

*51:そもそもそんなことを山尾氏は自称してません。

*52:最近の著書として『いまを生きるための政治学』(2013年、岩波現代全書)、『ポピュリズムへの反撃:現代民主主義復活の条件』(2014年、角川oneテーマ21)、『徹底討論 日本の政治を変える』(共著、2015年、岩波現代全書)、『民主主義をどうしますか。』(2016年、七ツ森書館)、『安倍晋三が〈日本〉を壊す:この国のかたちとは:山口二郎対談集』(2016年、青灯社)など

*53:著書『戦後国際秩序とイギリス外交:戦後ヨーロッパの形成 1945-51年』(2001年、創文社)、『外交による平和:アンソニー・イーデンと20世紀の国際政治』(2005年、有斐閣)、『大英帝国の外交官』(2005年、筑摩書房)、『倫理的な戦争:トニー・ブレアの栄光と挫折』(2009年、慶應義塾大学出版会)、『国際秩序:18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ』(2012年、中公新書)、『安保論争』(2016年、ちくま新書)、『迷走するイギリス:EU離脱と欧州の危機』(2016年、慶應義塾大学出版会)など

*54:細谷も認めるように実際に研究費不正使用行為があるので厳しくせざるをえないという面も一方ではあるようですが。

*55:つまりは国ではなく勤務先の慶応大から資金をもらうか、国以外の企業や財団法人などの補助金でももらうという話でしょう。

*56:橋本内閣運輸相、自民党国対委員長(小渕総裁時代)、幹事長(森総裁時代)、選対委員長(福田、麻生総裁時代)など歴任

*57:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二〜第三次安倍内閣外相を経て現在、自民党政調会長

*58小泉内閣国交相、自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*59小泉内閣防衛庁長官、福田内閣防衛相、麻生内閣農水相、自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*60:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理・財務相

*61:吉田、石橋、岸内閣蔵相などを経て首相

*62:池田内閣官房長官、外相、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*63:池田内閣郵政相、官房長官、佐藤内閣厚生相、福田内閣農林相、自民党総務会長(大平総裁時代)などを経て首相

*64:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*65:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、自民党政調会長(河野総裁時代)、村山内閣通産相などを経て首相

*66:竹下内閣官房長官、自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相などを経て首相

*67:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

*68:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*69:中曽根内閣文相、宮澤内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*70:宮澤内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*71:森、小泉内閣官房長官などを経て首相

*72:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官などを経て首相

*73:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相

リベラルリベラル 2018/04/30 08:05 「国境が無いのは嘘」とアホウヨ議員が幼稚な事を言ってますが、じゃあ右翼どもが言う「天皇の先祖は神」も嘘になりますね?
天皇は人間なので神からは生まれてきませんので。

2018-04-23

今日の産経ニュース(4/23分)(追記・修正あり)

| 21:58 |

石破茂氏「政策に親和性あるなら連携しない方がおかしい」 竹下*1派、岸田派との連携に含み

https://www.sankei.com/politics/news/180423/plt1804230049-n1.html

 「政策に親和性があるかどうか」「石破の呼びかけに竹下派、岸田派が応じるかどうか」はともかく、こうした動きが出てくること自体、「アンチ安倍の俺の願望込み」ではありますが「安倍の終わりの始まり」かと思います。

 財務省の決済文書改竄(かいざん)や福田淳一事務次官セクハラ問題に関しては「一般社会と感覚がずれてきている。危機管理の初動体制としては、実にまずかった」と同省の対応を批判した。

 といったところで明確な安倍、麻生批判ができないのは所詮、石破の限界です。


ヘイトスピーチに名誉毀損罪を初適用在特会元幹部在宅起訴 京都地検

https://www.sankei.com/west/news/180423/wst1804230090-n1.html

 遅きに失した気がしないでもありませんが処罰されないよりはマシです。素直に喜びたいと思います。


王岐山*2の腐敗告発は「捏造」と中国当局 男2人逮捕「米逃亡の郭文貴氏が指示」

https://www.sankei.com/world/news/180423/wor1804230043-n1.html

 まあこれだけではなんともいえませんね。「安倍の森友加計疑惑関与否定」「福田のセクハラ否定」がわかりやすい例ですが「真っ黒」でも無実だという馬鹿者はいます。

 ただし一方でアンチ中国活動家によるデマの垂れ流し(例:ペマの『中国の最終目的は天皇処刑』というデマ本)も過去に多々起こってるわけです。


■「高校生になればOK?」足立区立中、授業前にアンケート 都教委は問題視「助長の可能性」

https://www.sankei.com/life/news/180423/lif1804230011-n1.html

 ウヨの小池都知事であるが故にこういう馬鹿馬鹿しいことになるのでしょう。

 性教育をいたずらに敵視するとは今時純潔教育が成立するとでも思ってるんでしょうか?(呆)


■【財務次官セクハラ疑惑】下村博文文科相 テレ朝女性記者が録音を週刊誌に渡したことに「ある意味犯罪」 謝罪し撤回

https://www.sankei.com/politics/news/180423/plt1804230036-n1.html

 下村もどうしようもないバカですね。とはいえ、世論の批判謝罪と撤回を余儀なくされたことは、大変良かったと思います。


■【森友文書改竄佐川国税庁長官を任意聴取 大阪地検特捜部改竄関与の有無など確認か

https://www.sankei.com/west/news/180423/wst1804230074-n1.html

 この事情聴取が「単なるアリバイ作りに過ぎない」のか、はたまた政界(というか安倍)への追及がどこまでできるかはともかく佐川については起訴する方針なのか気になるところです。


大阪豊中市長選、元副市長の長内氏が維新公認候補ら破り初当選

https://www.sankei.com/west/news/180423/wst1804230016-n1.html

 無所属新人の元副市長、長内繁樹氏(59)=自民、立憲民主希望の党公明民進自由社民推薦=が、大阪維新の会公認の元府議、中川隆弘氏(58)と、無所属の元市議、松岡信道(あきみち)氏(37)の新人2人を破り、初当選を決めた。

 国政で対立しているはずの与野党相乗りとは政治不信を招く愚行としか言い様がないでしょう。

 かつこうした相乗りでは「相乗り候補に、他候補が勝つことは容易ではなく*3」選択肢を事実上奪ってるといえるでしょう。それにしても「豊中と他の大阪府下市町村」は違うのかもしれませんが、維新も昔程の勢いはないようですね。


大阪・泉南市長選 現職・竹中氏が再選 投票率過去最低の27・71%

https://www.sankei.com/west/news/180423/wst1804230019-n1.html

 この低投票率ではもはやまともな選挙とはおよそいえないでしょう。


■【関西の議論土俵女人禁制、緊急時も思わず伝統重視…相撲協会が問われる社会とずれた教条主義

https://www.sankei.com/west/news/180423/wst1804230002-n1.html

 いろいろと性格が違うとはいえ「女人禁制におよそ正当な理由がない」という意味では、「産経女帝反対」も「土俵女人禁制」並にくだらないと思いますがそういう理解はやはりないのでしょう。


■【財務次官セクハラ疑惑】福田淳一財務次官退職金は5300万円

https://www.sankei.com/affairs/news/180423/afr1804230008-n1.html

 おいおいですね。今後彼が退官するとして、とりあえず支払いは停止してしかるべきでしょう。


■世界の女性外相集まれ 9月にカナダで会合 河野太郎*4は女性だらけ夕食会に出席

https://www.sankei.com/world/news/180423/wor1804230037-n1.html

 こういう会合が開かれるつうことは、国際的にも女性外相は少ないのでしょうがそれはさておき。

 「そういえば日本って過去に女性外相は誰がいたっけ、田中真紀子*5と、えーと他にもいたと思うが?」ということで早速ウィキペディアを見てみます。

 田中の他は川口順子*6ですね。今のところそれしかいません。


■不審者を「星野源さん似」 警視庁、周知メールに記載、その後訂正

https://www.sankei.com/affairs/news/180423/afr1804230016-n1.html

 どのあたりが星野に似てるのか知りませんが、実際に似てるのなら「別にいいんじゃねえの?」と思いますが。


■【産経・FNN合同世論調査】「麻生太郎財務相辞任不要」世代別でクッキリ 高齢者は58%も若年層は26%

https://www.sankei.com/politics/news/180423/plt1804230044-n1.html

 事実ならば、最近の若者にはセクハラなどに対する倫理観が欠落してるつうことなんですかね?。日本の将来が冗談抜きで不安になります。


■【産経・FNN合同世論調査安倍内閣支持率続落38%*7 麻生*8財務相「辞任すべきだ」<「辞任の必要ない」

https://www.sankei.com/politics/news/180423/plt1804230017-n1.html

 唖然ですね。なぜ麻生に辞任の必要がないと思えるのか。公文書改竄にせよ、セクハラ問題にせよ十分辞任に該当するでしょう。特にセクハラなど、麻生自ら被害者に対するセカンドレイプに励んでるのに。日本社会セカンドレイプ容認するゲス社会ということでしょう。

 更迭された財務省福田淳一事務次官セクハラ問題でも、被害を受けたとされる女性記者らに名乗り出るよう同省が呼びかけた対応について「不適切」と受け止めている人が60・8%に上り

 さすがに過半数超えたのは良かったですが「6割程度かよ」と唖然ですね。残りの4割は「不適切ではない」「よくわからない」と思ってるんでしょうか?

 政党支持率は、自民党が36・0%(前回比0・6ポイント増)で、立憲民主党は13・8%(同0・2ポイント減)。

 あれだけ不祥事が噴出してるのに自民党を支持する理由がさっぱりわかりませんが、一方で

「支持する政党はない」とした無党派層は36・5%

というのも重要でしょう。この無党派層をどれほど野党支持に転換できるかが一つの重要な課題でしょう。正直、これほど不祥事が噴出しても自民支持なんて連中は「どう見てもまともではない」ので、あえて言えば「見放す」しかないでしょう。


■【財務次官セクハラ疑惑】経団連会長 セクハラ問題に関連し「マスコミにも取材方法で規範があってもいいのでは」

https://www.sankei.com/economy/news/180423/ecn1804230016-n1.html

 自民党や安倍をかばうための強弁か、はたまた本気でそう思ってるのかはともかく、「日本財界(あるいは経団連会長出身企業の東レ)はセクハラについて無知で女性差別的」と認識されても文句の言えない暴言でしょう。

「夜に酒を飲むような場所で1対1で話すことが公器であるメディアで働く人に求められるのか」

 そもそも呼びつけたのは福田の方ですが。福田を非難するのならともかく立場上、福田の誘いを断りづらい女性記者を非難するとは全く非常識です。


■【安倍政権考】「首相はもう飽きられている」の声 1強から「聞き役」にモデルチェンジ?(政治部 大島悠亮)

https://www.sankei.com/premium/news/180423/prm1804230006-n1.html

 財務省による決裁文書改竄(かいざん)問題に、加計学園獣医学部新設をめぐる「首相案件文書財務事務次官セクハラ−。省庁の不祥事や疑惑が相次ぎ、政権に深刻なダメージを与えている。

 加計森友は省庁の不祥事や疑惑ではなく「安倍の不祥事や疑惑」なんですけどね。

 かつ本来は「福田次官の個人的犯罪にすぎなかったセクハラ」も安倍や麻生が「かばおうとした理由が何かはともかく」愚かにも当初福田をかばおうとしたことで「安倍と麻生の不祥事や疑惑」になってしまったわけです。

 「大阪府連が決めたことは自民党総裁たる私、安倍晋三*9の考え方でもある。私は常に大阪府連の皆さまとともにあります」

 間接的な表現ではあったが、都構想反対の立場を明確にした。

 加計森友で支持率が低下する今、大阪府連をうかつに敵に回せないし、維新も一時期の勢いはなくなってきた、都構想も大阪府民に決して支持されてないし、別に都構想に反対してぽしゃっても維新は自分にへいこらするしかないという安倍の判断でしょう。

 「都構想について曖昧にごましてもいい」のにそうはできなかった大きな理由が「支持率が低下」のわけです。

 憲法改正をめぐる議論では、昨年5月に9条の1、2項を残したまま自衛隊を明記する案を披露して党内の議論をリードし、戦後70年間、誰も手を付けなかった改憲に並々ならぬ意欲を示している。

 もちろんこうした安倍の極右性が「加計森友など大した問題ではない」と産経らウヨが強弁する理由です。彼らにとって総裁が、石破*10幹事長、石原*11幹事長、岸田政調会長(前外相)などでは不満なわけです。

 首相は、自身の演説を遮るように「安倍やめろ」コールをしていた一部*12の聴衆に対して「こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかないんです」と声を張り上げた。これが「安倍1強のおごり」と捉えられ、都議選での自民党大敗の一因となった。

 阿比留などはあの発言を擁護するわけですが、産経でもある程度常識のある人間は「アレも敗因だった(もちろん他にも稲田の失言などありますが)」と理解するわけです。まあ、とはいえ、勝ち負けの観点でしか語らないのはどうかと思いますが。仮に勝ったとしてもあんな暴言は許されません。

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が3月10、11両日に行った合同世論調査で次期首相にふさわしい自民党議員を尋ねたところ、首相が30・0%とトップを維持したが、前回調査した1月の31・7%から微減した。石破茂幹事長(61)は28・6%と前回の20・6%から8・0ポイント増やし、首相に肉薄している。

 「今だに安倍を支持する自民党員30%ってバカ?。総裁ならどんなクズでも支持するのか?。それとも日本会議支持者なの?」と思いますがそれでも二位・石破との差は2%程度に過ぎません。当然ながら「公明支持者」「野党支持者」はもっと安倍に厳しいわけで、

 共同通信社が4月14、15両日に実施した全国電話世論調査で「次の総裁に誰がふさわしいか*13」を問うと、石破氏が26・6%でトップに立ち、小泉進次郎筆頭副幹事長(37)が25・2%、首相は18・3%で3番目に甘んじている。

ということになります。「俺の願望込み」ですが安倍ももう終わりではないか。

 普通に考えれば「仮に下馬評通り、石破総裁に決定だとしても」、石破元幹事長、石原元幹事長、岸田政調会長(前外相)などで総裁選をやって、話題を盛り上げるつうのが「良策」でしょう。


■【日米首脳会談】「困難を乗り越えて。あなたならできる」 メラニア大統領夫人、昭恵首相夫人を励ます

https://www.sankei.com/politics/news/180423/plt1804230007-n1.html

 昭恵氏は学校法人森友学園」への国有地売却に関与したかのように報じられている。スロベニア出身でモデルだった過去に焦点を当てられ、さまざまな批判や中傷にさらされてきたメラニア氏。フロリダ州パームビーチの博物館視察などのファーストレディー外交を通じ、「私もずいぶんといろんなことで批判されてきた」と語り、同じような境遇にある昭恵氏に本音を吐露したようだ。

 「関与したかのように報じられている」「さまざまな批判や中傷にさらされてきたメラニア氏と同じような境遇にある昭恵氏」と記事が露骨に昭恵に同情的で吹き出しました。

 まあメラニアも「本音ではなく」適当な社交辞令でしょうが、「メラニアへの批判*14はともかく」、昭恵の困難「森友疑惑」なんて彼女の自業自得ですからねえ。まあ、「正しい対処法」は「全て非を認めること」ですがそれは「夫・安倍との決別」「場合によっては昭恵への刑事処分の可能性アリ」つうことで彼女にはできないわけです。

 しかしさすがトランプの妻と言うべきでしょうか?。「森友疑惑で昭恵をかばってる」と誤解されるような発言を良くできるもんです。

*1:第三次安倍内閣復興相、自民党国対委員長(第二次安倍総裁時代)を経て総務会長

*2海南省委員会書記、北京市長、副首相、党中央規律検査委員会書記(党中央政治局常務委員兼務)などを経て現在、国家副主席

*3:とはいえ相手が維新だとまた事情は違うのでしょうか?

