068:秋刀魚
「丸洗い可能だからさ、気持もさ」猫と秋刀魚をわけあいながら(松原なぎ)
さて今回気になったお歌たちです。(TB数12まで)
取り上げさせていただきましたら角から伝書秋刀魚か気合いでお伝えいたします。
敬称略しますことどうぞ、あしからず。
■小骨あり旬過ぎてなお愛おしく一糸まとわぬ秋刀魚が夢に(ジテンふみお)
いーとみーぷりーずってかー。
骨がね、あるのがいいんでしょうね、魚もひとも。
■部屋中が秋刀魚になったその日からあなた以外にもてないのです(柚木 良)
しゅーる!
あなたにもてるんだからいいんじゃないんでしょうか。
■新鮮な秋刀魚がならぶスーパーでおいてけぼりをくらった九月(イマイ)
たんたんとしてる日常が、ほころぶことはとてもかなしい。
■鞄には秋刀魚を一尾しのばせてキレやすい若者って怖いわー(あみー)
ナンセンスさくれつ!
■ねーねーねーさんま食べたい缶詰の秋刀魚三月bathで目覚める(間遠 浪)
自分でも選びすぎかと思うのですが、かわいいんだもん、仕方がないのです。