雨はコーラがのめない (新潮文庫)

雨はコーラがのめない (新潮文庫)


作者の飼い犬の「雨」と大好きな音楽についてのエッセイ。


悪くはないんだけど…特にいい!とも思えないなぁ。
あんまり人が好きな音楽に興味ないのかも…というか、ないな。
愛犬への愛情は伝わってきたけどね。
なんで音楽と犬なのかなぁ、どちらか片方じゃだめなのかなぁ?という疑問が。


これは私の欠陥だと思うのだけれど、昔好きだった男のひとたちのことは、全部いい思い出になってしまう。


って全然欠陥じゃないよー。
そうやって考えられる人って、すごくうらやましいっす。
私も全部いい思い出にできるようにしたい。


美容院で髪を切ってもらいながら読む本としてなら、丁度いいかも。
他人に興味がない私は、基本的にエッセイってあんまり好きじゃないけれど、
この本は割と嫌いじゃない部類に入るかな、と思います。
人のいやな部分があんまりないからね。江國さんの良い人柄が伺えるような気がした。