ジオコンバトン りぴーと

先日行われた第6回関西シングルFESTAで使用した構築を紹介。原案は第3回関西シングルFESTA3位入賞したときの構築で、今回の構築はよりギミックの精度と制圧力を上げたつもり。

ジオコンバトンのギミックについてはこれまで何度か記事にしているので良ければそちらも参考に
ジオコンバトン用ドーブルについて
ジオコンメガカメックス
ジオコンメガマンダ

ポケ名 技1 技2 技3 技4 道具 特性
ドーブル ジオコン バトン 挑発 キンシ パワハ ムラっけ
ゲンガー シャドボ こご風 挑発 鬼火 浮遊
カバルドン 地震 ステロ 欠伸 吹き飛ばし お盆 砂起こし
ボーマンダ ハイボ 大文字 眠る いびき マンダナイト 威嚇→スカイスキン
ピクシー アシパ 瞑想 小さくなる 眠る アッキ 天然
スイクン 熱湯 こご風 眠る 寝言 ゴツメ プレッシャー


                         

ドーブル 
臆病 162(252)-×-58(20)-×-65-137(236)
ジオコン/バトン/挑発/キンシ
→バトン要員。S-1メガライボ抜き残りHB。ジオコン、バトンは確定として、残りは受けルやギミック全般に強くなれる挑発と、物理耐性がついてムラムラする時間を稼げるキングシールドを採用。よく使われる胞子は便利な技だが、ラム持ちや草タイプで簡単に崩れる上に1/3で即起きと不確定要素が大きいので見送り。入れるならキンシ切り推奨(詳しくは↑の参照記事まで)。ムラっけは命中率やCSがダウンした時のデメリットが大きいので毛嫌いしてきたが、先発の補助がなくてもキンシしながらワンチャンを掴めることや、ピクシーのアシパとの相性から採用。ムラっけのおかげで勝てた試合もあったし負けた試合もあったので完全に一長一短である(エンタメ重視するならムラっけ一択)。

ゲンガー
臆病 135-×-86(4)-182(252)-100-178(252)
シャドボ/こご風/挑発/鬼火
→先発の起点作り要員その1。ドーブルが安心して積めるよう先発の相手に応じて場を整える。
例:対物理A⇒鬼火
  対特殊A(ドーブルより速い)⇒こご風
  対面倒な補助技使う奴⇒挑発(タイミング重要)
こご風を打つと相手は道ずれ警戒で引きやすいため、交換先を予測した動きが割と重要。起点になりそうな奴はそれとなく倒さないのも大事。

カバルドン
慎重 215(252)-132-138-×-132(220)-72(36)
地震/ステロ/あくび/吹き飛ばし
→11n、4振り50族抜き。先発の起点作り要員その2。あくびループでドーブル展開の起点を作るのが役目。襷(チョッキ)マンムーカイリューなど、メガマンダのストッパーとなりうる駒が相手のパにいたときはステロを撒くため優先して選出する。

ボーマンダ
控えめ 201(244)-×-100-176(236)-101(4)-123(20)
メガシンカ後→201(244)-×-150-187(236)-111(4)-143(20)
ハイボ/大文字/眠る/いびき
→11n、メガ前準速70族抜き、Bピクシー
図太い 201(244)-×-128(180)-115-110-91(84)
アシパ/瞑想/小さくなる/眠る
→S+2でジャロ抜き。バトン先エースその2。マンダでは展開し辛そうだったり、そもそもバトンが成功しにくそうな構築(ピクシー入りなど)に対して選出する。バトンが成功した時点で最低でも威力160以上のアシパがC+2で打てるが、出来るだけ縮小してから攻めるのが吉(ジオコン&回避+4アシパでH4ガルーラが落とせるくらいの火力)。ギミックが崩されてもこいつ(+ドーブル)の自覚次第では勝ちを拾えることもあり、地味に勝率を上げてくれている。

スイクン
図太い 207(252)-×-176(196)-110-135-113(60)
熱湯/こご風/眠る/寝言
→11n、S-1ガブ抜き。マンダピクシーでは突破困難なメガっぽいバンギ入りに選出することがある。ルカリオに積まれても詰まないようにこご風採用。気が向いたらバトン先にすることもある。割とテキトー枠。


基本選出は
・ゲンガーorカバルドンドーブル+マンダorピクシー
 →起点を作りやすい方(+ステロが必要か)と全抜きしやすい方を選んで選出

・マンダ+ドーブル+ピクシー
 →カバゲンで起点を作れないジャローダは先発に出やすいので、マンダを合わせて退かせる選出

・カバ+スイクン+マンダorピクシー
→バンギ入りの起点構築などにはスイクンを選出

構築の欠点として格闘が重い。カバで先発は抑制しているがルカリオバシャーモがいきなりくるとキツイ。ガッサは封じから入ってくることが多いのでこご風から入れば何とかなる。ブシンは択ゲーっぽくなる。初手格闘がどうしても怖ければ先発マンダ選出も視野。

オフでは選出をミスったりプレミしたりダメ計できていなかったり急所当たったりとダメダメの大爆死で2-5予選落ちだったが、レートではギミック系のパーティの割に勝てていた方だと思う。

今後は零度スイクンが増えてピクシー入りが厳しくなりそうなので、レートではピクシー枠を珠ニド夫妻化ランド辺りに変える等の工夫がいるかも(もしくはスペシャルルールに移行)。



脱ガルーラを目論んでマンダ軸にして臨んだらこのザマだったので、翌日の北大阪オフではガルーラに甘えることを決意。その際使用した構築は近いうちに上げる予定。

最後にシングルFESTAスタッフの皆さん、ならびに参加された方々お疲れ様でした。