*4:第三次安倍内閣国家公安委員長を経て第四次安倍内閣外相

*5:村山内閣科学技術庁長官、小泉内閣外相野田内閣文科相歴任

*6小泉内閣環境相外相歴任

*7:「不支持>支持」とはいえ、まだまだ38%とは「朴クネの最終的支持率(一桁台)」に比べれば高すぎます。正直「韓国人に比べ日本人は倫理観が劣ってる」と評価されても文句は言えないでしょう。

*8:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相第一安倍内閣外相自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理財務相

*9自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官などを経て首相

*10小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*11小泉内閣国交相自民党政調会長第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*12:全員「安倍辞めろ」コールなんてことは普通に考えてあり得ないのにわざわざ「一部」と書かずにはいられない安倍信者産経です。

*13自民党員でもない国民にこんなことを聞くのはおかしいでしょう。聞くなら「次の総理」であり、その場合、当然ながら候補には立民の枝野代表なども入ってきます。

*14:詳しく知りませんのでなんとも評価できません。

2018-04-22

今日の産経ニュース(4/22分)ほか(追記・修正あり)

| 21:58 |

朝日新聞セクハラ巡る対応「国民をなめている」 自民・中谷氏』

https://www.asahi.com/articles/ASL4Q571YL4QUTFK002.html

 「今頃かよ!」「お前、セクハラ問題での世論の自民財務省批判がものすごいから慌てて保身に走ってるだけヤン!」「そこまで言うからには最低限、麻生に福田の懲戒処分をさせるんだろうな!。麻生財務省を代表した謝罪会見させるんだろうな!」ですが、まあ、自民党からこういう批判が出ることはいいことです。まあ本来、彼も安倍や麻生に近いわけではないですしね。こんなことで安倍や麻生と政治的心中したくはないでしょう。


【ここから産経です】

■性被害の子供に無償検査 愛知県警継続的な支援強化

https://www.sankei.com/west/news/180422/wst1804220063-n1.html

 全国でも珍しい取り組みだそうですが大変いいことだと思います。他県にも広がってほしいと思います。厳罰論ばかりではなくこうした現実的な被害者支援がもっと議論されてほしいもんです。


自転車レースで転倒、男性重体 他の出場者と接触か 栃木ツインリンクもてぎ

https://www.sankei.com/affairs/news/180422/afr1804220014-n1.html

 谷垣*1自転車事故で政界引退に追い込まれた*2わけですが、まあ、最低限「この種の重大事故」は「個人の責任で済まない自転車イベント」では避けてほしいですね。

 まあ、「谷垣氏のようなスポーツ自転車はまた話が違います」が自転車ってのは「結構危ないんだ」つう理解はもっと必要かもしれません。


■「首相総裁選3選目指すなら『やけくそ解散』しかない」 大塚耕平*3民進代表が言及

https://www.sankei.com/politics/news/180422/plt1804220010-n1.html

 何度も書きますがまあ安倍は解散はしない、できないでしょうね。そういうことを安倍がしようとすれば、安倍おろしが起きるんじゃないか。過半数割れしないにしても、議席減は避けられませんし、それが「加計森友疑惑をごまかしたい」という「安倍の私利私欲」では内閣支持率が低下傾向にあることもあって石破*4幹事長、石原*5幹事長、岸田政調会長(前外相)などは納得できるもんではないでしょう。

 「解散するなら安倍を下ろしてイメチェンした上で」が自民党共通認識じゃないか。

 まあ、大塚氏の場合「解散云々」と主張することによって希望との新党計画正当化するという思惑もあるわけですが。

 ただ「共産公明支持率を下回る政党が新党なんかつくっても意味がない」「新党ができようとも、議席数支持率を考えれば野党の中心は立憲民主党だろう」という反応が世間の反応でしょうね。

 「単純計算*6すれば希望+民進」で立憲民主党議員数は超える議席数はともかく、新党が立憲民主党支持率を上回ることは考えがたいですね。下手したら公明共産支持率も下回るんじゃないか。


■【海峡を越えて 「朝のくに」ものがたり】(15)私が会った孫基禎*7 「過去」よりも「未来」が大事(文化部編集委員 喜多由浩*8

https://www.sankei.com/column/news/180422/clm1804220008-n1.html

 私は「日章旗抹消事件」の話を聞きたかった。事件後、“危険人物”として日本の公安当局からつきまとわれたとも聞く。自伝では、金メダルに輝いたときでさえ、亡国民の悲哀に涙したとつづられている。

 だが、孫は多くを語ろうとしない。過去はのみ込んで「そりゃ、つらかったし、いろいろあったさ」とだけ話したかと思うと、孫は大きな手で私と韓国人通訳の手を包み込んだ。

 そして、「そんな昔の話よりも、もっと大事なことがあるじゃないか。(日韓の)未来は君たちのような若者たちにかかっているのだぞ」と力を込めた。

 「過去よりも未来が大事」といったところでそれは「過去の正しい認識をした上で」という前提条件がつきます。 

 やれ「南京事件慰安婦捏造」だの「大東亜戦争アジア解放の戦争」だのという「過去の間違った認識が許される」わけではまったくありません。

 まあ孫氏が「多くを語ろうとしない」のはなんとなく解る気がします。

 いろいろとつらい思いをしたから語りたくない、既に他の場所でもいろいろと語ったことがあるし、つうのもあるでしょうが何せ相手は産経です。下手なことを言って「韓国反日だ」などと嫌韓国宣伝されてはたまったもんじゃないつうのもあったでしょう。いや「嫌韓国宣伝」どころか、相手が「植民地統治正当化産経」ではその場で口論にすらなりかねません。


■【新聞に喝!】「スキャンダル政局報道の危うさ ブロガー投資家山本一郎

https://www.sankei.com/column/news/180422/clm1804220006-n1.html

 「投資家だのブロガーだのは肩書きとして使うような職業的なものといえるのか(特にブロガーが)」疑問ですがそれはさておき。

 「加計森友疑惑で安倍総理は無実だ」「そんなことより政策論争をしろ」とのいつもの寝言です。

 自分らが「蓮舫*9二重国籍ガー」などと「疑惑でも何でもないことに因縁をつけていた」くせによく言います。

 大体、「無実」ならとっとと昭恵の喚問に応じればいいでしょう。佐川の喚問にしても「最終的にはやった」ものの散々「やりたくないとごねた」し、今は柳瀬喚問でどうようにごねています。無実なら何でそういうごねることをするのか。

 また、長年ひとつの組織に属し、立身出世を果たしてきた官僚が、女性との関係*10で足をすくわれて人生全体を否定されるような事態となるのは不寛容にも程があります。

 誰も福田の人生を否定などしてませんが。「セクハラをやるような人間」は財務官僚トップにふさわしくないだけの話です。しかも福田が非を認めず「無罪だ」などと被害者へのセカンドレイプをやるから厳しく批判されるわけです。

 そもそも福田と同レベルのセクハラをやれば民間企業の重役だって立派に処分対象でしょう。産経文化人つうのは何でこうクズなのか。


■【財務次官セクハラ疑惑】寺島実郎*11サンデーモーニングで「女性は泣いてごまかす、笑ってごまかす」

https://www.sankei.com/life/news/180422/lif1804220023-n1.html

 ゲストの元共同通信記者でジャーナリスト青木理*12 (52)が「テレ朝の記者が週刊新潮に自分のセクハラ情報を流したこと非難する向きもあるが、公益通報であるという考え方もできる」などと持論を述べ、番組では「強制的に女性の管理職を増やすべきだ」などという意見など、日本は女性の社会進出が遅れているというトーンで進んでいただけに、寺島氏の発言に司会の関口宏*13も一瞬、困惑したような表情を浮かべた。

 寺島氏の非常識さには呆れるしかないですね。


■【編集局から】相手の真意見抜けぬ元次官アウト(副編集長 佐々木美恵)

https://www.sankei.com/column/news/180422/clm1804220009-n1.html

 まあ産経らしい駄文ですね。真意を見抜くとかそういうレベルじゃないでしょう。

 ああいうセクハラ発言は常識人はしません。しかもその場で女性記者は「オブラートにくるんでる表現とはいえ」嫌だという気持ちをぶつけてるわけです。

 それにしても残念なのは記者から相談を受けたテレビ朝日の上司です。若い記者が取材先で嫌な目に遭わされていたらそっと裏口から逃がしてくれたり、その後に担当を変えたりしてくれたものです。少なくとも私の経験では。

 「会社として抗議しろ」つうならともかく、おいおいですね。担当を変えればいいつう問題じゃないでしょうに。担当を変えられた人間は被害から逃げられても「加害の元(福田)」はなくならないんじゃ今後も被害者が出続けるわけで意味がないでしょうに。大体、あんな発言は一発でアウトでしょう。


■「創氏改名を強制なんてウソ」 日韓の真の歴史を学ぼう 講演会を都内で開催

https://www.sankei.com/life/news/180422/lif1804220010-n1.html

 講師が

講師を務めた大阪府の高校歴史科教師、黒田裕樹氏(49)

という時点で唖然ですね。「まともな専門家」はこんな与太講演はしないわけです。


■【田村秀男の日曜経済講座】つじつま合わせに奔走する官僚たち 「財務」本来の使命忘れたか

https://www.sankei.com/premium/news/180422/prm1804220012-n1.html

 「個人的犯行である福田次官セクハラはともかく」そもそも加計森友の主犯は首相の安倍なのに安倍批判しないで、官僚批判しかしないあたりふざけた駄文としか言い様がありません。

 また福田のセクハラにしても安倍*14麻生*15が「理由はともかく」福田を厳罰にしない以上、セクハラ問題についてもはや安倍や麻生は福田の共犯と言っていいでしょう。

 なお、消費税増税を理由に財務官僚批判する田村ですが「財務官僚の上には麻生財務相安倍首相がいる以上」、消費税増税について安倍、麻生は悪くない、財務官僚だけが悪いという田村の発言は詭弁でしかありません。


■きょう沖縄市長選 翁長*16知事三重苦…連敗・財界離反・健康不安

https://www.sankei.com/politics/news/180422/plt1804220005-n1.html

 何とか勝利したいところですがそれはさておき。まあ、産経も自分が言う程、翁長県政が三重苦だのなんだのという状況にないことは理解しているでしょう。いつものあおり記事です。

【追記】

沖縄市長に自公維推薦の現職 桑江朝千夫氏、翁長雄志知事推す新人破る

https://www.sankei.com/politics/news/180422/plt1804220016-n1.html

 ある程度覚悟はしていましたがやはり残念ですね。ただ「現職は基地問題隠しに終始した」ようですし、ここから「翁長氏が知事選でも苦しい」と見なすのはおそらく短絡的でしょう。もちろん楽な戦いではないでしょうが。


■【昭和天皇の87年】皇族を一斉呼集 天皇の決意はいささかも揺るがなかった

https://www.sankei.com/premium/news/180422/prm1804220016-n1.html

 もはや降伏しないと自分個人の保身どころか皇室全体が危ないという判断に基づく保身なんぞ産経の言うように美化できるもんじゃないでしょうにねえ。

 まあとはいえ、当初「ソ連を仲介役とした和平交渉」に期待していたこともあって「国体護持がないと降伏できない」と昭和天皇が言い続けたが故に、「ソ連参戦」などによる「こうした昭和天皇方針転換」はいわゆる陸軍強硬派には必ずしも好意的評価されないわけです。

 昭和天皇は、日本に戦う余力のないことを知っていた。ここは、たとえ理不尽であっても連合国の回答を受け入れ、一刻も早く終戦して国民の被害を最小限に抑えるしかない。

 はっきり言って昭和天皇は自分の保身と皇室の保身しか考えてないですよ。彼にとっては保身ができれば国民が何人死のうがかまわない。まあ「昭和天皇の名誉(?)のために」断っておけば彼に限らず特権階級とは古今東西、そういう生き物ですが。

