2012-02-05 16:31
■[KAN]ネタバレあり注意 KAN BAND LIVE TOUR 2012 【ある意味・逆に・ある反面】
詳細なレイブレポは他の方にお任せして、ここでは個人的に気に入った点や気づいたところをメモしておきます。
念のため改行入れておきます。
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- 『甘海老』のアレンジがカッコいい。全体に音の隙間が少し増え、要所を四つ打ちのリズムが決める。間奏部分のコーラスもただ「アー♪」と伸ばすのを数小節繰り返すだけなんだけど積み上げた和声がだんだん昇っていくさまがイイ。
- 『愛は勝つ』のアレンジから、ベートーヴェン第九の有名なフレーズが消えた。原曲冒頭のあのテーマを、曲途中の盛り上げでセンパイがギターで弾いていたのは今回が初めてでしたっけ?(いちいち覚えてないけどあれをギターで聴くのがちょっと耳新しかったもので)
- 『青春国道202』は矢代さん大活躍の曲。中間部のクラリネット風シンセソロをキーボードで再現してくれてたのが嬉しい。最後の部分だけブラスに移らなきゃいけない関係で切れちゃうのが惜しく、もう一人キーボーディストがいてくれたらなぁなどと。青春国道202に限らず、『信じられない人』や『彼女はきっとまた』のヴァイオリン間奏など、KANさんはこの手のメロディづくりが上手いと思う。
- 『アルハンブラの思い出』ではギターのトレモロ奏法をなんとなく強調してるなぁ…と思ったらこれが見事にアンコールの『全曲つなげ』へのネタ振りになっているという。
- 『丸いお尻が許せない』の2コーラス目に入る直前の音楽的な脱線(一瞬だけ転調し、すぐに戻る)の元ネタは何だろう?
- 『紅のうた』ロ長調に転調する中間部、原曲では男声コーラス風にアレンジされている部分で、センパイのギターが意図的にビブラートを抑制した弾き方でテーマを鳴らすときの音色が、僕にはまるでトランペットソロが高らかに歌い上げてるように聞こえて無茶苦茶カッコよかった。この曲に関しては、後半のギターソロも含めてトランペットに吹いてほしいと前から思っている。
- ビートルズの『Eleanor Rigby』は原曲の雰囲気を出すために(?)ヴァイオリンとヴィオラを5人で弾き語りするという難しいチャレンジ。ベースの西嶋さんのみヴィオラです。しかし楽器を顎にはさみながら歌うのは難しいだろうなぁ。
- 恒例の『全曲つなげ』は、今回はAKB48の『会いたかった』をフィーチャー。「Yes!」の掛け声と『NO-NO-YESMAN』の「No!」を対比させて音楽的に無理やりくっつけたり、「ベロベロベロベロ…」と舌を駆使した口真似でギターのトレモロ奏法を再現しながら酔っぱらいを装ってみたり、前後脈絡無関係にいきなり平井堅がヒドイ歌詞でイメージ登場したりと、1回目観た時はまずポカーンとさせられ、2回目で涙が出るほど笑わせてもらいました(3回目以降は細部をじっくり楽しんでます)。
- ラストの『今度君に会ったら』は、なぜか原曲から半音高いト長調での演奏。KANさん近年ますますト長調への集約化が進んでいるようです。よほどお好きなんでしょうね。
bookstone
