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金盥きらきら (かなだらいきらきら)

2018-10-18

いきなり全てが、つながっ(てしまっ)た

さっき、いきなりつながったことがある。

昨日瘋癲さんと話してて

今まで女性に幻滅したことはあるのか、って聞いたら、

幻滅って、なんだい

って言うから

この人とはもう無理だ、って感じること。

と説明した。

瘋癲さんが共感しないので、

ほら、よく食べ方が汚くて、もう無理、とか、

けんかしたときの様子で、もう無理、とか、言うでしょ。

と言ったら、

僕は誰に対しても、何に対しても、無理とは感じない

と妙な返事が返って来た。

面倒くさいは?

と聞いたら

ああ、それなら、女なら誰でも面倒くさいと思うな。

と返って来た

誰のことも好きじゃないんだなあ、と歩きながら思った。

私に対しての「感じ」が、前よりもなんというか、

「今、ただそこにいる(在る)、女」

だったから。

それに家に来たときの話をしたとき
「自分で作った料理を食べたかったから」
だった。

要するに台所で自分で作った料理を食べたかったから。

そんな言い方ないでしょう、と私は笑った。

そんな色々が、なんとなくひっかかっていたんだけど、

いきなり、さっき、全部つながった。

そうだ、私に興味が無い筈だ。
何をしていようと、どうでも良い筈だ。

なぜなら、彼は私にこう言ったんだ、2度目に会ったとき。

僕と男と女の関係になる可能性はあるのかな。

私は驚いて、そこで答えを出せず、

あとで「前向きに進んでみる」とメールした。

だから彼は後日、自分の部屋に呼んで私を触った。

あのとき、すぐに「男女の関係になる可能性?あります」
といったら。

彼はその足で自分の部屋に誘って、すぐセックスをしたのだろう。

だからああいう言い方をしたんだ。

だから結局、私たち、付き合ってはいないし、

もし付き合っているとしても、私は彼にとって、

全く特別な女性では無い。

ただ、今、一番近くに。

黙っていても、出現してくる女性。

それだけだった。

なんか、身体の力が抜けてしまった。

まあ、いいや。彼がどう、じゃなくて。

ここまでわかった以上、私が彼と居たいのか、居たくないのか。

極めて進展の見込みが無くなったこの関係を

(だって私が腹の底で描いていたストーリーは、

長らく彼と一緒にやっていける、

そしていつかは大切にされるお話だったから←相変わらずです)

彼は、害さえなければ、

女だったら本当に誰でもいいんだ。凄いな。

私がいなかったら、

「僕だってそんなに若くない、誰でも抱く訳では無い」
と言っていた家庭教師先の女性を、確実に抱いていただろう。

おお、また一段と凄みが増した。

彼の言う「彼女」って、
「無害で身体を触らせてくれる女」
ってことだけ、なんだわ。

うわーすごい。徹底してる。

これで私も、さらに自由になれる気がする。

私が性的サービスの話をして、

「私は今、満たされてるから行かないけど」

と言ったとき、

別に行ってもいいのに、に匹敵する彼の無感動は、

そこから来ていたんだ。

ってことは別の女性が現れたらそこで私が耐えられるかどうか、

それだけだ。

究極の正直さ。

そうかそうか、本当にいつ終わるか。

そこだけは覚悟して、彼に会いに行こう。

(まだ会うんかい!)

当たり前です、だって私は、超粘着質で、重くて、

タール系の女、ですから!