 彼が敗色濃厚になってもすぐに降伏せず「東京大空襲」「沖縄戦」「広島長崎原爆投下」を招いたのもそういうことです。

 しかしこの時点では「国民を死なせても保身はできず」むしろ戦後、「国民の反感を買ったり」「国民を無駄に犠牲にしたとして戦犯裁判にかかる恐れが強くなったり」とデメリットしかないと思ったから降伏を決意したわけです。

 つまり「降伏前に、言質を取って保身することは諦め」、降伏後に「保身することを決意した」わけです。もちろんそこには「ポツダム宣言には国体護持と書いてないが、天皇戦犯裁判にかけるとも書いてないから連合国天皇の地位について最終決定はしておらず降伏後の巻き返しが可能ではないか」という判断もあったでしょう。

 しかし理不尽って。敗戦国の君主の身の安全が必ずしも保証されないなんて珍しいことでもないでしょうに。


■【ソウルから 倭人の眼】市民団体が息巻く釜山「徴用工像」設置 訪日前に決断求められる文*17大統領

https://www.sankei.com/premium/news/180422/prm1804220018-n1.html

 もちろんこうした銅像を造ってほしいわけではありませんが、事実だから仕方がないでしょう。そもそもこうなってしまったことの背景には安倍や産経が「慰安婦や徴用工」など戦前日本の問題行為を正当化しようとし、向こうの反感を買ったことが大きいわけですし。

 文大統領の決断といったところで、違法行為でもないし、せいぜい「日韓関係を考慮して設置は控えてほしい」と関係者に働きかけるのが関の山でしょう(そういうことをしない可能性もありますが)。

 でそういう働きかけしたところであまり意味はないでしょうね。市民団体も「文氏のいうことなら何でも従う文氏ファンクラブ」じゃないですし。

 元徴用工の個人請求権は1965年の日韓請求権協定で消滅し、日韓政府間では解決済みだ。

 請求権を主張してるから銅像設置してるのではなく「違法でも不当でもないという産経ら日本ウヨの嘘を許さない」という話だから何の反論にもなっていません。

 韓国にやって来る日本人観光客は激減し、回復の見通しもない。

 それが産経が言うような嫌韓国的理由だとする根拠産経は何ら提出できません。

 対日関係の改善策について問われると、「ソウル日本大使館前と釜山総領事館前の慰安婦像を撤去すること。それだけです」と答えるようにしている。

 そういうバカなことを言うからこそ韓国民が憤激するのだといい加減理解したらどうなのか。「慰安婦は違法」は事実なんだから仕方がないでしょうに。

 そもそも設置が違法でもない銅像撤去など韓国政府にはやりようがありません。

 つうか「観光客減が嫌なら俺の言うことを聞け」て「サード問題での中国の態度にそっくり」なんですが、産経的には「韓国客で俺が恫喝するのは正しい行為、中国がやると卑劣な行為」つうのか(呆)。

 文氏に極めて近い韓国政府の人物が昨年、「文大統領が理想とする日本との関係は、金大中(キム・デジュン)元大統領小渕恵三*18首相による韓日パートナーシップ宣言(1998年)当時の関係です」と言っていた。

 つまりは文氏は反日ではないと言うことです。今の総理が小渕氏なら文氏も「それなりの好意的対応をする」でしょうし、金政権時代の総理が安倍なら日韓関係は冷え込んでいたでしょう。

 ソウル日本大使館釜山総領事館前への慰安婦像放置がウィーン条約に抵触していることも理解しているはずだ。

 抵触はしていませんね。抵触してないからこそ撤去するなんてできないわけです。せいぜい「ウィーン条約の趣旨に反するのではないか」程度の話です。

 「A級戦犯合祀された靖国への首相公式参拝は、東京裁判を受け入れた日本の態度と矛盾するのではないか」程度の話に過ぎません。

 そして「趣旨に反するのではないか」だって「そういう主張もある」程度の話です。争いのない定説でも何でもない。

*1小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相第二次安倍内閣法相幹事長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*2:「安倍おろしが始まりつつある今」、彼が現役の議員ならと思うと「彼同様に政界引退した山崎拓元副総裁小泉純一郎首相のように一定の政治力は有している」とはいえ非常に残念です。

*3菅内閣で厚労副大臣

*4小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相麻生内閣農水相自民党政調会長谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*5小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*6:ただし新党への不参加者が続出すれば立憲民主党議員数を下回る可能性はあります。なお、既に野田元首相、岡田元民進党代表などが不参加意思を表明しています。

*7ベルリン五輪男子マラソン金メダル

*8:著書『満州唱歌よ、もう一度』(2003年、扶桑社)、『野口健が聞いた英霊の声なき声:戦没者遺骨収集のいま』(2009年、産経新聞出版)、『北朝鮮に消えた歌声:永田絃次郎の生涯』(2011年新潮社)、『日本から男の子を育てる場所が消えていく:ボーイスカウト凋落が日本をダメにした!』(2011年主婦の友新書)、『旧制高校:真のエリートのつくり方』(2013年、産経新聞出版)、『アキとカズ:遥かなる祖国』(2015年、集広舎)『「イムジン河」物語』(2016年アルファベータ)、『満洲文化物語』(2017年、集広舎)

*9:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党代表を経て立憲民主党参院国対委員長

*10:「セクハラ」と表現しないあたりが産経らしい。

*11:著書『国家の論理と企業の論理』(1998年、中公新書)、『われら戦後世代の「坂の上の雲」』(2006年、PHP新書)、『世界を知る力』(2009年、PHP新書)、『何のために働くのか:自分を創る生き方』(2013年、文春新書)、『二十世紀と格闘した先人たち:一九〇〇年 アジアアメリカの興隆』(2015年新潮文庫)、『シルバー・デモクラシー:戦後世代の覚悟と責任』(2017年岩波新書)など

*12:著書『日本の公安警察』(2000年、講談社現代新書)、『北朝鮮に潜入せよ』(2006年、講談社現代新書)、『ルポ 拉致と人々:救う会公安警察朝鮮総連』(2011年岩波書店)、『絞首刑』(2012年、講談社文庫)、『トラオ:徳田虎雄・不随の病院王』(2013年、小学館文庫)、『抵抗の拠点から:朝日新聞慰安婦報道」の核心』(2014年講談社)、『日本会議の正体』(2016年平凡社新書)、『安倍三代』(2017年朝日新聞出版)、『情報隠蔽国家』(2018年河出書房新社)など

*13芸能事務所三桂代表。現在、『関口宏ニッポン風土記』(BS-TBS、毎週土曜)、『サンデーモーニング』(TBS、毎週日曜)の司会を務めている。

*14自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官などを経て首相

*15:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理財務相

*16:那覇市議、沖縄県議、那覇市長を経て沖縄県知事

*17:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表を経て大統領

*18:竹下内閣官房長官自民党総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相などを経て首相

Bill_McCrearyBill_McCreary 2018/04/22 20:41 >講師を務めた大阪府の高校歴史科教師、黒田裕樹氏(49)

黒田氏なる人物が何者かさっぱりわからないので検索したら、こちらの方みたいですね。

https://twitter.com/rocky96xp

http://rocky96.blog10.fc2.com/

教員といっても非常勤講師のようですが、このような人物を起用する側の見識の問題でしょう。

>「過去」よりも「未来」が大事

というわりには、産経やその仲間の連中は、たぶんこの記事を書いた喜多さんもそうでしょうが、重罰が好きですよねえ(笑、笑っている場合じゃないですよね)。罰こそ全くの過去の話じゃん。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2018/04/22 20:58 id:Bill_McCrearyさん
>このような人物を起用する側の見識の問題

 まあ産経ですからねえ。

>重罰が好き

 それもそうなんですが、まあ、「過去は水に流せ」つうのは「自分とお仲間限定」で、政敵(?)の過去だとつまんないことにこだわりますよねえ。
 「朝日のサンゴ事件」とか「共産党の火焔瓶闘争時代」とか(他にもあるでしょうが)。いずれも既にそれなりの反省がされてるのに。

アンドリュー・バルトフェルドアンドリュー・バルトフェルド 2018/04/22 21:12 セクハラも「同性の敵は同性」の面は否めないと前から思っていますが、上述の佐々木も当然視されるべきですね。
そういえばフィフィも女性誌で被害者に対するバッシングをかましていましたが。

生活保護バッシングといい「想像が及ばないなら黙ってろ」と言わざるを得ません。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2018/04/22 22:03 アンドリュー・バルトフェルドさん
 ただ佐々木の場合、「あの文を見る限り」池田信夫のような酷いセカンドレイプはしていませんし、当人「被害女性の味方のつもり」のようですからいくらかましだと思いますね。

リベラルリベラル 2018/04/30 08:36 亀岡暴走事故の遺族、中江美則が犯罪加害者更生団体を設立するようですが、中江は「自分の犯した罪を憎んでほしいと思う。自分の犯した罪を憎むことによって更生につながる、加害者を生まなくなる」と言ってますが、あくまでも中江の考えであり、加害者の更生を願うと言いながら、加害者に一生苦しめと言っているだけではないでしょうか?
そんな中江も「事故」の加害者を未だに許せない、厳罰化を求めている姿からは「加害者の更生・支援」は本気ではないでしょう。結局復讐をしたいだけです。

bogus-simotukarebogus-simotukare 2018/04/30 16:22 リベラルさん
>中江美則が犯罪加害者更生団体を設立するようです

 まともな団体なら異論ないですけどね。その点が問題ですよね。

リベラルリベラル 2018/04/30 19:24 bogus-simotukare さん
そうですね、中江は元犯罪者を責めれば更生すると思い込んでいるんでしょう。
元犯罪者を赦すことが更生につながるのが判らないんでしょう、中江は。

2018-04-21

今日の産経ニュース(4/20、21分)ほか(追記・修正あり)

| 21:58 |

■アエラ『安倍退陣後は岸田禅譲内閣へ「二階副総裁、菅幹事長の人事手形も」』

https://dot.asahi.com/aera/2018042100009.html

 自民党重鎮*1によれば、「ポスト安倍」の党の幹部人事について、「改憲を主導してきた高村正彦*2副総裁*3を二階俊博*4幹事長へ交代。後任幹事長に菅義偉官房長官を充てる。官房長官には総裁選のカギを握る竹下派の加藤勝信*5厚生労働相を充てて恩義を売り、麻生氏は相次ぐ財務省の不祥事により辞任必至でしばらく蟄居するが、事実上のキングメーカー*6になる。既に岸田文雄政調会長への禅譲を最優先に人事手形が打たれた。場合によっては、石破茂元幹事長でもいい。皆、ポストと利権が欲しいだけだ」と明かす。

 もちろん「二階副総裁、菅幹事長の人事手形」などという指摘が本当かどうかは解りません。さすがに産経ではないのでこの自民党重鎮が「朝日の捏造で実在しない」つうことはないでしょうが、半匿名であることといい、「安倍辞任の流れをつくりたい」、あるいは逆に「安倍に石破を攻撃させたい」など「ある種の情報工作」の疑いは当然あるでしょう。

 ただそのことをどうこう言う気は俺的にはありません。

 問題は「自民支持率はともかく安倍政権支持率は大幅に落ちている(加計森友疑惑の安倍の存在が自民党にダメージを与えかねないが、安倍を切り捨てればなんとかなるのではないか)」ということであり、そこから「安倍を下ろそう」という動きが表面化してることをこの記事は示してるのではないかということです。

 

【ここから産経です】

■希望・細野氏*7「無所属でできることを見極めたい」 新党参加を否定

https://www.sankei.com/west/news/180421/wst1804210068-n1.html

 まあ細野ももう政治的に終わったとみていいんじゃないか。何せ「同志を集めて新党を別途つくる」というんじゃないわけですから。


■【民進・希望合流】23人が新党不参加 衆院野党第一党は困難 参院も大幅な勢力縮小

https://www.sankei.com/politics/news/180421/plt1804210004-n1.html

 民進党では中川正春*8文部科学相や江田憲司*9元代表代行、小川敏夫*10参院議員会長ら13人が新党不参加の方向だ。

 希望の党では松沢成文*11参院議員団代表や細野豪志元環境相ら6人がすでに不参加を正式表明している。これに加え、田嶋要*12、大串博志*13、小川淳也*14本村賢太郎の各衆院議員も、新党に加わらない意向を周辺に伝えていることが判明した。

 現時点で態度が固まっていない民進党の岡田克也*15常任顧問、野田佳彦*16前首相、安住淳*17元財務相らは離党して無所属で活動することも検討しており、最終的に不参加者が30人超に膨らむ可能性がある。

 産経が名前を挙げた人間以外にも

■民進・真山氏*18が新党不参加 無所属か立民入党検討

https://www.47news.jp/localnews/prefectures/kanagawa/2289591.html

なんて人間が不参加だそうです。

 一方で

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041700944&g=pol

 新党参加を目指す議員は、現時点で民進党の平野博文*19国対委員長や篠原孝*20元農林水産副大臣ら3人程度にとどまる。

なんて参加派もいるわけです。

 まあこういう「希望+民進=新党」への不参加連中が

1)自民に行く

2)新党をつくる

3)立民に行く

4)無所属、のどれになるかといったところですね。


安倍晋三首相、靖国神社に「真榊」奉納 春季例大祭

https://www.sankei.com/politics/news/180421/plt1804210023-n1.html

■「深い憂慮と遺憾」 靖国神社への奉納に韓国外務省が声明発表

https://www.sankei.com/world/news/180421/wor1804210030-n1.html

 もちろん政教分離の観点においても、「A級戦犯が合祀されてるので戦前美化の疑いがある→対外関係の悪化」という意味でも愚かな行為です。

 水落敏栄日本遺族会会長(文部科学副大臣)

