勝俣部長の「ため息」1081・・・・知 恵

11月29日 土曜日

                                              
                                                      (皇 居)



  手遅れになって 健康を知る
読んで貰った で しょうが



    「あの 勝俣さんの お宅ですか」
    「先日 送った 資料 お読みですよね」
    「あそこに 書いてある通り 今 ご存知の経済環境ですから・・・・」
 いきなりこんな言葉が、電話の向こうから飛び込んで来る。
 大抵は証券会社の社員である。
    「読んでません」
    「封も 開けてません」
    「次の生ゴミを出す日 捨てます」
 こう返事をした後、・・・・彼方ね、
  ・送りさえすれば 相手が読むと 思っているんですか
  ・読んで貰うための 彼方の努力は 何も無いのですか
  ・ダメ社員とは こういう社員です
 ガチャン。
 封書の表の何処かに、
  ・こんな資料が 在中してます とか
  ・前以てハガキで 別途資料を お送りしますが とか
 せめて電話で、前以て概要を伝えておくとかして、・・・・
    ホウ それは興味があるね・・・・
くらいの「動機付け」が必要なのだ。
 詰りは、送った方も「読んでくれても くれなくても」、どうでもいい資料でしかないのだ。
 本当に「何とかして貰いたなら」・・・・それ相応の努力が必要。
 と、勝俣部長、・・・・即刻判断し、黙って「生ゴミ出し作戦」。
 それにしても、・・・・ほらほら、そこの若い社員さん、・・・・ほんのちょっとした努力(知恵)を為せば、直ぐ人の先頭に立てまっせ、・・・・知恵を出して、トップランナーになろうよ・・・・。
 知識はインターネットかなんかで増えるかかも知れないが、知恵を生むかは別問題。
 生きるために、知恵をだしましょう、・・・・。
 つづく。


 単なる水こそ 永遠なるサプリ・・・・コレ 勝俣部長の「体感的知恵」の結晶