勝俣部長の「高尾登山と健康体質作り」514・・・・律儀度

3月19日 月曜日

                                 



   (「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
男女の 最大の違い ってことにしたい


 昨日、日曜日の天気は、何ともハッキリしないものだった。
 雨降りの確立は、午後が高そうだから、早朝に「高尾山」に向った。
 結局、登り下りの最中、傘をさしたり、ひっこめたりで、・・・・ハッキリしない天気は、終日続いた。
 早朝の登山だったので、昼過ぎには、高尾駅京王線高尾山口」駅/JR「高尾」駅)に戻った。
 駅は、・・・・ことにJR高尾駅は、やたらに人が多い。
 それも、大半は、登山客では無く、黒っぽい服に(礼服)、身を包んでいる。
 駅のホームには、花屋が、花を沢山並べている。
 おっとっとっと、・・・・そうか、今日は、「春のお彼岸」では無いか、・・・・。
 高尾山周辺には、霊園が多数ある。
 故人を偲んで、大勢さんが墓参りに来ているのだ。
 我が社の創業者、・・・・先代の社長の奥さんからも、
   「今 京都です あれから 5年です」
と、墓参り先から、メールが届いた。
 ところが、私はと言えば、直接の故人(母親、父親、妻、長姉)の事を、すっかり忘れて、能天気に登山をしてるではないか、・・・・。
 昔なら、
   「この 罰当りめが、・・・・」
と、ドヤされていただろうに、・・・・。
 高尾駅のホームで、オドオドと、それとなく、口の中で、むにゃむにゃ言いながら、頭をペコンと下げて、勘弁して貰った。
 ただ、何故、すっかり忘れていたのか、・・・・と、言うより、私だって、故人それぞれの、3回忌当たりまでは、覚えていたのだ。
 多分、本日、高尾駅付近でみる、墓参りの、・・・・ことに、ご夫婦の旦那の方は、奥方がいるから、引っ張られ形できているのだ。
 奥さんがいなければ、きっと忘れていたに違いない。
 私の知る限り、こと、故人を偲ぶ、
  ・礼節さと言うか
  ・律儀さと言うか
  ・思いやりと言うか
は、遥かに女性の方が、優れている気がする。
 山梨の石和に住む、次姉だって、
   「今日は 文子ちゃん(妻)の 命日 ね」
なんかと、連絡が入ったりする。
 私は、平然と、
   「そうだよ だから さっき お線香を あげたよ」
なんかと答えながら、いそいそと、事後に御線香をあげるのである。
 男女差が無くなりつつある中で、こと、「故人を偲ぶ」律儀さは、古来より、男女の一番の違いではないか、・・・・。
 そして、その律儀さは、今現在も薄れていない。
 と、懸命に、いい訳をするのである。
 皆さんは、如何にお思いでしょうか、・・・・。
 つづく。

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