 こう言っては何ですが

・賀屋興宣

 戦前、近衛*21、東条*22内閣蔵相。戦後、自民党政調会長(池田総裁時代)、池田*23内閣法相など歴任

・古賀誠

 橋本*24内閣運輸相、自民党幹事長(森*25総裁時代)など歴任

・尾辻秀久

 小泉内閣厚労相、参院副議長など歴任

という歴代の会長(大臣、党三役など経験)に比べれば「文部科学副大臣」とはずいぶんと格落ちしたもんです。遺族高齢化による政治力の衰退の表れでしょうか。


■【関西プチ遺産】国家政策でなくなっても地域信仰は消えず 為志神社

https://www.sankei.com/west/news/180421/wst1804210012-n1.html

 田んぼの中に小さな森。足を運んでみると為志(いし)神社というお宮だった。境内に「為志神社遺蹟(いせき)」の石碑があり、傍らに昭和57(1982)年10月17日の日付で、以下のような由来が記されている。

 為志神社は、平安時代の延喜式には忍海(おしみ)郡二社の筆頭に記載される由緒正しい神社であったが、明治39(1906)年に出された神社の数を減らし合祀(ごうし)せよとの国からの勅令で、明治43年2月8日に葛木坐火雷(かつらきいますほのいかづち)神社(笛吹神社)に合祀された。だが、廃社後も人々は社殿の跡に為志神社遺蹟の石碑を建て、あたかも社殿に対するようにこれを崇敬してきた。人々の志が実って社殿を再建し、祭神を還(かえ)し為志神社の再興が成就した、と。

(中略)

 明治政府は神道を重視し、神道を中心に据えた政治を行ったと何となく思いがちである。しかし、重視したのは(ボーガス注:靖国神社など)国家の方針にとって必要な神・神社であった。いかに地域の人々にとって心のよりどころとなっていたとしても、政府の方針と直接合致しない神・神社は、整理・統合されてしまったのである。

 産経とは思えない面白い記事であり、かつ国家神道について考える上で重要な指摘(国家神道はあくまで国家のための神道なので、「氏子の意思が国家の方針に反する」と評価されたときは、氏子の意思が無視された)と思いますので紹介しておきます。

 なお、産経記事には書いていませんが、「為志神社の再興」について「為志神社を整理統合した側の後継者」である神社本庁がどう関与したのか気になるところです。


■「琉球独立」を国連会議で主張 「民族独立総合研究学会」のメンバー

https://www.sankei.com/west/news/180421/wst1804210044-n1.html

 記事本文(共同通信配信記事)は

 米ニューヨークの国連本部で開催中の先住民問題の会議に、沖縄独立を掲げる「琉球民族独立総合研究学会」のメンバーが参加し、日本政府は固有の文化を持つ沖縄の人々を「先住民」と認めるべきだと主張、在日米軍基地が沖縄に集中している問題の解決を訴えた。

であってどこにも「独立を主張した、なんて書いてない」ので、タイトル(産経が独自に書いた?)と本文に明らかに乖離がありますね。実際には「少なくともこの会議*26においては琉球独立など主張されなかったのに産経が故意の捏造または勝手な妄想で、共同配信記事に対してでたらめなタイトルをつけてるのではないか」という疑念を感じます。

 なお、「琉球独立論」と「米軍基地県外移設論」「沖縄先住民族論」は全く別の問題ですし、「沖縄先住民族論=国際的定説」でしょう。

 例えば、別に日本共産党は「琉球独立論」の立場ではないですが、「米軍基地県外移設論」「沖縄先住民族論」は主張してるわけです。

 なお産経以外の記事をも紹介しておきます。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-704359.html

琉球新報・座波幸代のワシントン報告『土地を奪われ 選挙の民意反映されず… 先住民フォーラムで親川氏が沖縄の現状報告』

ワシントン=座波幸代本紙特派員】

 先住民族の権利保護と拡大について話し合う「第17回先住民族問題フォーラム」が16日からニューヨークの国連本部で始まった。琉球民族独立総合研究学会の親川志奈子共同代表が18日、関連イベントに登壇し、沖縄の人々の土地に米軍基地が造られ、新しい基地建設を許さないと選挙で民意を示しても、意思決定に反映されていない現状を伝えた。

 フォーラムは5日間の日程で開催。同学会共同代表の友知政樹沖国大教授や県系人ら6人が参加している。

 「先住民の人権擁護者とアジアにおける土地の権利」をテーマにしたイベントで、うちなーかんぷーを結い、着物で登壇した親川さんはフィリピンマレーシアの代表らと、先住民族が伝統的に守ってきた土地における持続可能な開発と意思決定に関わる権利について話し合った。歴史的に不正義を押し付けられている共通点を通し、先住民の声を意思決定に反映させることが重要だと確認した。

 親川さんは琉球王国が日本に併合され、沖縄戦を経て米軍基地が造られた歴史を紹介。米兵らによる性犯罪や殺人、米軍機墜落事故などを挙げ、「基地があることで続いてきた問題だ」と指摘。普天間飛行場閉鎖と土地の返還を求めているにもかかわらず、日米両政府が移設先として名護市辺野古に新基地建設を強行することに「先住民の声を無視して進めることが問題だ」と訴えた。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-704858.html

琉球新報『琉球独立学会、基地の存在が性犯罪誘発 国連フォーラムで声明 /沖縄』

ニューヨーク=座波幸代本紙特派員】

 ニューヨークの国連本部で開催中の第17回先住民族問題フォーラムは19日の会議で、琉球民族独立総合研究学会の東新川藤佳さん(米カリフォルニア在、パシフィカ大学院大学学生)が声明文を発表した。

 沖縄の人々が直面する問題として(1)米軍基地が女性や子どもたちへの性的暴行や教育環境の脅威を引き起こしている(2)琉球民族の遺骨が未返還となっている(3)安倍晋三首相が琉球国が(ボーガス注:少なくとも琉球処分以前は)独立国だったことを否定する発言をした−ことの三つが、「先住民族の権利に関する国際連合宣言」に反しているとして、政府に直ちに是正するよう求めた。

(中略)

 2014年、国連自由権規約委員会は政府に対し、「締約国(日本)はアイヌおよび琉球(沖縄)の人々の伝統的な土地および天然資源に対する権利を十分保障すべきである」と勧告。さらに、同年、国連人種差別撤廃委員会で「ユネスコが琉球(沖縄)の民族、歴史、文化および伝統の独自性を承認したにもかかわらず、琉球(沖縄)の人々を先住民族として承認しない締約国(日本)の立場を遺憾に思う」との見解を示している。

 また、フォーラム関連行事の舞台で、同学会メンバーの米ニューヨーク在住で同沖縄県人会元会長のてい子・与那覇トゥーシーさん、野村流音楽協会三線教師の比屋根良直さん、県系ブラジル4世のヴィトール金城さんが三線の演奏や空手・琉球舞踊を組み合わせた演舞を披露した。

 琉球新報記事のどこにも「独立主張」なんて書いてありません。

 もちろん「琉球処分以前は独立国なのに、日本政府がそれを否定しているのは許せない」つうのは当然ながら「独立主張」ではありません。

 やはり産経がデマタイトルをつけたとみるべきなのでしょう。いつもながら論外のデマ新聞です。

 なお「琉球民族の遺骨が未返還」については以下の記事を紹介しておきます。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-694382.html

琉球新報『百按司墓持ち出し遺骨、京大に返還協議要請 /沖縄』

 旧帝国大学の人類学者が戦前、沖縄県今帰仁村の百按司(むむじゃな)墓から遺骨を持ち出した問題で、今帰仁村教育委員会が3日までに、遺骨を保管している京都大学に返還に向けた協議を要請したことが分かった。照屋寛徳*27衆院議員が3月に送った公開質問状に対し、京都大が「今帰仁村教育委員会から同村運天人骨資料について協議の要請を受けたところであり、今後、対応について検討する予定」などと回答していた。

 京都大にはこれまで研究者団体などが返還を求めてきたが、行政が働きかけるのは初めて。遺骨返還に向けた動きが本格化する可能性がある。

 京都大は回答で、返還の意思や保管状況については「総合博物館の所蔵品については現在、順次調査を進めている」「いまだ全体の把握には至っていない」として回答しなかった。

 照屋氏は3日、京都大に再び公開質問状を送った。返還する意思の有無や返還時期を、質問状到着後10日以内に答えるよう求めた。

 旧帝国大学の人類学者によって持ち去られた琉球人遺骨を巡っては、台湾の国立台湾大学が保管している63体を返還することで県、今帰仁村と合意している。京都大学はこれまで遺骨を保管していることは公表しているが、返還するかどうかは明らかにしていない。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-686480.html

琉球新報『「遺骨保管は不正義」 京大に返還訴訟も 那覇でシンポ』

 日本オセアニア学会(山本真鳥会長)の公開シンポジウムが21日、那覇市の沖縄県立博物館・美術館で開かれた。松島泰勝*28龍谷大学教授が、昭和初期に旧帝国大学の人類学者らによって沖縄から多数の遺骨が持ち出され、返還されていない問題を報告した。

 松島氏は遺骨返還を求め、遺骨を保管している京都大学に対して集団訴訟を提起する考えを改めて示した。

 松島氏は「盗掘は刑法上の犯罪だが、窃盗物の保管も共犯だ」「琉球国の礎を築いた先祖の遺骨が琉球人のやり方で埋葬、供養されないという不正義がある」と京都大学を批判した。その上で「再埋葬されることによって遺骨はモノから人になり、生者との関係性が回復する。脱植民地化の政治的象徴となる」と強調し、遺骨の返還を求めた。

 ニュージーランドの先住民族マオリを研究している深山直子*29首都大学東京准教授は「植民地主義の下で劣位に置かれた点で、沖縄とオセアニアは通じる。その文化を住民中心の視点でどう語り、生かすか。オセアニア研究が沖縄に貢献できる点は多い」と語った。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2018022602000124.html

東京新聞『戦前に持ち去った琉球人遺骨 京大、返還も調査も依然拒む』

 沖縄県今帰仁村(なきじんそん)の中世の遺構「百按司墓(むむじゃなばか)」(村指定有形文化財)から昭和初期に京都帝国大(現・京都大)の研究者が遺骨を持ち去った問題。琉球新報などが同大での保管が続いていることを報じて一年がたつが、有志らが求める返還に大学側は応じようとしない。沖縄に対する歴史的差別の象徴ともいえるこの問題は、植民地主義への反省という国際的な流れに反し、こじれる一方だ。


新宿御苑桜を見る会 首相、拉致問題「前進に全力」

https://www.sankei.com/world/news/180421/wor1804210022-n1.html

 出席したからといって「いろいろとしがらみもあるでしょうから」安倍シンパとか自民シンパとか必ずしもいえないでしょう。

 とはいえ

「ひふみん」こと将棋棋士の加藤一二三さんや平昌五輪スピードスケート女子団体追い抜き金メダリストの高木美帆さん、タレントの梅沢富美男さん

といった出席者はどういう思いで出席したのだろうとは思います。


■【産経抄】4月21日

https://www.sankei.com/column/news/180421/clm1804210003-n1.html

 米誌タイムが毎年発表している「世界で最も影響力のある100人」に、今年は日本から安倍晋三首相とソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が選ばれた。選評で豪州のターンブル首相は、安倍首相について「強いリーダーで、粘り強く勇気がある」「他者の意見に耳を傾ける柔軟性も持つ」とコメントしている。

 ターンブルも笑えない冗談は大概にしてほしいですね。

 なお、俺は安倍に影響力があるか疑問に思いますが

1)そもそも経済大国日本の首相は誰でアレ、それなりの影響力を世界に持つ

2)影響力とは「いい影響力に限られない」

3)この「影響力のある100人」には産経が大嫌いな「中国の習近平*30国家主席*31」「北朝鮮の金正恩国務委員長」「ロシアのプーチン*32大統領」なども選ばれてることを指摘しておきます。

 もちろん金正恩選出は「金正恩は素晴らしい政治家だ」という話ではない。米国の雑誌タイムがそんな立場の訳はないわけで、そういう意味では安倍の選出は産経が言う程「すごいことでもない」でしょう(ウィキペディア「タイム100」参照)。

 1年以上にわたり政策論争ではなく醜聞追及だけを繰り返す*33野党は、国民の目にどう映っているだろうか。すでに政党支持率*34が雄弁に物語っている。

 やれやれですね。安倍の内閣支持率20%台に触れない産経です。

 そもそも「加計森友や福田セクハラ」での安倍批判は野党支持を必ずしも意味せず「石破や石原、岸田に交代しろ(自民党支持者)」つう意味もありうるわけですが。

【追記】

中央日報『韓国の文在寅大統領、米タイム誌「最も影響力ある100人」に』

http://japanese.joins.com/article/731/240731.html

 タイム誌が文大統領を選定したのは、2月の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)を契機に特使外交を通じて南北首脳会談開催に合意し、米朝首脳会談を仲裁する役割をした点が高く評価されたからだ。

文大統領を推薦したマーク・リッパート前駐韓米国大使は「文大統領が2017年5月に大統領に当選した後、金委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)北朝鮮労働党中央委第1副部長を平昌冬季五輪に招請し、南北首脳会談に合意した後、北米首脳会談も仲裁するなど、北朝鮮問題に関連して劇的な動きを引き出した」と評価した。

 ということで産経の「安倍様がタイムの100人に選ばれた、万歳!」だと文在寅氏が選出されたことはどう評価されるんでしょうか?