10月は、いろいろと、凄い。

もっともっと、強く。

おやすみなさい。

のたれ死に

瘋癲さんを見ていて、

この人、もっと爺になって、家賃が払えなくなって、

家を追い出されたら、どうするんだろう、って考えた。

荷物を全部捨てて、ホームレスになっているところが綺麗に浮かんだ。

家を与えられても入ろうとしないホームレスが沢山いることが不思議だった。

でも瘋癲さんを見ていればわかる、家のかわりにやりたくない仕事をする毎日を送るくらいなら

鉛筆と紙を拾って、道端やベンチで考え事をしていたい。

彼はきっと1人でのたれ死ぬと思うんだけど、

力尽きたら、多分どこでも横になって

そのまま死が来るまで、動かないで待っているんだろうな。

多分糞尿まみれになっても、丸まって、待っている

そんな気がする。彼の人生の引き受け方って、そこまで想定済みで、

人として凄い人だなって思う。

何をしても感謝してくれない人。

それは私の行為が結局自分に有利に返信されてしかるべき、

といういやらしい作為を存分に帯びているからだ。

自分で幸せを感じる行為以外は、選択しない。

瘋癲さんは徹底している。

それは私にとって本当に美しく見える。

じゃ今日もがんばります。

引き受けて生きればそれで良いみたい、だ

昨日瘋癲さんに

今日の夜ご都合いかがですか

と聞いたら、

来てくださっていいですよ

と返信があった。

例週は次の日家庭教師があるから断られるんだけど、
曜日が変更になったのかなと思いながら行った。

到着してみると、彼は重くて暗い気をまとい、
私の存在をあまり歓迎していないのがわかった。

「僕は翻訳とかやることがあるから、勝手にしててください」

と言うなり暗い部屋のPCに向かった。

「忙しかった?だったら来なかったのに」

と言ったら黙っていた。

瘋癲さんはもともと、集中したいときは何日でも、メッセージの返信すら放置しておく人なのだ。

私は大家族の狭住宅で育ったので、割と音を出さないとか、
人の邪魔をしないとか、そういうことに抵抗が無い。

静かに布団を敷いて、枕元のスタンドをつけて、静かに明日の英語のプリントを呼んでいた。空襲に備えて光が漏れない生活をしているようだ。

3,4メートルくらい離れた彼から、全然集中できていない気が、常に形と質感を変えて立ち上っていた。

ときどき急にネットのニュースが聞こえた。

そのうち彼が布団にやってきて
「寝るかな」と言った

11時半。彼の体内時計からしたら、夜7時くらいの時間だ。

「寝られるわけないでしょう、私がいると集中できない?」
と聞いたら

「まあ、人がいると集中はできないことはできないけど」

と言いながら横に寝た。

そこで話をしているうち、彼が家庭教師を解雇されたことが判明した。

ああ、だからか。

もともとその家庭教師はミートアップサイトで知り合った女性の上、女性が彼に思いを寄せていたところからスタートしているので、危ういことは危うかった。彼女は積極的に瘋癲さんに迫っていたけど、彼はしらを切りとおしていた。

そこに彼女に新しいBFが出来て、あっさり解雇になったのだ。

彼はなぜか裕福な女性に好かれる。

極貧なので普通の女性にはメリットがなさすぎる。

彼を好きになる女性は男性の稼ぎなど、どうでも良くて、感性が面白く豊かな瘋癲さんは、服や外食を与えられ、まるでペットのように可愛がられる。
(まあそれで最後も、ペットのように手放される、と言って良いだろう)

最終的には土地や家など、

「もう働かなくて良い環境を、あげる」

ところまで来る。

基本的に女性が面倒だと痛感している瘋癲さんは、その貢物から来るしがらみが安易に想像できるので、

のんのんゆったりごまかしているうちに連絡が薄くなってくる、というのが定番の終わり方、らしい。

(ほんとのところは知らぬ。彼は法螺吹きだし、男性の多くは女性・活躍・稼ぎ・セックスに関しては盛る、修正があるから)

