空と飛び猫 アーシュラ・K・ル=グウィン/訳・村上春樹
- 作者: アーシュラ・K.ル・グウィン,Ursula K. Le Guin,S.D. Schindler,村上春樹,S.D.シンドラー
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1996/04/04
- メディア: 文庫
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村上春樹による訳ということで読んでみました。
原作はアーシュラ・K・ル=グウィンという人。
アメリカの女性作家です。
調べてみたら、ゲド戦記の原作者ということがわかり、驚きました。
この本は短い絵本です。
背中に羽の生えた子猫たちが都会を出て
住みよい場所を求めて旅をするというストーリー。
挿絵は欧米的で、羽の生えた猫というセンスがすごい。
ストーリーを簡単に言うと、、、
子猫たちは環境の悪い都会を離れ、森へ飛んで行きます。
でも森での生活はふくろうに襲われたりと、これまた苛酷。
最終的に田舎の良い人に拾ってもらう
という感じです。
これは猫じゃなくて人間の話なのかもしれません。
本当に住みよいところとはどこなんでしょうね。
ちなみに、なぜ羽が生えているかについては不問。
まぁ絵本ですから。