 なお、

http://japanese.joins.com/article/728/240728.html

中央日報『韓国の文在寅大統領、世界の「偉大な指導者」4位…政治家では1位』

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が米国の経済誌フォーチュンの「2018世界の最も偉大な指導者50人」リストで4位になった。

同誌は19日、現代社会が直面した問題に取り組む政治家、思想家、活動家などを選定し、「2018世界の最も偉大な指導者50人」を発表した。

同誌は文在寅大統領を4位にランキングし、「文在寅大統領は前大統領が弾劾された状況で昨年5月に政権を握ったが、最低賃金引き上げ、健康保険の適用拡大、財閥への影響力強化など公正な経済状況をつくるための改革に迅速に着手した。南北和解の序幕となるトランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長の対話局面を用意するうえで中心軸の役割をしてきた」と選定理由を明らかにした。

最も偉大な指導者1位には米フロリダ州の高校銃乱射事件後に銃規制を主張しながら動き始めた学生たち、2位には「ゲイツ財団」設立者のビル・ゲイツ*35夫妻、3位には世界に反性暴力運動を起こした「#Me Too運動」が選ばれた。

https://www.iwate-np.co.jp/article/kyodo/2018/4/21/33360

■岩手日報『「偉大な指導者50人」に中満氏、米経済誌選定、日本人で唯一』

 米経済誌フォーチュンは20日までに、2018年の「世界の偉大な指導者50人」を発表し、日本人では唯一、国連の軍縮担当上級代表の中満泉*36事務次長が37位に入った。中満氏はツイッターhttps://twitter.com/nakamitsuun)で「私自身ではなく、国連の軍縮の取り組みが認められた」とコメントした。

 シンクタンク、スティムソンセンターのフィンレイ代表は中満氏について「頭脳明晰な現実主義者。静かだが積極的な行動が、シリアでの化学兵器使用が地域紛争に発展するのを防いでいる」との紹介文を寄せた。

 ということで、フォーチュン50には「日本人としては安倍は選ばれず(中満氏が選ばれた)、一方、文氏は選ばれた」そうです。


■【主張】財務省とセクハラ 徹底調査と迅速な処分を

https://www.sankei.com/column/news/180421/clm1804210002-n1.html

 福田の個人的犯罪と言うこともあって比較的まともな産経です。安倍は批判しないもののついに麻生財務相については批判を始めました。麻生更迭をはっきり求めないもののずいぶん思い切ったもんです。

 これは品性の問題である。

 品性の問題と言うより「女性の人権の問題」ですね。

 麻生太郎副総理兼財務相は事実認定について「申し出てこないとどうしようもない」と述べた。これでは省を挙げた恫喝(どうかつ)に等しい。

 テレビ朝日による被害事実の公表後も、麻生氏は「(セクハラ疑惑で)本人が全否定されるものではない」と語った。国民の不快感が届いていないらしい。

 いやー産経がここまで麻生批判するとはねえ。もはや産経も「麻生更迭は避けられない」「安倍様も守るためなら麻生など切って捨てよう」という考えに達したのかもしれません。ともかく珍しく産経が正論です。

 上司が相談を受けながら自社で報道しなかったテレビ朝日や、録音データを週刊誌に提供した女性記者にも批判はある。だがこれらは一切、福田氏や財務省にとっての免罪符とはなり得ない。

 これまた「テレ朝はともかく、女性記者に対する批判は全くの言いがかりであり、そもそもお話にならない」という点を除けば、おっしゃるとおりです。つうかこの産経社説は明らかに「福田のセクハラは事実だ」という前提に立っていますね。そういう意味では「安倍退陣や麻生大臣更迭を主張するかしないか」という点はともかく、産経社説の認識と「野党など安倍政権批判派の認識」は「福田のセクハラはは事実であり、批判されてしかるべきだし、にもかかわらず福田を擁護した麻生の責任は重大だ」という点ではかなり共通してるわけです。

 加計森友疑惑での「そもそも疑惑など存在しない」という態度とはかなり違う。まあそれは「あれだけ証拠が出れば福田は逃げ切れない」「産経にとって福田や麻生などある意味どうでもいい。安倍さえ守れればそれでいい。安倍はむしろ福田と麻生を切るべきだ」つう要素が大きいでしょうが。

 まあでも安倍には麻生は切れないんでしょうねえ。

 財務省はまず、公表した一方的な聴取結果を撤回すべきである。その上で第三者による調査結果を速やかにまとめ、厳正な処分を断行しなくてはならない。そのためにも、辞表を提出した福田氏を省内にとどめておくべきだ。

 いや退職金支払いを停止さえすれば福田が役人辞めたって問題ないんじゃないですかねえ。そしてその後、「セクハラは事実なので退職金は支払いません」でいいんじゃないか。

 新潟県では米山隆一知事が金品の授受を伴う不適切な女性関係を理由に辞表を提出した。

 「余計なこと書くな」ですね。「野党だって米山ガー」と開き直ってると疑われかねない文です。


■【正論5月号】眞子さまを悩ませるマスコミ こんな「開かれた皇室」でいいのか 文芸評論家 富岡幸一郎

https://www.sankei.com/premium/news/180422/prm1804220001-n1.html

 別に例の報道は「皇室が開かれてるから」起こってるわけでは全くないわけです。

 例の小室君に善意に理解すれば「週刊文春、新潮など一部マスコミが小室君をデマ中傷してる」、悪意に理解すれば「小室君が問題を抱えてるからで、むしろ週刊誌報道はすばらしい。小室君のようなろくでもない人間と真子さんは結婚などしない方がいい」つう話になります。どっちにしろ「開かれた皇室」つう話とは全く関係ない。


■【財務次官セクハラ疑惑】熊谷俊人千葉市長、ツイッターなどで持論展開

https://www.sankei.com/politics/news/180420/plt1804200034-n1.html

 前からこの市長はその言動からバカでクズで「政治家の資格ゼロ」だと思っていて

■子どもが熱中症になってもいいらしいmukkeさん(副題:mukkeは千葉市長と一緒に熱中症で死ねばいいのに)(追記あり)

http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20140530/1432190876

という記事でid:Mukkeというバカとセットで批判したこともありましたが、やはりバカでクズですね。

 千葉市民はこんなバカを市長にするな、さすが森田健作なんかバカを知事にするアホ県民はやることが酷いなと言いたいですね。まあそういうと埼玉県民の俺には「埼玉の上田知事はどうなんだ!。つくる会副会長・高橋史朗を県教育委員にしたり、『自衛隊は人殺しの訓練してる』と無神経発言したり、石原慎太郎の選挙で応援演説したり、埼玉県だって大概じゃねえか!」というブーメランが待ってるわけですが。

セクハラ発言の有無を抜きに、異性の記者と1対1で会う時点で脇が甘すぎると言わざるを得ません」とした

 おいおいですね。「ハニートラップにはめられた」つう話じゃないんだから「脇が甘いつう話じゃない」でしょう。

 つうか「有無を抜きに」て、あれほど明確な証拠「録音」があるのに何をほざいてるのか。自民党の選挙支援を受けてて福田を批判しづらいなら余計なこと言わないで黙ってろ、千葉市政に関係ねえだろ、て話です。

 つうか「セクハラをしたいから1対1で会う」わけです。そもそも呼び出したのは福田次官の方です。どんだけこの市長はバカなのか。


■【自民党総裁選】竹下亘*37・竹下派新会長「財政再建やる人になってほしい」

https://www.sankei.com/politics/news/180420/plt1804200031-n1.html

 誰を支持するかは白紙で、今後の政治情勢を見極めて判断する考えを示した。

 つまりは石破*38元幹事長か、石原*39元幹事長か、岸田政調会長(前外相)か、ポスト安倍に誰がなるか、見極めて勝ち馬に乗ろうと言うだけの話です。

 まあ、きれい事ではありますが本来政治の建前はそういう話じゃないでしょう。まあ竹下派に総裁候補がいないと言うことも大きいのでしょうが。

 当選回数と経歴(閣僚など重要ポストの経験)を考えれば「小泉*40内閣沖縄・北方等担当相、福田*41内閣金融担当相、自民党政調会長(谷垣*42総裁時代)、第二次安倍内閣経産相などを歴任した」茂木・現経済財政担当相(前政調会長)が一応「竹下派の総裁候補」なのでしょうが、遠い将来はともかく、ポスト安倍として彼を総裁選に立てても勝てないという判断なのでしょう。


■【彦根警察官射殺】逮捕後の実名報道に対して、日弁連が報道機関に抗議

https://www.sankei.com/west/news/180420/wst1804200080-n1.html

 容疑者が少年ですし、逮捕後なら、一般人に警戒を呼びかける必要もないから日弁連が批判するように実名報道する正当な理由は何もないでしょう。


■【三重「正論」懇話会詳報】八木秀次*43講演「男系継承こそ天皇たるゆえん」

https://www.sankei.com/west/news/180420/wst1804200072-n1.html

 何でそんなに女帝を否定したがるんですかね?


野田聖子*44総務相兼女性活躍担当相、女性記者と懇談へ セクハラ疑惑 「生の声聞き、政策に生かす」

https://www.sankei.com/politics/news/180420/plt1804200012-n1.html

 こんなくだらないパフォーマンスよりも福田セクハラの徹底究明を安倍や麻生に求めるとか、「総務官僚に福田のような記者相手のセクハラがないか調査する」とか実質的なことをやったらどうなんですかね?


■【加計学園問題】加計学園めぐり「柳瀬総理秘書官とも面会」メール 文科省調査で発見

https://www.sankei.com/life/news/180420/lif1804200014-n1.html

 愛媛県文書と大まかな内容が一致すると言うことは柳瀬氏が嘘をついてることの傍証がまた一つ見つかったといえるでしょう。

 しかしこういうのが表に出るというのはもちろんいいことですが、もはや官僚どころか政治家(この場合、林*45文科相)さえもが「安倍の疑惑隠しに下手に関わるとかえってやばいから、出せるもんは全部表に出そう」つうことかもしれません。


■【財務次官セクハラ疑惑】麻生太郎*46財務相の辞任など申し入れの野党議員 警備員がブロックし騒然 財務省、福田次官のセクハラ疑惑で

https://www.sankei.com/economy/news/180420/ecn1804200021-n1.html

 タイトルが「疑惑→問題」となったのに、また「問題→疑惑」に戻っています。テレ朝記者の名乗りや福田辞任で「もはや安倍政権も福田も渋々でもセクハラを認めるだろう」「下手に福田擁護なんかしたらかえってまずい、あんなん福田の個人的犯罪じゃないか」と思って「疑惑→問題」にしたら当てが外れて慌てて「問題→疑惑」に戻したと言うことでしょう。つまりは産経と比べても福田や安倍、麻生の感覚は異常だと言うこと、そして産経の報道での判断基準は安倍の考えにそうかどうかと言う異常な話だと言うことですがそれはさておき。

 相手は国会議員であること、セクハラはもはや否定できない事実であることを考えればこうした「居直ってる」と疑われかねない態度はとるべきではないでしょうにねえ。


■【産経抄】4月20日

https://www.sankei.com/column/news/180420/clm1804200002-n1.html

 オックスフォード大学への留学経験もある政治学者の槇氏*47は、自由と規律を重んじ、学生に「紳士たれ」と説いた。

▼防衛省統合幕僚監部の3等空佐が、民進党の小西洋之参院議員に暴言を吐いた。路上で小西氏に対し、「お前は国民の敵だ」と繰り返し罵声を浴びせたという。槇氏の教えに反する愚行であり、弁解の余地はない。小西氏は「身の毛がよだつ話だ」と憤る。

 もちろん罵声を浴びせたことは問題ですが、それが「礼儀知らずだ」という話にしかならない産経は実にくだらない。

 今回の3等空佐の暴言については、昭和7年に海軍青年将校らが当時の犬養毅首相を暗殺した五・一五事件まで持ち出して、民主主義の危機を訴える新聞まである。

という指摘があるように、罵声の内容が「国賊呼ばわり」というのは「515事件(犬養*48首相暗殺)や226事件(高橋*49蔵相、斎藤*50内大臣、渡辺陸軍教育総監を暗殺)の青年将校、永田鉄山・陸軍軍務局長を暗殺した現役軍人・相沢三郎並みに危ない」「最悪、515や226、永田暗殺(現役軍人によるテロ)のような自衛官によるテロさえやりかねない」という話ですが産経はそれを認めたくないようです。

 河野氏といえば昨年、安倍晋三首相の憲法9条に自衛隊を明記する提案について、「ありがたい」と述べただけで、野党や一部メディアから批判された。「一自衛官として」と、わざわざ個人的な感想とことわっているにもかかわらずである。

 おいおいです。現役自衛官が政治的発言をしても何ら問題ないなら、それこそ「元文科官僚・前川氏」が何を言おうと問題はないでしょうに因縁つけてた産経には心底呆れます。

 大体、これ「安倍の発言への賛同」だからであってこれが「民主党政権時代の菅首相の発言」あたりだったら産経は確実に非難していますね。

 ちなみに過去にはいわゆる栗須発言で「栗須統合幕僚会議議長が更迭されたこと」を考えると、河野が更迭されないことには複雑な思いを禁じえません。そういえば過去には「松本清張がネタ元ではないか」といわれた三矢研究問題なんてのもありましたね。

参考

栗栖弘臣ウィキペディア参照)

陸上幕僚長を経て統合幕僚会議議長。1978年(昭和53年)7月、「週刊ポスト」誌上で「現行の自衛隊法には穴があり、奇襲侵略を受けた場合、首相の防衛出動命令が出るまで動けない。第一線部隊指揮官が超法規的行動に出ることはありえる」と有事法制の早期整備を促す「超法規発言」を行う。文民統制の観点から不適切として、金丸信*51防衛庁長官に統合幕僚会議議長を事実上解任された。

 なお、2代後の竹田五郎も専守防衛政策を批判し解任されている。

■竹田五郎(ウィキペディア参照)

 航空幕僚長を経て統合幕僚会議議長。1981年(昭和56年)、統合幕僚会議議長在任中において、雑誌記事(月刊宝石3月号)にて「徴兵制を違憲とする政府統一見解」及び「防衛費GNP比1%枠」の二点に異を唱え専守防衛政策を批判した。これに対し社会党は衆議院予算委員会において文民統制に反する発言として竹田の更迭を要求。大村襄治・鈴木*52内閣防衛庁長官が竹田を戒告処分とし、これを受けて責任を取る形で同年2月16日付で退官した。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む・番外編(4/21分:常岡浩介と黒井文太郎と桜木武史の巻)ほか韓国・北朝鮮最新ニュース(追記・訂正あり)(追記・訂正あり)

