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やっぱり本が好き RSSフィード

2007-05-06

[] 天然、自然と言う言葉

 主に食べ物の話ですが、天然ものが妙に珍重されているな、と感じます。確かに抗生物質漬けになっている(らしい)えびとかはあまり食べたくないものの、養殖することで天然に存在する危険を減らすことができたものとか、おいしくなったものもあるのではないかと思います。詳しく調べたわけではないので想像で書いていますが。サプリメントなどでも天然の素材と同じ構造と書かれているものがあります。天然のものと同じであろうが、合成したものなら言葉に相当する価値はないと思います。最近では天然とか自然とか書かれていると逆に警戒心を抱くようになりましたが、それはそれで残念なことかもしれません。情報が広く伝わるようになったことは良いことかもしれませんが、何が安全か、良いのか、危険なのかがわかりにくくなってきたなと最近感じています。

[] タイヨウのうた

 日光に当たることができない少女が主人公の映画です。もともと歌手のYuiが主人公とあって歌う場面にも不自然さはありませんでした。

 こういった映画はどうしても展開が予想されてしまうものですが、それでも十分楽しめる作品でした。Yuiが思ったより子供らしく、それだけに物語に切なさが出ています。演技も上手いというか、自然な感じでとてもよかった。歌も作品にとてもあっていて、途中途中でじーん、としてしまいます。岸谷吾郎(字はあっているのかな)と麻生久美子が演じる両親もとてもよかった。麻生久美子とYuiが似ているのもプラスだったと思います。主人公の恋人役は、一見ちゃらちゃらしているけどまじめな若者の演技がとてもいい塚本高史でしたが、この配役もとてもあっていると思います。なんだかべた褒めですが、邦画が好きなことを加味してもとてもよい作品だったと思います。もしかしたらもう一度見るかも、と思うほどお気に入りの作品でした。

[] 宇仁田ゆみ よにんぐらし

よにんぐらし 1 (バンブー・コミックス)よにんぐらし 2 (バンブー・コミックス)

 この連休中はあまり重厚な作品を読む気分ではなかったので軽く読めるものをいくつか読んでいました。この作品は「うさぎドロップ」を読んだあとで読もうかな、と思っていた作品です。特に面白い場面があるわけではないのですが、比較的若い夫婦とその子供たちの日常が描かれていてほのぼのとした作品です。もうすぐ3巻が発売されるみたいですが、すぐに買うかどうかは微妙なところ。

[] 日日日 アンダカの怪造学 飛べない蝶々の鳥かご迷路

 安定したシリーズものの作品です。著者が若いことを知ってしまっているせいか、どうしてもどこか考えが熟しきっていないかな、と感じる部分もあるのですが、わからないなりにいろいろと書くこともいいのかもしれません。毎回毎回勝負事を考えるのも大変だな、と思うのですが、このシリーズでは上手く組み込んでいると思います。

 本作では何でもできてしまう少女と何もできない少女が登場します。お互いがお互いを求めているのでいい関係だったのだろうと思うのですが、互いのことを思いやりすぎて破綻してしまいました。冴木忍さんの作品でも何でもできてしまうが故に孤独を感じてしまうという登場人物が頻繁に出てきますが、本作に登場する少女は何でもできるけれどまだ発展途上の印象です。万能度が低いと言うか、まだ世間を知らないのかな、と思える程度の万能さでした。

 仕事はともかく、人間関係では何かができるとか、ためになるかで相手を選ぶのではなく一緒にいて楽しいかどうかで相手を選びたいものです。その楽しいかどうか、と言うのもともすればメリットがあるかないか、との話になってしまうかもしれませんが、そこまで難しく考える必要はないと思います。

 本作で第2部が終わりました。主人公が成長していく物語では、完全に成長が終わってしまう形で終わってしまうものと、これからも困難があるだろうけどがんばるぞ、という終わり方があると思います。この作品がどちらに該当するか予想すると後者なのですが、安定した面白さの作品なので今後も楽しみに読み続けようと思います。

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