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2015-07-23 天使にラブソングを シアターオーブ

夏になると、ミュージカルに行く。

まず、バッチリ冷房完備だから。次に、ヒットしたプログラム来日するので、すぐなじめる。

今回は、渋谷のシアターオーブで、「天使にラブソングを」。8月2日までやっている。

ウーピー・ゴールドバーグとハーベイ・カイテルの映画は、長く尾を引いた。忘れられない。「ウーピー、可愛いい」。もう20年くらい前の話。

来日舞台は、ウーピーがプロデュースしたらしい。

映画に出て来た曲と違う。一からやりなおしたのだろうか。可笑しくて、可愛くて、ハッピーで。理屈ナシ。

「あぁ、楽しかった」。

例によって、入場の時にチラシを大量にくれる。気になった2件。ボブ・フォッシーものミュージカルだ。

9月の「ピピン」と、12月の「シカゴ」。

舞台は度々来られない。映画「キャバレー」「オール・ザット・ジャズ」を、も1回見ようかな。

2015-07-22 踊り候え 鴨居玲

7月20日で終わった展覧会。

東京駅ステーションギャラリー「没後30年 鴨居玲 踊り候え」展。告知にあった「出を待つ道化師」の絵が、やたら気に入った。

どんな人?

「踊り候え」風来舎刊を読んだ。

1985年、排ガス自死。何度も未遂を繰り返した後だった。本は89年の発行だ。

40代の遅いデビューながら、たちまち人気画家となる。日動画廊が支えた。現在も、彼の作品は売れるので、どの画廊も「高値買い取り」をするらしい。

集客も堅いから、ステーションギャラリーは展覧会をやったのだろう。

まずもって、いい男。ハンサムなのに玲という性差を超えた名前にしびれる。下着デザイナー羊子の弟。

そして、描く人物の表情があいまいなのも、見る自分に仮託できる。

・私が目の表情を画面に描きこまないのは仏像の影響なんです。

安っぽい仏像は視点が定まっているらしい。表情が1つだけ。多くの人に語りかける仏像は、ちょっと斜視で焦点がない。

そういうものなのか。描く人の性格を一つにしないために、

・目の玉を描いてないんです。

言われて、目をあいまいにする絵を初めて見た。

本人は言われるのをとても嫌がったらしいが、とにかく達者だ。

売れれば売れるほど、本人を追い込んでいったのか。鑑賞されることに耐えられなかったとか。

2015-07-21 世界”笑いのツボ”探し ピーター&ジョエル

電車の中吊り広告を読むのが趣味の人はいませんか?

Koyama Driving Schoolの「教習所 ふきだしコンテスト」は、毎回秘かな楽しみだ。

自動車教習所も生徒集めに苦労していて、アイデアが出尽くした感があるところに、数年前から「ふきだしコンテスト」シリーズをやっている。

世界の交通標識には、思ってもみなかった面白ビジュアルがある。

今回は、スペインの標識。男が体をのけぞってる。体の外には、電気ビリビリっぽいギザギザがある。

ふきだしに一言を入れて応募する。最優秀作なら5万円くれる。9月30日まで受付けてるぞ。

「世界”笑いのツボ”探し」CCCメディアハウス刊を読んでいる。

アメリカ人のピーター・マグロウとジョエルワーナーの底抜けコンビが、「可笑しさの素」を求めて世界漫遊する。
A Global Search for What Makes Things Funny。

文中に、度々ユーモア本が紹介されている。

ところが、ほぼ全部、日本語に翻訳されてない。この異常さは、おもしろみとは際立って地域独特のコミュニケーションだということだ。

翻訳しても、日本人には何がおかしいのかわからない。注釈付ければ、なお状況は悪くなる。

2人は日本に来て、ヨシモト取材した。ギャグの中身より、社員の対応のほうがよっぽどファニーなのだ。

2015-07-20 世界はゴ冗談 筒井康隆

筒井康隆さんは、毎日どれくらい書いているのか?

最盛期に比べれば量は落ちてるはず。落ちても、毎月定期ものを発表してるか?

「世界はゴ冗談」新潮社刊。

月刊雑誌に載せたものをまとめた本。「文学界」2012年4月号に出た「三字熟語の奇」は、

編集者に原稿を強要されたか、それとも、編集者を脅迫して掲載させたか?

・一大事 一目散 ・・・ 一夜妻 一文銭
 二枚舌 青二才 ・・・ 三下奴 南無三
 
このまま、ずっと書き写すのは疲れるので、以下略。

量をまとめると、1行に8つの三字熟語を並べ、それを294行延々と・・・。数えるだけでも疲れたぞ。

こういう芸は、辞書を引いてできるものじゃない。幼少のころから文字と遊び、脳のシワにこびりついているものなんだ。

肌襦袢 曲線美 横恋慕 野暮天 相合傘 朧月夜 厚化粧 後始末

この行は、毛ずねでもむしりながらペンを進めたか?

・駄法螺 画期的 必然性 形而下 多元論 芸術院 単細胞 決定版

自作寸評か?

文豪筒井康隆は、たまにテレビに出演する。

あやしくて、とっぽい。風格をどっかに忘れてきたようだ。
 

2015-07-19 100歳のジャーナリストからきみへ むのたけじ

むのたけじ著「100歳のジャーナリストからきみへ」汐文社刊は、前にも友だちからもらった。「学ぶ」編だった。

全5巻のシリーズで第2回配本は「平和」。

今年は敗戦70年。朝日新聞記者むのたけじさんは、30歳で敗戦を迎えた勘定になる。

「さんざ嘘を書いて来た」から、新聞社をやめた。辞表に留保無し。やめる、以上。

本をもらった場所は、神谷バー台東区浅草1丁目1番1号。

3杯飲むと腰が抜けると評判のデンキブランが飲める店。

浅草の病院に勤めていた親父は、飲めないのになぜかデンキブランを家に持って来た。もらいものかもしれぬ。

一口飲んでひっくり返り、小学校前の息子には父親がなかよしになった。

地上5階地下1階の神谷バー建築は、昭和20年代のいかがわしさがにじむ国の登録有形文化財だ。

むのたけじさんも来たことがあるだろうか?