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 常岡ら以外にもロシアネタ、シリアネタ、北朝鮮・韓国ネタなど書いています。

■産経『安倍晋三首相、26日にプーチン露大統領と首脳会談 25日には日露経済で講演』

https://www.sankei.com/politics/news/180522/plt1805220059-n1.html

 まああってどんな成果がでるのかという事ですね。

 少なくとも「北方領土返還」という意味では今のところ成果はありません。まあ「日本企業のロシア進出が成果だ」つうなら話は別ですが、ウヨ支持層の手前、本心はともかく建前ではそうはいえないでしょう。


毎日新聞『シリア:政権軍が首都掌握 「IS残存勢力を掃討」』

https://mainichi.jp/articles/20180522/k00/00e/030/224000c

時事通信『首都と近郊、完全掌握=アサド政権が宣言−シリア』

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018052101151&g=int

日経新聞『シリア政権軍、首都掌握 IS撤退で7年ぶり』

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30789030R20C18A5910M00/

 ということでシリア情勢で大きな動きがあったようなので紹介しておきます。今のところ、黒井、常岡、桜木は特にコメントしていないようです。


■2018年は「日本におけるロシア年」って知っていましたか

https://www.huffingtonpost.jp/nissei-kisokenkyujyo/russia-japan_a_23331449/

 知らなかったのでここで簡単に宣伝しておきます。


■NHK『安倍首相「日ロ首脳会談 共同経済活動や元島民墓参で前進を」』

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180521/k10011446851000.html

 こうした安倍に対し「ロシアに甘い」「やらずぼったくりになる」と「北朝鮮との交渉に否定的な巣くう会」のようなことを言う「アンチロシア」「アンチプーチン」のいつもの常岡ですがそれはさておき。

 安倍もこういうことを言ってロシア支援に乗り出すのならそれこそ

日朝首脳会談、共同経済活動(とのバーターで)拉致問題や(終戦時に日本に戻れず、北朝鮮で死去した日本人の)墓参などで前進を

だと思うんですけどねえ。ロシアと北朝鮮に対する扱いの違いがマジで謎です。


朝日新聞『「ロシア人は必ず約束守る」 安倍首相、会談前の取材に』

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13503641.html

 「ロシア人は友好と誠実さを大切にし、必ず約束を守る」。

 安倍晋三首相は19日に放映されたロシア国営テレビのインタビューで父の晋太郎*53元外相の言葉を紹介するなどし、ロシアをしきりに持ち上げた。

 常岡や黒井が「プーチンには米国大統領選挙介入疑惑(いわゆるトランプロシアゲート)やリトビネンコ暗殺疑惑があるのに?。どこが誠実なの?」などと安倍をこき下ろしていたので気づきました。

 まあ安倍だって訪露したのにプーチンに悪口雑言もできないでしょうが、やはり持ち上げすぎじゃないですかね?

 朝鮮半島問題などでのロシアの役割についても、「とても重要だ。いつもG7(主要7カ国首脳会議)などで話している」と述べた。

 まあ正直ロシアを無視した北朝鮮問題の解決はないでしょうね(これは中国も同じですが)。

 これはあくまでも「事実の問題」であってプーチン政権や習政権をどう評価するかとは全く関係ない話です。一党独裁で問題だとか(中国)、長期政権で問題、あるいはリトビネンコ暗殺疑惑などで問題だ(ロシア)とかそういうことはある意味関係ないわけです。


■産経『恵谷治氏*54が死去 世界の紛争地帯を取材 雑誌に記事発表したばかり』

https://www.sankei.com/life/news/180521/lif1805210031-n1.html

 黒井文太郎や島田洋一のツイートを見ていたら「ご冥福をお祈りしたい」云々とツイートしてたので気づきました。2018年5/20に膵臓ガンで死去だそうです。69歳というのは今の時代早死にでしょう。

 まあid:Bill_McCrearyさん記事『すい臓がんというのは危険な病だとあらためて思った』

https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/7749e57e5c7955ef90fb305d50e37581

が指摘してるように恵谷の死亡原因・膵臓ガンは「千代の富士も61歳で死去」してる怖い病気です。

 まあ俺は「黒井や島田のような恵谷のウヨ仲間」とは違い、恵谷に対しては「死もまた社会奉仕(元老・山県有朋*55死去時に山県批判派の一人・石橋湛山*56が述べたとされる言葉)」ですね。

 むしろ、id:Bill_McCrearyさん記事『20年前の、対北朝鮮強硬派の考えや意見を再度ご紹介(なにが「常識人の常識」だか)』

https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/57c7c7f7e0e4545d73bbd5d0f0767c5d

によれば

2:北朝鮮という国はいつまでもつか

恵谷治:21世紀初頭まで。

といっていた恵谷が「北朝鮮が崩壊する前に自分が死去してしまったこと」を「だせえ、大笑いだな」と嗤います。

 まあ北朝鮮が崩壊する前に死んだのは恵谷だけでなく

玉城素:中国保護下に15年ほど。

という玉城素なんかも

■高世仁の「諸悪莫作」日記『玉城素さんを偲ぶ会』

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20081101

つうことで既に死んでるわけですが(再度、大笑い)。

 「まんじゅうの次はお茶が怖い」ではありませんが、恵谷の次に荒木だの島田だのが「千の風になってくれれば」こんなにうれしいこともないですね(皮肉のつもり)

 しかし恵谷といえば例のウヨマンガ『空母いぶき』の監修者だそうですが、どうなるんですかね。監修なしになるのか、はたまた別のウヨが監修者になるのか。

【追記】

 恵谷の死は高世仁も

■惠谷治さん逝く

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20180521

として取り上げていますね。

 高世記事については

■「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(4/30分:高世仁の巻)&北朝鮮最新ニュースその他色々(追記・訂正あり)

http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20180430/5064208022

で触れることにします。


■産経『久子さま、戦後初のロシアご訪問へ サッカーW杯ご観戦』

https://www.sankei.com/life/news/180518/lif1805180034-n1.html

日本テレビ『久子さまW杯で訪露へ…皇族として戦後初』

http://www.news24.jp/articles/2018/05/18/07393395.html

https://www.sankei.com/life/news/180518/lif1805180034-n1.html

 宮内庁は18日、高円宮妃久子さまが日本サッカー協会名誉総裁としてサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会の日本代表戦観戦などのため、6月18〜26日の日程でロシアを訪問されると発表した。皇族方のロシアご訪問は戦後初めて。

http://www.news24.jp/articles/2018/05/18/07393395.html

 日本の皇族によるロシア訪問は戦後初めてで、1916年以来102年ぶり。

だそうで、戦前は「1917年のロシア革命前」の「1916年にある」ようです。

 ググったところ「詳しいことはよくわかりませんが」、「閑院宮載仁*57親王のロシア訪問」のようです。

参考

https://jp.sputniknews.com/opinion/201701033207486/

■産経『日本初公演から100年、マリインスキー劇場で展示』

 ロシア・サンクトペテルブルクマリインスキー劇場で15日、日露間の文化交流の礎となった同劇場のバレエ団による日本初公演100周年を記念し、当時の写真や新聞記事、日本の観客からのファンレターなど、約50点を集めた展示会が開幕した。

 芸術監督を務める指揮者ワレリー・ゲルギエフ氏は式典で「芸術家は政治家や外交官ができないことも成し遂げられる」と述べた。

 100年前に派遣されたダンサーはわずか3人。1916年6月16〜18日に東京の帝国劇場で、ロシアのバレエ団として初めて日本公演を行い、「白鳥の湖」などで観客を魅了した。

 また、同年9月にサンクトペテルブルクを訪れた閑院宮載仁親王らを前に、同劇場バレエ団が公演した際には、山田耕筰の曲に合わせ、日本風の踊りが披露された。その楽譜も展示された。(共同)

 それはともかく「皇族ロシア訪問戦後初」て、やはり「反共(旧ソ連時代)」「北方領土」「シベリア抑留」とかそういうことでしょうか。

 そしてこの初訪問はやはり最近の「安倍ロシア外交の反映」なのか。


毎日新聞『本当のロシア伝えたい アリョーナ・ブズドゥガンさん /北海道』

https://mainichi.jp/articles/20180520/ddl/k01/070/139000c

「ロシア出身」と言うと、冷ややかな反応をされ悲しい思いもした。暗いイメージを持たれており「本当のロシアはもっと多様だと伝えたい」と思うように。

 北方領土とかシベリア抑留とか「最近だとリトビネンコ暗殺疑惑」とかでしょうか。

 ただし、そうした「政治的方面」は嘘ではないにせよロシアの一面に過ぎません。

 イタリアを「ベルルスコーニが首相だったダメ国家」、韓国を「朴クネが大統領だった(以下略)」、日本を「安倍が首相である(以下略)」、米国を「トランプが大統領である(以下略)」というようなもんで、「嘘ではない」ものの当事者からすればそれだけで話をされるのは相当に抵抗があるでしょう。つうか日本人として俺は「安倍だけで日本に否定的な話をされる」のは「嘘ではないが一面的すぎる」つう思い、抵抗感がありますね。


毎日新聞『日露経済協力:提案2年 思惑違いも 4割が実現方向』

https://mainichi.jp/articles/20180502/ddm/007/020/127000c

 現地に進出した日本企業からは、ビジネス環境が整備されていないとの不満が出ている。経団連日本ロシア経済委員会の朝田照男*58委員長(丸紅会長)は4月27日のモスクワの会合で、極東の経済特区でインフラが整備されていないなどの問題点を指摘。「日露双方で英知を絞り早急に解決を図る必要がある」と強調した。

 つまりは安倍の対ロシア外交は「北方領土問題解決のため」というより「ロシアビジネスを希望する日本財界のため」なのでしょう。

 その意味では常岡や黒井が「ロシアを支援しても北方領土は返ってこない」といっても安倍的には「それがどうした!」でしょう。


■常岡*59、黒井*60、桜木*61らのツィートに突っ込む

黒井文太郎

 「単なる駆け引きだから、問題なし」なわけではないです。

北朝鮮もアメリカも互いに一歩も引かない姿勢を示したわけですから、和解の可能性は低下しています

 アンチ北朝鮮の黒井的には「そういうことにしたい」のでしょうが、もちろん米朝間で何が話し合われたのかなど細かいことが解らなければそんなことは解りません。現時点ではなんとも評価は難しいでしょう。

黒井文太郎

 安倍政権批判にシリア問題を都合よく使うのはやめてほしいな。

 自民党政権なんて、日本国民の多数派がアンチになれば選挙で確実に終わらせられます。

 黒井ツイートが意味不明すぎて頭痛がしてきます。

 「安倍政権批判にシリア問題を都合よく使う」つうのは具体的にどういう意味なのか。

 誰のどういう言説が具体的にどう問題だと思うのか。

 言ってる意味がさっぱりわからないので次の文「自民党政権なんて、日本国民の多数派がアンチになれば選挙で確実に終わらせられます*62」とのつながりがさっぱりわかりません。

 もしかして「シリアのアサドみたいな独裁だね、安倍は」つうコメント(いや実際どんなコメントがあったのか、黒井がまともに説明しないのでさっぱり解りませんが)に対して文句言ってるのか?

 いやいや「安倍やトランプはアサドのように独裁的だ」つう指摘に対して「選挙がある」だのいう黒井の方が変でしょう。「アサドみたいな独裁」つう人間にしても「アサドと安倍やトランプと全く同じ」と思ってるわけもないし。

 というよりはウヨの黒井のことだから「選挙で選ばれた安倍さんに文句言うな」程度の安倍信者らしいもっとくだらない話かもしれませんが。

黒井文太郎

 北朝鮮に核爆弾が存在するかぎり、北朝鮮から日本への核脅威は存在し続けるのはあたりまえのことですね

 北朝鮮が現実問題、日本に向かって核が打ち込めるわけがないでしょう。

 そしてその黒井の理屈だと「北朝鮮」を「米国、英国、フランス、中国、ロシア、インド、パキスタンイスラエル」などといった「他の核保有国」に書き換えた場合にも「形式論理上はそうした話が成り立つ」んですが。黒井は「米国に核爆弾が存在するかぎり、米国から日本への核脅威は存在し続ける」とかいうのか(まあ米国の部分は英国でもフランスでも何でもいいですが。アンチ中国、ロシアの黒井だと中国やロシアの核脅威は認めるのかな?。まあ米英仏については黒井はそうした脅威は認めないでしょうねえ)。

 「政治的にそんなことはありえない」つうんでしょうがそれなら北朝鮮だって話は同じです。

 つうか北朝鮮側からすれば「お前らと俺とでは国力が全然違うのに核兵器持っただけで脅威扱いか!」「核の脅威つうなら俺の方だって米国の核の脅威があるわ!」といいたいところでしょう。

黒井文太郎

 日本の国益の為にも、世界の安全保障の為にも、国家安全保障局上層部の人事の刷新を提言します

NHKニュース『安倍首相が来週ロシア訪問へ プーチン*63大統領と首脳会談』

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180518/k10011443681000.html

 安倍信者にありがちな「日本政府のロシア外交は問題があるが、安倍総理も河野外相も悪くない。官僚が悪い」つう詭弁です。事務方の協議ならともかく「安倍・プーチン首脳会談」で「官僚ガー」とは黒井も呆れたバカです。安倍が官僚のロボットだとでも言うのか(もちろん、その場合でも安倍には「無能政治家が官僚のロボットとして動く責任」が存在しますし、そんな無能政治家は即刻退陣すべきですが)。

