「アキバナ!」No.00

 「コミックガンボ」のデジマが、秋葉原限定で配布している無料情報誌

 表紙は吉崎観音で、コミック掲載作家はしぐにゃん、咲良、天野うずら松山せいじMoo.念平、どしだ、しょうご。小説に本田透
 松山せいじは「エイケン」番外編だったり、咲良「天使ちゃんと喪男くん」が「ガンボ」の「喪男の哲学史」とリンクしていたり、Moo.念平は良い仕事するなあ、とか見所はそれなりにある感じ。
 メインというか目玉は猫耳少女おしかけ女房譚である、しぐにゃん「神さまの云う通り!」なんでしょうか。


 ピンナップイラストはたくろう、しぐにゃん司淳、たかみちがそれぞれ1枚づつ書下ろし。
 項数は130弱ですが、そのうち後ろ3分の1くらいは代アニの広告記事となっております。


 秋葉原特化の無料コミック誌ということで、ビジュアル特化した作家陣をそろえていますが、単行本とか出たら買うか、と問われれば、うーん、現時点では何とも。


「ガンボ」は電車の中で読んでそのまま読み捨て、という感じですが、「アキバナ!」はちょっと電車の中では読むには恥ずかしい感じも。そこら辺も意識してるのか平綴じになってます。


 それにしても、蛍光ピンクの文字と黒の背景で、まるでいかがわしい情報誌のような表紙デザインはいかがなものか、と思わないでもないです。「ダウンロードでお宝ゲット!」系の文字が踊っていても違和感がないような、そんな感じ。

「アキバナ!」HP