彼女もそういったタイプの方で、破格の高時給、加えてタイトなスケジュールだったので、瘋癲さんにとっては割りと命綱的な仕事だった。

瘋癲さんの専門分野を教えてもらうというテイだったが、普通の女性がその筋の専門知識を学びたいとはちょっと考えにくい。

まあ、密室のデート代、というところだろう。凄いな。

それが無くなることは大変だけど、まあ仕方無い。

彼は自分の気に入った仕事しかしないし、いまさら時給1000円の仕事など絶対にしないだろう。

前回会ったときの通帳の残金はあと20万。もう底をつきそうだった。あれが全財産だという。これからどうするんだろう。

家賃、光熱費、通信料。

しかもこれから遠方の実家に行くという。
鈍行列車で行ける距離ではない。

しかも彼は「思い立ったときに行く」というスタイルを崩さないので、事前割引切符などは買わない。

極貧の癖に、節約の概念が無いのはホトホト凄い。

さんざん話してから、散歩に行こうよ、と言われて、
夜中に二人で散歩に出た。

話しながら、私の存在は完全に「今たまたまそこにいる女」になっていることがわかった。

でも別に悲しくも感じなかった。

私に他の恋人ができたらどう思うのだろう、と聞きたくなった。

でも聞かなかった。そして思った。

あなたが、どう思おうが、

それはあなたの問題で、

私が作りたいと思ったら、作れば良い。

あなたが嫌だと言ったから、作らない、はおかしな話で

誰が嫌だといっても、作りたければ作ればよい、

その責任を自分で引き受ければ。

それは誰にも止められない、それだけだ。

トイレの掃除をしたら

「そんなことしなくていいのに」

といつも言う。

どういう意味だろうと考えた。

なぜ人のトイレの掃除をするの?という疑問は

対等に接する独立した人格を持つ友達に発せられるんだと思った。

私の家に遊びに来た友達が普通に私の家のトイレ掃除を始めたら、
私は驚いて、同じ事を言うだろう。

瘋癲さんといると、何度でも自分の同じ考え方に気づく。

「私はこれをしてあげる、あなたは何をしてくれるの」

わたしの男女間の関係の芯はまさしくこの思想で、

だから相手がいなくなると困ってしまう。

私は家事をしてあげて、あなたはお金をくれる

私はあなたを癒してあげて、あなたは私を愛してくれる

私はきっとあなたを介護してあげて、
あなたはきっと年金を私とわけてくれる

そしてまさしく2年前までの私がこれ
「私があなたに独占させてあげて、あなたは結婚してくれる」

彼は独占もさせてくれなかったし、結婚もしてくれなかった。

この一連の結果を、彼が悪いと思っていた。

瘋癲さんは徹底している。
本当に学ぶことは多い。

彼を見ると自分に同化していた刺青があることに気づく。

抜いて、抜いて、肌を私の肌に戻して、
誰のせいにもしない人生を生きたい。

もうひとつ凄く大切なことが。

彼の家からの帰り道、私は彼の重さに作用されて、また彼の根本的な冷たさに作用されて、また、考え出した。

私はもっとまともなパートナーを探したほうが良いのではないか、
探すべきではないのか?

その思考が展開されている間に気づいた。

「べき」?何に対して?

まともなパートナーのほうが「良い」?何を基準にして?

安定、平和、未来のお金。

また思考の軸がずれた。すぐにずれる。

人が見て「安定してよかったね」で、私は幸せなのか。

人が「お金あるじゃない、彼、これで安心ね」
と言ってくれることで、私は幸せなのか。

違う、そんなことは私にとってつまらないことで、

私には、発見のほうが大切。

そして未来の安定予想よりも、
今の発見を選ぶことで作用してくる未来を、誰のせいにもしないで、

ただそれを受け入れて、そこに幸せを見出していく、

私は今そういうことを瘋癲さんに教わっているのです。

やっぱり、瘋癲さんは面白いし、私にとって必要な人、今は。

じゃ今日もがんばろう、ありがとう

2018-10-15

自由でよろしい

10年以上一緒に暮らして一昨年別れた男性から深夜、2回着信があった。

折り返しかけた。

別れるってことは、どこで相手が死のうが放って置くことよ

と、友達には言われますけど、

私は放っては置きません。だって、一度ご縁のあった人だし。

家族みたいなものだもの、

元夫でも、他の元恋人でも、助けを求められたら、助けます、

ある程度までは。

長く一緒に生活した元彼の声は、物凄く元気が無かった。

あからさまに元気がなかった。

彼は寒くなると、元気が無くなるんです。

取引先との食事を終えてタクシーの中から電話してきた。

彼は飲んだ相手と別れて一人でタクシーに乗ると、寂しくなるのです。

下痢が、5日も止まらないんだ。

と悲し気な声で、言った。

病院に行って薬をもらったら、やっと、止まったよ・・・

彼は体調が悪くなると、とっても弱気になるのです。

そんなしょんぼり材料が3つ重なって、電話してきた、という訳です。

私はもう、すんごい元気な声で、話しました。

そうよ、体には気をつけないと!お互い1人身なんだから!!