 しかも「官僚が悪い」としながらも「国家安全保障局上層部の人事刷新」となぜかぼかす。

 「お前なんで、国家安全保障局長の谷内正太郎(元外務事務次官)を更迭しろとかはっきり具体的にものが言えないの?。何びびってるの?」て話です。

 「繰り返しますが」黒井て男も本当にどうしようもないバカですね。

常岡浩介がリツイート

とみ@tomi_chan55

 中国はタテマエでは各民族の言語、宗教、文化の独自性を尊重し“民族区域自治”を認めているが、そのタテマエすら完全に形骸化している。新疆では日常生活全てが監視対象。もはや文革の暗黒時代とそう変わらないのではないか。唯一の違いは観光資源となる文物や風俗習慣は保護されるくらいか。

 文革時代とはさすがに違うでしょうねえ。まあ常岡と類友が

アパルトヘイト時代南ア

・戦前日本の朝鮮植民地支配

イスラエルパレスチナ抑圧

ミャンマーロヒンギャ抑圧

などを「文革と一緒」というなら話は別でしょうが。まあそれはともかく批判する場合は「文革云々」という馬鹿げた物言いは辞めてほしいもんです。

常岡浩介がリツイート

とみ@tomi_chan55

 それロシアの揺さぶりだって…

Koji

@kwave526

白井聡氏*64

「一昨年、ロシアのプーチン大統領が、インタビューで痛烈なことを語っていました。

「日本は日米同盟に縛られている。それはわかるが、独立国家でありたいという気持ちを少しでももっているのかね。どうやらもってないみたいだけど、そういう国とは(ボーガス注:北方領土問題について)真面目な話はできない」

ダイヤモンドオンライン『日本は"天皇の上"にアメリカを戴いている』

http://blogos.com/outline/296823/

 アンチロシアの「常岡と類友」らしいですが「揺さぶりかどうかはともかく(まあ確かに揺さぶりではあるのでしょうが)」、

・日本は米国べったりだが、仮に北方領土をロシアが日本に返したとして、島に在日米軍は置かないと確約できるのか?。確約できないなら返還の話なんかできない(ロシアのプーチン

という話に「揺さぶり」云々とだけ言ってなんか意味があるのかという話です。

 そこは主張すべきは

選択肢1)日本政府ははっきりと「置かない」と確約すべきだ

選択肢2)「置かない」と確約することはたとえ島の返還が難しくなってもすべきでない

のどっちかしかないでしょう。

 「米軍を置かないと確約してもプーチンの態度は全く変わらない」と議論の余地なく確実に証明できない限り*65、「揺さぶり」といっても「選択肢2)を正当化するためのポジショントーク」でしかないでしょう。

 しかし、まあ1)とも2)とも言わない「常岡と類友」はプーチンに悪口できればそれでいいんでしょう。

 なお、白井氏にせよKoji氏にせよ「在日米軍北方領土に置かないと言えば島が返ってくる」と思ってるわけでは必ずしもないでしょう。

 「島返還拒絶の口実に在日米軍が使われる現状」について「なぜ置かないと確約できないのか」「そもそも在日米軍に存在意義はあるのか」と問題提起しているわけです。

常岡浩介

 発達障害?:

西日本新聞『遅刻魔プーチン氏の素顔は』

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/reading_oblique/article/415897/

 西谷氏への酷い誹謗などを見るに常岡の方が何かの精神障害ではないか、病院に通院したらどうかと言いたくなりますがそれはさておき。

 まあ「とにかくプーチンをけなしたいらしい」常岡らしいアホツイートですね。

 まず第1に西日本記事には「発達障害」なんてことは何一つ書いてありません。プーチンの遅刻癖について

宮本武蔵の巌流島遅刻伝説*66的な精神戦術」と「ガチの遅刻説」の二つがあるが今のところ、定説はない

としか書いてません。

 第二にですが、ガチの遅刻だとしてもそれを何の根拠もなく「発達障害」呼ばわりすることは、プーチンにも失礼ですし、「発達障害への偏見を助長しかねない」という意味で発達障害の方にも失礼です。

常岡浩介がリツイート

■水谷尚子*67

 どこの「調査部門」に所属してんだと疑いたくなる、気持ちの悪いフォロアーが時々いる。特徴として、‥当なリツイートをして装っている。義務的にやってるので呟き数は少ない、▲侫ロアーが極少か0なのに、フォロー数はそこそこ多い、チベットやウイグル、中国民主化、各国新聞関連を一気にフォロー

 むしろ水谷女史の根拠もない妄想と、それを支持してるらしい常岡の方が気持ち悪いんですが。

 全て「中にはそういう人もいるよねえ」ですむ話です。

 リツイートする場合は常にコメントしないといけないのか、フォロー数が多いのにフォロワーが少ないとおかしいのか、全てそんなことはないでしょうに。

黒井文太郎

まあ推測ですけど、北朝鮮側が中国にヘルプを要請かなあ。

アメリカの要求のはぐらかし方とか、制裁骨抜きの擦り合わせとか

 現時点では「再度の中朝会談」の内容について評価できる内容は何も発表されてないでしょうに、勝手な憶測をしたあげく、それが中朝へのネガキャン。全く「自称・フリーライター」の「右翼活動家」黒井もわかりやすい男です(苦笑)。

黒井文太郎

 科研費の話題がTLに流れてて、まあ自分には全く縁のない世界の話だし、有意義に使われるのなら全然いいと思うのだけど、たまたま目にした科研費プロジェクトが、アサド政権の下部組織にカネ渡してどう見ても無意味な「世論調査」をシリアでやるという無駄金だったので、なんとも

 ウヨの黒井らしいツイートで吹き出しました。黒井としては「科研費(文科省の学術研究の補助金)についての杉田議員の山口二郎氏へのいいがかりはおかしい」「山口氏の研究への不当介入ではないのか」などという気はまるでないくせに「青山弘之氏(なんでしょうね?)への悪口雑言」をする意思はなぜかあるわけです。かつこれは青山氏への非難にとどまらず、「山口氏への当てこすり」「杉田への応援」と評価されても文句は言えないでしょう。いや実際そうなのかもしれませんが。

黒井文太郎がリツイート

モーリー・ロバートソン

‏■「ガラパゴス」ぶり突出、野党が驚愕の17連休“世界の恥” 政治学・岩井教授「先進国で審議を放棄するケースまずない」

https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180430/soc1804300003-n1.html

「米国は、国益を守るために安全保障を重要視し、与野党が異なる立場で真剣に議論を戦わせる。『反対のための反対*68』に固執する日本の野党とは大違いだ」

 まあモーリーや黒井、岩井某氏の立ち位置(自民万歳、野党非難)が良く解るツイートです。

 小生は審議拒否戦術を必ずしも支持しません*69

1)自民党(細川、羽田政権や民主党政権など、自民・野党時代)も審議拒否することは過去にあったのに全く触れない

2)拒否理由としている麻生辞任論(公文書改竄を含む森友疑惑&セクハラ問題)について「麻生氏は辞任すべきだ」「辞任の必要はないが彼は自らの問題発言(セクハラ問題での「はめられた」発言など)について明確に謝罪すべきだ」などの意見をなんとも言わないあたり、完全に彼らの主張はゆがんでますね。

「とにかく自民党を万歳したい、野党をけなしたい」という腐った神経がモロバレです。

黒井文太郎

‏「金日成と正日には勇気がなかった」と言ってるようなものにはならんの?

朝日新聞社『金正恩氏は「命をかけて1人で南側へ」 神格化に利用か』

https://www.asahi.com/articles/ASL4V3HKRL4VUHBI019.html

 「北朝鮮メディアの自画自賛」にではなく、「アンチ北朝鮮活動家(自称フリーライター)・黒井の悪口」に吹き出しました。そういう悪口して何か意味あるんですかね?。

 とにかく「北朝鮮国家元首の韓国訪問」は過去に前例がないし、まあ、ありえないでしょうが「暗殺の危険がゼロではない」し、こうした北朝鮮側の自慢もそれなりの理由はあります。全くのふかしというわけでもない。

 しかし朝日の言う「北朝鮮関係筋」てのは何なのか?。南北交渉に従事してる韓国政府外交関係者ですかね?

黒井文太郎

文在寅*70大統領

「北朝鮮は完全な非核化への意思を表明している」

「在韓米軍の撤退など、米国が受け入れられない条件は付けていない。北朝鮮が求めているのは、北朝鮮に対する敵視政策の終了と安全の保証だ」

文在寅大統領の言葉が事実なら、北朝鮮は「アメリカの軍事的脅威の除去」という条件を取り下げ、ほぼ一方的に降参したことに。もういっきに話がつくでしょう

 いやいや「敵視政策の終了」が「朝鮮戦争正式終戦と米朝、南北国交樹立」を意味するなら「在韓米軍撤退要求」がなくても黒井が言う程「一方的に降参」「一気に話がつく」といえるかどうか。

常岡浩介

 東京外語大・黒木教授のトンデモ解説。化学兵器は反体制派がぁゃしぃし、アサドとプーチンの虐殺には一文字も触れず、米国の問題点だけ。

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/268356.html

 まあ「常岡らしいな」ですね(苦笑)。

 黒木氏は「反体制派の可能性も全否定は現時点ではできないのではないか」としてるだけで「反体制派がぁゃしぃ」とまでは言っていません。黒木氏は「アサドの犯行の可能性を否定してはいない」。

 常岡が「疑う余地なくアサドの犯行に決まってる」と思い、「誰の犯行か不明」と見なす黒木氏を批判するのは奴の自由ですが、いい加減、相手が言ってもいないことを言ったことにするのは辞めたらどうなんですかね。それで西谷氏に訴訟で敗北したのが常岡なんですが。懲りない男です。

 常岡の言う「黒木氏の指摘するアメリカの問題点」というのは「マチス国防長官は今回の攻撃に消極的だったと言われており、トランプ政権は落としどころを考えた、十分な検討をしてないのではないか」という話です。

 そうした黒木氏の指摘に何か問題があるのか。そういう文脈ですので黒木氏は別に「米国が残虐だ」と言う話はしていませんし、当然ながらそういう文脈で「ロシアやアサドが非道」つう話は出てこないでしょう。

 また、「米国の攻撃はアサドの化学兵器口実のみを理由としている」のでそうした文脈において「アサドの化学兵器攻撃が事実でない*71なら、攻撃に正当性はないのではないか」という黒木氏の指摘は別におかしくないでしょう。そういう状況で「仮に化学兵器攻撃がなくてもアサドとロシアは非道」と言い出すのはそれこそ話のすり替えではないのか。

常岡浩介がリツイート

永山薫*72@マンガ論争編集部

‏ テレ朝が次官に抗議もせず、報道もせず、握り潰した。これこそが「二次被害」であって、どの口から「二次被害から守るため」なんてお為ごかしが言えるのかオレには理解不能ですよ。

 「はあ?」「お前はあほか(横山ホットブラザーズ風に)」ですね。まあ確かに週刊新潮にいきなり持ち込むとは思えないので、「テレ朝の上司に相談した→我慢しろという、心ない対応→新潮に持ち込む」であり、「今回の発表はともかく」、当初においては永山の言うとおりだったのでしょう。その点テレ朝は非難されても仕方ないでしょう。

 しかし今テレ朝は「過去の経緯はともかく」、「二次被害から女子社員を守る立場」に転換したわけです。

 まさか女子社員の了解も取らずに「うちの社員が週刊新潮への告発者でした」と報道ステーションで発表はしないでしょうし、まさか「我々は女子社員を支援しないが、うちの社員が告発者の一人だと公表だけはします」なんてこともないでしょう。

 もしかしたら女子社員が「テレ朝上層部にこうしたことをしてほしい、と弁護士や支援者と働きかけての今回のテレ朝の行為」かもしれない。

 であるなら「過去の経緯は批判するとしても」、『今回女子社員を守る立場に立ったことはそれなりに評価したい』つうのが普通の人間ではないのか。

 テレ朝とて常岡や永山のような「当初、内部でもみ消したんじゃないのか。だから新潮に持ち込んだんじゃないのか」という批判や「安倍政権や福田前次官からの攻撃」を覚悟した上でこういう決断をしたのでしょう。

 テレ朝にどんな恨みがあるのか知りません*73が、常岡といいこの永山という男といい本当におかしな奴らです。

 テレ朝に悪口しかしない、常岡と永山の方が俺には理解不能ですね。テレ朝女性社員にとっても常岡や永山のような存在は迷惑ではないか。

常岡浩介がリツイート

黒井文太郎

‏ ロシア軍が存在する状況で、ボルトンが大統領補佐官の立場で、アサド打倒の軍事介入を主張するというのもちょっとホントかなとは思う話だけれども、もしホントだったら、ボルトンにもっともっと頑張っていただきたい。政治的解決を目指すにしても、まず米軍が乗り込まないと

 おいおいですね。どんだけ常岡や黒井って考え方が物騒なのか。

常岡浩介

 ヘイトとデマは安易に食える。フィフィの商売

 西谷氏相手にヘイトとデマをかました野郎がよくも言ったもんです。フィフィと常岡は「デマでも飛ばしでも儲かればいい」つうメンタリティは全く同じでしょう。

常岡浩介容疑者 ☪さんがリツイート

ガイチ@gaitifuji

 アサド政権がずーーーとやっている桁違いの極悪非道さと、米国が国内手続きをすっ飛ばして他国攻撃をしていることと、そしてこの軍事行動に実効性があるのかどうかということと。この三つを混同しないようにしないといけないなと、自戒を込めてメモっておく

 常岡がリツイートしていたツイートですがその3つを故意にごちゃごちゃにして「アサドが非道だから今回の攻撃OK」といい攻撃批判派を軒並みアサドシンパ呼ばわりしてるのが常岡じゃなかったんですかねえ?。

 仮に攻撃それ自体は支持する立場だとしても「国内手続きを飛ばしたから支持できない」という立場は当然あり得ます。

 なお、なぜかガイチ氏が指摘してない問題としては「国際法上合法か」という問題もあります。

 「国内手続き」を踏んだからと言って国際法上当然に合法なわけではないからです。

常岡浩介

 一水会はイラク・バース党の党友団体で、幹部の木村氏に至っては暗号名「イーグルワン」として雇われたバース党の日本国内工作スパイ。

 サダム・フセインが日本で運用していたスパイが、サダム亡きあと、今度はロシアのために日本をプーチンの意のままに操ろうとする工作に従事しているというのは感慨深いものがありますね

