作られた自然さ

自然を作り出すことはできない。


既にそれは存在しているものだからだ。


そのものがそのままに表現されること。


何の飾り気もなく、何の気取りやてらいもなく、


それでよい。


作られた自然さは、必ず不自然となる。


作為で色付けされた世界に人は住んでいる。


そしてそれこそ自然なことだと思っている。


自らの生きてきた過程において身につけた圧倒的な不自然さに気づけるか。


気づくヒントは、いま生きているそのこと。


最もシンプルな事実。