と言ったら、

ふん、そうかね

と拗ねたような声でそっけなく言った。

遠方の施設で1人きりで亡くなった、ずっと拗ね続けて亡くなった彼のお母さんの態度にそっくりだった。

同情してもらえなくて、面白くないのよね。

君、君、君ね。

君は、もうどうしようもなく幼くて、無邪気だねえ。

瘋癲さんも、あなたも、君たちは、ほんとに自由で、よろしい。

見習って、私も自由になろうとしているんです。

だから自分で撒いた種は、自分で刈り取って、

その実は自分で、食べなさい。

最後まで。

あー綺麗な声。リンク先に飛んでください。

おやすみなさい。

D

2018-10-10

擬似入院

サロンの予約が無かったので、瘋癲さんがトリートメントを受けに来た。

部屋にはよく陽が入って、平和で、

瘋癲さんは開始3分で冗談みたいに寝入ってしまった。

仰向けになって、また冗談みたいに速やかに寝入っていた。

終わってから、

枕をちょうだい。あと5分このまま寝させて

と言って暫く話をした。

瘋癲さんが大きな枕に豊かなもじゃもじゃの頭をゆったりと乗せて、

白いシーツの中にいて。

私がベッドに腰掛けて。

まるで入院だな

と瘋癲さんが何度も言った。

静かで、光線が優しくて、私達は、おだやかで。

理想の楽園みたいだった。

瘋癲さんもきっと連想したと思う。

こうして女に見守られて入院するのも悪くないなって。

彼はすぐに忘れちゃうんだろうけど、

私は、忘れないと思う。

あの時間が、画像として記憶に焼きついてます。

秋の午後。

綺麗だったから。

おやすみなさい。

色々な味の女性を、味わい続けること

瘋癲さんと3泊一緒に居て、沢山話をしたのですが、

というのも彼は夜眠れず、大抵明け方4時くらいまで爛々としているので、

よく女性ってこういう言うけど、どうなのかな

とか、

僕のNYの友達がこう言ってたんだよね

とか。

歌うような良い声でもって、

お布団のお隣に寝ながら、そんな話をいつまでもしている。

その割りに

あなたは明日早いんだから、もう寝なさい

と言ったり、

朝になって

あなたが話しかけてくるから眠れなかった

などと言う。

要するにだいたい適当に話しているのだ。

長い時間一緒にいるといつも思うんだけど、

瘋癲さんは女性遍歴が凄い。

どんどん違った女性が話に出てくる。

話を黙って聞いていると、特定の人と付き合っていても、常にアンテナを立て、来るものは拒まず、抱けそうな女性は抱いている。

多いときで1年に10人くらい居そうだ。もっといるかも知れない。

それが18からはじまって、今60近いから、凄い数だ。

外国人も多いし、

22歳のときに44歳の女性と付き合っていたこともあれば、

42歳のときに18歳の女性と付き合っていたこともある。

全員綺麗な人だったようで、どこの駅に降りてもそんな逸話がある。人の話というよりは、セックスの話だ。

付き合った人なの?

と聞くと、

ちょっと鼻で笑いながら

付き合うって・・・・定義ってなんだい

と言う。

おそロシヤ。

さらにかなり前から出会い系サイトに登録して、

かなり前からそこで女性を吊り上げていたっぽい。

最初、私には半年前くらいから登録していたと言っていたけど、

本当によく嘘をつくなあ・・・・

彼にとって女性って、食べ物みたいだ。

今日はラーメン、昨日はおしるこ、あるときはステーキ、明日は果物。

食べ物が未来を約束しようったって。

消化されてウンコになっちゃうだけだな。笑

彼は不安や弱音を絶対にこちらに預けて来ない。

そういうときに女性に頼ると、女性無しの生活が始まったとき、悲しくなってしまうからだと思う。

あと少しのお金しかなく、収入の見込みも無いとき。

これから歯の手術をするとき。

体の調子が悪く、ずっと寝込んでいるとき。

彼は自分から絶対に連絡してこない。

そういうところは徹底している。

女性は食べ物、合意が得られた時点で全員食べ、今食べられるだけ食べておく。

節操、無さすぎだけど、

その分、1人で生きることを徹底している点は、

あっぱれだなと思う。

そのために女性を食べられるだけ食べているのだろう、

食べられるうちに。

おやすみなさい。

2018-10-07

ひとつあげよう、いや、やめよう

瘋癲さんは

ピントを合わせよう

と決意したとき以外はだいたい脳をゆったりさせているので、
よく同じ本を買ってしまう、そうだ。

何ヶ月か前、
この本いいね
と言った本を2冊持ってきて、

間違えて買っちゃったから、1冊あなたにあげよう

と言ってくれた。

そのあと極めて真面目な様子で2冊の本を見比べて、
1冊のほうの底に赤いインクがついているのを発見し、

はい

と汚れたほうを差し出した。

私は面白くも思い、変な気持ちにもなった。

私は、同じようなものが2つあるなら、良いほうを相手に渡すという教育を受けているし、
またそうするのが人間的に自制心があり、美しいことだと教わった。

しかし彼の様子は卑しくもなければ私を見下した様子もなかった。

私が、まだ寝ていない凄まじい美人だったら、綺麗なほうを差し出していたかも知れないけど。笑

そして先日、瘋癲さんの家に行ったとき、

あなたにプレゼントがあるんだよ

と彼が言った。

なになに

と言ったら、以前から私が探していた本を出してきた。
絶版の希少本だ。

これね、あなたこの本欲しいって言ってたでしょう、
神保町古本屋でこれを見つけたんだよ。
あ、あなたが欲しいって言ってたなと思って。

もとの定価と同じ値札シールが貼ってあった。
薄い薄い文庫で、1000円くらい。

わー!嬉しい!!!