 やれやれですね。スパイ説については当の木村氏が「事実無根」と否定していますし、何か具体的な根拠があるわけでもない。

 旧社会党に対し「ソ連のスパイ」というがごとき悪口雑言と同レベルにすぎません。もちろん「ソ連に甘い」つう批判ならともかく「スパイ」呼ばわりは「反共極右でもない」常識人はしません。

 「木村のフセインびいき(あるいはプーチンびいき)は度を超えてる」という批判ならまだしもこれ、常岡が木村氏に名誉毀損で訴えられても文句は言えないでしょう。まあ、西谷氏に対する誹謗といい、常岡という男には常識が欠落してるのでしょう。フリーになってから「過激なこと言えば受ける、問題が起こっても後でなんとかなる」と勘違いしてしまったように見えます。

映画『ラッカは静かに虐殺されている』@RaqqaMovieJP

 ポレポレ東中野でトーク始まりました。

 ゲストは、軍事ジャーナリストの黒井文太郎さんとジャーナリストの常岡浩介さんです。

 何でデマ屋の常岡なんぞゲストに呼びますかねえ。まあ常岡の本性が解ってないんでしょうけれども。

常岡浩介がリツイート

黒井文太郎

 こういう時に必ず出てきますよね、「トランプが国内から目を逸らせる為に攻撃した」というオレ理論。いつも思いますけど、何にも根拠となる情報がない話はどうにも

 いやー「トランプ側近の証言など根拠があればいい」ですけど別に根拠なくても「そりゃ普通に考えてそうだろ」て話でしょうよ。

 もちろん「メイ英国首相やマクロン・フランス大統領も軍事介入に参加してる」以上、「トランプの目くらまし」オンリーで説明できる話じゃないし、「トランプの攻撃動機の是非」と「アサドが毒ガス攻撃の犯人かどうか」はまた別問題ですが、「トランプの目くらまし」つう要素をむきになって否定しなくてもいいでしょうに。

桜木武史

‏ 今回の件*74に関して、アサド政権にお灸をすえる程度の効果はあったのではと思います。ただし、詳しい定義は僕には分かりませんが、長くシリア情勢を注視してきて思うことは、人道的介入*75では決してありません。シリアの人道危機は今後も続きますが、それを止める方策は放置されたままです。

 化学兵器は人道的に許せない象徴として大国は介入に乗り出しましたが、化学兵器を破壊すればシリアに平和が訪れるとは誰一人感じていないでしょう。深いところまで手を伸ばせば、火傷では済まないことを理解しているからこそ、今後も罪のない人々には耐えてもらうしかないという現実が繰り返されます。

 何が言いたいんですかね、この男。

 「シリア反体制派(反アサド派)シンパ」として米軍にアサド政権打倒目的で本格軍事介入してほしいのか。ただ、「そんなん現実問題としてできるわけねえだろ!」つう批判を恐れてか、はっきりそう言えない点は「言葉を選ばず言えば」、『ダサい姑息なゲス野郎』と思いますね。常岡と違ってツイッターの言葉遣いはそれなりに礼儀正しいですが、「本質的には常岡並みの非常識」だと俺はこの男(桜木)を理解しています。

常岡浩介がリツイート

落合洋司

 前川氏の場合、出会いバーでお金を渡して話を聞いていたこと以上の話は出なかった。感謝しているという人はいたが、被害を訴える人も出なかった。財務次官は、もろにセクハラだからな。読売辺りは、正義の記事を叩きつけるべきところだろう、前川氏のあの記事の扱いからすれば。現職の次官だし。笑

高世仁がリツイート

・くおん

‏ 菅官房長官定例会見(4月13日 午前)

 東京新聞望月記者「財務事務次官セクハラ、なぜ厳しく処分しないのか?。前川氏の出会い系バーのときには繰り返し、厳しく批判していた」

 まあ、おっしゃるとおりで「現役の次官と元次官」「明らかなセクハラと、(少なくとも今のところ表に出てるのは)ただのバー通い」では前者の方が深刻な問題ですから読売や安倍政権は財務事務次官をもっと批判すべきですね。

常岡浩介がリツイート

モーリー・ロバートソン

‏ 福田*76政権はチベットに関して本当に弱腰だったなあ。助けようよ、隣人なんだから。

 常岡やモーリーの言ってることが完全にネット右翼ですね。チベット問題を理由に中国と断交でもしてほしいんでしょうか?。まあ、「前前任者」小泉氏*77靖国参拝するわ、「前任者」安倍*78の本性はアンチ中国極右だわ、では福田氏が対中国関係に配慮せざるを得ないのは当たり前の話です。

常岡浩介がリツイート

モーリー・ロバートソン

‏ 安倍総理は官房長官だった時代、チベット問題に真剣に向き合う発言をしておられたと聞いたことがあります。今こそ外交的な配慮抜きでチベットの人権問題に取り組んでいただきたい!

 常岡やモーリーが本気で安倍をそう評価してるならバカだし、仮に皮肉のつもりでも「そんな皮肉を言うより正面から、『お前、昔と今でチベット問題での態度違いすぎるやろ、安倍!』とストレートに突っ込んだ方がいいやろ?」ですね。

常岡浩介が津田大介リツイート

なにいってんだ津田さん

津田大介

迅速に理事長のコメント出た。このコメント以外にはないよな、と思う。

日刊スポーツ『大相撲の八角理事長が女人禁制の土俵騒動でコメント』

https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201804050000003.html

 「何言ってるんだ」は常岡の方でしょう。津田氏は

「土俵から降りてください」発言について、「当然謝罪するだろうとは思っていたが」、八角理事長が謝罪したことは良かった

としているだけで「謝罪したから無問題、問題は全て解決した」としているわけでは全くありません。

 もちろん「そもそも女人禁制自体適切なのか」などといった様々な議論は必要であり、この謝罪で全てが解決したわけではありません。そんなことは津田氏もいってない。

 それは津田氏がその後のツイートで

 しかし、行司のせい*79にして終わりじゃ意味はなくて、なぜそれが起きたのか。今後こういうことが起きたときにどうするのか、そもそも女性あげちゃいけないルールどうしていくつもりなのか、そのあたりまで言及してほしかった。

としていることでも明白でしょう。

*1小泉元首相も、河野元外相も、山崎元副総裁も「重鎮」なのでこれでは正体が誰だか解りません。

*2:村山内閣経済企画庁長官、小渕、福田内閣外相、森内閣法相、第一次安倍内閣防衛相などを経て自民党副総裁(第二次安倍総裁時代)

*3:そもそも政治家を引退した高村が副総裁であること自体が異例です。いかに安倍が高村を気に入っているかが解ります。

*4:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て幹事長

*5第二次安倍内閣官房副長官、第三次安倍内閣一億総活躍等担当相などを経て第四次安倍内閣厚労相。

*6:麻生にそんな能力があるかどうかはともかく、このキングメーカーという話は「金脈辞任、ロッキード逮捕後の田中元首相」「リクルート辞任後の竹下元首相」が「大平首相、鈴木首相」「宇野首相、海部首相や宮沢首相」などに対して無視できない影響力を持ち田中、竹下派幹部を「金丸国対委員長(大平総裁時代)、竹下蔵相(大平内閣)、二階堂幹事長(鈴木総裁時代)」「橋本幹事長(宇野総裁時代)、梶山通産相(宇野内閣)、小沢幹事長(海部総裁時代)、橋本蔵相(海部内閣)、羽田蔵相(宮澤内閣)、金丸副総裁、梶山幹事長(宮沢総裁時代)」など政府や党の要職につけたようなことを想定しているのでしょう。

*7:野田内閣環境相、民主党幹事長(海江田代表時代)、政調会長(岡田代表時代)、民進党代表代行(蓮舫代表時代)、希望の党憲法調査会長など歴任

*8:鳩山、菅内閣文科副大臣、野田内閣文科相など歴任

*9みんなの党幹事長、結いの党代表、維新の党代表など歴任

*10:菅内閣法務副大臣、野田内閣法相など歴任

*11:元神奈川県知事。元次世代の党幹事長

*12:菅内閣で経産大臣政務官

*13:鳩山、菅内閣財務大臣政務官、野田内閣復興大臣政務官、民進党政調会長(蓮舫代表時代)など歴任

*14:鳩山、菅内閣で総務大臣政務官

*15:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(管代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、民主党代表など歴任

*16:鳩山内閣財務副大臣、菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)を歴任

*17:菅内閣防衛副大臣、野田内閣財務相、民進党国対委員長(蓮舫代表時代)など歴任

*18日本テレビ「NNNニュースプラス1」の元キャスター。調布市議(自民党)を経て参院議員(みんな→結い→維新→民進党・江田憲司グループ)

*19:鳩山内閣官房長官、民主党国対委員長(野田代表時代)、野田内閣文科相など歴任。

*20:菅内閣で農水副大臣

*21:貴族院議長を経て首相。戦後、自殺

*22:関東憲兵隊司令官、関東軍参謀長、陸軍次官、近衛内閣陸軍大臣などを経て首相。戦後、戦犯として死刑判決。

*23:吉田、石橋、岸内閣蔵相などを経て首相

*24:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、村山内閣通産相などを経て首相

*25:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮澤内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*26:当然ながら「この会議以外の場で「民族独立総合研究学会」のメンバーが独立主張をしているとしても」、この会議でそうした主張がなかったのならば、こんなタイトルをつけるのは悪質なデマでしかありません。

*27:社民党国対委員長

*28:著書『沖縄島嶼経済史:一二世紀から現在まで』(2002年、藤原書店)、『琉球の「自治」』(2006年、藤原書店)、『ミクロネシア:小さな島々の自立への挑戦』(2007年、早稲田大学出版部)、『琉球独立への道:植民地主義に抗う琉球ナショナリズム』(2012年、法律文化社)、『琉球独立論』(2014年、バジリコ)、『実現可能な五つの方法 琉球独立宣言』(2015年、講談社文庫)、『琉球独立への経済学:内発的発展と自己決定権による独立』(2016年、法律文化社)など

*29:著書『現代マオリと「先住民の運動」』(2012年、風響社)

*30:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席、党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*31:『経済大国で安保理常任理事国の中国』の国家主席が選ばれるのはある意味当然です。

*32エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領

*33:もちろん政策批判もやっています。「醜聞追及だけを繰り返す」つうのは明らかにデマです。つうかロッキードリクルートのような疑惑は追及されて当然ですし、産経も「細川首相の佐川急便疑惑」「鳩山首相の故人献金疑惑」「小沢民主党幹事長の西松疑惑」などは追及していたのですが。

*34:産経の主張「醜聞追及だけを繰り返す云々、支持率云々」に何の根拠もないことは言うまでもありませんがそもそも政党支持率に「一体、何が影響してるか」自体、把握することはそう楽なことではないでしょう。大体「自民の支持率が高い」といってもそれは相対的なもので現在、一番高いのは「政党支持なし」なんですが。

*35マイクロソフト創業者

*36旧ユーゴスラビア国連事務総長特別代表上級補佐官、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)副高等弁務官特別補佐官、国連本部事務総長室国連改革チームファースト・オフィサー、International IDEA(国際民主化支援機構)官房長、企画調整局長、国連平和維持活動局政策・評価・訓練部長、国連PKO局アジア・中東部上級部長、UNDP(国連開発計画)危機対応局局長などを経て、国連事務次長(軍縮担当上級代表)。日本人が事務次長につくのは9人目で、日本人女性では初めて。1997年にスウェーデン人の外交官と結婚し、2女の母。スウェーデンに暮らした経験などから、「スウェーデンは人類社会が現時点で到達しうる理想的な社会のひとつ」としている(ウィキペディア「中満泉」参照)。

*37:第三次安倍内閣復興相、自民党国対委員長(第二次安倍総裁時代)などを経て自民党総務会長

*38小泉内閣防衛庁長官、福田内閣防衛相、麻生内閣農水相、自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*39小泉内閣国交相、自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*40:宮澤内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*41:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*42小泉内閣国家公安委員長、財務相、自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相、自民党幹事長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*43:著書『「女性天皇容認論」を排す』(2004年、清流出版)、『本当に女帝を認めてもいいのか』(2005年、洋泉社新書y)など

*44:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣消費者問題等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て第四次安倍内閣総務相

*45:福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相などを経て第四次安倍内閣文科相

*46:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理・財務相

*47:著書『防衛の務め:自衛隊の精神的拠点』(2009年、中央公論新社

*48:大隈内閣文相、山本内閣文相(逓信相兼務)、加藤高明内閣逓信相を経て首相

*49:原、田中義一、犬養、斎藤、岡田内閣で蔵相

*50:西園寺、桂、山本内閣海軍大臣朝鮮総督、首相、内大臣を歴任

*51:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官、福田内閣防衛庁長官、自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)を歴任

*52:池田内閣郵政相、官房長官、佐藤内閣厚生相、福田内閣農林相、自民党総務会長(大平総裁時代)などを経て首相

*53:三木内閣農林相、福田内閣官房長官、自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党総務会長(中曽根総裁時代)、幹事長(竹下総裁時代)など歴任

*54:著書『金正日非公認情報』(1998年、徳間文庫)、『アフガン山岳戦従軍記』(2001年、小学館文庫)など

*55:陸軍卿、内務卿、第1次伊藤、黒田内閣内務相、第2次伊藤内閣司法相、首相、枢密院議長、陸軍参謀総長など歴任。元老の一人。

*56:戦前、東洋経済新報主幹。戦後政界入り。吉田内閣蔵相、鳩山内閣通産相などを経て首相

*57:近衛師団長、参謀総長など歴任。