と言ったら、彼が2冊をじっくり比べ出した。
2冊はどちらも遜色なく綺麗で、どちらも新品のようだった。

うーん
と瘋癲さんは悩み

どちらも綺麗だから困ってるんでしょう
と私が言うと、そのうち、

これは、あなたが読みたくなったら貸してもいいし

と言って2冊とも鞄にしまってしまった。

その様子に私は大爆笑してしまい、

くれるっていったじゃない

と畳み掛けると、

まあ、欲しくなったらまた言ってください

とかなんとか意味不明なことを言ってゆったりと澄ました顔でとぼけていた。

60近くにもなって、こんなに自由なんて。

瘋癲さんのそういうところを見ると、私の教わってきた美しさから嫌な臭いがする。

私は本当に相手のことを思って綺麗なほうを差し出すのではなく、
私を美しく見せるようにそれをしているのではないかという臭いがする。

瘋癲さんから学ぶことは沢山あって、毎日が面白く、自由になる。

おやすみなさい。

2018-10-06

谷山浩子

久々に谷山浩子を聞きたくなって、聞いてみました。

ちょっとあちこちに、行き過ぎの歌詞があって、この歌詞はないでしょうよ、と思う部分もあるけど、

この人は、声がいいなあ。

D









一番好きな歌詞は、

「あなたの手でこわして」

です。

愛する人に壊されるなんて、本望です。

おやすみなさい。

夢の続きを

瘋癲さんはあさ10時ごろ起きる。

私は身支度を急ぐのが嫌なので、先に起きてゆっくり準備を整える。

ユニットバスの鏡で口を塗っていたら、瘋癲さんがパンツ一丁でのそっと入ってきて、

夢で、起きた

と言いながら隣の便器に座って小用を始めた。
どんな夢?
の問いかけに、瘋癲さんは丁寧に夢を語り、話が終わってもじっとトイレに座っていた。

うんちするの?
いや、僕はシャワーを浴びる

私は退出して、布団を畳んでいた。

思い出した

の声に振り返ると、全裸の瘋癲さんが部屋の真ん中に重量の無い様子で立っていて、夢の補足を語り出した

その時僕はナニナニを知っていたんだけどね、それを僕は思い出すことが出来なかったんだ、それは青い問題集でね、僕はそれで

私は布団から手を離して体の向きを変え、普通に夢の続きを報告しに現れた瘋癲さんをしみじみと眺めた。

大きな頭にぼさぼさの豊かな巻き毛。目の下や頰がたるんだ顔。Aカップくらいの胸、丸く突き出たお腹、子供が描く絵のような、短いO脚の足。脚の間にぶら下がるペニス。

鼻の形とペニスの形が同じだ。矢印の形。

鼻とペニスの形は同じものなのだろうか。

考えたけど、誰のペニスも思い出せなかった。

瘋癲さんの夢は明らかに何か焦りに関係する、注意を喚起する夢だった。

部屋の荒れ方もあまり良くなかったので、夢の内容に納得した。

その後、エクセルシオールカフェでで

あれは研究を放置していることに関する警告だな。

と言った。よく出来ました。

もっと研究向けの部屋にしたいという瘋癲さんの希望が出たので、裏紙に図面を書きながら一緒に考えたけど、まあまあ、いつもの流れになった。

リアルに考え出した瞬間、いつも瘋癲さんは一切合切が面倒になるのだ。

まあ、俺の頭の中が整っていれば、どこで書こうと同じだな。

という結論になった。そうですか。

そこに辿り着くための構想だったんだね

と言ったら、

そうだね。

と悪びれもせず、ゆったりしていた。

研究に入ったら、あんまり会えなくなるし、電話も取ってもらえない。

寂しくなっちゃうな。

私も私の生活をしっかりしよう。

おやすみなさい。

ヤクザ

瘋癲さんの部屋に行って、ヤクザのブイシネマを観た。

ブイシネマのヤクザの人達は、とてもカッキリした定型を持っていて、何を話すにも顔面神経痛みたいな顔をする。

あれの何があんなに殿方を引き寄せるのか、全く不思議だ。

あの画面に、特別位の高い人として、瘋癲さんが座っていたら、怖かろうね、と二人で話しながら笑った。

「そうですか、じゃ、右手の指はまだ揃っているようですね。(にっこり)
僕は血を見るのはどうも苦手で、すみませんね、あとはよろしくお願い致しますよ。(しずかに退席)」

なんて役、似合うし、怖いなあ!

この話を瘋癲さんは気に入って、ヤクザの映画を再生すると、
僕の出る幕はあるかな、
と言う。

ヤクザはひどい描かれようだ。
彼らはあんなに馬鹿じゃないと思うけど。

おやすみなさい。